チューブドライヤFDH

Page 1:中空糸膜で圧縮空気を除湿する中空糸膜を使用した、地球環境にやさしいエアドライヤ。電源は一切不要です。●電源不要、無排熱●小形、軽量、大流量処理流量：FDH-015 15ℓ/min（ANR）FDH-030 30ℓ/min（ANR）●ドレンの発生がない除去した水分は、水蒸気として排出するため、ドレン抜きがありません。●露点インジケータ付除湿状態がリアルタイムで確認できる露点インジケータ付です。●標準で禁油仕様●シール材にフッ素ゴムを採用特長フローマーク使用時、エアの流れ方向を矢印の方向に合わせてください。中空糸膜圧縮空気中の水蒸気を分離します。パージエア配管口分離膜により分離した水蒸気をパージエアとともに、ここから排出します。M5×0.8注：塞がないでください。INポートクイック継手-J6：φ6-J8：φ8φ6用 φ8用接続チューブ径FDH-□-□-J6 FDH-□-□-J814242014_10

Page 2:コガネイチューブドライヤの中空糸膜は新開発の自己パージ方式です。露点インジケータの詳細につきましては1427ページをご覧ください。露点インジケータ色が変わってOUT側の露点を表示します。OUTポートクイック継手-J6：φ6-J8：φ8接続は簡単注：各到達露点に対する二次側空気流量は、ご使用条件により異なります （当グラフにより保証するものではありません）。−40−600 302010二次側空気流量 ℓ/min（ANR）二次側空気大気圧露点︵霜点︶td（℃）（tf（℃））FDH-030低露点エアをさらに低露点にします。（一次側空気圧力露点＋10℃）小形でも大気圧露点−40℃以下を実現。（一次側空気圧力露点＋25℃）コガネイチューブドライヤの中空糸膜は新開発の自己パージ方式です。14252014_10

Page 3:30R/min(ANR)注：印加エア［0.7MPa25℃飽和（結露なきこと）］での目安流量です。FDH-030-J6の出口流量の目安注 15R/min(ANR) 10R/min(ANR) 5R/min(ANR)−20℃出 口 エ ア の大 気 圧 露 点−30℃ −40℃ −50℃7オゾン発生装置へ供給エア357オゾン発生装置へ供給エア462461357246135246135246●オゾン発生装置への供給エア 注●各種電子部品へのブローエア●精密測定器ボックスへのパージエア●レーザー発振器へのパージエア●エアベアリングへの供給エア●分析装置への供給エアチューブドライヤ用途例（供給エアの除湿）注：チューブドライヤは、オゾンによる劣化で性能、機能の低下や機能停止の可能性がありますので、オゾンに曝されないように保護してください。14262014_10

Page 4:一般注意事項1. 配管する前に、必ず配管内のフラッシング（圧縮空気の吹き流し）を十分行なってください。配管作業中に発生した切屑やシールテープ、錆などが混入すると、性能・機能の低下や機能停止の原因となります。2. 使用流体および雰囲気に下記のような物質が含まれている時は、使用できません。有機溶剤・リン酸エステル系作動油・亜硫酸ガス・塩素ガス・フロンガス・オゾン・酸類・その他腐食性ガス。3. 水滴、油滴などがかかる場所や粉塵が多い場所で使用する時は、カバーなどで保護してください。4. 製品開封後は、高温または多湿の雰囲気下にさらさないでください。短期間での機能停止、急激な性能低下もしくは寿命の低下を招きます。取扱い要領と注意事項保管●高温・高湿度環境による性能劣化の危険性 チューブドライヤを高湿度雰囲気内で放置すると、短期間での機能の停止、または著しい寿命の低下を招きます。チューブドライヤの保管時または、チューブドライヤ非稼働時（圧力無印加状態）は、雰囲気の相対湿度70％RH以下、温度50℃以下の環境で保管してください。日常の点検の中で、露点インジケータの色相を確認することにより、配管中の圧縮空気内の乾燥度が簡易的に確認できます。露点インジケータを用いて圧縮空気の乾燥度を確認するには、以下の手順に従ってください。1. 初期の色相の確認 実際の使用環境下で圧縮空気を最初に流した時の、初期の色相を御確認ください。露点インジケータの色相によって圧縮空気中の乾燥度が確認できるまでには、圧縮空気を流してから30分ほどかかります（定格流量を流した場合）。