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からくりシリーズのご紹介
ぜんまいの力を動力源としてからくり機構をとりいれた改善活動に活用いただけます。
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このカタログについて
ドキュメント名 | からくりシリーズ |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 遠藤工業株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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KARAKURI SERIES
からくり商品
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からくり商品ラインナップ
ぜんまいモータ・・・・P.03
ぜんまいモータ
ZS/ZWシリーズ オプション
四角バランサー・・・・P.09
四角バランサー
BSシリーズ SBSシリーズ
01 KARAKURI SERIES
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KARAKURI SERIES
現場の作業改善
-からくり-でENDOが
選ばれる“ワケ”
ENDOのスプリングバランサーはぜんまいを
動力源とする機械です。
ぜんまい(ぜんまいばね・渦巻ばね)の伸縮する
力は電気や圧縮空気を必要としないエコな動
力として作業改善の現場でも活躍しています。
同じくぜんまいと似たエコな動力源にはコイ
ルスプリングや重り(カウンターウェイト)が
あります。
しかし、重りやコイルスプリングは一定の能力
しか出ず、細かな調整が必要なからくりを用
いた装置では調整時に荷重の追加や付け替
えといった手間を要します。
一方、ぜんまいを使用したスプリングバラン
サーやぜんまいモーターは能力の調整に優れ
ており、簡単かつ正確に張力を調整できるた
めENDOの商品は多くのカイゼン活動に選ば
れております。
KARAKURI SERIES 02
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ぜんまいモータ ZENMAI MOTOR
軸を回転させることによりぜんまいにエネルギーが蓄えられます。
蓄えられたエネルギーが開放されることにより動力となります。
1 構造
ぜんまいモータは、大きく分けると次の五つの要素で構成されています。
1 ケース
ぜんまいを格納しているケースです。
2 逆巻防止機構
ぜんまいが巻き戻され、巻き数がゼ
ロになったとき、ぜんまいが逆側
に巻かれる事を防止します。
3 軸
回転によってぜんまいの動力を伝え
ます。(オプション)
4 過巻防止機構
ぜんまいを最大回転数以上に巻い
てしまったときの破損防止機構です。
5 ぜんまい
駆動の源となるぜんまいです。
逆巻防止機構
巻き締めを解放したぜんまいを巻締方向と逆方向に無理に回すことによって起こる破損を防ぎます。
◎ワンウェイクラッチ
ぜんまいの巻締方向と逆方向の回転では軸はフリーで回転 ぜんまいの巻き締めが解放された後、軸は慣性で回り続けます。
します。 この慣性力を更なる動力として使うことも可能です。
過巻防止機構 ※無負荷の状態でぜんまいを解放しないでく
ださい。急激なぜんまいの解放はぜんまい
の破損に繋がります。
ぜんまいを最大回転数より多く巻き過ぎてしまうことで ※過巻防止装置を常用する使い方はしないで
起こる破損を防ぎます。 ください。最大回転数以上にぜんまいを巻
いて過巻防止装置が作動した場合、カチカ
ぜんまいを過剰に巻き締 チと音がします。
めた場合、ぜんまいの伸縮
によりぜんまいの端末が
ケース内で移動します。
03 KARAKURI SERIES
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2 応用例
搬送台車
台車の車軸にぜんまいモータを組み付け、車軸の動きに合わせてぜんまいモータの巻締・解放をさせると、台車はぜん
まいモータの動作と連動して自動で前進や後退できるようになります。
(例:コンベヤや作業者の動きを利用しての巻締・解放、負荷を利用しての巻締・解放)
運搬台車
部品箱
ぜんまいモータ
仮想組立ラインB 仮想組立ラインA
