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浸水対策対応が困難な重要設備を耐水化!開口部浸水対策工法

製品カタログ

「豪雨による浸水で地下・1階の電気設備が故障…」こんなお悩みにお応えします!従来解決できなかった箱抜き開口部からの漏水・浸水による電気設備破損のリスクに対応する工法をご提案

★JECA FAIR 2022 第61回製品コンクール「一般社団法人日本電設工業協会奨励賞」受賞製品

●開口部浸水対策工法とは…
 内水氾濫や地震時の津波による浸水被害から、電気設備等を守るため、建築物内の開口部に止水処理を施す工法です。
 
 電気室などの引込部では、壁に開口部を設けてケーブルを通線させている例が多くあります。
しかし従来の止水処理材では、防水処理を行うことが困難でした。
 本工法では、複数の材料を組み合わせることで開口部の防水処理を行います。受変電施設やポンプ施設等、水害発生時でも停止することができない重要設備等に適用いただくことで、設備の耐水化が可能となります。


近年の大規模水害等を踏まえ、2020年6月国土交通省により「建築物における電気設備の浸水対策ガイドライン」が取りまとめられました。
このように行政機関からも対応方針が示される等、電気設備のレジリエンス(強靭化)、なかでも浸水対策・耐水化は喫緊の課題となっています。

こちらのパンフレットでは、施工方法や使用資材等について詳しくご紹介しています。

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このカタログについて

ドキュメント名 浸水対策対応が困難な重要設備を耐水化!開口部浸水対策工法
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 1.3Mb
取り扱い企業 株式会社土井製作所 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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「豪雨による浸水で、地下・1階の電気設備が故障…」 「電気室の開口部からの水を止めたいけど、やり方がわからない…」 こんなお悩みにお応えします! 開口部浸水対策工法とは 構造及び使用材料 〇 内水氾濫や地震時の津波による浸水被害から、電気設備等を守るため、 本工法では、複数の材料を併用して、開口部の耐水化を行います。   建築物内の開口部に止水処理を施す工法です。 ① 検討にあたりご確認いただきたい項目 半割管CRK   電気室などの引込部では、壁に開口部を設けてケーブルを通線させている例が多くあります。 ケーブルを整理するために使用。 ★ 寸法〔W×H×D〕  しかし従来の止水処理材では、防水処理を行うことが困難でした。 半割構造のため、ケーブル活線 開口寸法。配管収容数、モルタル   本工法では、複数の材料を組み合わせることで開口部の防水処理を行います。受変電施設やポンプ施設等、 状態でも施工可能です。 充填量の算出に影響します。 D  水害発生時でも停止することができない重要設備等に適用いただくことで、設備の耐水化が可能となります。 ② ★ ケーブル量〔n〕 DSモルタル 開口に収容されているケーブル量 n 開口閉塞及びCRKの固定に使用。 (総断面積 or 太さ×本数)。 電気室など重要設備 W 樹脂モルタルのため、無収縮で 収容ケーブル量から配管数量を算出 隙間が発生しません。 します。 施工前 ★ 作業条件 ③、④、⑤ H 作業時の各種制約条件 ストパックシステム (1方向からしか作業が出来ない等)。 ケーブル周りの止水処理に使用。 ラックの有無、収容ケーブル量等で 非硬化性の水膨潤型樹脂を使用 した止水材で、確実な止水を 適用不可となる場合があります。 ※対象は防火区画を除きます。 行います。 水の浸入 壁 こうなる前に! 施工方法 施工後 ① ② ③ 開口部 性能 片側(建屋内側等)からしか充填作業で 耐水圧:0.5気圧(0.049MPa) CRKの継目に接着剤を塗布し、ケー CRKの周りにDSモルタルを充填しま きない場合は、バックアップ材を使 耐水圧 ストパックシステムを使用し、水頭で5m相当の圧力まで耐えられる性能を発揮します。 ブルに被せて管路形状を構築します。 す。DSモルタルは主剤2:硬化剤1 用して壁を作ります。 CRKは両端部をステンレスバンドで の割合で取り出し、色が均一になる ※内外の両側から作業可能な場合は、 樹脂モルタルを使用し、一般のモルタルより高い密着性と収縮の起こりづらい性質によって、 開口閉塞 締めて固定してください。 まで混ぜ合わせてください。 両側から押し込むように充填を行うこ 開口をしっかりと閉塞します。 とでバックアップ材は不要になります。 1方向からの作業で施工が完了できるため、機器などで片側がふさがっているような場所にも 適用性 適用できます。 ④ ⑤ ⑥ 性能試験 ① 水密性試験状況 ② 施工部詳細 ③ 加圧状況 DSモルタルは、最初に開口内部の壁 DSモルタルをCRKの周りに200mm 面とCRKの外周面にすり込むように 厚さで充填します。 DSモルタル充填完了です。 付けてください。これにより、DSモ CRKが開口の中心に来るように下の 後は通常手順で止水材ストパックを ルタルと壁面、およびCRKとの密着 方から詰め、隙間が残らないように充 充填します。 性が良くなります。 填します。
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CRK L CRK 2.0 VP50 VE54 52.0 60.4 4.2 60.3 68.7 CRK 3.0 VP75 77.2 88.9 5.9 88.9 100.6 CRK 4.0 VP100 101.5 114.3 6.4 114.3 127.1 (610) CRK 5.0 VP125 127.4 141.4 7.0 141.3 155.2 CRK 6.0 VP150 153.1 168.3 7.6 168.2 183.4 DS 2 1 0.75 2100 2100 (310ml ) (500g ) (50mmx1m) (310ml )