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クールゴン最新カタログ

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クールゴン_表紙

S i m p l e & C o m p a c t 温 調 機 カタログ クールゴンシリーズ N T C - H C 0 7 5 N T C - H C 0 3 0 Circulat ion Water Cooler Circulat ion Br ine Cooler
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クールゴン_本文-印刷用

シンプル&コンパクト 熱負荷を 安定したコントロールで冷却する コンパクトな空冷式クーラー 1
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使 用 事 例 液体の間接温調 薬液、洗浄液、塗料等の間接冷却・間接温調 真空ポンプの冷却 水冷式ポンプの冷却 吸気ポート 排気ポート キャビネット内の温調 ガスシリンダ・分電盤の温調 特注仕様対応 使用温度範囲の変更、流量・ポンプ能力 UP、温度安定性の向上、タンクレス仕様 など、特注仕様にも対応しております。 お気軽にご相談ください。 2
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Circulation Water Cooler / Circulation Brine Cooler NTC-HC075 / NTC-HC030 特長 ■ 電源(AC100V)とタンクに循環液を入れるだけのオールインワンタイプ ■ 研究室などの、机の下に入るコンパクトな設計 ■ コストパフォーマンスに優れた性能 型式 冷却能力 冷却方式 設定温度範囲/使用周囲温度範囲 制御方式 温度安定性 −10℃ −5℃ 0℃ 5℃ 10℃ 15℃ 20℃ 25℃ 30℃ 設定温度範囲 NTC-HC075 0.75/0.8kW 空冷式冷凍機 +3 冷凍機 on-off −0 ℃ 使用周囲温度範囲 設定温度範囲 NTC-HC030 0.3/0.36kW 空冷式冷凍機 +4 冷凍機 on-off −0 ℃ 使用周囲温度範囲 導入のご検討をいただくための貸出機があります。ご用命ください。 STEP 必要な冷却能力を STEP 循環液の設定温度範囲を STEP 夏場・冬場の使用環境 1 ご確認ください。 2 ご確認ください。 3 温度は何℃ですか? ■ 冷却能力の計算は以下の手順にて行ってください。 お客様装置の発熱量が分からない場合、装置内に循環液を循 発熱が無い水槽内の温度を下げる場合、手順1〜7にて算出 環させて手順1〜4にて算出します。 します。 手順1 流量を調べてください。 手順1 水槽内の冷却物の容積を調べてください。 流量 V = [ ℓ/min] 冷却物の容積 Vq = [ ℓ] 循環液の密度 ρ = [kg/ℓ] 手順2 冷却物の密度を調べてください。 質量流量 Vm = ρ×V [ kg/s] 密度 ρ = [ kg/ℓ] 60 手順2 循環液の戻り口温度と吐出口温度の温度差を調べてください。 冷却物の質量 m = Vq×ρ[kg] 戻り口温度 TH = [ ℃] 手順3 冷却物の比熱を調べてください。 吐出口温度 TL = [ ℃] 比熱 C = [ J/(kg・K)] 温度差 TH−TL = [ ℃] 手順4 冷却物の冷却前の温度、冷却後の温度を調べてください。 手順3 冷却能力を計算します。 冷却前の温度 TH = [ ℃] 循環液の比熱 下記の表1をご参照ください。 冷却後の温度 TL = [ ℃] 冷却能力 = Vm×C×(TH−TL)[W] 手順5 冷却時間を調べてください。 計算例 t = [ s] 戻り口温度21.1℃、吐出口温度20℃、流量7ℓ/minの場合で 計算しております。 手順6 冷却能力を計算します。 ρ×V×C×(T −T ) Vq×ρ×C×(TH−TL) 冷却能力 = H L 冷却能力 = t [ W] 60 計算例 1×7×4.2×103×(21.1−20) = 60 冷却前温度8℃、冷却後温度3℃、冷却物容積5ℓの場合で計算 = 539[ W] しております。 使用条件 Vq×ρ×C×(T −T ) 冷却能力 = H L t 流量 V = 7 [ ℓ/min] 5×1.07×4.3×10³×(8−3) 戻り口温度 TH = 21.1 [ ℃] = 480 吐出口温度 T = 20 [ ℃] = 240[ W] L 使用条件 手順4 手順3で算出した冷却能力に20%の余裕を加えてください。 