走行レール
(応用例)搬送物の自重を利用してぜんまいモータを巻締め、搬送物を
取り除くとぜんまいモータが解放される台車
ターンテーブル
ターンテーブルの軸にぜんまいモータを組み付けると、方向転換をしたテーブルが自動で元の位置に戻ります。
ぜんまいモータ
スイングゲート
ターンテーブルの仕組みを応用して、ぜんまいモータに軸とゲート、制動ユニット(P.5参照)を組み付けると手動のス
イングゲートになります。制動ユニットの働きで開放後にゆっくりと戻るので後続する通行者のゲートへの衝突トラ
ブルを防ぎます。
KARAKURI SERIES 04
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3 オプション
制動ユニット 軸受ユニット
オイルダンパーの抵抗を使用して、軸の回転速度を減速 ぜんまいモータに取り付ける軸のラジアル荷重を強化
させるためのユニットです。 させるためのユニットです。
制動ユニットが
台車の戻り速度を落とし、 軸受ユニットが
安全な環境を作ります。 台車の強度を高めます。
車輪セット オプション組付例
軸受ユニットとセットで使える車輪です。
[車輪サイズ]
■ φ150㎜
■ φ200㎜
■ φ250㎜
片軸/両軸一式
片軸一式 両軸一式 品番 品名 適用型式
軸、セットカラー、キーを含みます。 軸、セットカラー、キーを含みます。 LBP001953 片軸一式
ZSタイプ
LBP001954 両軸一式
107(ZS)/133(ZW) 140(ZS)/166(ZW)
LBP001955 片軸一式
ZWタイプ
LBP001956 両軸一式
軸 軸
セットカラーのみ
品番 品名
キー セットカラー(2個)
セットカラー セットカラー キー LBP001975 (止ネジ4個付)
05 KARAKURI SERIES
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4 取り付け方法
本体の固定は、本体側面の溝※1または、本体フランジ面のM5ボルト穴※2を利用して固定してください。溝に挿入する
コマについては、市販のアルミフレーム用先入れナット(溝幅8mm用)を推奨します。
+ =
アルミフレーム用先入れナット ボルト ※1
※2
名 称 ネジサイズ 品番 入数
アルミフレーム用 M5 LBP001973 10
先入れナット M6 LBP001974 10
※アルミフレーム用先入れナットはオプション品です。
5 仕様
型式 最大トルク 最大回転数 本体質量
ZS-02 0.2N・m 27回転
1.2kg
ZS-05 0.5N・m 20回転
ZSシリーズ
ZS-08 0.8N・m 15回転
ZS-16 1.6N・m 12回転 1.3kg
ZS-24 2.4N・m 10回転
ZW-16 1.6N・m 15回転
ZWシリーズ ZW-32 3.2N・m 12回転 2.3kg
ZW-48 4.8N・m 10回転
KARAKURI SERIES 06
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6 外形寸法
ZSシリーズ
ZSシリーズ 片軸組付図 ZSシリーズ 両軸組付図
※軸について:オプション以外の軸を使用・製作される場合は、下記の仕様のものを使用・製作してください。
直径:φ12 h6 0-0.0 1 1 / 表面硬度:HRC58~64 / 表面粗さ:Ra0.4
ZWシリーズ
ZWシリーズ 片軸組付図 ZWシリーズ 両軸組付図
※軸について:オプション以外の軸を使用・製作される場合は、下記の仕様のものを使用・製作してください。
直径:φ12 h6 0-0.0 1 1 / 表面硬度:HRC58~64 / 表面粗さ:Ra0.4
07 KARAKURI SERIES
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7 トルクカーブ
下記グラフを参考に初期巻きなどの設定をおこなってください。
ZS-02 ZS-05
締め
巻き 巻き
締め
巻き戻
し
巻き戻
し
回転数(回) 回転数(回)
ZS-08、ZW-16 ZS-16、ZW-32
ZS-08 ZW-16 ZS-16 ZW-32
め
巻き
締
巻き締
め
し
巻き
戻
巻き戻し
回転数(回) 回転数(回)
ZS-24、ZW-48
ZS-24 ZW-48
め
巻き締
巻き戻
し
回転数(回)
