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【耐圧防爆構造・安全増防爆構造】技術的基準をクリアーした日立防爆型モータ 低圧かご型 0.75kW~132kW

製品カタログ

産業の発展に貢献する日立防爆型モータを豊富な機種の中から用途に適した最適なものをお選びください!防爆型モータの技術資料や選定ガイドも掲載しています。

石油化学工業プラント、炭鉱坑内などで、ガスまたはミスト状の可燃性物質と空気との混合物質で構成する爆発性雰囲気が連続的に、長時間または頻繁に存在し生成したり、運転中に時々生成する可能性があったり、まれにでも爆発性雰囲気が生成するおそれがあるような屋外で使用される場合には、これらの用途に適した豊富な機種の中から最適なものをお選びください。

掲載内容
●安全増防爆型モータ
 標準仕様表
 寸法表
●耐圧防爆型モータ
 耐圧防爆型モータ標準仕様表
 インバータ駆動耐圧防爆型モータ
 耐圧防爆型モータ寸法表
●端子箱
 安全増防爆型 寸法表
 耐圧防爆型  寸法表
 KD寸法
●外部導線引込方式
●防爆型モータの技術資料
 防爆に対する共通要件
 防爆構造の記号について
 防爆に共通な要件
 どの防爆構造を選べばよいか?
 対象ガスによる機器の分類記号が変わります
 回転機類の防爆構造の選定例
●機器のご計画に際して
 スターデルタ始動器使用上の注意
 連結方式の参考事項
 負荷のアンバランス荷重について
 モータ運転時の振動
 モータ取り付け方法
 配線の参考事例
 スライドベース
●ベアリング番号一覧

◆詳細はカタログをダウンロードしてご覧下さい。

このカタログについて

ドキュメント名 【耐圧防爆構造・安全増防爆構造】技術的基準をクリアーした日立防爆型モータ 低圧かご型 0.75kW~132kW
ドキュメント種別 製品カタログ
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登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社日立産機システム (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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日立モートル 技術的基準をクリアーした 日立防爆型モータ 低圧かご型 0.75~132kW 耐圧防爆構造・安全増防爆構造 SM-443Z 2023.7 Printed in Japan(H)
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産業の発展に伴って爆発災害の規模が大きくなり、万一、プラントでの爆発事故が発生すると従事者への危険 ページ だけでなく、機器の損害、生産ラインのストップなど、その損失は計り知れないほど大きくなります。当社では、 ●安全増防爆型モータ ────────── 3 使用する電気機器は厚生労働大臣の指定する型式検定に合格した防爆型モータを製作・販売しております。  標準仕様表 ─────────────── 3 日立は常にモータの理想を追い求め、たゆまぬ努力を続けてきました。そして、機能性、信頼性に優れた耐久性  寸法表 ───────────────── 5 のある防爆型モータとして、産業界のニーズにおこたえしています。 ●耐圧防爆型モータ──────────── 7  耐圧防爆型モータ標準仕様表 ────── 7  インバータ駆動耐圧防爆型モータ ──── 8  耐圧防爆型モータ寸法表 ──────── 9 ●端子箱 ───────────────── 13 石油化学工業プラント、炭鉱坑内などで、ガスまたはミスト状の可燃性物質と空気との混合物質で構成する爆発性雰  安全増防爆型 寸法表 ────────── 13 囲気が連続的に、長時間または頻繁に存在し生成したり、運転中に時々生成する可能性があったり、まれにでも爆発性  耐圧防爆型  寸法表 ────────── 13 雰囲気が生成するおそれがあるような屋外で使用される場合には、これらの用途に適した豊富な機種の中から最適  KD寸法───────────────── 14 なものをお選びください。 ●外部導線引込方式 ─────────── 15 ●防爆型モータの技術資料 ──────── 16 区分 安全増防爆型(構造規格によるeG3,H8.技術的基準によるExeⅡ T3) 耐圧防爆型(d2G4)  防爆に対する共通要件────────── 16 型式  防爆構造の記号について ──────── 17 全閉外扇型 フランジ取付 屋外・ フランジ取付 付 屋外・ フランジ取付 全閉外扇型 全閉外扇型 屋外・全閉外扇型 全閉外扇型 フランジ取 全閉外扇型 全閉外扇型 屋外・全閉外扇型  防爆に共通な要件──────────── 17 極数 TFOX-K VTFOX-K TFOXA-K VTFOXA-K TFOXX-K,KK VTFOXX-K,KK TFOXXA-K,KK VTFOXXA-K,KK  どの防爆構造を選べばよいか?────── 18  対象ガスによる機器の分類記号が変わります ─── 18   出力(kW) 2 4 6 2 4 6 2 4 6 2 4 6 2 4 6 2 4 6 2 4 6 2 4 6  回転機類の防爆構造の選定例 ────── 18 0.75 ○ ○ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ ●機器のご計画に際して────────── 19 1.5 ○ ○ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △  スターデルタ始動器使用上の注意 ──── 19 2.2 ○ ○ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 3.7 ー ○ ○ ー △ ー △ △ ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △  連結方式の参考事項 ────────── 19 5.5 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △  負荷のアンバランス荷重について ──── 20 7.5 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △  モータ運転時の振動 ────────── 20 11 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △  モータ取り付け方法─────────── 21 15 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △  配線の参考事項───────────── 21 18.5 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 登録番号:JQA-EM6974 登録番号:JQA-1153  スライドベース ───────────── 21 22 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ ●ベアリング番号一覧─────────── 22 30 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 37 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 安全に関するご注意 45 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 55※ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 75※ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 90※ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 110※ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 132※ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ ○     △ ー   ※ 他eG3と なります。※ 仕様、電圧によってはご対応できない機種もございますのでご相談ください。     1 2
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産業の発展に伴って爆発災害の規模が大きくなり、万一、プラントでの爆発事故が発生すると従事者への危険 ページ だけでなく、機器の損害、生産ラインのストップなど、その損失は計り知れないほど大きくなります。当社では、 ●安全増防爆型モータ ────────── 3 使用する電気機器は厚生労働大臣の指定する型式検定に合格した防爆型モータを製作・販売しております。  標準仕様表 ─────────────── 3 日立は常にモータの理想を追い求め、たゆまぬ努力を続けてきました。そして、機能性、信頼性に優れた耐久性  寸法表 ───────────────── 5 のある防爆型モータとして、産業界のニーズにおこたえしています。 ●耐圧防爆型モータ──────────── 7  耐圧防爆型モータ標準仕様表 ────── 7  インバータ駆動耐圧防爆型モータ ──── 8  耐圧防爆型モータ寸法表 ──────── 9 ●端子箱 ───────────────── 13 石油化学工業プラント、炭鉱坑内などで、ガスまたはミスト状の可燃性物質と空気との混合物質で構成する爆発性雰  安全増防爆型 寸法表 ────────── 13 囲気が連続的に、長時間または頻繁に存在し生成したり、運転中に時々生成する可能性があったり、まれにでも爆発性  耐圧防爆型  寸法表 ────────── 13 雰囲気が生成するおそれがあるような屋外で使用される場合には、これらの用途に適した豊富な機種の中から最適  KD寸法───────────────── 14 なものをお選びください。 ●外部導線引込方式 ─────────── 15 ●防爆型モータの技術資料 ──────── 16 区分 安全増防爆型(構造規格によるeG3,H8.技術的基準によるExeⅡ T3) 耐圧防爆型(d2G4)  防爆に対する共通要件────────── 16 型式  防爆構造の記号について ──────── 17 全閉外扇型 フランジ取付 屋外・ フランジ取付 付 屋外・ フランジ取付 全閉外扇型 全閉外扇型 屋外・全閉外扇型 全閉外扇型 フランジ取 全閉外扇型 全閉外扇型 屋外・全閉外扇型  防爆に共通な要件──────────── 17 極数 TFOX-K VTFOX-K TFOXA-K VTFOXA-K TFOXX-K,KK VTFOXX-K,KK TFOXXA-K,KK VTFOXXA-K,KK  どの防爆構造を選べばよいか?────── 18  対象ガスによる機器の分類記号が変わります ─── 18   出力(kW) 2 4 6 2 4 6 2 4 6 2 4 6 2 4 6 2 4 6 2 4 6 2 4 6  回転機類の防爆構造の選定例 ────── 18 0.75 ○ ○ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ ●機器のご計画に際して────────── 19 1.5 ○ ○ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △  スターデルタ始動器使用上の注意 ──── 19 2.2 ○ ○ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 3.7 ー ○ ○ ー △ ー △ △ ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △  連結方式の参考事項 ────────── 19 5.5 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △  負荷のアンバランス荷重について ──── 20 7.5 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △  モータ運転時の振動 ────────── 20 11 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △  モータ取り付け方法─────────── 21 15 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △  配線の参考事項───────────── 21 18.5 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 登録番号:JQA-EM6974 登録番号:JQA-1153  スライドベース ───────────── 21 22 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ ●ベアリング番号一覧─────────── 22 30 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 37 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 安全に関するご注意 45 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 55※ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 75※ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 90※ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 110※ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 132※ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ ○     △ ー   ※ 他eG3と なります。※ 仕様、電圧によってはご対応できない機種もございますのでご相談ください。     1 2
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安全増防爆型モータ 安全増防爆型モータは、0.75〜3.7kW(6極:2.2kWまで)まで シリーズ化し、1.5〜3.7kWまではアルミ合金フレームを採用し 始動方式 た「ザ・モートル」シリーズにより小型・軽量化を実現。H8.技 安全増防爆型モータの始動時間は許容拘束時間以内でなけ 術的基準 “Exe Ⅱ T3” としており、従来安全増では使用でき ればなりません。このため始動方式は、原則として直入れ始 なかった危険度1区域にも使用可能です。 動を標準としています。安全増防爆型モータの始動回数は、 温度上昇の保護により基本的には、コールドスタート×2回、 ホットスタート×1回としています。始動を繰り返すような苛酷 な始動条件の場合にはお問い合わせください。 安全増防爆型モータの概要 安全増防爆型モータは、一般標準品全閉外扇型とほぼ同一 の構造であり本体保護方式IP44、端子箱保護方式IP54と 端子箱 なっています。また、H8.技術的基準 “Exe Ⅱ T3” ではファン カバーに新たにJIS規格で追加された外部からの衝撃に対す 端子箱の取り付け位置は、反負荷側からみて右側を標準とし る外傷保護のカバーがついています。安全増防爆型モータは、 ていますが、左側および上部に変更することもできます。また、 一般標準品全閉外扇型と同一構造のため内部にガスが侵入 口出し方向は、反負荷側向きを標準としていますが、上向き・ しますが爆発性雰囲気に対して運転中のステータの温度上昇 下向きなど変更が可能です。ただしケーブルの配管にご注意 を一般品より10℃低く制限し、拘束時のステータおよびロータ 願います。 の温度上昇についても制限しています。なお、製品に許容拘 0.75~3.7kW(6極:2.2kWまで)標準仕様表 安全増防爆型モータの端子箱内接続方式は端子台式を標準 束時間の表示をしていますので始動時の保護リレーをこの時 としています。 間以内に設定してください。 項 目 内 容 注)1.出力0.75〜3.7kWについては防爆構造の種類がH8.技術的基準“ExeⅡT3”と 適 用 H8.技術的基準及びJEC-2137-2000 なります。 2.中間出力および出力変更は別検定となります。 シンボル記号 Ex 構造の種類 端子箱と外部導線引込方式 防 による分類 e 危険度1区域(Zone1)でも使用できます 爆 記 グループ 号 による分類 Ⅱ 標準安全増防爆型モータの外部導線引込方式は絶縁電線用 新たに法により明文化された危険箇所の区分(Zone0、1、2) 最高表面温度 の電線管ねじ結合式引込方式(コンジット式)となっていま による分類 T3 の大きな特長として、旧規格防爆では危険度1区域には耐圧 す。ご使用する外部導線によって外部導線引込口の構造が異 定 格 連 続 防爆構造しか使用できませんでしたが、「H8.技術的基準によ 全閉外扇型 なりますので、仕様誤りのないようにお願いいたします。また、 る安全増防爆構造(ExeⅡ T3等)はIEC規格に準拠している (TFOX-K) 移動式に使用する場合は、ベルマウスパッキン式となり別検 ため、危険度1区域(Zone1)において使用することが可能と 外被構造 立て型全閉外扇型 定となります。 なった」ことです。 (型式) (VTFOX-K) 横フランジ型全閉外扇型 (YTFOX-K) 200V/50Hz、200V/60Hz、220V/60Hz 左記以外の 電圧/周波数 または 電圧/周波数 については 400V/50Hz、400V/60Hz、440V/60Hz ご相談ください。 極数 2極、4極、6極 口出し方式 端子台ネジ止め方式 口出し本数 0.75〜3.7kW:3本 連結方式 直結・ベルト掛共用 回転方向 反負荷側から見て時計方向 周 温 度 −20℃〜40℃ 囲 条 湿 度 95%RH以下 件 設置場所 屋内 塗装色 リゲルグレー(マンセル8.9Y5.1/0.3) 注)1.標準出力は200、210、220、380、400、415、420、440V-50/60Hz、460V-60Hzで 同一型式の検定を取得しています。   2.標準仕様表以外の仕様についてはお問い合わせください。 3 4
