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プロセス水・排水向けTOC測定 B7000i(BioTector)

ホワイトペーパー

“TOC”で見えない汚染を見える化し 確実な排水管理を

工場排水プロセスから出る処理水には大量の有機物および
無機物が含まれる可能性があります。
処理水は河川や海などの自然環境へ放流されるため、排水の
水質は厳格に管理する必要があります。
一方で規制に適合した設備投資および運用管理費用の増大は
企業にとっての大きな課題です。多くの企業は環境保護と設備の
コスト削減という2つの対立する難しいテーマを抱えています。
B7000iはTOCを見える化し潜在的なリスクを迅速に把握、適切な
モニタリングにより企業が直面している難解な問題を解決します。

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このカタログについて

ドキュメント名 プロセス水・排水向けTOC測定 B7000i(BioTector)
ドキュメント種別 ホワイトペーパー
ファイルサイズ 5.4Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 竹田理化工業株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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B7000i (BioTector) プロセス水・排水向けTOC測定 オンライン用全有機炭素計 “TOC”で見えない汚染を見える化し 確実な排水管理を 工場排水プロセスから出る処理水には大量の有機物および 無機物が含まれる可能性があります。 処理水は河川や海などの自然環境へ放流されるため、排水の 水質は厳格に管理する必要があります。 一方で規制に適合した設備投資および運用管理費用の増大は 企業にとっての大きな課題です。多くの企業は環境保護と設備の コスト削減という2つの対立する難しいテーマを抱えています。 B7000iはTOCを見える化し潜在的なリスクを迅速に把握、適切な モニタリングにより企業が直面している難解な問題を解決します。 B7000iは、水中のTOC、COD、BODを TOC COD BOD 同時に測定し監視できる装置です ●TOCを連続監視し、短時間でのデータ収集を実現 ●正確な水質データを用いて処理と再利用の決定を改善 ●製品損失を早期に検出し、過剰な汚染物質の排出を防止し不適合  リスクを減少 ●TO C(全有機炭素)との相関からBOD(生物学的酸素要求量)や  COD(化学的酸素要求量)の項目を計算 B7000i “TOC”測定の背景と目的 Problem Solution Benet 従来のBOD測定は手作業で時 B7000 iは連続モニタリングの B7000iは排水中の有機物の炭 間がかかり、測定結果に時間 実現でBOD、CODの従来方式 素含有量を測定し、排水処理施 的な遅れや温度の影響やサン に比べて測定時間を大幅に削 設内の汚染や過負荷を特定 プルの時間的な変化による測 減しています。 し、プロセスの最適化・制御に 定誤差が生じます。 また排水中の有機物の量の変 役立ちます。 また、降雨や工業プラントでの 化を特定することにより、環境 B70 0 0 iは99. 8 6%という高い 化学物質使用の変動などによ 規制の遵守を確実にします。 稼働率を誇り、6ヶ月ごとのメン り、処理施設に流入する水の流 継続的なメンテナンスの必要 テナンスのみで、キャリブレー 量や有機物の含有量に大きな 性を減らすことで、迅速な投資 ション不要の自己洗浄機能を 変動が生じる可能性があり、迅 回収を実現します。 備えています。 速な対応が求められます。
