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アンテナの付着検出機能・Bluetooth通信機能搭載
マイクロウェーブ式レベル計FMR50シリーズの自己診断機能は、アンテナ近傍の反射を数値化(カップリングの定義領域)することでアンテナの付着度合いを連続監視でき、状態監視による予知保全を実現します。付着の程度は、HART信号に割り当て伝送することで制御変数とは独立して数値を取得できます。この機能により測定エラーを起こす前に適切なタイミングで清掃を行うことが可能です。
FMR50シリーズはBluetooth通信にも対応(オプション)、スマートフォンやタブレットでパラメータの設定や機器の診断情報、反射波系等を参照することが可能です。
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このカタログについて
ドキュメント名 | マイクロウェーブ式レベル計 FMR50シリーズ |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 318.2Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | エンドレスハウザー ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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Products Solutions Services
マイクロウェーブ式レベル計 - FMR50シリーズ
アンテナの付着検出機能搭載
Bluetooth通信機能搭載
アンテナに付着が発生すると測定物に対して
十分なエネルギーが伝播せず、マイクロ波の
打ち出し強度が低下します。さらに付着が厚
くなると測定物からの反射が弱くなり、測定
ができなくなってしまいます。
マイクロウェーブ式レベル計FMR50シリーズ
の自己診断機能は、アンテナ近傍の反射を数
値化(カップリングの定義領域)することで
アンテナの付着度合いを連続監視でき、状態
監視による予知保全を実現します。付着の程
度は、HART信号に割り当て伝送することで制
御変数とは独立して数値を取得できます。こ
の機能により測定エラーを起こす前に適切な
タイミングで清掃を行うことが可能です。
FMR50シリーズはBluetooth通信にも対応(オ
プション)、スマートフォンやタブレットで
パラメータの設定や機器の診断情報、反射波
系等を参照することが可能です。
dB
距離 付着なし 付着小 付着大
(緑の波形) (黄色の波形) (赤の波形)
Page2
Products Solutions Services
プロセスデータマネージャRSG45を使ったシステム構成(例)
• プロセスデータマネージャRSG45はユニバーサル入力(電流、電圧、RTD、熱電対、パルス)
に加え、新たにHART入力に対応しました。
• HART入力に対応したことで、レベル、圧力、流量、温度といったプロセス変数の監視だけで
なく、フィールド機器が測定を行う上で測定値を決定するための情報や機器内部の情報を
HART信号を経由して監視することが可能となりました。
• HART信号をRSG45に取り込むために、既存の4-20mAループにパラレルで接続できるので、
取り付け取り外しが非常に簡単です。
• フィールド機器との通信ゲートウェイとして、PCか
らMemograph M RSG45を経由して、ダイレクトに
現場計測器へアクセスができます。FieldCareなどの
FDT/DTMソフトウェアで機器の設定や診断情報な
どの取得が可能です。小規模な制御監視ループでも
最小限の投資で最新のデバイス監視・管理が実現で
きます。
• 4-20mAのループに並列にRSG45を接続するだけで、
従来の4-20mA信号はDCSやPLCといった上位機器に、
HART信号のみをRSG45に入力することが可能です。
• フィールド機器がHART信号を介して伝送するPV値、
SV値、TV値、QV値のみを受信、監視、記録します。
• 監視した情報から警報接点を出力したり、Ethernet
接続によってメール配信することも可能です。
最大20入力
ただし、アサイン(記録)でき
るHART変数は最大40変数
AI Card
DCS/PLC
HART 変数 初期設定 付着監視時の変数割当例
1) PV (Primary Variable) レベル レベル
2) SV (Secondary Variable) 温度 電気部内温度
3) TV (Tertiary Variable) エコーの絶対振幅 カップリングの定義領域
4) QV (Quaternary Variable) エコーの相対振幅 エコーの相対振幅
マイクロウェーブ式レベル計のHART変数に割り当て可能な変数
レベル エコーの絶対振幅
距離 エコーの相対振幅
端子電圧 DC の計算値
信号ノイズ 電気部内温度