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安全増防爆型モータ 安全増防爆型モータは、0.75〜3.7kW(6極:2.2kWまで)まで シリーズ化し、1.5〜3.7kWまではアルミ合金フレームを採用し 始動方式 た「ザ・モートル」シリーズにより小型・軽量化を実現。H8.技 安全増防爆型モータの始動時間は許容拘束時間以内でなけ 術的基準 “Exe Ⅱ T3” としており、従来安全増では使用でき ればなりません。このため始動方式は、原則として直入れ始 なかった危険度1区域にも使用可能です。 動を標準としています。安全増防爆型モータの始動回数は、 温度上昇の保護により基本的には、コールドスタート×2回、 ホットスタート×1回としています。始動を繰り返すような苛酷 な始動条件の場合にはお問い合わせください。 安全増防爆型モータの概要 安全増防爆型モータは、一般標準品全閉外扇型とほぼ同一 の構造であり本体保護方式IP44、端子箱保護方式IP54と 端子箱 なっています。また、H8.技術的基準 “Exe Ⅱ T3” ではファン カバーに新たにJIS規格で追加された外部からの衝撃に対す 端子箱の取り付け位置は、反負荷側からみて右側を標準とし る外傷保護のカバーがついています。安全増防爆型モータは、 ていますが、左側および上部に変更することもできます。また、 一般標準品全閉外扇型と同一構造のため内部にガスが侵入 口出し方向は、反負荷側向きを標準としていますが、上向き・ しますが爆発性雰囲気に対して運転中のステータの温度上昇 下向きなど変更が可能です。ただしケーブルの配管にご注意 を一般品より10℃低く制限し、拘束時のステータおよびロータ 願います。 の温度上昇についても制限しています。なお、製品に許容拘 0.75~3.7kW(6極:2.2kWまで)標準仕様表 安全増防爆型モータの端子箱内接続方式は端子台式を標準 束時間の表示をしていますので始動時の保護リレーをこの時 としています。 間以内に設定してください。 項 目 内 容 注)1.出力0.75〜3.7kWについては防爆構造の種類がH8.技術的基準“ExeⅡT3”と 適 用 H8.技術的基準及びJEC-2137-2000 なります。 2.中間出力および出力変更は別検定となります。 シンボル記号 Ex 構造の種類 端子箱と外部導線引込方式 防 による分類 e 危険度1区域(Zone1)でも使用できます 爆 記 グループ 号 による分類 Ⅱ 標準安全増防爆型モータの外部導線引込方式は絶縁電線用 新たに法により明文化された危険箇所の区分(Zone0、1、2) 最高表面温度 の電線管ねじ結合式引込方式(コンジット式)となっていま による分類 T3 の大きな特長として、旧規格防爆では危険度1区域には耐圧 す。ご使用する外部導線によって外部導線引込口の構造が異 定 格 連 続 防爆構造しか使用できませんでしたが、「H8.技術的基準によ 全閉外扇型 なりますので、仕様誤りのないようにお願いいたします。また、 る安全増防爆構造(ExeⅡ T3等)はIEC規格に準拠している (TFOX-K) 移動式に使用する場合は、ベルマウスパッキン式となり別検 ため、危険度1区域(Zone1)において使用することが可能と 外被構造 立て型全閉外扇型 定となります。 なった」ことです。 (型式) (VTFOX-K) 横フランジ型全閉外扇型 (YTFOX-K) 200V/50Hz、200V/60Hz、220V/60Hz 左記以外の 電圧/周波数 または 電圧/周波数 については 400V/50Hz、400V/60Hz、440V/60Hz ご相談ください。 極数 2極、4極、6極 口出し方式 端子台ネジ止め方式 口出し本数 0.75〜3.7kW:3本 連結方式 直結・ベルト掛共用 回転方向 反負荷側から見て時計方向 周 温 度 −20℃〜40℃ 囲 条 湿 度 95%RH以下 件 設置場所 屋内 塗装色 リゲルグレー(マンセル8.9Y5.1/0.3) 注)1.標準出力は200、210、220、380、400、415、420、440V-50/60Hz、460V-60Hzで 同一型式の検定を取得しています。   2.標準仕様表以外の仕様についてはお問い合わせください。 3 4
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安全増防爆型モータ L KL A R D 図 1 〜 2 軸端詳細図 φD φD B Q Q U T QR 接地端子 接地端子 E K K J J F F XB 接地端子 E E N M 図 3 ベース図 φLB φLB 4-FD φLC φLC 図 1 BF BF BE BE BN BM L KL A R D B 足裏面加工が必要な場合は「足裏面加工」等の指示をいただきますようよろしくお願いいたします。 4-LZ 4-LZ LM Q 図 1 図 3 φD E 接地端子 4-φZ K K J E E J F F XB M 図 2 N QR 接地端子 φLB φLC W S 4-LZ 図 2 図 1 〜 3 軸端詳細図 寸法表 寸法表 出力(kW) 耐 寸法(mm) 出力(kW) 耐 寸法(mm) 熱 熱 型式 枠番号 ExeⅡ T3,eG3 ク モ ー タ 型式 フランジ番号 枠番号 ExeⅡ T3,eG3 ク モ ー タ 2極 4極 6極 ラ 図示 ス 番号 L R A B D K KL J H C F E N M G Z (Z1×Z2) 2 極 4極 6極 ラ 図示 ス 番号 LA LB LC LE LG LZ D L LL TFOXB-80M 0.75 0.75 − 155(F) 1 296.5 140 156.5 97 163 25 166 35 175 80 0 -0.5 50 62.5 125 160 3.2 10×25 VTFOXB-80M 0.75 0.75 − 155(F) 2 165 130j6 200 3.5 12 12 163 311 271 FF165 TFOXD-90L 1.5 1.5 0.75 130(B) 2 340 168.5 171.5 116 180 49 168 35.5 180 90 0 -0.5 62.5 70 155 170 10 10 VTFOXD-90L 1.5 1.5 0.75 130(B) 1 165 130j6 200 3.5 12 12 180 349 299 TFOX-K VTFOX-K TFOXD-100L 2.2 2.2 1.5 130(B) 2 386.5 193 193.5 130.5 199 51.5 176 45 199.5 100 0 -0.5 70 80 175 195 12.5 12 VTFOXD-100L 2.2 2.2 1.5 130(B) 3 215 180j6 250 4 16 14.5 199 386 326 FF215 TFOXD-112M 3.7 3.7 2.2(155(F))(注2)130(B) 2 402.5 200 202.5 137.5 223 51.5 189.5 45 223.5 112 0 -0.5 70 95 175 224 14 12 VTFOXD-112M 3.7 3.7 2.2(155(F))(注2)130(B) 3 215 180j6 250 4 16 14.5 223 402 342 寸法(mm) 概略質量(kg) 寸法(mm) 概略質量(kg) 型式 枠番号 モ ー タ ベース(X:摺動距離) モ ー タ 型式 フランジ番号 枠番号 モ ー タ モ ー タ 図示 ベース 番号 XB S W U T Q QR 図示 番号 BH FH BN BM BG X BE BF FD 2極 4極 6極 図示 番号 KL LM LR S W U T Q QR 2極 4極 6極 TFOXB-80M 1 50 19j6 6 3.5 6 40 0.3 12 30 110 210 210 18 40 65 90 M10 14 13 16.5 2.2 VTFOXB-80M 2 156 − 40 19j6 6 3.5 6 40 0.3 12 14 − FF165 TFOXD-90L 2 56 24j6 8 4 7 50 0.3 12 30 110 240 225 18 40 70 105 M10 18 18 18 2.4 VTFOXD-90L 1 168 − 50 24j6 8 4 7 50 0.3 19 24 18 TFOX-K VTFOX-K TFOXD-100L 2 63 28j6 8 4 7 60 0.5 12 40 110 265 260 25 50 80 115 M10 23 25 25 3.7 VTFOXD-100L 3 176 246 60 28j6 8 4 7 60 0.5 26 27 27 FF215 TFOXD-112M 2 70 28j6 8 4 7 60 0.5 12 40 110 265 290 25 50 95 115 M10 29 30 32 4.0 VTFOXD-112M 3 189.5 258 60 28j6 8 4 7 60 0.5 32 34 34 (注 1):3.7kW-2 極、2.2kW-6 極は耐熱クラス 130(B)、3.7kW-4 極は耐熱クラス 155(F)となります。 (注 1): 太枠内は、防爆構造ExeⅡT3です。 (注 2):寸法は変更になることがありますので、設計用には寸法図をご請求ください。 (注 2):3.7kW-2 極、2.2kW-6 極は耐熱クラス 130(B)、3.7kW-4 極は耐熱クラス 155(F)となります。 出力欄の   は見込み生産をして即納体制をととのえています。これ以外についてはご相談ください。 (注 3):寸法は変更になることがありますので、設計用には寸法図をご請求ください。 出力欄の   は見込み生産をして即納体制をととのえています。これ以外についてはご相談ください。 5 6 H C H C G G FH GB BH W S LE LG LE LG Q Q KL LR LL KL LR LL L L LE LG T Q U Q KL LR LL L LA LA LA
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安全増防爆型モータ L KL A R D 図 1 〜 2 軸端詳細図 φD φD B Q Q U T QR 接地端子 接地端子 E K K J J F F XB 接地端子 E E N M 図 3 ベース図 φLB φLB 4-FD φLC φLC 図 1 BF BF BE BE BN BM L KL A R D B 足裏面加工が必要な場合は「足裏面加工」等の指示をいただきますようよろしくお願いいたします。 4-LZ 4-LZ LM Q 図 1 図 3 φD E 接地端子 4-φZ K K J E E J F F XB M 図 2 N QR 接地端子 φLB φLC W S 4-LZ 図 2 図 1 〜 3 軸端詳細図 寸法表 寸法表 出力(kW) 耐 寸法(mm) 出力(kW) 耐 寸法(mm) 熱 熱 型式 枠番号 ExeⅡ T3,eG3 ク モ ー タ 型式 フランジ番号 枠番号 ExeⅡ T3,eG3 ク モ ー タ 2極 4極 6極 ラ 図示 ス 番号 L R A B D K KL J H C F E N M G Z (Z1×Z2) 2 極 4極 6極 ラ 図示 ス 番号 LA LB LC LE LG LZ D L LL TFOXB-80M 0.75 0.75 − 155(F) 1 296.5 140 156.5 97 163 25 166 35 175 80 0 -0.5 50 62.5 125 160 3.2 10×25 VTFOXB-80M 0.75 0.75 − 155(F) 2 165 130j6 200 3.5 12 12 163 311 271 FF165 TFOXD-90L 1.5 1.5 0.75 130(B) 2 340 168.5 171.5 116 180 49 168 35.5 180 90 0 -0.5 62.5 70 155 170 10 10 VTFOXD-90L 1.5 1.5 0.75 130(B) 1 165 130j6 200 3.5 12 12 180 349 299 TFOX-K VTFOX-K TFOXD-100L 2.2 2.2 1.5 130(B) 2 386.5 193 193.5 130.5 199 51.5 176 45 199.5 100 0 -0.5 70 80 175 195 12.5 12 VTFOXD-100L 2.2 2.2 1.5 130(B) 3 215 180j6 250 4 16 14.5 199 386 326 FF215 TFOXD-112M 3.7 3.7 2.2(155(F))(注2)130(B) 2 402.5 200 202.5 137.5 223 51.5 189.5 45 223.5 112 0 -0.5 70 95 175 224 14 12 VTFOXD-112M 3.7 3.7 2.2(155(F))(注2)130(B) 3 215 180j6 250 4 16 14.5 223 402 342 寸法(mm) 概略質量(kg) 寸法(mm) 概略質量(kg) 型式 枠番号 モ ー タ ベース(X:摺動距離) モ ー タ 型式 フランジ番号 枠番号 モ ー タ モ ー タ 図示 ベース 番号 XB S W U T Q QR 図示 番号 BH FH BN BM BG X BE BF FD 2極 4極 6極 図示 番号 KL LM LR S W U T Q QR 2極 4極 6極 TFOXB-80M 1 50 19j6 6 3.5 6 40 0.3 12 30 110 210 210 18 40 65 90 M10 14 13 16.5 2.2 VTFOXB-80M 2 156 − 40 19j6 6 3.5 6 40 0.3 12 14 − FF165 TFOXD-90L 2 56 24j6 8 4 7 50 0.3 12 30 110 240 225 18 40 70 105 M10 18 18 18 2.4 VTFOXD-90L 1 168 − 50 24j6 8 4 7 50 0.3 19 24 18 TFOX-K VTFOX-K TFOXD-100L 2 63 28j6 8 4 7 60 0.5 12 40 110 265 260 25 50 80 115 M10 23 25 25 3.7 VTFOXD-100L 3 176 246 60 28j6 8 4 7 60 0.5 26 27 27 FF215 TFOXD-112M 2 70 28j6 8 4 7 60 0.5 12 40 110 265 290 25 50 95 115 M10 29 30 32 4.0 VTFOXD-112M 3 189.5 258 60 28j6 8 4 7 60 0.5 32 34 34 (注 1):3.7kW-2 極、2.2kW-6 極は耐熱クラス 130(B)、3.7kW-4 極は耐熱クラス 155(F)となります。 (注 1): 太枠内は、防爆構造ExeⅡT3です。 (注 2):寸法は変更になることがありますので、設計用には寸法図をご請求ください。 (注 2):3.7kW-2 極、2.2kW-6 極は耐熱クラス 130(B)、3.7kW-4 極は耐熱クラス 155(F)となります。 出力欄の   は見込み生産をして即納体制をととのえています。これ以外についてはご相談ください。 (注 3):寸法は変更になることがありますので、設計用には寸法図をご請求ください。 出力欄の   は見込み生産をして即納体制をととのえています。これ以外についてはご相談ください。 5 6 H C H C G G FH GB BH W S LE LG LE LG Q Q KL LR LL KL LR LL L L LE LG T Q U Q KL LR LL L LA LA LA
