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超音波とファインバブルによる洗浄システム開発
超音波システム研究所は、超音波伝搬状態に関する
測定・解析・評価に基づいた
超音波<洗浄・攪拌・・>システムの
解析・設計・製造技術を開発しました。
この技術に基づいた、以下のコンサルティング対応を行っています
1:対象物(洗浄物・・)の音響特性測定・解析
2:音響特性に基づいた、水槽・振動子の設計
(必要に応じて
複数の異なる周波数の超音波振動子の選択
あるいは、
メガヘルツの超音波発振制御プローブの採用・・)
3:対象物に対する超音波出力の最適化
4:超音波出力に合わせた、
ファインバブルの液循環システムを設計
5:上記に基づいた、水槽・治工具の設計
6:ファインバブルと超音波を利用した製造
(ファインバブルと超音波によるエージング処理
表面残留応力の緩和処理)
7:超音波テスター(音圧測定解析システム)による
7-1:超音波振動子、水槽、治工具の確認
7-2:超音波制御・出力、液循環制御、・・最適化
7-3:洗浄液の非線形現象の確認
7-4:洗浄物の超音波伝搬状態の確認
8:各種制御パラメータの微調整
8-1:超音波出力
8-2:超音波のON/OFF制御時間
8-3:ファインバブル発生液循環システム
*液循環量の設定
*液循環のON/OFF制御時間
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このカタログについて
ドキュメント名 | 超音波<洗浄・攪拌・・>システムの 解析・設計・製造技術コンサルティング |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 2.7Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 超音波システム研究所 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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1槽式洗浄システム・仕様書
超音波システム開発コンサルティング
参考例 28-38kHz仕様 超音波洗浄システム
納入仕様書 KT0600K
注:写真と実際の製品について、若干異なる部分があります(性能には違いがありません)
注意:超音波( 電源:AC 100V 60Hz 仕様 )
3 種類の超音波(28kHz,40kHz,72kHz)の同時照射については保証していません
超音波システム研究所
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1槽式洗浄システム・仕様書
1.概要
本装置は、超音波装置
2.機能
1)洗浄・攪拌対象物
① 名称:金属
② 寸法:MAX 430*300*150mm
③ 重量:MAX 100kg
④ 材質:ガラス、金属、セラミック・・
⑤ 汚れ:加工油、微粒子、 等
2)処理単位
① 処理量(1日) :-
② 1タクト処理量 :-
③ 1タクト処理時間:実験確認
3)制御 液循環システム(循環ポンプのタイマー制御)
4)保安装置 特別になし
5)使用条件(本装置の使用条件は下記の通りと致します)
① 洗浄・攪拌液 : 水槽 市水(10-60℃)
② 洗浄・攪拌液 : 間接水槽 弱酸性、弱アルカリ性溶液、・・
6)使用液量
① 水槽液量:約64L
② 間接槽液量:―
7)その他 -
3.洗浄・攪拌について
洗浄・攪拌内容・・に関しては、詳細が不明なため、検収条件より除外させて頂きます。
4.洗浄工程について
工 利用方法 洗浄液 温度 超音波1 超音波2 超音波3 液管理 備考
程
1 超音波 市水 常温 28kHz 38kHz 適宜補充・入替 -
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1槽式洗浄システム・仕様書
5.構成
1)本体 :1式
2)液循環装置 :1式
3)洗浄台 :1個
4)間接水槽 :―
6.各部の仕様
1) 洗浄槽1
① 材質 :SUS304(t= 3.0mm )
② 寸法(内寸):W530×D530×H370mm
2) 架台
① 材質:-
② 寸法:W610×D610×H1000mm
③ 構造:アングル部材、市販品による組立構造
3) 外板
無し
4) 液循環ポンプ
項目 主仕様
名称 超音波液循環システム
公称流量 12-30L/MIN
制御方式 バルブによる調節機構
ポンプ起動電流 9.2/8.2A(50/60Hz)
ポンプ定格電流 3/4.2A(50/60Hz)
商用電源 AC100V
ポンプ電源
単相 50/60Hz
液温範囲 10℃~70℃
対象液 水、イオン水
適応ホース 内径φ19mm
