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導入事例:航空宇宙産業け最終部品のコネクタをOrigin One 3Dプリンタで造形「TE Connectivity 社」

事例紹介

過酷な使用環境での耐性をクリアし、最終部品製造を実現

世界的な傾向として、製品設計サイクルの時短化がますます進んでいます。TE社においても、「生産可能なコネクタと付属品の設計を短時間で行う」という顧客のニーズに対応しようと考えたとき、この問題を解決するために完璧な3Dプリンタによる造形によるソリューションと材料の探求が本格的に始まりました。TE社は、3Dプリンタの技術をいち早く採用した企業です。

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このカタログについて

ドキュメント名 導入事例:航空宇宙産業け最終部品のコネクタをOrigin One 3Dプリンタで造形「TE Connectivity 社」
ドキュメント種別 事例紹介
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取り扱い企業 株式会社ストラタシス・ジャパン (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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航空宇宙産業け 最終部品のコネクタ をストラタシス Origin One ストラタシスは、±50ミクロン 3Dプリンタで造形 の精度が要求されるコネクタ の精度と再現性の最適化を支 援してくれる素晴らしいパート Stratasys Origin One: 過酷な使用環境で ナーです。 の耐性をクリアし、最終部品製造を実現 それは、アディティブ・マニュ コネクタとセンサの生産で世界をリードする企業で ある TE Connectivity 社 は、年間約 1920億個の ファクチャリングによる数万個 部品を製造し、世界中のお客さまへ出荷しています。 単位の部品製造の可能性を示 TE社では、顧客ごとにタイムリーな設計を実現して いますが、一方でそれぞれの要件を満たしながら、 しています。 その生産コストが許容できるROIを確保するため に、最適な方法に取り組む必要があります。 マーク・サヴェージ 氏 世界的な傾向として、製品設計サイクルの時短化 TE Connectivity 社、アディティブ・マニュファクチャリング部門  がますます進んでいます。TE 社においても、「生 シニアマネージャー 産可能なコネクタと付属品の設計を短時間で行う」 という顧客のニーズに対応しようと考えたとき、こ の問題を解決するために完璧な 3D プリンタによる 造形によるソリューションと材料の探求が本格的に 始まりました。TE 社は、3Dプリンタの技術をいち 早く採用した企業です。同社では 3Dプリンタの技 術について、2018年からOrigin Oneにてベータ テストを行っていました。同社のアディティブ・マ ニュファクチャリング グループ *では、早い段階か ら、過酷な環境で優れた性能を発揮する材料を使 用することで、設計サイクルのタイミングに対応す る技術と材料提供の可能性を見出していたのです。 *アディティブ・マニュファクチャリング(AM)=3Dプリンタを使用した積層造形技術 による製造方式 顧客事例
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2 Origin One 3Dプリンタ 柔軟な生産量と カタログオプションの拡大 課題: 一つのサイズですべてをカバーすることが つまりは、±0.002インチの精度です。従来の技 できない点 術のままでは、最適なものとは言えません。 TE Connectivity 社 は、航空宇宙業界の既存顧客 TE社は、航空宇宙グレードの材料を正確かつ一 から、ヘリコプター用のコネクタとホルダーという 貫して高速に処理できる、新しい 3Dプリンタ技 重要な依頼を受けました。 術のソリューションを必要としていました。これら の要件を満たすのは、唯一ストラタシスの「Origin 最終製品の独自のケーブルに対応するために必要 One」だけでした。 な不足部品は、これまでに設計または製造された ことのないカスタムホルダーでした。 最終検査: 生産性検証 生産グレードのホルダーのタイムラインと要件を 高性能コネクタとアクセサリーの製造における世 考慮したとき、従来の開発タイムラインと製造方 界的リーダーとして、製造ラインのシステム全体 法では対応できず、両社にとって不適切であるこ で正確な精度と再現性を欠かすことなく、拡張性 とがわかりました。 のある生産を確保するために 1時間当たり10個 を超える製造速度を維持する必要がありました。 さらなる課題: 航空宇宙グレードの材料 また、ヘリコプターメーカーとの連携による最終 もう1つの課題は、当然ながら材料の選択でした。 段階の検証では、部品がさまざまな動作条件下で 溶融フィラメントベースのアディティブ・テクノロジー 故障しないことを保証するために、業界標準の耐 (積層造形技術)では、高耐熱性や難燃性など、 空性および環境テストに合格することが求められま 求められる機械的特性は実現できても、その他の した。 顧客事例
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3 スケーラブルで 収益性の高い 部品生産を実現 今日、ストラタシスのハード ウェア、ソフトウェア、材料が 一体となって、私たちの生産 規模を現実のものにしはじめ 高速で正確な、3Dプリンタの技術 ているのを目の当たりにして TE Connectivity 社 は、ストラタシス社と ヘ ンケ ル 社 の 協 力 の もと、3Dプリンタ います。 Origin Oneを使用して、顧客の厳しいニーズ これにより、自動車から航空 に対応することができました。このソリュー ション は、 スト ラ タ シ ス の P3 ™ 技 術 宇宙、家電に至る業界の、多 「Programmable Photo Polymerization」によっ くの世界有数の OEMにとっ て実現されました。ヘンケル社 Loctiteとの強力 なパートナーシップにより、このような小さな部品 て、より接続性の高い未来を に必要な精度で造形できる難燃性フォトポリマー という作業に適した材料を入手することができま 構築するために、より機敏で した。これにより、TE社は、複数のクライアント コスト効率の高いパートナー のために何千ものコネクタパーツを 3Dプリンタ で造形することを可能にしました。TE社 初の航 となることができると確信して 空宇宙用 3Dプリント製品である 369シリーズの います。 コネクタホルダは、航空機内のコネクタが正しく 安全に嵌合した状態を維持するために重要な役割 を担っています。ストラタシスの 3Dプリンタは、 マーク・サヴェージ 氏 生産品目を拡大し、顧客ポートフォリオを増やす ことを実現するために役に立っています。 TE Connectivity 社、アディティブ・マニュファクチャリング部門  シニアマネージャー 顧客事例
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4 株式会社 ストラタシス・ジャパン 東京本社 / ショールーム 大阪支店 / ショールーム 〒 104-0033 〒 540-6319 東京都中央区新川 1-16-3 大阪府大阪市中央区城見 1-3-7 住友不動産茅場町ビル 3F 松下 IMPビル 19F TEL. 03-5542-0042 TEL. 06-6943-7090 FAX. 03-5566-6360 FAX. 06-6943-7091 www.stratasys.co.jp ISO 9001:2022認証取得済 © 2021 Stratasys Ltd. All rights reserved. Stratasys、Stratasysロゴ、OriginおよびP3 はStratasys Ltd.および/またはその子会社または関 連会社の商標または登録商標であり、特定の法域で登録されている場合があります。TE、TE・Connectivityおよび 369 は、TE Connectivityが 所有またはライセンス供与している商標です。その他の商標はすべてそれぞれの所有者に帰属します。製品仕様は予告なく変更される場合があり ます。 CS_P3_AE_TEConnectivity_0721a_0422_JP 顧客事例