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耐圧防爆型モータ インバータ駆動耐圧防爆型モータ 標準仕様表 インバータ駆動耐圧防爆型モータ 項 目 内 容 化学工場や塗装工場など爆発性のガスや蒸気が発生する場所では、自動化、省エネ 適 用 構造規格、JEC-2137-2000 ルギー化をすすめるための可変速運転を簡単に行うことはできませんでした。日立の 防 構造の種類 インバータ駆動耐圧防爆型モータは、こうしたネックを解決。危険度1区域及び2区域 爆 による分類 d でも手軽に、しかも経済的に可変速運転が実現できます。 記 爆発等級 2 号 発火度 G4 定 格 連 続 ●爆発性雰囲気で使用する電気機械器具は、当該蒸気またはガスに応じた防爆性能を有する防爆 全閉外扇型(TFOXX-K、KK) 構造電気機械器具を使用することが、法律で義務付けられています。日立防爆モータは、型式検定 外被構造 立て型全閉外扇型(VTFOXX-K、KK) を受けているため、信頼ある機器であり、型式検定合格マークを付けて納入します。 (型式) 横フランジ型全閉外扇型(YTFOXX-K、KK) ●防爆モータは、法律によりインバータとの1対1の組み合わせにより「型式検定」に合格したもので 200V/50Hz、200V/60Hz、220V/60Hz 左記以外の ないと使用することができません。そのため、インバータと組み合わせて使用する防爆モータには、 電圧/周波数 または 電圧/周波数 については 使用するインバータの型式を表示した銘板を取り付けることが義務付けられています。 400V/50Hz、400V/60Hz、440V/60Hz ご相談ください。 ●日立JXシリーズインバータとの組み合わせによる耐圧防爆型モータをシリーズ化、1種および2種危 極数 2極、4極、6極 険場所でご使用いただけます。 口出し方式 ラグ式 口出し本数 0.75〜3.7kW:3本 5.5〜132kW:6本( −△始動可能) 耐圧防爆型モータの概要 2極11kW以上:直結専用 連結方式 法律により、従来からご使用いただいている商用電 2極7.5kW以下および4極以上:直結・ベルト掛共用 源仕様(例:200V、50/60Hz)の耐圧防爆モータを、 耐圧防爆型モータの構造は、本体保護方式IP44となっていま 回転方向 反負荷側から見て時計方向 そのままインバータ運転することはできません。 す。モータ内部で万が一ガスによる爆発が起こってもその爆発圧 周 温 度 −10℃〜40℃ 力に耐え、内部で発生した炎は外部の爆発性ガスに引火する心 囲 条 湿 度 95%RH以下 配がないような構造となっています。これらは検定時に爆発強 件 設置場所 屋内 度試験および爆発引火試験を行って確認した安全な構造となっ 塗装色 リゲルグレー(マンセル8.9Y5.1/0.3) ています。構造的には、容器(本体および端子箱)の肉厚、各部 注)1.標準出力は200、220、380、400、420、440V-50/60Hzで ■標準仕様 品のすきとすきの奥行き、ボルトの強度を高め、また外部のボル 同一型式の検定を取得しています。   2.標準仕様表以外の仕様についてはお問い合わせください。 モ ー タ イ ン バ ー タ トは簡単に取外しのできないように錠締構造としています。   3.中間出力および出力変更は別検定となります。 TFOXX(A)-K、 KK   4.耐圧防爆型モータは、従来規格の “d2G4”となっています。 型  式 (屋外型も対応可) JX(- □□□LF) 極  数 4極 - 耐圧防爆型モータの爆発性能の確認 運転周波数 6~120Hz(基底周波数:60Hz) 電源電圧 200~220V 50Hz、 200~230V 60Hz 耐圧防爆型モータは内部のガスに点火し、爆発の圧力に耐え 防爆構造 d2G4 (非防爆の場所に設置) る爆発強度試験および試験装置内のモータ周囲のガスに引火 しないことを確認する引火試験を実施しています。 耐圧防爆型モータは、0.75 〜 132kW までシリーズ化しており 端子箱 ます。取り付け寸法は国際的な IEC 寸法を採用しています。 端子箱の取り付け位置が枠番180以下は、反負荷側からみて ■耐圧防爆型モータとインバータの組み合わせ 防爆性能に対しては信頼性の高い構造(d2G4)としています。 右側を標準としていますが、左側に変更することもできます。 枠 番 モータ容量 モータ型式 極 数 耐熱クラス インバータ型式 定トルク範囲 また、口出し方向は、枠番180以下は反負荷側向きを標準とし 80M 0.75kW TFOXX(A)-K 4P 130(B) JX(- 007LF) 1 : 10(6~60Hz) 90L 1.5kW TFOXX(A)-K 4P 130(B) JX(- 015LF) 1 : 10(6~60Hz) 始動方式 ていますが、上向き・下向きなど変更が可能です。ただしケー 100L 2.2kW TFOXX(A)-K 4P 130(B) JX(- 022LF) 1 : 10(6~60Hz) ブルの配管にご注意願います。 112M 3.7kW TFOXX(A)-K 4P 130(B) JX(- 037LF) 1 : 10(6~60Hz) 耐圧防爆型モータの始動方式は、原則として直入れ始動を標 枠番200L以上は端子箱の取り付け位置が上部にあり、口出し 132S 5.5kW TFOXX(A)-KK 4P 130(B) JX(- 055LF) 1 : 10(6~60Hz) 準としています。しかし、5.5kW以上については −Δ始動が 方向は反負荷側からみて右側向きを標準としていますが左側 132M 7.5kW TFOXX(A)-KK 4P 130(B) JX(- 075LF) 1 : 3(20~60Hz) 可能のように口出線を6本出しにしています。耐圧防爆型モー 向き・負荷側向き・反負荷側向きのいずれも変更可能です。 160M 11kW TFOXX(A)-KK 4P 130(B) JX(- 110LF) 1 : 3(20~60Hz) 160L 15kW TFOXX(A)-KK 4P 130(B) JX(- 150LF) 1 : 3(20~60Hz) タの許容慣性モーメントJ(1/4GD2)は一般品モータの許容慣 耐圧防爆型モータの端子箱内接続方法はラグ式を標準としてい 性モーメントJと同一です。 ます。スタッド式の場合は別検定となりますのでご相談ください。 インバータ運転 端子箱と外部導線引込方式 耐圧防爆型モータをインバータで運転する場合は、商用電源 標準耐圧防爆型モータの外部導線引込方式は絶縁電線用の 仕様の検定品をそのままでは法律により使用できません(商 電線管耐圧ねじ結合式引込方式(コンジット式)となっていま 用仕様に対してインバータ運転では防爆検定上の定格が変わ す。ご使用する外部導線により外部導線引込口の構造が異な ります)。耐圧防爆型モータをインバータで運転する場合は、 りますので、仕様誤りのないようにお願いいたします。また、移 モータとインバータを1対1で組み合わせて別に検定を受ける 動式に使用する場合は、ベルマウスパッキン方式となり別検 必要があります。 定となります。 7 8
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耐圧防爆型モータ インバータ駆動耐圧防爆型モータ 標準仕様表 インバータ駆動耐圧防爆型モータ 項 目 内 容 化学工場や塗装工場など爆発性のガスや蒸気が発生する場所では、自動化、省エネ 適 用 構造規格、JEC-2137-2000 ルギー化をすすめるための可変速運転を簡単に行うことはできませんでした。日立の 防 構造の種類 インバータ駆動耐圧防爆型モータは、こうしたネックを解決。危険度1区域及び2区域 爆 による分類 d でも手軽に、しかも経済的に可変速運転が実現できます。 記 爆発等級 2 号 発火度 G4 定 格 連 続 ●爆発性雰囲気で使用する電気機械器具は、当該蒸気またはガスに応じた防爆性能を有する防爆 全閉外扇型(TFOXX-K、KK) 構造電気機械器具を使用することが、法律で義務付けられています。日立防爆モータは、型式検定 外被構造 立て型全閉外扇型(VTFOXX-K、KK) を受けているため、信頼ある機器であり、型式検定合格マークを付けて納入します。 (型式) 横フランジ型全閉外扇型(YTFOXX-K、KK) ●防爆モータは、法律によりインバータとの1対1の組み合わせにより「型式検定」に合格したもので 200V/50Hz、200V/60Hz、220V/60Hz 左記以外の ないと使用することができません。そのため、インバータと組み合わせて使用する防爆モータには、 電圧/周波数 または 電圧/周波数 については 使用するインバータの型式を表示した銘板を取り付けることが義務付けられています。 400V/50Hz、400V/60Hz、440V/60Hz ご相談ください。 ●日立JXシリーズインバータとの組み合わせによる耐圧防爆型モータをシリーズ化、1種および2種危 極数 2極、4極、6極 険場所でご使用いただけます。 口出し方式 ラグ式 口出し本数 0.75〜3.7kW:3本 5.5〜132kW:6本( −△始動可能) 耐圧防爆型モータの概要 2極11kW以上:直結専用 連結方式 法律により、従来からご使用いただいている商用電 2極7.5kW以下および4極以上:直結・ベルト掛共用 源仕様(例:200V、50/60Hz)の耐圧防爆モータを、 耐圧防爆型モータの構造は、本体保護方式IP44となっていま 回転方向 反負荷側から見て時計方向 そのままインバータ運転することはできません。 す。モータ内部で万が一ガスによる爆発が起こってもその爆発圧 周 温 度 −10℃〜40℃ 力に耐え、内部で発生した炎は外部の爆発性ガスに引火する心 囲 条 湿 度 95%RH以下 配がないような構造となっています。これらは検定時に爆発強 件 設置場所 屋内 度試験および爆発引火試験を行って確認した安全な構造となっ 塗装色 リゲルグレー(マンセル8.9Y5.1/0.3) ています。構造的には、容器(本体および端子箱)の肉厚、各部 注)1.標準出力は200、220、380、400、420、440V-50/60Hzで ■標準仕様 品のすきとすきの奥行き、ボルトの強度を高め、また外部のボル 同一型式の検定を取得しています。   2.標準仕様表以外の仕様についてはお問い合わせください。 モ ー タ イ ン バ ー タ トは簡単に取外しのできないように錠締構造としています。   3.中間出力および出力変更は別検定となります。 TFOXX(A)-K、 KK   4.耐圧防爆型モータは、従来規格の “d2G4”となっています。 型  式 (屋外型も対応可) JX(- □□□LF) 極  数 4極 - 耐圧防爆型モータの爆発性能の確認 運転周波数 6~120Hz(基底周波数:60Hz) 電源電圧 200~220V 50Hz、 200~230V 60Hz 耐圧防爆型モータは内部のガスに点火し、爆発の圧力に耐え 防爆構造 d2G4 (非防爆の場所に設置) る爆発強度試験および試験装置内のモータ周囲のガスに引火 しないことを確認する引火試験を実施しています。 耐圧防爆型モータは、0.75 〜 132kW までシリーズ化しており 端子箱 ます。取り付け寸法は国際的な IEC 寸法を採用しています。 端子箱の取り付け位置が枠番180以下は、反負荷側からみて ■耐圧防爆型モータとインバータの組み合わせ 防爆性能に対しては信頼性の高い構造(d2G4)としています。 右側を標準としていますが、左側に変更することもできます。 枠 番 モータ容量 モータ型式 極 数 耐熱クラス インバータ型式 定トルク範囲 また、口出し方向は、枠番180以下は反負荷側向きを標準とし 80M 0.75kW TFOXX(A)-K 4P 130(B) JX(- 007LF) 1 : 10(6~60Hz) 90L 1.5kW TFOXX(A)-K 4P 130(B) JX(- 015LF) 1 : 10(6~60Hz) 始動方式 ていますが、上向き・下向きなど変更が可能です。ただしケー 100L 2.2kW TFOXX(A)-K 4P 130(B) JX(- 022LF) 1 : 10(6~60Hz) ブルの配管にご注意願います。 112M 3.7kW TFOXX(A)-K 4P 130(B) JX(- 037LF) 1 : 10(6~60Hz) 耐圧防爆型モータの始動方式は、原則として直入れ始動を標 枠番200L以上は端子箱の取り付け位置が上部にあり、口出し 132S 5.5kW TFOXX(A)-KK 4P 130(B) JX(- 055LF) 1 : 10(6~60Hz) 準としています。しかし、5.5kW以上については −Δ始動が 方向は反負荷側からみて右側向きを標準としていますが左側 132M 7.5kW TFOXX(A)-KK 4P 130(B) JX(- 075LF) 1 : 3(20~60Hz) 可能のように口出線を6本出しにしています。耐圧防爆型モー 向き・負荷側向き・反負荷側向きのいずれも変更可能です。 160M 11kW TFOXX(A)-KK 4P 130(B) JX(- 110LF) 1 : 3(20~60Hz) 160L 15kW TFOXX(A)-KK 4P 130(B) JX(- 150LF) 1 : 3(20~60Hz) タの許容慣性モーメントJ(1/4GD2)は一般品モータの許容慣 耐圧防爆型モータの端子箱内接続方法はラグ式を標準としてい 性モーメントJと同一です。 ます。スタッド式の場合は別検定となりますのでご相談ください。 インバータ運転 端子箱と外部導線引込方式 耐圧防爆型モータをインバータで運転する場合は、商用電源 標準耐圧防爆型モータの外部導線引込方式は絶縁電線用の 仕様の検定品をそのままでは法律により使用できません(商 電線管耐圧ねじ結合式引込方式(コンジット式)となっていま 用仕様に対してインバータ運転では防爆検定上の定格が変わ す。ご使用する外部導線により外部導線引込口の構造が異な ります)。耐圧防爆型モータをインバータで運転する場合は、 りますので、仕様誤りのないようにお願いいたします。また、移 モータとインバータを1対1で組み合わせて別に検定を受ける 動式に使用する場合は、ベルマウスパッキン方式となり別検 必要があります。 定となります。 7 8
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耐圧防爆型モータ L L D L R KL R KL D R D 4-FD Q Q Q BF BF BE BE BN BM F F 4-φZ J E E J F F 4-φZ J J N E E M N M 図9 図1 図4 K K 4-φZ J J F F E E N M 4-FD L KL L 7 R D R KL 図 D L D Q Q R BF BF BE BE BN BX BM Q 図10 F F 4-φZ J E E J F F N 4-φZ J E E J M N M 8-FD 図2 図5 L L K K 4-φZ J J RN RW R KL D R KL D F F E E BF BF BE BE Q N M 図8 BN BM Q Q 図11 U ベース図 モータ用スライドベース(以下ベース)およびスライドレール(以下レール)標準品の足裏平坦度 は、基礎ボルトによる埋め込みを想定した管理値としているため、160 枠以上については足裏面の F F 4-φZ J Z T 加工を実施しておりません。 E E J F F 4-φ J E E J QR 160 枠以上のベースおよびレールをご発注の際は、足裏面加工の要否をお客さまに確認いただくと N M ともに、加工が必要な場合は「足裏面加工」等の指示をいただきますようよろしくお願いいたします。 図3 M N 図6 図1〜図8 軸端詳細図 寸法表 出力(kW) 耐 寸法(mm) 寸法(mm) 概略質量(kg) 熱 型式 枠番号 d2G4 ク モ ー タ モ ー タ ベース(X:摺動距離) モ ー タ ベース 2極 4極 6極 ラ 図示 ス 番号 L R D KL K J HI H C F E N M G Z S W U T Q QR 図示 番号 BH FH BN BM BG X BF BE BX RN RW FD 2 極 4 極 6 極 TFOXXB-80M 0.75 0.75 − 120(E) 1 267.5 140 177 220 − 33.5 − 201 80 0 -0.5 50 62.5 130 155 9 10 19j6 6 3.5 6 40 0.3 9 30 110 210 210 18 40 90 65 − − − M10 21 22 21 2.2 TFOXXB-90L 1.5 5 199 219 − 35.5 − 197 90 0 TFOXX-K 2.2 1.5 0.75 120(E) 2 319 168. -0.5 62.5 70 150 170 10 10 24j6 8 4 7 50 0.3 9 30 110 240 225 18 40 105 70 − − − M10 33 35 33 33 2.4 TFOXXB-100L − 2.2 1.5 120(E) 3 360 193 218 228 − 45 247 216 100 0-0.5 70 80 175 195 12.5 12 28j6 8 4 7 60 0.5 9 40 110 265 260 25 50 115 80 − − − M10 − 45 45 3.7 TFOXXB-112M 3.7 3.7 2.2 120(E) 3 374 200 239 238 − 45 270 236.5 112 0-0.5 70 95 175 224 14 12 28j6 8 4 7 60 0.5 9 40 110 265 290 25 50 115 95 − − − M10 60 59 63 4.0 TFOXXB-132S 5.5 7.5 5.5 3.7 130(B) 4 443 239 273 272 − 45 311 268 132 0-0.5 70 108 175 250 16 12 38k6 10 5 8 80 0.5 9 45 150 280 360 25 60 120 110 − − − M10 80 85 85 82 6.0 TFOXXB-132M − 7.5 5.5 130(B) 4 481 258 273 272 − 45 311 268 132 0-0.5 89 108 212 250 16 12 38k6 10 5 8 80 0.5 9 45 150 320 360 25 60 140 110 − − − M10 − 100 104 6.4 TFOXXB-160M 11 15 11 7.5 130(B) 5 595 323 323 294 − 50 373 317.5 160 0 105 127 250 300 18 14.5 42k6 12 5 8 110 1.0 10 50 150 370 450 25 70 165 125 15〜 30 -0.5 85 − − M12 1135 130 140 8.0 TFOXXB-160L 18.5 15 11 130(B) 5 639 345 323 294 − 50 373 317.5 160 0 127 127 300 300 18 14.5 42k6 12 5 8 110 1.0 10 50 150 410 450 25 70 185 125 15〜 -0.5 85 − − M12 155 157 170 8.0 TFOXXL-180L 22 18.5 22 15 120(E) 6 693 370.5 363 365 − 75 430.5 366.5 180 0-0.5 139.5 139.5 335 350 20 14.5 48k6 14 5.5 9 110 1.5 10 55 250 450 515 25 80 205 140 15〜 95 − − M12 220 220230 225 11 TFOXX-KK TFOXXP-(200LC)200L 30 30 18.5 5) (注1) 22 120(E) 7 (841.765.5 395.5 