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【展示会レポート】国際粉体工業展 東京 2016

ホワイトペーパー

2016年11月30日〜12月2日に東京ビッグサイトで開催された「国際粉体工業展 東京 2016」。先端材料の発展に貢献する粉体技術に関わる専⾨展です。

各ブースで伺った話を、写真や動画とともにまとめました。ぜひダウンロードして、同僚との情報共有や、振返りなどにご活用ください!

【掲載企業】
OMC株式会社、ユーラステクノ株式会社、株式会社セイシン企業、アイシン産業株式会社、ホソカワミクロン株式会社、株式会社シンキー、ツカサ工業株式会社、株式会社マツボー、フロイント・ターボ株式会社など

このカタログについて

ドキュメント名 【展示会レポート】国際粉体工業展 東京 2016
ドキュメント種別 ホワイトペーパー
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取り扱い企業 株式会社アペルザ (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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Page 1:国際粉体工業展東京 2016展示会レポート2016年12月7日発行ものづくりニュース編集部2016/11/30(水)∼ 2016/12/2(金)Event Report by

Page 2:国際粉体工業展 東京 2016 概要国際粉体工業展とは名称 国際粉体工業展 東京 2016会期 平成28年11月30日(水)∼12月1日(金)3日間会場東京ビッグサイト 東 1・2・3 ホールおよび会議棟〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1入場料当日券:1,000円事前登録者・学生:無料主催 一般社団法人日本粉体工業技術協会後援農林水産省 / 文部科学省 / 国立研究開発法人産業技術総合研究所 / 独立行政法人労働者健康安全機構 / 労働安全衛生総合研究所 / 独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)開催規模 318社・団体 / 1.025小間来場者数11月30日(水)5,127名12月1日(木)5,220名12月2日(金)6,442名合計16,789名公式サイト国際粉体工業展は、先端材料の発展に貢献する粉体技術に関わる専門展です。最新の粉体技術・関連機器を一堂に集めて開催され、化学・ゴム・プラスチック・紙・パルプ関連業界をはじめ食品・飼料、無機材料・セラミックスなど幅広い分野の研究者、技術者が来場しています。

Page 3:注目の企業バルブや蓋などのフェルール式、クランプ式バンドをロボットで自動脱着粉砕機、破砕機を手がけるOMCは実機でラインをつくり、自動でコンテナの蓋の開け閉めを行う『ロボット式脱着システム』や、多方向での回転が可能、短時間での混合と分散を実現する『ロボットミキシングシステム』を紹介した。実機でラインをつくり、デモを通じて性能をアピールしたOMC株式会社今回の見どころはなんといっても『ロボット式脱着システム(コンテナ蓋用)』。これまで人手による脱着が必須とされていた、バルブや蓋などのフェルール式、クランプ式バンド等をロボットにより自動で脱着することができます。人手による作業を解消し、生産ラインの自動化を実現するのはもちろん、人件費の大幅削減やヒューマンエラーの防止になどにも貢献。会場でも多くの来場者の注目を集めていました。実機デモの様子は動画でも撮影しているので、ぜひご覧ください!A-09搬送→計量→充填→蓋の開け閉めまですべての工程を自動化 多方向での回転が可能な『ロボットミキシングシステム』人手による作業が必須だった工程を自動化『ロボット式脱着システム』ブースで撮影した動画を見る

Page 4:注目の企業ラインアップ100種以上!振動発生機『ユーラスバイブレータ』など振動粉体機器の販売、輸出入を手がけるユーラステクノでは、100種ものラインアップを誇る振動発生機『ユーラスバイブレータ』を中心に、輸送中に原材料の冷却もできるスパイラル式垂直輸送機『VIBRO LIFT』、ユーラスバイブレータを振動源としたふるい分け機『VIBRO SCREEN』などの実機を展示した。『ユーラスバイブレータ』を中心に、さまざまなソリューションを出展ユーラステクノ株式会社振動力の小さな領域から大きな領域まで幅広くカバーする『ユーラスバイブレータ』を中心に、圧縮空気を振動や衝撃に変えるという『CVCエアバイブレータ』、微粉から大塊まで高速定量切出し可能な電磁フィーダ『MAGNETIC FEEDER』、スパイラル式垂直輸送機、ユーラスバイブレータを振動源としたふるい分け機など、多彩なソリューションを出展されていました。『VIBRO LIFT』は、設置面積が小さく省スペースに貢献。冷却・乾燥・保温・洗浄ができ、粉粒体の垂直輸送やペレットの冷却といった用途で活躍するそうです。E-06鉱物資源から新素材までさまざまな分野をカバーする 『VIBRO SCREEN』 (左)と『VIBRO LIFT』(右)小さな振動から大きな振動まで対応できる『ユーラスバイブレータ』

