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樹脂効果収縮率・収縮応力測定装置 「Custron」- 株式会社 アクロエッジ‐

製品カタログ

樹脂硬化収縮応力測定装置「CUSTRON」は、UV硬化樹脂・熱硬化樹脂・エポキシ樹脂・UV接着剤・UVインク・コーティング・ワックス等の硬化に伴う硬化収縮率・収縮応力を連続測定できる樹脂硬化収縮応力測定装置です。
UV照射→加熱→冷却など昇温、降温の熱プロファイルをプログラムにより自由に組み合わせ設定が可能。
製品製造過程において様々な熱が加わる場合や、長期経時における様々な環境に置かれる製品が受ける収縮率、収縮応力を再現します。

このカタログについて

ドキュメント名 樹脂効果収縮率・収縮応力測定装置 「Custron」- 株式会社 アクロエッジ‐
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 4.9Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 山本通産株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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2021 Custron 樹脂硬化収縮率応⼒物測定装置 JIS K 6941 紫外線硬化樹脂及び熱硬化樹脂の収縮率連続測定⽅法 ISO 4216 UV curable resin and/or thermosetting resin ‒ Continuous measurement method of shrinkage rate 搭載機能 収縮率測定機能 応⼒測定機能 収縮率を測定するユニットです。 設定されたUV照射などの硬化条件において、応⼒を 連続測定します。 応⼒測定機能をプラスすることができます。 さらに薄膜測定の場合は、オプションの⾼精度の変位計 ユニットを搭載することにより測定が可能になります。 【ご注意】 チラー(循環⽔冷却装置)は含まれておりません。 加熱機能(プログラム温調付) 別途オプションにてご注⽂いただくか、お客様にて ※冷却機能は別売 お⼿配をお願いいたします。 また、チラーをCustronに組み込む際にオプション 昇温と降温、または温度キープをプログラム温調にて設定 料⾦がかかります。 することができます。温度プロファイルは20まで設定可 能。これにより、実際の硬化条件に近い環境でサンプルの 【オプションについて】 収縮率を連続測定することができます。 ご購⼊後でも追加できるオプションを多数揃えてお ります。各項⽬については次ページをご覧くださ 基本仕様は常温〜 200℃まで、オプション機能では い。 −50℃〜150℃まで、または常温〜300℃までの機能を追加 することができます。 A L L R I G H T S R E S E R V E D A C R O E D G E C O . , L T D . 2 0 2 1
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はじめからでもあとからでも追加ができる オプションラインナップ 応⼒測定機能 安全対策機能 設定された温度プロファイルまたはUV照射などの硬 Custronの制御システムにインターロックを 化条件において、応⼒を連続測定します 組み込むことにより、装置作動中に万が⼀測 定部の扉を開けてしまった場合、装置の動作 を⾃動でストップします。 窒素パージ機能 チラー※降温システム 測定部内へ窒素パージすることにより、窒素雰囲気中 冷却⽔循環装置をお⼿持ちでない場合、ご での測定を可能にします。制御部にて窒素パージの制 希望に合わせてアクロエッジが⼿配します。 御ができます。 放射温度計 降温システム※チラー別売 サンプルの表⾯の温度を測定します。 冷却⽔循環装置をCustronへ組み込むことに より、任意の降温スピードを設定できるよう にします。MAX10℃∕min。 低温機能 UV照射器 −50℃から150℃までを制御することができま アクロエッジ製UV-LEDスポット照射器です。 す。 波⻑は365nm、385nm、395nm、405nmを ご⽤意。 昇温速度変更 UV照射器制御⽤システム 標準では昇温スピードがMAX10℃∕min アクロエッジ製UV-LEDスポット照射器をはじめ、 ですが、MAX30℃∕minまで早めることができます。 照射器をCustronに組み込むためのシステムです。 昇温・降温やその他の機能と組み合わせて条件設定 し、より実際の硬化条件に合わせて測定を可能に ⾼温機能 します。 標準では200℃までの昇温ですが、300℃まで U V照射器は別売 の昇温を可能にします。 お客様のお⼿持ちのUV照射器を装置へ組み込むこと も可能です。 機能追加へのサポート体制 仕様により不可の場合がありますので、ご使⽤になり たい場合は事前にご相談ください。 ⼀度ご導⼊いただいたあとのオプション追加について ※UV照射器をCustronで使⽤するには、P.8 の は、原則的に装置引き取りの上、作業後設置にお伺い オプション「UV照射器制御⽤システム」搭載の します。 必要があります。 引き取りも専⾨の技術スタッフがお伺いしますので ご安⼼ください。 A L L R I G H T S R E S E R V E D A C R O E D G E C O . , L T D . 2 0 2 1
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測定⽅法について(JIS K 6941) M e a s u r e m e n t s e r v i c e 測定⽅法について JIS K 6941に基づき、以下のように測定します。 1:変位計   4:測定台 1:変位計   4:測定台 2:試料    5:紫外線照射装置 2:試料   5:加熱・冷却装置 3:測定容器  6:紫外線 3:測定容器 図3-紫外線硬化収縮率測定装置の構成例     図4-熱硬化収縮率測定装置の構成例 5.3.2 測定容器 体積及び⼨法が明確な容器を使⽤する。正確な測定を⾏うために,硬化後に底⾯から樹脂の剝離が起こ らない材質か,⼜は壁⾯に試料が吸着しにくいものを⽤いる。また,容器形状は,その容量⼜は体積を計 算しやすいように,容器底⾯が平滑で円柱状のものが望ましい(図5 参照)。 a) 断⾯図 (容器仕様例) b) 平⾯図 深さ 0.5 mm〜3 mm 内径 10 mm〜15 mm 図5-測定容器 A L L R I G H T S R E S E R V E D A C R O E D G E C O . , L T D . 2 0 2 1
