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開発を進めるプレイヤーと将来展望とは?
掲載内容
◆⾃動運転とは?
◆⾃動運転におけるレベルの定義
◆⾃動運転の歴史
◆⽇本における実⽤化の時期は?⾃動運転の現状と最新動向について
◆⾃動運転のメリット・利点
◆⾃動運転のデメリット・課題・問題点
◆⽇本の⾃動⾞メーカー
◆世界が注⽬するスタートアップ⾃動運転メーカー
◆まとめ
◆詳細はカタログをダウンロードしご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
このカタログについて
| ドキュメント名 | ⾃動運転技術の概要と市場動向 |
|---|---|
| ドキュメント種別 | その他 |
| ファイルサイズ | 6.1Mb |
| 登録カテゴリ | |
| 取り扱い企業 | ストックマーク株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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⾃動運転技術の概要と市場動向
開発を進めるプレイヤーと将来展望とは?
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⽬次
• ⾃動運転とは?
• ⾃動運転におけるレベルの定義
• ⾃動運転の歴史
• ⽇本における実⽤化の時期は?⾃動運転の現状と最新動向について
• ⾃動運転のメリット・利点
• ⾃動運転のデメリット・課題・問題点
• ⽇本の⾃動⾞メーカー
• 世界が注⽬するスタートアップ⾃動運転メーカー
• まとめ
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はじめに
2023年5⽉に国内で初めて⾃動運転レベル4のサービスが開始され、完全⾃動運転とされるレベル
5も、あと数年で実現されるといわれている。もはやこれは夢物語ではなく、近い未来に迫る現実
なのだ。
本記事では、⾃動運転の概要と歴史、国内の最新動向について解説したい。
※本資料は、ストックマーク株式会社が運営するオウンドメディア coevo(コエボ)に公開した
『⾃動運転とは?⽇本では現状どこまで進んでいる?メリットやデメリットを解説』
『⾃動運転に取り組むメーカーはどこ?⽇本や世界のメーカーの特徴を解説』を
まとめた資料です。
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⾃動運転とは?
⾃動運転とは、ドライバーによる操作や操縦を必要とせずに⾃動 ⾃動運転技術というと、⾃家⽤⾞の⽂脈で使われることが多いが、
的に⾞が⾛⾏・停⽌などを⾏う技術のことを指す。英語では 近年は⾃動運転レベルが⾼まってきた背景もあって、シャトルバ
「Autonomous」「Self-driving」とも。国⼟交通省では、⾃動運 ス、タクシーなどの無⼈⾛⾏や配送ロボットの無⼈稼働も兼ねた、
転を「運転者ではなくシステムが、運転操作に関わる認知、予測、 より広義的な⽤語になっている。
判断、操作の全てを代替して⾏い、⾞両を⾃動で⾛らせるこ
と。」と定義している。
⾃動運転の技術は、かねてから「ゆりかもめ」や「ポートライナ
ー」などの鉄道や、航空機のオートパイロットシステムなどに導
⼊されてきたが、近年は⾃動⾞への応⽤が期待されるようになっ
ている。
CASEとは何か?⾃動⾞業界の未来を担う戦略!
各メーカーの取り組みを解説!
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⾃動運転とADASの違い
⾃動運転に似た概念にADASがある。 AEBS (衝突被害軽減ブレーキ) pipipipi..
ADASはAdvanced Driver-Assistance Systems(先
進運転⽀援システム)の略で、ドライバーの運転をサ
ポートするさまざまなシステムを包括した概念だ。 ブレーキ 警告
代表的な機能として、AEBS(衝突被害軽減ブレー
キ)やFCW(前⽅衝突警告)、NV/PD(歩⾏者検 FCW (前⽅衝突警告) !!
知)などが知られている。
!
⾃動運転との決定的な違いは、ADASがサポート技術
であるのにたいし、⾃動運転はドライバーによる操作
や操縦を必要としないことである。つまり、ADASは NV/PD (歩⾏者検知)
⾃動運転レベル1〜2で使⽤される技術といってもいい
だろう。 !
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⾃動運転におけるレベルの定義
⾃動運転技術は、レベル0からレベル5までの6段階でレベル分けさ レベル1、レベル2が搭載されている市販⾞は、すでに広く流通し
れている。数字が⼤きくなるほど⾃動化レベルが上がり、最⼤の ている。レベル3は数が少なく⼀般的に普及しているとは⾔い難い。
レベル5は完全⾃動運転を指す。レベルの定義は複数存在するが、 ちなみに、世界初のレベル3の市販⾞はホンダの「レジェンド」で、
最も世界で普及しているのがアメリカのSAE International(⾃動 2021年に法⼈リース専⽤として100台限定で販売されている。
⾞技術者協会、以下SAE)の規格だ。
現在、⽇本を含む⼀部の国でレベル4まで実⽤化されている。
レベル 運転主体 概要
アメリカでは2018年にWaymo(ウェイモ)が⾃動運転タクシーの
0
運転⾃動化なし 運転者がすべての運転タスクを実施 有償サービスをアリゾナ州で開始している。中国では2021年に百
1 アクセル・ブレーキ操作またはハンドル操作のどちら
運転 度(バイドゥ)が北京市で⾃動運転タクシーの運⾏を開始。その
運転⽀援 かが、部分的に⾃動化された状態
⽀援
(ADAS) 後、提供地域を拡⼤し10都市以上に展開中だ。
2 ヒト アクセル・ブレーキ操作およびハンドル操作の両⽅が、
部分運転⾃動化 部分的に⾃動化された状態
3 限定条件下でシステムが全ての運転タスクを実⾏
条件付運転⾃動化 (作動継続が困難な場合は運転者が対応)
⾃動 ⾃動運転レベル分けの定義⼀覧|
4 運転
⾼度運転⾃動化 限定条件下でシステムが全ての運転タスクを実⾏ (AD) 完全⾃動運転レベル5はいつ実現
するのか?
5 システム
完全運転⾃動化 システムが全ての運転タスクを実施
5
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⾃動運転の歴史
⾃動運転の起源は定かではないが、1939年に⾏われ 1980年にはドイツのメルセデス・ベンツも積極的に
たニューヨーク万国博覧会でゼネラルモーターズ(以 1980年 ⾃動運転技術の開発に取り組みはじめ、各国で⾃動
1939年
下GM)が発表した⾃動運転構想「フューチュラマ 運転技術の研究が加速する。
(Futurama)」といわれている。
2009 年 に は ZMP が 最 初 の ロ ボ ッ ト カ ー
1950 1950年代には、同じくGMが誘導ケーブルを使った⾃ 「RoboCar1/10」の販売を開始した。さらに同年に
年
動運転技術を開発したが、実⽤化には⾄らなかった。 2009年 Googleが⾃動運転プロジェクト「Self Driving Car
Project」を発表。この取り組みは、結果的に先に述
⽇本では、1960年代に通商産業省⼯業技術院機械試 べたWaymoが⾏っている功績として実を結ぶ。
1960年 験所が研究を開始。
2010年前後には⾃動運転技術に関するスタートアッ
1977年には当時、⼯業技術院の機械技術研究所に所 2010年 プが次々に設⽴され、2016年にはSAEによって、⾃
1977年 属していた津川定之教授らによって、公道を⾛⾏する 動運転のレベルが定義された。
ことを想定した⾃動運転⾞が⽇本で初めて開発された。
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⽇本における実⽤化の時期は?⾃動運転の現状と最新動向について
世界初の⾃動運転⾞を開発した⽇本だが、実⽤化においてはやや また、2022年4⽉にはレベル4の⾃動運転(特定⾃動運⾏)の許
出遅れる格好となった。 可制度の創設に関して道路交通法の⼀部を改正する法律が公布さ
2018年に国⼟交通省が、⾃動運転の実⽤化に向けて「⾃動運転に れ、2023年4⽉に施⾏された。
係る制度整備⼤綱」を策定。2020年には、道路交通法・道路運送 2023年5⽉に福井県永平寺町で⼀般道での運⾏サービスが開始。
⾞両法が改正され、これによってレベル3の⾃動運転⾞が⾼速道 また⻑野県塩尻市では⾃動運転レベル4のEVバスの実証実験が開
路など特定条件下における公道での⾛⾏が可能となった。 始された。また、政府は2025年までに⾼速道路におけるレベル4
での⾃動運転の解禁を⽬指すと発表している。
しかしながら、レベル5の⾃動運転については実証実験段階であ
り、具体的な⽬標は設定されていない。
⾃動運転に取り組むメーカーはどこ?