また、初期の色相は印加する圧縮空気の圧力、供給空気の乾燥度、流量等で異なります。2. 日常点検での色相の確認 圧縮空気の乾燥度が低下すると、初期の色相から赤く変色してきます。初期の色相との違いを確認することで、圧縮エアの乾燥度の変化がわかります。露点インジケータの色相と、圧縮空気の乾燥度との関係は、製品添付の色相表を参照してください。3. チューブドライヤの交換時期 チューブドライヤは油分付着、稼働時間等により分離膜の機能が低下します。日常点検で乾燥度が大きく低下した場合は、使用条件（使用圧力、流量等）を調べてください。使用条件に変化がなく、乾燥度が大きく低下している場合は、交換時期です。チューブドライヤを交換してください。チューブドライヤは分解不可ですので、交換は製品交換になります。露点インジケータ14272014_10

Page 5:取付 ･ 配管1. 供給空気および周囲温度が50℃以下のところに設置してください。2. エアコンプレッサの出口に直接配管接続する場合は、空気温度が50℃以下になるようアフタークーラ等を経由し、オイルミストの混入を防止するためのフィルタ、ミストフィルタとマイクロミストフィルタを使用してください。3. 水滴とドレンはチューブドライヤ単独では除去できません。水滴、ドレンが入る場合はフィルタ、ミストフィルタとマイクロミストフィルタを使用してください。4.メンテナンスが容易にできるようにスペースをとってください。5. チューブドライヤは、常時パージエアをパージエア配管口より排出しています。パージエア配管口は絶対にふさがないでください。機能が失われ、本体内部の破損につながります。パージエアをチューブドライヤの周囲に排出したくない場合は、パージエア配管口にパージエア排気用の配管をしてください。圧縮空気のラインやドレン配管に合流させないでください。破損の原因となります。6. レギュレータや絞り弁等は、必ずチューブドライヤの二次側に取り付けてください。7. 製品に表示してある矢印（フローマーク）の向きにエアが流れるように配管してください。逆向きに流しますと除湿性能が低下します。9. チューブの着脱 チューブ装着上の注意 1） チューブの切断面が直角に切断されていること、チューブ外径にキズがないこと、およびチューブが楕円してないことを確認してください。 2） チューブを装着する際、チューブがチューブエンドまで差し込まれていないと漏れの原因となる可能性があります。 3） 装着後、チューブを引いて抜けないことを確認してください。 チューブ開放上の注意 1） チューブを開放する際、チューブ内の圧力がゼロになっていることを確認してください。 2） 開放リングを均等に奥まで押し込み、チューブを手前に引き抜いてください。押し込みが不十分の場合、抜けなかったりまたはチューブが傷付き削りかすが継手内部に残る可能性があります。8. 本体取付穴を使用してチューブドライヤを取り付ける場合は、取付ボルトの向きは、下図に合わせてください。逆方向で取り付けますと、本体に偏荷重がかかり、破損の原因になります。取付ねじは、0.4〜0.6N・mの締付トルク範囲内で締め付けてください（推奨ねじサイズ：六角穴付ボルトM4×0.7）。IN OUTフローマーク配管スペースが狭くて離脱が困難な場合には、専用工具が用意されています。チューブ離脱用専用工具φ3・φ4・φ6チューブ用注文記号：UJ-1φ6・φ8・φ10・φ12チューブ用注文記号：UJ-2●推奨回路注：水滴とドレンはチューブドライヤ単独では除去できません。水滴、ドレンが入る場合はフィルタ、ミストフィルタとマイクロミストフィルタを使用してください。注：レギュレータや絞り弁等は、必ずチューブドライヤの二次側に取り付けてください。ナイロンチューブ ウレタンチューブφ8φ6mm●使用チューブナイロンチューブ、ウレタンチューブのいずれも使用できます。チューブの外径精度は、ナイロンチューブは呼称寸法の±0.1mm以内、ウレタンチューブは呼称寸法の±0.15mm以内、楕円度（長径と短径の差）は0.2mm以内のものを使用してください。（弊社製チューブの使用を推奨します。）