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【ユーザー事例】 ボルトに替わる締結部品 ワンタッチ着脱

事例紹介

『ワンタッチ着脱』を使って、段取り時間を15分から1分に短縮した事例をご紹介します。

『ワンタッチ着脱』はボルトの替わりに使用する締結部品です。
ボルトを使って取付け・取外しを行っていた箇所に置き換えることで、工具を使わず、ワンタッチで着脱できるようになります。

時間や労力を要する治具やアタッチメントの交換作業などが、驚くほど簡単に行えるようになります。
ここでは、ワンタッチ着脱を採用し、段取り改善をした企業様の事例をご覧いただけます。

このカタログについて

ドキュメント名 【ユーザー事例】 ボルトに替わる締結部品 ワンタッチ着脱
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 446Kb
取り扱い企業 株式会社イマオコーポレーション (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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ゲートカット用ユニットの 交換をワンタッチ化。 段取り時間を 15分から1分に短縮。 ノブの位置によって、 ユニットの固定状態が一目で確認できるので、 工場の安全にもつながっています。 パナソニックエコソリューションズ電材三重株式会社 部品事業推進部 上山 義之 様 上山 智久 様 《パナソニックエコソリューションズ電材三重株式会社》 三重県津市に本社を構える、住宅用インターホンや火災警報器等のシステム機器、センサ付配線器具やワイ ヤレススイッチ等のパワー機器のメーカー。高い技術力と、製品開発から組立までの一貫生産体制により、「安 心」「快適」「エコ」を実現する商品を提供している。
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採用箇所の詳細 - 今回サムターンクランパーを採用した箇所について教えてください。 私たち成形製造チームは、「外観部品」と呼ばれる商品のケースやカバーを射出成 形機を使って生産しています。 成形後の製品は、取出機によって取り出され、射出成形機の外へ運ばれます。その 後、製品の裏側にある「ゲート」と呼ばれる突起(成形時に樹脂が金型に流れ込 む入り口)をニッパーでカットします。 当工場では15台の射出成形機を使用しており、その内4台を専用機として使い、残 りの11台を汎用機として多品種少量生産のために使用しています。 汎用機では、成形する製品が変わる際には金型を交換する「型換え」が必要になり、 機械によっては月に50回以上の型換えが発生します。また、製品によってゲートの 位置が異なるため、型換えのたびにニッパーを交換したり位置を変更する必要があ ります。 以前は全ての製品に対応できる汎用タイプの外部ニッパーユニットを使っていたの ですが、ボルトを緩めてニッパーを交換したり位置を調整するのに多くの時間がか かっていました。 現在では、製品ごとに専用の「外部ニッパーユニット」(図1 青枠)を用意し、型 換えに合わせてこのユニットを交換しています。この外部ニッパーユニットの位置決 めと固定のために、イマオさんのサムターンクランパー(図1 赤枠)を使用してい ます。 取出機 図1
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導入効果 - サムターンクランパーを使うことでどのようなメリットが得られましたか? 外部ニッパーユニットの交換がワンタッチ化されたため、以前は15 ~ 30分かかっ ていたニッパーユニットの段取り作業が1分で完了するようになりました。 また、誰でも作業ができるようになったことも大きなメリットです。以前は製品ごと にニッパーを調整する必要があったので経験のある専任者しか作業ができなかった のですが、現在ではサムターンクランパーのノブを90度回転させてニッパーユニッ トを固定し、2本のエアチューブを継手に差し込むだけなので、誰でも簡単に段取り ができます。 最近の取出機はサーボ制御されているので、製品が変わる際はNCプログラムを変 更するだけで対応できます。これに加えてサムターンクランパーのおかげでニッパー ユニットの段取り作業も短時間で完了するようになりました。この2つが揃ったことで 型換えの際に機械が止まる時間が大幅に短縮され、生産性が格段に向上しました。 導入前の課題 - サムターンクランパーを社内改善に役立てて頂けたことがよく分かりました。 では、貴社が生産体制の改善をする上で最も重視されている課題は何ですか? 「段取り時間の短縮」、これが全てです。 今回対象になったゲートをカットする工程に関して言うと、ずっと以前は手作業で行っ ていました。ゲートが付いたままの製品を協力工場さんへ送り、そこで作業者の方々 がニッパーを使ってカットされていました。 それでは生産性が悪いということで、外部ニッパーユニットを使って自動化を図りま した。しかし、当初は汎用タイプのユニットだったため、型換えの度にボルトを緩め てニッパーを交換したり、長穴上でニッパーの位置を調整しなくてはならず、非常に 時間がかかっていました。 ロットが多い製品の場合は、一度型換えをすれば機械は長期間稼動するので良いの ですが、当社は少量生産の製品が数多く存在するため、型換えにかかる時間が長 いと機械の稼働率が低下してしまいます。 そこで、製品に合わせて外部ニッパーユニットを専用化し、製品が変わる際はユニッ トをまるごと交換することにしました。その際、交換作業をボルトで行っていては意 味が無いので、ボルトよりも素早く部品を固定できるサムターンクランパーを利用し ました。