409 − 100 90 − 598 200 0-0.5 152.5 159 365 400 19 18.5 55m6 16 6 10 110 2.5 10 60 340 510 590 30 100 230 160 18〜 118 − − M16 290 290 285295 11 TFOXXP-(225SB) 37 37 225S 45 45 30 120(E) 7 (857)(402)838 432 461 − 115 100 − 648.5 225 0-0.5 143 178 360 450 24 18.5(55m6)(16)(6)(10)(110)60m6 18 7 11 140 2.5 11 70 340 456 580 35 120 203 180 − 170 120 M12 355 360355 370 345 16 TFOXXR-(225SB)225S 55 55 37 155(F) 7 (857)(402)887 432 461 − 115 100 − 648.5 225 0-0.5 143 178 360 450 24 24 (55m6)(16)(6)(10)(110)65m6 18 7 11 140 2.5 11 80 340 466 710 40 120 208 225 − 180 130 M12 355 370 345 30 TFOXXR-(250SB) 75 75 45 (946)(433.5) 250S 90 90 55 155(F) 8 939 463.5 533 − 115 100 − 768 250 0-0.5 155.5 203 (385) 420 500 24 24 (55m6)(16)(6)(10)(110)75m6 20 7.5 12 140 − 11 80 340 491 710 40 150 220.5 225 − 180 130 M12 570 560 520600 590 560 30 TFOXXR-(280SB) 110 110 75 1082)(484) 0S 132 132 90 155(F) 8 (1125 544 576 − 140 125 − 845 280 0-1.0 184 228.5 455 560 28 24 (55m6)(16)(6)(10)(110)85m6 22 9 14 140 − 11 80 340 548 710 40 150 249 225 − 180 130 M12 780 740 720 28 820 790 770 30 TFOXXR-315S − − 110 132 155(F) 8 1173 589 657 − 140 125 − 937 315 0-1.0 203 254 490 615 28 28 95m6 25 9 14 170 − 11 100 520 626 910 50 200 283 280 − 220 160 M16 − − 1050 1100 43 (注 1):3.7kW-6 極はTFOXX-Kとなります。   (注 2):( )内は 2極用のものです。   (注 3:)寸法は変更になることがありますので、設計用には寸法図をご請求ください。 出力欄の   は見込み生産をして即納体制をととのえています。これ以外についてはご相談ください。 9 10 HI H H H CC C G GG HI HI H HI H C H C C G GG W H H C C G G S FH BG FH GB FH BG BH BH BH
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耐圧防爆型モータ L L D L R KL R KL D R D 4-FD Q Q Q BF BF BE BE BN BM F F 4-φZ J E E J F F 4-φZ J J N E E M N M 図9 図1 図4 K K 4-φZ J J F F E E N M 4-FD L KL L 7 R D R KL 図 D L D Q Q R BF BF BE BE BN BX BM Q 図10 F F 4-φZ J E E J F F N 4-φZ J E E J M N M 8-FD 図2 図5 L L K K 4-φZ J J RN RW R KL D R KL D F F E E BF BF BE BE Q N M 図8 BN BM Q Q 図11 U ベース図 モータ用スライドベース(以下ベース)およびスライドレール(以下レール)標準品の足裏平坦度 は、基礎ボルトによる埋め込みを想定した管理値としているため、160 枠以上については足裏面の F F 4-φZ J Z T 加工を実施しておりません。 E E J F F 4-φ J E E J QR 160 枠以上のベースおよびレールをご発注の際は、足裏面加工の要否をお客さまに確認いただくと N M ともに、加工が必要な場合は「足裏面加工」等の指示をいただきますようよろしくお願いいたします。 図3 M N 図6 図1〜図8 軸端詳細図 寸法表 出力(kW) 耐 寸法(mm) 寸法(mm) 概略質量(kg) 熱 型式 枠番号 d2G4 ク モ ー タ モ ー タ ベース(X:摺動距離) モ ー タ ベース 2極 4極 6極 ラ 図示 ス 番号 L R D KL K J HI H C F E N M G Z S W U T Q QR 図示 番号 BH FH BN BM BG X BF BE BX RN RW FD 2 極 4 極 6 極 TFOXXB-80M 0.75 0.75 − 120(E) 1 267.5 140 177 220 − 33.5 − 201 80 0 -0.5 50 62.5 130 155 9 10 19j6 6 3.5 6 40 0.3 9 30 110 210 210 18 40 90 65 − − − M10 21 22 21 2.2 TFOXXB-90L 1.5 5 199 219 − 35.5 − 197 90 0 TFOXX-K 2.2 1.5 0.75 120(E) 2 319 168. -0.5 62.5 70 150 170 10 10 24j6 8 4 7 50 0.3 9 30 110 240 225 18 40 105 70 − − − M10 33 35 33 33 2.4 TFOXXB-100L − 2.2 1.5 120(E) 3 360 193 218 228 − 45 247 216 100 0-0.5 70 80 175 195 12.5 12 28j6 8 4 7 60 0.5 9 40 110 265 260 25 50 115 80 − − − M10 − 45 45 3.7 TFOXXB-112M 3.7 3.7 2.2 120(E) 3 374 200 239 238 − 45 270 236.5 112 0-0.5 70 95 175 224 14 12 28j6 8 4 7 60 0.5 9 40 110 265 290 25 50 115 95 − − − M10 60 59 63 4.0 TFOXXB-132S 5.5 7.5 5.5 3.7 130(B) 4 443 239 273 272 − 45 311 268 132 0-0.5 70 108 175 250 16 12 38k6 10 5 8 80 0.5 9 45 150 280 360 25 60 120 110 − − − M10 80 85 85 82 6.0 TFOXXB-132M − 7.5 5.5 130(B) 4 481 258 273 272 − 45 311 268 132 0-0.5 89 108 212 250 16 12 38k6 10 5 8 80 0.5 9 45 150 320 360 25 60 140 110 − − − M10 − 100 104 6.4 TFOXXB-160M 11 15 11 7.5 130(B) 5 595 323 323 294 − 50 373 317.5 160 0 105 127 250 300 18 14.5 42k6 12 5 8 110 1.0 10 50 150 370 450 25 70 165 125 15〜 30 -0.5 85 − − M12 1135 130 140 8.0 TFOXXB-160L 18.5 15 11 130(B) 5 639 345 323 294 − 50 373 317.5 160 0 127 127 300 300 18 14.5 42k6 12 5 8 110 1.0 10 50 150 410 450 25 70 185 125 15〜 -0.5 85 − − M12 155 157 170 8.0 TFOXXL-180L 22 18.5 22 15 120(E) 6 693 370.5 363 365 − 75 430.5 366.5 180 0-0.5 139.5 139.5 335 350 20 14.5 48k6 14 5.5 9 110 1.5 10 55 250 450 515 25 80 205 140 15〜 95 − − M12 220 220230 225 11 TFOXX-KK TFOXXP-(200LC)200L 30 30 18.5 5) (注1) 22 120(E) 7 (841.765.5 395.5 409 − 100 90 − 598 200 0-0.5 152.5 159 365 400 19 18.5 55m6 16 6 10 110 2.5 10 60 340 510 590 30 100 230 160 18〜 118 − − M16 290 290 285295 11 TFOXXP-(225SB) 37 37 225S 45 45 30 120(E) 7 (857)(402)838 432 461 − 115 100 − 648.5 225 0-0.5 143 178 360 450 24 18.5(55m6)(16)(6)(10)(110)60m6 18 7 11 140 2.5 11 70 340 456 580 35 120 203 180 − 170 120 M12 355 360355 370 345 16 TFOXXR-(225SB)225S 55 55 37 155(F) 7 (857)(402)887 432 461 − 115 100 − 648.5 225 0-0.5 143 178 360 450 24 24 (55m6)(16)(6)(10)(110)65m6 18 7 11 140 2.5 11 80 340 466 710 40 120 208 225 − 180 130 M12 355 370 345 30 TFOXXR-(250SB) 75 75 45 (946)(433.5) 250S 90 90 55 155(F) 8 939 463.5 533 − 115 100 − 768 250 0-0.5 155.5 203 (385) 420 500 24 24 (55m6)(16)(6)(10)(110)75m6 20 7.5 12 140 − 11 80 340 491 710 40 150 220.5 225 − 180 130 M12 570 560 520600 590 560 30 TFOXXR-(280SB) 110 110 75 1082)(484) 0S 132 132 90 155(F) 8 (1125 544 576 − 140 125 − 845 280 0-1.0 184 228.5 455 560 28 24 (55m6)(16)(6)(10)(110)85m6 22 9 14 140 − 11 80 340 548 710 40 150 249 225 − 180 130 M12 780 740 720 28 820 790 770 30 TFOXXR-315S − − 110 132 155(F) 8 1173 589 657 − 140 125 − 937 315 0-1.0 203 254 490 615 28 28 95m6 25 9 14 170 − 11 100 520 626 910 50 200 283 280 − 220 160 M16 − − 1050 1100 43 (注 1):3.7kW-6 極はTFOXX-Kとなります。   (注 2):( )内は 2極用のものです。   (注 3:)寸法は変更になることがありますので、設計用には寸法図をご請求ください。 出力欄の   は見込み生産をして即納体制をととのえています。これ以外についてはご相談ください。 9 10 HI H H H CC C G GG HI HI H HI H C H C C G GG W H H C C G G S FH BG FH GB FH BG BH BH BH
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耐圧防爆型モータ φD φD φD φD φD QR φLB φLC φLB φLB φLC φLB φLB φLC φLC φLC KL KL W L 4-LZ M LA 4-LZ S 4-LZ 図1 4-LZ 図3 LM 図5 LM 図7 図9 4-LZ 図1〜10 軸端詳細図 φD φD φD φD φD φLB φLC φLB φLB φLB φLC φLC φLC φLB φLC KL KL 4-LZ 4-LZ 図2 4-LZ LM 図4 LM 図6 LM 図8 8-LZ 図10 8-LZ 寸法表 出力(kW) 概略質量(kg) 寸 法 (mm) 寸 法 (m m) 型式 フランジ番号 枠番号 d2G4 モータ単体 2 極 4 極 6 極 耐熱ク ラス 図示 番号 LA LB LC LE LG LZ D L LL KL LM LR S W U T Q QR 2 極 4 極 6 極 VTF0XXB-80M 0.75 0.75 − 120(E) 1 165 130 j 6 200 3.5 12 12 186 296 256 210.5 − 40 19 j 6 6 3.5 6 40 0.3 23 25 − FF165 VTF0XXB-90L 1.5 1.5 0.75 120(E) 2 165 130 j 6 200 VTFO XX-K 2.2 3.5 12 1 2 20 0 34 1 29 1 21 9 21 0 50 24 j 6 8 4 7 50 0. 3 35 37 37 37 VTF0XXB-100L − 2.2 1.5 120(E) 3 215 180 j 6 250 4 16 14.5 219 382 322 228 297 60 28 j 6 8 4 7 60 0.5 − 49 49 FF215 VTF0XXB-112M 3.7 3.7 2.2 120(E) 3 215 180 j 6 250 4 16 14.5 239 406 346 238 316 60 28 j 6 8 4 7 60 0.5 64 65 65 FF2 65 VTF0XX B-132M 5.5 5.5 3.7 7.5 7.5 5.5 130(B) 4 265 230 j 6 300 4 20 14.5 274 511 431 272 358 80 38 k 6 10 5 8 80 0.5 100 102 105 103 105 107 11 135 FF300 F0XXB-160L 11 7.5 VT 15 15 11 130(B) 5 300 250 j 6 350 5 20 18.5 323 656 546 294 421 110 42 k 6 12 5 8 110 1.0 140 152 155 18.5 160 160 163 VTFOXXB-180L 22 18.5 15 120(E) 6 350 300 j 6 400 5 20 18.5 360 725 615 373.5 506 110 48 k 6 14 5.5 9 110 1. FF350 22 5 24 0 250 260 255 VTFOXXB(- 200LB) 30 30 18.5 120(E) 7 350 300 j 6 400 5 20 18.5 409 (827.5) (717.5) 200L 751.5 641.5 39 8 43 5 11 0 55 m 6 16 6 10 11 0 2. VTFOXX-KK 5 31 0 31 0 305 315 (注 1) 225S B) 22 VTFOXXP(- 225S 37 37 30 120(E) 8 500 450 j 6 545 5 22 18.5 465 (903) (793) 45 45 4 423 .5 − (110) (55 m 6) (16) (6) (10) (110) 140 60 m 6 18 7 11 140 2. 5 385 400 884 74 385 420 375 FF500 VTFOXXR(- 225SB) 55 55 37 155(F) 8 500 450 j 6 545 5 22 18.5 465 (903) (793) 225S 423 .5 − (110) (55 m 6) (16) (6) (10) (110) 884 744 140 65 m 6 18 7 11 140 2.5 390 400 380 B VTFOXXR(- 250S )250S 75 75 45 155(F) 9 500 450 j 6 545 5 22 18.5 528 (1080) 960 540 568 (110) (55 m 6) (16) (6) (10) (110) 90 90 55 7.5 12 140 1. 5 620 610 570 1100 140 75 m 6 20 650 640 610 FF600 VTFOXXR(- 280SB)0S 110 110 75 155(F) 10 600 550 js 6 655 6 25 24 576 (1147) 1037 565 − (110) (55 m 6) (16) (6) (10) (110) 28 132 132 90 4 170 1. 0 830 790 770 1207 170 85 m 6 22 9 1 850 840 820 FF7 40 VTFOXXR-31 5S − − 110 132 155(F) 10 740 680 js 6 800 6 25 24 657 1320 1150 620 − 170 95 m 6 25 9 14 170 − − − 1250 1300 (注 1):3.7kW-6 極はVTFOXX-Kとなります。 (注 2):( )内は 2極用を示します。 (注 3):寸法は変更になることがありますので、設計用には寸法図をご請求ください。 11 12 LE LG LE LG Q Q KL LR LL KL LR LL L L LE LG LE LG Q Q KL KL LR LL LR LL L L LE LG LE LG Q Q KL KL LR LL LR LL L L LE LG LE LG Q Q LR LL LR LL L L LE LG LE LG Q Q LR LL LR LL L L T U Q LA LM LA L A LA L A LA LA LA LA