なお、弊社の純正品または適合品（推奨品）以外のチューブを使用した場合、チューブ抜け、エア漏れ等の不具合が発生する可能性がありますので、空気圧システムを組む前に必ずご確認くださいエアドライヤチューブドライヤフィルタフィルタレギュレータ絞り弁ミストフィルタミストフィルタマイクロミストフィルタチューブドライヤマイクロミストフィルタインラインフィルタ チューブの着脱方法 1）チューブの装着 チューブドライヤは、チューブをチューブエンドまで差し込むだけでロック爪が固定、弾性体スリーブがチューブの外周をシールします。 d 2）チューブの取外し チューブを取り外す場合、開放リングを押すことによりロック爪が開き、チューブを抜くことができます。 取外しの際は、必ずエアを止めてから行なってください。 dcチューブエンド最小曲げ半径チューブサイズ30 1550 20取扱い要領と注意事項1. チューブは外面に傷のないものを使用してください。繰り返し使用して傷がついた場合はその部分を切断してください。2. チューブは継手付近で極端に曲げたりこじったりしないでください。エア漏れの原因となります。ナイロンチューブ、ウレタンチューブを使用した場合の最小曲げ半径のめやすは下表の通りです。3. 極軟質チューブの使用は引抜強度が著しく低下しますので使用しないでください。4. チューブ着脱時は、必ず空気源の供給を止めてください。また必ず配管内のエアが完全に排気された事を確認してから行なってください。注14282014_10

Page 6:用語説明1露点・霜点 露点td…湿潤気体（空気）中の水蒸気圧（分圧）に、水の飽和水蒸気圧が等しくなる温度。 一定の圧力下で温度を下げていく時、水蒸気の凝縮（結露）が始まる温度と等しい。 霜点tf …露点が0℃以下の場合、空気中の水分が過冷却の水として凝縮（結露）する温度と氷として凝固（結霜）する温度が異なるため、それぞれ露点td（℃）、霜点tf（℃）と呼び、区別する。 −20℃程度までの空気中の水分は、過冷却された水として存在する場合が多く、その露点tdは、霜点tfよりも数℃低温である。 広義には、露点・霜点を総称して露点と呼ぶこともある。2圧力露点（霜点）・大気圧露点（霜点） 圧力露点（霜点）とは……加圧された湿潤気体（空気）の露点（霜点）。 大気圧露点（霜点）とは…大気圧での湿潤気体（空気）の露点（霜点）。 大気を圧縮し、加圧した場合、その中に含まれる水蒸気圧も高まるので、圧力露点（霜点）も高まる。3飽和水蒸気圧（Pa） ある温度の大気中に水蒸気が飽和された時の、水蒸気圧。 飽和水蒸気圧は温度により異なる。4体積分率（ppm） 湿り空気に対する水蒸気の割合を〔水蒸気の占める体積/湿り空気の体積〕で表したもの。 「蒸気比率」として〔水蒸気の質量/乾き空気の質量〕をppmで表記する場合もあるので、表記する場合は明確にする必要がある。5相対湿度（%RH） 湿り空気の水蒸気圧と、その温度における飽和水蒸気圧の比の100倍（％）。 温度が0℃以下の場合は過冷却水の飽和水蒸気圧を用いる。6絶対湿度（g/m3） 湿り空気の単位体積中にある水蒸気の質量。 同じ単位で「蒸気密度」と呼ばれることもある。14292014_10

Page 7:除湿性能一次側空気圧力露点 一次側圧力＋25℃（例：冷凍式ドライヤのないエアライン）＋10℃（例：冷凍式ドライヤがついているエアライン）0.7MPa0.5MPa0.3MPa0-10-20-30-40-50-60-700 5 10 15 20 25 30二次側空気大気圧霜点tf（℃）二次側空気流量 R/min（ANR）FDH-030FDH-015-LFDH-015FDH-030-LFDH-030FDH-015-LFDH-015FDH-030-L0-10-20-30-40-50-60-700 5 10 15 20 25 30二次側空気流量 R/min（ANR）二次側空気大気圧霜点tf（℃）FDH-015-LFDH-030-LFDH-030FDH-015FDH-015-LFDH-030-LFDH-030FDH-0150-10-20-30-40-500 5 10 1510二次側空気流量 R/min（ANR）二次側空気大気圧露点︵霜点︶td（℃）（tf（℃））FDH-030FDH-015-LFDH-015FDH-030-LFDH-030FDH-015-LFDH-015FDH-030-L0-10-20-30-40-50-60-700 30252015105二次側空気流量 