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サムターンクランパーを知った経緯 - どうやって外部ニッパーユニットを固定する部品を探しましたか? 親会社であるパナソニックエコソリューションズの方に相談したところ、イマオさんを 紹介されました。 カタログを見ると「ワンタッチ着脱」というカテゴリーがあり、サムターンクランパー を始め様々な種類のワンタッチ締結部品が載っていました。その中から今回の用途 に最も適した部品を選定しました。 サムターンクランパーに求めた条件 - サムターンクランパーを選定した時の「条件」を教え てください。 最も重要だった条件は、「ワンタッチで部品を固定できる こと」でした。サムターンクランパーは指でノブを90度回 転させるだけで部品を締結できるので最適でした。クラン プ力が90Nと書かれていたので、しっかり固定できるとい う安心感もありました。 次に、部品自体の全長が短いことが重要でした。ニッパー ユニットは作業者が手で持って交換するので、軽量化は 必須です。そのため、締結部品を取り付けるプレートを サムターンクランパー 極力薄くする必要があったので、薄いプレートからはみ出 さない全長が短い物を探しました。 3つ目の条件は、ロックしていることが一目で分かることで した。サムターンクランパーはノブの位置を目で見れば ロックかアンロックかがすぐに分かります。作業者自身が 目視でロックしたことを確認できますし、万が一作業者が ロックし忘れても他者が離れた場所から確認することもで きます。
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サムターンクランパーの良い点 - サムターンクランパーを使った上での評価を教えてください。 外部ニッパーユニットの交換作業を「ワンタッチ化」することができたので、機械の 停止時間を大幅に短縮することができました。今では、汎用機として使用している 11台の射出成形機のうち6台でサムターンクランパーを活用しており、高い稼働率 を達成しています。(残りの5台はゲートの形状が異なるため対象外) また、作業を「見える化」できたことにも満足しています。当社の設備では、「ノブ が縦向きならロック / 横向きならアンロック」という様に、ニッパーユニットが確実 に固定されていることが作業者本人だけでなく第三者からも一目で確認できるの で、工場全体の安全につながっています。人が交換作業をする以上、固定し忘れる 可能性がゼロではないので、簡単に確認できるようにすることでリスクをゼロに近づ けることが大切です。 設計者へのアドバイス - 現在、サムターンクランパーの採用を検 討されている設計者に向けて、当製品を 使う上でのコツをお聞かせください。 今回の用途では、作業性を重視してサムター ンクランパー1本で5kg程度のニッパーユニッ トを支えることにしました。クランプ力に問題 は無いと思いましたが、より安全性を高める ために、支柱をコの字に切りかいて、そこ(図 2 赤枠部)にニッパーユニットを挿入し、 図2 回転止めと補助受けの役割を持たせました。 また、オススメなのが、イマオさんが実施されている「製品貸出しサービス」です。 製品を指定すれば実物を送ってくれるので、操作感やサイズを確認できます。サム ターンクランパーのように初めて使う製品の場合、カタログだけでは製品を十分に 理解することが難しいので、採用前に実物を操作できて助かりました。当社では、 社内の関係者にも実物を操作してもらい、全員が「これなら使えそう」と納得した 上で採用を決定しました。
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今後の期待 - イマオコーポレーションへの今後の期待をお聞かせください。 当社では今後も、作業時間や段取り時間を短縮することで生産体制の改善を行って いきます。そのためにイマオさんには現在のサムターンクランパーよりも、クランプ 力が高く、全長が短く、より明確にロック状態を認識できる締結部品を開発して頂き たいです。 クランプ力が200Nあり、現在と同等もしくはより短い全長の物があれば、採用箇所 が広がります。 また、例えば「アンロック状態だと部品の一部が赤色でロック状態になると青色に 変わる」といったように、色で確認ができると、より安全に使用できるので助かります。 今回採用された製品 QCTH0834-14 サムターンクランパー 7個 QCTH0834-B カムケース 6個 市場開発部 〒501-3954 岐阜県関市千疋 2002 TEL 0575-28-5802 FAX 0575-28-5812 qca-1602a