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耐圧防爆型モータ φD φD φD φD φD QR φLB φLC φLB φLB φLC φLB φLB φLC φLC φLC KL KL W L 4-LZ M LA 4-LZ S 4-LZ 図1 4-LZ 図3 LM 図5 LM 図7 図9 4-LZ 図1〜10 軸端詳細図 φD φD φD φD φD φLB φLC φLB φLB φLB φLC φLC φLC φLB φLC KL KL 4-LZ 4-LZ 図2 4-LZ LM 図4 LM 図6 LM 図8 8-LZ 図10 8-LZ 寸法表 出力(kW) 概略質量(kg) 寸 法 (mm) 寸 法 (m m) 型式 フランジ番号 枠番号 d2G4 モータ単体 2 極 4 極 6 極 耐熱ク ラス 図示 番号 LA LB LC LE LG LZ D L LL KL LM LR S W U T Q QR 2 極 4 極 6 極 VTF0XXB-80M 0.75 0.75 − 120(E) 1 165 130 j 6 200 3.5 12 12 186 296 256 210.5 − 40 19 j 6 6 3.5 6 40 0.3 23 25 − FF165 VTF0XXB-90L 1.5 1.5 0.75 120(E) 2 165 130 j 6 200 VTFO XX-K 2.2 3.5 12 1 2 20 0 34 1 29 1 21 9 21 0 50 24 j 6 8 4 7 50 0. 3 35 37 37 37 VTF0XXB-100L − 2.2 1.5 120(E) 3 215 180 j 6 250 4 16 14.5 219 382 322 228 297 60 28 j 6 8 4 7 60 0.5 − 49 49 FF215 VTF0XXB-112M 3.7 3.7 2.2 120(E) 3 215 180 j 6 250 4 16 14.5 239 406 346 238 316 60 28 j 6 8 4 7 60 0.5 64 65 65 FF2 65 VTF0XX B-132M 5.5 5.5 3.7 7.5 7.5 5.5 130(B) 4 265 230 j 6 300 4 20 14.5 274 511 431 272 358 80 38 k 6 10 5 8 80 0.5 100 102 105 103 105 107 11 135 FF300 F0XXB-160L 11 7.5 VT 15 15 11 130(B) 5 300 250 j 6 350 5 20 18.5 323 656 546 294 421 110 42 k 6 12 5 8 110 1.0 140 152 155 18.5 160 160 163 VTFOXXB-180L 22 18.5 15 120(E) 6 350 300 j 6 400 5 20 18.5 360 725 615 373.5 506 110 48 k 6 14 5.5 9 110 1. FF350 22 5 24 0 250 260 255 VTFOXXB(- 200LB) 30 30 18.5 120(E) 7 350 300 j 6 400 5 20 18.5 409 (827.5) (717.5) 200L 751.5 641.5 39 8 43 5 11 0 55 m 6 16 6 10 11 0 2. VTFOXX-KK 5 31 0 31 0 305 315 (注 1) 225S B) 22 VTFOXXP(- 225S 37 37 30 120(E) 8 500 450 j 6 545 5 22 18.5 465 (903) (793) 45 45 4 423 .5 − (110) (55 m 6) (16) (6) (10) (110) 140 60 m 6 18 7 11 140 2. 5 385 400 884 74 385 420 375 FF500 VTFOXXR(- 225SB) 55 55 37 155(F) 8 500 450 j 6 545 5 22 18.5 465 (903) (793) 225S 423 .5 − (110) (55 m 6) (16) (6) (10) (110) 884 744 140 65 m 6 18 7 11 140 2.5 390 400 380 B VTFOXXR(- 250S )250S 75 75 45 155(F) 9 500 450 j 6 545 5 22 18.5 528 (1080) 960 540 568 (110) (55 m 6) (16) (6) (10) (110) 90 90 55 7.5 12 140 1. 5 620 610 570 1100 140 75 m 6 20 650 640 610 FF600 VTFOXXR(- 280SB)0S 110 110 75 155(F) 10 600 550 js 6 655 6 25 24 576 (1147) 1037 565 − (110) (55 m 6) (16) (6) (10) (110) 28 132 132 90 4 170 1. 0 830 790 770 1207 170 85 m 6 22 9 1 850 840 820 FF7 40 VTFOXXR-31 5S − − 110 132 155(F) 10 740 680 js 6 800 6 25 24 657 1320 1150 620 − 170 95 m 6 25 9 14 170 − − − 1250 1300 (注 1):3.7kW-6 極はVTFOXX-Kとなります。 (注 2):( )内は 2極用を示します。 (注 3):寸法は変更になることがありますので、設計用には寸法図をご請求ください。 11 12 LE LG LE LG Q Q KL LR LL KL LR LL L L LE LG LE LG Q Q KL KL LR LL LR LL L L LE LG LE LG Q Q KL KL LR LL LR LL L L LE LG LE LG Q Q LR LL LR LL L L LE LG LE LG Q Q LR LL LR LL L L T U Q LA LM LA L A LA L A LA LA LA LA
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端子箱 安全増防爆型端子箱 安全増防爆型、耐圧防爆型端子箱のKD寸法 標準安全増防爆型モータの端子箱の構造は図1に、寸法と適 ■電線管ねじ結合式引込方式の電線管呼び 用は端子箱寸法表に示します。 端子箱内接続方式は端子台式を標準としています。 表 1 標準電線管ねじKD寸法 表 2 接続できる厚鋼電線管 KD寸法(管用平行ねじの呼び) 管用平行ねじの呼び 厚鋼電線管の呼び 内部接地端子 枠番または出力 標    準 PF3/4 22 B A 仕様 管用平行 指定可能な仕様コード C PF1 28 コード ねじの呼び 80M、90L PF3/4 PF1/2、PF1 PF1-1/4 36 E 100L、112M PF1 PF3/4 PF1-1/2 42 132S、132M PF1-1/4 PF3/4、PF1 PF2 54 160M、160L PF1-1/2 PF1-1/4、PF2 PF2-1/2 70 180M 以上枠に15kW以下をいれる場合 PF1-1/2 PF1-1/4 PF3 82 CDS 18.5kW、22kW、30kW PF2 PF2-1/2 PF3-1/2 92 管用平行ねじ(PF) 37kW、45kW PF2-1/2 PF3 PF4 104 (厚鋼電線管接続用) 55kW PF3 PF2、PF2-1/2 図1 枠番80M〜112M 75kW、90kW PF2-1/2 PF3、PF3-1/2 110kW、132kW PF3 PF4 端子箱寸法表 注)1.標準の場合55kW以下は200V級、400V級とも同−KD寸法ですが、75kW以上は400V級の場合を示します。 管用平行ねじ(PF) 2.枠番160L以下は枠番基準、180M以上は出力基準です。 出力(kW) ケースと 端子箱主要寸法 3.接続できる厚鋼電線管の呼びを表2に示します。 (厚鋼電線管接続用) 枠番号 2極 4極 6極 図示番号 カバーの A B C P15-図3 材  質 (mm) (mm) (mm) 80M 0.75 0.75 − 114 76 38 90L 1.5 1.5 0.75 114 76 50 ■技術的基準安全増防爆型(Exe Ⅱ T3)のコンジットパッキン式の寸法 100L 2.2 2.2 1.5 1 鋼板製 114 76 50 112M 3.7 3.7 2.2 114 76 50 表 3 標準コンジットパッキン式KD寸法 表 4 ケーブル仕上り外径とKD寸法または K D 寸 法  仕様コードの上 2桁の数字の関係 ゴムパッキン 枠番または出力 標    準 KD寸法または仕様 ケーブルの仕上り 仕様 コード KD寸法 指定可能な仕様コード コードの上 2桁 外径の適用範囲(mm) 10 10 以上  12.5 以下 80M、90L 10PF3/4 10PF1/2、10PF1、12PF3/4、12PF1、 12 12.6 以上 16以下 耐圧防爆型端子箱 CDPS 14PF3/4、14PF1、16PF1 100L、112M 10PF1 10PF1/2、10PF3/4、12PF3/4、12PF1、 14 14 以上 16.5 以下 管用平行ねじ(PF) 14PF3/4、14PF1、16PF1 16 16.6 以上 20以下 標準耐圧防爆型モータの端子箱の構造は図2〜図4に、寸法と を標準としています。スタッド式の場合は別検定となりますの (保護管接続用) 注)1.ケーブル仕上り外径と仕様コードの上2桁の数字は表4のような関係があります。 1. 手配時、必ずケーブル外径とコンジットサイズを 適用は端子箱寸法表に示します。端子箱内接続方法はラグ式 でご相談ください。 2.保護管内径はケーブル仕上り外径の1.5倍以上に選定してください。 明示ください。 A A A B 接続後絶 C B C B C 縁テ-プ 接続後絶 縁テープ 接続後絶 を巻いて 縁テープ ください。 を巻いて を巻いて ください。 ください 内部接地 地端子 内部接地端子 端子 内部接 外部接地端子 ■構造規格、耐圧防爆型(d2G4)のコンジットパッキン式の寸法 管用平行ねじ(PF) (対称位置) 管用平行ねじ(PF) 外部接地端子 内部接地端子 (厚鋼電線管接続用) (厚鋼電線管接続用) (対称位置) 表 5 標準コンジットパッキン式KD寸法 表 6 ケーブル仕上り外径とKD寸法または ゴムパッキン K D 寸 法  仕様コードの上 2桁の数字の関係 管用平行ねじ(PF) (厚鋼電線管接続用) 枠番または出力 標    準 KD寸法または仕様 ケーブルの仕上り 図2  枠番号112M以下 図3  枠番号132S〜160L 図4  枠番号180L以上 仕様 KD寸法 指定可能な仕様コード コードの上 2桁 外径の適用範囲(mm) コード 10 10 以上 12未満 端子箱寸法表 80M、90L 10PF3/4 10PF1/2、10PF3/4、10PF1、12PF3/4 12 12 以上 14未満 出力(kW) ケースと 端子箱主要寸法 100L、112M 10PF1 12PF1、14PF3/4、14PF1、16PF1 14 14 以上 16未満 枠番号 2極 4極 6極 図示番号 カバーの A B C 132S、132M 14PF1-1/4 12PF1、14PF1、16PF1、16PF1-1/4 材  質 16 16 以上 18未満 (mm) (mm) (mm) 管用平行ねじ(PF) 160M、160L、 18PF1、18PF1-1/4、18PF1-1/2 80M 0.75 0.75 − 137 100 50 (保護管接続用) 18 18 以上 20未満 180M以上枠に15kW 20PF1-1/4 20PF1-1/4、20PF1-1/2、24PF1-1/4 90L 1.5、2.2 1.5 0.75 137 100 50 20 20 以上 24未満 100L − 2.2 1.5 2 137 100 50 以下を入れる場合 24PF1-1/2 24 24 以上 28未満 112M 3.7 3.7 2.2 137 100 50 16PF1、18PF1、18PF1-1/4 18.5kW、22kW CDPS 24PF1-1/2 28 28 以上 32未満 132S 5.5、7.5 5.5 3.7 202 129 80 20PF1-1/2、24PF2 32 32 以上 36未満 132M − 7.5 5.5 3 202 129 80 30kW 32PF2 18PF1-1/4、20PF1-1/4、24PF2 36 36 以上 40未満 160M 11、15 11 7.5 202 129 80 37kW、45kW 32PF2-1/2 28PF2 160L 18.5 15 11 鋳鉄製 40 40 以上 44未満 202 129 80 55kW 44PF3 36PF2-1/2、40PF2-1/2 180L 22 18.5、22 15 240 161 130 44 44 以上 48未満 75kW、90kW 32PF2-1/2 200L 30 30 18.5、22 240 161 130 32PF2、44PF3 48 48 以上 52未満 110kW、132kW 48PF3 225S 37、45、55 37、45、55 30、37 240 161 130 250S 75、90 75、90 45、55 4 305 215 170 注)1.標準の場合 55kW以下は200V級、400V級とも同一KD寸法ですが、75kW以上は400V級の場合を示します。 280S 110、132 110、132 75、90 305 215 170 2.枠番 160L 以下は枠番基準、180M以上は出力基準です。 3.ケーブル仕上り外径と仕様コードの上 2桁の数字は表 6のような関係があります。 315S − − 110、132 305 215 170 4.保護管内径はケーブル仕上り外径の 1.5 倍以上に選定してください。 13 14 E E E E
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端子箱 安全増防爆型端子箱 安全増防爆型、耐圧防爆型端子箱のKD寸法 標準安全増防爆型モータの端子箱の構造は図1に、寸法と適 ■電線管ねじ結合式引込方式の電線管呼び 用は端子箱寸法表に示します。 端子箱内接続方式は端子台式を標準としています。 表 1 標準電線管ねじKD寸法 表 2 接続できる厚鋼電線管 KD寸法(管用平行ねじの呼び) 管用平行ねじの呼び 厚鋼電線管の呼び 内部接地端子 枠番または出力 標    準 PF3/4 22 B A 仕様 管用平行 指定可能な仕様コード C PF1 28 コード ねじの呼び 80M、90L PF3/4 PF1/2、PF1 PF1-1/4 36 E 100L、112M PF1 PF3/4 PF1-1/2 42 132S、132M PF1-1/4 PF3/4、PF1 PF2 54 160M、160L PF1-1/2 PF1-1/4、PF2 PF2-1/2 70 180M 以上枠に15kW以下をいれる場合 PF1-1/2 PF1-1/4 PF3 82 CDS 18.5kW、22kW、30kW PF2 PF2-1/2 PF3-1/2 92 管用平行ねじ(PF) 37kW、45kW PF2-1/2 PF3 PF4 104 (厚鋼電線管接続用) 55kW PF3 PF2、PF2-1/2 図1 枠番80M〜112M 75kW、90kW PF2-1/2 PF3、PF3-1/2 110kW、132kW PF3 PF4 端子箱寸法表 注)1.標準の場合55kW以下は200V級、400V級とも同−KD寸法ですが、75kW以上は400V級の場合を示します。 管用平行ねじ(PF) 2.枠番160L以下は枠番基準、180M以上は出力基準です。 出力(kW) ケースと 端子箱主要寸法 3.接続できる厚鋼電線管の呼びを表2に示します。 (厚鋼電線管接続用) 枠番号 2極 4極 6極 図示番号 カバーの A B C P15-図3 材  質 (mm) (mm) (mm) 80M 0.75 0.75 − 114 76 38 90L 1.5 1.5 0.75 114 76 50 ■技術的基準安全増防爆型(Exe Ⅱ T3)のコンジットパッキン式の寸法 100L 2.2 2.2 1.5 1 鋼板製 114 76 50 112M 3.7 3.7 2.2 114 76 50 表 3 標準コンジットパッキン式KD寸法 表 4 ケーブル仕上り外径とKD寸法または K D 寸 法  仕様コードの上 2桁の数字の関係 ゴムパッキン 枠番または出力 標    準 KD寸法または仕様 ケーブルの仕上り 仕様 コード KD寸法 指定可能な仕様コード コードの上 2桁 外径の適用範囲(mm) 10 10 以上  12.5 以下 80M、90L 10PF3/4 10PF1/2、10PF1、12PF3/4、12PF1、 12 12.6 以上 16以下 耐圧防爆型端子箱 CDPS 14PF3/4、14PF1、16PF1 100L、112M 10PF1 10PF1/2、10PF3/4、12PF3/4、12PF1、 14 14 以上 16.5 以下 管用平行ねじ(PF) 14PF3/4、14PF1、16PF1 16 16.6 以上 20以下 標準耐圧防爆型モータの端子箱の構造は図2〜図4に、寸法と を標準としています。