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WindowsPCを使用して、SPI,i2Cデバイスを制御可能。
SPIやI2Cデバイスの動作確認、デバッグ環境をWindowsPCで構築可能。
スクリプト言語のサポート、EEPROM用ユーティリティなどのアプリケーションを標準添付。
独自アプリケーション開発用のAPI、サンプルプログラムも標準添付。
簡易的な使用から、個々の環境に特化したシステム構築まで幅広い用途に対応可能。
このカタログについて
ドキュメント名 | USB接続SPI/I2C プロトコル・エミュレーター |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 394.8Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | ラトックシステム株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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USB to SPI/I2C Protocol Emulator
SPI/I2Cプロトコル・エミュレーターセット。SPIやI2Cの各種デバイスの動作確認、マイコンのファームウェアや
組み込み用SPI/I2Cデバイスのデバッグ環境がWindows環境で構築可能。
製品特徴
■便利なユーティリティ
デバイスに対するコマンドの送信、リザルトの受信が簡単な手順でおこな
えるユーティリティを標準添付。「デバイスの動作確認」「組込ソフトウェアの
開発支援」「生産ラインでの検査」等様々な用途でご使用いただけます。
また、デバイスへのアクセス手順を記述しておくことができる【スクリプトファ
イル実行機能】もサポート。(裏面に詳細)
■プログラム言語のサポート
Visual C++、Visual C#、Visual Basic用API、サンプルアプリケーションの
ソースコードを添付。様々なカスタマイズや、自作アプリケーション作成を
USB to SPI/I2C Protocol Emulator おこなう場合も、サンプルソースコードを基にプログラミング可能。
REX-USB61 ■接続デバイスへの駆動電源供給可能外部デバイスに対し、最大100mA(5V,3.3V)電源供給可能。
標準価格:¥19,800(税別) サンプルアプリケーション、ソースコード添付。
JAN:4949090600072 ■任意の信号電圧レベルに対応
1.8V~5Vの信号レベルに対応。
Windows 10、8.1、8、7、Vista、XP、2000 ※5V、3.3V以外の信号レベルを使用する場合は、本製品の電源端子に
※32ビット・64ビット両対応 使用する電圧を外部入力することが必要。
■SPIバス、I2Cバス両対応 ■ハウジング付きバラ線ケーブル標準添付
標準添付のユーティリティで簡単に切り替え可能。 ケーブルには2.54mmピッチのコンタクト付きケーブル標準添付。
■SPIバスモード ■ファームウェアのバージョンアップ可能
マスターモードに対応、最大周波数12MHz。SS(Slave Select)を 最新版のファームウェア、デバイスドライバー、ユーティリティなどを当社web
4ポート搭載。4台までのスレーブデバイスを接続可能。 からダウンロード可能。新機能の追加などをユーザーが作業できるので、常に
■I2Cバスモード 最新版の製品をご使用いただけます。
マスターモード、スレーブモードに対応。マスタークロックは47Hz~1MHzに ■有害6物質不使用
対応。ただし、400KHz以降は5Vのデバイス電源のみ対応。 鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDEの有害6物質を使用しておりません。
【接続例】 HDMI Receiver
DigitalTV組込 HDMI Video/Audio
ソフトウェア ※Multi Master mode
開発支援
I2C I2C
EDID FRAM マイコンボード
Emulator
・HDMI Receiver内の各レジスタの設定、読み出し。 Utility
・EDID、CEA-861 情報のset、読み出し。 USB Application
・Windows環境で様々な実験、評価をすることが可能。
REX-USB61
【ハードウェア仕様】 電源電圧 +5V( USB バスパワーから取得)
名称 SPI/I2Cプロトコルエミュレーター 消費電流 100mA
型番 REX-USB61 外形寸法 本体部57mm(L) x 75mm(W) x 18mm(H)
バスインタフェース USB2.0 Full Speed 重量 約60g(ケーブル含まず)
接続コネクタ USB Mini Bコネクタ 内容 REX-USB61本体、USB A-mini Bケーブル(約1m)、
SPI デバイスモード マスター SPI/I2Cばら線ケーブル、ソフトウェアCD-ROM 、保証書(1年間)
周波数(SCK) 1kHz~12MHz(本体内部コントローラーの計算近似値) 対応機種 USB ポートを装備したWindowsPC
