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塑性域ひずみゲージYHFシリーズは、室温におけるひずみ限界が30~40%の超大ひずみ測定用ひずみゲージです。弾性域および大ひずみの繰り返し測定には使用できません。
※接着後、長時間(数日以上)放置後に測定される場合の接着剤は、CN-Yをお勧めします。
CN-Yにて接着した場合、一年後も大ひずみ測定が可能です。(試験体を室内で常温保管した場合)
このカタログについて
ドキュメント名 | YHFシリーズ塑性域ひずみゲージ |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 386.1Kb |
取り扱い企業 | 株式会社東京測器研究所 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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TML Pam J-1017B
塑性域ゲージYHFシリーズ
30%を超える大ひずみの測定
YHFシリーズは、各種構造物の弾性域から塑性域までのひ
ずみ測定を行えるひずみゲージです。大変形時のひずみ測
定は、従来の塑性域ゲージで15~20%の測定が限度でし
たが、パターン形状、抵抗素子を見直し、室温におけるひず
み限界を大幅に改善し30~40%のひずみ測定を可能にし
た塑性域ゲージです。
金属材料の大ひずみ測定や破断試験に利用いただけます。
特 長
● 室温のひずみ限界30~40%
引張試験結果
NAS942 引張試験結果
+10%
50
YHFLA-5
-10% 試験前 試験後
40
30
YFLA-5
20
10 一般ゲージ FLA-5
FLA-5 塑性域ゲージ YFLA-5
開発製品 YHFLA-5
0
0 10 20 30 40 50
伸び計(%)
試験条件(JIS Z2241 準拠)
試験速度 0.02mm/s
試験片 SUS304(13B 号)
接着剤 CN-Y
試験環境 室温(約 20℃)
指示ひずみ(%)
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仕 様
ひずみゲージ型名 YHFLA-2 YHFLA-5
形状 単軸
ゲージ長 /ゲージ幅 2/ 1.5 mm 5 / 1.7 mm
ゲージベース寸法 長さ /幅 8× 2.7 mm 11 × 3 mm
材質 抵抗素子 : 特殊合金 ゲージベース : 特殊プラスチック
ゲージ抵抗値 120 Ω
ゲージ率 約 2.6
使用温度範囲 - 30 ~+ 80℃
測定対象材料 金属
適用接着剤 CN-Y、CN
室温におけるひずみ限界 30~ 40% (300000 ~ 400000 × 10-6 ひずみ )
室温における疲労限界※1 2 × 104 ( ± 1500 × 10-6 ひずみ 15Hz 負荷にて )
※1:弾性域(約±1500×10‐6ひずみ、15Hz)の繰り返し測定を行い、100×10‐6ひずみ以上に指示値が変化した回数。
外観寸法図
YHFLA-2 8
2
YHFLA-5 11
5
単位:mm
! 注意
① ひずみ限界は、0~+40℃で 30~40%です。
② ひずみ補正係数は、試験片が金属材料のみ対応します。
③ 1℃当たりの温度特性は、約 600μm/m/℃です。
④ 温度変化が生じない環境で測定してください。
⑤ 適用接着剤は、CN-YまたはCNです。
⑥ 下記の条件において、ひずみ限界は低下します。
・試験片が均一ではない変形や亀裂が生じる場合
・高温または低温における測定の場合
⑦ 0~+40℃以外の場合は、お問合せください。
安全に関する ●安全にお使いいただくため、ご使用の前には、「取扱説明書」をよくお読
ご注意 みの上、記載内容に従ってご使用ください。
お問合せ、ご用命は
株式会社東京測器研究所
www.tml.jp
本 社
140-8560 東京都品川区南大井 6-8-2
TEL.03-3763-5611 FAX.03-3763-6128
東京・札幌・仙台・北関東・つくば・高崎・
認証取得範囲 ISO9001 名古屋・大阪・明石・広島・福岡
ひずみゲージ、ひずみ測定 技術的お問合せ〔企画技術課〕
装置、変換器の設計と製造 TEL.03-3763-5613
掲載内容は予告無く変更することがあります。掲載内容は 2019 年 7月現在のものです。
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