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化粧品の照明光源の違いによる評価
化粧品の店舗照明において蛍光灯から高演色性のLED照明に置き換えが進んでいる中、照明の違いによる化粧品の色評価について解説
このカタログについて
| ドキュメント名 | 高演色性LED照明下の化粧品の色は? |
|---|---|
| ドキュメント種別 | 製品カタログ |
| ファイルサイズ | 2.5Mb |
| 取り扱い企業 | コニカミノルタジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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スライド 1
化粧品業界活用事例
高演色性 L E D照明下の
化 粧 品 の 色 は ?
化粧品の「照明光源の違いによる評価」ができる3点セット
分光測色計 分光放射照度計 色彩管理ソフトウェア
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スライド 2
照明の違いによる化粧品の色評価と課題
照明光源の違いによる色の見え方 化粧品の色は、照明光源の違いによって変化し
て見えます。
例えば、太陽光下では同じ色に見えていた2つ
の試料が、LED照明を使った店舗など室内照明
光下では違う色に見えるという場合があります。
そのため一般的には、研究段階や製造後の品質
光源BOXによる色の見え方の評価
評価において、化粧品の色の目視評価の際には、
一定の照明下や複数の照明光を切り替えられる
光源BOXを用います。
D65やF11などのJIS規格で定められた光源ラ
ンプをそれぞれ切替えて見ることにより、色の
見え方の違いを評価します。
照明光源の違いによる測色 また、分光測色計を用いて、D65光源を選んで
L*a*b*や色差ΔE*abで評価したり、2つもし
くはそれ以上の光源(D65光源、蛍光ランプ
観察光源:D65
F11など)を選んで、色の測定値の違いをみる
L*=50.94 ことが一般的です。
a*= 3.42
b*= -5.60
観察光源:F11
L*=53.95
a*=10.80
L*a*b*色空間色度図 b*= -2.00
しかし、実際の店舗照明においては蛍光灯から
蛍光灯からLED照明へ 高演色性のLED照明に置き換えが進んでいます。
また複数の分光分布の異なるLEDなどの照明を
使う場合も多いと思います。
そのため、実店舗での化粧品に照射される光源
の分光分布がわからないため、店舗においてど
のような色に見えるのかが、予測できません。
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スライド 3
CIE(国際照明委員会)やJISなどで定められている
代表的な光源の分光分布
標準的な光源
■測色用標準イルミナント D65
紫外域を含む昼光で照らされている、物体色の測定
用光源でCIE、ISO の基準光。色温度は 6504 K。
■測色用補助イルミナント C
昼光で照らされている、物体色の測定用光源。
色温度は 6774 K 。
■測色用標準イルミナント A
白熱電球で照らされている物体色の測定用光源。
色温度は 2856 K 。
波長 (nm)
代表的な標準の蛍光ランプ(国内) 代表的な標準の蛍光ランプ(国内/海外)
波長 (nm) 波長 (nm)
■F6 白色 ■F2 白色(CWF)
■F8 演色 AAA 昼白色 ■F7 演色 A 昼光色
■F10 3 波長形昼白色 ■F11 3 波長形白色(TL84)
旧機種の分光測色計CM-600d/700d/2500d/2600dなどは、
下記の観察光源が搭載されていましたが、
現在普及しているLED照明光源は搭載されていませんでした…。
観察光源 A、C、D50、D65、F2、F6、F7、F8、F10、F11、F12
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スライド 4
NEW ”LED照明環境下の観察光源”が
分光測色計 CM-17d に搭載され評価可能に
分光測色計 LED照明環境下の観察光源
規格番号 CIE 015:2018
NEW
LED-B1~B5 典型的な青色LED+黄色蛍光体
高精度ポータブルタイプ
LED-BH1 LED-Bに赤色(長波長)LEDを加えたもの
小型、軽量。しっかり手にフィット
する形状で、正確に測定位置がわか LED-RGB1 3色LED混合タイプ
る電子ビューファインダーも搭載。
LED照明環境下の観察光源も搭載!
LED-V1,V2 LED-Bに紫色(短波長)LEDを加えたもの
【新旧機種比較】本体表示可能な観察光源
旧機種 A、C、D50、 D65、 F2、F6、F7、F8、F10、F11、F12
NEW A、C、D50、D55、D65、D75、F2、F6、F7、F8、F10、F11、F12、ID50、ID65、
LED-B1、LED-B2、LED-B3、LED-B4、LED-B5、LED-BH1、LED-RGB1、LED-V1、LED-V2、
ユーザー光源(最大100個) [※ID50、ID65は、インドア(窓越し)の太陽光]
B3:4103K
B1:2733K B4:5109K
B2:2998K B5:6598K
RGB1:2840K
BH1:2851K (※RGB2は参考です) RGB2:4959K
各LED光源の分光分布は、
D65や蛍光ランプとは、
異なりますね!
