このカタログについて
ドキュメント名 | スリット式リニアガイド付 ORW |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 6.4Mb |
関連製品 | |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社コガネイ (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログ(スリット式リニアガイド付 ORW)の内容
Page 1:ショックアブソーバで位置決めを行なっているので、吸収能力を最大限に生かせます。エンド端からショックアブソーバがはみ出しません。また、ショックアブソーバユニットを移動するだけで、全域にわたるストローク調整が可能です。ショックアブソーバで片側+5mmのストローク微調整が可能なので、表示ストロークに対し+10mmの余裕ある親切設計。標準で集中配管、省スペース化に対応します。リード線の処理もすっきりする袋溝付き。さらに高剛性に…●シリンダ相当径:φ16,φ25,φ40●シリンダ径:φ16,φ25,φ40ショックアブソーバユニットを標準装備表示ストローク+10mm一面集中配管埋め込み形センサスイッチを採用●ピッチング方向モーメント:185N・m(ORW40・MRW40)●ローリング方向モーメント:200N・m(ORW40・MRW40)●ヨーイング方向モーメント:185N・m(ORW40・MRW40)ヨーイング(My)ローリング(Mr)ピッチング(Mp)備考:ロッドレスシリンダORS、MRSシリーズは ●ピッチング方向モーメント:60N・m(ORS40、MRS40) ●ローリング方向モーメント:50N・m(ORS40、MRS40) ●ヨーイング方向モーメント:60N・m(ORS40、MRS40)5482014_10
Page 2:エンドプレート部のダイレクトマウントと底面・側面Tスロットで取り付け自由度が増大。テーブルのヘリサート付タップとピン穴をオプション設定取り付け自在最大可搬荷重:600N(ORW40・MRW40)使用ガイド注:ヘリサートとピン穴はオプションです。形 式ORW16, MRW16ORW25, MRW25ORW40, MRW40注:ガイドは、予告なく変更する場合があります。ガイド形式注LWL12LWL15LWES15ガイドメーカー注 IKO日本トムソン(株)aaaaaa5492014_10
Page 3:取扱い要領と注意事項配管雰囲気潤滑空気源一般注意事項1.ロッドレスシリンダに配管する前に、必ず配管内のフラッシング(圧縮空気の吹き流し)を十分に行なってください。配管作業中に発生した切り屑やシールテープ、錆びなどが混入すると、空気漏れなどの作動不良の原因となります。2.ロッドレスシリンダに配管、継手類をねじ込む場合は、下記の適正締付トルクで締付けてください。接続ねじM5×0.8Rc1/8Rc1/4締付けトルク N・m 1.57 6.77〜8.63 11.57〜13.441.水滴、油滴などがかかる場所や粉塵が多い場所で使用するときは、カバーなどで保護するか、スライダが下を向くように取り付けてください。2.ロッドレスシリンダORW,MRWシリーズの近くでは溶接作業をしないでください。溶接火花によりアウタシールバンドが破損することがあります。3.流体および雰囲気中に下記のような物質が含まれているときは、使用できません。有機溶剤・リン酸エステル系作動油・亜硫酸ガス・塩素ガス・酸類。1.使用流体は空気を使用し、それ以外の流体の場合は最寄りの弊社営業所にご相談ください。2.ロッドレスシリンダORW,MRWシリーズを駆動する空気は、圧縮空気中の水分、ダスト、酸化オイルなど不純物を除去した清浄な空気を使用してください。ロッドレスシリンダORW,MRWシリーズやバルブの近くにエアフィルタ(ろ過度40μm以下)を取り付けて、ドレンやゴミを取り除いてください。また、エアフィルタのドレン抜きは定期的に行なってください。1.無給油で使用できます。ルブリケータ等で給油する場合は、タービン油1種(ISO VG32)相当品を使用してください。2.ガイド部は6ヵ月または走行距離で300kmを目安にトラックレール軌道面にリチウム石けん基グリースNo.2相当品を塗布してください。5502014_10
