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【三菱電機】高力率コンバータ FREQROL-HC2

製品カタログ

インバータの電源高調波を大幅に抑制

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ドキュメント名 【三菱電機】高力率コンバータ FREQROL-HC2
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FR-HC2 カタログ

三菱電機高力率コンバータ お問い合わせは下記へどうぞ 電話技術相談窓口 受付時間※1 月曜~金曜 9:00~19:00、土曜・日曜・祝日 9:00~17:00 対 象 機 種 電 話 番 号 自動窓口案内 選択番号※6 対 象 機 種 電 話 番 号 自動窓口案内 選択番号※6 自動窓口案内 052-712-2444 ー SCADA GENESIS64TM 052-712-2962※2※5 ー エッジ 産業用PC MELIPC MELSERVOシリーズ 1→2 FACTORY AUTOMATION コンピューティング Edgecross対応ソフトウェア( NC Machine Tool 052-712-2370※2 8 位置決めユニット 製品 1→2 OptimizerなどのNC関連製品を除く) (MELSEC iQ-R/Q/Lシリーズ) MELSEC iQ-R/Q/Lシーケンサ モーションユニット サーボ/ 1→1 (CPU内蔵Ethernet機能などネットワークを除く) (MELSEC iQ-R/iQ-Fシリーズ) 052-711-5111 2→2 位置決めユニット/ MELSOFT GXシリーズ モーションソフトウェア 1→1 モーションユニット/ (MELSEC iQ-R/Q/L/QnAS/AnS) シンプルモーションユニット シンプルモーションユニット/ 1→2 三菱電機高力率コンバータ MELSEC iQ-F/FXシーケンサ全般 (MELSEC iQ-R/iQ-F/Q/Lシリーズ) 052-712-6607 052-725-2271※3 2→1 モーションコントローラ/ MELSOFT GXシリーズ(MELSEC iQ-F/FX) モーションCPU センシングユニット/ 1→1 ネットワークユニット (MELSEC iQ-R/Qシリーズ) 2→3 組込み型サーボシステム (CC-Linkファミリー/MELSECNET/Ethernet/シリアル通信) 052-712-2578 センシングユニット コントローラ 1→2 MELSOFT MELSOFT Navigator/ (MR-MTシリーズ) 統合エンジニアリング環境 MELSOFT Update Manager 052-799-3591※2 2→6 シンプルモーションボード/ポジションボード 1→2 FREQROL-HC2 iQ Sensor Solution MELSOFT MTシリーズ/ 1→2 MELSOFT MRシリーズ/EMシリーズ MELSOFT MXシリーズ 通信支援ソフトウェアツール センサレスサーボ FR-E700EX/MM-GKR 052-722-2182 3 シ MELSECパソコンボード Q80BDシリーズなど 052-712-2370※2 2→4 インバータ FREQROLシリーズ 052-722-2182 インバータの電源高調波を大幅に抑制 ー WinCPUユニット/C言語コントローラ/ 三相モータ 三相モータわく番号225以下 0536-25-0900※2※4 ー ケ ン C言語インテリジェント機能ユニット 産業用ロボット MELFAシリーズ 052-721-0100 5 サ MESインタフェースユニット/高速データロガーユニット/ 電磁クラッチ・ブレーキ/テンションコントローラ 052-712-5430※5 ー 高速データコミュニケーションユニット/OPC UAサーバユニット 052-799-3592※2 2→5 データ収集アナライザ MELQIC IU1/IU2シリーズ 052-712-5440※5 ー システムレコーダ 低圧開閉器 MS-Tシリーズ/MS-Nシリーズ 052-719-4170 7→2 プロセスCPU/二重化機能 US-Nシリーズ SIL2プロセスCPU 低圧遮断器 ノーヒューズ遮断器/漏電遮断器/ 052-719-4559 7→1 MELSEC計装/iQ-R/ (MELSEC iQ-Rシリーズ) MDUブレーカ/気中遮断器(ACB)など 052-712-2830※2※3 2→7 Q二重化 プロセスCPU/二重化CPU 電力量計/計器用変成器/ (MELSEC-Qシリーズ) 電力管理用計器 指示電気計器/管理用計器/ 052-719-4556 7→3 MELSOFT PXシリーズ タイムスイッチ 安全シーケンサ 省エネ支援機器 EcoServer/E-Energy/検針システム/ 052-719-4557※2※3 7→4 (MELSEC iQ-R/QSシリーズ) エネルギー計測ユニット/B/NETなど MELSEC Safety 安全コントローラ 052-712-3079※2※3 2→8 小容量UPS(5kVA以下) FW-Sシリーズ/FW-Vシリーズ/ 052-799-9489※2※5 7→5 (MELSEC-WSシリーズ) FW-Aシリーズ/FW-Fシリーズ 電力計測ユニット/絶縁監視ユニット QEシリーズ/REシリーズ 052-719-4557※2※3 2→9 お問い合わせの際には、今一度電話番号をお確かめの上、お掛け間違いのないようお願いいたします。 レーザ変位センサ ※1:春季・夏季・年末年始の休日(弊社休業日)を除く ※2:土曜・日曜・祝日を除く ※3:金曜は17:00まで FAセンサ MELSENSOR ビジョンセンサ 052-799-9495※2 6 ※4:月曜~木曜 9:00~17:00、金曜 9:00~16:30 ※5:受付時間9:00~17:00 コードリーダ ※6:選択番号の入力は、自動窓口案内冒頭のお客様相談内容に関する代理店、商社への提供可否確認の GOT2000/1000シリーズ 4→1 回答後にお願いいたします。 表示器GOT 052-712-2417 MELSOFT GTシリーズ 4→2 〒100-8310 東京都千代田区丸の内2-7-3(東京ビル) 本社機器営業部 〒110-0016 東京都台東区台東1-30-7(秋葉原アイマークビル) (03)5812-1420 関越機器営業部 〒330-6034 さいたま市中央区新都心11-2(明治安田生命さいたま新都心ビル) (048)600-5835 新潟支店 〒950-8504 新潟市中央区東大通1-4-1(マルタケビル) (025)241-7227 神奈川機器営業部 〒220-8118 横浜市西区みなとみらい2-2-1(横浜ランドマークタワー) (045)224-2623 北海道支社 〒060-8693 札幌市中央区北二条西4-1(北海道ビル) (011)212-3793 東北支社 〒980-0013 仙台市青葉区花京院1-1-20( 花京院スクエア) (022)216-4546 北陸支社 〒920-0031 金沢市広岡3-1-1(金沢パークビル) (076)233-5502 中部支社 〒450-6423 名古屋市中村区名駅3-28-12(大名古屋ビルヂング) (052)565-3323 豊田支店 〒471-0034 豊田市小坂本町1-5-10(矢作豊田ビル) (0565)34-4112 関西支社 〒530-8206 大阪市北区大深町4-20(グランフロント大阪 タワーA) (06)6486-4119 中国支社 〒730-8657 広島市中区中町7-32(ニッセイ広島ビル) (082)248-5345 四国支社 〒760-8654 高松市寿町1-1-8(日本生命高松駅前ビル) (087)825-0072 九州支社 〒810-8686 福岡市中央区天神2-12-1(天神ビル) (092)721-2236 L(名)06066-J(2206)MEE この印刷物は、2022年6月の発行です。なお、お断りなしに仕様を変更することがありますのでご了承ください。 2022年6月作成
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Global Player 三菱電機グループは「グローバル 環境先進企業」を目指します。 特長 4 接続例 6 標準仕様 7 外形寸法図 13 端子結線図、端子仕様説明 19 パラメータリスト 23 保護機能 25 オプションおよび周辺機器 26 ご使用上・選定時の注意事項 30 標準価格・納期、保証について 32 三菱電機グループは、以下の多岐にわたる分野で事業を展開しています。 三菱電機グループは、「常により良いものを 重電システム 目指し、変革していく」という“Changes for タービン発電機、水車発電機、原子力機器、電動機、変圧器、パワーエレクトロニクス機器、遮断 器、ガス絶縁開閉装置、開閉制御装置、監視制御、保護システム、大型映像表示装置、車両用電 the Better”の理念のもと、活力とゆとりの 機品、エレベーター、エスカレーター、ビルセキュリティーシステム、ビル管理システム、粒子線 ある社会の実現に取り組んできました。そし 治療装置、その他 ていま、時代に応える“eco changes”の精 神で、家庭から宇宙まで、あらゆる事業を通 産業メカトロニクス じ、環境に配慮した持続可能な社会の実現に プログラマブルコントローラー、インバーター、ACサーボ、表示器、電動機、ホイスト、電磁開閉 向けてチャレンジしています。