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“TOC”を選択するポジティブな2つの理由 ❶省人・省力化 排水中の有機物量を特定するための一般的な測定方法は3つあります。 生物学的酸素要求量(BOD)、化学的酸素要求量(COD)、及び全有機炭素(TOC)の3つです。「エンジニアのリソー ス」「管理のシンプル化」という省人・省力化の観点からTOC測定は価値ある管理方法を提供します。 BOD COD TOC 測定方法 測定対象 生分解性有機物 有機物+還元性無機物 有機炭素 測定時間 5日 1時間 7分 無機物影響 なし あり なし マニュアル作業と作業時間は大きな課題 作業のシンプル化と時間の短縮 BODは生分解性有機物量の評価測定に5日間。 HACHのB7000iは有機炭素の総量を直接測定します。 自動測定は限定的です。CODは1時間~数時間の測定 この方法はBODやCOD測定よりも正確に汚染物質を が必要です。還元性無機物の影響を受けるため純粋な 特定でき、より迅速かつリアルタイムで測定を行うこ 有機物量の評価には向きません。 とが可能です。B7000iは7分毎の計測を実現します。 ❷連続測定 水中の汚染レベルは、処理及び再利用の決定に影響を与えます。 また、過剰な汚染物質の排出は施設のダウンタイム、製品損失、排水処理施設の 不適合につながる大きな要因です。 処理プロセス内に測定機器を設置し連続モニタリングを行うことは水質のトレンド、 環境変化の瞬時の把握、そして即時にトラブルへの行動を準備させます。 この行動は施設の停止時間を削減し、復旧にかかる費用を大幅に削減させること B7000i ができます。 塩素処理 脱塩素 ゴミ除去 沈殿槽 反応槽 放流 排水源 油分除去 沈殿槽
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“B7000i”を選択するポジティブな理由 従来型のTOC計の大きな課題は連続稼働が実現できないことでした。特に排水内に流入する塩化物、カルシウムは プロセスのダウンタイムを発生させ、リソース、時間、メンテナンスコストともに大きな負担となっています。 HACH B7000i 課題 燃焼式 湿式+UV酸化方式 二段階湿式酸化方式 カルシウム・塩の影響 燃焼炉に結晶蓄積 一定レベルまでの 塩化物(最大30%) 除去作業や故障原因となる 希釈が必要 カルシウム(最大12%)まで対応 バクテリア・藻の発生 サンプルチューブが詰まり、洗浄やチューブの交換が必要 自動洗浄機能による洗浄 内径3.2mmのサンプルチューブ サンプルろ過・フィルタ 細チューブ(例:0.2~0.5mm)の為、 微量注入器や マイクロ・スライダーバルブの保護にフィルター設置と定期的洗浄が必要 自動洗浄機能により分解清掃不要 油脂・グリスの影響 定期的に測定を停止し、分解洗浄とメンテナンスが必要 高粘度油脂類を自動洗浄機能により除去 測定値のドリフト 燃焼炉内の結晶蓄積、IRベンチの 不完全酸化物の付着やUV光源 汚れにより2~3日毎の校正要 劣化により2~3日毎の校正要 5%以下 / 年通常の校正周期は6ヶ月 自動洗浄機能 分解内部洗浄を行うために約1時間の測定停止が必要 サンプル流路とリアクターを測定ごと自動洗浄 “99.7%”の年間稼働率を実現する独自方式 3つのユニークな特長で長期の稼働率を可能にします。 ❶湿式2段階酸化方式の実現 表 示 1オゾン発生器で得たオゾンとアルカリ試薬の 部 水酸基を2リアクターで反応させ、ヒドロキシル ラジカルを生成します。 これにより、サンプル中の有機物を酸化分解し、 分 炭酸イオンとシュウ酸イオンを生成します。 析 生成されたシュウ酸イオンは、酸試薬中のマン 部 ガンを触媒として二酸化炭素に分解されます。 この二酸化炭素は、3非分散型赤外線(ND IR) 検出器で測定されます。 ❷自動洗浄機能 分析後、サンプル水はpH2程度の酸性のまま 4廃液ポットに蓄えられます。 次の測定前に、この廃液を洗浄液として逆流させ、 内部流路とサンプルチューブを自動洗浄します。 これにより、油脂やバクテリアを分解・殺菌し、流 路を常に清潔に保ちます。自動洗浄機能はOFFに オゾン発生器 酸素濃縮器 計装ドライエアー することも可能です。 オ 排気 CO₂検出器 ゾ (NDIR) ン 分 解 ❸大口径サンプルチューブ クーラー 筒 内径3.2mmの大口径サンプルチューブを採用して 酸試薬 います。 酸試薬ポンプ 粒径2mmまで対応し、フィルター無しでも目詰 アルカリ試薬 アルカリ試薬ポンプ まりを防ぎます。 リアクター 測定サンプル B7000シリーズ サンプルポンプ オプション流路 3.2 mm バイパス排水 m0.m8廃液ポット 排水 一般的なTOC計の サンプルチューブ