冷却物 ナ イブライン 539[W]×1.2=647[W] 冷却物の容積 Vq = 5 [ ℓ] 表1 冷却物の密度 ρ = 1 [ kg/ℓ] 比熱 密度 冷却物の比熱 C = 4.3×103 [ J/(kg・K)] 水 4.2×10[³ J/(kg・K)] 1 冷却前の温度 TH = 8 [ ℃] ナイブライン(60wt%) 4.3×10[³ J/(kg・K)] 1.07 冷却後の温度 TL = 3 [ ℃] 冷却時間 t = 480 [ s] 手順7 手順6で算出した冷却能力に20%の余裕を加えてください。 240[W]×1.2=288[W] 3
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Circulation Water Cooler / Circulation Brine Cooler NTC-HC075 / NTC-HC030 型式表示方法 NTC-HC 075 - 冷却能力 オプション 0000:なし 075:冷却能力 0.75/0.8kW(50/60Hz)設定温度:10〜25°C 0001:リモート機能付き オプションの仕様はP6を参照してください。 仕様 型式 NTC-HC075 - 冷却能力(50/60Hz) 0.75/0.8kW 0 − 20% 使用周囲温度25℃、循環液温度20℃、循環液流量7ℓ/minにおける値です。※1 温度安定性 +3 −0℃ 使用周囲温度25℃、循環液温度20℃、循環液流量7ℓ/minで循環液吐出口と戻り口を直結した場合の吐出口温度です。 設定温度範囲 10〜25℃ 使用周囲温度・湿度 5〜30℃・30〜70% 結露しない条件でご使用ください。 循環液 清水 日本冷凍空調工業会水質基準JRA GL-02-1994を満たすものをご使用ください。 ポンプ能力(50/60Hz) 0.06/0.08MPa 循環液温度20℃、流量7ℓ/minの時のポンプ能力です。 定格流量(50/60Hz) 7ℓ/min 冷却能力、温度安定性を維持するために必要な流量です。 管接続口径 Rc1/2 タンク容積 5ℓ 接液部材質 ステンレス、銅、真鍮、アルミ、POM、PP、FKM、Si、ウレタン 冷却方式 空冷式冷凍機 使用冷媒 HFC-134a 制御方式 冷凍機 on-off 電源 単相AC100V 50/60Hz 動作電圧範囲 AC90〜107V 50/60Hz ヒューズ 15A 適用漏電ブレーカ 15A お客様でご用意ください。 電源ケーブル 3芯 1.25mm2(白、黒、緑) 定格運転電流(50/60Hz) 7.5/7.7A 使用周囲温度25℃、循環液温度20℃、流量7ℓ/minの時の値です。 質量 28kg 循環液を含まない乾燥状態の質量です。 付属品 取扱説明書、樹脂継手 ※1 熱量計算では、20%の余裕を含み600W/640W(50/60Hz)で算出してください。 冷却能力 使用周囲温度25℃における冷却能力です ポンプ能力 1 0.12 0.9 60Hz 0.8 0.1 0.7 50Hz 0.08 0.6 0.5 0.06 60Hz 0.4 0.3 0.04 使用範囲 50Hz 0.2 0.02 0.1 0 0 5 10 15 20 25 30 0 2 4 6 8 10 12 14 【循環液温度 ℃】 【循環液流量 ℓ/min】 4 【冷却能力 kW】 【循環液吐出口圧力 MPa】
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Circulation Water Cooler / Circulation Brine Cooler NTC-HC075 / NTC-HC030 型式表示方法 NTC-HC 030 - 冷却能力 オプション 0000:なし 冷却能力 ( )設定温度 10〜10°C 0001:リモート機能付き 030: 0.3/0.36kW 50/60Hz :− オプションの仕様はP6を参照してください。 仕様 型式 NTC-HC030 - 冷却能力(50/60Hz) 0.3/0.36kW 0 − 20% 周囲温度25℃、循環液温度0℃、循環液流量7ℓ/minにおける値です。※1 温度安定性 +4 −0℃ 周囲温度25℃、循環液温度0℃、循環液流量7ℓ/minで循環液吐出口と戻り口を直結した場合の吐出温度です。 設定温度範囲 −10〜10℃ 使用周囲温度・湿度 5〜30℃・30〜70% 結露しない条件でご使用ください。 