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スリット式 ORV

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このカタログ(スリット式 ORV)の内容


Page 1:駆動機器特長 552取扱い要領と注意事項 554仕様一覧 560注文記号 562内部構造・各部名称と主要部材質 563寸法図 564センサスイッチ 566ご使用になる前に前付118ページの「安全上のご注意」を必ずお読みください。注意SLIT TYPE RODLESS CYLINDERSORV SERIESINDEX2010.03.31RoHS指令対応製品5512014_10

Page 2:50% 35%安い。 短い。従来のスリット式ロッドレスシリンダの約50%(当社標準価格比)の標準価格。●ダイレクトマウントエンドカバーはブロックタイプで、 取付けブラケットなしで直接取付けができます。注:イラスト中の六角穴付ボルトは製品には 付属しません。●偏平ピストンピストン形状を偏平形にすることで、本体高さが極めて低い薄形設計を実現。●両側面にセンサスイッチ用袋溝構造複数の埋込みセンサスイッチのリード線を片側から引き出せる袋溝を採用。●高強度のステンレスシールバンド 長年の経験を生かし、独自のステンレスシールバンドを採用。 樹脂製シールバンドと比べ高寿命、低漏れ量を実現。寸法比較ORV16×100(写真)とORCA16×100(シルエット部)軽量構造スリット式ロッドレスシリンダORVシリーズは、本体が軽量化されているためY・Z軸に使用しても基軸となるアクチュエータやスタンドに負荷がかかりません。装置全体の省スペース・軽量化が図れます。50%リード線センサスイッチ注従来のスリット式ロッドレスシリンダよりも短いデッドストロークを実現。約35%(当社比)デッドスペースを圧縮し、省スペース化に威力を発揮します。35%標準価格削減率(当社比)デッドストローク削減率(当社比)スリット式ロッドレスシリンダをさらに“安い・短い・薄い”をロ ッ ド レ●5522014_10

Page 3:薄い。高さを約40%低減(当社比)。従来のロッドレスシリンダよりもテーブル位置が低いため、コンパクトでシンプル設計が可能です。豊富な標準ストローク標準ストロークを25mmの短ストロークから1200mmのロングストロークまで揃え、最大ストローク2000mmまで製作可能な幅広いラインアップで応えます。使いやすさを考慮したオプションを用意●ショックアブソーバ ユニット付●M形マウント ●F形サポート25 50 75 100 125 150 175 200 250 300 350 400 450 500 550 600 650 700 750 800 900 100011001200φ16相当φ20,φ25相当φ32,φ40,φ50相当備考:標準ストローク以外のストロークも1mmピッチで製作可能です。40%40% リニアガイドM形マウントわずか25mmストロークでもこのロッドレスが、最もコンパクト従来のロッドレスシリンダはストロークが長くないと通常のエアシリンダよりコンパクトになりませんでしたがスリット式ロッドレスシリンダORVシリーズは25mmストロークでも通常エアシリンダよりコンパクトです。ロッドレスシリンダなので不回転機能もあります。リニアガイドとベストマッチング!スリット式ロッドレスシリンダORVシリーズとリニアガイドは低重心を生かせるM形マウント(オプション)接続で、スッキリした形状とスムーズな動きを実現。〈使用例〉コンセプトに開発したORVシリーズ。独自の偏平ピストン機構により、短くて、薄いロッドレスシリンダの新領域を拓きました。ス の 世 界 新 基 準。●高さ寸法削減率(当社比)5532014_10

Page 4:取扱い要領と注意事項雰囲気潤滑空気源1.ロッドレスシリンダに配管する前に、必ず配管内のフラッシング(圧縮空気の吹き流し)を十分に行なってください。配管作業中に発生した切り屑やシールテープ、錆びなどが混入すると、空気漏れなどの作動不良の原因となります。2.ロッドレスシリンダに配管、継手類をねじ込む場合は、下記の適正締付トルクで締付けてください。接続ねじM5×0.8Rc1/8Rc1/4Rc3/8締付トルク N・m 1.57 6.77〜8.63 11.57〜13.44 21.18〜23.051.水滴、油滴などがかかる場所や粉塵が多い場所で使用するときは、カバーなどで保護するか、スライダが下を向くように取り付けてください。2.スリット式ロッドレスシリンダORVシリーズの近くでは溶接作業をしないでください。溶接火花によりアウタシールバンドが破損することがあります。3.流体および雰囲気中に下記のような物質が含まれているときは、使用できません。有機溶剤・リン酸エステル系作動油・亜硫酸ガス・塩素ガス・酸類。1.使用流体は空気を使用し、それ以外の流体の場合は最寄りの弊社営業所にご相談ください。2.スリット式ロッドレスシリンダORVシリーズを駆動する空気は、圧縮空気中の水分、ダスト、酸化オイルなど不純物を除去した清浄な空気を使用してください。スリット式ロッドレスシリンダORVシリーズやバルブの近くにエアフィルタ(ろ過度40μm以下)を取り付けて、ドレンやゴミを取り除いてください。また、エアフィルタのドレン抜きは定期的に行なってください。1.無給油で使用できます。ルブリケータ等で給油する場合は、タービン油1種(ISO VG32)相当品を使用してください。一般注意事項配管5542014_10

