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日立高速モータ・高周波インバータ HFC-VAH3・SJH700シリーズ

製品カタログ

高速回転用途向 日立高速モータ&高周波インバータ

◆高速モータ
 用途に応じて自在に選べる7機種43タイプの豊富な機種構成
◆高周波インバータ
 PAM方式、最高5,000Hzまで出力のHFC-VAH3シリーズ
 PAM方式、豊富な機能でシステム対応を容易にしたSJH700シリーズ

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このカタログについて

ドキュメント名 日立高速モータ・高周波インバータ HFC-VAH3・SJH700シリーズ
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 7.1Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社日立産機システム (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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日立モートル&インバータ 日立高速モータ・高周波インバータ HFC-VAH3・SJH700シリーズ
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高速回転用途向 日立高速モータ &高周波インバータ 高速モータ 最高300,000min-1の高速回転タイプまでラインアップ。 用途に応じて自在に選べる7機種43タイプの豊富な機種構成。 ■ ビルトインモータ ■ 枠付モータ 用途にこたえる5タイプを準備 ① 7,200min-1タイプ 3,600~7,200min-1の定トルクを持ち、1:10の可変速 ① 特性Aタイプ が可能。標準モータと同一寸法で手軽なタイプ。 最高回転数300,000min-1で内面研削盤、治具研削盤、 -1 フライス盤などに適するビルトインモータ。 ②12,000min タイプ 1:10の定トルク特性の可変速が可能。 ② 特性Bタイプ 冷却ファン電源が不要で、しかも低騒音。 対象ワークの材質、形状、仕上り程度に合わせて高精度 な加工が可能。 ③ 特性Cタイプ 低速域トルクが大きく、14,400min-1まで変速可能。 ④ 特性Dタイプ(D1,D2) 高出力が要求される木工、樹脂加工、軽金属、新素材 加工機械などのスピンドル用として適するビルトイン モータ。トルク特性の異なるD1、D2タイプを準備。 おもな用途 工作機械、木工機、圧縮機、ブロワ、ポンプ、真空ポンプ、真空分 子ポンプ、繊維機械(撚糸、紡績、巻き取り)、リント板加工機、 半導体製造機械(スライサー、ダイサー他)、分級機、そのほか ■ 日立高速モータ機種構成 機 種 タイプ 回転速度(min- 出力(kW)(ビルトインの場合は、電気出力となります。) 1) 0.1 0.125 0.15 0.2 0.3 0.4 0.5 0.55 0.75 0.9 1.2 1.3 1.5 1.9 2.2 2.8 3.7 5.5 6.5 7.5 特性A (注) 特性B 3,000~ 18,000 ビルトイン 特性C 1,800~ 14,400 特性D(D1) 3,000~ 20,000 特性D(D2) 720~ 7,200 枠付 一般用 1,200~ 12,000 (注) ビルトイン特性Aタイプの回転速度範囲は機種により異なります。P4の寸法表の最高回転速度の50~ 100%が回転速度範囲となります。 1
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高速回転用途向 INDEX ビルトインモータ ...............................................3 枠付モータ .........................................................5 日立高速モータ &高周波インバータ 高周波インバータHFC-VAH3シリーズ ................6 高周波インバータSJH700シリーズ .....................9 正しくお使いいただくために ............................13 高周波インバータ PAM*方式、最高5,000Hzまで出力のHFC-VAH3シリーズ PWM*方式、豊富な機能でシステム対応を容易にしたSJH700シリーズ *PAM:Pulse Amplitude Modulation   *PWM:Pulse Width Modulation SJ-P1 HFC-VAH3 SJH700 NE-S1 WJ200 高周波タイプのHFC-VAH3、SJH700シリーズのほか、豊富な機種構成より機械仕様に合わせてインバータをお選びいただけます。 ■ 日立インバータ機種構成 2Pモータ 容 量(kVA) 機 種 最高周波数 最高回転速度 (Hz) (min-1) 0.25 0.5 1 1.5 2.5 3.5 5.5 8 11 16 22 33 40 50 60 75 3kVA 6kVA 12kVA HFC-VAH3※1 三相200V 5,000Hz 300,000 三相200V SJH700※1 2,000Hz 120,000 三相400V 三相200V 三相400V 400Hz 24,000 WJ200 単相100V (1,000Hz※2) (60,000※2) 単相200V 三相200V NE-S1 400Hz 24,000 単相200V 三相200V SJ-P1 590Hz 35,400 三相400V ※1 HFC-VAH3シリーズ(PAM方式)、SJH700シリーズ(PWM方式)は高周波インバータです。 ※2 WJ200シリーズは、注文品で1,000Hz対応が可能です。 2
