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・OTセキュリティガイド!製造現場(工場)での検討ポイントは?
・サイバーセキュリティで知っておきたい用語集
・メンテナンスを変える。異常検知の動向
このカタログについて
ドキュメント名 | 工場の安全対策特集 |
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ドキュメント種別 | ホワイトペーパー |
ファイルサイズ | 3.4Mb |
取り扱い企業 | 株式会社リョーサン (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
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工場の安全対策特集
・ OTセキュリティガイド!製造現場(工場)での検討ポイントは?
・ サイバーセキュリティで知っておきたい用語集
・ メンテナンスを変える。異常検知の動向
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OTセキュリティ対策ガイド!
製造現場(工場)での検討ポイントは?
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製造現場(工場)の資産を守るOTセキュリティ対策手順
以下は工場でのOTセキュリティ対策の導入ステップとして、企業ポリシーの策定からセキュリティインシデントの監視を行
う運用までの概要を図示したものになります。
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製造現場(工場)の資産を守るOTセキュリティ対策手順
Step1:企画
組織のセキュリティ目標や方針を明確にするためには企業ポリシーを策定する必要があります。ポリシー策定は全
従業員の指針となるため非常に重要といえます。また、リスクアセスメントを行いセキュリティ対策に対する脆弱性を
洗い出すことで対策の優先順位を設定し戦略的な計画を立てます。
Step2:設計
脆弱性の原因を事前に取り除くためのプログラミング手法の検討や必要に応じて暗号化、通信セキュリティ、ユー
ザ認証のための技術選定を行い、システムに組み込みます。
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製造現場(工場)の資産を守るOTセキュリティ対策手順
Step3:テスト
設計したセキュリティ対策を実際に評価します。ペネトレーションテスト(疑似攻撃)や脆弱性スキャンなどを行
いながら、システムの脆弱性を見つけ出し修正を行います。また、第三者の視点で客観的に評価される第三者認
証も必要に応じて行います。
Step4:運用
セキュリティ対策を継続的に運用するためにセキュリティインシデントの監視体制を整え、早期発見と対応を行い
ます。
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システムブロックで見るOTセキュリティ対策ポイント
ここからは「Step2:設計」に関連する制御機器内部のOTセキュリティポイントについて見ていきます。
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システムブロックで見るOTセキュリティ対策ポイント
ポイント1[認証・アクセス制御]
外部から攻撃を受けやすい機器の入力部に対するセキュリティです。機器に対して物理的なアクセスやソフトウェ
ア機能への制限を設けることで、不正アクセスを防止します。適切な認証手段とアクセス権の設定により、機器の
機密性と可用性を確保します。
ポイント2[通信セキュリティ]
機器内部のシステム間データ通信を保護するためのセキュリティです。通信経路の暗号化により、データの送受
信中に情報が漏洩したり改ざんされるリスクを低減します。
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システムブロックで見るOTセキュリティ対策ポイント
ポイント3[暗号化、ソフトウェアセキュリティ]
メモリに保存するデータに対してのセキュリティです。データへの暗号化で、不正アクセスによる情報の改ざんや盗
み取られることを防ぎ、機器の信頼性を高めます。ソフトウェアセキュリティは、機器に搭載されるソフトウェアの脆弱
性を最小限に抑えるために不可欠な対策です。
セキュリティは導入して終わりではなく定期的な脆弱性評価やセキュリティパッチの適用により、攻撃者による不正
な侵入を防ぐことが大切です。
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もっと詳しく知りたい方へ
弊社テクラボサイトの『OTセキュリティ対策ガイド!製造現場(工場)での検討ポイントは?』をご覧ください。
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サイバーセキュリティで知っておきたい用語集
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サイバーセキュリティで知っておきたい用語集
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サイバーセキュリティで知っておきたい用語集
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サイバーセキュリティで知っておきたい用語集
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サイバーセキュリティで知っておきたい用語集
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サイバーセキュリティで知っておきたい用語集
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もっと詳しく知りたい方へ
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メンテナンスを変える。異常検知の動向
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メンテナンスを変える。異常検知の動向
検査員の経験則に機器の異常検知を頼りすぎると、予期せぬ人員交代や検知漏れで思わぬ損
失に繋がるかもしれません。機器の常時監視・状態の見える化で、スマートにメンテナンスを行いま
しょう。
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スマートメンテナンスとは
スマートメンテナンス(予測メンテナンス)は、製造設備にセンサを設置して状態に関するデータをリアルタイムに収集・
分析することで、メンテナンスの必要性を予測する仕組みです。従来型のメンテナンスは、設備の故障後に修繕する事
後保全、もしくは故障の有無にかかわらず定期的に実施する予防保全を中心に行われてきました。スマートメンテナン
スは、センサからの情報を活用しメンテナンスの必要性を予測することで、設備の円滑な運用を保ちつつ、設備停止に
より生じる修繕費用やライン停止のリスクを低減できるなど、そのメリットは大きなものです。
事後保全・予防保全とスマートメンテナンスの概要
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スマートメンテナンスとは
メンテナンスは、必要に応じて行えば最も費用対効果が高くなります。予防保全は、頻繁に設備の修理を行うため維
持費がかさみます。一方、修繕が必要になるまでメンテナンスを引き延ばすと、設備の性能を一定以上に戻すためのコ
ストがかかってしまいます。スマートメンテナンスは、収集するリアルタイムデータを基に、最適なメンテナンス時期を特定で
きます。
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