そのために、 器、ノーヒューズ遮断器、漏電遮断器、配電用変圧器、電力量計、無停電電源装置、産業用送風 機、数値制御装置、放電加工機、レーザー加工機、産業用ロボット、クラッチ、自動車用電装品、 社員一人ひとりがお客さまと一体となって、 カーエレクトロニクス、カーメカトロニクス機器、カーマルチメディア機器、その他 グローバルな視点で、暮らしを、ビジネスを、 社会を、より安心・快適に変えてゆきます。 情報通信システム 三菱電機グループは、最先端の環境技術と優 無線通信機器、有線通信機器、監視カメラシステム、衛星通信装置、人工衛星、レーダー装置、 れた製品力を世界に展開し、豊かな社会の構 アンテナ、放送機器、データ伝送装置、ネットワークセキュリティーシステム、情報システム関連 機器及びシステムインテグレーション、その他 築に貢献する「グローバル環境先進企業」を 目指します。 電子デバイス パワーモジュール、高周波素子、光素子、液晶表示装置、その他 家庭電器 液晶テレビ、ルームエアコン、パッケージエアコン、ヒートポンプ式給湯暖房システム、冷蔵庫、 扇風機、換気扇、太陽光発電システム、電気温水器、LED ランプ、蛍光ランプ、照明器具、圧縮 機、冷凍機、除湿機、空気清浄機、ショーケース、クリーナー、ジャー炊飯器、電子レンジ、 IH クッキングヒーター、その他 2 3
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Global Player 三菱電機グループは「グローバル 環境先進企業」を目指します。 特長 4 接続例 6 標準仕様 7 外形寸法図 13 端子結線図、端子仕様説明 19 パラメータリスト 23 保護機能 25 オプションおよび周辺機器 26 ご使用上・選定時の注意事項 30 標準価格・納期、保証について 32 三菱電機グループは、以下の多岐にわたる分野で事業を展開しています。 三菱電機グループは、「常により良いものを 重電システム 目指し、変革していく」という“Changes for タービン発電機、水車発電機、原子力機器、電動機、変圧器、パワーエレクトロニクス機器、遮断 器、ガス絶縁開閉装置、開閉制御装置、監視制御、保護システム、大型映像表示装置、車両用電 the Better”の理念のもと、活力とゆとりの 機品、エレベーター、エスカレーター、ビルセキュリティーシステム、ビル管理システム、粒子線 ある社会の実現に取り組んできました。そし 治療装置、その他 ていま、時代に応える“eco changes”の精 神で、家庭から宇宙まで、あらゆる事業を通 産業メカトロニクス じ、環境に配慮した持続可能な社会の実現に プログラマブルコントローラー、インバーター、ACサーボ、表示器、電動機、ホイスト、電磁開閉 向けてチャレンジしています。そのために、 器、ノーヒューズ遮断器、漏電遮断器、配電用変圧器、電力量計、無停電電源装置、産業用送風 機、数値制御装置、放電加工機、レーザー加工機、産業用ロボット、クラッチ、自動車用電装品、 社員一人ひとりがお客さまと一体となって、 カーエレクトロニクス、カーメカトロニクス機器、カーマルチメディア機器、その他 グローバルな視点で、暮らしを、ビジネスを、 社会を、より安心・快適に変えてゆきます。 情報通信システム 三菱電機グループは、最先端の環境技術と優 無線通信機器、有線通信機器、監視カメラシステム、衛星通信装置、人工衛星、レーダー装置、 れた製品力を世界に展開し、豊かな社会の構 アンテナ、放送機器、データ伝送装置、ネットワークセキュリティーシステム、情報システム関連 機器及びシステムインテグレーション、その他 築に貢献する「グローバル環境先進企業」を 目指します。 電子デバイス パワーモジュール、高周波素子、光素子、液晶表示装置、その他 家庭電器 液晶テレビ、ルームエアコン、パッケージエアコン、ヒートポンプ式給湯暖房システム、冷蔵庫、 扇風機、換気扇、太陽光発電システム、電気温水器、LED ランプ、蛍光ランプ、照明器具、圧縮 機、冷凍機、除湿機、空気清浄機、ショーケース、クリーナー、ジャー炊飯器、電子レンジ、 IH クッキングヒーター、その他 2 3
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特長