R/min（ANR）二次側空気大気圧霜点tf（℃）FDH-030-LFDH-030FDH-015-LFDH-015FDH-030-LFDH-030FDH-015-LFDH-0150-10-20-30-40-50-60-700 30252015105二次側空気流量 R/min（ANR）二次側空気大気圧霜点tf（℃）FDH-030FDH-015-LFDH-015FDH-030-LFDH-030FDH-015-LFDH-015FDH-030-L0-10-20-30-40-500 5 10 1510二次側空気流量 R/min（ANR）二次側空気大気圧霜点tf（℃） FDH-030FDH-015-LFDH-015FDH-030-LFDH-030FDH-015-LFDH-015FDH-030-L注：各到達露点に対する二次側空気流量は、使用条件により異なります（当グラフにより保証するものではありません）。選定時の目安として使用してください。14302014_10

Page 8:パージ流量●FDH-015 ●FDH-030圧力降下二次側空気到達露点を下げるには00.010.020.030.040.050.060 5 10 15 20 25 30二次側空気流量 R/min（ANR）圧力降下MPa0.7MPa0.3MPa0.5MPa高 低低 高二次側空気露点供給空気圧力①供給空気圧力を高くする。 ③二次側空気流量を少なくする。②一次側空気の圧力露点を下げる。一次側空気の圧力露点少 多二次側空気流量二次側空気露点二次側空気露点低 高高 低高 低7.06.05.04.03.02.01.00.00 0.1 0.2 0.3一次側圧力 MPa0.4 0.5 0.6 0.7パージ流量R/min（ANR）FDH-030FDH-030-LFDH-015FDH-015-L00.010.020.030.040.050.060 10 20 30 40 50 60二次側空気流量 R/min（ANR）圧力降下MPa0.7MPa0.3MPa0.5MPa備考：パージ流量は、主に一次側圧力に依存します。備考：圧力降下は、主に一次側圧力と二次側空気流量に依存します。14312014_10

Page 9:選定方法Step1.必要な二次側空気大気圧露点（大気圧霜点）を求めます。大気圧露点（大気圧霜点）がわかっている場合は、Step2.へお進みください。1. 必要な二次側空気圧力露点（大気圧霜点）がわかっている場合は、1433ページ、圧力露点（霜点）・大気圧露点（霜点）換算グラフより求めます。 例：圧力露点：0℃ 圧力：0.5MPaの場合-100-80-60-40-20020-100 -80 -60 -40 -20 0大気圧露点／霜点 td（℃）／tf（℃）圧力露点／霜点td（℃）／tf（℃）0.5MPa 圧力0.5MPa、圧力露点0℃時の大気圧露点は−20℃となります。2. 必要な体積分率（水分濃度）、絶対湿度（蒸気密度）、相対湿度がわかっている場合は、1434ページ、体積分率（水分濃度）、絶対湿度（蒸気密度）、相対湿度から大気圧露点（霜点）への換算表より求めます。 例：必要な絶対湿度が0.9g/m3の場合 絶対湿度0.9g/m3を満たす大気圧露点は−20℃となります。 Step2.条件より機種を選定します。また必要に応じて一次側流量を求めます。1. 一次側空気圧力露点と一次側圧力より機種選定に使用する除湿性能グラフを1430ページの表より選択します。 例：一次側圧力：0.5MPa 一次側空気圧力露点：＋25℃の場合一次側空気圧力露点 一次側圧力＋25℃（例：冷凍式ドライヤのないエアライン）＋10℃ （例：冷凍式ドライヤがついているエアライン）0.5MPa0-10-20-30-40-50-60-700 5 10 15 20 25 30FDH-015-LFDH-030-LFDH-030FDH-015FDH-015-LFDH-030-LFDH-030FDH-0150-10-20-30-40-50-60-700 30252015105二次側空気流量 R/min（ANR）二次側空気大気圧霜点tf（℃）二次側空気流量 R/min（ANR）二次側空気大気圧霜点tf（℃）FDH-030FDH-015-LFDH-015FDH-030-LFDH-030FDH-015-LFDH-015FDH-030-L選択 表にない条件の場合は、一次側圧力では低い圧力側、一次側空気圧露点では高い温度側を選択してください。