1/26ページ
カタログの表紙 カタログの表紙 カタログの表紙
カタログの表紙

このカタログをダウンロードして
すべてを見る

ダウンロード(4.2Mb)

見えない空気を 見える化して 安心・安全を提供! “空気質モニタリングソリューション” AiryQonnect

製品カタログ

コロナウィルス感染拡大による重要性を増している空気質モニタリングソリューションのご紹介

コロナウィルスの感染拡大により、感染のリスク要因の一つである換気の悪い「密閉空間」を改善することが重要な課題になっています。密閉空間をさけるために厚生労働省としては換気を推奨しています。当初は30分に1度窓を開けて換気をおこなうという指標もありましたが、室内の環境によって十分な換気が得られないという実情がありました。
そこで新たに示されたのが室内CO2(二酸化炭素)濃度になります。コロナウィルス感染において、必要換気量を満たしているかを確認する方法としてCO2濃度測定器を用いて室内CO2濃度がビル管理法では、1,000ppmを超えていないかを確認することが有効であると明示されています。CO2濃度だけでなく、室内の空気質をモニタリングすることの重要性が増しています。本製品カタログでは、空気質モニタリングソリューションの紹介をします。

このカタログについて

ドキュメント名 見えない空気を 見える化して 安心・安全を提供! “空気質モニタリングソリューション” AiryQonnect
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 4.2Mb
取り扱い企業 株式会社マクニカ (この企業の取り扱いカタログ一覧)

この企業の関連カタログ

この企業の関連カタログの表紙
DXプロダクト開発が前に進まないあなたに
ホワイトペーパー

株式会社マクニカ

この企業の関連カタログの表紙
温度&湿度データロガー『iButton®』
製品カタログ

株式会社マクニカ

このカタログの内容

Page1

空気質モニタリングソリューション Macnica Altima Company 2021.Mar Copyright © 2019 MACNICA, Inc. All Rights Reserved. © Macnica, Inc. 1
Page2

A i r yQonne c t (エアリーコネクト)は、 マクニカが提案する空気質モニタリングソリューションです。 Copyright © 2019 MACNICA, Inc. All Rights Reserved. 2
Page3

AiryQonnectとして提供できるもの 空気質センサ コネクティビティ プラットフォーム アプリ・サービス 高いデザイン性、用途・目的 BLE,LTE(CAT-M1)など用 空気質の見える化 ネットワークセキュリティ に沿った様々な空気質センサ 途に併せた通信ネットワーク プラットフォーム AI追加、API構築による他社 製品連動 Copyright © 2019 MACNICA, Inc. All Rights Reserved.
Page4

空気質マネジメントソリューション:ターゲット施設 オフィスビル 工場 W E L L 認 証 取 得 安 全 な 作 業 場 ( 汚 染 物 質 監 視 ) 快 適 で 安 全 な 職 場 環 境 植 物 工 場 ( C O 2 , 温 湿 度 ) 「 密 」 の 監 視 、 抑 制 食 品 ・ 精 密 ( 不 良 品 削 減 ) 省 エ ネ ( Z E B 対 応 ) 、 防 災 省 エ ネ ( Z E B 対 応 ) 、 防 災 空気質モニタリング ソリューション 文化・教育施設 介護・病院 快 適 で 安 全 な 環 境 快 適 で 安 全 な 環 境 「 密 」 の 監 視 、 抑 制 空 気 感 染 症 抑 制 省 エ ネ ( Z E B 対 応 ) 、 防 災 「 密 」 の 監 視 、 抑 制 省 エ ネ Copyright © 2019 MACNICA, Inc. All Rights Reserved.
Page5