特長 特長 1 電源高調波を大幅に抑制 6 Mダイヤル付き操作パネル(FR-DU07-CNV) 7 ネットワーク対応の充実 特  長 ●「特定需要家 高調波抑制対策ガイドライン」において自励三相ブリッジに相当し、等価容量の換算係数K5=0を実現しました。 ●操作パネル(FR-DU07-CNV)でパラメータコピー可能 ●RS-485通信に標準対応。オプションのFR-A7NCで ■高調波等価容量換算係数(ガイドライン付属書より関係分を抜粋) 操作パネルやオプションのパラメータユニット(FR-PU07)に CC-Linkにも対応可能 分 類 回路種別 換算係数 主な利用例 パラメータ設定値を保存できます。 ・力行・回生に関わらず電力のモニタが可能なため、省エネ 接 続 6パルス変換装置 K11=1 直流電鉄変電所 ●入力電流、入力電圧、入力電力(回生表示付き)、母線電圧 効果の確認が出来ます。 例 1 三相ブリッジ 12パルス変換装置 K12=0.5 電気化学 24パルス変換装置 K13=0.25 その他一般 などをモニタできます。 ・各種アラームや各相個別の電圧モニタが可能なため、障 リアクトルなし K31=3.4 汎用インバータ ●Mダイヤルで操作は簡単です。 害解析が容易にできます。 標 3 三相ブリッジ リアクトルあり(交流側) K32=1.8 エレベータ 準 (コンデンサ平滑) リアクトル(直流側) K33=1.8 冷凍空調機 FR-HC2 インバータ インバータ 仕 リアクトル(交・直流側) K34=1.4 その他一般 パラメータ変更例 様 単相ブリッジ リアクトルなし K41=2.3 汎用インバータ シーケンサ (コンデンサ平滑、倍電圧整流方式) リアクトルあり(交流側) K42=0.35 冷凍空調機、その他一般 4 外 単相ブリッジ リアクトルなし K43=2.9 汎用インバータ FR-A7NC FR-A8NC FR-A8NC 形 寸 (コンデンサ平滑、全波整流方式) リアクトルあり(交流側) K44=1.3 その他一般 終端抵抗 終端抵抗 法 5 自励三相ブリッジ K5=0 PWMコンバータ(高力率コンバータ) CC-Link専用 CC-Linkネットワーク 図 ケーブル  総合高調波電流歪み率(THDi)が5%以内*1のため、高調波抑制関係規格IEEE519の要件を満たしています。 端端 子子 *1: 公称条件において、FR-HCL21の電源入力端子で測定した数値です。 仕結 電源電圧に歪みがある場合、電源系統の高調波がFR-HC2に流れ込むことにより、高調波含有率は大きくなります。 用途例 様線 説図 明 ●インバータ特有のピーク値の大きな入力電流波形が正弦波 電源電圧 電源電圧 に改善されるため、入力電流の実効値が小さくなります。 【天井クレーン】 【水処理施設(ポンプ)】 リパ スラ メ ●入力電流実効値が減少しますので電源トランスやNFB、電 入力電流 ト 入力電流 電源 標準 高力率 走行 付属品 コンバータ インバータ モータ ー タ 線など、電源側機器の選定を小さくすることができ、設備費の トロリー線 トロリー線 B コストダウンができます。 電気室 巻上モータ インバータ 走行 電源 標準 高力率 インバータ モータ IM モータ 付属品 車 コンバータ 保 [FR-HC2未接続時] [FR-HC2接続時] 走行モータ 走行モータ 輪 G IM クレーン 護 IM G B レ ー インバータ モータ 機 ル インバータ 巻上 モータ 能 2 電源回生機能で省エネ運転 4 コンパクト設計による省スペース化の実現 W B オ ・電源回生機能があるため、ブレーキユニットは不要です。 ・インバータの電源高調波を抑制できます。 プ 電源回生機能を標準装備しているので、ブレーキユニットが 従来機種(FR-HC、MT-HC)に比べて、高力率コンバータ本体 ・機械ブレーキの電源は、標準付属品の電源側より接続します。 ・電源回生機能があるため、ブレーキユニットは不要です。 シ ョ ン 不要になり、大きな制動能力が得られます。 (15Kを除く)、入力リアクトル(75K以上)を小形化しました。 (100%トルク連続、最大150%トルク60sの回生が可能) 注 モータからの回生エネルギーを電源に返すことができるため、 5 長寿命部品と寿命診断機能 充実のラインアップ 意 事 省エネになります。 項 7.5K15K 30K 55K (1)寿命部品のさらなる長寿命 ■形名 500 ●冷却ファンは、設計寿命10年*1の長寿命化を実現しました。 300 F R - H C 2 - 7.5K 保価 証格 使 200 冷却ファンのON/OFF制御との組合せで、さらに長寿命に 用 時 100 なります。 UL、cUL、EC指令(CEマーク)、韓国電波法(KCマーク)に対応しています。 間 またEAC認証を取得しています。 ( sec 50 ●コンデンサは、設計寿命10年*1*2のものを採用し、長寿命 高力率コンバータ 記 号 電 圧 記 号 適用容量 欧州特定有害物質使用制限(RoHS)指令に対応した、  ) 30 化を実現しました。(周囲温度105℃ 5000時間相当のコン 基本形式 なし 200Vクラス 7.5K~560K 容量kWを表す 人や環境に配慮した高力率コンバータです。 