Page 4:取扱い要領と注意事項ORW16, MRW16ORW25, MRW25ORW40, MRW40MpN・mMrN・mMyN・m4595185501052004595185130300600W1NW2NW3NロッドレスシリンダORW,MRWシリーズは、直接荷重をかけて使用することができますが、荷重およびモーメントがともに下表の値を超えないようにしてください。選定・取付ピッチング方向モーメント:Mp=Fp×r1(N・m)ローリング方向モーメント:Mr=Fr×r2(N・m)ヨーイング方向モーメント:My=Fy×r3(N・m) 最大可搬荷重:W1・W2・W3(N)上記イラストは、ORW16, MRW16のベース断面●ORW16, MRW16許容荷重・モーメントベース断面2次モーメントMp=Fp×r1Fpr1r2Mr=Fr×r2FrMy=Fy×r3Fyr3W1W2 W3荷重の移動や停止時に発生する慣性力も含めたモーメントが、上表の値を超えないようにしてください。荷重と速度については、ショックアブソーバ能力曲線の範囲内としてください。形 式モーメント方向YX断面特性値AIXIYZXZY1520.82mm21.310×105mm42.283×106mm46.753×103mm33.783×104mm3●ORW25, MRW25断面特性値AIXIYZXZY2396.05mm23.752×105mm46.038×106mm41.480×104mm37.970×104mm3●ORW40, MRW40断面特性値AIXIYZXZY3951.90mm21.143×106mm41.714×107mm43.359×104mm31.732×105mm35512014_10
Page 5:ロッドレスシリンダORW,MRWシリーズのショックアブソーバのストローク調整は、全ストロークにわたって容易に調節できます。①ホルダ固定ボルトをゆるめ、アタッチメントホルダを移動しておおまかに位置を決めます。②ショックアブソーバがテーブル衝突面に対して直角に当るようにホルダをガイドに押しつけて、ホルダ固定ボルトを締めつけて固定します。③次にショックアブソーバ固定ボルトをゆるめます。④テーブルの位置を合わせながらショックアブソーバのマイナス溝をマイナスドライバでまわして微調節を行ないます。⑤最後にショックアブソーバ固定ボルトを締め付けて固定終了です。ショックアブソーバのストローク調節ショックアブソーバ能力ロッドレスシリンダORW,MRWシリーズには、すべて標準でショックアブソーバが装備されていますが、吸収できる質量と衝突速度は、「衝突速度」のグラフから数値を求めた後、「ショックアブソーバ能力」グラフの下側の範囲となります。なお、最大衝突速度1000mm/sおよび、2000mm/s注3を超えての使用はできません。下のグラフは各ストロークで、テーブルが衝突端に1000mm/sおよび2000mm/sで衝突する時間の目安です。使用にあたっては、グラフの曲線の上部側の時間を設定してください。グラフ中での「質量」とはORW,MRWシリーズによって可搬する全質量です。「衝突速度」とは、ショックアブソーバに当たる直前の速度です。「平均速度(シリンダストローク÷所要時間)」とは、異なります。0123456789101112131415質 量(Kg)0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 1.9 2.0衝突速度 V(m/s)KSHJ10×10‐01KSHJ10×10‐02●ORW16, MRW16用00.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 10.10.20.30.40.50.60.70.80.91.01.11.21.31.41.5ストローク St(m)到達時間(s)1000mm/s2000mm/s■衝突速度線図(水平使用、使用圧力0.5MPa時)■ショックアブソーバ能力線図(水平使用、使用圧力0.5MPa時)024681012141618202224262830質 量(Kg)0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 1.9 2.0衝突速度 V(m/s)KSHJ14×12‐01KSHJ14×12‐02●ORW25, MRW25用04812162024283236404448525660質 量(Kg)0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 1.9 2.0衝突速度 V(m/s)KSHJ20×16‐01KSHJ20×16‐02●ORW40, MRW40用形 式ORW16, MRW16ORW25, MRW25ORW40, MRW402007001700ホルダ固定ボルト締付けトルクの目安締付けトルクN・cm六角棒スパナmm356備考:ショックアブソーバ用のホルダの固定は上記の値を目安に、ボルトを締め付けてください。