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『より素早く、安全、かつ効率的に - 革新的な方法で行う事前検査』

事例紹介

タンク、コンテナなど閉鎖空間向け『入槽(酸欠)作業トレーニング』

『入槽作業トレーニング』は、保護具の利用方法や実践的な体験といった
入槽作業に必要な技術・知識を安全な環境で提供するサービスです。

座学と実践で構成される最大2日間の総合学習で、閉鎖空間における
入槽(酸欠)作業の基礎知識の習得と実践的なリスクアセスメントをサポート。

※専用車が出張
工場、社屋などご希望の場所までトレーニング専用車でお伺いします。

【特長】
■安全な環境で実践的なトレーニングが可能
■世界各国で年間2400回を超える豊富なトレーニング実績
■石油・飲料・食品・医薬品工場などにおける作業の安全性向上に
■お客様の環境に寄り添ったリスクマネージメントのサポートにも対応

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

このカタログについて

ドキュメント名 『より素早く、安全、かつ効率的に - 革新的な方法で行う事前検査』
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 1.1Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 ドレーゲルジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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より素早く、安全、かつ効率的に: 革新的な方法で行う 事前検査 閉所空間に立入る前のサンプリング・事前測定は、安全性にとって 極めて重要であると同時に、コストのかかるプロセスでもあります。 単純化できることはすべて安全性と効率性への投資につながります。 © Drägerwerk AG & Co. KgaA
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より素早く、安全、かつ効率的に: 革新的な方法で行う事前検査 事前検査を行わずして入るべからず 度を確認する必要があります。 これは、コンテナの種類や 閉所空間やコンテナ内での作業には、 爆発の脅威、毒性 換気条件、残留物生成の可能性、洗浄、および使用する作 危険物、酸素不足などのリスクが常に伴います。 このよう 業材料によって異なります。 な空間での作業において、開始前にガス分析担当者が事前 検査を行うことは、各プラントの安全管理の責任ではありま すが、 これはコストのかかるプロセスです。 単純化できる ことはすべて安全性と効率性への投資につながります。 これまでの事前検査 数十年前は、コンテナ内の危険ガスや蒸気の有無を確認す る立入り前の検査では、主に酸素濃度と爆発限界のモニタ リングによって評価が行われていました。 酸素濃度に危 険性がなく、測定物質が爆発限界に到達していないからと 言って、他に毒性のあるガス濃度が共存していないとは言い 切れません。 したがって、現場でのリスク評価に基づき、 それぞれの状況で存在する可能性のある危険物資とその濃 現在の事前検査 閉所空間での作業時に存在する可能性のある危 今日では、タンクやカラムの清掃や内部修理作業の前に事 険ガス(代表例) 前検査が必要となるかどうかは、ガス分析担当者が、有害物 質が作業者やプラントにとって問題となり得るかどうかをリ スク評価から判断します。 そして、事前検査の実施に適した タンク 装置: 正しく調整され、機能テスト実施済みの適切なセンサ – ガソリン ーを装備した携帯型マルチガス検知システムを選択します。 – トルエン この装置と検知器用の適切なポンプホースを使用して、作業 – 有機溶剤 開始前に関連する有害物質濃度が速やかに測定されます。 測定深度と位置は、測定する有害物質(ガス)の重さによって 鉱山、シャフト、ダクト 異なります。 – メタン – 二酸化炭素 – 硫化水素 事前検査の準備 – 下水システム 以下の情報が必要になります: – メタン – 予測されるガスの種類は? – 二酸化炭素 – ガスの進入方向は? – 硫化水素 – ガスの移動方向は? – 危険の種類(爆発性/毒性/酸素欠乏性)は? 冷却タンク – リスクの許容範囲は? – アンモニア – リスクの低減方法は? © Drägerwerk AG & Co. KgaA
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より素早く、安全、かつ効率的に: 革新的な方法で行う事前検査 コストのかかる文書化 時間的制約を受ける作業許可証 ガス分析担当者は一般的に、測定作業の手順と測定結果を 記録書類に署名され、作業許可が下りるまで、許可証が必 手作業により現場で測定報告書に記録します。 これらの報 要な閉所空間内部での作業は始めることができません。 告書は、測定値を読むときの読み間違いやエラーが絶対に プラントのダウンタイムなど、スケジュールに余裕のない ないように、正確かつ明瞭に読みやすく記載される必要が プロジェクトでは、重大な問題となります。 この場合、生 あります。 測定値が職業限界値の許容範囲を超えている 産が停止すると分単位でコストがかさむため、各工程を適切 場合や、その他の重大な危険性を示す結果が得られた場 に行うことが非常に重要になります。 このような状況で、 合は、その作業環境はその後、換気を行うなどの対応を取 コンテナやカラム内での作業が進行の妨げとなってはいけ る必要があります。 リスクアセスメントのこのプロセスは、 ません。 測定、換気などの対応策、文書化、会話や意思決 測定値が許容範囲になるまで、もしくは立入りに保護具の 定の記録など、すべての面で貴重な時間が必要とされます。 着用を義務付けることが決定されるまで、ガス分析担当者 どうすればこの費用を減らすことができるでしょうか? 手順 によって繰り返されます。 完成した測定報告書は許可事務 がこのように複雑であるため、ステップの省略やプロセスの 所に送られます。 安全管理者は測定値を文書化し、計画書 短縮につながる可能性が高く、その場合、即座に安全性に重 に署名します。 そして、許可証が作成されます。 大なギャップが生じます。 このような状況は、特に閉所空間 内での作業に関連して、何度も繰り返し致命的な事故を引き 起こす可能性があります。 © Drägerwerk AG & Co. KgaA
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より素早く、安全、かつ効率的に: 革新的な方法で行う事前検査 これからの事前検査 事前検査の新しい方法を開発する主な目的は、プロセスを 送付/移動時間が省かれます。 測定値の文書化もペーパー 単純化し、より迅速かつ安全にすることです。 プロセスがよ レスで行えます。 り便利で実施しやすいほど、正確に実行される可能性が高 くなります。 最新の事前検査システムにはアシスタント機 安全性と効率性を向上 能が装備されています。 ユーザーに事前検査の手順を全ス タンク清掃などの危険な作業の準備段階におけるスムー テップを通して正確に案内し、エラーを通知します。 また、 ズで明確なコミュニケーションは、作業者やプラントへのリ 測定時間の決定もサポートします。 すべてのディスプレイと スクを低減します。 事務処理の削減、移動時間の短縮また 指示は読みやすく、分かりやすく表示されます。 測定データ は削除、そしてデジタルデータの送受信による情報の共有 と日時や測定装置の特性などの詳細情報は、測定装置に保 (クラウドなどを介して行うなどの可能性)、 これらはすべて 存され、測定場所から離れた場所にいる認証者まで送信す 安全管理者の適切な意思決定をサポートします。 ることも可能です。 実際の認証も遠隔で受けることができ、 過去 現在 クラウド © Drägerwerk AG & Co. KgaA
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より素早く、安全、かつ効率的に: 革新的な方法で行う事前検査 最新の事前検査プロセス: 安全性と効率性を向上 詳しい情報に興味がありますか? 詳細についてはDraeger.comをご覧ください インプリント ドイツ Dräger Safety AG & Co. KGaA Revalstraße 1 23560 Lübeck www.draeger.com © Drägerwerk AG & Co. KgaA DGT-28-2019