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H i g h S p e e d ビルトインモータ M o t o r ■ 標準仕様表 タ イ プ 特性A 特性B 特性C 特性D 項 目 型 式 TB0LQ-K, KK 冷 却 方 式 水冷 極 数 2 耐 熱 ク ラ ス E 定 格 S1 潤 滑 方 式 オイルミスト潤滑 温 度 -20ºC~ 40ºC 周囲条件 湿 度 95%RH以下(結露のないこと) 可 変 速 範 囲 最高回転速度の50~ 100% 3,000~ 18,000min-1 1,800~ 14,400min-1 3,000~ 20,000min-1 ●特性Aタイプ ●特性Bタイプ ●特性Cタイプ 定トルク 低減出力 定出力範囲 低減出力範囲 100 範囲 定出力範囲 範囲 定トルク範囲 100 100   50 50 32 0 基底回転速度 基底回転速度 0 50 100 0 15 0 3,000 7,200 14,400 18,000 0 回転速度(%) 0 1,800 3,600 7,200 14,400 回転速度(min-1) 回転速度(min-1) ト ル ク 特 性 ●特性Dタイプ(D1) ●特性Dタイプ(D2) 低減出力 定トルク 300 範 囲 範 囲 300 低減出力範囲 最大トルク250%以上のもの(ロ) 定トルク範囲 定出力範囲 低減出力 250 at 9,000 min-1 最大トルク200%以上のもの(イ) 250 最大トルク 範囲 at 9,000 min-1 200 定出力範囲 低減出力 200 範囲 160 160 定格トルク 定格トルク 100 100 80 80 75 75 60 60 50 50 40 40 基底回転速度 基底回転速度 0 0 0 3,000 6,000 9,000 15,000 18,000 20,000 0 3,000 4,500 9,000 15,000 18,000 20,000 回転速度(min-1) 回転速度(min-1) 適 用 規 格 JEC-2137-2000 (注1) オイルミスト発生用のオイラー、圧縮空気を別途ご用意ください。 (注2) ステータは水冷方式用ですからフレームに冷却水用ジャケットを設けてください。ロータはオイルミストのエアを十分送るなど冷却をよくしてください。 (注3) 軸材が非磁性の場合はご相談ください。 ■ 寸法図(単位:mm) TL L1 L L2 ød øD i øD 3 トルク(%) 定格トルク(%) トルク(%) 定格トルク(%) 定格トルク(%)
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■ 寸法表(単位:mm) 電気出力 最高回転速度 周波数 タ イ プ (kW) ( -1) ( ) D D i L TL L L dmin Hz 1 2 0.1 300,000 5,000 35(スリープ外径 50) 12.5 15 35 9 11 6 0.15 240,000 4,000 32 16 15 42 11 16 8.7 0.125 220,000 3,666 32 16 15 42 11 16 8.7 0.15 200,000 3,333 40 18 20 48 12 16 9.5 0.3 180,000 3,000 48 22 20 49 13 16 12.5 0.4 150,000 2,500 48 22 25 54 13 16 12.5 0.5 120,000 2,000 60 28 20 58 18 20 15 0.75 120,000 2,000 60 28 30 68 18 20 15 0.55 100,000 1,666 60 28 30 68 18 20 16 0.75 100,000 1,666 60 28 40 78 18 20 16 1.5 100,000 1,666 60 32 35 68 14 19 18 3.7 90,000 1,500 70 40 40 65 11 14 22 特 性 A 0.9 90,000 1,500 75 36 30 74 20 24 16 1.3 90,000 1,500 75 36 40 84 20 24 16 1.2 80,000 1,333 75 36 40 84 20 24 20 1.9 80,000 1,333 75 36 60 104 20 24 20 2.8 70,000 1,167 70 40 40 65 11 14 25 5.5 60,000 1,000 85 50 60 101 18 23 32 2.2 60,000 1,000 95 48 40 105 30 35 28 3.7 60,000 1,000 95 48 60 125 30 35 28 5.5 50,000 833 115 60 50 119 32 37 30 5.5 50,000 833 125 68.2 40 105 30 35 40 6.5 40,000 666 140 75 80 165 40 45 40 7.5 30,000 500 140 75 100 185 40 45 50 0.4 115 40 110 32 38 34 0.75 115 60 130 32 38 34 特 性 B 1.5 18,000 300 115 – 100 170 32 38 34 2.2 140 80 160 35 45 40 3.7 140 120 200 35 45 40 0.2 115 40 110 32 38 34 特 性 C 0.4 14,400 240 115 – 60 130 32 38 34 0.75 115 100 170 32 38 34 1.5 115 70 140 33 37 37 2.2 115 90 160 33 37 37 特性 D(D1) 3.7 20,000 333 140 – 90 175 40 45 40 5.5 140 125 210 40 45 40 7.5 140 150 235 40 45 40 0.4 115 40 110 33 37 37 特性 D(D2) 0.75 20,000 333 115 – 50 120 33 37 37 1.5 115 70 140 33 37 37 (注) 電気出力は、基底回転速度(100%)における値です。 4