スタッド式の場合は別検定となりますの (保護管接続用) 注)1.ケーブル仕上り外径と仕様コードの上2桁の数字は表4のような関係があります。 1. 手配時、必ずケーブル外径とコンジットサイズを 適用は端子箱寸法表に示します。端子箱内接続方法はラグ式 でご相談ください。 2.保護管内径はケーブル仕上り外径の1.5倍以上に選定してください。 明示ください。 A A A B 接続後絶 C B C B C 縁テ-プ 接続後絶 縁テープ 接続後絶 を巻いて 縁テープ ください。 を巻いて を巻いて ください。 ください 内部接地 地端子 内部接地端子 端子 内部接 外部接地端子 ■構造規格、耐圧防爆型(d2G4)のコンジットパッキン式の寸法 管用平行ねじ(PF) (対称位置) 管用平行ねじ(PF) 外部接地端子 内部接地端子 (厚鋼電線管接続用) (厚鋼電線管接続用) (対称位置) 表 5 標準コンジットパッキン式KD寸法 表 6 ケーブル仕上り外径とKD寸法または ゴムパッキン K D 寸 法  仕様コードの上 2桁の数字の関係 管用平行ねじ(PF) (厚鋼電線管接続用) 枠番または出力 標    準 KD寸法または仕様 ケーブルの仕上り 図2  枠番号112M以下 図3  枠番号132S〜160L 図4  枠番号180L以上 仕様 KD寸法 指定可能な仕様コード コードの上 2桁 外径の適用範囲(mm) コード 10 10 以上 12未満 端子箱寸法表 80M、90L 10PF3/4 10PF1/2、10PF3/4、10PF1、12PF3/4 12 12 以上 14未満 出力(kW) ケースと 端子箱主要寸法 100L、112M 10PF1 12PF1、14PF3/4、14PF1、16PF1 14 14 以上 16未満 枠番号 2極 4極 6極 図示番号 カバーの A B C 132S、132M 14PF1-1/4 12PF1、14PF1、16PF1、16PF1-1/4 材  質 16 16 以上 18未満 (mm) (mm) (mm) 管用平行ねじ(PF) 160M、160L、 18PF1、18PF1-1/4、18PF1-1/2 80M 0.75 0.75 − 137 100 50 (保護管接続用) 18 18 以上 20未満 180M以上枠に15kW 20PF1-1/4 20PF1-1/4、20PF1-1/2、24PF1-1/4 90L 1.5、2.2 1.5 0.75 137 100 50 20 20 以上 24未満 100L − 2.2 1.5 2 137 100 50 以下を入れる場合 24PF1-1/2 24 24 以上 28未満 112M 3.7 3.7 2.2 137 100 50 16PF1、18PF1、18PF1-1/4 18.5kW、22kW CDPS 24PF1-1/2 28 28 以上 32未満 132S 5.5、7.5 5.5 3.7 202 129 80 20PF1-1/2、24PF2 32 32 以上 36未満 132M − 7.5 5.5 3 202 129 80 30kW 32PF2 18PF1-1/4、20PF1-1/4、24PF2 36 36 以上 40未満 160M 11、15 11 7.5 202 129 80 37kW、45kW 32PF2-1/2 28PF2 160L 18.5 15 11 鋳鉄製 40 40 以上 44未満 202 129 80 55kW 44PF3 36PF2-1/2、40PF2-1/2 180L 22 18.5、22 15 240 161 130 44 44 以上 48未満 75kW、90kW 32PF2-1/2 200L 30 30 18.5、22 240 161 130 32PF2、44PF3 48 48 以上 52未満 110kW、132kW 48PF3 225S 37、45、55 37、45、55 30、37 240 161 130 250S 75、90 75、90 45、55 4 305 215 170 注)1.標準の場合 55kW以下は200V級、400V級とも同一KD寸法ですが、75kW以上は400V級の場合を示します。 280S 110、132 110、132 75、90 305 215 170 2.枠番 160L 以下は枠番基準、180M以上は出力基準です。 3.ケーブル仕上り外径と仕様コードの上 2桁の数字は表 6のような関係があります。 315S − − 110、132 305 215 170 4.保護管内径はケーブル仕上り外径の 1.5 倍以上に選定してください。 13 14 E E E E
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外部導線引込方式 粉防じ爆ん型防モ爆ー型タモのー技タ術資料 外部導線引込方式 プラントが、もし爆発事故を起こした場合、従事者への危険だけでなく、機器の損害、生産ラインのストップなど、その 損失は計り知れないほど大きくなります。これらの事故を防止するため防爆電気機器が使用されます。防爆型モータには 端子箱は外部導線引込のため、コンジット式(電線管ねじ結合式 構造にしていますが、外部導線の種類によって表 7 のように使い 化学工場等に使用される工場用防爆モータと、炭鉱に使用される炭鉱用防爆モータがありますが、ここでは、工場用防爆モータ 引込方式)、コンジットパッキン式(パッキン式引込方式および耐 わけをします。 について説明します。日立防爆型モータは、いずれも、法令にしたがって製作し、厚生労働省指定検定機関の産業安全 圧パッキン式引込方式)、ベルマウスパッキン式(移動用)などの 技術協会の検定を受け、検定合格マークを付け、納入いたします。また独自のガス爆発特性の研究をもとに、モータの あらゆる部分にわたって、安全性を追求し製作しています。 表 7 外部導線の種類と引込方式 防爆型モータには、①安全増防爆型②耐圧防爆型モータなどがあります。 引込方式 適用 外部導線の種類 (一般用) 外部導線の引込方法例図 ①安全増防爆型 TFOX-K TFOXA-K ②耐圧防爆型 TFOXX-K(-KK) TFOXXA-K(-KK) 正常な運転中に電気火花、または高温を生じないように温度上昇限度を制限し、電気的、導体接続部の構造および絶縁 モータ内部で爆発性ガスの爆発が発生しても、モータがその圧力に耐え、かつモータ外部の爆発性ガスに引火するおそれの 電線管ねじ結合式 配電箱 空間距離、沿面距離などに、とくに安全度を増したモータです。TFOXA型は、その屋外型です。 ないように各ハメアイの長さや軸の貫通部のすき間の奥行きを確保した構造のモータです。TFOXXA型は、その屋外型です。 防爆型 絶縁電線 (コンジット式) 厚鋼電線管 パッキン式引込方式 防爆に対する共通要件 ゴムまたはプラスチック 耐圧パッキン式引込方式 防爆型 (コンジットパッキン式) 絶縁ケーブル ■法的規定 ■危険度区域の分類 移動用キャブタイヤケ-ブル 爆発性雰囲気(可燃性ガスまたは可燃性液体の蒸気と空気)が 可燃性ガスまたは可燃性液体の蒸気と空気が存在して爆発の ベルマウスパッキン式 防爆型 移動用キャブタイヤケーブル 生成するか、また生成するおそれがある場所(以下、危険区域とい 危険性がある区域で電気機器を使用する場合に、危険度区域 う。)に設置し、または持ち込んで使用する電気機械器具は、労働 の分類が必要となります。防爆電気機器および防爆電気工事方 注)1.防爆型の標準は   印です。 安全衛生法第 42 条、および労働安全衛生規則第 280 条によっ 法を適正に選定するための危険度区域の定義について表 2 に て、当該蒸気またはガスに対し、その種類に応じた防爆性能を有 示します。「危険度区域」とは、立体的な区域または空間であり、 する防爆構造電気機械器具を使用することが法律により義務付 「分類する」とは、このような区域または空間を、危険となる頻度お 外部導線に絶縁電線を使用する電線管ねじ結合式方式は、下 フイッチングの施工例を図 10 に、横型シーリングフイッチングの施 けられています。さらに労働安全衛生法では、第 44 条によって「防 よび持続時間によって、危険度の異なるいくつかの段階に分類 図の配管方式とする必要があります。 工例を図 11 に示す。 爆構造電気機械器具は厚生労働大臣または厚生労働大臣の指 するものです。 立型シーリングフイッチングの施工例を図 9 に、ドレン型シーリング 定する検定代行機関によって“型式検定”を受けたものでなければ、 製造・販売及び使用してはならない」と義務付けられています。 表 2 JIS C 60079-10 における危険度区域の定義 端子箱容器 ガス、蒸気またはミスト状の可燃性物質と空気との混 ■構造法規および関連 JIS 規格 危険度 0 区域 合物質で構成する爆発性雰囲気が連続的に、長時間ま 絶縁電線 (Zone 0) ロックナット 防爆構造電気機械器具は、法律によりその構造について詳細に たは頻繁に存在する区域。 シ-リングフイッチング本体 規定されています。わが国では現在従来の防爆構造規格と国 ガス、蒸気またはミスト状の可燃性物質と空気との混 止めねじ 厚鋼電線管 際規格(IEC 60079 関係)に準拠した新しい防爆構造規格があ 危険度 1 区域 合物質で構成する爆発性雰囲気が通常運転中でもとき (Zone 1) せき板 ります。これらの規格について以下に示します。 どき生成する可能性がある区域。 シ-リングコンパウンド カバ- 法律による防爆電気機械器具の構造規格は、従来からの構造 ガス、蒸気またはミスト状の可燃性物質と空気との混 操作口兼注入口ねじせん 規格[例、耐圧防爆(d2G4)安全増防爆(eG3)等]については、 危険度 2 区域 合物質で構成する爆発性雰囲気が通常運転中に生成する 昭和44年4月1日労働省告示16号による「電気機械器具防爆 (Zone 2) 可能性がなく、生成しても短時間しか持続しない区域。 シ-リングダム 構造規格」によって規定されています。これに関連するJIS規格 なお、上記の危険度区域は改正された構造規格でいう爆発危険箇所(「特別 は、表1「防爆規格および関連JIS規格」の「従来の構造規格に 危険箇所」、「第一類危険箇所」および「第二類危険箇所」)に相当します。 シ-リングコンパウンド ドレンコック よる防爆構造規格」に示されるJIS規格が存在していました。こ シ-リングフイッチング本体 電線管の内径以上 れらに関連するJIS規格としては表に示しますように平成10年か (最小16mm) シ-リングダム ら11年にすべて廃止となりました。しかし、防爆構造電気機械器 厚鋼電線管 ロックナット 具は前記に示しますように法律によって型式検定を受けているた 絶縁電線 端子箱容器 めにJIS規格が廃止されても製造・販売は今後も継続されます。 ■危険度区域の判定 危険度区域が 0 区域、1 区域または 表 1 防爆規格および関連 JIS 規格 図 9 立型シーリングフイッチングの施工例 図 10 ドレン型シーリングフイッチングの施工例 2 区域のいずれに該当するかの判定 従来の構造規格による防爆構造規格 技術的基準と JIS 防爆構造規格 は、爆発性ガスまたは可燃性液体の 端子箱容器 蒸気の発生条件、発生の持続する 注入口ねじせん B 電気機械器具防爆構造規格: ・労働省告示18号 ・労働省告示16号(S44.4.1) ・「国際整合技術指針2008」「国際整合技術指針2015」 時間または頻度、化学的および物 ロックナット ・JIS C 60079-0(2004)一般要件 シ-リングコンパウンド ・工場電気設備防爆指針(ガス蒸気防爆2006) ・JIS C 60079-1(2008)耐圧防爆構造 “d” 厚鋼電線管 理的性質などを考慮してそれらの危 絶縁電線 ・JIS C 60079-2(2008)内圧防爆構造 “p” ・JIS C 0901(1983)炭鉱用電気機器の防爆構造 ・JIS C 60079-6(2004)油入防爆構造 “o” 険雰囲気が存在する条件により決定 O  平成10年6月廃止 ・JIS C 60079-7(2008)安全増防爆構造 “e” ・JIS C 0902(1983)炭鉱用電気機器の防爆構造試験方法 ・JIS C 60079-11(2004)本質安全防爆構造 “i” されるものであり、使用者側で判定し A ・JIS C 60079-10(2008)危険区域の分類  平成10年6月廃止 ていただきます。ただし、基本的には シ-リングダム ・JIS C 60079-14(2008)危険区域内の電気設備(鉱山以外) 操作口カバ- ・JIS C 0903(1983)一般用電気機器の防爆構造通則 ・JIS C 60079-15(2008)タイプ“n”防爆構造 450mm以下 電線管の内径以上  平成11年9月廃止 ・JIS C 60079-18(2008)樹脂充てん防爆構造 “m” 総括する消防署または労働基準監督 ・JIS C 0904(1983)一般用電気機器の防爆構造試験方法 ・JIS C 60079-25(2008)本質安全システム (最小16mm) (注)これらのJIS規格は今後下記の関連するIEC規格 署が判断します。危険場所の判定に 断面A-O-B シ-リングフイッチング本体  平成11年9月廃止 の改正に追従して随時見直し改正が行われます。 ・JIS C 0905(1983)電力用電気機器の防爆構造 ・関連 IEC規格(IEC 79関係) あたって、爆発性ガスと危険特性およ 図 11 横型シーリングフイッチングの施工例  平成10年6月廃止  IEC 60079-0、IEC 60079-1、IEC 60079-1A、 び防爆構造に対する分類について  IEC 60079-2、IEC 60079-6、IEC 60079-7、  IEC 60079-11、IEC60079-10、IEC60079-14、 表 6 に示します。  IEC 60079-15、IEC 60079-18、IEC 60079-25 15 16 電線管の内径以上 450mm以下 (最小18mm) 450mm以下 電線管の内径以上 (最小16mm)
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外部導線引込方式 粉防じ爆ん型防モ爆ー型タモのー技タ術資料 外部導線引込方式 プラントが、もし爆発事故を起こした場合、従事者への危険だけでなく、機器の損害、生産ラインのストップなど、その 損失は計り知れないほど大きくなります。これらの事故を防止するため防爆電気機器が使用されます。防爆型モータには 端子箱は外部導線引込のため、コンジット式(電線管ねじ結合式 構造にしていますが、外部導線の種類によって表 7 のように使い 化学工場等に使用される工場用防爆モータと、炭鉱に使用される炭鉱用防爆モータがありますが、ここでは、工場用防爆モータ 引込方式)、コンジットパッキン式(パッキン式引込方式および耐 わけをします。 について説明します。日立防爆型モータは、いずれも、法令にしたがって製作し、厚生労働省指定検定機関の産業安全 圧パッキン式引込方式)、ベルマウスパッキン式(移動用)などの 技術協会の検定を受け、検定合格マークを付け、納入いたします。また独自のガス爆発特性の研究をもとに、モータの あらゆる部分にわたって、安全性を追求し製作しています。 表 7 外部導線の種類と引込方式 防爆型モータには、①安全増防爆型②耐圧防爆型モータなどがあります。 引込方式 適用 外部導線の種類 (一般用) 外部導線の引込方法例図 ①安全増防爆型 TFOX-K TFOXA-K ②耐圧防爆型 TFOXX-K(-KK) TFOXXA-K(-KK) 正常な運転中に電気火花、または高温を生じないように温度上昇限度を制限し、電気的、導体接続部の構造および絶縁 モータ内部で爆発性ガスの爆発が発生しても、モータがその圧力に耐え、かつモータ外部の爆発性ガスに引火するおそれの 電線管ねじ結合式 配電箱 空間距離、沿面距離などに、とくに安全度を増したモータです。TFOXA型は、その屋外型です。 ないように各ハメアイの長さや軸の貫通部のすき間の奥行きを確保した構造のモータです。TFOXXA型は、その屋外型です。 防爆型 絶縁電線 (コンジット式) 厚鋼電線管 パッキン式引込方式 防爆に対する共通要件 ゴムまたはプラスチック 耐圧パッキン式引込方式 防爆型 (コンジットパッキン式) 絶縁ケーブル ■法的規定 ■危険度区域の分類 移動用キャブタイヤケ-ブル 爆発性雰囲気(可燃性ガスまたは可燃性液体の蒸気と空気)が 可燃性ガスまたは可燃性液体の蒸気と空気が存在して爆発の ベルマウスパッキン式 防爆型 移動用キャブタイヤケーブル 生成するか、また生成するおそれがある場所(以下、危険区域とい 危険性がある区域で電気機器を使用する場合に、危険度区域 う。)に設置し、または持ち込んで使用する電気機械器具は、労働 の分類が必要となります。防爆電気機器および防爆電気工事方 注)1.防爆型の標準は   印です。 安全衛生法第 42 条、および労働安全衛生規則第 280 条によっ 法を適正に選定するための危険度区域の定義について表 2 に て、当該蒸気またはガスに対し、その種類に応じた防爆性能を有 示します。「危険度区域」とは、立体的な区域または空間であり、 する防爆構造電気機械器具を使用することが法律により義務付 「分類する」とは、このような区域または空間を、危険となる頻度お 外部導線に絶縁電線を使用する電線管ねじ結合式方式は、下 フイッチングの施工例を図 10 に、横型シーリングフイッチングの施 けられています。さらに労働安全衛生法では、第 44 条によって「防 よび持続時間によって、危険度の異なるいくつかの段階に分類 図の配管方式とする必要があります。 工例を図 11 に示す。 爆構造電気機械器具は厚生労働大臣または厚生労働大臣の指 するものです。 立型シーリングフイッチングの施工例を図 9 に、ドレン型シーリング 定する検定代行機関によって“型式検定”を受けたものでなければ、 製造・販売及び使用してはならない」と義務付けられています。 表 2 JIS C 60079-10 における危険度区域の定義 端子箱容器 ガス、蒸気またはミスト状の可燃性物質と空気との混 ■構造法規および関連 JIS 規格 危険度 0 区域 合物質で構成する爆発性雰囲気が連続的に、長時間ま 絶縁電線 (Zone 0) ロックナット 防爆構造電気機械器具は、法律によりその構造について詳細に たは頻繁に存在する区域。 