空気質マネジメントによって得られるメリット例 空気感染症の拡大予防 *1 「換気が良くない建物では空気感染症のリスクが高まる」との研究結果がありCO2をモニタリングすることで 人の密集度、滞在時間を推定し、自動換気を実施するなど、推奨された必要換気量を確保します。 快適な空気環境の維持 屋内の温湿度センシング情報やバイタルデータ、屋外の天候や環境情報などと連動して、居住者にとって快適な環境を モニタリングします。居住者が快適で効率的に活動できる空気環境を自律的に調整します。*2 防災 tVOCを高感度に感知できるガスセンサにより、一般的な火災報知器よりも早く異常を感知できる可能性があります。 その感知情報から警報発信、空調の開閉などを自動で行うことができます。 室内空気汚染物質や喫煙のモニタリング 屋内の空気は正確にモニタリングされておらず、tVOC,PM2.5などの物質が多く存在する場合は、 居住者、労働者の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。またこれらの監視により室内喫煙のモニタリングも可能です。 省エネ 空気質センサを数多く配置する事により、多くのセンサから更にきめ細かい空調管理を適切に実行します。*2 空気質を正確にモニタリングすることで、過剰な空調制御を防ぎ省エネに貢献します。 *1:ハーバード大学公衆衛生大学院「THE 9 FOUNDATIONS OF A HEALTHY BUILDING] *2:開発中 Copyright © 2019 MACNICA, Inc. All Rights Reserved.
Page6

応用事例 Copyright © 2019 MACNICA, Inc. All Rights Reserved. 6
Page7

応用事例 ◆ 1:空気感染症の拡大予防(最適な温湿度環境の維持) ◆ 2:空気感染症の拡大予防(CO2モニタによる換気) ◆ 3:次世代ビルでのWELL認証取得 ◆ 4:tVOCガス検知による防災(早期火災検知) ◆ 5:清掃状態の管理(微粒子検出) Copyright © 2019 MACNICA, Inc. All Rights Reserved. 7
Page8

1:空気感染症の拡大予防(最適な温湿度環境の維持) ウイルス感染症の原因は、飛沫感染が主要因 https://40to60rh.com/ja/ ・ヒトの呼気から, CO2、ウイルスが空間に排出 空間が乾燥状態(RH:40%以下)なら 飛沫は乾燥飛沫となり長時間空気中に滞留 空間が乾燥状態(RH:40%以下)なら 飛沫内のウイルスは活性状態を持続する 空間の湿度条件を 最適な「RH:40-60%」 適度な湿度の範囲を維持することが、 に保てれば、ウイルス感染症は抑制できる 人間の健康にとって有益であるという確かな科学的エビデンスがあります。 特に不特定多数の人が使用する公共建物においては、今こそこのエビデンスに従って IAQ(室内空気質)基準に相対湿度40~60%RHを明記するべきです。 Copyright © 2019 MACNICA, Inc. All Rights Reserved. 8
Page9

2:空気感染症の拡大予防(CO2モニタによる換気) ウイルス感染症は、発症前の方が感染力が強い 空間のCO2濃度をモニタ アラートレベルに応じて注意喚起 ・感染無症状者が、空間に CO2, 乾燥飛沫 を排出 体温測定による感染者排除よりも 感染力が強く、甚大なクラスターが発生 人体から排出されるCO2量はある程度一定 ‘三密’ 状態の監視が可能 *空間に存在する、ヒトの人数、滞在時間が分かる 空間のCO2濃度低下 空中浮遊ウイルス量の低下 空間のCO2濃度を 最適な「1000ppm以下」 に保てれば、ウイルス感染症は抑制できる 出典https://academic.oup.com/cid/article/71/9/2311/5867798 Copyright © 2019 MACNICA, Inc. All Rights Reserved. 9
Page10

3:次世代ビルでのWELL認証取得 オフィス・ビルの快適性を指標化する認証 ■WELL v2評価項目 ■WELL v2 認証レベル ■「空気質モニタリング」 要求仕様 WELL認証にて上位グレードの認証取得には、 しかし、「空気質モニタリング」の要求仕様は、 加点の多い 空気質監視の要件をクリアする事が重要 センサ計測精度、精度ドリフト要求が厳しい・・・ 高精度センサ搭載により異例の ‘3年間メンテンナンスフリー’認定を受ける Copyright © 2019 MACNICA, Inc. All Rights Reserved. 10
Page11

WELL認証 v2 「3年間メンテナンスフリー」 Copyright © 2019 MACNICA, Inc. All Rights Reserved.
Page12