循環液 ナイブライン※2Z1 60wt%(推奨) 凍結しない循環液濃度、条件でご使用ください。 ポンプ能力(50/60Hz) 0.06/0.08MPa 0℃ナイブラインZ1(60wt%)、流量7ℓ/minの時のポンプ能力です。 定格流量(50/60Hz) 7ℓ/min 冷却能力、温度安定性を維持するために必要な流量です。 管接続口径 Rc1/2 タンク容積 5ℓ 接液部材質 ステンレス、銅、真鍮、アルミ、POM、PP、FKM、Si、ウレタン 冷却方式 空冷式冷凍機 使用冷媒 HFC-134a 制御方式 冷凍機 on-off 電源 単相AC100V 50/60Hz 動作電圧範囲 AC90〜107V 50/60Hz ヒューズ 15A 適用漏電ブレーカ 15A お客様でご用意ください。 電源ケーブル 3芯 1.25mm²(白、黒、緑) 定格運転電流(50/60Hz) 7.5/7.7A 周囲温度25℃、循環液0℃ナイブラインZ1(60wt%)、流量7ℓ/minの時の値です。 質量 29kg 循環液を含まない乾燥状態の質量です。 付属品 取扱説明書、樹脂継手 ※1 熱量計算では20%の余裕を含み240W/290W(50/60Hz)で算出してください。 ※2 ナイブラインは日曹商事株式会社の登録商標です。 冷却能力 ポンプ能力 1 0.12 0.9 0.8 0.1 0.7 0.08 0.6 0.5 0.06 60Hz 60Hz 0.4 0.3 50Hz 0.04 使用範囲 50Hz 0.2 0.02 0.1 0 0 -15 -10 -5 0 5 10 15 0 2 4 6 8 10 12 14 【循環液温度 ℃】 【循環液流量 ℓ/min】 ※周囲温度25℃、循環液・・・ナイブラインZ1(60wt%)における値です。 5 【冷却能力 kW】 【循環液吐出口圧力 MPa】
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Circulation Water Cooler / Circulation Brine Cooler NTC-HC075 / NTC-HC030 外形寸法 戻り口 136 (Rc1/2) 375 490 76 40 吐出口 (Rc1/2) ヒューズ ドレン口 電源ケーブル (Rc1/2) 65 3P(約2m) 331 オプション ■ リモート機能付き NTC-HC - 000 1 冷却能力 リモート機能付き 075 030 ■ 接点入出力 回路構成図 24V 項目 仕様 内 製品側コネクタ型式 PRC05-P8F (お客様ご用意のオスコネクタ型式 PRC05-P8M) リモート運転入力 リレー接点入力  無電圧ドライ接点入力 部 リモート運転入力 0V 高温アラーム出力 リレー接点出力 ① ⑦ 最大負荷 AC100V/1A DC30V/1A 回 高温アラーム出力 ② 空き ⑧ ⑥ ③ ⑤ 運転モニター リレー接点出力 空き ④ 最大負荷 AC100V/1A DC30V/1A 路 運転モニター ■ 機能 ■ オプション時の外形寸法図 入出力 運転 戻り口 136 (Rc1/2) 76 リモート/ローカル 運転切換えスイッチをリモート側にして、100ms以上の 吐出口 運転切替スイッチ 接点入力を交互に与えることで、運転/停止を行います。 (Rc1/2) リモート運転入力 運転 停止 入力接点閉 入力接点開 高温アラーム出力 アラーム発生 接点開 (open) 通信コネクタ B接点 正常状態 接点閉 (close) 運転モニター 異常発生 接点開 (open) ヒューズ B接点 正常状態 接点閉 (close) 電源ケーブル 65 ドレン口 3P(約2m) 331 (Rc1/2) 346 6 (44) 480 440.6 440.6 340 340 61.6 61.6 42 42 75 75 93
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Circulation Water Cooler / Circulation Brine Cooler NTC-HC075 / NTC-HC030 安全上のご注意 共通注意事項 製品をご使用になる前に取扱説明書を必ずお読みいただき、正しくご使用ください。 ご使用の前には取扱説明書の「安全上のご注意」を必ずお読みください。 危険レベルについて 危険警告のラベルについて 誤った使い方で生じる内容を重大性の順に危険>警告>注意(マー 本製品には危険警告ラベルの表示をしています。 