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H i g h S p e e d 枠付モータ M o t o r ■ 標準仕様表 タイプ 項目 一般用高速モータ(7,200min -1) 一般用高速モータ(12,000min-1) 型 式 TFO-K(0.4kW 12,000min-1のみTO-K) 外 被 構 造 全閉外扇型(0.4kW 12,000min-1のみ全閉型) 保 護 形 式 IP44 極 数 2極 耐 熱 ク ラ ス B E 定 格 S1 潤 滑 方 式 グリース潤滑 温 度 -20ºC~ 40ºC 周 囲 条 件 湿 度 95%RH以下(結露のないこと) 可 変 速 範 囲(min-1) 720~ 7,200min-1 1,200~ 12,000min-1 100 100 ト ル ク 特 性 50 0 0 720 3,600 7,200 回転速度(min-1) 0 1,200 12,000 回転速度(min-1) 適 用 規 格 JEC-2137-2000 (注) 負荷連結方式は直結とします。ベルト掛け方式などの場合はお問い合わせください。 ■ 寸法表(単位:mm) 図 出力 寸法 概略 枠番号 示 質量 (kW) 番 号 L R A B D KL K J HI H C F E N M G Z XB S W U T Q QR (kg) 7,200min-1 0.75 TFOB-80L 1 268.5 140 128.5 97 163 135 25 35 – 161.5 80 +0 -0.5 50 62.5 125 160 3.2 10x25 50 19j6 6 3.5 6 40 0.3 11 1.5 TFOB-90L 2 319 168.5 150.5 115.5 196.5 153 – 35.5 – 188 90 +0 -0.5 62.5 70 155 170 10 10 56 24j6 8 4 7 50 0.3 21.5 2.2 TFOB-90L 2 319 168.5 150.5 115.5 196.5 153 – 35.5 – 188 90 +0 -0.5 62.5 70 155 170 10 10 56 24j6 8 4 7 50 0.3 23.5 3.7 TFOB-112M 3 374 200 174 136 239 175 – 45 272 231.5 112 +0 -0.5 70 95 175 224 14 12 70 28j6 8 4 7 60 0.5 37 12,000min-1 0.4 – 4 257 147 110 113 130 – – 30 – 172 71 +0 -0.5 70 53 180 125 10 7 47 14j6 5 3 5 30 1.5 8.5 0.75 – 5 296 157 139 113 145 – – 30 – 172 71 +0 -0.5 70 53 180 125 10 7 47 19j6 6 3.5 6 40 1.5 10 1.5 – 5 336 177 159 133 145 – – 30 – 172 71 +0 -0.5 90 53 220 125 10 7 47 19j6 6 3.5 6 40 1.5 14 2.2 – 6 338 182 156 128 177 134 – 35.5 – 179 90 +0 -0.5 75 62.5 200 155 12.5 12 57 24j6 8 4 7 50 1.5 16 3.7 – 6 368 197 171 143 177 134 – 35.5 – 179 90 +0 -0.5 90 62.5 230 155 12.5 12 57 24j6 8 4 7 50 1.5 20 (注)出力は基底回転速度における値です。 ■ 寸法図(単位:mm) 図1 図2 図3 L KL L KL KL R D L R D D A B Q R A B Q A B Q H H HI H C C ø28 C ø28 G J F F XB G J G J K F F XB 4-Z F F XB 4-Z E E N 4-Z E E N E E M NM M 図4 図5 図6 L L R D L R A B Q R D A B Q D A B Q KL ø17 ø17 H H H C C C ø22 G J J G J J G J J F F XB 4-Z E E F F XB 4-Z E E F F XB 4-Z E E N M N M N M 軸端詳細図 Q U W S QR T 5 定格トルク(%) 定格トルク(%)
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H i g h Frequency 高周波インバータHFC-VAH3シリーズ INVERTER 1 広範囲の出力周波数と“特殊V/f設定” 特殊V/f設定機能で、高速モータへ適応します。(基底周波数、最高回転速度の V/f設定を任意に設定できます) 出力周波数3~5,000Hz(2極モータの場合~300,000min-1の回転速度)を 実現し、制御範囲1:20が可能です。 2 使いやすさ大幅UP!! モータV/f特性、加減速設定など、全ての設定をデジタル化、表面デジタル パネルで全ての設定変更が可能です。 表示は見やすい 4 桁 LED。モニタ表示がわかる LEDランプ付です。 オプションのケーブルにより、リモート操作も可能です。 3 8種類のモータを切替えて使用可能 1台のインバータで8種類のモータを切替えて使用することができます。 V/f 設定、電子サーマル設定、周波数上下限リミッタを各モータごとに 個別に設定できるようにしました。 4 豊富な入出力端子機能 インテリジェント端子機能の採用により、入力端子8端子、出力端子5端子、 リレー(1c接点)1端子、モニタ出力端子に各機能を割付けて使用することが できます。 さらにRS-485通信ポートを標準装備、モータの温度保護のためにサーミスタ 入力端子を設けました。また、オプションのアプリケーション基板(SJ-DG) により、外部デジタル信号による周波数設定が可能になります。 ■ 型式説明 HFC – VAH12L F 3 シリーズ名 バージョン VAHシリーズ パネル付 L:3相 200V級 容量(kVA) ■ 機種構成 定格容量(kVA) 3 6 12 200V級 3LF3 6LF3 12LF3 6