Page 5:取扱い要領と注意事項ORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV503.26.31230601000.51.21.63.26.3100.51.21.63.26.310203250801202002032508012020020325080120200MpN・mMrN・mMyN・mW1NW2NW3N40701202003004804070120200300480203560100150240W1NW2NW3Nスリット式ロッドレスシリンダORVシリーズは、直接荷重をかけて使用することができますが、荷重およびモーメントがともに下表の値を超えないようにしてください。また、可搬荷重は速度によって異なる場合がありますので556ページのゴムバンパ能力、ショックアブソーバ能力を確認の上使用してください。選定ピッチング方向モーメント:Mp=Fp×r1(N・m)ローリング方向モーメント:Mr=Fr×r2(N・m)ヨーイング方向モーメント:My=Fy×r3(N・m) 最大可搬荷重:W1・W2・W3(N)許容荷重・モーメントMp=Fp×r1Fpr1Mr=Fr×r2r2FrMy=Fy×r3Fyr3W1W2 W3Mp=Fp×r1Fpr1Mr=Fr×r2r2FrMy=Fy×r3Fyr3W1W2 W3Mp=Fp×r1Fpr1Mr=Fr×r2r2FrMy=Fy×r3Fyr3W1W2 W3Mp=Fp×r1Fpr1Mr=Fr×r2r2FrMy=Fy×r3Fyr3W1W2 W3荷重の移動や停止時に発生する慣性力も含めたモーメントが、上表の値を超えないようにしてください。質量と速度については、ゴムバンパ・ショックアブソーバ能力曲線の範囲内としてください。形 式モーメント方向 ショックアブソーバなし ショックアブソーバ付5552014_10

Page 6:下図のグラフはストローク毎で、テーブルがストローク端に800mm/sおよび500mm/sで衝突する時間の目安です。使用にあたっては、グラフの曲線の上部側の時間を設定してください。00.51.01.52.02.53.03.5200 400 600 800 1000 1200ストローク (mm)到達時間(s)500mm/s800mm/s■衝突速度線図(水平使用、使用圧力0.5MPa時)クッション能力グラフ中での「質量」とはORVシリーズによって可搬する全質量です。「衝突速度」とは、ゴムバンパ・ショックアブソーバに当たる直前の速度です。「平均速度(シリンダストローク÷所要時間)」とは異なります。(右下「衝突速度線図」参照)●ショックアブソーバなしの場合■ゴムバンパ・ショックアブソーバ能力線図(水平使用、使用圧力0.5MPa時)■ゴムバンパ能力■ショックアブソーバ能力0246810121416182022質量(Kg)100 200 300 400 500 600衝突速度 (mm/s)ORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV50●ショックアブソーバ付の場合0510152025303540455055質量(Kg)100 200 300 400 500 600 700 800 900衝突速度 (mm/s)ORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV50スリット式ロッドレスシリンダORVシリーズには、オプションでショックアブソーバが用意されていますが、吸収できる質量と衝突速度は、左図「ゴムバンパ・ショックアブソーバ能力線図」の“ショックアブソーバ付の場合”の範囲です。なお、最大衝突速度800mm/sを超えての使用はできません。スリット式ロッドレスシリンダORVシリーズには、すべて標準でゴムバンパが装着されていますが吸収できる質量と衝突速度は、下図「ゴムバンパ・ショックアブソーバ能力線図」の“ショックアブソーバなしの場合”の範囲です。なお、最大衝突速度500mm/sを超えての使用はできません。取扱い要領と注意事項5562014_10

Page 7:注2:下降時は、上昇時より使用空気圧力:Pを小さくした方が、より重い荷重を移動させることができます。 衝突の全エネルギー…[J] 運動エネルギー… [J] シリンダ推力の付加エネルギー…Fo・L[J] 荷重の付加エネルギー…m・g・L[J] 質量[kg] 衝突速度[m/s] 重力加速度9.8[m/s2] シリンダ推力…= ・D2・P[N] [ D:シリンダ内径(mm)P:使用空気圧力(MPa)] ショックアブソーバの吸収ストローク[m]E :E1:E2:E3:m:v :g :Fo:L :m・v22π4E=E1+E2+E3 = +FO・L+m・g・LE=E1+E2−E3 = +FO・L−m・g・L注1:傾面衝突の場合には、E3をE3'=m・g・L・sinθにします。水 平 衝 突垂 直 衝 突注1下 降 時注2 上 昇 時m・v22m・v22E=E1+E2 = +FO・Lm・v22→m→FoL Fom→LFo→mθ→Fom→→m→FoL Fom→LLFo→→mθ→Fom→→m→FoL Fom→LLFo→→mθ→Fom→→m→FoL Fom→LLFo→→mθ→Fom→衝突エネルギーの計算00.5−0.51.0−11.52.02.53.03.54.00.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8圧力 (MPa)変化量(mm)●ORV16・2000.5−0.51.0−11.52.02.53.03.54.00.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8圧力 (MPa)変化量(mm)●ORV25・3200.5−0.51.0−11.52.02.53.03.54.00.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8圧力 (MPa)変化量(mm)●ORV40・50ORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV50ゴムバンパによるストローク変化量スリット式ロッドレスシリンダORVシリーズは、ゴムバンパを使用している為に使用圧力によりストロークが下図の様に変化しますので注意してください。(下図はゴムバンパ片側の変位量です。)ロッドレスシリンダを使用する際に、バウンドさせないように適切なクッション、ショックアブソーバを選定してください。バウンドがある場合、シールバンドの切断等が起こる可能性があります。5572014_10