⽇本や世界のメーカーの特徴を解説
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⾃動運転のメリット・利点
⾃動運転技術が進むと、利⽤者および社会にどのようなメリットがあるのだろうか。
01 運転負荷の軽減 02 交通事故の減少
⾃動運転で最も連想しやすいメリットではないだろうか。 2022年度の交通事故総合分析センター(ITARDA)のデ
たとえば、実⽤化が進みつつあるレベル4は、⾃動⾞専 ータによれば、交通事故の発⽣要因の80%近くがヒュー
⽤道路や特定の路線、低速⾛⾏地域など限定された条件 マンエラーとされている。物理的に考えれば、減速や停
で全ての運転操作が⾃動になる。 ⽌などの判断が⾃動化されるだけで、交通事故の数は減
ドライバーは⾁体的な疲労や精神的ストレスが⼤幅に軽 少するといえる。
減され、より⻑距離の運転が可能となる。 現在では、すでにNV/PD(歩⾏者検知)やAEBS(衝突
被害軽減ブレーキ)といった運転⽀援システムもあるが、
将来、ビッグデータの活⽤によって潜在的な危険箇所を
特定し、その場所に近づいたら⾃動減速するような技術
によって、前もって事故を予測することも可能となるだ
ろう。
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⾃動運転のメリット・利点
03 渋滞の緩和 04 地域公共交通の維持
⾃動運転では、ビッグデータの収集、AIによる解析によ レベル5が実現すれば、システムが運転を完全制御する
ってリアルタイムで道路混雑状況を把握し、最適で効率 ようになるため、ドライバーが不要となる。現在、過疎
的なルートを瞬時に判断してくれる。さらに、それだけ 地域における公共交通の存続が危ぶまれているが、⾃動
ではなく速度や⾞間距離の調整を⾏うことで、渋滞の発 運転技術によって維持できる可能性は上がるだろう。ま
⽣を未然に防ぐ役割を担うことも可能となる。 た、交通インフラが安定するため、観光需要も⾼まって、
中⻑期的には地域活性の⼀助にもなるとされる。
♪
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⾃動運転のデメリット・課題・問題点
⼀⽅で、⾃動運転は発展途上の技術であり、法整備が追いついていない、通信障害による事故リスクなど、さまざまな課題や問題点
が残っている。
01 システムトラブルや 0 事故による
通信障害のリスク 2 責任の所在が不明瞭 03 運転⼿の
雇⽤への影響
⾃動運転は通信やGPSなどの技術に ⾃動運転⾞で事故を起こした場合の責任の所在は、各国 ⾃動運転レベル4、レベル5となれば、
よって⽀えられている。天候や災害 とも議論を進めている状況だ。2024年8⽉現在、⽇本で ドライバーの役割は⼤きく変わるこ
などによって正常に作動しなくなる は従来の⾃動⾞同様に運⾏供⽤者責任を維持する⽅向で ととなる。これは、免許を持ってい
リスクはゼロではない。また、悪意 検討をしている。ただし、外部からのジャミングやハッ れば運転技術に関係なく、誰でも⾃
ある電波⼲渉やハッキングなどによ キングなどがあった場合には、⾃動⾞の保有者は責任を 動⾞を操縦できる明るい未来ともい
って操作不能になることも考えられ 負わないとしている。しかし、適切なセキュリティ対策 えるが、同時に運転⼿の雇⽤への影
る。 を講じていなかった場合には保守点検義務違反となり、 響は計り知れない。
運⾏供⽤者責任にあたる。
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⽇本の⾃動運転メーカー
ホンダとトヨタ⾃動⾞、⽇産は、⽇本を代表する⾃動⾞メーカーとして、いずれも⾃動運転技術の研究開発に注⼒している。それ
ぞれのアプローチは異なるが、共に未来のモビリティ社会を牽引する存在として期待されている。
ホンダ トヨタ自動車 日産
ホンダは、世界初のレベル3⾃動運転市販⾞ トヨタは⾃動運転分野での公道実証実績こそ ⽇産は、⾃動運転技術の開発において先駆的
を実現した先進企業である。これまで⾃動運 少ないものの、その圧倒的な技術⼒と開発リ な役割を果たしてきたメーカーである。その