デンサを採用しています。) H 400Vクラス 耐環境性の強化を目的として、FR-HC2本体は、プリント基板のコー ティング処理、銅導体のメッキ処理、電磁接触器の防食処理を行なっ 10 10 20 30 40 50 60 70 80 ています。 *1: 周囲温度:年間平均40℃(腐食性ガス、引火性ガス、オイルミスト・じんあいのないこと) 容量(kW) 7.5 15 30 55 75 110 160 220 280 400 560 従来機種FR-HCシリーズでプリント基板コーティング品(FR-HC-□ 短時間許容回生電力(kW) 設計寿命は計算値ですので、保証値ではありません。 K-60)をご使用の場合、本製品では、標準品で対応可能です。 3相200Vクラス ● ● ● ● ● - - - - - - [注記] [55K以下の例] *2: 入力電流:高力率コンバータ定格の80% 3相400Vクラス ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●  ・製品仕様に記載の使用環境範囲を超えて保証するものではあり ません。 ●寿命部品の寿命目安です。 ●:発売機種 -:該当なし  ・プリント基板のコーティング処理は、LED、コネクタ、端子台および その周辺など、コーティングできない箇所を除き実施します。 3 複数インバータを接続可能 部品名 寿命目安 JEMAの目安*3  ・電磁接触器の防食処理は、表面処理を行なっていない銅系部品 にメッキ処理を実施します。 冷却ファン 10年 2~3年 FR-HC2 共通コンバータ方式が可能とな インバータ 主回路平滑用コンデンサ 10年 5年 標準付属品 9ページ参照 り、最大で10台までのインバータ プリント基板上平滑コンデンサ 10年 5年 *3: JEMA(社団法人日本電機工業会)「 汎用インバータ定期点検のおすすめ」より抜粋 が接続できます。*1 回生運転時のエネルギーを他の インバータ (2)最先端の寿命診断方式を実現 インバータで流用できるため、省 最大10台まで ●制御回路コンデンサ、冷却ファン、突入電流抑制回路の劣 エネ運転が実現できます。 接続可能 化度合いをモニタできます。 *1: 高力率コンバータの容量は、接続されるインバータ *4 容量またはモータ容量の合計より必ず大きくなるよう インバータ ●自己診断により、部品寿命の警報を出力 できるため、トラブ リアクトル1 リアクトル2 外置きボックス*2 にしてください。 ルを未然に防ぐことができます。 (   12ページ参照) (FR-HCL21) (FR-HCL22) (FR-HCB2) *4: 制御回路コンデンサ、突入電流抑制回路、冷却ファンのいずれか1つが出力レベルに到達すると 高力率コンバータ*1 (FR-HC2) *1: 標準付属品と組合せてご使用ください。ただし、標準付属品接続用の電線は付属しておりません。 警報を出力します。 *2: 280K以上はボックスではなく、周辺機器を別々に提供しています。 4 5
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特長 特長 1 電源高調波を大幅に抑制 6 Mダイヤル付き操作パネル(FR-DU07-CNV) 7 ネットワーク対応の充実 特  長 ●「特定需要家 高調波抑制対策ガイドライン」において自励三相ブリッジに相当し、等価容量の換算係数K5=0を実現しました。 ●操作パネル(FR-DU07-CNV)でパラメータコピー可能 ●RS-485通信に標準対応。オプションのFR-A7NCで ■高調波等価容量換算係数(ガイドライン付属書より関係分を抜粋) 操作パネルやオプションのパラメータユニット(FR-PU07)に CC-Linkにも対応可能 分 類 回路種別 換算係数 主な利用例 パラメータ設定値を保存できます。 ・力行・回生に関わらず電力のモニタが可能なため、省エネ 接 続 6パルス変換装置 K11=1 直流電鉄変電所 ●入力電流、入力電圧、入力電力(回生表示付き)、母線電圧 効果の確認が出来ます。 例 1 三相ブリッジ 12パルス変換装置 K12=0.5 電気化学 24パルス変換装置 K13=0.25 その他一般 などをモニタできます。 ・各種アラームや各相個別の電圧モニタが可能なため、障 リアクトルなし K31=3.4 汎用インバータ ●Mダイヤルで操作は簡単です。 害解析が容易にできます。 