Page 8:中間停止制御1.ORVシリーズは、構造上エアの外部漏れがありますので、オールポートブロック(クローズドセンタ)の3ポジションバルブなどによる中間停止制御では、停止位置が保持できなかったり、再始動時にピストン速度が制御できないなどの不具合が発生します。PAB接続(プレッシャセンタ)の3ポジションバルブなどを用いた、両側加圧制御回路としてください。垂直取付けなどにより、常時荷重がかかる場合の中間停止制御回路については最寄りの弊社営業所へご相談ください。シリンダバレル取付1.スリット式ロッドレスシリンダORVシリーズの取付姿勢は自由ですが水滴、油滴がかかる場所や粉塵が多い場所に取り付けるときは、ピストンヨークを下向に取り付けるかカバーなどで保護するようにしてください。2.スリット式ロッドレスシリンダORVシリーズの取付作業中、あるいは、取付後の電気溶接は、絶対に避けてください。溶接電流がシリンダに流れるとアークが発生し、シールバンドの破損や溶着が生じます。3.シリンダバレルには傷や打痕などをつけないように注意してください。4.シリンダを汚れやすい場所で使用する場合には、定期的に清掃を行なってください。清掃後には、必ずシリンダバレルとアウターシールバンドの摺動部にグリスを塗布してください。5.シリンダバレルがねじれないよう取り付けてください。取付面の平面度が悪いとシリンダバレルがねじれ、バンド破損、エア漏れ、作動不良の原因となります。6.支持タイプによる注意点7.シリンダ全長が長い場合、荷重によっては大きなたわみが生じ作動不良の原因となる場合があります。両端2点支持で荷重とストロークの関係が下図の範囲を超える場合には、必ずF形サポートで中間を支持してください。両端2点支持の場合 3点支持の場合W W W両端2点支持の場合 3点支持の場合 バレルの底面で支持する場合※両端2点支持・3点支持の場合,両端は必ず10mm以上 シリンダバレルを受けるような取付けにして下さい。 上図のようにシリンダバレルの底面をあてますと,サポートを取付けなくても積載質量を受けることができます。ができます。10※10※10※10※W W W両端2点支持の場合 3点支持の場合 バレルの底面で支持する場合※両端2点支持・3点支持の場合,両端は必ず10mm以上 シリンダバレルを受けるような取付けにして下さい。 上図のようにシリンダバレルの底面をあてますと,サポートを取付けなくても積載質量を受けることができます。ができます。10※10※10※10※※両端2点支持・3点支持の場合、両端は必ず10mm以上 シリンダバレルで受けるような取付けにして下さい。バレルの底面で支持する場合W W3点支持の場合 バレルの底面で支持する場合mm以上い。 上図のようにシリンダバレルの底面をあてますと,サポートを取付けなくても積載質量を受けることができます。ができます。10※上図のように直接シリンダバレルの底面をあてた場合はサポートを取付けなくても荷重を受けることができます。300020001000ストローク(mm)015010050200250荷 重W300020001000ストローク(mm)0100200300400荷 重WORV161000 2000 300001234510530ORV25200001000154030203000ORV4020000101000kg積載質量W支 持 間 隔 mmkg載質量支積m持W間 隔質量載支kg積mm持W間 隔●ORV16●ORV32●ORV40(N)300020001000ストローク(mm)0100200300400500荷 重W●ORV50(N)(N)300020001000ストローク(mm)050100150荷 重W●ORV25(N)300020001000ストローク(mm)01020304050荷 重W●ORV16(N)300020001000ストローク(mm)050100荷 重W●ORV20(N)取付取扱い要領と注意事項5582014_10