V1:2724K
V2:4070K
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スライド 5
NEW “ユーザー光源” 搭載により
実環境の光源下での評価が可能
色と光の測定器+専用ソフトウェアの3点セットで実現
分光測色計 分光放射照度計 色彩管理ソフトウェア
化粧品や肌の見えに影響する 光源の違いを解析
照明光源の「演色性」を手軽 分光測色計をPCに接続して
に精度よく測定 操作・制御。データリスト表
示、色差・分光グラフなどの
照度 JIS AA級、DIN ClassBの両方 作成、多くの数値、指標に
に準拠した分光放射照度計。照度、 よる判断ができるソフト
色度、演色性などを高精度に測定! ウェア。
1 評価したい照明光源下をCL-500Aで測定 お客様が評価したい実店舗などの光源
下で分光放射照度計CL-500Aを色彩
管理ソフトウェアSpectaMagicNX2
に接続し任意の光源を測定し、測定し
た光源の分光分布データをNX2に保存。
(規格で定義された光源は搭載済み)
2 評価する光源を選択し試料をCM-17dで測定 次に、評価する光源を複数選択し、
分光測色計CM-17dをNX2に接続して
評価する試料を測定。
下記の測定例は、「LEDーB5」と
「D50」光源との比較結果です。
❶のCL-500Aで測定しNX2に保存し
た実環境下での照明光源の分光分布
データをNX2上で選択すれば、その
環境下での比較が可能になります。
■測定例
測定リスト画面に各光源下での測定結果L*a*b*、色差
ΔE*abが表示されます。各サンプルの色差が光源の違い
によって、どれくらい色が変わるかを評価できます。
太陽光下では「ほぼ同じ色」に見えても、
LED光源下では「色差が大きい」ことがわかる!
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スライド 6
光源が変わると、色の見え方はこんなに変わります。
分光測色計には測定用照明光源が内蔵されていますが、物体の色は照明
する光源によって違って見えます。
したがって物体の色を測定するためには、各種の光源の代表的な特性を
規定しておく必要があり、これらはCIE(国際照明委員会)やJISなど
で定められています。
分光測色計には、これらの照明光源データが内蔵されており色彩値の測
定ができます。同時に、ある製品が「さまざまな照明光源下においてど
のように見えるか」といったシミュレーションを行うこともできます。
分光測色計は、実際には「Bの試料の分光反射率」を測定し、本体にメ
モリーされている「各種光源の分光分布データ」と「人間の目に対応す
る分光感度データ」から、各種光源下での色彩値を演算して表示します。
光源の分光分布 試料の分光反射率 人間の目に対する分光感度 三刺激値(XYZ)
測色用標準イルミナント D65 各種表色系の色彩値
測色用補助イルミナント C L*a*b*
蛍光ランプ F6 ※それぞれ照明光源の違いに
よって異なる。
試料から反射される
➀ 光源の分光分布 ② 試料の分光反射率 光の分光分布
測色用標準イルミナント D65 ➀ × ②
L*=43.31
a*=47.63
b*=14.12
400 500 600 700 400 500 600 700 400 500 600 700
波長(nm) 波長(nm) 波長(nm)
試料から反射される
➀ 光源の分光分布 ② 試料の分光反射率 光の分光分布
測色用標準イルミナント A ➀ × ②
L*=35.48
a*=58.22
b*=10.85
400 500 600 700 400 500 600 700 400 500 600 700
波長(nm) 波長(nm) 波長(nm)
化粧品を使う環境光を想定して
複数の光源下での色評価が必要です
Page7
スライド 7
「条件等色」(メタメリズム)
異なる分光反射率を持つ2つの色が、 分光測色計
特定の照明条件下では同じ色に見える現象
試料Pと試料P’を分光測色計で測定すると、下図の分光反射率グラフで分かるように分光反射率
がそれぞれ違っています。
分光反射グラフ
100
試料 P’
反
射
率 50
%
試料 P
0
試料 P 試料 P’ 試料 P 試料 P’
4 0 0 5 0 0 6 0 0 7 0 0
波長(nm)
また、測色用標準イルミナントD65で測定した値(L*、a*、b*)は同じですが、
測色用標準イルミナントAで測定した値(L*、a*、b*)は違っています。この
ように、分光反射率が異なる2つの色が特定の光源下で同じ色に見えることを、
条件等色(メタメリズム)と呼んでいます。条件等色(メタメリズム)は、着
色材(顔料、染料)の種類が異なっていると起こりやすくなります。
太陽光 D65 A光源
試料 P 試料 P
L*=50.93 L*=50.94
a*= 4.54 a*= 3.42
b*= -5.12 b*= -5.60
試料 P’ 試料 P’
L*=50.93 L*=53.95
a*= 4.54 a*=10.80
b*= -5.12 b*= -2.00
4 0 0 5 0 0 6 0 0 7 00 4 0 0 5 0 0 6 0 0 7 0 0
波長(nm) ΔE*ab=0 波長(nm) ΔE*ab=8.71
それぞれの光源でどのくらい2つのサンプルの色差が変わるのか?
ファンデーションを使う室内外の環境光を
想定した「条件等色の評価」が必要です
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スライド 8
「演色性評価」 分光放射照度計
[演色性」照明が物体の色をどれだけ自然に
再現できるかを示す指標
化粧品や肌に異なる光を照射してみると色が異なって見えます。
この差異をランプ性能として表現するのが、演色評価数です。
演色評価数は15色の試験色がその照射光の下でどのように見えるか
を表す指数です。評価したい光源と規定の基準光源との光の下での
比較値で、数値が100の場合が最良の状態です。
演色評価数(JIS Z8726 光源の演色性評価方法)
平均演色評価数Ra
No.1~8の演色評価数の平均値
平均演色評価用の色票は、マンセルで明度6、
彩度4~8の低彩度の範囲を使用
特殊演色評価数Ri
No.9~15の演色評価数 (個々の値で評価)
No.9~15の色票は、現実的な色を使用、
演色評価数 測定例 蛍光灯 3150 K LED 3252 K
Ra=87.7 Ra=95.4
R9=48.5 R15=95.5 R9=87.5 R15=97.0
87.7 95.4
48.5 87.5
95.5 97.0
100に近い数字の方が、
自然光(完全放射体の光
またはCIE昼光)に近い
=物体の色をより忠実に
再現できる
※画像はイメージです。
実環境光の演色性評価ができます!
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https://sensing.konicaminolta.jp
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