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“TOC”測定のアプリケーション 海水が混ざる排水はTOC計にとって大きなチャレンジ です。 排水中の「高い塩分濃度」と「カルシウム濃度」はTOC計 内のチューブを詰まらせる阻害要因です。 B7000 iに搭載されている湿式2段階酸化方式、自動洗 浄機能、大口径サンプルチューブは、今までのTOC計が 抱える課題を解決する特長です。 B70 0 0 iは幅広い工業分野でお客様の水処理のミッ ションをサポートします。 ●製鉄 ●製紙 ●機械 ●金属 ●化学 B7000i 仕様 ディスプレイ バックライト付LCD / 表示言語:英語 収納材質 ガラス繊維強化ポリエステル 保護構造 IP44、屋内仕様 外形寸法 W750×H1,250×D320(mm) 重量 90kg *オプションにより最大120kg 電源電圧 100~115Vまたは200~230V 50/60Hz 消費電力 最大100VA 周囲温度 +5~40℃ 周囲湿度 +5~85% 騒音 <60dB アナログ出力 4~20mA×2 負荷抵抗500Ω *オプションにより最大6 デジタル出力 警報出力×2(任意設定可)、Fault×1(固定)、負荷抵抗1A30VDC シリアル出力 RS232×1 データ保存 SDカードスロットル×1、測定データ9999件、故障データ99件 サンプル入・出口 外径1/4" PFA継手 *チューブ継手含む バイパス 外径1/4" PFA継手 *チューブ継手含む 配管接続 排気口 外径1/4" PFA継手 *チューブ継手含む グラブサンプル入口 外径1/4" PFA継手 *チューブ継手含む 酸・アルカリ試薬入口 外径1/4" PFA継手 *チューブ継手含む 測定項目 標準仕様 TIC+TOC *CODまたはBOD表示(相関値入力による) 酸化方式 湿式二段階酸化(特許取得済みヒドロキシラジカル+マンガン触媒) 検出方式 NDIR 測定流路数 最大6(1、2、4、6)流路 +グラブサンプル流路付 標準モデル R1 100mg/L(±0.30mg/L)、R2 1000mg/L(±1.5mg/L)、R3 10000mg/L(±30mg/L) 測定レンジ 高濃度モデル R1 250mg/L(±0.45mg/L)、R2 2000mg/L(±6.0mg/L)、R3 20000mg/L(±30mg/L) レンジ設定 自動または手動選択 測定時間 7分~ *濃度などによる 測定サンプル量 8mL / 1測定 サンプル水 サンプル容器(オプション)まで供給 *TOC計4m範囲 サンプル温度 +2~60℃ サンプル粒子径、処理不要濃度 2mmまでの柔らかい粒子、塩濃度30%、カルシウム濃度12% 付帯設備 オイルフリー圧縮空気(要除塵、要除湿、接続部3/8インチ) 露点温度-20℃、空気圧力1.5bar/G、必要流量8.4m³/h、消費量5.4m³/h 標準機能 自動洗浄機能(測定後酸廃液によるサンプルライン逆洗浄方法) / ゼロチェック機能 / グラブサンプル機能 酸 1.8N硫酸溶液(触媒として80mg/Lの硫酸マンガンを含む)、20Lタンク 試薬 アルカリ 1.2N水酸化ナトリウム溶液、20Lタンク HACH日本総代理店 東亜ディーケーケー株式会社 営業戦略部HACH営業推進課 [ホームページ] www.toadkk.co.jp 〒169-8648 東京都新宿区高田馬場1-29-10 TEL.03-3202-0235 [製品問い合わせ] tdscall@toadkk.co.jp 2025年5月作成