Page 5:注目の企業蒸気気流式殺菌装置や粉体画像解析装置、ジェットミルの実機を展示粉体工学関連機器の製造販売を手がけるセイシン企業では、殺菌装置を含めた食品関連機器の実機展示、粒子の状態が解析できる粉体画像解析装置『PITA-04』、0.01∼3500μmのワイドレンジ測定に対応するレーザーマイクロンサイザー『LMS-3000』など各種測定機、さらに受託加工や測定業務の紹介を行った。セイシンのトータルソリューションとして、測定機やプラント機器を展示株式会社セイシン企業会場内でも特に広いスペースを使って、殺菌装置を含めた食品関連機器、粉体画像解析装置やレーザーマイクロンサイザーといった各種測定器など、多彩な製品を紹介されていました。中でも多くの来場者の注目を集めていたのが、蒸気気流式殺菌装置『SKS-50』。食品乾燥物の粒、ホール、チップ、刻み、スライス、粗挽き、粉末を殺菌するための装置で、過熱水蒸気を使って気流の中で短時間で殺菌するので素材へのダメージが少なく風味や色味の劣化を抑制できます。D-01粒子の状態が解析できる粉体画像解析装置『PITA-04』 硬くて磨耗が生じやすい原料を超微細粉砕するジェットミル『STJシリーズ』殺菌装置を含めた食品関連機器の実機を多数展示した

Page 6:注目の企業コンパクトなロータリーバルブ、BFM fittingのフレキシブル・ダクトなど「粉体」機器の専業メーカーであるアイシン産業では、粉体の供給・排出機であるロータリーバルブを中心に、精密計量システム カットゲートタイプ、イタリア・CO.RA.社のバタフライバルブ、ニュージーランド・BFM fitting社のサニタリー・フレキシブルダクトなど、多彩な製品を出展した。ロータリーバルブを中心に多彩なラインアップを出展アイシン産業株式会社アイシン産業が手がけるロータリーバルブの特長は、とにかく種類が多いこと。羽根の種類や形状も豊富で、カタログが1冊できあがるほどのラインアップを誇ります。今回の見どころは、近日発売予定だという「コンパクトシリーズ・ロータリーバルブ」。写真のとおり、コンパクト設計で省スペースに貢献します。また現在同社で最も注目を集めているのがBFM fitting社のサニタリー・フレキシブルダクトだそう。取り外しがとにかく簡単で、粉漏れも発生しない優れもの。多くの来場者が実際に触っていました。S-05近日発売予定。「コンパクトシリーズ・ロータリーバルブ」 スクレーパー付きのロータリーバルブBFMfitting社のサニタリー・フレキシブルダクト

Page 7:注目の企業短時間で緻密な被覆層を持った複合化粒子を製造できる装置など新製品粉体機器のリーディングカンパニー ホソカワミクロンでは、 創業100周年の歴史と展開 をテーマに、乾式粒子複合化装置『ノビルタ ベルコム NOB-1000VC』、衝撃型分級機内蔵微粉砕機(セラミックスモデル)『ACMパルベライザ BC型 ACM-15BC』など新製品2機種を含む最新装置の実機を展示した。“創業100周年の歴史と展開”をテーマに新製品2機種などの実機を展示ホソカワミクロン株式会社今回初出展の乾式粒子複合化装置『ノビルタ ベルコム NOB-1000VC』は、短時間で緻密な被覆層を持った複合化粒子を製造できる装置。最大500Lと大型化を実現し、電池・キャパシタ、磁石材料、医薬などの分野で活躍します。もう1つの新製品、衝撃型分級機内蔵微粉砕機(セラミックスモデル)『ACMパルベライザ BC型 ACM-15BC』は、金属コンタミゼロを実現した粉砕機。構造をシンプルにすることで、イニシャルコストも抑えている点が特長です。R-02ノビルタの性能を維持しながら、大容量&装置のコンパクト化を実現 乾式粒子複合化装置『ノビルタ ベルコム NOB-1000VC』衝撃型分級機内蔵微粉砕機『ACMパルベライザ BC型 ACM-15BC』