クあり)>注意(マークなし)の危険レベルに区分して説明しています。 感電に対する危険警告 危険 人が死亡または重傷を負うことが見込まれる 緊急性のある危険な状態を示しています。 感電 感電の危険を警告しています。 Danger 回転体に対する危険警告 警告 人が死亡または重傷を負うことが見込まれる 危険な状態を示しています。 回転体 回転体による危険を警告しています。 Warning 高温に対する危険警告 注意 人が軽傷または中程度の傷害を負うことが 見込まれる場合を示しています。 高温 高温による火傷の危険を警告しています。 Caution 注意 マークのない「注意」は人の傷害に関係な く、製品などに損害や故障をひきおこすこと Notice が見込まれる場合を示しています。 警告 使用上の注意事項 ① 本製品は日本国内仕様となっています。 ■ 輸送・搬入・設置 ② 本 製品は工業用途を目的として設計・製造されています。 取扱いは十分な知識と経験を持った人が行ってください。 警告 ③ 工 業用途以外でのご使用につきましては、弊社にご相談いただき、仕 様の確認を行ってください。 ① 本 製品は重量物です。重量物の輸送については十分な知識と経験を また、必要に応じて仕様書の取り交わし、契約などを行ってください。 持った人が行ってください。 ④ 医療機器、飲料・食品に触れる用途、安全装置、軍用、原子力、宇宙・ ② 本製品には4輪自在型のキャスターが付いています。 航空機器、車載などへの用途につきましては、使用できません。 運搬路に勾配、傾斜がある場合にはご注意ください。 ⑤ 安 全を確認するまでは、機械・装置の取扱、機器の取外しを絶対に行 ③ 本製品を絶対に横倒しにしないでください。 わないでください。 冷凍機の故障の原因になります。 ⑥ 循環液は飲用としては使用できません。 ④ 本 製品を水平になるように設置を行い転倒防止の処置をしてください。 ⑤ 本 製品は空冷式冷凍機を使用 しています。 150mm以上 保証について 設置は図に示されるように通風 300mm以上 通風方向 のスペースを確保してください。 300mm以上 製品のご使用に際しまして、以下に記載されています保証期間、 通風が不十分な状態の場合、 保証範囲、免責事項を適用させていただきます。 周囲温度が上昇して過負荷運 下記内容をご承諾の上、製品を使用してください。 転の状態となり、安全装置の動 作により運転が停止する場合が 500mm以上 300mm以上 ①保証期間 あります。 本製品の保証期間は、使用開始後1年以内、もしくは納入後1.5年以 ⑥ 本製品は周囲温度5〜30℃の 据付けは、前輪キャスターをロックしてください 内、いずれか早期に到達する期間です。 範囲で使用してください。 30℃以上で使用しますと、空冷コンデンサーの放熱効果が低下して安全 ②保証範囲 装置の動作により運転が停止する場合があります。 保証期間内に弊社の責により本製品が故障した場合は製品もしくは 故障部品の交換を限度として保証させていただきます。 ■ 電気配線 製 品の故障確認および部品の交換につきましては弊社最寄りの営業 所にご連絡いただき、弊社にご返却ください。 警告 なお、故障により誘発される損害は免責とさせていただきます。 ① 電気配線作業は、専門知識と経験のある人が行ってください。 ③免責事項 ② 感電、電気部品の焼損防止のため、お客様にて漏電ブレーカの設置を 以 下に示す内容は弊社は免責事項とさせていただきます。 お願い致します。 ⒈ 本製品の故障により誘発される損害。 ⒉ 日常点検、点検整備の費用。 【お客様ご用意の漏電ブレーカ仕様】 ⒊ 本製品の設置、移動、取外しの費用。 定格電圧 100V ⒋本製品を使用できなかったことによる損失。 定格電流 15A (休業補償、電話などの通信費用など) 感度電流 15mAまたは30mA ⒌保証範囲に示される以外の費用、補償など。 ③ 安全のためにアース接続は必ず行ってください。 7
