1/16ページ
カタログの表紙 カタログの表紙 カタログの表紙
カタログの表紙

このカタログをダウンロードして
すべてを見る

ダウンロード(4.8Mb)

超音波シャワー(音響流制御)技術を開発

製品カタログ

超音波<測定・解析・評価・制御>の応用技術

超音波システム研究所は、
超音波の音圧測定解析に基づいた、音響流のダイナミック特性による、
超音波<洗浄・加工・撹拌・改質・化学反応・・・>に適した
「音響流の制御技術」を開発しました。

治工具や流水の音響特性(振動モード)を
目的に合わせて、最適化するためには、超音波の非線形現象解析が必要。

<<音響流の利用技術>>

1)複数の異なる超音波を利用
2)流水の変化を利用した超音波伝搬減少の利用(超音波シャワー)
3)弾性体の表面を伝搬する高調波(1MHz以上)の利用
4)ガラス・樹脂・ステンレス・・各種容器の音響特性を利用
5)キャビテーションと音響流の最適化(音圧測定解析)技術を利用
6)その他(非線形現象、相互作用・・)
 流れる水に超音波の発振制御による超音波を伝搬させ、
 シャワー状の共振現象・非共振現象で
 様々な超音波刺激を発生制御する。

関連メディア

このカタログについて

ドキュメント名 超音波シャワー(音響流制御)技術を開発
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 4.8Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 超音波システム研究所 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

この企業の関連カタログ

このカタログの内容

Page1

超音波シャワー(音響流制御)技術 2021.4.10 超音波システム研究所 (超音波テスターによる<測定・解析・制御>の応用技術) 超音波システム研究所は、 キャビテーションと音響流の分類に基づいて 脱気ファインバブル発生液循環装置を利用した 「超音波・ファインバブルシャワー技術」を開発しました。 超音波テスターによる 流れと超音波とファインバブルの複雑な変化を、 各種の相互作用を含めた音圧測定解析により 利用目的に合わせて、音響流の変化をコントロールするシステム技術です。 実用的には、 シャワー用の脱気ファインバブル発生液循環装置について ON/OFF制御(あるいは流量・流速・・・の制御)を 各種相互作用・振動モードに対して最適化する方法です。 特に、ポンプの特性とメガヘルツの超音波を利用して、 メガヘルツの超音波が伝搬したファインバブルの流れによる 新しい超音波制御技術(音響流制御)の効果を実現しています。 ナノレベルの応用では、 「メガヘルツの超音波・ファインバブルシャワーシステム」として 100メガヘルツまでの周波数変化を含めた 効率の高い超音波利用が実現しています。 -システムの応用実施事例- オゾンと超音波の組み合わせ技術(化学反応の制御技術) 低出力(50W以下)による5mサイズの水槽への超音波伝搬(超音波の伝搬効率を高くする技術) ガラス・レンズ部品の精密洗浄(超音波ファインバブルシャワー技術) 複雑な形状・線材・真空部品・・・の表面改質 (非線形共振現象の制御技術) 溶剤・洗剤・・・・の開発(超音波・ファインバブル・流れによる攪拌) ナノレベルの粉末・塗料・触媒・・・攪拌・分散(メガヘルツの伝搬制御技術) マイクロレベルの金属エッジ部のバリ取り(高い音圧レベルで高い周波数の制御技術) めっき・コーティング・表面処理・・・(新しい応用・組み合わせによる超音波利用技術) ・・・・・・・ 上記の技術は、音圧(非線形現象)測定・解析に基づいて、 表面弾性波とファインバブル流体の流れに関して 超音波の音響流制御を実現させる 新しいダイナミックシステムの開発・利用方法です。
Page2

<< 超音波の音圧測定・解析 >> 1)時系列データに関して、 多変量自己回帰モデルによるフィードバック解析により 測定データの統計的な性質(超音波の安定性・変化)について 解析評価します 2)超音波発振による、発振部が発振による影響を インパルス応答特性・自己相関の解析により 対象物の表面状態・・に関して 超音波振動現象の応答特性として解析評価します 3)発振と対象物(洗浄物、洗浄液、水槽・・)の相互作用を パワー寄与率の解析により評価します 4)超音波の利用(洗浄・加工・攪拌・・)に関して 超音波効果の主要因である対象物(表面弾性波の伝搬) あるいは対象液に伝搬する超音波の 非線形(バイスペクトル解析結果)現象により 超音波のダイナミック特性を解析評価します この解析方法は、 複雑な超音波振動のダイナミック特性を 時系列データの解析手法により、 超音波の測定データに適応させる これまでの経験と実績に基づいて実現しています。 注:解析には下記ツールを利用します 注:OML(Open Market License) https://www.ism.ac.jp/ismlib/jpn/ismlib/license.html 注:TIMSAC(TIMe Series Analysis and Control program) https://jasp.ism.ac.jp/ism/timsac/ 注:「R」フリーな統計処理言語かつ環境 https://cran.ism.ac.jp/
Page15

超音波制御に利用する、統計数理モデル <統計的な考え方について> 統計数理には、抽象的な性格と具体的な性格の二面があり、 具体的なものとの接触を通じて 抽象的な考えあるいは方法が発展させられていく、 これが統計数理の特質である 赤池弘次/著 科学の中の統計学 講談社 (1987/6/1) より
Page16

参考 超音波発振システム 20MHz タイプ http://ultrasonic-labo.com/wp-content/uploads/cec37b87b71060c758e71ebe14a0b5c4.pdf 超音波発振システム 1MHz タイプ http://ultrasonic-labo.com/wp-content/uploads/e0dfe8aa5c17a3d8a890d9fd403bc8ca.pdf 超音波プローブによる非線形伝搬制御技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=9798 表面弾性波の利用技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=7665 超音波の音圧測定解析システム(オシロスコープ 100MHz タイプ) http://ultrasonic-labo.com/?p=17972 超音波の音圧測定解析システム「超音波テスターNA」 http://ultrasonic-labo.com/?p=16120 統計的な考え方を利用した超音波 http://ultrasonic-labo.com/?p=12202 空中超音波技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=17220 超音波(論理モデルに関する)研究 http://ultrasonic-labo.com/?p=1716 興味のある方はメールでお問い合わせ下さい 超音波システム研究所 メールアドレス info@ultrasonic-labo.com