標 3 三相ブリッジ リアクトルあり(交流側) K32=1.8 エレベータ 準 (コンデンサ平滑) リアクトル(直流側) K33=1.8 冷凍空調機 FR-HC2 インバータ インバータ 仕 リアクトル(交・直流側) K34=1.4 その他一般 パラメータ変更例 様 単相ブリッジ リアクトルなし K41=2.3 汎用インバータ シーケンサ (コンデンサ平滑、倍電圧整流方式) リアクトルあり(交流側) K42=0.35 冷凍空調機、その他一般 4 外 単相ブリッジ リアクトルなし K43=2.9 汎用インバータ FR-A7NC FR-A8NC FR-A8NC 形 寸 (コンデンサ平滑、全波整流方式) リアクトルあり(交流側) K44=1.3 その他一般 終端抵抗 終端抵抗 法 5 自励三相ブリッジ K5=0 PWMコンバータ(高力率コンバータ) CC-Link専用 CC-Linkネットワーク 図 ケーブル  総合高調波電流歪み率(THDi)が5%以内*1のため、高調波抑制関係規格IEEE519の要件を満たしています。 端端 子子 *1: 公称条件において、FR-HCL21の電源入力端子で測定した数値です。 仕結 電源電圧に歪みがある場合、電源系統の高調波がFR-HC2に流れ込むことにより、高調波含有率は大きくなります。 用途例 様線 説図 明 ●インバータ特有のピーク値の大きな入力電流波形が正弦波 電源電圧 電源電圧 に改善されるため、入力電流の実効値が小さくなります。 【天井クレーン】 【水処理施設(ポンプ)】 リパ スラ メ ●入力電流実効値が減少しますので電源トランスやNFB、電 入力電流 ト 入力電流 電源 標準 高力率 走行 付属品 コンバータ インバータ モータ ー タ 線など、電源側機器の選定を小さくすることができ、設備費の トロリー線 トロリー線 B コストダウンができます。 電気室 巻上モータ インバータ 走行 電源 標準 高力率 インバータ モータ IM モータ 付属品 車 コンバータ 保 [FR-HC2未接続時] [FR-HC2接続時] 走行モータ 走行モータ 輪 G IM クレーン 護 IM G B レ ー インバータ モータ 機 ル インバータ 巻上 モータ 能 2 電源回生機能で省エネ運転 4 コンパクト設計による省スペース化の実現 W B オ ・電源回生機能があるため、ブレーキユニットは不要です。 ・インバータの電源高調波を抑制できます。 プ 電源回生機能を標準装備しているので、ブレーキユニットが 従来機種(FR-HC、MT-HC)に比べて、高力率コンバータ本体 ・機械ブレーキの電源は、標準付属品の電源側より接続します。 ・電源回生機能があるため、ブレーキユニットは不要です。 シ ョ ン 不要になり、大きな制動能力が得られます。 (15Kを除く)、入力リアクトル(75K以上)を小形化しました。 (100%トルク連続、最大150%トルク60sの回生が可能) 注 モータからの回生エネルギーを電源に返すことができるため、 5 長寿命部品と寿命診断機能 充実のラインアップ 意 事 省エネになります。 項 7.5K15K 30K 55K (1)寿命部品のさらなる長寿命 ■形名 500 ●冷却ファンは、設計寿命10年*1の長寿命化を実現しました。 300 F R - H C 2 - 7.5K 保価 証格 使 200 冷却ファンのON/OFF制御との組合せで、さらに長寿命に 用 時 100 なります。 UL、cUL、EC指令(CEマーク)、韓国電波法(KCマーク)に対応しています。 間 またEAC認証を取得しています。 ( sec 50 ●コンデンサは、設計寿命10年*1*2のものを採用し、長寿命 高力率コンバータ 記 号 電 圧 記 号 適用容量 欧州特定有害物質使用制限(RoHS)指令に対応した、  ) 30 化を実現しました。(周囲温度105℃ 5000時間相当のコン 基本形式 なし 200Vクラス 7.5K~560K 容量kWを表す 人や環境に配慮した高力率コンバータです。 デンサを採用しています。) H 400Vクラス 耐環境性の強化を目的として、FR-HC2本体は、プリント基板のコー ティング処理、銅導体のメッキ処理、電磁接触器の防食処理を行なっ 10 10 20 30 40 50 60 70 80 ています。 *1: 周囲温度:年間平均40℃(腐食性ガス、引火性ガス、オイルミスト・じんあいのないこと) 容量(kW) 7.5 15 30 55 75 110 160 220 280 400 560 従来機種FR-HCシリーズでプリント基板コーティング品(FR-HC-□ 短時間許容回生電力(kW) 設計寿命は計算値ですので、保証値ではありません。 K-60)をご使用の場合、本製品では、標準品で対応可能です。 3相200Vクラス ● ● ● ● ● - - - - - - [注記] [55K以下の例] *2: 入力電流:高力率コンバータ定格の80% 3相400Vクラス ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●  ・製品仕様に記載の使用環境範囲を超えて保証するものではあり ません。 ●寿命部品の寿命目安です。 ●:発売機種 -:該当なし  ・プリント基板のコーティング処理は、LED、コネクタ、端子台および その周辺など、コーティングできない箇所を除き実施します。 