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測定原理・測定モデル M e a s u r e m e n t s e r v i c e 収縮率測定 樹脂表⾯の変位量測定により 樹脂の収縮率がわかる 収縮応⼒測定 樹脂硬化時の応⼒測定により 樹脂の収縮応⼒がわかる 熱硬化樹脂の硬化収縮モデル 紫外線硬化樹脂の収縮モデル A :照射開始点 A:照射開始点 B :硬化開始点 B:硬化開始点 C :硬化終了点 C:硬化終了点 D :収縮終了点 D:収縮終了点 a,d:室温 b,c:硬化温度 A L L R I G H T S R E S E R V E D A C R O E D G E C O . , L T D . 2 0 2 1
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受託測定について M e a s u r e m e n t s e r v i c e Custron(樹脂硬化収縮率応⼒物測定装置)受託測定について アクロエッジでは、UV硬化型樹脂および熱硬化樹脂の収縮率測定・およびお応⼒測定の受託測定 を承っております。 これまで、⾃動⾞メーカーや接着剤メーカー、電⼦デバイスメーカー、化学メーカーなど、幅広い 分野において、主に研究分野に携わっておられるお客様にご利⽤いいただいております。 受託測定のメリット 必要なときだけ 測定したいサンプルがスポット的である場合、装置を導⼊することなく、サンプルの測定データ が得られます。 サンプルのハンドリングの⼿間がない サンプルのハンドリングから測定・データの確認および取りまとめまでをアクロエッジが⾏います。 お客様は受け取ったデータをもとに、すぐに研究開発を進めていただけます。※受託測定の納期は測 定スケジュールに基づき、変動いたします。 ⻑時間の測定にも対応 測定時間が⻑時間に及測定にも迅速に対応いたします。 Custron受託測定をご利⽤いただくお客様の例 装置を置く場所が確保できない 装置を購⼊する予算がない 現状の測定⽅法が適切なのか検証、確認をしたい 測定頻度が稀であり、定期的な測定が予想されないため、スポット的に使⽤したい 装置の保守・点検のためのコストを抑えたい Custron受託測定をご利⽤いただいているお客様のお声 これまで連続測定ができる⼿法がなかったので、画期的である 連続測定できる装置を探していたが、やっとみつかった スポット的に使⽤できて助かる 装置を購⼊する予定はないが、測定は継続して続けていきたい ⽴会い測定もできるため、サンプルセットから⾒ることができ、安⼼感がある 他の分析センターへ依頼するより安価である 購⼊の予定があるが、申請に検証データが⼤量に必要だが、受託測定があるので助かる A L L R I G H T S R E S E R V E D A C R O E D G E C O . , L T D . 2 0 2 1
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測定依頼⽅法 M e a s u r e m e n t s e r v i c e ご依頼の流れ 測定依頼書 サンプル測定を承る前に、まずはこちらの測定依頼書にご記⼊ いただきます。 サンプルホルダーのサイズは原則的に、厚み1mm、径10mm にて承っておりますが、サンプルの内容により、0.1mm〜3 mmまで、径は10mm〜15mmまでご⽤意しております。 ※薄膜の測定(0.5mm以下)は、オプションにて承っており ます。 まずは概算価格だけ問い合わせたい、というお客様には、弊社 webサイトに「Custronサンプルテスト⾒積もりフォーム」が ありますので、そちらからお気軽にお問い合わせください。 不明点がある場合は フィルム測定・銀ペーストなど、測定可能かどうかが判断できない場合 は、⼀度アクロエッジへお問い合わせください。 お電話の場合・・・072−836−0031 メールの場合・・・office@acroedge.co.jp webサイトからの問い合わせ・・・「アクロエッジ 受託測定」で検索 いただき、Custronサンプルテストお⾒積もりフォームより、「測定条件 その他:」の欄へ、サンプルの詳細などをご記⼊ください。 A L L R I G H T S R E S E R V E D A C R O E D G E C O . , L T D . 2 0 2 1
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測定結果報告 M e a s u r e m e n t s e r v i c e 測定結果報告書 フィルム測定・銀ペーストなど、測定可能かどうかが判断できない場合は、⼀度アクロエッジへ お問い合わせください。 お電話の場合・・・072−836−0031までお気軽におかけください。 メールの場合・・・office@acroedge.co.jp へお気軽にメールください。 webサイトからの問い合わせ・・・「アクロエッジ 受託測定」で検索いただき、Custron サンプルテストお⾒積もりフォームより、「測定条件 その他:」の欄へ、サンプルの詳細な どをご記⼊ください。 A L L R I G H T S R E S E R V E D A C R O E D G E C O . , L T D . 2 0 1 9
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アクロエッジは、お客様の細かなご要望 に迅速にお応えいたします。 お気軽にお問い合わせください。 TEL: 072-836-0031 E-mail: office@acroedge.co.jp 〒573−0164  大阪府枚方市長尾谷町1−70−1 株式会社アクロエッジ AcroEdge Co.,Ltd. © 2021 AcroEdgeCo.,Ltd.