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ロール軸が痛んで困った時に!野村鍍金の軸修理

事例紹介

サービスを紹介しています。

弊社では大型ドラムやロールの本体面のめっき処理、再生加工だけでなく、軸部のメンテナンス、修理も行っています。ドラムやロールは回転しながら使用されるものであり、軸部分にベアリングが組み込まれて使用されます。長年の使用によりベアリングや軸部に負荷が掛ると、軸部の変形やロール全体の曲がりが発生します。また、異常が発生した場合には、大きな傷が入ったりします。そのまま使用していますと、ベアリングや装置全体にも異常をきたすこともあります。

軸が傷んだり、精度が悪くなった場合には軸を修理することで改善出来ます。軸の修理には材質や痛みの程度により様々な修理方法があります。例えば、キズが浅い、精度が悪くなった程度であれば、キズがなくなる、精度が正常な数値になるまで軸を削り込みます。削り込んで直径が小さくなるとベアリングとの間に隙間が生じてガタつきが発生し使用できませんので、小さくなった分だけクロムめっきなどめっきで寸法復元を行います。その後、所定の寸法に研磨で仕上げて完成です。クロムめっきを施工することによって軸部の硬度も上がりますので、耐久性も向上します。めっきでの修理のデメリットは厚みはあまり厚く施工出来ません。弊社の実績としては200μm程度までとなります。それ以上の深いキズなどが発生した場合には、めっきではなく溶射での肉盛やスリーブはめこみでの修理を行います。掲載しております写真は非常に大きなドラムであったので、めっきや溶射での修理が困難でした。そのためにスリーブはめこみで修理した写真となります。

弊社では、軸の材質、状態を確認してから適正な修理方法をご提案させて頂きます。

このカタログについて

ドキュメント名 ロール軸が痛んで困った時に!野村鍍金の軸修理
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 400.9Kb
取り扱い企業 株式会社野村鍍金 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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