1. ショックアブソーバとテーブル側のストッパが全面に当るように調節してください。2. ショックアブソーバはショックアブソーバの能力範囲内(能力線図の範囲)で使用してください。低速域と高速域ではショックアブソーバの吸収エネルギーが異なりますので注意してください。3. ショックアブソーバの最大衝突速度は、ショックアブソーバによって異なります。また、衝突速度と平均速度は異なりますので、ショックアブソーバの衝突速度を確認の上、使用してください。4. 水滴、油滴や粉塵の多い場所でショックアブソーバを使用しないでください。使用する場合はカバー等を取付け直接水滴等がかからないようにしてください。作動不良や吸収エネルギーの低下につながります。5. ショックアブソーバの後端面の止めねじはゆるめないでください。内部に封入されているオイルが流出し、ショックアブソーバの機能の低下をまねきます。6. テーブルがアタッチメントホルダにあたらないように、テーブルとアタッチメントホルダの間には必ずスキマを設けるようにショックアブソーバの位置を調整してください。アブソーバ以外の部分で停止させると、シリンダの破損につながります。7. 本製品に標準装備以外のショックアブソーバは取り付けないでください。製品の特性が他のショックアブソーバと異なりますので他のショックアブソーバを使用した場合にはシリンダの破損等をおこす場合があります。8. ロッドレスシリンダを使用する際には、バウンドさせないように適切なクッション、ショックアブソーバを選定してください。特にORWではバウンドがある場合、シールバンドの切断等が起る可能性があります。ショックアブソーバアタッチメントホルダガイドレールショックアブソーバ固定ボルトホルダ固定ボルトマイナス溝5522014_10
Page 6:●締付トルク本体の取付注2:下降時は、上昇時より使用空気圧力:Pを小さくした方が、より重い荷重を移動させることができます。 衝突の全エネルギー…[J] 運動エネルギー… [J] シリンダ推力の付加エネルギー…Fo・L[J] 荷重の付加エネルギー…m・g・L[J] 質量[kg] 衝突速度[m/s] 重力加速度9.8[m/s2] シリンダ推力…= ・D2・P[N] [ D:シリンダ内径(mm)P:使用空気圧力(MPa)] ショックアブソーバの吸収ストローク[m]E :E1:E2:E3:m:v :N :Fo:L :m・v22π4E=E1+E2+E3 = +FO・L+m・g・LE=E1+E2−E3 = +FO・L−m・g・L1.ロッドレスシリンダの作動中、据え付け架台は大きな反力を受けますので架台は、剛性のあるものをご準備ください。剛性が不足しますとロッドレスシリンダ作動中に振動(共振)が発生し作業に悪影響を与える場合があります。2.ロッドレスシリンダ取付面の平面度および水平度は、±0.1/500mm以上の精度でお願いします。取付面の精度が不足しますとロッドレスシリンダの作動性が低下し、スティックを起こしたり作動しない場合があります。3.ロッドレスシリンダORW,MRWシリーズの取付姿勢は自由ですが水滴、油滴などがかかる場所や粉塵が多い場所に取り付けるときは、スライダが下を向くように取り付けるかカバーなどで保護するようにしてください。特にORWシリーズはシールバンド部を下向きに取付けると効果的です。4.ロッドレスシリンダORW,MRWシリーズの取付作業中、あるいは取付後の電気溶接は、絶対に避けてください。溶接電流がシリンダに流れるとアークが発生し、破損や溶着が生じます。5.マグネット式ロッドレスシリンダMRWシリーズはシリンダ本体に強力なマグネットを内蔵していますので、磁性体が含まれた切削油や切粉などがかかる場所では使用できません。6.シリンダチューブおよびガイドシャフトには傷や打痕などをつけないように注意してください。7.磁石保持力以上の外力がかかりスライダとピストンがずれたり、離脱した場合は、ストロークエンドにピストンを戻してから、スライダに外力を加えて正しい位置に戻してください。8.シリンダチューブおよびガイドシャフトが汚れやすい場所で使用する場合には、定期的に清掃を行なってください。 