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■ 標準仕様表 項 目 200V級 機 種 略 号 (型式) 3LF3 6FL3 12LF3 保 護 構 造 (注1) IP20 200V 3.1 6.2 12.0 定 格 容 量(kVA) 240V 3.7 7.4 14.5 定 格 入 力 交 流 電 圧 三相(3線)200~ 240V(±10%)50Hz/60Hz 定 格 出 力 電 圧 (注2) 三相(3線)200~ 240V(受電電圧に対応します) 定 格 出 力 電 流 ( A) 9 18 35 制 御 方 式 チョッパ方式PAM制御 出 力 周 波 数 範 囲 (注3) 1:20 可変範囲(3.0~ 5,000Hz任意可変) 周 波 数 精 度 最高周波数に対してデジタル指令±0.01%、アナログ指令±0.2%(25±10ºC) 周 波 数 分 解 能 デジタル設定:0.01Hz、アナログ設定:最高周波数 /4,000 電 圧 /周 波 数 特 性 V/f任意設定、V/f制御(基底周波数30~ 5,000Hz任意可変) 過 負 荷 電 流 定 格 150%/60秒、200%/0.5秒 加 速 ・ 減 速 時 間 0.01~ 3,600秒(直線・曲線および、加速、減速個別任意設定)、第2加減速設定可 回 生 制 動(短時間)(注4) BRD回路内蔵(放電抵抗別置) 制 動 接続可能最小抵抗値(Ω) 35 35 17 直 流 制 動 停止指令による減速作動周波数以下、または外部入力で動作(ブレーキ力、時間、周波数可調) オペレータ UPキー /DOWNキーによる設定 周波数設定 外 部 信 号 DC0~ 10V、-10~+10V(入力インーピーダンス10kΩ)、4~ 20mA(入力インーピーダンス100Ω) 外部ポート RS485通信による設定(日立プロトコル) オペレータ 運転 /停止(正転 /逆転はコードで切替え) 正・ 逆 転 入 力 外 部 信 号 正転運転 /停止(1a、1bの選択可、3ワイヤー入力可)運 転 /停 止 信 号 外部ポート RS485通信による設定(日立プロトコル) 8端子選択、逆転指令(RV)、多段速1~ 4(CF1~CF4)、外部直流制御(DB)、2段加減速(2CH)、フリーランストップ(FRS)、 外部トリップ(EXT)、USP機能(USP)、ソフトロック(SFT)、アナログ入力切替(AT)、リセット(RS)、3ワイヤ起動( インテリジェント入力端子 STA)、 3ワイヤ保持(STP)、3ワイヤ正逆(F/R)、遠隔操作増速(UP)、遠隔操作減速(DWN)、遠隔操作データクリア(UDC)、強制オペ(OPE)、 多段速ビット1~ 7(SF1~ SF7)、過負荷制限切替(OLR)、モータ制御(MTR1~ 3)、LADキャンセル(LAD)、割付け無(NO) サ ー ミ ス タ 入 力 端 子 1端子(PTC特性・NTC特性) オープンコレクタ5端子、リレー出力(1c接点)1端子選択、運転中(RUN)、定速到達時(FA1)、設定周波数以上(FA2)、 過負荷予告( インテリジェント出力端子 OL)、アラーム信号(AL)、設定周波数のみ(FA3)、瞬停信号(IP)、不足電圧(UV)、RUN時間オーバー(RNT)、 出 力 ON時間オーバー(ONT)、サーマル警報(THM)、設定周波数以上2(FA4)、設定周波数のみ2(FA5)、過負荷予告2(OL2)、 信 号 アラームコード0~ 3(AC0~ AC3)、BRD動作信号(BP)から選択 インテリジェントモニタ出力端子 アナログ電圧出力、アナログ電流出力、パルス出力 デ ィ ス プ レ イ モ ニ タ 出力周波数、出力電流、周波数換算値、トリップ来歴、入出力端子状態、出力電力、出力電圧など V/f自由設定、上下限周波数リミッタ、周波数ジャンプ、曲線加減速、手動トルクブーストレベル・折れ点設定、アナログメーター調整、 そ の 他 の 機 能 始動周波数、電子サーマル機能(自由設定)、外部スタート・エンド(周波数・割合)、アナログ入力選択、過負荷制限 過電流、過電圧、不足電圧、電子サーマル、温度異常、地絡電流、瞬停、 保 護 機 能 USPエラー、 (注5) 欠相エラー、制動抵抗器過負荷、CTエラー、外部トリップ、通信エラー、オプションエラー 周囲温度 /保存温度(注6)/湿度 -10ºC~ 50ºC/-20ºC~ 65ºC/20~90%RH(結露のない所) 使 用 環 境 振 動 (注7) 2.0m/s(2 0.2G)、10~ 55Hz 使 用 場 所 標高1,000m以下、屋内(腐食ガス、じんあいのない所)(注8) 塗 装 色 グレー 制動抵抗器、回生制動ユニット、入力交流リアクトル、直流リアクトル、 オ プ シ ョ ン インバータ用入力側ノイズフィルタ、応用制御装置、デジタル入力基板(SJ-DG) オ ペ レ ー タ OPE-S、OPE-SR、WOP、リモート操作用ケーブルICS-1(1m)、ICS-3(3m) 概 略 質 量 (kg) 9.5 10 15 (注1) 保護方式はJIS C 0920(IEC 60529)に準拠します。 (注2) 出力電圧は、電源電圧が低下すると下がります。 (注3) モータを50/60Hzを越えて運転する場合は、モータの許容最高回転数などをモータメーカーへお問い合わせ確認してください。 (注4)インバータ内には、制御抵抗器が組み込まれておりません。大きな回生トルクを必要とする場合には、オプションの制動抵抗器または、回生制動ユニットをご使用ください。 (注5) 高速モータはサーマルリレーでは保護できません。カレントセンサー(例:K2CM-Qオムロン製相当品)をご使用ください。 (注6) 保存温度は、輸送中の温度です。 (注7) JIS C 60068-2-6:2010(IEC 60068-2-6:2007)の試験方法に準拠。 (注8) じんあいのある所で使用される場合は、ワニスコーティング使用を推奨いたします。事前にお問い合わせください。 (注9)絶縁距離はUL、CE規格に準拠しています。 7
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高周波インバータHFC-VAH3シリーズ ■ 寸法図(単位:mm) ● HFC-VAH3LF3 ● HFC-VAH6LF3 2-ø7 2-ø7 25 200 25 25 200 25 250 250 ● HFC-VAH12LF3 2-ø7 25 225 25 275 8 186 7.5 385 7.5 201 8 418 8 400 434 186 7.5 385 7.5 400