Page 9:ワークの取付けF形サポートの取付けショックアブソーバの取付け及びストローク調節形 式取付けボルト締付けトルク締付けトルクN・mORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV502.02.04.07.07.015.0M4×0.7M4×0.7M5×0.8M6×1M6×1M8×1.25取付けボルト備考:テーブル固定ボルトは上記の値を目安に、締め付けてください。ピストンヨークテーブルショックアブソーバホルダ注:シリンダ本体とは別体です。ショックアブソーバ六角ナットテーブル固定ボルトストッパ1.取付位置は、ショックアブソーバ用ホルダの端面がシリンダ端面より外側へ出なければ任意です。(中間位置でも使用可能です。)2.ショックアブソーバとテーブル側のストッパが全面に当るように取り付けてください。3.ショックアブソーバはショックアブソーバの能力範囲内(能力線図の範囲)で使用してください。4.ショックアブソーバの衝突最大速度は、800mm/sです。平均速度とは異なりますので衝突時の速度は、800mm/sを超えないようにしてください。5.水滴、油滴や粉塵の多い場所でショックアブソーバを使用しないでください。使用する場合はカバー等を取り付け直接水滴、油滴や粉塵がかからないようにしてください。作動不良や吸収エネルギーの低下につながります。6.ショックアブソーバの後端面中心にある止めねじは、ゆるめないでください。内部に封入されているオイルが流出し、ショックアブソーバの機能の低下をまねきます。7.本製品に許可なく他のショックアブソーバを取り付けないでください。製品の特性が他のショックアブソーバと異なりますので、他のショックアブソーバを使用した場合にはシリンダの破損等をおこす場合があります。8.テーブルは付属のテーブル固定ボルトでピストンヨークに固定してください。形 式六角ナット締付けトルク締付けトルクN・mORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV508.08.010.024.030.078.0131417212427六角対辺mm①ショックアブソーバを止めている六角ナットをゆるめてください。②マイナスドライバでショックアブソーバを回して位置を調節してください。③位置が決まりましたら六角ナットで締め付けて固定してください。1.ピストンヨークにワークを取り付ける場合は下表の締付けトルク内で取り付けてください。2.取付けボルトのねじ長さに気をつけてください。ねじ穴深さ以上にボルトをねじ込みますとシム及びバンドガイドに当たり作動不良の原因となります。F形サポートは、4箇所の取付穴を使用してボルトで固定してください。形 式取付けボルト締付けトルク締付けトルクN・mORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV502.02.04.07.07.015.0M4×0.7M4×0.7M5×0.8M6×1M6×1M8×1.25取付けボルト■取付け■ショックアブソーバ位置調節6010※取付ねじピストンヨークシム及びバンドガイドシリンダバレル4−取付穴M形マウントマウントバンパピストンバンパM形マウントを取り付けて使用する場合、マウントバンパは必ず取り外してください。マウントバンパを付けたままではピストンバンパが機能しませんので寿命が著しく短くなる場合があります。バンパは、マウントバンパとピストンバンパの2つが装着してあります。シリンダの駆動による衝撃は、ピストンバンパで受けるよう設計してあり、マウントバンパは補助的なものです。バンパについて5592014_10

Page 10:仕様一覧表示記号仕様ショックアブソーバ仕様理論推力適応シリンダ最大吸収能力吸収ストローク最大衝突速度最高使用頻度1分間当りの最大吸収能力スプリング戻り力注偏角度使用温度範囲Jmmmm/scycle/minJ/minN℃項目 形式31060 30166ORV16KSHJV 10×10ORV20KSHJV 12×10ORV25KSHJV 14×12ORV40KSHJV 20×161012ORV32KSHJV 18×1620 30ORV50KSHJV 22×255025800401208.02409.245022.03°以下2207.61°以下32022.050028.50〜60ORV1616ORV2525ORV4040ORV2020ORV3232ORV5050項目シリンダ相当径使用流体作動形式使用圧力範囲保証耐圧力使用温度範囲使用速度範囲mmMPaMPa℃mm/s標 準 オプションショックアブソーバ付の場合mmストローク2000mm以下空気複動形0.15〜0.81.20〜60ゴムバンパ80〜500、ショックアブソーバ付80〜800注2ゴムバンパ付ショックアブソーバ不要(給油する場合は、タービン油1種〔ISO VG32〕相当品)2000M5×0.8 Rc1/8 Rc1/4片側 0〜−20 片側 0〜−30注1:水分、ダスト、酸化オイルを除去した清浄な空気をご使用ください。 2:使用速度は、556ページのクッション能力等によって選定してください。 3:使用空気圧によってストロークが変化しますので、557ページのゴムバンパ変化量のグラフを参照してください。注:圧縮時の値です。形 式 受圧面積mm220131449080412561963空気圧力 MPa0.24063981612513930.360941472413775890.4801261973225027850.51011572454026289820.612118829448275411780.714122034356387913740.816125139264310051570NORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV50形式クッション給油ストローク調節範囲 mm最大ストロークストローク公差 mm配管接続口径+60注3注1+5+1+7+1注3注3Rc1/8 Rc1/4 Rc3/8+6+1注3+6+1+6+2注3注35602014_10