清掃後には、必ずシリンダチューブおよびガイドシャフトの表面に潤滑油を塗布してください。9.ロッドレスシリンダORW,MRWシリーズはリニアボールベアリングなどの外部ガイドとの併用は避けてください。シリンダチューブのスリット部には強い衝撃を与えないでください。1.ORWシリーズは、構造上エアの外部漏れがありますので、オールポートブロック(クローズドセンタ)の3ポジションバルブなどによる中間停止制御では、停止位置が保持できなかったり、再始動時にピストン速度が制御できないなどの不具合が発生します。PAB接続(プレッシャセンタ)の3ポジションバルブなどを用いた、両側加圧制御回路としてください。 垂直取付けなどにより、常時荷重がかかる場合の中間停止制御回路については最寄りの弊社営業所へご相談ください。2.MRWシリーズの場合、負荷を外部ストッパ等でストローク途中で停止させる時の使用圧力は、0.55MPa以下にてご使用ください。上記以上の圧力で使用するとピストン抜けの可能性がありますので、ご注意ください。注1:傾面衝突の場合には、E3をE3' = m・N・L・sinθにします。水 平 衝 突垂 直 衝 突注1下 降 時注2 上 昇 時m・v22m・v22E=E1+E2 = +FO・Lm・v22→m→FoL Fom→LFo→mθ→Fom→→m→FoL Fom→LLFo→→mθ→Fom→→m→FoL Fom→LLFo→→mθ→Fom→→m→FoL Fom→LLFo→→mθ→Fom→衝突エネルギーの計算中間停止制御側面Tスロット底面Tスロットロッドレススライダ四角ナット取付ボルト(取付箇所B)TL14-ザグリ穴(取付箇所A)TL2取付箇所A取付箇所B形式取付箇所 ORW16,MRW1610.0(M6)4.5(M6)ORW,MRW2520.0(M8)13.5(M8)ORW40,MRW4040.0(M10)24.0(M10)N・m●首下寸法L1L2ORW16,MRW16T+ 8.5(M6)ORW25,MRW25T+ 10.5(M8)ORW40,MRW40T+ 14(M10)T+ 13(M10)mm形式記号5532014_10
Page 7:仕様一覧表示記号仕様ショックアブソーバ仕様16 25 40シリンダ相当径mm項目使用流体作動形式使用圧力範囲保証耐圧力使用温度範囲使用速度範囲クッション給油繰返し位置精度平行度注3ストローク調節範囲最大ストローク最大可搬荷重注4配管接続口径アタッチメントホルダショックアブソーバMPaMPa°Cmm/sシリンダ部ガイド部mmmmmmmmmmN空気注1複動形0.15〜0.81.20〜60 150〜1000(150〜2000)注2 100〜1000(100〜2000)注2 100〜1000(100〜1500)注2ショックアブソーバ(両側標準装備)不要(給油する場合は、タービン油1種〔ISO VG32〕相当品)要(リチウム石けん基グリース)±0.050.3全ストローク任意微調整 片側− 5〜+ 52000 130 300 600 M5×0.8 Rc1/8 Rc1/4注1:圧縮空気中の水分、ダスト、酸化オイルなどの不純物を除去した清浄な空気をご使用ください。 2:( )内の数字は、使用速度2000mm/s対応ショックアブソーバ使用時です。 3:本体底面に対するテーブル上面の平行度です。走り平行度とは異なります。 4:質量とピストン速度との関係は、552ページのショックアブソーバ能力線図をご覧ください。適応シリンダ最大吸収能力吸収ストローク最大衝突速度最高使用頻度1分間当りの最大吸収能力スプリング戻り力(圧縮時)偏角度使用温度範囲Jmmmm/scycle/minJ/minN°C項目 形式310KSHJ10×10-01ORW16KSHJ14×12-01ORW25KSHJ20×16-01ORW4010123016601208.03045022.03°以下1°以下KSHJ10×10-02 KSHJ14×12-02 KSHJ20×16-021000 2000 1000 2000 1000 2000402409.20〜60ショックアブソーバの耐久性は、使用条件によりスリット式ロッドレスシリンダと異なります。5542014_10