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H i g h Frequ高ency 高周波INVERTE周R 波インバイーンタバSーJHタ7S00JシH7リ0ー0シズリーズ 1 高速回転を要求される機械 最高周波数:2,000Hzと拡大し、高速回転を要求される工作機、加工機に! 回転速度120,000min-1(モータ極数:2極の場合) 2 プログラム運転機能でカスタマイズ化が可能 上位コントローラ /周辺回路が簡略化できますので、制御盤の省スペース化、 コストダウンに寄与できます。 ● リレー回路(自己保持)、タイマー回路 ● 繰返し運転(自動運転) ● 運転条件によりインバータのパラメータ変更(加減速時間の複数設定など) 3 長寿命ファン・コンデンサによる設計寿命10年を実現! より安心に長くお使いいただけるインバータです。 有寿命部品(冷却ファン・電解コンデンサ)は、設計寿命10年! 4 コンパクト設計で省スペース 6 多彩な機能を搭載 EMCノイズフィルタ内蔵(8kVA除く) ● モニタ機能の充実(メンテナンス予告信号) ● マイクロサージ抑制 ● データコンペア機能でデータ変更チェックが可能 5 ネットワーク対応も充実 RS-485Modbus-RTU対応ポートを標準装備。 ■ 型式説明 SJH700 – 11L F F F:内蔵ノイズフィルタ付 シリーズ名 SJH700シリーズ パネル付 L:3相 200V級 H:3相 400V級 容量(kVA) ■ 機種構成 定格容量(kVA) 2.5 3.5 5.5 8 11 16 22 200V級 2.5LFF 3.5LFF 5.5LFF 8LF 11LFF 16LFF 22LFF 400V級 2.5HFF 3.5HFF 5.5HFF 8HF 11HFF 16HFF 22HFF ※22kVA以上の機種は、お問い合わせください。 9
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■ 標準仕様表(200V級) 項 目 200V級 機 種 略 号 (型式) 2.5LFF 3.5LFF 5.5LFF 8LF 11LFF 16LFF 22LFF 保 護 構 造 (注1) IP20 200V 2.5 3.6 5.7 8.3 11.0 15.9 22.1 定 格 容 量(kVA) 240V 3.1 4.3 6.8 9.9 13.3 19.1 26.6 定 格 入 力 交 流 電 圧 三相(3線)200~240V(+10%、-15%)50Hz/60Hz 定 格 出 力 電 圧 (注2) 三相(3線)200~ 240V(受電電圧に対応します) 定 格 出 力 電 流 ( A) 7.5 10.5 16.5 24 32 46 64 制 御 方 式 PWM方式 出 力 周 波 数 範 囲 (注3) 0.1~ 2,000Hz 周 波 数 精 度 最高周波数に対してデジタル指令±0.01%、アナログ指令±0.2%(25±10ºC) 周 波 数 分 解 能 デジタル設定:0.01Hz、アナログ設定:最高周波数 /4000(O端子:12bit /0~+10V、O2端子:12bit /-10~+10V) 電 圧 /周 波 数 特 性 V/f任意設定、V/f制御(定トルク、低減トルク) 過 負 荷 電 流 定 格 150%/60秒、200%/3秒 加 速 ・ 減 速 時 間 0.01~ 3,600秒(直線・曲線および、加速、減速個別任意設定)、第2加減速設定可 回 生 制 動(短時間)(注4) BRD回路内蔵(放電抵抗別置) 制 動 接続可能最小抵抗値(Ω) 35 35 35 16 10 10 7.5 直 流 制 動 始動時、停止指令による減速作動周波数以下、または外部入力で動作(ブレーキ力、時間、周波数可調) E M C フ ィ ル タ 内蔵(EN618003 category C3) ̶ 内蔵(EN618003 category C3) 零 相 リ ア ク ト ル 内蔵 ̶ 内蔵 オペレータ UPキー /DOWNキーによる設定 周波数設定 外 部 信 号 DC0~ 10V、-10~+10V(入力インーピーダンス10kΩ)、4~ 20mA(入力インーピーダンス100Ω) 外部ポート RS485通信による設定(日立プロトコル /Modbus-RTU選択可) オペレータ 運転 /停止(正転 /逆転はコードで切替え) 正・ 逆 転 入 力 運 転 停 止 外 部 信 号 正転運転 /停止(1a、1bの選択可、3ワイヤー入力可) / 信 号 外部ポート RS485通信による設定(日立プロトコル /Modbus-RTU選択可) 8端子選択、逆転指令(RV)、多段速1~ 4(CF1~CF4)、外部直流制御(DB)、第2 ~5制御(SET0~ SET2)、 インテリジェント入力端子 2段加減速(2CH)、フリーランストップ(FRS)、外部トリップ(EXT)、USP機能(USP)、ソフトロック(SFT)、アナログ入力切替(AT)、 リセット(RS)、3ワイヤ起動(STA)、3ワイヤ保持(STP)、3ワイヤ正逆(F/R)、遠隔操作増速(UP)、遠隔操作減速(DWN)、 遠隔操作データクリア(UDC)、多段速ビット1~ 7(SF1~ SF7)、割付け無(NO)など サ ー ミ ス タ 入 力 端 子 1端子(PTC特性・NTC特性) インテリジェント出力端子 オープンコレクタ5端子、リレー出力(1c接点)1端子選択 出 力 (運転中、定速到達時、設定周波数以上、アラーム信号などから選択) 信 号 インテリジェントモニタ出力端子 アナログ電圧出力、アナログ電流出力、パルス出力 デ ィ ス プ レ イ モ ニ タ 出力周波数、出力電流、周波数換算値、トリップ来歴、入出力端子状態、入力電力、出力電圧など そ の 他 の 機 能 V/f自由設定、上下限周波数リミッタ、周波数ジャンプ、曲線加減速、手動トルクブーストレベル・折れ点設定、アナログメーター調整、 