※商品の特性により、トルクがゼロの状態でもぜんまいが戻りきらず、グラフの破線部分では使用できない場合があります。
※最大回転数よりも余裕をみてご使用ください。余裕が少ない状態でのご使用はぜんまいの寿命を早める原因となります。
KARAKURI SERIES 08
トルク(N・m)
トルク(N・m) トルク(N・m)
トルク(N・m)
トルク(N・m)
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四角バランサSーQUARE BALANCER / SQUARE REEL
装置への取り付け時の作業性・メンテナンス性・安全性を重視した
新たな形状のスプリングバランサーです。
■外観形状を四角にしたことで、
取り付け位置や角度が
より自由になりました。
■本体に取り付け穴を多数配置 ■両面からの張力調整が可能(張力増)
2本のM5ボルトで簡単に固定できます。
本体両面の張力調整穴で
BSシリーズは 取り付け後の調整が
全面17箇所 より簡単になります。
SBSシリーズは ■レバーで安全簡単
5面10箇所 調整(張力減)
レバーを使用して簡単かつ安全に
張力を弱めることができます。
■ワイヤタイプとナイロンロープタイプが選べます
強度に優れたワイヤロープと
柔軟性に優れた
ナイロンロープから選べます。
09 KARAKURI SERIES
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1 仕様
四角バランサー
BSシリーズ SBS(小型)シリーズ
末尾Wの型式はワイヤロープタイプ、末尾Nの型式はナイロンロープタイプです。
D
B C 型 式 容 量 ストローク A B C D E
(kg) (m) (mm)(mm)(mm)(mm)(mm)
BS3W 1.5-3.0 1.3
BS3N
A E BS5W 3.0-5.0 1.3 144 144 73 120 80
BS5N
BS7W 5.0-7.0 1.3
BS7N
SBS3W 1.5-3.0 0.5
SBS3N 98 98 57 86 60
SBS5W 3.0-5.0 0.5
SBS5N
2 応用例
ワークの持上げ補助 搬送シューター
シーソーの構造に四角バランサーを組み込むと、ワーク パイプシューターに昇降部を設けて四角バランサーを
の荷重差を利用してシーソーを自動で元の位置に戻す 組み込むと、部品箱の荷重差を利用した自動のリフト
ことが出来ます。 になります。
腰が痛い…
ワークが流れてシーソーに乗ると、
ワークの重みでシーソーが傾いて
ワークが立つ。
ワークを外した後は、
四角バランサーの張力で
元の位置に戻る。
KARAKURI SERIES 10
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遠藤工業株式会社
全国5都市に営業部・営業所を開設しており、
地域に密着したサポートを行っております。
本社営業部
大阪営業部 東京営業部
九州営業所
名古屋営業所
からくり製品を使ったデモ機を展示しております。お気軽にお問合せください。
本社営業部 テクニカルセンター 名古屋営業所 T-ROOM NAGOYA 九州営業所 T-ROOM HAKATA
ホームページアドレス http://www.endo-kogyo.co.jp KARAKURI SERIES
遠藤工業株式会社
本社営業部 新潟県燕市秋葉町3丁目14番7号
〒959-1261 TEL(0256)62-5133 FAX(0256)62-5772
東京営業部 東京都千代田区神田東松下町12-2 JBSL神田ビル2F
〒101-0042 TEL(03)5295-3711 FAX(03)5295-3717
大阪営業部 大阪市浪速区幸町2丁目3番14号 ダイトービル3F
〒556-0021 TEL(06)6568-1571 FAX(06)6568-1573
名古屋営業所 愛知県名古屋市中区大須1丁目7番14号 パークIMビル3F
〒460-0011 TEL(052)253-6231 FAX(052)253-6240
九州営業所 福岡市博多区博多駅東3丁目11番15号 文喜ビル3F
〒812-0013 TEL(092)412-5281 FAX(092)412-5280
※当カタログ記載の商品は性能向上の為、予告なく変更することがあります。※当カタログの作成に際してあらゆる注意を払いましたが、弊社は誤記、脱漏に関して責任を負いません。 2023年2月に印刷しました。 EC-90C 500 N