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音圧測定解析に基づいた、メガヘルツ超音波洗浄技術-Ver3

事例紹介

--オリジナル超音波発振制御プローブによるスイープ発振制御--

<<1~900MHzのメガヘルツ超音波伝搬制御>>

超音波システム研究所は、
各種装置・システムの振動状態について、測定解析に基づいた、
オリジナル超音波発振制御プローブによる、
メガヘルツ超音波洗浄技術を開発しました。

具体的には、
1~900MHzのメガヘルツ超音波伝搬状態を
目的(洗浄、加工、攪拌、溶接、めっき・・)に合せて、
ダイナミック制御する
(装置・機器の振動モードを考慮した
 低周波の共振現象と、高周波の非線形現象を最適化する)
超音波発振制御プローブと発振制御方法に関する技術となります。

各種対象(装置、水槽、振動子、プローブ、治具、対象物・・・)について
基本的な音響特性(応答特性、相互作用・・)を解析確認することで、
目的の超音波伝搬状態を実現する、発振制御条件の最適化が可能になります。

洗浄水槽について、ファインバブルと超音波によるエージング処理を
適切に行うことで、超音波伝搬効率が大きく改善し、出力10W程度でも
3000~5000リットルの水槽でも精密洗浄を実現します。

さらに、洗浄装置の設置について、振動モードを確認することで
ダイナミック制御パラメータとして利用することが可能になります。

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このカタログについて

ドキュメント名 音圧測定解析に基づいた、メガヘルツ超音波洗浄技術-Ver3
ドキュメント種別 事例紹介
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取り扱い企業 超音波システム研究所 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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音圧測定解析に基づいた、 メガヘルツ超音波洗浄技術 ――オリジナル超音波発振制御プローブによるスイープ発振制御―― 2025.6.20 超音波システム研究所 <<1~900MHzのメガヘルツ超音波伝搬制御>> 超音波システム研究所は、 各種装置・システムの振動状態について、測定解析に基づいた、 オリジナル超音波発振制御プローブによる、 メガヘルツ超音波洗浄技術を開発しました。
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具体的には、 1~900MHzのメガヘルツ超音波伝搬状態を 目的(洗浄、加工、攪拌、溶接、めっき・・)に合せて、 ダイナミック制御する(装置・機器の振動モードを考慮した 低周波の共振現象と、高周波の非線形現象を最適化する) 超音波発振制御プローブと発振制御方法に関する技術となります。 各種対象(装置、水槽、振動子、プローブ、治具、対象物・・・)について 基本的な音響特性(応答特性、相互作用・・)を解析確認することで、 目的の超音波伝搬状態を実現する、発振制御条件の最適化が可能になります。
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洗浄水槽について、ファインバブルと超音波によるエージング処理を 適切に行うことで、超音波伝搬効率が大きく改善し、出力10W程度でも 3000~5000リットルの水槽でも精密洗浄を実現します。 さらに、洗浄装置の設置について、振動モードを確認することで ダイナミック制御パラメータとして利用することが可能になります。 原則としては、 超音波プローブの音響特徴を利用した 発振波形・出力・スイープ発振・パルス発振・・・各種条件により 共振現象と高調波の発生現象(非線形現象)を最適化します。 洗浄・攪拌・反応システムでは、 複数の超音波プローブと、揺動装置・液循環装置・・との最適化制御により 幅広い超音波刺激を効率的に利用することが、可能になります。
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ポイントは、1~900MHzの範囲で、 洗浄液・水槽・洗浄対象物・・・に関する、 音圧測定解析に基づいた超音波伝搬状態(注)の確認です。 注:共振現象、非線形現象
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参考手順 1:装置・システムの振動測定解析 2:装置・システムの振動状態を評価 3:装置・システムの振動状態評価に基づいた 超音波発振制御プローブの選択(あるいは専用プローブの開発) 4:超音波発振制御プローブの選択と 経験に基づいた発振制御条件の基本設定 5:装置・システムに超音波発振制御プローブを追加して 発振状態での振動測定解析評価 6:超音波発振制御プローブと 装置・システムと 超音波発振制御プローブの発振条件について 微調整により最適化を確認 ポイントは、装置・システムの振動測定です 大型装置の場合、0.1~数 Hz あるいは、0.01Hz 以下の 低周波振動モードが発生している場合があります この様な低周波を考慮した、超音波の発振条件が重要です 特に、スイープ発振条件による、低周波の共振現象は 高い周波数の超音波を大きく減衰させます 発振条件について、非線形現象を考慮した論理モデルに基づいた 微調整(例 出力を0.2V下げることで、音圧レベルを高くする あるいは 伝搬周波数範囲を変更する あるいは パルス発振の組み合わせを利用する・・・)により、 目的に最適な超音波伝搬状態を実現出来ます 超音波の伝搬特性 1)共振現象・振動モードの検出(自己相関の変化) 2)非線形現象の検出(バイスペクトルの変化) 3)応答特性の検出(インパルス応答の解析) 4)相互作用の検出(パワー寄与率の解析) 注:解析には下記ツールを利用します 注:OML(Open Market License) 注:TIMSAC(TIMe Series Analysis and Control program) 注:「R」フリーな統計処理言語かつ環境 autcor:自己相関の解析関数 bispec:バイスペクトルの解析関数 mulmar:インパルス応答の解析関数 mulnos:パワー寄与率の解析関数
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フィードバック解析技術を応用した、超音波の音圧データ解析技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=17849 脱気ファインバブル発生液循環装置を利用した超音波洗浄機 http://ultrasonic-labo.com/?p=1251 超音波発振システム(20MHz)の製造販売 http://ultrasonic-labo.com/?p=1648 超音波発振(スイープ発振、パルス発振)システム http://ultrasonic-labo.com/?p=17535 超音波出力の最適化技術 No1 http://ultrasonic-labo.com/?p=15226
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ウルトラファインバブルとメガヘルツ超音波の音響流制御技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=14443 超音波洗浄について http://ultrasonic-labo.com/?p=15233
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超音波洗浄機の<音圧計測・実験・解析・評価>(出張対応) http://ultrasonic-labo.com/?p=1934 スイープ発振とパルス発振を組み合わせた 超音波の非線形発振システム http://ultrasonic-labo.com/?p=2989 音響流(超音波)制御技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=1258 超音波の音圧測定解析による、超音波技術コンサルティング http://ultrasonic-labo.com/?p=1142 【本件に関するお問合せ先】 超音波システム研究所 メールアドレス info@ultrasonic-labo.com ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
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以上