始動周波数、電子サーマル機能自由設定、外部スタート・エンド(周波数・割合)、アナログ入力選択、トリップリトライ、減電圧始動、過負荷制限 保 護 機 能 過電流、過電圧、不足電圧、電子サーマル、温度異常、始動時地絡電流、瞬停、 (注 ) USPエラー、 5 欠相エラー、制動抵抗器過負荷、CTエラー、外部トリップ、通信エラー、オプションエラー 周囲温度 /保存温度(注6)/湿度 -10ºC~ 50ºC/-20ºC~ 65ºC/20~90%RH(結露のない所) 使 用 環 境 振 動 (注7) 5.9m/s(2 0.6G)、10~ 55Hz 使 用 場 所 標高1,000m以下、屋内(腐食ガス、じんあいのない所) オ プ シ ョ ン リモートオペレータ(WOP)、ボリューム付操作パネル(OPE-SR)、オペレータ用ケーブル(ICS-1,3)、制動抵抗器、回生制動ユニット、 交流リアクトル、直流リアクトル、インバータ用ノイズフィルタ、標準搭載オペレータ(OPE-SBK)、応用制御装置、デジタル入力基板(SJ-DG) オ ペ レ ー タ OPE-SBK、OPE-SR、WOP、リモート操作用ケーブルICS-1(1m)、ICS-3(3m) 概 略 質 量 (kg) 3.5 3.5 3.5 3.5 6.0 6.0 14 (注1) 保護方式はJIS C 0920(IEC 60529)に準拠します。 (注2) 出力電圧は、電源電圧が低下すると下がります。 (注3) モータを50/60Hzを越えて運転する場合は、モータの許容最高回転数などをモータメーカーへお問い合わせ確認してください。 (注4)インバータ内には、制御抵抗器が組み込まれておりません。大きな回生トルクを必要とする場合には、オプションの制動抵抗器または、回生制動ユニットをご使用ください。 (注5) 高速モータはサーマルリレーでは保護できません。カレントセンサー(例:K2CM-Qオムロン製相当品)をご使用ください。 (注6) 保存温度は、輸送中の温度です。 (注7) JIS C 60068-2-6:2010(IEC 60068-2-6:2007)の試験方法に準拠。 (注8) 絶縁距離はUL、CE規格に準拠しています。 10
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■ 標準仕様表(400V級) 項 目 400V級 機 種 略 号 (型式) 2.5HFF 3.5HFF 5.5HFF 8HF 11HFF 16HFF 22HFF 保 護 構 造 (注1) IP20 400V 2.6 3.6 6.2 9.7 13.1 17.3 22.1 定 格 容 量(kVA) 480V 3.1 4.4 7.4 11.6 15.7 20.7 26.6 定 格 入 力 交 流 電 圧 三相(3線)380~ 480V(+10%、-15%)50Hz/60Hz 定 格 出 力 電 圧 (注2) 三相(3線)380~ 480V(受電電圧に対応します) 定 格 出 力 電 流 ( A) 3.8 5.3 9.0 14 19 25 32 制 御 方 式 PWM方式 出 力 周 波 数 範 囲 (注3) 0.1~ 2,000Hz 周 波 数 精 度 最高周波数に対してデジタル指令±0.01%、アナログ指令±0.2%(25±10ºC) 周 波 数 分 解 能 デジタル設定:0.01Hz、アナログ設定:最高周波数 /4000(O端子:12bit /0~+10V、O2端子:12bit /-10~+10V) 電 圧 /周 波 数 特 性 V/f任意設定、V/f制御(定トルク、低減トルク) 過 負 荷 電 流 定 格 150%/60秒、200%/3秒 加 速 ・ 減 速 時 間 0.01~ 3,600秒(直線・曲線および、加速、減速個別任意設定)、第2加減速設定可 回 生 制 動(短時間)(注4) BRD回路内蔵(放電抵抗別置) 制 動 接続可能最小抵抗値(Ω) 100 100 70 70 35 35 24 直 流 制 動 始動時、停止指令による減速作動周波数以下、または外部入力で動作(ブレーキ力、時間、周波数可調) E M C フ ィ ル タ 内蔵(EN618003 category C3) ̶ 内蔵(EN618003 category C3) 零 相 リ ア ク ト ル 内蔵 ̶ 内蔵 オペレータ UPキー /DOWNキーによる設定 周波数設定 外 部 信 号 DC0~ 10V、-10~+10V(入力インーピーダンス10kΩ)、4~20mA(入力インーピーダンス100Ω) 外部ポート RS485通信による設定(日立プロトコル /Modbus-RTU選択可) オペレータ 運転 /停止(正転 /逆転はコードで切替え) 正・ 逆 転 入 力 運 転 停 止 外 部 信 号 正転運転 /停止(1a、1bの選択可、3ワイヤー入力可) / 信 号 外部ポート RS485通信による設定(日立プロトコル /Modbus-RTU選択可) 8端子選択、逆転指令(RV)、多段速1~4(CF1~CF4)、外部直流制御(DB)、第2~5制御(SET0~SET2)、2段加減速(2CH)、 インテリジェント入力端子 フリーランストップ(FRS)、外部トリップ(EXT)、USP機能(USP)、ソフトロック(SFT)、アナログ入力切替(AT)、リセット(RS)、 3ワイヤ起動(STA)、3ワイヤ保持(STP)、3ワイヤ正逆(F/R)、遠隔操作増速(UP)、遠隔操作減速(DWN)、 遠隔操作データクリア(UDC)、多段速ビット1~7(SF1~SF7)、割付け無(NO)など サ ー ミ ス タ 入 力 端 子 1端子(PTC特性・NTC特性) インテリジェント出力端子 オープンコレクタ5端子、リレー出力(1c接点)1端子選択 出 力 (運転中、定速到達時、設定周波数以上、アラーム信号などから選択) 信 号 インテリジェントモニタ出力端子 アナログ電圧出力、アナログ電流出力、パルス出力 デ ィ ス プ レ イ モ ニ タ 出力周波数、出力電流、周波数換算値、トリップ来歴、入出力端子状態、入力電力、出力電圧など そ の 他 の 機 能 V/f自由設定、上下限周波数リミッタ、周波数ジャンプ、曲線加減速、手動トルクブーストレベル・折れ点設定、アナログメーター調整、 始動周波数、電子サーマル自由設定、外部スタート・エンド(周波数・割合)、アナログ入力選択、トリップリトライ、減電圧始動、過負荷制限 