1/13ページ
ダウンロード(1.7Mb)
コスト最適化と運用継続の両立
このカタログについて
| ドキュメント名 | 第三者保守で守るVMware環境 |
|---|---|
| ドキュメント種別 | ホワイトペーパー |
| ファイルサイズ | 1.7Mb |
| 取り扱い企業 | 株式会社リョーサン (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
Page1
スライド 1
第三者保守で守る
VMware環境
コスト最適化と運用継続の両立
株式会社リョーサン
2025年 10月版
Page2
スライド 2: BroadcomによるVMware買収の影響
BroadcomによるVMware買収の影響
ライセンス体系の変化
2023年11月にBroadcom社がVMware社を買収しました。
その後、VMware製品のライセンス体系が大きく変更されました。
3つの変更点
永続ライセンスからサブスクリプションライセンスへの移行
製品ラインアップの簡素化
CPU単位からコア単位へのライセンス料金体系の変更
Ryosan Company,Limited 2
Page3
スライド 3: 企業が直面する課題
企業が直面する課題
課題01 課題02 課題03
永続ライセンスから CPU単位からコア単位への
製品ラインアップの簡素化
サブスクリプションライセンスへの移行 ライセンス料金体系の変更
従来の永続ライセンスは、一度の購入で長期利用が
可能でしたが、現在はサブスクリプション制に移行。
Broadcom社による買収以降、vSphere、vCenter、 従来はCPU単位での課金でしたが、現在はコア単位
ライセンス費用が定期的に発生するようになり、長
vSANなど個別購入が不可能となり、パッケージ化 の課金に変更。
期的なコスト増が懸念されています。
された提供形態に統一。
ポイント ポイント ポイント
• メーカー保守を希望する場合はサブスク必須 • 不要な機能も含めた購入が前提に • マルチコアCPU導入時のコスト効率が低下
• 永続ライセンスは新ハードウェアに移行不可 • 必要最小限の導入が困難に
• 新規購入はサブスク限定 • ライセンスコストが一律に増加するケース多数
Ryosan Company,Limited 3
Page4
スライド 4: 第三者保守とは?
第三者保守とは?
サーバーやネットワーク機器など
ハードウェアの安定稼働をIT機器メーカーに依存せず
独立企業がサポートする保守サービスです。
第三者保守でのメリット
サポート費用の抑制
サブスクリプション移行への猶予期間の確保
新しい仮想化基盤やクラウド移行の検討時間を確保
Ryosan Company,Limited 4
Page5
スライド 5: VMware環境を守るために
VMware環境を守るために
ハードウェア保守の併用という選択
VMwareの永続ライセンスを有効に活用し続けるには、対応するハードウェアの安定稼働が不可欠です。
いかにライセンスを所有していても、基盤となる物理機器に不具合が発生すれば、環境そのものの維持が困難になります。
- ソフトウェア保守とハードウェア保守の併用による対応策
VMware製品に対しては、ソフトウェア第三者保守を導入することで、メーカサポート終了後も継続的な支援を受けることが可能です。加
えて、ハードウェア第三者保守を併用することで、サーバーやストレージなどIT機器の稼働を長期にわたって安定させることができます。
第三者保守サービスは、メーカが定めた保守終了(EOSL)以降も、
「障害発生時の迅速なオンサイト対応」「ファームウェア管理」「技術サポートの提供」
といった機能を備えており、既存インフラの延命とコスト最適化に寄与します。
コスト最適化 ライセンス費用の高騰リスクを回避 → 永続ライセンスを活かし、追加費用を抑えた運用が可能
第三者保守の 投 資 戦 略 新規ハードウェア投資の先送りによる予算最適化 → EOSL(保守終了)機器でも安定稼働を維持し、予算を戦略
的に配分可能
導入による
運 用 継 続 性 運用ノウハウ・プロセスの継続による業務の安定性確保 → 社内体制や手順を変更せず、既存の運用を継続可能
主なメリット
柔軟な移行設計 IT環境の延命による移行計画の柔軟化 → 仮想化基盤やクラウド移行を、自社に最適なタイミングで段階的に進
行可能
Ryosan Company,Limited 5
Page6
スライド 6: ハードウェア保守の課題とEOSL延長保守サービス
ハードウェア保守の課題とEOSL延長保守サービス
EOS・EOSL 機器の課題 延長保守サービスで解決!