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1槽式洗浄システム・仕様書
5)超音波
超音波1( 電源:AC 100V 60Hz 仕様 )
韓国 MIRAE ULTRASONIC TECH. CO MU-300
振動子サイズ 260*150*90mm
発振機サイズ 320*420*145mm
周波数 28kHz 出力 300W(MAX)
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1槽式洗浄システム・仕様書
超音波2( 電源:AC 100V 50Hz、60Hz 対応仕様)
カイジョー 投込振動子型超音波洗浄機 200G
(この製品は製造販売終了となっています 2021.3)
●コード長さ:2m
●電流:2A
●発振周波数(kHz):38
●高周波出力(W):150
●電源(V):単相 100
●幅×奥行×高さ(mm)発振器:210×297×92
●幅×奥行×高さ(mm)振動子:191×209×65
●質量(kg):4.5
注:振動子の上面は、超音波の振動部分です
傷をつけたり、物にぶつけるだけで故障する可能性があります
慎重に取り扱ってください
水槽に入れない、あるいは振動子の上面に5cm以下の水しかない場合には
振動子に大きな負荷が発生し壊れる場合があります
このような条件では、絶対に発振させないでください
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1槽式洗浄システム・仕様書
6)装置外観
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1槽式洗浄システム・仕様書
7.環境について
排水:3/4A 自然落差
環境:RT 0~40℃(結露無きこと)RH 80%以下(結露無きこと)
8.保証(日本国内のみ適用)
納入後1ヵ年間、又は稼働時間2000時間いずれか早い期間と致します。
但し、保障期間でも次のような場合は保証が適用されませんのでご了承ください。
1)取扱説明書に記載されている注意事項を怠った為による損傷または故障。
2)据付後移動または保管管理面の不備の為に生じた損傷または故障。
3)お客様による不当な修理や改造がされた場合の損傷または故障。
4)火災・地震・浸水その他天災などによる損傷または故障。
5)お取扱上の不注意により発生した損傷または故障。
6)本仕様と異なるご使用のために発生した損傷または故障。
7)取扱説明書・納入仕様書に記載されている洗浄液と異なる洗浄液をご使用の為に発生した損傷
または故障。
又、下記の部品(消耗品)は保証の対象外とさせて頂きます。
1)ポンプメカニカルシール・パッキン
補足
1)購入製品は、各メーカーの保障期間以上保証できません。
2)納入製品の故障が原因となって発生した一連の事故および損害については、発生の原因となっ
た部品、および交換のための費用以外は保証いたしかねます。
3)本国外でのご使用の場合は、上記期間内に限り代替品の送付(送料はご負担願います)を行う
のみとさせて頂きます。
尚、出張作業となる場合は旅費・交通費の実費をご負担願います。
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1槽式洗浄システム・仕様書
・9.図
水槽図面
72kHz超音波図面(28kHz、電源60Hzも同様)
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1槽式洗浄システム・仕様書
超音波について
様々な超音波振動子の組み合わせが可能ですが
推奨タイプは、以下の組み合わせとなります
28-72kHz型
特徴
1)幅広い超音波の伝搬周波数の広がりがあります
2)対象物への均一な刺激が、簡単に実現します
3)各種の設定が変化しても、安定した超音波照射が実現します
汎用性のある、
超音波の出力制御による効果的な洗浄装置です
28-38kHz型
特徴
1)幅広い超音波の伝搬周波数の広がりがあります
2)対象物への強いキャビテーション効果が実現します
3)38kHz の超音波をON/OFF制御することで
非線形現象をコントロールできます
ダメージの問題がなければ、安心して利用できる
効果的(注)な洗浄装置です
注:液循環制御(流量設定)、超音波の発振制御・・・
音圧測定解析による確認が必要です
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1槽式洗浄システム・仕様書
注意:調整バルブにより、液循環の流量を
毎分10リットル以下にしないでください
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1槽式洗浄システム・仕様書
10.液循環システムについて
<超音波の伝搬効率を高くする液循環システム>
水槽内の液循環により、効率よく超音波を利用するための改液動作を行います。