Page 8:シリンダ相当径mm162540ゼロストローク質量2.555.3412.16ストローク50mmごとの加算質量0.360.580.96センサスイッチの加算質量注1 ZE□□□A ZE□□□B 0.015 0.035製作可能ストローク50〜200050〜200050〜2000推力シリンダ径とストローク質量空気流量・空気消費量シリンダ相当径162540標準ストローク100,200,300,400,500,600200,300,400,500,600,700,800300,400,500,600,700,800,1000ロッドレスシリンダの空気消費量は次の計算式よって求められますが、下の早見表を用いて、より簡単に求めることができます。空気消費量:Q2= × L × 2× n × ×10−6+1※空気流量:Q1= × L × × ×10−6+1※Q1 :シリンダ部分に必要な空気流量 R/min(ANR)Q2 :シリンダ空気消費量 R/min(ANR) D :シリンダ相当径 mm L :シリンダストローク mm t :シリンダが1ストロークするのに必要な時間 s n :一分間あたりのシリンダ往復回数 回/min P :使用圧力 MPa ※ :スリット式ロッドレスシリンダのスリット部からの空気漏れ量(1R/min(ANR)表中の数字は、ストローク1mmのロッドレスシリンダを1往復させたときの空気流量・空気消費量を計算するためのものです。実際に必要とする空気流量・空気消費量は下の方法によって求めます。注:ロッドレスシリンダをご使用になるとき、実際に必要とする空気消費量を求めるには上記計算による空気消費量に配管材による空気消費量を加算してください。●空気流量を求めるとき。(F.R.L.,バルブなどを選定する場合。) 例1.シリンダ相当径40mmのロッドレスシリンダを速度300mm/s、空気圧力0.5MPaで作動させた場合。 14.95 ×12× 300× 10− 3= 2.24R/s(ANR) (このときの毎分の流量は 14.95 ×12× 300 × 60 × 10− 3= 134.55R/min(ANR)となります。)●空気消費量を求めるとき。 例1.シリンダ相当径40mm、ストローク100mmのロッドレスシリンダを空気圧力0.5MPaで1往復させた場合。 14.95 × 100 × 10− 3= 1.495R/往復(ANR) 例2.シリンダ相当径40mm、ストローク100mmのロッドレスシリンダを空気圧力0.5MPaで1分間10往復させた場合。 14.95 × 100 × 10 × 10− 3= 14.95R/min(ANR)mmkg備考:中間ストロークは50mm毎に製作可能です。納期については最寄りの弊社営業所にご相談ください。注1:センサスイッチ形式のA,Bはリード線長さです。 A:1000mm B:3000mm空気圧力 MPa0.21.1982.9247.4860.31.5963.8969.9730.41.9934.86712.460.52.3915.83814.950.62.7896.81017.430.73.1877.78119.920.83.5858.75322.41cm3/往復(ANR)シリンダ相当径mm162540シリンダ相当径mm受圧面積mm22014901256空気圧力 MPa0.240982510.3601473770.4801965020.51012456280.61212947540.71413438790.81613921005N162540πD2 4πD2 4P+0.1010.101P+0.1010.10160 t5552014_10
Page 9:スリット式ロッドレスシリンダ注文記号アディショナルパーツORW - -スリット式ロッドレスシリンダORWシリーズシリンダ相当径 ×ストロークテーブル用ヘリサートと位置決めピン穴無記入:ヘリサート、ピン穴なし P:ヘリサート、ピン穴付ショックアブソーバ(標準装備)KL:衝突速度 100〜1000mm/sKM:衝突速度 100〜2000mm/sセンサスイッチ形式無記入:センサスイッチなしZE135:2線式無接点表示灯付 DC10〜28VZE155:3線式無接点表示灯付 NPN出力 DC4.5〜28VZE175:3線式無接点表示灯付 PNP出力 DC4.5~28VZE101:2線式有接点表示灯なし DC5〜28V、AC85〜115VZE102:2線式有接点表示灯付 DC10〜28V、AC85〜115V●ショックアブソーバKSHJリニアオリフィスタイプショックアブソーバ取付外形ねじサイズ×ストローク10×10 ——— ORW16用14×12 ——— ORW25用20×16 ——— ORW40用-衝突速度範囲01:100〜1000mm/s———ORW□×□‐KL用02:100〜2000mm/s———ORW□×□‐KM用センサスイッチの数1:1個付2:2個付3:3個付リード線長さA:1000mmB:3000mmG:300mm M8コネクタ付(ZE175のみ)16×100●センサスイッチの詳細は総合パーソナルカタログをご覧ください。5562014_10