メーカーが保守打ち切りを通告してきたが、 次期システム更改までの
顧客との契約が残っている。 顧客のつなぎ止め。
旧機種が重要な役目を果たしており、 部品の流通がある限り
リプレイスが困難。 機器の継続使用が可能。
大規模更改(クラウド移行等)まで 保守期間を柔軟に調整可能
現行システムの一部を維持したい。 (例:1か月、1年5か月、5年間)
いくつかのメーカーが混在しており、 マルチベンダー対応で窓口一本化。
窓口や期間を合わせたい。
Ryosan Company,Limited 6
Page7
スライド 7: 第三者保守とメーカー保守との主な相違点
第三者保守とメーカー保守との主な相違点
メーカー保守 第三者保守 備 考
障害がハードウェア由来かソフトウェア由来かの切り分けは、
障害一次切り分け お客さま
お客さまにてお願いいたします。
原則お客さま
何にどのように(What/How)障害が発生したかは解明できま
障害の根本原因調査 すが、何故(Why)発生したかの解析は第三者保守では困難で
原則対象外 す。
製造終了品についてはメーカー様でもリユース市場から調達す
ることがあります。
交換パーツ 新品リユース品 リユース品
リユース品でもメーカー新品と同等の品質にてご提供いたしま
す。
ライセンス/ メーカーさまのライセンスをご使用の場合、交換したハード
ご契約による お客さま ウェアへのライセンスの付け替えはお客さまにてお願いいたし
ファームウェア提供 ます。ファームウェアも事前保管をお願いします。
OS/ソフトウェア由来 メーカーさまのOS/ソフトウェア関連のサポートを第三者保守
ご契約による
の障害のサポート で引き継ぐのは原則不可です。
Ryosan Company,Limited 7
Page8
スライド 8: ハードウェア第三者保守について
ハードウェア第三者保守について
第三者保守の特長
海外調達力と20年にわたり培った技術開発力を強みに、他社では取り扱いが難しい機種にも対応できる高品質な第三者保守を提
供しています。
特徴 1 希少機種にも対応可能 選ばれる理由
✓ 「他の企業ではできない」と言われるほどの対応実績
01 02
✓ 海外調達・独自在庫により他社に断られたレア機器でも修理可能
多様な製品・ ワールドワイドに
特徴 2 SIerとの連携サポート 圧倒的な在庫量 広がる調達網
✓ お取引中のSIerさま経由での保守依頼も可能
✓ 大手SIerからの直接依頼実績も多数
✓ 顧客のIT運用に合わせた連携型サポート体制 03 04
24時間365日
幅広いメーカーに
特徴 3 スポット対応も柔軟に 全国どこでも
対応
✓ 契約がなくてもスポット保守で緊急対応可 対応可能
✓ 突発的な障害時にも頼れる駆け込み寺的存在
✓ 事前契約なしでもご相談可能なオンデマンド体制
Ryosan Company,Limited 8
Page9
スライド 9: ハードウェア廃棄の課題
ハードウェア廃棄の課題
ハードウェアの廃棄について、こんなお悩みありませんか?
廃棄コストが発生する データの漏洩が心配 場所を取っている
Ryosan Company,Limited 9
Page10
スライド 10: 売却のメリット
売却のメリット
コストの削減
M e r i t
01 機器を買い取りすることにより 処分コストの削減が可能です。
第三者機関の認証を取得済み。
確実なデータ削除
M e r i t
02 お客さまのオフィス・データセンターでの作業も対応可能です。
廃棄物排出の抑制
M e r i t
03 ご不用のサーバー機器類を廃棄から売却へ
お客さまの環境パフォーマンスのレベルアップをお手伝い。
Ryosan Company,Limited 10
Page11
スライド 11: IT機器処分と買取りの違い
IT機器処分と買取りの違い
産廃業者さまの場合 弊社の場合
産廃処理 資産買取り
• 廃棄費用発生 • 廃棄費用の削減
• マニフェスト発行による受取り・管理の手 • マニフェスト発行不要のため管理、保管の
間が発生 手間なし
• マニフェストの保管義務が発生(5年間) • 必要に応じて買取り証明書も発行可能
※紙での発行の場合、年一回都道府県への報告
義務あり • 廃棄物排出を抑制し、環境負荷を軽減
Ryosan Company,Limited 11
Page12
スライド 12: 大手SIer様の事例
大手SIer様の事例
廃棄から売却に切り替え、コスト面&環境面の双方からメリット大
実際の事例
不要なIT機器...
廃棄すると -300万円
物理破壊する場合 ソフトウェア消去する場合
買取り差引金額 -157万円 買取り差引金額 +15万円
キャッシュアウト キャッシュイン
買取額:273万円 買取額:495万円
消去
消去費:-150万円 買取額 アンラック 消去費: -200万円
買取額 消去
アンラック費:-280万円 費用 アンラック費: -280万円 アンラック
費用
Ryosan Company,Limited 12
Page13
スライド 13: 買取りサービス取扱い対象機器
買取りサービス取扱い対象機器
対象機器 取り扱いメーカー
NEC HITACHI FUJITSU TOSHIBA
✓ サーバー ✓ スイッチ
Cisco HPE DELL(EMC) NetApp
✓ ストレージ ✓ テープドライブ(LTO)
Nutanix IBM Lenovo Juniper
✓ ワークステーション ✓ サーバー用パーツ BROCADE F5 Sun/Oracle Supermicro
Fortinet Palo Alto YAMAHA AVAYA
✓ ルーター
Alaxala BlueCoat
お問い合わせ
ハードウェアの廃棄についてお悩みの方は、
お問い合わせ
ぜひお気軽にご相談ください。
Ryosan Company,Limited 13