バス幅 Single 【ソフトウェア仕様】
転送サイズ 8bit (固定) インストール用設定ファイル、 Windows 10/8.1/8/7/Vista用セットアップファイル
I2C デバイスモード マスター/スレーブ セットアップファイル Windows Vista(32bit)/XP/2000用設定ファイル
周波数(SCL) 100k/400k/1MH(z 400kHz超は5Vのみ) ユーティリティ SPI/I2C制御ユーティリティ、スクリプトファイル
47kHz~1MHz(本体内部コントローラーの計算近似値) サンプルプログラム SPI/I2C送受信サンプル、I2Cスレーブ用サンプル
通信モード Standard-Mode、Fast-Mode (VC++2010/2005/6.0、VB2010/2005/6.0、VC# 2010/2005)
アドレスモード 10bit/7bi(t スレーブモードでは7bitのみサポート) ライブラリ SPI/I2C機器制御用ライブラリ、VC用ヘッダファイル、
デバイスへの電源供給 3.3V/5.0V (max100mA) VB用標準モジュール、VB用コードファイル
インターフェイス電源 REX-USB61から供給時:3.3V/5.0V ActiveXコントロール ActiveXコントロール
外部に駆動電源を持つ場合:1.8V~5.0V(任意) アンインストールユーティリティ INF削除ユーティリティ(Windows Vista(32bit)/XP/2000)
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USB to SPI/I2C Protocol Emulator REX-USB61
REX-USB61使用例(RTCデバイスのスクリプト制御)
REX-USB61ではスクリプト言語環境を提供しております。
アプリケーション開発前の簡易的な動作確認から、デバイスの量産テストなどの本格的な運用まで。
幅広い用途の使用環境を、簡単、短時間で構築することが可能となります。
右の画面はRTC(Real-Time clock) デバイスを添付の
アプリケーションよりスクリプトで制御している例です。
① 時刻を初期化して時計をスタートさせ、
② 5秒毎に時計の値を読み出しています。
以上をスクリプト言語で記述し実行すると、
③ 読み出した時刻のBCDデータが[Transfer Log]の
[data]部分に表示されているのが確認できます。
このように、デバイスの反応や動作を少しずつ確認しながら
デバッグ作業をおこなうことが可能となります。
ユーティリティ
[SPI/I2C 制御ユーティリティ]
SPIまたはI2Cインターフェイスを持ったターゲット機器を制御する
ための以下の機能を持ちます。
・SPIデバイスの制御(マスター動作) ・PORTピンの制御
・I2Cデバイスの制御(マスター/スレーブ動作)
・PORTピンの制御 ・各種設定値のRead/Write
・設定ファイルの保存(BINファイル形式) ・設定ファイルのロード
・ログファイルの保存(CSVファイル形式)
[EEPROM用ユーティリティ]
SPI/I2C Serial EEPROM/Flash ROM制御用するプログラムで、
以下の機能を備えます。
・EEPROMからローカルメモリーへデータの読出し
・ローカルメモリー上のEEPROMデータのファイルへの書き出し
・EEEPROMデータファイルからローカルメモリーへ読み込み
・ローカルメモリーからEEPROMへのデータの書込み
・バイナリー編集機能 ▲EEPROM用ユーティリティ
サンプルプログラム
[SPI/I2C マスター用 EEPROM Read/Write サンプルプログラム]
SPI または I2Cインターフェイスを持ったEEPROMに対して、
データのRead/Write をおこないます。
[I2Cスレーブ用サンプルプログラム]
REX-USB61をI2Cスレーブデバイスとして動作させることが
可能です。
▲I2Cスレーブ用サンプルプログラム
注意:正しく安全にお使いいただくため、ご使用前に必ずマニュアルをよくお読みください。
●本製品は国内仕様となっており、海外での保守およびサポートについては行っておりません。●記載されている名称・商品名は各社の商標または登録商標です。ただし、本文中には“R”および“TM”マークは明記しておりません。
●予告なく外観または仕様の一部を変更することがあります。●表示価格には消費税は含まれておりません。●"REX"は株式会社リコーが商標権を所有していますが、弊社は使用許諾契約により本商標の使用を認められています。
●資料のご請求、お問い合わせは 開発者支援サイト ラトックe2eストア
ラトックシステム株式会社 〒556-0012 大阪市浪速区敷津東1-6-14 朝日なんばビル
システムソリューション事業部 TEL.06-6633-5768(代) FAX.06-6633-8285
ラトックシステム株式会社URL http:/ /www.ratocsystems.com/ ※最新情報は弊社HPをご覧ください。
※本カタログの情報は2017年8月現在のものです。