Page 11:シリンダ相当径とストローク質量空気流量・空気消費量スリット式ロッドレスシリンダORVシリーズの空気消費量は次の計算式よって求められますが、下の早見表を用いて、より簡単に求めることができます。空気流量:Q1=πD24× L ×60t×P+0.1010.101×10−6空気消費量:Q2=πD24× L ×2 × n ×P+0.1010.101×10−6Q1:シリンダ部分に必要な空気流量 R/min(ANR)Q2:シリンダ空気消費量 R/min(ANR) D:シリンダ相当径 mm L:シリンダストローク mm t:シリンダが1ストロークするのに必要な時間 s n:一分間あたりのシリンダ往復回数 回/min P:使用圧力 MPa注:スリット式ロッドレスシリンダORVシリーズをご使用になるとき、実際に必要とする空気消費量を求めるには上記計算による空気消費量に配管材による空気消費量を加算してください。●空気流量を求めるとき。(F.R.L.,バルブなどを選定する場合。) 例 シリンダ相当径40mmのスリット式ロッドレスシリンダORVシリーズを速度300mm/s、空気圧力0.5MPaで作動させた場合。 14.95 × 12 × 300× 10−3=2.24R/s(ANR) (このときの毎分の流量は 14.95 × 12 × 300 × 60 × 10−3=134.55R/min(ANR)となります。)●空気消費量を求めるとき。 例1.シリンダ相当径40mm、ストローク100mmのスリット式ロッドレスシリンダORVシリーズを空気圧力0.5MPaで1往復させた場合。 14.95 × 100 × 10−3=1.495R/往復(ANR) 例2.シリンダ相当径40mm、ストローク100mmのスリット式ロッドレスシリンダORVシリーズを空気圧力0.5MPaで1分間10往復させた場合。 14.95 × 100 × 10 × 10−3=14.95R/min(ANR)製作可能最大ストローク2000シリンダ相当径1620, 2532, 40, 50標準ストローク25,50,75,100,125,150,175,200,250,300,350,400,450,500,600,700,80050,100,150,200,250,300,350,400,450,500,550,600,650,700,750,800,850.900,1000100,200,300,400,500,600,700,800,900,1000,1100,1200mm備考:中間ストロークは1mmきざみで製作可能です。製作可能最大ストローク以上のストロークや中間ストロークの場合は最寄りの弊社営業所へお問い合わせください。納期についてはご相談ください。形 式ゼロストローク質量0.200.340.511.151.903.48ストローク25mmごとの加算質量0.030.040.05 0.085 0.1250.19F形サポート0.0080.0160.0280.0360.0620.062M形マウント 0.0190.03 0.038 0.0950.130.23テーブル 0.0770.140.200.470.681.07片側 0.062 0.1050.180.310.460.74両側 0.1240.210.360.620.921.48ショックアブソーバユニットZE□□□A0.015ZE□□□B0.035センサスイッチの加算質量注1kg注1:センサスイッチ形式のA,Bはリード線長さです。 A:1000mm B:3000mmORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV50シリンダ相当径mm162025324050空気圧力 MPa表中の数字は、ストローク1mmのロッドレスシリンダを1往復させたときの空気流量・空気消費量を計算するためのものです。実際に必要とする空気流量・空気消費量は下の方法によって求めます。0.21.1981.8712.9244.7917.48611.700.31.5962.4933.8966.3829.97315.580.41.9933.1154.8677.97412.4619.470.52.3913.7375.8389.56614.9523.350.62.7894.3586.81011.1617.4327.240.73.1874.9807.78112.7519.9231.130.83.5855.6028.75314.3422.4135.01cm3/往復(ANR)5612014_10