Page 10:❶❷❸❹❺❻❼❽❾スリット式ロッドレスシリンダ内部構造各部名称と主要部材質ORW内部構造図① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳ORW(φ16〜φ40)備考No. 名称 材質 数量四角ナット四角ナット六角穴付ボルトセンサマグネット六角穴付ボルトストッパ六角穴付ボルト六角穴付ボルト極低頭キャップスクリュー十字穴付タッピンねじベースインナバンドガイド六角穴付ボタンボルトマグネットホルダシリンダバレルマグネットストリップ六角穴付ボルトピストンヨークバンドガイドシムエンドプレートL六角穴付ボルトエンドプレートR鋼球センサレールテーブルホルダナット六角穴付ボルト鋼鋼合金鋼希土類磁石合金鋼鋼合金鋼合金鋼合金鋼合金鋼アルミ合金硬質塩化ビニールステンレス鋼アルミ合金アルミ合金ゴム磁石鋼アルミ合金特殊樹脂ポリエステルアルミ合金鋼アルミ合金鋼アルミ合金アルミ合金鋼合金鋼24——21614624122212412—14112124No. 名称 材質 数量 備考22641222212221121122214114(4)アルマイト処理亜鉛クロメート亜鉛クロメートアルマイト処理亜鉛クロメート平行ピンオプション①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳亜鉛クロメート亜鉛クロメート亜鉛クロメート亜鉛クロメート亜鉛クロメート亜鉛クロメート亜鉛クロメートアルカリ着色(φ16,25は六角穴付ボルト)亜鉛クロメートアルマイト処理φ25,40は六角穴付ボルトアルマイト処理アルマイト処理亜鉛クロメートアルマイト処理アルマイト処理亜鉛クロメートアルマイト処理アルマイト処理アルマイト処理亜鉛クロメート亜鉛クロメートアタッチメントホルダ六角穴付ボルト六角穴付ボルトスレッドインサートBM形マウントスレッドインサートAリニアガイドシリンダナットキャップカバーエンドキャップRバンド止めピンシリンダガスケットピストンバンパアウタシールバンドインナシールバンドピストンマウントカバースクレーパピストンパッキンショックアブソーバプラグエンドキャップLOリングエンドパイプOリング六角穴付止めねじヘリサートアルミ合金合金鋼合金鋼黄銅アルミ合金黄銅—鋼PPPBTステンレス鋼合成ゴム(NBR)合成ゴム(NBR)ステンレスクロム鋼ステンレスクロム鋼ポリアセタールPBTナイロン合成ゴム(NBR)—合金鋼PBT合成ゴム(NBR)アルミ合金合成ゴム(NBR)合金鋼ステンレス鋼5572014_10
Page 11:スリット式ロッドレスシリンダORW16寸法図(mm)●ORW 16× ストロークスリット式ロッドレスシリンダORW25寸法図(mm)10 230+ストローク 1013015019 26125 ストローク 125250+ストローク15829362526.5501611616056.51048.515058.5173450∼5片側ストローク調整範囲6.51121484-TスロットM8 四角ナット付(6個/1列、二面幅14)68702-Rc1/8配管接続口4-φ9φ14ザグリ 深さ8.52-M14×1.54-M8 深さ12(ヘリサートはオプション)ORW25外径図28 F8 深さ8 長穴+0.035+0.013ピン穴(オプション)φ8 F8 深さ8ピン穴(オプション)+0.035+0.013●ORW 25× ストローク7 182+ストローク 71001282725213918821308512014 19 12098 ストローク 98196+ストローク6.55.5 3.53.55.5136.53150∼5片側ストローク調整範囲9011851532-M5 深さ5配管接続口4-TスロットM6 四角ナット付(6個/1列、二面幅10)4-φ6.6φ11ザグリ 深さ6.52-M10×14-M5 深さ8(ヘリサートはオプション)ORW16外径図25 F8 深さ5 長穴+0.028+0.010ピン穴(オプション)φ5 F8 深さ5ピン穴(オプション)+0.028+0.0105582014_10