<循環液入口・出口>
入口:超音波水槽の液表面付近の液を循環装置に取り入れるための部分です。
注意:洗浄槽の液表面に渦や波が発生しないようにします。
出口:超音波水槽の底付近に液を供給するための部分です。
注意:洗浄槽の液循環を適切に行い液表面に渦や波が発生しないようにします。
超音波のキャビテーション、加速度、音響流マイクロバブル、
ナノバブル、・・の総合バランスを
液循環のタイマーを利用して制御します
<タイマー>
オムロン ソリッドステート・タイマ H3CR-F H3CR-F8 AC100-240(タイマー)
オムロン 共用ソケット P2CF-08
液循環ポンプを、3時間以上連続運転する場合の標準タイマー設定
ON:165秒~210秒 OFF:30秒~60秒
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1槽式洗浄システム・仕様書
<特別注意事項1::使用開始 3-4 日間のエージング運転時>
超音波の電源スイッチをONにする場合
必ず出力ボリュームを最小の状態にしてください
超音波の出力レベルが標準状態に比べて、高いので
突入電力により回路が壊れる場合があります
電源をOFFにする場合も
必ず出力ボリュームを最小の状態にしてください
<特別注意事項2>
水槽内の液と、温度差(10℃以上)のある水を
水槽に<5リットル以上連続的に>追加する場合は
超音波は必ずOFFにして行うようにしてください
振動子に直接ぶつけるような、液の追加操作は行わないでください
振動子、発振機に対して
急激な負荷のかからないように使用してください
補足説明
3種類の振動子の同時照射を保証しない理由です
従来の超音波装置において、
このような問題がない理由は、超音波の利用効率が大きく異なるからです。
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1槽式洗浄システム・仕様書
2 種類の超音波振動子と流水(シャワー)による洗浄
強いキャビテーション(高い音圧レベル)の高調波(500kHz)
この装置以外での実現は難しいと考えています
理由1 水槽と振動子と液循環の最適化による現象です
理由2 音圧の測定解析による確認結果です
(偶然実現している事例はありますが、それらの場合、大変不安定です
洗浄効果に大きなバラツキが発生します
ガラス洗浄で洗浄効果のある装置の場合、(ガラス自身の影響もあり)
大抵200-400kHz 以上の高調波が発生しています)
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1槽式洗浄システム・仕様書
2 種類の超音波と
ポンプ・・による「流水」の組み合わせで「新しい洗浄」が実現します
最大のポイントは
出力を押さえて、
伝播周波数を大きく変化させる(非線形性を大きくする)ことです
(超音波テスターで、非線形性を測定確認することがポイントです)
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1槽式洗浄システム・仕様書
動作確認写真
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1槽式洗浄システム・仕様書
音圧測定解析に基づいた、超音波システムのカスタム対応
超音波システム研究所は、超音波伝搬状態に関する
測定・解析・評価に基づいた
超音波<洗浄・攪拌・・>システムの
解析・設計・製造技術を開発しました。
この技術に基づいた、以下のコンサルティング対応を行っています
1:対象物(洗浄物・・)の音響特性測定・解析
2:音響特性に基づいた、水槽・振動子の設計
(必要に応じて
複数の異なる周波数の超音波振動子の選択
あるいは、
メガヘルツの超音波発振制御プローブの採用・・)
3:対象物に対する超音波出力の最適化
4:超音波出力に合わせた、
ファインバブルの液循環システムを設計
5:上記に基づいた、水槽・治工具の設計
6:ファインバブルと超音波を利用した製造
(ファインバブルと超音波によるエージング処理
表面残留応力の緩和処理)
7:超音波テスター(音圧測定解析システム)による
7-1:超音波振動子、水槽、治工具の確認
7-2:超音波制御・出力、液循環制御、・・最適化
7-3:洗浄液の非線形現象の確認
7-4:洗浄物の超音波伝搬状態の確認
8:各種制御パラメータの微調整
8-1:超音波出力
8-2:超音波のON/OFF制御時間
8-3:ファインバブル発生液循環システム
*液循環量の設定
*液循環のON/OFF制御時間
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1槽式洗浄システム・仕様書
事例
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1槽式洗浄システム・仕様書
以上