シ-リングフイッチング本体 規定されています。わが国では現在従来の防爆構造規格と国 ガス、蒸気またはミスト状の可燃性物質と空気との混 止めねじ 厚鋼電線管 際規格(IEC 60079 関係)に準拠した新しい防爆構造規格があ 危険度 1 区域 合物質で構成する爆発性雰囲気が通常運転中でもとき (Zone 1) せき板 ります。これらの規格について以下に示します。 どき生成する可能性がある区域。 シ-リングコンパウンド カバ- 法律による防爆電気機械器具の構造規格は、従来からの構造 ガス、蒸気またはミスト状の可燃性物質と空気との混 操作口兼注入口ねじせん 規格[例、耐圧防爆(d2G4)安全増防爆(eG3)等]については、 危険度 2 区域 合物質で構成する爆発性雰囲気が通常運転中に生成する 昭和44年4月1日労働省告示16号による「電気機械器具防爆 (Zone 2) 可能性がなく、生成しても短時間しか持続しない区域。 シ-リングダム 構造規格」によって規定されています。これに関連するJIS規格 なお、上記の危険度区域は改正された構造規格でいう爆発危険箇所(「特別 は、表1「防爆規格および関連JIS規格」の「従来の構造規格に 危険箇所」、「第一類危険箇所」および「第二類危険箇所」)に相当します。 シ-リングコンパウンド ドレンコック よる防爆構造規格」に示されるJIS規格が存在していました。こ シ-リングフイッチング本体 電線管の内径以上 れらに関連するJIS規格としては表に示しますように平成10年か (最小16mm) シ-リングダム ら11年にすべて廃止となりました。しかし、防爆構造電気機械器 厚鋼電線管 ロックナット 具は前記に示しますように法律によって型式検定を受けているた 絶縁電線 端子箱容器 めにJIS規格が廃止されても製造・販売は今後も継続されます。 ■危険度区域の判定 危険度区域が 0 区域、1 区域または 表 1 防爆規格および関連 JIS 規格 図 9 立型シーリングフイッチングの施工例 図 10 ドレン型シーリングフイッチングの施工例 2 区域のいずれに該当するかの判定 従来の構造規格による防爆構造規格 技術的基準と JIS 防爆構造規格 は、爆発性ガスまたは可燃性液体の 端子箱容器 蒸気の発生条件、発生の持続する 注入口ねじせん B 電気機械器具防爆構造規格: ・労働省告示18号 ・労働省告示16号(S44.4.1) ・「国際整合技術指針2008」「国際整合技術指針2015」 時間または頻度、化学的および物 ロックナット ・JIS C 60079-0(2004)一般要件 シ-リングコンパウンド ・工場電気設備防爆指針(ガス蒸気防爆2006) ・JIS C 60079-1(2008)耐圧防爆構造 “d” 厚鋼電線管 理的性質などを考慮してそれらの危 絶縁電線 ・JIS C 60079-2(2008)内圧防爆構造 “p” ・JIS C 0901(1983)炭鉱用電気機器の防爆構造 ・JIS C 60079-6(2004)油入防爆構造 “o” 険雰囲気が存在する条件により決定 O  平成10年6月廃止 ・JIS C 60079-7(2008)安全増防爆構造 “e” ・JIS C 0902(1983)炭鉱用電気機器の防爆構造試験方法 ・JIS C 60079-11(2004)本質安全防爆構造 “i” されるものであり、使用者側で判定し A ・JIS C 60079-10(2008)危険区域の分類  平成10年6月廃止 ていただきます。ただし、基本的には シ-リングダム ・JIS C 60079-14(2008)危険区域内の電気設備(鉱山以外) 操作口カバ- ・JIS C 0903(1983)一般用電気機器の防爆構造通則 ・JIS C 60079-15(2008)タイプ“n”防爆構造 450mm以下 電線管の内径以上  平成11年9月廃止 ・JIS C 60079-18(2008)樹脂充てん防爆構造 “m” 総括する消防署または労働基準監督 ・JIS C 0904(1983)一般用電気機器の防爆構造試験方法 ・JIS C 60079-25(2008)本質安全システム (最小16mm) (注)これらのJIS規格は今後下記の関連するIEC規格 署が判断します。危険場所の判定に 断面A-O-B シ-リングフイッチング本体  平成11年9月廃止 の改正に追従して随時見直し改正が行われます。 ・JIS C 0905(1983)電力用電気機器の防爆構造 ・関連 IEC規格(IEC 79関係) あたって、爆発性ガスと危険特性およ 図 11 横型シーリングフイッチングの施工例  平成10年6月廃止  IEC 60079-0、IEC 60079-1、IEC 60079-1A、 び防爆構造に対する分類について  IEC 60079-2、IEC 60079-6、IEC 60079-7、  IEC 60079-11、IEC60079-10、IEC60079-14、 表 6 に示します。  IEC 60079-15、IEC 60079-18、IEC 60079-25 15 16 電線管の内径以上 450mm以下 (最小18mm) 450mm以下 電線管の内径以上 (最小16mm)
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防爆構造の記号について 表示例を示します どの防爆構造を選べばよいか? 対象ガスによる機器の分類記号が変わります ■防爆構造の記号と発火度および温度等級の分類 従来の防爆構造規格 H8. 技術的基準による規格 防爆構造はガスの種類と機器の設置される地点のガスの状態により 表 6 爆発性ガスと危険特性および防爆構造に対する分類(工場用) 防爆構造規格における、防爆構造の記号と発火度および温度等級に 決定されます。一例を表 5 に示します。 ついて表 3 に示します。 例1.爆発等級2、 爆発性ガスの分類 発火度G4の ガスの名称 引火点 発火温度 電気機器の防爆構造に対する分類 (℃) (℃) 構造規格による分類 H8.技術的基準による分類 表 3 防爆構造の記号と発火度および温度等級の分類 耐圧防爆構造の場合 工場内で発生するガスは非常に多種であります。 爆発等級 発火度 グループ温度等級 従来の防爆構造規格 H8. 技術的基準による規格 d 2 G4 例1.防爆構造の種類が 温度等級(発火度)とグループ(爆発等級)により防爆型モータの適 アセチレン 305 3 G2 ⅡC T2 安全増防爆構造、グループⅡ、 用例を図 1 に示します。 アセトアルデヒド −38 140 1 G4 ⅡA T4 ・防爆構造の種類 ・防爆構造のシンボル[Ex] アセトン −19 535 1 G1 ⅡA T1 温度等級がT3の場合 H8. 技術的基準に (温度等級) 種類 [記号] ・防爆構造の種類 例2.発火度G3の アンモニア 630 1 G1 ⅡA T1 よる規格 T1 T2 T3 T4 T5 ( 耐圧防爆構造 d 種類 [記号] 安全増防爆構造の場合 Ex e Ⅱ T3 一酸化炭素 605 1 G1 ⅡA T1 グⅡA エタノール 12 425 1 G2 ⅡA T2 安全増防爆構造 e 耐圧防爆構造 d ル 安全増防爆型 ーⅡB (Exe ⅡT3) エタン 515 1 G1 ⅡA T1 内圧防爆構造 f 安全増防爆構造 e プ 内圧防爆構造 p e G3 )ⅡC エチルベンゼン 15 431 ⅡA T2 エチルメチルエーテル −37.2 190 ⅡB T4 ・爆発等級 ・防爆電気機器のグループ エチレン 425 2 G2 ⅡB T2 構造規格 (発火度) (発火度) 爆発等級 [記号] 炭鉱用の防爆電気機器 Ⅰ G1 G2 G3 G4 G5 G1 G2 G3 G4 G エチレンオキシド 440 2 G2 ⅡB T2 5 爆発等級 1 1 工場・事業場用の防爆電気機器 Ⅱ ( 1 ( 塩化ビニル 415 1 G2 ⅡA T2 爆発等級 2 2 爆 爆1 耐圧防爆型 塩化プロピル <−20 520 ⅡA T1 ※耐圧防爆構造はガスの種類により機器が分類される 発 2 安全増防爆型 発 爆発等級 3 3a、3b、3c、3n 等 (e G3) 等2 (d2 G4) 塩化メチル 632 ⅡA T1 分類 Aの爆発性ガスに適用 Ⅱ A 級 3 級 ) )3 ガソリン <−20 〜 260 〜 1 G3 ⅡA T3 分類 Bの爆発性ガスに適用 Ⅱ B ギ酸エチル −20 440 ⅡA T2 分類Cの爆発性ガスに適用 Ⅱ C 図 1 防爆型モータの適用例 ギ酸メチル −19 449 ⅡA T2 0 −キシレン 30 465 1 G1 ⅡA T1 ・グループの防爆電気機器の ・爆発性ガスの発火度による分類 温度等級の分類 2−クロロエタノール 55 425 ⅡA T2 クロロベンゼン 28 590 1 G1 ⅡA T1 発火度 温度の範囲 温度等級 最高表面温度 表 5 爆発性ガスの分類例 コークス炉ガス 〜 560 ⅡB T1 G1 450℃を超えるもの T1 450℃以下 温度等級 (発火度) T1 T2 T3 T4 T5 コールタールナフサ 41.7 272 ⅡA T3 G2 300℃を超え450℃以下 T2 300℃以下 グループ (爆発等級) (G1) (G2) (G3) (G4) (G5) 酢酸 40 485 1 G1 ⅡA T1 G3 200℃を超え300℃以下 T3 200℃以下 ア セ ト ン エタノール ガ ソ リ ン アセトアルデヒド 酢酸エチル −4 460 1 G1 ⅡA T1 G4 135℃を超え200℃以下 T4 135℃以下 アンモニア 塩化ビニル ヘ キ サ ン 酢酸ブチル 22 370 1 G2 ⅡA T2 G5 100℃を超え135℃以下 T5 100℃以下 シアン化水素 <−20 535 1 G1 ⅡB T1 一酸化炭素 酢酸ブチル G6 85℃を超え100℃以下 T6 85℃以下 ジメチルエーテル 240 1 G4 ⅡB T4 エ タ ン 1-ブタノール 水素 560 3 G1 ⅡC T1 防爆に共通な要件 0- キシレン ブ タ ン 石油ナフサ −6 290 ⅡA T3 Ⅱ A 酢   酸 デカン 46 205 1 G3 ⅡA T3 従来の防爆構造と新しい防爆構造の共通な要件の比較を表 4 に示します。 (1) 酢酸エチル テレピン油 35 254 ⅡA T3 表 4 従来の防爆構造とH8. 技術的基準による規格のその他の共通な要件 ト ル エ ン トルエン 6 535 1 G1 ⅡA T1 プ ロ パ ン 二硫化炭素 −30 102 3 G5 ⅡC T5 従来の防爆構造 H8. 技術的基準による規格 ベ ン ゼ ン 1−ブタノール 29 340 1 G2 ⅡA T2 メタノール ブタン 365 1 G2 ⅡA T2 ・外傷保護 ・外傷保護 メ タ ン N−ブチルアミン −12 312.2 ⅡA T2 鋼球落下試験の対象は透明窓(板)、ランプ保護カバー等について規定 衝撃試験の対象は防爆電気機器のすべての部分(、容器、ガード、ファンカバー Ⅱ B エ チ レ ン プロパン 470 1 G1 ⅡA T1 等)について規定された(直径 25mmの半球状の焼き入れ鋼製の衝撃頭を (2) エチレンオキシド フェノール 75 605 G1 ⅡA T1 もつ質量 1.0kgの重錘を0.7mの高さから防爆電気機器の各部に落下させ Ⅱ C ヘキサン −21 233 1 G3 ⅡA T3 たとき、異常がないこと) (3) 水   素 アセチレン 二硫化炭素 ベンゼン −11 555 1 G1 ⅡA T1 メタノール 11 455 1 G1 ⅡA T1 ・外部導線との接続部 ・外部導線との接続部 メタン 537 1 G1 ⅡA T1 電気機器と外部導線との接続は原則として端子箱内において行う ■回転機類の防爆構造の選定例 電気機器と外部導線との接続は、独立した容器(端子箱)または本体容器の 区画(端子箱を省略して本体からケーブルを直接引き出す場合の区画)で行 危険場所における回転機類の防爆構造の選定例について表 7 に示します。 う 表 7 危険場所における回転機類の選定例 ・回転部の保護 ・回転部の保護 危険場所 1種場所 2種場所 防爆構造 耐圧 安全増 耐圧 安全増 冷却ファンは丈夫な構造で、外部から容易に触れない構造のこと 新規格では外扇部の保護等級ならびに立て型における上部からの落下物防 電気機器 旧 新 旧 新 旧 新 旧 新 止用保護カバーの取付け等が定量的に義務付けられた 三相かご型誘導電動機 ● ● △ ● ● ● ● ● 三相巻線型誘導電動機 △ △ △(注1) ●(注1) ● ● ●(注1) ●(注1) ・温度試験 ・温度試験 単相かご型誘導電動機(接点なし) ● ● △ ● ● ● ● ● 単相かご型誘導電動機(接点付き) ● ● △(注1) ●(注1) ● ● ●(注1) ●(注1) 温度試験は定格電圧、定格周波数で定格負荷をかけて行う 電気機器が定格で稼働している状態で、定格電圧の90〜 110%の範囲で ブレーキ付きかご型誘導電動機 ●(注2) ●(注2) △(注2) ●(注2) ●(注2) ●(注2) ●(注2) ●(注2) 最も不利な影響を及ぼす電圧で試験を行う キャンドモータ ● ● △ △ ● ● ● ● 三相同期電動機(ブラシ付き) △ △ △(注1) ●(注1) ● ● ●(注1) ●(注1) ・保護等級の試験 三相同期電動機(ブラシレス) ● ● △ ● ● ● ● ● 保護等級の試験は、JIS C 0920 により行う 三相電磁石同期電動機 ● ● △ ● ● ● ● ● 単相反作用同期電動機(接点なし) ● ● △ ● ● ● ● ● 検 定 単相反作用同期電動機(接点付き) ● ● △(注1) ●(注1) ● ● ●(注1) ●(注1) 直流電動機 △ △ − − ● ● − − わが国では、爆発性雰囲気(可燃性ガスまたは可燃性液体の蒸気と空気) 回転機類はこれらの定格が変化するため商用電源とは別にインバータと 1 うず電流継手(ブラシレス) △ △ △ △ ● ● ● ● が生成するか、また生成するおそれがある場所(危険場所)で使用する 対 1 で組み合わせて検定を行います)また、モータにはインバータ型式 電磁摩擦ブレーキ △(注3) △(注3) × × △(注3) △(注3) − − すべての電気機械器具は、労働安全衛生法第 42 条、44 条および労働 および保護装置型式を表示する必要があります。 表中の適用 安全衛生規則第 280 条により「製造」「販売」「使用」の制限が定めら   ●印:適するもの れています。また、防爆構造電気機械器具は厚生労働大臣または厚生   △印:なるべく避けたいもの   ×印:適さないもの 労働大臣の指定する機関(公益社団法人 産業安全技術協会)の「検   −印:構造上または規格上存在し得ないもの 定を受けなければならない」とされています。防爆構造電気機械器具の   空欄:実用でないかまたは一般的でないもの 検定は、定格(電圧・周波数・運転状態・電流・温度上昇)・構造・寸法・   注)1.電気火花発生部を耐圧防爆構造または内圧防爆構造としたもの。 材質などを含めた防爆性能について実施します。(インバータで運転する     2.高温部を発生するブレーキ部を耐圧防爆構造または内圧防爆構造としたもの。     3.ブレーキシュー、ドラムなどの火花の発生部分を耐圧防爆構造の容器に収納したもの。 17 18
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防爆構造の記号について 表示例を示します どの防爆構造を選べばよいか? 対象ガスによる機器の分類記号が変わります ■防爆構造の記号と発火度および温度等級の分類 従来の防爆構造規格 H8. 技術的基準による規格 防爆構造はガスの種類と機器の設置される地点のガスの状態により 表 6 爆発性ガスと危険特性および防爆構造に対する分類(工場用) 防爆構造規格における、防爆構造の記号と発火度および温度等級に 決定されます。一例を表 5 に示します。 ついて表 3 に示します。 例1.爆発等級2、 爆発性ガスの分類 発火度G4の ガスの名称 引火点 発火温度 電気機器の防爆構造に対する分類 (℃) (℃) 構造規格による分類 H8.技術的基準による分類 表 3 防爆構造の記号と発火度および温度等級の分類 耐圧防爆構造の場合 工場内で発生するガスは非常に多種であります。 爆発等級 発火度 グループ温度等級 従来の防爆構造規格 H8. 技術的基準による規格 d 2 G4 例1.防爆構造の種類が 温度等級(発火度)とグループ(爆発等級)により防爆型モータの適 アセチレン 305 3 G2 ⅡC T2 安全増防爆構造、グループⅡ、 用例を図 1 に示します。 アセトアルデヒド −38 140 1 G4 ⅡA T4 ・防爆構造の種類 ・防爆構造のシンボル[Ex] アセトン −19 535 1 G1 ⅡA T1 温度等級がT3の場合 H8. 技術的基準に (温度等級) 種類 [記号] ・防爆構造の種類 例2.