4:tVOCガス検知による防災(早期火災検知) ロジ/工場火災、被害額甚大・・・ 2017年2月 :総工費:200億円 全焼 一方、統合型ロジの重要性高まる 大手通販会社 延焼被害甚大! ■「火災報知器」 による ‘熱/煙’ 検知 2019年10月 :延べ4800m2焼失 歴史的な木造建造物 約30分で発報 2020年10月 : 物的被害、業績影響不明 大手半導体製造メーカ ■早期火災検知ユニット 燃焼ガスをVOCガスとして捉え、 燃焼初期段階で火災検知できるユニット VOC(燃焼ガス系)検知は早い! ■VOCガスによる ‘燃焼’ガス検知 約10分で発報 Copyright © 2019 MACNICA, Inc. All Rights Reserved. 12
Page13

5:清掃状態の管理(微粒子検出) 空間浮遊粒子の健康被害は大きい ・小粒形の粒子は、肺の深部まで到達、健康被害を及ぼす 目に見えない粒子が空間には舞っている 屋内浮遊粒子ではPM1.0以下粒子径が大半 掃除機 / 空気清浄機の粒子センサは、 埃検知のみ、ウイルス、アレルゲンは検知できない 空間浮遊物質の粒子数測定 清掃後の清掃効果を可視化できる Copyright © 2019 MACNICA, Inc. All Rights Reserved. 13
Page14

空気質センサ・ラインナップ © Macnica, Inc. 14
Page15

システムコンセプト IAQ Sensor Unit IOT Platform Sensor Data SIM eSIM対応可能 LPWA グローバル対応可能 ※筐体イメージ (LTE-M1) MACNICA 屋内空気質監視プラットフォーム 屋内空気質監視センサ - 温湿度 or - 二酸化炭素(CO2) - tVOC(総揮発性有機化合物) Monitoring - 粒子・PM Bluetooth Demand Control - 大気圧 LTE Wi-Fi Ethernet 空気質監視 Bluetooth ルーター 早期火災検知 BLE Sensors 空調制御データ バイタルセンシング.etc.. Bluetooth 三密監視 フィードバック 空清・換気トリガー Confidential © Macnica, Inc. 2021/4/22 15
Page16

AiryQonnect対応端末AQ-E1 高信頼空気質センサユニット仕様 項目 主な仕様 Parts#: MW-THVCP-CE100 測定機能・性能 温度 精度typ ±0.2℃ 測定範囲:-40℃~70℃ 湿度 精度typ ±2% 測定範囲:0~100%RH CO2 測定囲:0ppm ~ 40,000ppm 精度±(30ppm + 3%MV) TVOC 測定範囲0ppb ~ 60,000ppb 精度typ15% of meas.value 粒子 PM0.5/PM1.0/PM2.5/PM4.0/PM10 精度±100 #/cm3 @0~1000#/cm3 通信方式 LPWA(LTE-Cat.M1)with global support. ※筐体イメージ データ転送速度 Down-Link : 300Kbps Up-Link : 375Kbps 通信プロトコル HTTPS *暫定 動作環境 動作温度:0℃~50℃ 動作湿度:0%~95%(結露無き事) 消費電力 定格DC:5V , typ 300mA (Max 900mA以下)*暫定 給電方式 USB (5V)給電 *入力形状:USB type-C 外形寸法 80mm x 170mm x 25mm *暫定 筐体材料 樹脂 /アルミ板 筐体外部仕様 センサ吸気口:筐体側面、底面 / 放熱用通気口:筐体背面 電源スイッチ:筐体底面 液晶表示 表示用窓:12mm x 51mm 液晶表示(日本語)*暫定仕様 温度(℃)/湿度(%)/二酸化炭素(ppm) /粒子(ug/m3)/揮発性有機化合物(ppb) 設置方法 屋内設置 設置金具 ブラケット金具(SPCC) 寸法:75mm x 25mm 重量 約500g *暫定 *ユーザインターフェース イメージ Copyright © 2019 MACNICA, Inc. All Rights Reserved.
Page17