Page 8:注目の企業攪拌と脱泡を同時に行う『自転・公転ミキサー あわとり練太郎』などミキサーメーカーのシンキーでは、自転と公転、それぞれの遠心力で攪拌と脱泡の同時処理を実現する『自転・公転ミキサー あわとり練太郎』をはじめ、密閉容器内でナノ材料を均一に分散する自転・超音波式ナノ分散機、低温雰囲気下のナノ粉砕をわずか2分でおこなう自転・公転 ナノ粉砕機など、幅広い製品ラインアップを紹介した。30年近い歴史を持つ自転・公転ミキサーを中心に紹介した株式会社シンキーもともとは歯科材料用のミキサーからスタートしたシンキー。展示会に出展したところ、電子器械、医療、研究開発、化学などさまざまな業界から問い合わせが殺到し、工業用ミキサーの開発にも着手されたそうです。現在は研究用など、少量の材料調製用途がほとんど。今後は処理料を増やし、スケールアップしていきたいとのことでした。ミキサーのほか、分散機や粉砕機のラインアップも増加中です。U-01密閉容器内でナノ材料を均一に分散。自転・超音波式ナノ分散機 低温雰囲気下のナノ粉砕がわずか2分。自転・公転 ナノ粉砕機研究・開発や生産工程における少量の材料調製に最適

Page 9:注目の企業粉体機器の総合メーカーとして、幅広い分野に粉体技術・設備を提供しているツカサ工業株式会社、世界の優れた機械を日本に導入する商社として松坂屋百貨店商事部で生まれた株式会社マツボー、粉体用機械装置の開発・製造を行うフロイント・ターボ株式会社のブースで話を伺ってきました。水冷ディスク搭載型樹脂専用粉砕機『ターボディスクミルCD』は、冷却機の歯の中まで冷却水を通すことで、ポリプロピレンなどの熱に弱い樹脂も粉砕可能。機内融着や凝集塊でお悩みの方は必見です。が『ターボディスクミルCD』は熱に弱い樹脂も粉砕可能コンパクトサイズのハイブリット自動計量装置。これまで大容量のものはありましたが、数10gと少量に対応した装置はありませんでした。少量の計量にも需要があるのでは?と、今回の展示会にあわせて開発されたそうです。コンパクトサイズのハイブリット自動計量装置を出展篩機一体型自動小分け計量装置デイバイダースケール ダンビング型投入装置とふるい機、マグネット、自動計量ユニットをひとつにまとめた『篩機一体型自動小分け計量装置デイバイダースケール ダンピング型』を参考出展した。既存のディバイダースケール・シンプルにふるい機とマグネットを組み込んでいるので、何よりコンパクトな点が特長。清掃性・メンテナンス性にも優れる。E-02 ツカサ工業株式会社乾式微粉分級機、水冷ディスク搭載型樹脂専用粉砕機など株式会社マツボーとフロイント・ターボ株式会社の2社による合同出展。マツボーからは『コアンダ効果=Coanda Effect』を利用した分級理論に基づいて開発された乾式微粉分級機『エルボージェット分級機」、フロイント・ターボからは水冷ディスク搭載型樹脂専用粉砕機『ターボディスクミルCD』を出展した。E-01 マツボー/フロイント・ターボ

Page 10:株式会社アペルザ Aperza inc.ものづくりニュース編集部お問い合わせ先〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町 23 番地 日土地山下町ビル13FTEL:045-228-8801