2. 二次側空気大気圧露点（大気圧霜点）と二次側空気流量を1.で選択した除湿性能グラフに入れ交点を求めます。 交点の右側に性能曲線がある機種を選定します。 選定の際は、二次側空気流量に余裕を持って選定してください。 例：二次側空気大気圧露点（霜点）：−20℃ 二次側空気流量：10ℓ/min（ANR）の場合-2010二次側空気大気圧露点︵霜点︶td（℃）（tf（℃））二次側空気流量 R/min（ANR）FDH-030-LFDH-030 選定機種はFDH-030となります。 3. 選定した機種に必要な一次側空気流量は、下記の式より求めます。 二次側空気流量＋パージ流量=一次側空気流量 パージ流量は1431ページ、パージ流量グラフより求めます。 例：選定機種：FDH-030 一次側圧力：0.5MPaの場合6.05.04.03.02.01.00.00 0.1 0.2 0.3一次側圧力 MPa0.4 0.5 0.64.3パージ流量R/min（ANR）FDH-030FDH-030 パージ流量：4.3ℓ/min（ANR） 二次側空気流量＋パージ流量=一次側空気流量 10 ＋ 4.3 =14.3ℓ/min（ANR） 一次側空気流量は14.3ℓ/min（ANR）となります。 注：チューブドライヤの流量を制御するためにレギュレータや絞り弁等を設置する場合は、チューブドライヤの二次側（OUT側）に設置してください。1428ページの推奨回路をご覧ください。大気圧 体積分率※2絶対湿度※3相対湿度（大気圧1013.25）※2霜点／露点※1（水分濃度）（蒸気密度）10℃雰囲気 20℃雰囲気 25℃雰囲気 30℃雰囲気tf（℃）／td（℃）ppm（V）（vol%） g/m3%RH-85 0.232 0.000271 0.00%-84 0.276 0.000320 0.01%-22 839.6 0.734 6.93% 3.64% 2.68% 2.00%-21 925.3 0.805 7.63% 4.01% 2.96% 2.21%-20 1019 0.884 8.41% 4.41% 3.26% 2.43%-19 1121 0.968 9.25% 4.86% 3.58% 2.67%-18 1233 1.06 10.2% 5.34% 3.94% 2.94%-17 1354 1.16 11.2% 5.87% 4.33% 3.23%表に数値がない場合は、少ない方の数値を選択します。14322014_10

Page 10:選定方法●圧力露点（霜点）・大気圧露点（霜点）換算グラフ-100-80-60-40-20020406080100-100 -80 -60 -40 -20 0 20 40 60 80 100大気圧露点／霜点 td（℃）／tf（℃）圧力露点／霜点td（℃）／tf（℃）0.7MPa0.6MPa0.5MPa0.1MPa 0MPa0.2MPa0.3MPa0.4MPaJIS Z 8806を基に計算（大気圧：1013.25hPa）14332014_10

Page 11:大気圧 体積分率※2絶対湿度※3相対湿度（大気圧1013.25）※2霜点／露点※1（水分濃度）（蒸気密度）10℃雰囲気 20℃雰囲気 25℃雰囲気 30℃雰囲気tf（℃）／td（℃）ppm（V）（vol%） g/m3%RH-85 0.232 0.000271 0.00%-84 0.276 0.000320 0.01%-83 0.327 0.000378 0.01%-82 0.387 0.000445 0.01%-81 0.458 0.000523 0.01% 0.00%-80 0.540 0.000613 0.01% 0.01%-79 0.636 0.000719 0.01% 0.01% 0.00%-78 0.748 0.000841 0.01% 0.01% 0.01%-77 0.878 0.000982 0.02% 0.01% 0.01% 0.00%-76 1.029 0.00115 0.02% 0.01% 0.01% 0.01%-75 1.204 0.00133 0.02% 0.01% 0.01% 0.01%-74 1.407 0.00155 0.02% 0.01% 0.01% 0.01%-73 1.641 