対応端末 AQ-E2 長期動作可能tVOCセンサ仕様 製品概要 ■早期火災検知ユニット 項目 主な仕様 Parts#: MW-RHV-BL100 燃焼ガスをVOCガスとして捉え、 測定機能・性能 温度 精度typ ±0.3℃ 測定範囲:-30℃~100℃ 燃焼初期段階で火災検知できるユニット 湿度 精度typ ±3% 測定範囲:0~100%RH (燃焼ガス)TVOC 測定範囲0ppb ~ 60,000ppb 精度typ15% of meas.value 通信方式 BLE v5.0 *SIG認証取得中 (アドバタイジングパケット送信モード) 送信間隔:15秒 ※筐体イメージ:暫定 動作環境 動作温度:0℃~50℃ 動作湿度:0%~95%(結露無き事) 消費電力 定格DC:5V , typ 100uA *暫定 ・燃焼ガス(tVOC)検知可能なセンサーユニット 給電方式 有線給電(5V) / バッテリ給電 *暫定 外形寸法 152mmφ (底面) x 52mm ・消防法規定の火災報知器(煙式/熱式) 筐体材料 樹脂 よりも早い段階で火災検知可能 筐体外部仕様 センサ吸気口: 筐体天面 ・大容量バッテリによる長期稼働を実現 設置方法 屋内設置 設置金具 ネジ固定 重量 約200g *暫定 ※製品仕様は予告なく変更する事がございます ※センサスペックは、搭載しているセンサ部品性能を記載 Confidential © Macnica, Inc. © Macnica, Inc.
Page18

コネクティビティ・ラインナップ © Macnica, Inc. 18
Page19

対応BLE-GW Cassia E-1000仕様 製品概要 項目 主な仕様 Parts#: E1000 プロセッサ&メモリ CPU: クアッドコア ARM Cortex-A5 クアッドコア,最大1.5GHz 256MB RAM DDR3, 4GB eMMC ストレージ Bluetooth BLE chip: Nordic nRF52832 2 個 Bluetooth バージョン: 4.x LE, 5 準拠 BLE デバイス接続数:最大40 台 周波数: 2.400 ~ 2.483 GHz 理論データレート: 最大 2x1Mbps TX 出力: 0 ~ 8dBm RX 感度: -105dBm アンテナゲイン: 5dbi ピーク Wi-Fi (802.11 a/b/g/n/ac) 周波数: 2.4 GHz and 5GHz ISM band 電源 Power-over-Ethernet (PoE) : 802.3af/at 準拠ソース Micro-USB : DC 5V, 2.0A (注意事項: PoEまたはmicro-USBのいずれかの供給に限る) 消費電力: 最大2.5W(通常使用時) 3G/4G USB ドングル 使用の場合、追加で最大2.5W (計最大5W) Other Interfaces 10/100 BASE-T Ethernet (RJ-45)uplink USB 2.0 (セルラ3G/4G USB ドングル専用) ・通信距離:見通しで300m通信が可能 リセットボタン LED: Wi-Fi / BT / System / Power/ Ethernet メカニカル ・端末接続:最大 台の デバイスと接続可能 外形寸法: 164mm(W) x 164mm(L) x 62mm (D) 40 BLE 重量: 410g (Beacon端末であれば数百台のデータを受信可能) 環境 動作: 温度範囲:0℃ ~ +40℃ / 湿度範囲:0%~90%(非結露) 保管と運送: 温度: -40℃ ~ +70℃ ・専用ソフトウェアを使用する事でリモート制御可能 認証 FCC (US), IC (Canada), CE (Europe), TELEC (Japan), CB,SRRC (China), IMDA (Singapore), Router状態監視/ルーティング/ローミング/ロケ―ショニング RCM(Australia), TISI(Thailand), Sirim (Malaysia), Ethernet Alliance compliant, RoHS, REACH ※製品仕様は予告なく変更する事がございます Confidential ※センサスペックは、搭載しているセンサ部品性能を記©載 Macnica, Inc. © Macnica, Inc.
Page20

可視化プラットフォーム © Macnica, Inc. 20