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Circulation Water Cooler / Circulation Brine Cooler NTC-HC075 / NTC-HC030 NTC-HC075 注意事項 ■ 配管 ■ 冷媒について 警告 ① 本製品は冷凍機の冷媒としてフロン類(HFC-134a)を使用しています。 ② 冷媒を大気に放出することは、法律で禁止されています。 ① 配管作業は十分な知識と経験のある人が行ってください。 ③ HFC-134aの地球温暖化係数 GWP値は1430です。 ② 配 管前に配管材のエアーブロー(フラッシング)または洗浄を行い、切 粉、切削油、ゴミなどを除去してください。 ③ ド レン口にバルブを取り付ける場合には、必ず付属の樹脂継手を使用 ■ 運転 してください。 ドレン口から離れた場所にバルブを取り付けると、エアーの噛み込みな 警告 どの故障原因になります。 ① 運転中に異常が確認されましたら、起動/停止スイッチを押し、運転を 停止させ、お客様設備の元電源の漏電ブレーカをoffにしてください。 ② 本製品の空運転は厳禁です。 必ず循環液をタンクへ給水して、水位の確認をしてから運転してくださ い。 ③ 運転開始時には配管内の空気抜きを行ってください。 お客様配管内の空気が抜けますと、循環液タンクの液面が低下します 付属の樹脂継手 ので、タンクへ給水を行ってください。 お客様ご用意のバルブ ④ 循環液は3ℓ/min以上の流量を確保してください。 それが確保できない場合、ポンプの故障が生じる場合があります。 ドレン口 Rc1/2 ⑤ 使用周囲温度が仕様範囲を超えている場合は、安全装置の動作によ り運転が停止する場合があります。 ④ 循環液の設定温度によっては、配管に結露の発生があります。 本製品の使用周囲温度範囲は5〜30℃です。 必要に応じて、断熱材などを取り付ける対策をしてください。 ⑥ お客様装置の発熱量が本製品の冷却能力以上である場合、循環液温 ⑤ 配管接続時のシールテープの巻き付け方法は、配管ネジ部の先端から 度が上昇して、仕様の設定温度範囲を超え、安全装置の動作により運 2山内側の位置よりネジの方向と反対方向に巻き付けます。 転が停止する場合があります。 2山残す 本製品の循環液設定温度範囲は10〜25℃です。 ⑦ 本製品の運転を停止させてから、再度起動させる場合は、3分以上の 間隔が設定されています。 ■ 保守 シールテープ 注意 ⑥ 循環液の配管など接液部にアルミや鉄などの腐食しやすい材質を使用 ① 掃除・点検を行う場合は本製品の電源を遮断してください。 すると、熱交換器など循環液回路に詰まりの生じることがありますので、 ② 本製品は空冷式冷凍機を使用しています。 材質選定にはご注意ください。 通風口のフィルターがほこりなどで目詰まりしますと冷却性能が低下 します。 定 期的に掃除機などによりほこりなどを掃除してください。 ■ 循環液 フ ィルターの詰まりが掃除機などで除去できない場合は、別売品のフィ ルターパネルを交換してください。 警告 交換部品(別売品) ① 循環液の水質は日本冷凍空調工業会 JRA GL-02-1994に記載され た基準を満たしてください。 品番:P-HC075-01 名称:フィルターパネル 項目 基準値 交換部品のご用命は弊社最寄りの営業所に申し付けください。 pH( 25℃) - 6.8~8.0 ③ 循環液は3か月毎に交換してください。 電気伝導率 mS/m 40以下 ④ 日常点検は取扱説明書記載の項目、チェックシートにより実施してく 塩化物イオン mg/ℓ 50以下 ださい。 硫酸イオン mg/ℓ 50以下 ⑤ 長期間運転を停止する場合は、循環液の抜き取りを行ってください。 Mアルカリ度(pH4.8) mg/ℓ 50以下 冬季の場合は、循環液が凍結する恐れがあります。 全硬度 mg/ℓ 70以下 冬季の期間に運転を停止する場合は、必ず循環液を抜いてください。 カルシウム硬度 mg/ℓ 50以下 イオン状シリカ mg/ℓ 30以下 JRA GL-02-1994 ② 循環液は3か月毎に交換するようにしてください。 ③ 正常な使用状態におきましても、循環液に変色が起きる場合がありま す。 正常な使用状態では性能に影響はありません。 ④ 循環液の給水はタンク液面の上限ラインまで給水してください。 8
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Circulation Water Cooler / Circulation Brine Cooler NTC-HC075 / NTC-HC030 NTC-HC030 注意事項 ■ 配管 ■ 運転 警告 警告 ① 配管作業は十分な知識と経験のある人が行ってください。 ① 運転中に異常が確認されましたら、起動/停止スイッチを押して運転を ② 配管前に配管材のエアーブロー(フラッシング)または洗浄を行い、切 停止させ、お客様設置の元電源の漏電ブレーカをoffにしてください。 粉、切削油、ゴミなどを除去してください。 ② 本製品の空運転は厳禁です。 ③ ドレン口にバルブを取り付ける場合には、必ず付属の樹脂継手を使用 必ず循環液をタンクへ補充して、水位の確認をしてから運転してくださ してください。 い。 ドレン口から離れた場所にバルブを取り付けると、エアーの噛み込みな ③ 運転開始時には配管内の空気抜きを行ってください。 どの故障原因になります。 お客様配管内の空気が抜けますと循環液タンクの液面が低下します ので、タンクへ補充を行ってください。 ④ 循環液は3ℓ/min以上の流量を確保してください。 それが確保できない場合、ポンプの故障が生じる場合があります。 ⑤ 使用周囲温度が仕様範囲を超えている場合は、安全装置の動作によ り運転が停止する場合があります。 本製品の使用周囲温度範囲は5〜30℃です。 ⑥ お客様装置の発熱量が本製品の冷却能力以上である場合、循環液温 付属の樹脂継手 度が上昇して、仕様の設定温度範囲を超え、安全装置の動作により運 お客様ご用意のバルブ 転が停止する場合があります。 ドレン口 Rc1/2 本製品の循環液設定温度範囲は−10〜10℃です。 ⑦ 本製品の運転を停止させてから、再度起動させる場合は3分以上の間 ④ 循環液配管表面は必ず十分な断熱効果のある断熱材で覆ってください。 隔が設定されています。 断熱が不十分な場合、配管表面からの入熱で冷却能力の低下が生じ ます。 2山残す ⑤ 配管接続時のシールテープの巻きつけ方法は、 ■ 保守 配管ネジ部の先端から2山内側の 位置よりネジの方向と 注意 反対方向に巻きつけます。 ① 掃除・点検を行う場合は本製品の電源を遮断してください。 ⑥ 結露により水滴の発生がある場合は ② 本製品は空冷式冷凍機を使用しています。 ドレンパンを設置してください。 通風口のフィルターがほこりなどで目詰まりしますと冷却能力が低下し ⑦ 循環液の配管など接液部にアルミや鉄などの シールテープ ます。 腐食しやすい材質を使用すると、熱交換器など 定期的に掃除機などによりほこりなどを掃除してください。 循環液回路に詰まりの生じることがありますので、材質選定にはご注 フィルターの詰まりが掃除機などで除去できない場合は、別売品の部 意ください。 品を交換してください。 交換部品(別売品) ■ 循環液 品番:P-HC075-01 名称:フィルターパネル 警告 交換部品のご用命は弊社最寄りの営業所に申し付けください。 ① 循環液はナイブラインZ1(60wt%)を推奨致します。 ③ 日常点検は取扱説明書記載の項目、チェックシートにより実施してく ナイブラインの取り扱い・管理・希釈などはナイブラインの使用法に ださい。 従ってください。 ④ 3か月毎に濃度計などの機器を使用して点検を実施してください。 循環液の濃度上限は60%としてください。濃度が高いとポンプが過負 ( 循環液は凍結しない濃度、上限60wt%であることを確認してください。 荷運転となり、故障の原因になります。 濃度計はお客様でご準備ください。) ② ナイブラインは通常の取り扱いにおいて毒性・可燃性が問題となるこ ⑤ 長期間運転を停止する場合、循環液の抜き取りを行ってください。 とはございませんが、詳細および廃液については、ナイブラインの取扱 説明書を参照してください。 ③ 3か月毎に濃度計などの機器を使用して点検を実施してください。 ナイブラインは日曹商事株式会社の登録商標です。 ( 循環液は凍結しない濃度、上限60wt%であることを確認してください。 濃度計はお客様でご準備ください。) ④ 循環液の補充はタンク液面の上限ラインまで行ってください。 ■ 冷媒について ① 本製品は冷凍機の冷媒としてフロン類(HFC-134a)を使用しています。 ② 冷媒を大気に放出することは、法律で禁止されています。 ③ HFC-134aの地球温暖化係数 GWP値は1430です。 9
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Circulation Water Cooler / Circulation Brine Cooler NTC-HC075 / NTC-HC030 クールゴン用語集 キャピラリチューブ 内径の細い管で冷媒の流れを絞り、冷媒の 元来は塩水のことを意味していましたが、冷 膨張に使用される。 凍機器では間接冷凍法に使用する二次冷媒 を意味しています。 クールゴン 内外テック株式会社が製造販売する、冷却 ブライン クールゴン(NTC-HC030)ではナイブライ 液循環装置の登録商標。 ンZ1の使用を推奨しています。 ナイブラインは日曹商事株式会社の登録商 コンプレッサーは、冷媒を圧縮する機器で 標です。 コンプレッサー す。 