Page 12:注文記号アディショナルパーツリペアキットORV 16 × 200 - - - -スリット式ロッドレスシリンダORV シリーズM 形マウント金具注無記入:金具なし M :M 形マウント付シリンダ相当径 ×ストロークセンサスイッチ形式無記入:センサスイッチなしZE135:2 線式無接点表示灯付 DC10 〜 28VZE155:3 線式無接点表示灯付 DC4.5 〜 28VZE175:3 線式無接点タイプ表示灯付 DC5 〜 28VZE101:2 線式有接点表示灯なし DC5 〜 28V、AC85 〜 115VZE102:2 線式有接点表示灯付 DC10 〜 28V、AC85 〜 115VF 形サポート金具無記入:金具なし F :F 形サポート付サポート金具の数1:1 セット付(2 個付)2:2 セット付(4 個付)センサスイッチの数1:1 個付2:2 個付3:3 個付リード線長さA:1000mmB:3000mmG:300mm M8コネクタ付(ZE175のみ)●ショックアブソーバユニット(ショックアブソーバ、テーブル、ホルダ付)K-ORVシリンダ相当径16:ORV16 用、20:ORV20 用25:ORV25 用、32:ORV32 用40:ORV40 用、50:ORV50 用● M 形マウント金具M-ORVシリンダ相当径16:ORV16 用、20:ORV20 用25:ORV25 用、32:ORV32 用40:ORV40 用、50:ORV50 用●シールキット注MK1-ORVシリンダ相当径16:ORV16 用、20:ORV20 用25:ORV25 用、32:ORV32 用40:ORV40 用、50:ORV50 用●エンドキャップアセンブリ L 側MK4-ORVシリンダ相当径16:ORV16 用、20:ORV20 用25:ORV25 用、32:ORV32 用40:ORV40 用、50:ORV50 用●ピストンアセンブリMK5-ORVシリンダ相当径16:ORV16 用、20:ORV20 用25:ORV25 用、32:ORV32 用40:ORV40 用、50:ORV50 用●シールバンドキットMK2-ORV 16 × 200シリンダ相当径×ストローク●エンドキャップアセンブリ R 側MK3-ORVシリンダ相当径16:ORV16 用、20:ORV20 用25:ORV25 用、32:ORV32 用40:ORV40 用、50:ORV50 用● F 形サポート金具(2 個付)F-ORVシリンダ相当径16:ORV16 用、20:ORV20 用25:ORV25 用、32:ORV32 用40:ORV40 用、50:ORV50 用●ショックアブソーバ用ホルダC-ORVシリンダ相当径16:ORV16 用、20:ORV20 用25:ORV25 用、32:ORV32 用40:ORV40 用、50:ORV50 用●ショックアブソーバ用テーブル(ボルト付)T-ORVシリンダ相当径16:ORV16 用、20:ORV20 用25:ORV25 用、32:ORV32 用40:ORV40 用、50:ORV50 用●ショックアブソーバKSHJVリニアオリフィスタイプショックアブソーバ10×10取付外径ねじサイズ×ストローク10 × 10 ——— ORV16 用12 × 10 ——— ORV20 用14 × 12 ——— ORV25 用18 × 16 ——— ORV32 用20 × 16 ——— ORV40 用22 × 25 ——— ORV50 用ショックアブソーバ(ホルダ付)の数1:1 セット付2:2 セット付ショックアブソーバ 注無記入:ショックアブソーバなし K :ショックアブソーバ付注:M 形マウント付とショックアブソーバ付との組合せは出来ません。注:シールキットの最低発注単位は 5 セット単位になります。●センサスイッチについては 566 ページをご覧ください。5622014_10

Page 13:メンテナンスキット注文記号と部品構成⑥ORV構造図① ② ③ ④ ⑤ ⑦⑳ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱⑲ 内部構造各部名称と主要部材質備考No. 名称 材質 数量①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫エンドキャップR注1キャップカバーバンド止めピンスクレーパマウントカバーバンドガイドピストンヨークインナシールバンドアウタシールバンドマウントバンパスレッドインサートBスレッドインサートAポリブチレンテレフタレートポリプロピレンステンレス鋼ナイロンポリブチレンテレフタレート特殊樹脂アルミ合金ステンレスクロム鋼ステンレスクロム鋼ウレタンゴム黄銅黄銅122112111242平行ピンアルマイト処理ニッケルめっきニッケルめっきNo. 名称 材質 数量 備考⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳ポリブチレンテレフタレート合金鋼アルミ合金ポリエステルゴムマグネット希土類磁石合成ゴム(NBR)合成ゴム(NBR)合成ゴム(NBR)ポリアセタール塩化ビニル161−2222222亜鉛クロメートアルマイト処理アルミクロメート処理エンドキャップL注2六角穴付ボタンボルトシリンダバレルシムマグネットストリップマグネットシリンダガスケットピストンバンパピストンパッキンピストンインナバンドガイド●シールキット●シールバンドキット●エンドキャップアセンブリR側●エンドキャップアセンブリL側●ピストンアセンブリ:④-1, ⑤-1, ⑥-2, ⑲-2, -2:③-1, ⑧-1, ⑨-1:①-1, ②-1, ③-1, ⑩-1, ⑪-2, ⑫-1, ⑭-3, ⑲-1, ⑳-1:②-1, ③-1, ⑩-1, ⑪-1, ⑫-1, ⑬-1, ⑭-1, ⑲-1, ⑳-1:④-1, ⑤-1, ⑥-2, ⑦-1, ⑯-2, ⑱-2, -2, -2, -2MK1-ORVMK2-ORVMK3-ORVMK4-ORVMK5-ORV備考 ④ - 1内部構造図No.数量シリンダ相当径シリンダ相当径×ストロークシリンダ相当径シリンダ相当径シリンダ相当径注1:配管ポートを手前にして左側を指します。 2:配管ポートを手前にして右側を指します。5632014_10