3 複数インバータを接続可能 部品名 寿命目安 JEMAの目安*3  ・電磁接触器の防食処理は、表面処理を行なっていない銅系部品 にメッキ処理を実施します。 冷却ファン 10年 2~3年 FR-HC2 共通コンバータ方式が可能とな インバータ 主回路平滑用コンデンサ 10年 5年 標準付属品 9ページ参照 り、最大で10台までのインバータ プリント基板上平滑コンデンサ 10年 5年 *3: JEMA(社団法人日本電機工業会)「 汎用インバータ定期点検のおすすめ」より抜粋 が接続できます。*1 回生運転時のエネルギーを他の インバータ (2)最先端の寿命診断方式を実現 インバータで流用できるため、省 最大10台まで ●制御回路コンデンサ、冷却ファン、突入電流抑制回路の劣 エネ運転が実現できます。 接続可能 化度合いをモニタできます。 *1: 高力率コンバータの容量は、接続されるインバータ *4 容量またはモータ容量の合計より必ず大きくなるよう インバータ ●自己診断により、部品寿命の警報を出力 できるため、トラブ リアクトル1 リアクトル2 外置きボックス*2 にしてください。 ルを未然に防ぐことができます。 (   12ページ参照) (FR-HCL21) (FR-HCL22) (FR-HCB2) *4: 制御回路コンデンサ、突入電流抑制回路、冷却ファンのいずれか1つが出力レベルに到達すると 高力率コンバータ*1 (FR-HC2) *1: 標準付属品と組合せてご使用ください。ただし、標準付属品接続用の電線は付属しておりません。 警報を出力します。 *2: 280K以上はボックスではなく、周辺機器を別々に提供しています。 4 5
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接続例

接続例 3相交流電源 高力率コンバータの許容電源仕 様内で使用してください。 ノーヒューズブレーカ(NFB)または 漏電ブレーカ(ELB)、ヒューズ 高力率コンバータは電源投入時に大きな 突入電流が流れるため、ブレーカの選定に は注意が必要です。 高力率コンバータ(FR-HC2) 電磁接触器(MC) 正しい据え付け、配線をしてください。 安全確保のため設置してください。 高力率コンバータとインバータの端子 この電磁接触器で高力率コンバータやイ P-P、N-N間にはノーヒューズブレーカ ンバータの始動停止は行わないでくださ (NFB)を設置しないでください。 い。インバータおよび高力率コンバータ寿 命低下の原因になります。 リアクトル1(FR-HCL21) 高力率コンバータ容量に応じて正しい容 R4S4T4 P N 量のリアクトルであることを確認してくだ さい。 ヒューズ 安全のためヒューズの設置を推奨します。 接続するモータ容量に応じてヒューズを選 外置きボックス(FR-HCB2)* 定、設置してください。 高力率コンバータ容量に応じて正しい容 (28ページ参照) 量の外置きボックスであることを確認して ください。 *280K以上には、外置きボックスはありません。フィル タコンデンサ、突入電流抑制抵抗、マグネットコンタ インバータ クタを接続してください。 FR-HC2対応品であることを確認してく ださい。(30ページ参照) 高力率コンバータの各容量に適応したイ ンバータを接続してください。 リアクトル2(FR-HCL22) 高力率コンバータとインバータの制御ロ 高力率コンバータ容量に応じて正しい容 ジック(シンクロジック/ソースロジック)を 量のリアクトルであることを確認してくだ 一致させてください。 さい。 出力側の接続機器 進相コンデンサ・サージキラー・ラジオノイズフィルタは 出力側に接続しないでください。 モータ 出力側にノーヒューズブレーカを設置する場合、ノーヒ 各容量に適応したモータを接続して ューズブレーカの選定は各メーカへお問い合せくださ ください。 い。 接 地 感電防止のため、高力率コンバータ、外置きボックスお よびインバータ、モータは必ず接地してください。 接地 6
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定格仕様

