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超音波の非線形現象をコホモロジーで評価するモデルを開発

事例紹介

--スペクトルシーケンスモデルによる超音波の非線形発振制御--

超音波システム研究所は、
 超音波の非線形現象に関する伝搬状態を、
 時系列の音圧測定データにおける
 コホモロジーのスペクトルシーケンスモデルとして、開発しました。

このアイデアに基づいて、
 超音波の非線形現象に関する、具体的な制御方法を
 スペクトル系列の制御モデルとして、開発しました。

超音波現象に適応させた制御方法は、
 音圧測定データを
 自己回帰モデルでフィードバック解析することで、
 共振現象と非線形現象のダイナミックな変化を実現します。
これまでの事例・実績から
 非線形現象の分類技術に基づいて発展させました。

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ドキュメント名 超音波の非線形現象をコホモロジーで評価するモデルを開発
ドキュメント種別 事例紹介
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このカタログの内容

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超音波の非線形現象をコホモロジーで評価するモデルを開発 -スペクトルシーケンスモデルによる超音波の非線形発振制御- 2025.06.03 超音波システム研究所 ***<<考え方について>>*** 超音波システム研究所は、 超音波の非線形現象に関する伝搬状態を、 時系列の音圧測定データにおける コホモロジーのスペクトルシーケンスモデルとして、開発しました。 このアイデアに基づいて、 超音波の非線形現象に関する、具体的な制御方法を スペクトル系列の制御モデルとして、開発しました。
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超音波現象に適応させた制御方法は、 音圧測定データを 自己回帰モデルでフィードバック解析することで、 共振現象と非線形現象のダイナミックな変化を実現します。 これまでの事例・実績から 非線形現象の分類技術に基づいて発展させました。
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論理モデルにより 効果的な超音波の伝搬(利用)状態を 以下のような 4つのタイプに分類してダイナミックに制御します。 1:共振現象(キャビテーション)主体型 2:非線形現象(音響流)主体型 3:ミックス型 4:変動型
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上記の論理的な分類を、これまでの測定データ解析結果から (時間経過とともに変化する超音波現象の)現実的な対応方法として 4:変動型を3つの変動型タイプに分類し、 利用目的に合わせてダイナミックに制御します。
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上記の各タイプについて、安定性、変化の状態、 ・・詳細な分析・調整により、 目的と効果に対する、各種条件の最適化が可能になりました。 特に、洗浄に関しては、 汚れの特性やバラツキに関する情報が得られにくいため このような分類・解析をベースに実験確認することで 効果的な超音波制御が、実現します。
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この分類・制御の本質的なアイデアは、 超音波による共振現象の特徴を、 抽象代数学の「導来関手」の核(Kernel)に適応させるということと、 非線形現象(高調波の発生・変化)の特徴を、 時系列の音圧データ解析結果(自己相関・バイスペクトル)による コホモロジーに適応させるということです。 複雑な超音波の音圧測定データ解析結果を 導来関手・コホモロジーのスペクトル系列として表現することで 時間経過で変わっていく、不安定な超音波の(共振・非線形現象)状態を 目的に合わせて、コントロールできるようになりました。 抽象的ですが 超音波の伝搬状態を計測解析するなかで 共振現象と非線形現象に関する的確な解析により 超音波のダイナミック制御による 効果的なコントロール事例が増えたことから、公表することにしました。 なお、超音波システム研究所の「非線形制御技術」は、 具体的な技術(メガヘルツの流水式超音波)として対応しています。
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応用技術として 非線形現象の発生状態に関する研究開発を進めています。 「超音波利用の最も大きな効果が、非線形状態の変化にある」 という考え方が、さらに一歩進んだと考えています。
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<< 超音波のMonoid(モノイドの圏)モデル >> 基本的な超音波発振による現象全体をRing(環の圏)として、 キャビテーション・・による(発振周波数を主体とした)現象を 「アーベル群の圏」 非線形現象(音響流・・)による(高調波の変化を主体とした)現象を 「Monoid(0元をもつ乗法の一元体)」 とするモデルを開発しました。
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<< 超音波の三角化されたカテゴリーモデルによる制御 >> 超音波による共振現象と非線形現象について 三角化された加法的カテゴリーモデルにより 制御パラメータ(出力、スイープ発振、パルス発振)を スペクトル系列のコホモロジーで、最適化します。
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***<<実用的な対応について>>*** これまでの音圧データの測定解析結果から 基本的な超音波の状態を 以下のような 4つの制御に分類することができました。 1:スイープ発振とパルス発振の組み合わせ制御(線形型:推奨タイプ) 2:2種類のスイープ発振とパルス発振の組み合わせ制御(非線形型) 3:3種類のスイープ発振とパルス発振の組み合わせ制御(ミックス型) 4:上記の組み合わせによるダイナミック制御(変動型) 現実として、<線形型、非線形型、ミックス型>は、 長期的に安定して実現することは難しく 変動型として、スイープ発振・パルス発振条件により、以下のような 3つの制御タイプで、実用化することができます。 1:線形変動制御型 2:非線形変動制御型 3:ミックス変動制御型(ダイナミック変動型) 上記の各タイプに基づいた装置開発・制御設定・検査・・・ 超音波技術の応用に関して成功事例が多数あります。
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超音波の非線形振動現象をコントロールする発振制御システム http://ultrasonic-labo.com/?p=13908 モノイド圏モデルを利用した超音波制御技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=9692 超音波加工・溶接技術(特開 2021-171909) http://ultrasonic-labo.com/?p=3963 超音波の代数モデルによる制御技術を開発 http://ultrasonic-labo.com/?p=1311 通信の数学的理論を応用した超音波制御技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=1350 「音色」を考慮した「超音波発振制御」技術を開発 http://ultrasonic-labo.com/?p=1082
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AIC(情報量規準)を利用した超音波技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=1074 メガヘルツ超音波を利用した「振動技術」(振動モードの改善・調整) http://ultrasonic-labo.com/?p=3815 2種類の異なる「超音波振動子」を同時に照射するシステム http://ultrasonic-labo.com/?p=2450
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オリジナル超音波システムの開発技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=1546 抽象数学における、スペクトル系列を利用した超音波制御技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=1716 超音波の音圧測定・データ解析技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=3829 オリジナル超音波プローブ http://ultrasonic-labo.com/?p=8163
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メガヘルツの超音波発振制御プローブを製造する技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=9232 超音波プローブの伝搬特性テスト http://ultrasonic-labo.com/?p=14570 超音波発振システム(20MHz)の製造販売 http://ultrasonic-labo.com/?p=1648 超音波素子(圧電素子)の調整技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=1584 超音波プローブの製造・評価技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=15285
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コンサルティング対応として 上記のモデルを適切に設定することで 以下の技術を実現します。 1)ジャグリング定理を応用した「超音波制御」技術 2)音と超音波の組み合わせ制御技術 3)「脱気・ファインバブル発生装置」の利用技術 4)超音波の<計測・解析・評価>技術 超音波プローブの製造・評価技術をコンサルティング提供 http://ultrasonic-labo.com/?p=2187 2台のファンクションジェネレータを利用した、超音波制御技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=2295
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超音波技術(コンサルティング対応) http://ultrasonic-labo.com/?p=1401 超音波振動子のファンクションジェネレーター発振 http://ultrasonic-labo.com/?p=1179 【本件に関するお問合せ先】 超音波システム研究所 メールアドレス info@ultrasonic-labo.com ホームページ http://ultrasonic-labo.com/