0.00180 0.03% 0.01% 0.01% 0.01%-72 1.911 0.00209 0.03% 0.02% 0.01% 0.01%-71 2.223 0.00241 0.04% 0.02% 0.01% 0.01%-70 2.581 0.00279 0.04% 0.02% 0.02% 0.01%-69 2.993 0.00322 0.05% 0.03% 0.02% 0.01%-68 3.466 0.00371 0.06% 0.03% 0.02% 0.02%-67 4.008 0.00427 0.06% 0.03% 0.02% 0.02%-66 4.628 0.00490 0.07% 0.04% 0.03% 0.02%-65 5.336 0.00563 0.08% 0.04% 0.03% 0.02%-64 6.145 0.00645 0.09% 0.05% 0.04% 0.03%-63 7.067 0.00738 0.11% 0.06% 0.04% 0.03%-62 8.117 0.00844 0.12% 0.06% 0.05% 0.04%-61 9.310 0.00963 0.14% 0.07% 0.05% 0.04%-60 10.67 0.0109 0.16% 0.08% 0.06% 0.05%-59 12.20 0.0125 0.18% 0.09% 0.07% 0.05%-58 13.94 0.0142 0.20% 0.11% 0.08% 0.06%-57 15.91 0.0162 0.23% 0.12% 0.09% 0.07%-56 18.14 0.0183 0.26% 0.14% 0.10% 0.08%-55 20.66 0.0208 0.29% 0.15% 0.11% 0.08%-54 23.49 0.0235 0.33% 0.17% 0.13% 0.10%-53 26.68 0.0266 0.37% 0.19% 0.14% 0.11%-52 30.28 0.0301 0.42% 0.22% 0.16% 0.12%-51 34.31 0.0339 0.47% 0.25% 0.18% 0.14%-50 38.84 0.0382 0.52% 0.28% 0.20% 0.15%-49 43.92 0.0430 0.59% 0.31% 0.23% 0.17%-48 49.62 0.0484 0.66% 0.34% 0.25% 0.19%-47 55.99 0.0543 0.73% 0.39% 0.28% 0.21%-46 63.11 0.0610 0.82% 0.43% 0.32% 0.24%-45 71.06 0.0684 0.91% 0.48% 0.35% 0.26%-44 79.93 0.0766 1.02% 0.53% 0.39% 0.29%-43 89.82 0.0857 1.13% 0.59% 0.44% 0.33%-42 100.8 0.0957 1.26% 0.66% 0.49% 0.36%-41 113.1 0.107 1.40% 0.73% 0.54% 0.40%-40 126.7 0.119 1.55% 0.81% 0.60% 0.45%-39 141.8 0.133 1.72% 0.90% 0.67% 0.50%-38 158.6 0.148 1.90% 1.00% 0.74% 0.55%-37 177.1 0.165 2.10% 1.10% 0.81% 0.61%-36 197.7 0.183 2.32% 1.22% 0.90% 0.67%-35 220.5 0.203 2.57% 1.35% 0.99% 0.74%-34 245.6 0.255 2.03% 1.06% 0.79% 0.59%-33 273.4 0.250 2.26% 1.18% 0.87% 0.65%-32 304.0 0.277 2.51% 1.32% 0.97% 0.73%-31 337.8 0.306 2.79% 1.46% 1.08% 0.81%-30 375.0 0.339 3.09% 1.62% 1.20% 0.89%-29 416.0 0.374 3.43% 1.80% 1.33% 0.99%-28 461.0 0.413 3.80% 2.00% 1.47% 1.10%-27 510.5 0.455 4.21% 2.21% 