Page 14:寸法図(mm)●ORVGFVWRPKH J+ストロークNL4-M 4-TC DBA+ストロークストロークE2-YUHCDB配管接続口注:M形マウント、F形サポートは下記をご覧ください。オプション寸法図(mm)●M形マウント(M-ORV□) ●F形サポート(F-ORV□)MEMDMCMAMB 4-MFMGMHMJFFFBFAFDFC 4-FEORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV50A112136152206242276形式記号 B 56 68 76103121138C151719242631D252525252525E 5.588 11.5 11.514F 9 8.5 9131823G 20.523 26.5354353H111213171922J 90112126172204232K182226323644L 67 85 95136165184ORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV50MA 75 94105150181205MB 66 85 95138166188MC465156708094MD384246586878ME222333MFM4×0.7 深さ6M4×0.7 深さ7M5×0.8 深さ8M6×1 深さ11M6×1 深さ12M8×1.25 深さ15MG293338495973MH 6 7 8111215MJ111122ORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV50N 40 50 60 80100120MM4×0.7 深さ6M4×0.7 深さ7M5×0.8 深さ9M6×1 深さ11M6×1 深さ12M8×1.25 深さ16P303540506070R202426324048Tφ3.6 φ6.5座ぐり深さ3.3φ4.8 φ8座ぐり深さ4.5φ5.8 φ9.5座ぐり深さ5.5φ7 φ11座ぐり深さ6.5φ7 φ11座ぐり深さ6.5φ9 φ14座ぐり深さ8.5U 40 48 56 70 84102V263035465468W283237485872YM5×0.8Rc1/8Rc1/8Rc1/4Rc1/4Rc3/8M形マウントORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV50FA405050657575FB283535455555FC 54 66 82 96116134FD 47 57 70 84100118FE φ3.4 φ4.5 φ5.5 φ6.6φ9φ9FF 5 6.3 8 81010F形サポート注意:M形マウントを取り付けて使用する場合、マウントバンパは取り外してください。相当径×ストローク形式記号形式記号形式記号5642014_10

Page 15:●ショックアブソーバ付オプション寸法図(mm)SSSCSDSX(二面幅)SZSYSJ SHSG4-SK4-SLSBSA SWSVSP SN 最大SMSRSUSTSFSQSOSEショックアブソーバホルダ注:シリンダ本体とは別体です。注:M形マウント、F形サポートは564ページをご覧ください。ORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV50SA 60 78 85123150167SB253040557588SC303540506070SD202426324048SE 48 57 70 84100118SF 56 68 76103121138SG424854687490SH303536464862SJ 8 812141817SKφ3.4φ4.5φ5.5 φ9.5 座ぐり深さ5.5φ6.6φ6.6 φ11 座ぐり深さ6.5φ9SLM4×0.7 深さ12M4×0.7 深さ12M5×0.8 深さ14M6×1 深さ16M6×1 深さ16M8×1.25 深さ18ORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV50SM27.530.531.53738.554SN2022.52531.53542.5SO141719242731SP12.51315.519.519.528.5SQ16.51719253239SR101012161625SS 44 50 58 74 85103ST1618.525284044SUM10×1M12×1M14×1.5M18×1.5M20×1.5M22×1.5SV 42 48 56 72 83101SW34.539.54659.56985SX121417212427SY 40 48 56 70 84102SZ 54 66 82 96116134KSHJV10×10(ORV16用)KSHJV12×10(ORV20用)KSHJV14×12(ORV25用)KSHJV18×16(ORV32用)KSHJV20×16(ORV40用)KSHJV22×25(ORV50用)KA 60 66 72 88 93125形式 記号 KB 50 56 60 72 77100KC101012161625KD222333KE334556KFM10×1M12×1M14×1.5M18×1.5M20×1.5M22×1.5KG121417212427KH345889KJ13.916.219.624.227.731.2KK 5 5 5 7 710KL 8.510.512151719KM1.31.31.31.81.81.8KN1.51.51.5222ショックアブソーバ寸法図(mm)●KSHJV 取付外径ねじサイズ×ストロークKMKBKCKD KH KF KK KGKNKAφKE(ストローク)KL(二面幅)(KJ)ナットKSHJV形式記号形式記号5652014_10

Page 16:注文記号センサスイッチの移動要領センサスイッチの止めねじを緩めると、センサスイッチはベースのスイッチ取付溝にそって移動することができます。また、リード線は溝の袋部に挿入することができます。●止めねじの締付けトルクは20N・cm〜30N・cmセンサスイッチ形式ZE135:無接点タイプ 表示灯付 DC10V〜28Vリード線横出し ZE155:無接点タイプ 表示灯付 DC4.5V〜28V リード線横出しZE101:有接点タイプ 表示灯なし DC5V〜28V リード線横出し ZE175:3線式 無接点タイプ 表示灯付 DC5V〜28V リード線横出し AC85〜115V ZE102:有接点タイプ 表示灯付 DC10V〜28V リード線横出し AC85〜115Vリード線長さA:1000mmB:3000mmG:300mm M8コネクタ付(ZE175のみ)無接点タイプ・有接点タイプ表示記号●センサスイッチの詳細につきましては717ページをご覧ください。ORV-スリット式ロッドレスシリンダORVシリーズ5662014_10