保 護 機 能 過電流、過電圧、不足電圧、電子サーマル、温度異常、始動時地絡電流、瞬停、USPエラー、 (注5) 欠相エラー、制動抵抗器過負荷、CTエラー、外部トリップ、通信エラー、オプションエラー 周囲温度 /保存温度(注6)/湿度 -10ºC~ 50ºC/-20ºC~ 65ºC/20~90%RH(結露のない所) 使 用 環 境 振 動 (注7) 5.9m/s(2 0.6G)、10~ 55Hz 使 用 場 所 標高1,000m以下、屋内(腐食ガス、じんあいのない所) オ プ シ ョ ン リモートオペレータ(WOP)、ボリューム付操作パネル(OPE-SR)、オペレータ用ケーブル(ICS-1,3)、制動抵抗器、回生制動ユニット、 交流リアクトル、直流リアクトル、インバータ用ノイズフィルタ、標準搭載オペレータ(OPE-SBK)、応用制御装置、デジタル入力基板(SJ-DG) オ ペ レ ー タ リモート操作用ケーブルICS-1(1m)、ICS-3(3m) 概 略 質 量 (kg) 3.5 3.5 3.5 3.5 6.0 6.0 14 (注1) 保護方式はJIS C 0920(IEC 60529)に準拠します。 (注2) 出力電圧は、電源電圧が低下すると下がります。 (注3) モータを50/60Hzを越えて運転する場合は、モータの許容最高回転数などをモータメーカーへお問い合わせ確認してください。 (注4)インバータ内には、制御抵抗器が組み込まれておりません。大きな回生トルクを必要とする場合には、オプションの制動抵抗器または、回生制動ユニットをご使用ください。 (注5) 高速モータはサーマルリレーでは保護できません。カレントセンサー(例:K2CM-Qオムロン製相当品)をご使用ください。 (注6) 保存温度は、輸送中の温度です。 (注7) JIS C 60068-2-6:2010(IEC 60068-2-6:2007)の試験方法に準拠。 (注8) 絶縁距離はUL、CE規格に準拠しています。 11
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高周波インバータSJH700シリーズ ■ 寸法図(単位:mm) ● SJH700-2.5~ 5.5LFF, 8LF ● SJH700-11, 16LFF 2.5~ 5.5HFF, 8HF 11, 16HFF 150 210 130 2-φ6 デジタルオペレータ 排気 189 デジタルオペレータ 25 80 排気 24.5 80 2-φ7 壁面 壁面 7 6 189 吸気 130 3-配線穴(33x28) 吸気 203 143 ● SJH700-22LFF リモートオペレータ リモート操作用ケーブル 22HFF ● OPE-SBK ● ICS-1, 3 250 2-φ7 229 デジタルオペレータ 排気 24.5 80 80 POWER ALARM Hz RUN V kW PRG A % (※) 運転 停止/リセット RUN STOP/RESET 壁面 機能 1 2 記憶 FUNC STR ※OPE-SRのみボリューム付です。 26.5 7 229 3-配線穴(42x42.5) 吸気 18 機 種 ケーブル長L(m) 2-φ4 ICS-1 1 ICS-3 3 取付せん孔図 244 12 164 79 273.4 79 1.2 62 241 140 255 9.5 376 390 83 190 79 13 8 169 79 18 59 2 13.6 246 260 82 170 L
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正しくお使いいただくために ● 安全のためのご注意 (1) 日立高速モータおよび日立高周波インバータをご使用の前に「取扱説明書」をよくお読みの上、正しくお使いください。 また、これらの製品は電気工事が必要です。電気工事は専門家が行ってください。 (2) 人命にかかわるような設備、および重大な損失が予測される設備への適用に際しては、重大事故にならないよう、安全装置を設置して ください。 (3) 日立高周波インバータは三相交流高速電動機(モータ)用、一般産業用途向けです。次の場合はあらかじめ当社へご照会ください。 ① 三相交流高速電動機(モータ)以外の負荷に使用する場合 ② 航空・宇宙関係、原子力・電力、乗用移動、医療、海底中継機器などの特殊用途にご検討の場合 ● 日立高周波インバータご計画上・ご使用上の注意 高温、多湿、結露しやすい周囲環境およびじんあい、腐食性のガス、研削液のミストおよび塩害などのある場所は避け、直射日光のあたらない換気のよい室内に 設置場所、周囲環境 設置してください。また、振動のない場所に据え付けてください。周囲温度-10~ 50ºCの範囲でご使用になれます。 (1) 電源はR、S、T(入力端子)に、モータはU、V、Wに必ず接続してください。(誤接続されますと故障します。) 配線接続 (2) 接地端子(  マーク)は必ず接地してください。 運転 /停止の際は、主回路の入・出力側に設けた電磁接触器(MC)の入切による運転 /停止はしないでください。 運転 /停止について 必ず制御回路端子の運転 /停止で行ってください。 トルク特性 相手機械の負荷特性とモータの駆動トルク特性とをよく調べてから機種の選定を行ってください。 (1) インバータとモータの間の電磁接触器を設けた場合、インバータ運転中にON-OFFしないようにしてください。 (2) IGBT使用の電圧型PWM方式のインバータを適用するシステムでは、ケーブル長、ケーブル敷設方法などとケーブル定数に起因する サージ電圧がモータ端子に発生する場合があります。サージ電圧の大きさによってはモータ巻線の絶縁劣化を引き起こす可能性が インバータとモータ間の ありますので特に400V級、ケーブル長が長い時は次の対策を実施してください。 結線 ① インバータとモータの間に高周波専用フィルタを設置 (3) モータ保護のため、インバータとモータの間に指定のカレントセンサ(オムロン製 SAO-Q相当)を設置してください。 標準のサーマルリレーでは保護できません。 受電側にはインバータの配線保護および人体保護のため、漏電遮断器を設置してください。 遮断器の設置 漏電遮断器、配線用遮断器は「インバータ対応型」のものをご使用ください。