1.63% 1.22%-26 564.8 0.502 4.66% 2.45% 1.81% 1.35%-25 624.4 0.552 5.15% 2.70% 2.00% 1.49%-24 689.7 0.608 5.69% 2.99% 2.20% 1.65%-23 761.3 0.668 6.28% 3.30% 2.43% 1.82%-22 839.6 0.734 6.93% 3.64% 2.68% 2.00%-21 925.3 0.805 7.63% 4.01% 2.96% 2.21%-20 1019 0.884 8.41% 4.41% 3.26% 2.43%-19 1121 0.968 9.25% 4.86% 3.58% 2.67%大気圧 体積分率※2絶対湿度※3相対湿度（大気圧1013.25）※2霜点／露点※1（水分濃度）（蒸気密度）10℃雰囲気 20℃雰囲気 25℃雰囲気 30℃雰囲気tf（℃）／td（℃）ppm（V）（vol%） g/m3%RH-18 1233 1.06 10.2% 5.34% 3.94% 2.94%-17 1354 1.16 11.2% 5.87% 4.33% 3.23%-16 1487 1.27 12.3% 6.44% 4.75% 3.55%-15 1631 1.39 13.5% 7.07% 5.21% 3.89%-14 1788 1.52 14.8% 7.75% 5.72% 4.27%-13 1959 1.65 16.2% 8.49% 6.26% 4.67%-12 2145 1.80 17.7% 9.29% 6.86% 5.12%-11 2346 1.96 19.4% 10.2% 7.50% 5.60%-10 2565 2.14 21.2% 11.1% 8.20% 6.12%-9 2802 2.33 23.1% 12.1% 8.96% 6.69%-8 3059 2.53 25.2% 13.3% 9.78% 7.30%-7 3338 2.75 27.5% 14.5% 10.7% 7.96%-6 3639 2.99 30.0% 15.8% 11.6% 8.68%-5 3965 3.25 32.7% 17.2% 12.7% 9.46%-4 4318 3.52 35.6% 18.7% 13.8% 10.3%-3 4698 3.82 38.8% 20.4% 15.0% 11.2%-2 5110 4.14 42.2% 22.1% 16.3% 12.2%-1 5553 4.48 45.8% 24.1% 17.8% 13.2%0 6032 4.85 49.8% 26.1% 19.3% 14.4%1 6485 5.20 53.5% 28.1% 20.7% 15.5%2 6967 5.56 57.5% 30.2% 22.3% 16.6%3 7481 5.95 61.7% 32.4% 23.9% 17.8%4 8029 6.36 66.2% 34.8% 25.7% 19.2%5 8611 6.80 71.0% 37.3% 27.5% 20.5%6 9231 7.27 76.2% 40.0% 29.5% 22.0%7 9889 7.76 81.6% 42.8% 31.6% 23.6%8 1.1% 8.28 87.4% 45.9% 33.8% 25.3%9 1.1% 8.82 93.5% 49.1% 36.2% 27.0%10 1.2% 9.41 100% 52.5% 38.7% 28.9%11 1.3% 10.0 56.1% 41.4% 30.9%12 1.4% 10.7 60.0% 44.3% 33.0%13 1.5% 11.4 64.0% 47.3% 35.3%14 1.6% 12.1 68.4% 50.4% 37.6%15 1.7% 12.8 72.9% 53.8% 40.2%16 1.8% 13.6 77.7% 57.4% 42.8%17 1.9% 14.5 82.9% 61.1% 45.6%18 2.0% 15.4 88.3% 65.1% 48.6%19 2.2% 16.3 94.0% 69.3% 51.8%20 2.3% 17.3 100% 73.8% 55.1%21 2.5% 18.4 78.5% 58.6%22 2.6% 19.4 83.5% 62.3%23 2.8% 20.6 88.7% 66.2%24 2.9% 