Page 12:スリット式ロッドレスシリンダORW40寸法図(mm)31.539.57033.55220211 308+ストローク 111416520517020622 35165 ストローク 165330+ストローク10.525.55910.51381959 64251541934-TスロットM10 四角ナット付(6個/1列、二面幅17)4-φ11φ17.5ザグリ 深さ112-M20×1.593952-Rc1/4配管接続口0∼5片側ストローク調整範囲4-M10 深さ16(ヘリサートはオプション)ORW40外径図210 F8 深さ10 長穴+0.035+0.013ピン穴(オプション)φ10 F8 深さ10ピン穴(オプション)+0.035+0.013●ORW 40× ストロークショックアブソーバ寸法図(mm)HG(二面幅)ADB(ストローク)φCJE F形式 記号KSHJ10×10-01, KSHJ10×10-02(φ16用)KSHJ14×12-01, KSHJ14×12-02(φ25用)KSHJ20×16-01, KSHJ20×16-02(φ40用)A506077B101216C345D223EM10 × 1M14 × 1.5M20 × 1.5F557G 8.51217H1.31.31.8J1.51.525592014_10
Page 13:注文記号センサスイッチの移動要領ストロークエンド検出センサスイッチ取付位置(mm)センサスイッチの止めねじを緩めると、センサスイッチはベースのスイッチ取付溝にそって移動することができます。また、リード線は溝の袋部に挿入することができます。センサスイッチを図の位置に取付けると、ストロークエンドでマグネットがセンサの最高感度位置にきます。●止めねじの締付けトルクは20N・cm〜30N・cm●有接点タイプ(ZE101, ZE102)A 98 125 165B141922C 74 96 133D 71.5 93.5 130.5B CADセンサスイッチ形式ZE135:無接点タイプ 表示灯付 DC10V〜28V リード線横出しZE101:有接点タイプ 表示灯なし DC5V〜28V リード線横出し AC85〜115Vリード線長さA:1000mmB:3000mmG:300mm M8コネクタ付(ZE175のみ)形式ORW16, MRW16ORW25, MRW25ORW40, MRW40●無接点タイプ(ZE135, ZE155, ZE175)A 98 125 165B141922C 78 100 137D 74.5 96.5 133.5形式ORW16, MRW16ORW25, MRW25ORW40, MRW40センサスイッチマイナスドライバ無接点タイプ・有接点タイプ表示記号●センサスイッチの詳細は総合パーソナルカタログをご覧ください。ZE155:無接点タイプ 3線式NPN出力タイプ 表示灯付 DC4.5V〜28V リード線横出しZE175:無接点タイプ 3線式PNP出力タイプ 表示灯付 DC4.5V~28V リード線横出しZE102:有接点タイプ 表示灯付 DC10V〜28V リード線横出し AC85〜115V5662014_10
Page 14:ロッドレスシリンダORW,MRWシリーズには、あらかじめご希望の多い特殊仕様について準標準的な扱いで特殊仕様をご用意しています。ご注文の際は、注文記号の最後に( )内の記号を記入してください。今後とも充実してまいりますのでご活用ください。尚、詳しい仕様、寸法及び納期につきましては最寄りの弊社営業所へお問い合わせください。揮発性の少ない低発塵グリスを使用しています。ただし、直動ガイド部は標準グリスを使用しています。1. クリーンルーム対応グリス仕様(‐1002W) ※MRWシリーズのみ停止と作動を繰り返したり、定低速で作動させる際に有効です。 使用速度範囲 20〜100mm/s2. 低速・速度変化対応仕様(‐1003W)直動ガイド部はレイデント処理品、ボルトやねじ類はステンレスもしくはニッケルめっき品を使用しています。また、グリスも低発塵グリスを使用しています。ただし、クリーンルーム内での包装はしておりません。また、ショックアブソーバはクリーンルーム仕様ではありません。3. 簡易クリーンルーム仕様(‐1014W) ※MRWシリーズのみロッドレスシリンダORW,MRWシリーズ特殊仕様注:これらの特殊仕様は、納期、価格、寸法及び寿命等が標準品とは異なる場合がありますので、弊社営業所へご確認の上ご使用ください。 また、その他のロッドレスシリンダのシリーズにも同様の設定を行なっていますのでお問い合わせください。発注例:簡易クリーンルーム仕様の場合●ORWP16×300‐KL‐1014W5672014_10