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モジュール式のHPアディティブマニュファクチャリング部品でAMRの軽量化と柔軟性を向上
HP Multi Jet Fusionテクノロジーを活用することで、Waitkus360°社はAMRコンポーネントの設計・製造方法を変革しました。アディティブマニュファクチャリング技術による軽量化により、エネルギー効率が改善され、より大きな荷物を運べるようになりました。生産時間の短縮により、お客様のニーズに迅速な対応が可能となり、不要な組立工程を排除したことで複雑さが軽減され、全体的な信頼性が向上しました。
このカタログについて
| ドキュメント名 | 工場内物流でのHP Jet Fusion活用事例 ( Waitkus360° ) |
|---|---|
| ドキュメント種別 | 事例紹介 |
| ファイルサイズ | 1.4Mb |
| 取り扱い企業 | 株式会社日本HP (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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HP 3Dプリンティングお客様導入事例 | Waitkus360°
Waitkus360° モジュール式のHPアディティ ブマニュ
ファクチャリング部品でAMRの軽量化と柔軟性を向上
データ提供: Waitkus360º
業界 業種
産業 ロボット
目的 アプローチ
機能性と設計の自由度を両立し、柔軟かつ効果的な Waitkus360°は、HP Multi Jet Fusionテクノロジーを採
部品の製造 用し、設計、検証、テストを行い、最終的に効率的な部
品を製造
テクノロジーおよびソリューション 材料
HP Multi Jet Fusion テクノロジーHP Multi Jet Fusion HP 3D High Reusability(HR)PA 11
5600 / 4200シリーズ 3Dプリンティングソリューション HP 3D High Reusability(HR)PA 12 GB
HP 3D High Reusability(HR)PA 12(Evonik社製)
HP 3D HR PA 12用のESDプリントモード(Evonik社製)
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HP 3Dプリンティングお客様導入事例 | Waitkus360°
会社概要
Waitkus360°は2007年にドイツで設立された有限会社です。テクノロジーの専門家として、
将来を見据えた多様なサービスと、戦略的なコンサルティングを提供しています。
「一貫性、課題解決志向、かつ顧客中心主義であると同時に、人間味があり、現実的で、
誠実であること」を理念としています。
課題 データ提供: Waitkus360º
自律型移動ロボット(AMR)は、資材運搬の効率化、手作業を削減、複雑な環境にも柔軟に対応
することで、倉庫の自動化を革新しています。固定経路型AGVとは異なり、AMRはセンサーとAIを活
用して柔軟なナビゲーションを実現するため、コンテナの輸送、コンベア間の移送管理、または機械
への積載作業などにおけるロボットアームの活用に最適化されています。
拡張性があり、カスタマイズ可能なソリューションへの需要が高まる中、OEMがAMRのエンジニアリ
ングと最終的な製造において競争優位性を確立するためには、モジュール性、開発スピード、設計
の自由度といった特性が重要となります。
Waitkus社は自律移動ロボット向けに様 々な輸送タスクに対応可能な適応型トップの開発という課
題に直面しました。これらのAMRは、異なる形状のコンテナ(例:KLT、箱、トレイなど)の輸送な
ど、多様なアプリケーションに対応する必要があり、リフティング軸やコンベア技術を搭載すること
で、大規模な倉庫構造や転送プロセスへのシームレスな統合を実現することが求められます。
さらに、一部のAMRは、機械の積込みや検査作業を処理できる協働ロボット(コボット)に対応す
る必要があり、これにより設計の複雑さが増します。
主な課題の一つは、強度と安定性を損なわずにAMR構造の重量を削減することでした。軽量化に
より積載容量が最大化され、ロボットの効率を高めることが可能になります。同時に、お客様のニー
ズに合わせてカスタマイズすることが不可欠でした。Waitkus360°社の最重要事項である高品質基
準を維持するためには、これらの課題を解決することは必要不可欠でした。
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HP 3Dプリンティングお客様導入事例 | Waitkus360°
解決策
切削加工や射出成形といった従来の製造プロセスでは、設計の自由度や生産スピードの面で提供
すべきソリューションの要件に限界があり、より柔軟なアプローチが求められました。
これらの課題に対処するため、Waitkus360°社は再びHP Multi Jet Fusionテクノロジーを活用して、
幅広いAMR部品を製造しました。エボニック社が提供するHP 3D HR PA11、PA12GB材、そして最新の
ESDプリントモード(HP 3D HR PA12対応)といった材料を用途に応じて使い分けることで、部品の
機械的特性を最適化しつつ、アディティブマニュファクチャリングの設計自由度を最大限に活用する
ことが可能となりました。特に、ESD安全対応のPA12部品の使用は、電気分野での展開の可能性を
広げます。
重要な開発の一つのカギは、異なる輸送タスクに合わせて設計されたモジュール式AMRトップの開
発でした。例えば、KLTコンテナ用に設計されたWeMoveモデルは、ダブルベルトコンベアとお客様
のニーズや倉庫の構造との互換性に応じ、高さ調整が可能な昇降機構を組み込んでいます。この
モジュールにより、特に自動車や電子機器製造において、多様な業界向けにソリューションを柔軟に
カスタマイズすることが容易になりました。
重量の最適化も、主要な改善点の一つでした。Waitkus社は、AMRコンポーネントの構造重量を大幅
に削減し、その結果、モデルによっては最大50kgの軽量化を実現しました。この軽量化により、エネ
ルギー効率が向上しただけでなく、AMRはより重い荷物の運搬を可能にしました。さらに、HPのMulti
Jet Fusionテクノロジーを活用し、カスタマイズが必要な最終部品を迅速に繰り返し製造することが
可能となり、従来の製造方法に伴うすべてのリードタイムを削減しました。
更にブランディングの統合も簡素化されました。Waitkus360°社は従来のように製造後にブランド毎
にロゴを追加するのではなく、自社のロゴや お客様のロゴを3Dプリント部品に直接組み込むことが
可能になり、追加の製造費用なしで一貫性のあるプロフェッショナルな外観を実現しました。
データ提供: Waitkus360º
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HP 3Dプリンティングお客様導入事例 | Waitkus360°
結果
HP Multi Jet Fusionテクノロジーを活用することで、Waitkus360°社はAMRコンポーネントの設計・
製造方法を変革しました。アディティブマニュファクチャリング技術による軽量化により、エネルギー
効率が改善され、より大きな荷物を運べるようになりました。生産時間の短縮により、お客様のニー
ズに迅速な対応が可能となり、不要な組立工程を排除したことで複雑さが軽減され、全体的な信
頼性が向上しました。
3Dプリンティングを切削加工や射出成形に代わる手段として採用することで、品質を維持しながら
製造コストを大幅に削減できた点も、大きなメリットです。
最終的に、アディティブマニュファクチャリングは量産における可用性を実現しました。これらのAMR
トップは単なる試作品ではなく、過酷な産業・倉庫環境での大規模展開に耐えられる完全な最終製
品です。このことから、Multi Jet Fusionが高性能ロボット部品を大規模に製造する強力なツールで
あることが改めて証明されました。
Waitkus360°社や、社の農業市場向け総合ソリューションについて、さらに詳しくお知りにな
りたい方は、こちらをご覧ください。https://3dprint-360.com/#Startseite
HP Multi Jet Fusion 3Dプリンティング技術の詳細や、最先端の産業機器の提供において製
造業がどのように活用できるかについてはこちらをご覧ください。
https://www.hp.com/go/3DPrint
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4AA8-4888JPN、2025年5月