冷媒は圧縮、膨張を繰り返すことで周囲と 揚程 ポンプが流体を汲み上げる高さ。 熱交換し、「冷やす、暖める」を行ないます。 冷凍サイクルにおいて熱を移動させるため コンプレッサーで圧縮された高圧、高温の 冷媒 に用いる熱媒体。 コンデンサー 冷媒を、冷却して凝縮、液化する機器。 クールゴンではファンモータにより空冷に て冷却を行います。 冷却能力 冷却装置が単位時間あたり冷却できる熱量。 単位は通常W(ワット)で示します。 蒸発器 低温低圧で気液混合状態になっている冷媒 冷媒を圧縮→凝縮(液化)→減圧→蒸発(気 (熱交換器) が気化することで生じる気化熱によって循 環液を冷却する熱交換器。 冷凍サイクル 化)→圧縮と閉鎖された回路内で連続的に 状態変化させ、循環させて冷凍作用を行わ せる。 センサの抵抗から温度を求める温度計。 予 測温抵抗体 め温度と抵抗の関係が把握されている金属 kelvin などをセンサにして、 その抵抗を測定する (ケルビン) 絶対温度の単位 ことで温度を求める。 PV 熱は高い温度から低い温度に移動する性質 (Process Value) コントローラが表示している循環液の温度 があります。冷たい水が入ったヤカンをス 熱量 トーブで熱すると温度が上昇します。この SV コントローラに設定する循環液の設定温度 ように、物体間で熱として移動するエネル (Set Value) ギー量のことを「 熱量」 といいます。 単位はJ(ジュール)を使用します。 熱容量 物体の温度を1K上昇させる熱量。 単位質量の物質の温度を単位温度だけ変化 させるのに必要な熱量。 比熱 SI単位系では物質1kgを温度1K変化させ るのに要する熱量をジュール単位で表示す る。 単位は J/(kg・K)となる。 10
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MEMO 製造販売元 内外テック株式会社 国内ネットワーク 北上営業所 〒024-0014 岩手県北上市流通センター15-27 TEL: 0197-68-2088 FAX: 0197-68-3099 仙台営業所 〒981-3204 宮城県仙台市泉区寺岡2-20-13 TEL: 022-377-8671 FAX: 022-377-1883 東京営業所 〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-20 〒154-0024 サンタワーズD棟6階 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル7階 TEL: 03-5433-1165 FAX: 03-5433-1128 TEL:03-5433-1122 FAX:03-5433-1127 海外営業課 〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル7階 http://www.naigaitec.co.jp/ TEL: 03-5433-1125 FAX: 03-5433-1127 甲府営業所 〒400-0104 山梨県甲斐市龍地4926-1 TEL: 0551-28-7333 FAX: 0551-28-7378 長岡営業所 〒940-0021 新潟県長岡市城岡1-1-57 TEL: 0258-84-7062 FAX: 0258-84-7354 大阪営業所 〒532-0012 大阪府大阪市淀川区木川東3-8-26 TEL: 06-6302-3581 FAX: 06-6304-6095 京都営業所 〒612-8415 京都府京都市伏見区竹田中島町296 TEL: 075-641-3600 FAX: 075-641-3611 広島営業所 〒739-0044 広島県東広島市西条町下見3022-5ギャラリープラザ TEL: 082-431-6101 FAX: 082-431-6102 名刺貼付 鳥栖営業所 〒841-0202 佐賀県三養基郡基山町大字長野597-16 オフィスパレア基山Ⅰ D棟1号室 TEL: 0942-92-1801 FAX: 0942-92-1806 熊本営業所 〒861-1116 熊本県合志市福原1-30 TEL: 096-340-5517 FAX: 096-340-5535 鹿児島営業所 〒899-5652 鹿児島県姶良市平松字上水流3103-8 TEL: 0995-65-7247 FAX: 0995-65-7249 注:このカタログの記載内容は予告なしに変更する場合がありますのであらかじめご了承ください。 CAT.NO.B003-0010B