インバータからの高調波により従来型のものは不要動作することがあります。 詳細は遮断器メーカーへお問い合わせください。日立漏電遮断器は1984年9月生産品より標準品をインバータ対応品としております。 インバータとモータの間に力率改善用コンデンサを入れますと、インバータ出力の高調波成分により、コンデンサ及びインバータが破損する恐れがありますので、 進相コンデンサ コンデンサは入れないでください。 ① インバータ主回路の入出力には、高調波成分を含んでおり、インバータの近くで使用される通信機、ラジオ、センサーに障害を与えること があります。この場合は、インバータ用ノイズフィルタ(オプション)各種を取り付けることで障害を小さくすることができます。 高周波ノイズ 日立インバータテクニカルガイドブック ノイズ編 をご参考の上、対策をしてください。 漏れ電流について (注)インバータの出力側に用意しているノイズフィルタは、ほとんどが50/60Hz用です。インバータの出力側にノイズフィルタを取付けの際はお問合せください。 ② インバータは、スイッチング動作をしており、漏えい電流が増加します。インバータ、モータは必ず接地してください。 インバータ使用に際して、下記の場合には電源側に大きなピーク電流が流れ、まれにコンバータモジュール破損にいたる場合があります。これらの状況が予想さ れたり、またインバータから発生する高周波が影響をおよぼすと予想される特に高信頼性が要求される重要設備に対しては、電源とインバータとの間に交流リアク トルを使用してください。また誘導雷の影響が考えられるときは、避雷器を設置してください。 A) 電源電圧の不平衡率が3%以上の場合( ※1) B) 電源容量がインバータ容量の10倍以上の場合(電源容量が 500kVA以上の時)。 C) 急激な電源電圧変化が生じる場合。 例)①複数のインバータが互いに短い母線で併設されている場合。 ②サイリスタ変換器と互いに短い母線で併設されている場合。 入力側交流リアクトルの ③ 進相コンデンサの投入、釈放がある場合。 設置 上記 A)、B)、C)の様な場合には、電源電圧に対し、3%程度(定格電流時の電圧降下)のリアクトルを電源側に挿入することをお勧めします。 ※1 電圧不平衡率 算出例(RS相線間電圧 VRS =205V、ST相線間電圧 VST =201V、 VTR =200Vの場合) 線間電圧最大値(最小値)- 線間電圧平均値 電圧不平衡率 = x 100 線間電圧平均値 VRS-( VRS + VST + VTR)/3 205- 202 =    x 100 = x 100 = 1.5(%) ( VRS + VST + VTR)/3 202 平滑コンデンサは部品内部で化学反応が起こり消耗するため、通常、約5~ 10年で 周 50 交換が必要となります。ただし、インバータは高温、重負荷などの環境下では著しく 囲 SJH700 温 寿命が短くなりますのでご注意ください。 度 40 主要部品の寿命について ( 24時間 /1日で使用した場合、コンデンサの寿命は概略右図のようになります。 ºC HFC-VAH3 この他、冷却ファンなどの寿命部品も「汎用インバータ定期点検のおすすめ」 ) 30 (JEMA)に添って交換してください。 (指定された人以外は、保守点検、部品交換はしないでください。) 20 2.0 5 10 寿命時間(年) 13
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お問い合わせ営業窓口 サービスステーションを中心に、 行き届いた保守・サービス活動を行っています。 北陸地区 北海道地区 北陸( 076)420-5411 中部地区 中部( 052)884-5812 静岡( 0545)55- 北海道地区 3260 北海道( 011)611-4121 近畿地区 東北地区 大阪( 東北地区 06)4868-1201 京都( ) - 東北( 022)364-4121075 661 1081 滋賀( ) - 秋田( 018)846-99330748 46 6606 姫路( ) - 北陸地区 八戸( 0178)41-2711 079 234 9571 福島( 024)961-0500 中国地区 中国( 関東・甲信越地区 082)282-8111 岡山( 086)263- 東京( 047)451-31113022 中国地区 山陰( 東京中央( 03)5245-03580854)22-5552 山口( 0835)23- 埼玉( 048)728-85217705 栃木( 0285)25-3536 四国地区 高崎( 027)377-9902 四国( ) - 関東・甲信越地区 087 882 1212 中部地区 茨城( 029)273-7424 新居浜( 0897)66-8145 筑波( 029)826-5851 九州地区 近畿地区 凡例 横浜( 045)540-2731 九州( ) - 四国地区 本社 新潟( 025)274-6914 092 651 0131 北九州( 093)582-1175 九州地区 支社・支店 甲信( 0266)56-6222 南九州( 099)260-2818 製造・エンジニアリング拠点 サービスステーション インバータ技術相談窓口 インバータに関する技術的なお問い合わせをお受けしております。 防爆型インバータ(JXシリーズ)等の専用インバータに関する お問い合わせは、ご購入先にご相談ください。 電話窓口 ●月~金9:00~12:00、13:00~18:00(ただし、祝日、当社休日は除く) フリー ダイヤル 0120-47-9921 携帯電話,公衆電話の場合は045-762-3166をご利用ください。 FAX窓口 ●月~金9:00~17:30(ただし、祝日、当社休日の送信分は翌日以降の回答となります。) FAX 0465-80-1481 ●このカタログに掲載した内容は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。 日立産機システム社外Webサイト https://www.hitachi-ies.co.jp 製品の最新情報のほか、導入事例紹介や、動画による製品紹介なども掲載しています。 SM-422V 2020.8 Printed in Japan(H)