Page 17:センサスイッチを取り付けてORVシリーズを隣接して使用する場合は、シリンダ間の距離が下表の値以下にならないよう、取り付けてください。ORV1600444949ORV20005258410ORV25006169513ORV32007786716ORV400091102716ORV5000111119917無接点タイプ有接点タイプ無接点タイプ有接点タイプ無接点タイプ有接点タイプ記 号ABCタイプ形式mmABCABCセンサスイッチを接近して取り付ける場合ストロークエンド検出センサスイッチ取付位置mmmmセンサスイッチを図の位置に取り付けるとストロークエンドでマグネットがセンサの最高感度位置にきます。●有接点タイプ(ZE101, ZE102)CB BA22.5 22.5ADCB BA15.5 15.5AD形式ORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV50A 56 68 76103121138B151719242631C28.538.544.566.582.594.5D314147698597●無接点タイプ(ZE135, ZE155,ZE175)形式ORV16ORV20ORV25ORV32ORV40ORV50A 56 68 76103121138B151719242631C31.541.547.569.585.597.5D 35 45 51 73 89101●有接点タイプ(ZE101,ZE102)●無接点タイプ(ZE135,ZE155,ZE175)5672014_10

Page 18:ABB部拡大図A部拡大図⑥①②③④⑤⑦⑳ ⑧⑨⑩⑪ ⑫⑬⑭⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑥②③⑩⑲スリット式ロッドレスシリンダ分解・組立図各部名称No. 名称①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑬エンドキャップRキャップカバーバンド止めピンスクレーパマウントカバーバンドガイドピストンヨークインナシールバンドアウタシールバンドマウントバンパエンドキャップLNo. 名称⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳六角穴付ボタンボルトシリンダバレルシムマグネットストリップマグネットシリンダガスケットピストンバンパピストンパッキンピストンインナバンドガイド⑱マグネット、⑳ピストンバンパ、インナバンドガイドは接着されてますので分解できません。⑥ORV構造図(小)① ② ③ ④ ⑤ ⑦⑳ ⑧ ⑨ ⑩ ⑬⑲5682014_10

Page 19:分解・組立要領と注意事項分解・組立⑧インナシールバンド、⑨アウタシールバンドに傷、打こん等を付けないでください。エア漏れの原因となります。警 告お願い1.六角棒スパナ2.小形マイナスドライバ3.ラジオペンチまたはピンセット4.ビニールシート注5.推奨グリース:リチウム石けん基No.2相当品注:インナシールバンドは側面エッジ部分が硬い物(金属、コンクリー等)に当ると変形してエア漏れの原因になります。分解、組立時はインナシールバンドが当ると考えられる箇所をビニールシートでカバーしてください。使用工具分解順序1 .②キャップカバーを、シリンダバレル側の爪に小形マイナスドライバ等を入れて回転させて取り外します。2 .⑧インナシールバンド、⑨アウタシールバンドを固定している③ピンをラジオペンチまたはピンセットではさんで抜きます。3 .エンドキャップ締め付け用の⑭ボルト3本を取り外します。4 .⑬(①)エンドキャップを⑮シリンダバレルより取り外します。5 .⑲シリンダガスケットを⑬(①)エンドキャップより取り外します。6 .反対側エンドキャップの⑲シリンダガスケットも同じ手順で取り外します。②③⑭ ⑨⑮⑬⑬⑲1.必ずエアの供給を完全に遮断して、製品および製品が接続されている配管内の圧力がゼロになったことを確認してから行なってください。2.組立後、製品にエアを供給する前に必ず部品組付とねじの締付を確認してください。3.部品には、角やエッジになった物が有りますので身体を傷つけないよう注意してください。また、必要に応じて保護手袋、保護メガネ等を着用して安全を確保してください。特に⑧インナシールバンドは、568ページB部拡大図の様に側面がエッジになっていますので十分に注意して扱ってください。●メンテナンスキットによる部品交換は、下記の分解順序及び組立順序にしたがって行なってください。5692014_10

Page 20:7 .⑨アウタシールバンドを⑦ピストンヨークと⑤マウントカバー④スクレーパの間より取り外します。8 .⑦ピストンヨークをスライドさせて、⑮シリンダバレルより取り外します。⑧インナシールバンドもシリンダバレルより同時に外れます。9 .⑧インナシールバンドを⑦ピストンヨークと⑥バンドガイド間より取り外します。10.ピストンパッキンをピストンより取り外します。11.ピストンを爪を広げて取り外します。12.⑥バンドガイド、⑯シム、④スクレーパを取り外します。バンドガイドはピストンを抜かないと取り外せません。13.⑤マウントカバーをマイナスドライバ等で爪のところを押して取り外します。分解順序④⑨⑧⑤ ⑦⑦⑧⑮⑧⑦⑥⑯④⑤参考:アウタシールバンド交換等で、⑤マウントカバーだけを取り外す場合は、スクレーパの中心部に小形マイナスドライバ等を入れて爪を押えると取り外すことができます。警 告 ⑧インナシールバンドは、側面がエッジになっていますので身体を傷つけないよう十分に注意して扱ってください。B部拡大図警 告 ⑧インナシールバンドは、側面がエッジになっていますので身体を傷つけないよう十分に注意して扱ってください。B部拡大図5702014_10