発火度G3の アンモニア 630 1 G1 ⅡA T1 よる規格 T1 T2 T3 T4 T5 ( 耐圧防爆構造 d 種類 [記号] 安全増防爆構造の場合 Ex e Ⅱ T3 一酸化炭素 605 1 G1 ⅡA T1 グⅡA エタノール 12 425 1 G2 ⅡA T2 安全増防爆構造 e 耐圧防爆構造 d ル 安全増防爆型 ーⅡB (Exe ⅡT3) エタン 515 1 G1 ⅡA T1 内圧防爆構造 f 安全増防爆構造 e プ 内圧防爆構造 p e G3 )ⅡC エチルベンゼン 15 431 ⅡA T2 エチルメチルエーテル −37.2 190 ⅡB T4 ・爆発等級 ・防爆電気機器のグループ エチレン 425 2 G2 ⅡB T2 構造規格 (発火度) (発火度) 爆発等級 [記号] 炭鉱用の防爆電気機器 Ⅰ G1 G2 G3 G4 G5 G1 G2 G3 G4 G エチレンオキシド 440 2 G2 ⅡB T2 5 爆発等級 1 1 工場・事業場用の防爆電気機器 Ⅱ ( 1 ( 塩化ビニル 415 1 G2 ⅡA T2 爆発等級 2 2 爆 爆1 耐圧防爆型 塩化プロピル <−20 520 ⅡA T1 ※耐圧防爆構造はガスの種類により機器が分類される 発 2 安全増防爆型 発 爆発等級 3 3a、3b、3c、3n 等 (e G3) 等2 (d2 G4) 塩化メチル 632 ⅡA T1 分類 Aの爆発性ガスに適用 Ⅱ A 級 3 級 ) )3 ガソリン <−20 〜 260 〜 1 G3 ⅡA T3 分類 Bの爆発性ガスに適用 Ⅱ B ギ酸エチル −20 440 ⅡA T2 分類Cの爆発性ガスに適用 Ⅱ C 図 1 防爆型モータの適用例 ギ酸メチル −19 449 ⅡA T2 0 −キシレン 30 465 1 G1 ⅡA T1 ・グループの防爆電気機器の ・爆発性ガスの発火度による分類 温度等級の分類 2−クロロエタノール 55 425 ⅡA T2 クロロベンゼン 28 590 1 G1 ⅡA T1 発火度 温度の範囲 温度等級 最高表面温度 表 5 爆発性ガスの分類例 コークス炉ガス 〜 560 ⅡB T1 G1 450℃を超えるもの T1 450℃以下 温度等級 (発火度) T1 T2 T3 T4 T5 コールタールナフサ 41.7 272 ⅡA T3 G2 300℃を超え450℃以下 T2 300℃以下 グループ (爆発等級) (G1) (G2) (G3) (G4) (G5) 酢酸 40 485 1 G1 ⅡA T1 G3 200℃を超え300℃以下 T3 200℃以下 ア セ ト ン エタノール ガ ソ リ ン アセトアルデヒド 酢酸エチル −4 460 1 G1 ⅡA T1 G4 135℃を超え200℃以下 T4 135℃以下 アンモニア 塩化ビニル ヘ キ サ ン 酢酸ブチル 22 370 1 G2 ⅡA T2 G5 100℃を超え135℃以下 T5 100℃以下 シアン化水素 <−20 535 1 G1 ⅡB T1 一酸化炭素 酢酸ブチル G6 85℃を超え100℃以下 T6 85℃以下 ジメチルエーテル 240 1 G4 ⅡB T4 エ タ ン 1-ブタノール 水素 560 3 G1 ⅡC T1 防爆に共通な要件 0- キシレン ブ タ ン 石油ナフサ −6 290 ⅡA T3 Ⅱ A 酢   酸 デカン 46 205 1 G3 ⅡA T3 従来の防爆構造と新しい防爆構造の共通な要件の比較を表 4 に示します。 (1) 酢酸エチル テレピン油 35 254 ⅡA T3 表 4 従来の防爆構造とH8. 技術的基準による規格のその他の共通な要件 ト ル エ ン トルエン 6 535 1 G1 ⅡA T1 プ ロ パ ン 二硫化炭素 −30 102 3 G5 ⅡC T5 従来の防爆構造 H8. 技術的基準による規格 ベ ン ゼ ン 1−ブタノール 29 340 1 G2 ⅡA T2 メタノール ブタン 365 1 G2 ⅡA T2 ・外傷保護 ・外傷保護 メ タ ン N−ブチルアミン −12 312.2 ⅡA T2 鋼球落下試験の対象は透明窓(板)、ランプ保護カバー等について規定 衝撃試験の対象は防爆電気機器のすべての部分(、容器、ガード、ファンカバー Ⅱ B エ チ レ ン プロパン 470 1 G1 ⅡA T1 等)について規定された(直径 25mmの半球状の焼き入れ鋼製の衝撃頭を (2) エチレンオキシド フェノール 75 605 G1 ⅡA T1 もつ質量 1.0kgの重錘を0.7mの高さから防爆電気機器の各部に落下させ Ⅱ C ヘキサン −21 233 1 G3 ⅡA T3 たとき、異常がないこと) (3) 水   素 アセチレン 二硫化炭素 ベンゼン −11 555 1 G1 ⅡA T1 メタノール 11 455 1 G1 ⅡA T1 ・外部導線との接続部 ・外部導線との接続部 メタン 537 1 G1 ⅡA T1 電気機器と外部導線との接続は原則として端子箱内において行う ■回転機類の防爆構造の選定例 電気機器と外部導線との接続は、独立した容器(端子箱)または本体容器の 区画(端子箱を省略して本体からケーブルを直接引き出す場合の区画)で行 危険場所における回転機類の防爆構造の選定例について表 7 に示します。 う 表 7 危険場所における回転機類の選定例 ・回転部の保護 ・回転部の保護 危険場所 1種場所 2種場所 防爆構造 耐圧 安全増 耐圧 安全増 冷却ファンは丈夫な構造で、外部から容易に触れない構造のこと 新規格では外扇部の保護等級ならびに立て型における上部からの落下物防 電気機器 旧 新 旧 新 旧 新 旧 新 止用保護カバーの取付け等が定量的に義務付けられた 三相かご型誘導電動機 ● ● △ ● ● ● ● ● 三相巻線型誘導電動機 △ △ △(注1) ●(注1) ● ● ●(注1) ●(注1) ・温度試験 ・温度試験 単相かご型誘導電動機(接点なし) ● ● △ ● ● ● ● ● 単相かご型誘導電動機(接点付き) ● ● △(注1) ●(注1) ● ● ●(注1) ●(注1) 温度試験は定格電圧、定格周波数で定格負荷をかけて行う 電気機器が定格で稼働している状態で、定格電圧の90〜 110%の範囲で ブレーキ付きかご型誘導電動機 ●(注2) ●(注2) △(注2) ●(注2) ●(注2) ●(注2) ●(注2) ●(注2) 最も不利な影響を及ぼす電圧で試験を行う キャンドモータ ● ● △ △ ● ● ● ● 三相同期電動機(ブラシ付き) △ △ △(注1) ●(注1) ● ● ●(注1) ●(注1) ・保護等級の試験 三相同期電動機(ブラシレス) ● ● △ ● ● ● ● ● 保護等級の試験は、JIS C 0920 により行う 三相電磁石同期電動機 ● ● △ ● ● ● ● ● 単相反作用同期電動機(接点なし) ● ● △ ● ● ● ● ● 検 定 単相反作用同期電動機(接点付き) ● ● △(注1) ●(注1) ● ● ●(注1) ●(注1) 直流電動機 △ △ − − ● ● − − わが国では、爆発性雰囲気(可燃性ガスまたは可燃性液体の蒸気と空気) 回転機類はこれらの定格が変化するため商用電源とは別にインバータと 1 うず電流継手(ブラシレス) △ △ △ △ ● ● ● ● が生成するか、また生成するおそれがある場所(危険場所)で使用する 対 1 で組み合わせて検定を行います)また、モータにはインバータ型式 電磁摩擦ブレーキ △(注3) △(注3) × × △(注3) △(注3) − − すべての電気機械器具は、労働安全衛生法第 42 条、44 条および労働 および保護装置型式を表示する必要があります。 表中の適用 安全衛生規則第 280 条により「製造」「販売」「使用」の制限が定めら   ●印:適するもの れています。また、防爆構造電気機械器具は厚生労働大臣または厚生   △印:なるべく避けたいもの   ×印:適さないもの 労働大臣の指定する機関(公益社団法人 産業安全技術協会)の「検   −印:構造上または規格上存在し得ないもの 定を受けなければならない」とされています。防爆構造電気機械器具の   空欄:実用でないかまたは一般的でないもの 検定は、定格(電圧・周波数・運転状態・電流・温度上昇)・構造・寸法・   注)1.電気火花発生部を耐圧防爆構造または内圧防爆構造としたもの。 材質などを含めた防爆性能について実施します。(インバータで運転する     2.高温部を発生するブレーキ部を耐圧防爆構造または内圧防爆構造としたもの。     3.ブレーキシュー、ドラムなどの火花の発生部分を耐圧防爆構造の容器に収納したもの。 17 18
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機器のご計画に際して スターデルタ始動器使用上の注意 ●Vベルト掛けの場合 三相モータ V プーリ(モータ側)の最小径と V ベルト仕様表(細幅 V ベルト) a:ベルトの張り方;ベルト伝動において、ベルトの張りは非常に 2       極 4       極 6       極 重要な要素です。つまり張りが弱すぎるとベルトの振動が大きく 出力 プーリ(mm) ベルト ベルト ルト 三相モータの減電圧始動器ではスターデルタ始動器が広く使わ プーリ(mm) ベルト ベ プーリ(mm) ベルト ベルト 荷重点 荷重点 荷重点 呼び径 dp リム幅 PW 種 PW 呼び径 dp リム幅 PW 種 PW 呼び径 dp リム幅 PW 種 PW れていますが、この始動器には、2コンタクタ方式(2コン方式) なったり、スリップが大きくなったりしてベルトの寿命を著しく短くし (kW) ます。また一方強すぎると、ベルトの寿命を短くしたり、モータや (最小値) (最大値) 類 本数 2 2 (mm) (最小値) (最大値) 類 本数 (mm) (最小値) (最大値) 類 本数 2 (mm) 3コンタクタ方式(3コン方式)の 2 つの方式がありますが、モー 0.75 71 17.4 3V 1 8.7 71 17.4 3V 1 8.7 75 17.4 3V 1 8.7 タを保護するためモータに合った適切なサーマルリレー、モータブ 相手機械の軸受の過熱、軸や軸受の損傷をまねくことがあります 1.5 75 17.4 3V 1 8.7 75 27.7 3V 2 13.9 75 27.7 3V 2 13.9 レーカを選定し、特にサーマルリレーはスター始動時、デルタ運転 ので十分注意する必要があります。 2.2 75 17.4 3V 1 8.7 75 27.7 3V 2 13.9 90 27.7 3V 2 13.9 時とも働くように設置してください。2コン方式は 3コン方式に比 なおベルトの張り方の詳細については取扱説明書をご参照く 3.7 75 27.7 3V 2 13.9 100 27.7 3V 2 13.9 100 38.0 3V 3 19 ださい。 5.5 75 38.0 3V 3 19 100 38.0 3V 3 19 140 38.0 3V 3 19 べ小型で経済的であるとの理由で使われていますが、モータを b:標準モータのベルト仕様;標準モータのベルト仕様は「V プー 7.5 80 48.3 3V 4 24.2 125 38.0 3V 3 19 140 48.3 3V 4 24.2 使わない時および運転中仮にサーマルリレーがトリップした時も主 リの最小径と標準 V ベルト仕様」または「V プーリの最小径と細 11 − − − − − 125 48.3 3V 4 24.2 140 58.6 3V 5 29.3 電源を切っておかないと常時モータの巻線に電圧がかかり、ご 15 − − − − − 125 68.9 3V 6 34.5 160 68.9 3V 6 34.5 使用環境によっては焼損することがありますので事故のもとにな 幅 V ベルト仕様」によってください。V プーリの径が小さくなるとベ 18.5 − − − − − 140 68.9 3V 6 34.5 180 60.4 5V 3 30.2 りかねません。そのため 3コンタクタ方式としてください。 ルト伝動容量が低下し、ベルト本数を増やすことになり、軸荷重過 22 − − − − − 160 68.9 3V 6 34.5 180 77.9 5V 4 39 大で軸折損および軸受損傷などの事故にいたることがあります 30 − − − − − 180 77.9 5V 4 39 224 77.9 5V 4 39 ので、表に示す値よりもVプーリの径が小さくなる場合、ベルト 37 − − − − − 200 77.9 5V 4 39 224 77.9 5V 4 39 連結方式の参考事項 本数が多くなる場合、荷重点が指定値より長くなる場合はご相 45 − − − − − 224 77.9 5V 4 39 224 95.4 5V 5 47.7 55 − − − − − 224 95.4 5V 5 47.7 250 112.9 5V 6 56.5 談ください。V プーリは、モータの通風冷却を妨げないようにアー 直結の場合はモータと相手機械の軸心が一直線になるように、 75 − − − − − 250 112.9 5V 6 56.5 315 112.9 5V 6 56.5 ム形をご使用ください。平板形の場合はできるだけ大きな通風穴 90 − − − − − 280 112.9 5V 6 56.5 355 112.9 5V 6 56.5 ベルト掛の場合はモータと相手機械の軸を平行にして両プーリ をあけてください。モータにVプー 110 − − − − − − − − − − 355 123.8 8V 4 61.9 の中心を結ぶ線が軸と直角になるように、また、歯車掛けの場合は、 リを取り付ける場合、軸や軸受に PW 132 − − − − − − − − − − 400 123.8 8V 4 61.9 モータと相手機械の軸とを平行に正しくかみ合わせて据え付け 加わる荷重を小さくするため、右 (注)空欄部分についてご使用の場合はご相談ください。 てください。立て軸取り付けの場合、カップリング、プーリ、ギヤの自 図のように V プーリのリム端面が 重以上の推力荷重がかかる場合は相談してください。 通風穴 モータ軸段付部と同一面になる ●平ベルト掛けの場合 ように取り付けてください。 モータと相手機械の軸間距離は大きなプーリの直径の 5 〜 6 負荷のアンバランス荷重について 倍程度が適当です。 PW 2 ファン、ポンプなどモータ軸にランナをオーバーハングして使用する場合はランナの不つりあい量が多いと軸受部の摩耗現象が現れること があります。回転体のつりあいの良さの目安として JIS B 0905 がありますのでそれに準ずるようにすることが大切です。特に負荷運転をし 荷重点 たとき吸湿性の粉体がランナに部分的に付着することは注意しなければなりません。このアンバランス荷重は、回転数の 2 乗に比例します ので 2 極はとくに注意が必要です。またモータ部の振動が大きいと摩耗の進行を増長させることになります。運転中にアンバランス荷重が 増加するおそれがあり、JIS B 0905 の推奨値をこえるおそれのある場合は、そのアンバランス量によって軸受部の構造を変える必要があり ますのでご相談ください。 三相モータ V プーリ(モータ側)の最小径と V ベルト仕様表(標準 V ベルト) モータ運転時の振動 2       極 4       極 6       極 モータの注意すべき振動はモータ回転部の残留アンバランスによるものと外部から受けるものとに区分さ 出力 プーリ(mm) ベルト ベルト プーリ(mm) ベルト ベルト プーリ(mm) ベルト ベルト 200 (kW) 荷重点 荷重点 荷重点 れ、原因と注意事項を大別すると表のようになります。 呼び径 dp リム幅 PW 種 PW 呼び径 dp リム幅 PW 種 PW 呼び径 dp リム幅 PW 種 PW (最小値) (最大値) 類 本数 2 (最小値) (最大値) 類 本数 2 2 100 (mm) (mm) (最小値) (最大値) 類 本数 (mm) 表のうち注意を要するものは 2.と3. で特にモータの取付台ががん丈な場合はモータの振動としてあまり 80 0.75 80 20 A 1 10 80 20 A 1 10 80 35 A 2 17.5 現れず、前述(負荷のアンバランス荷重)のように軸受部の摩耗現象がでるのでつりあいの良さが保たれ 60 1.5 80 35 A 2 17.5 90 35 A 2 17.5 100 35 A 2 17.5 るよう留意する必要があります。モータの振動は右図の数値以下を目安にしてください。モータの取付 40 2.2 90 35 A 2 17.5 100 35 A 2 17.5 100 50 A 3 25 構造により、モータの振動が変わりますので取付台の振動だけでなくモータの振動にご注意ください。ま 30 3.7 90 50 A 3 25 112 50 A 3 25 125 63 B 3 31.5 た 3. の場合は標準構造では振動加速度がモータの回転周波数以下で 4.9m/s{2 0.5G}程度までが普 20 5.5 112 50 A 3 25 125 63 B 3 31.5 150 63 B 3 31.5 7.5 132 50 A 3 25 150 63 B 3 31.5 150 82 B 4 41 通なので、プレス用などでそれ以上の周波数や振動加速度の振動がモータに加わる場合は専用モータ 0 500 1,000 1,500 2,000 2,5003,000 3,600 モータ回転速度(min-1) 11 − − − − − 160 82 B 4 41 170 101 B 5 50.5 を用意していますのでご相談ください。 15 − − − − − 170 101 B 5 50.5 224 101 B 5 50.5 また、モータの停止中にも外部から振動が加わると、軸受損傷を招くことになりますので、このような場合にはご相談ください。 18.5 − − − − − 200 101 B 5 50.5 224 110.5 C 4 55.3 (特にコロ軸受使用のモータの場合にご注意ください) 22 − − − − − 224 101 B 5 50.5 224 136 C 5 68 30 − − − − − 224 136 C 5 68 265 136 C 5 68 発生源 振動の原因 注意事項 37 − − − − − 224 161.5 C 6 80.8 265 161.5 C 6 80.8 45 − − − − − 265 161.5 C 6 80.8 280 187 C 7 93.5 1.モ ー タ ⑴ 回転部の残留アンバランス 出力、機種、極数により限度はあるがV3〜V30にできる 55 − − − − − 265 187 C 7 93.5 300 212.5 C 8 106.3 ⑴ カップリングの直結精度不良 直結精度をだす 75 − − − − − 315 212.5 C 8 106.3 355 233 D 6 106.5 2.連 結 部 ⑵ モータ軸につけるランナのアンバランス荷重によるもの ポンプ、ブロワなど使用中の付着物によるアンバランスで特に2極は注意を要する 90 − − − − − − − − − − 400 233 D 6 116.5 110 − − − − − − − − − − 400 270 D 7 135 ⑶ プーリの残留アンバランス 全面機械加工以外はダイナミックバランスをとる 132 − − − − − − − − − 475 270 D 7 135 ⑴ プレス、織機、車両など振動する機械につけるもの 振動の加速度(m/s2)により軸受部、絶縁の強化をする (注)空欄部分についてご使用の場合はご相談ください。 3.相手機械 ⑵ 機械の振動に対して取付台が弱いもの 取付台を強くする 19 20 φdp φde 振動振幅(両振幅μm)