転技術の分野では⽬⽴った存在ではなかった ソースを背景に着実に進化を遂げている。代 象徴的な存在が、2016年に発売された「プ
が、2021年に発表したレベル3⾃動運転⾞ 表的なプロジェクトである「e-Palette(イ ロパイロット」だ。この技術は、⾼速道路に
「トラフィックジャムパイロット」を搭載し ー・パレット)」は、⾃動運転⾞を活⽤した おける運転⽀援機能として広く受け⼊れられ、
た新型LEGEND(レジェンド)で⼀気に注 次世代のモビリティサービスで、商業施設や 現在ではさらに進化した「プロパイロット
⽬を集めた。このシステムは、⾼速道路での イベント会場での実証実験を開始している。 2.0」が提供されている。このバージョンで
渋滞時において、ドライバーに代わって⾞が は、⾼速道路でのハンズオフ運転や⾃動⾞線
加速・減速・ハンドル操作を⾃律的に⾏うこ また、トヨタは⾃動運転技術の基盤構築に注 変更といった⾼度な機能が追加され、利便性
とを可能にしている。 ⼒しており、⽶国に設⽴したTRI(トヨタ・ が向上した。
リサーチ・インスティテュート)や、⽇本国
特に、運転中にドライバーが⼿を離したり、 内のウーブン・バイ・トヨタが中⼼となって また、⽇産はAI技術とセンサー技術の融合に
視線を道路以外に向けたりできるという点で 研究開発を進めている。AMP(⾃動地図⽣ 注⼒しており、これにより精度の⾼い運転⽀
⼤きな⾰新をもたらした。ホンダはこの技術 成プラットフォーム)などの技術は、正確な 援を実現している。さらに、国内外での実証
を通じ、安全性向上とストレス軽減を⽬指し 地図データの⽣成と運⽤を⽀える重要な要素 実験や企業とのパートナーシップを通じ、技
ている。 となっており、未来のモビリティ社会実現に 術の実⽤化を積極的に推進。⾃動運転分野に
向けた取り組みの⼀環として注⽬されている。 おいて確固たる地位を築いている。
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世界が注⽬するスタートアップ⾃動運転メーカー
⾃動運転技術の分野では、⼤⼿⾃動⾞メーカーだけでなく、⾰新的なスタートアップも注⽬を集めている。その中でも、アメリカ
を拠点とするWaymo(ウェイモ)や⽇本のTuring(チューリング)は、業界の最前線で活躍する代表的な存在だ。
Waymo Turing
Waymoは、2016年にGoogleの親会社であるAlphabet(アルファ TURINGは、完全⾃動運転⾞両の開発を⽬指す⽇本のスタートア
ベット)の傘下で独⽴した⾃動運転開発企業である。同社は、⾃ ップである。2022年10⽉、北海道⼀周約1,480kmのうち約95%を
動運転システム「Waymo Driver」の開発を中⼼に、⾃動運転タク ⾃動運転モードで⾛⾏する実証実験を成功させた。
シーの実⽤化に取り組んでいる。⾃動運転技術の実証に積極的で
あるアリゾナ州のフェニックスをサービス拠点とし、2018年から また、国内⽣成AI開発プロジェクト「GENIAC」に採択され、あら
⼀部ユーザーを対象に商⽤化を開始。Waymoは、⾃動運転の社会 ゆる運転環境で⼈間の運転を完全に代替するためのマルチモーダ
実装をリードする存在として、他社を圧倒する技術⼒を誇ってい ル基盤モデルの開発を推進している。 同社は、カメラ画像から
る。 End-to-Endで直接運転指⽰を⾏う⾼度な⾃動運転AIを開発してお
り、2030年までに完全⾃動運転⾞両の実現を⽬指している。
「We Overtake Tesla」をミッションに掲げ、技術⾰新を続けてい
る。
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まとめ
完全⾃動運転とされるレベル5の実⽤化は⼈類未到の地だ。しか
し、実現するとなれば、まさに⾞そのものの概念が崩れるよう
な変化が起こるだろう。それこそ新たなマーケットが⽣まれる
ことも想定される。
AIや通信といった関連技術だけでなく、それ以外の業界・業種
も参⼊の余地があるかもしれない。この機会に⾃動運転の最新
トレンドをウォッチし、⾃社の事業展開に活かしてほしい。
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