21.8 94.2% 70.3%25 3.1% 23.1 100% 74.6%26 3.3% 24.4 79.2%27 3.5% 25.8 84.0%28 3.7% 27.3 89.1%29 4.0% 28.8 94.4%30 4.2% 30.4 100%31 4.4% 32.132 4.7% 33.933 5.0% 35.734 5.3% 37.635 5.6% 39.736 5.9% 41.837 6.2% 44.038 6.5% 46.339 6.9% 48.640 7.3% 51.241 7.7% 53.842 8.1% 56.643 8.5% 59.444 9.0% 62.445 9.5% 65.546 10.0% 68.8●体積分率（水分濃度）、絶対湿度（蒸気密度）、相対湿度から大気圧露点（霜点）への換算表※1 JIS Z 8806を基に計算。※2 JIS Z 8806を基に計算（大気圧：1013.25hPa）。※3 JIS B 8391-1付属書Cによる。14342014_10

Page 12:仕様注文記号FDH-015（標準パージタイプ）−20183FDH-015-L（低パージタイプ）−15172FDH-030（標準パージタイプ）−20366FDH-030-L（低パージタイプ）−15344使用流体使用圧力範囲供給空気温度周囲温度周囲湿度配管接続継手周囲温度周囲湿度供給空気温度供給空気水蒸気含有量供給空気圧力到達大気圧露点MPa℃℃%RH℃%RH℃MPatd（℃）R/min（ANR）R/min（ANR）R/min（ANR）g形式項目空気0.1〜0.75〜505 〜 50注：保存時 5 〜 500〜70（結露なきこと）：保存時0〜70（結露なきこと）-J6：φ6 -J8：φ825約502525℃飽和0.715主要部材質使用条件定格条件本体：ポリブチレンテレフタレート・ウレタン 継手シール部：フッ素ゴム＋コーティング質量 92 11630定格一次側空気流量定格二次側空気流量基準パージエア流量注：水滴は、チューブドライヤ単独では除去できません。配管内の結露を防ぐため、配管および製品の周囲温度は、供給エアの「圧力露点＋10℃」程度（定格流量を超える場合は、「圧力露点＋15℃」程度）に保ってください。備考：露点 td（℃） 空気の温度を圧力一定で下げていく時、空気中の水蒸気が凝縮（結露）し始める温度です。露点が0℃以下の場合、水分が過冷却の水として凝縮（結露）する温度と、氷とし て凝固（結霜）する温度が異なるため、それぞれ露点 td（℃）、霜点 tf（℃）と呼び区別します。FDH - - -パージタイプ無記入：標準パージL：低パージドライヤのサイズ015：定格二次側空気流量 15ℓ/min（ANR）030：定格二次側空気流量 30ℓ/min（ANR）配管継手仕様J6：φ6J8：φ8チューブドライヤ●標準で禁油仕様です。14352014_10

Page 13:寸法図（mm）FDH-015MADE IN JAPAN（142.8）30225※寸法図は-J6を使用133022M5×0.8パージエア配管口IN OUT露点インジケータ-L：△4.2（取付長穴）φ6・φ8チューブ用クイック継手φ6・φ8チューブ用クイック継手フローマーク注1322-J6：17-J8：18.1-J6：17.9-J8：18.2-J6：52.9-J8：53.2-J6：39.6-J8：39.9-J6：（234.1）-J8：（234.4）2-φ4.2（取付穴）注：フローマークの向きにエアが流れるように配管してください。 逆向きに流しますと除湿性能が低下します。●FDH-015OUTMADE IN JAPANFDH-0302432（152）24.513.532.5-J6：（242.8）-J8：（243.1）5 M5×0.8パージエア配管口2-φ4.2（取付穴）※寸法図は-J6を使用露点インジケータIN4.2（取付長穴）φ6・φ8チューブ用クイック継手フローマーク注-L：△13.524.5-J6：53.9-J8：54.2-J6：39.1-J8：39.4-J6：17-J8：18.1φ6・φ8チューブ用クイック継手-J6：17.9-J8：18.2注：フローマークの向きにエアが流れるように配管してください。 逆向きに流しますと除湿性能が低下します。●FDH-03014362014_10