定格仕様 ●200V 形名 FR-HC2-□K 7.5 15 30 55 75  特 適用インバータ容量(kW) 7.5 15 30 55 75 長 定格出力容量(kW)  10.7 19.8 38 71 92 定格電圧(V) 3相 200V~220V 50Hz/200V~230V 60Hz  接 続 定格電流(A) 33 61 115 215 278 例 過負荷電流定格  150% 60s 電源電圧許容変動 170V~242V 50Hz 170V~230V 170V~253V 60Hz 50Hz/60Hz 標 準 電源周波数許容変動 ±5% 仕 入力力率 0.99以上 (負荷率100%の場合) 様 電源設備容量(kVA) 14 25 47 88 110 本体保護構造  閉鎖型(IP20) 外  開放型(IP00) 形 冷却方式 強制風冷 寸 法 概略質量(kg)  7 12 24 39 53 図 端端 子子 ●400V 仕結 様線 説図 明 形名 FR-HC2-H□K  7.5 15 30 55 75 110 160 220 280 400 560 リパ スラ 適用インバータ容量(kW) 7.5 15 30 55 75 110 160 220 280 400 560 トメ ー タ 定格出力容量(kW)  11.0 20.2 37 73 92 135 192 264 336 476 660 定格電圧(V)  3相 380V~460V 50Hz/60Hz  保 定格電流(A) 17 31 57 110 139 203 290 397 506 716 993 護 機 過負荷電流定格  150% 60s 能 電源電圧許容変動 323V~506V 50/60Hz 323V~460V 50/60Hz 電源周波数許容変動 ±5% オ 入力力率 0.99以上 (負荷率100%の場合) プ シ 電源設備容量(kVA) 14 26 47 90 113 165 235 322 410 580 804 ョ ン 本体保護構造  閉鎖型(IP20) 開放型(IP00) 冷却方式 強制風冷 注 概略質量(kg)  9 9 26 43 37 56 120 120 160 250 250 意 事 項  400Vクラスは、形名にHが付きます。  許容電圧不平衡率は3%以内です。(不平衡率=(最大線間電圧ー 3線間平均電圧)/3線間平均電圧×100)  入力電圧AC200V(400Vクラスは400V)時の直流出力容量です。 保価  入力電圧に応じて、MC電源用降圧トランスのタップを切り換えてください。(取扱説明書参照) 証格  55K以下の直流母線電圧は入力電圧により異なります(AC200Vの場合はDC297V程度、AC220Vの場合はDC327V程度、AC230Vの場合はDC342V程 度)。75K以上の直流母線電圧はDC342V程度です。  55K以下の直流母線電圧は入力電圧により異なります(AC400Vの場合はDC594V程度、AC440Vの場合はDC653V程度、AC460Vの場合はDC683V程 度)。75K以上の直流母線電圧はDC683V程度です。  過負荷電流定格の%値は高力率コンバータの定格入力電流に対する比率を示します。繰り返し使用する場合は、高力率コンバータおよびインバータが100 %負荷時の温度以下に復帰するまで待つ必要があります。  FR-DU07-CNVはIP40(PUコネクタ部は除く)、外置きボックス(220K以下)とリアクトルは容量によらずIP00となります。  高力率コンバータ表面カバーのツメを切り取って内蔵オプションを装着する場合、開放型(IP00)となります。  FR-HC2本体のみの質量です。 7
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共通仕様

8 制 制御方式 PWM制御 御 電源周波数範囲 50Hz~60Hz 仕 様 電流制限レベル 電流制限値設定可(0~220%可変) 高力率コンバータ停止、モニタ切替、高力率コンバータリセット、外部サーマル、突入抵抗過熱検 入力信号(5点) 出から任意の信号をPr.3~Pr.7(入力端子機能選択)により選択。 出力信号 インバータ運転許可信号、高力率コンバータリセット、高力率コンバータ動作中、過負荷警報、電 オープンコレクタ出力(5点) 源位相検出、出力電圧一致、瞬時停電検出、力行回生判別、電子サーマルプリアラーム、ファン故 運 リレー出力(1点) 障、フィン過熱プリアラーム、リトライ中、入力電流検出、ゼロ電流検出、寿命警報、メンテナン 転 スタイマ、瞬時停電検出保持信号、軽故障、重故障出力から任意の信号をPr.11~Pr.16(出力端子 運転状態 仕 機能選択)により選択。 様 表示計用 パルス列出力 電源周波数、入力電流、入力電圧、高力率コンバータ出力電圧、電子サーマル負荷率、入力電力、 (最大2.4kHz:1点) 基準電圧出力をPr.54 FM端子選択機能(パルス列出力)、Pr.50 AM端子選択機能(アナログ出力) アナログ出力 により選択。 (最大DC10V:1点) 電源周波数、入力電流、入力電圧、異常表示、高力率コンバータ出力電圧、電子サーマル負荷率、 操作パネル 運転状態 積算通電時間、積算電力、入力電力、入力電力(回生表示付き)、入出力端子状態、力行回生表 (FR-DU07-CNV) 示、オプション実装状態 表 保護機能の動作時に異常内容を表示、保護機能動作直前の入力電圧・電流・母線電圧・積算通電時 示 異常内容 パラメータユニット 間、異常内容8回分を記憶 (FR-PU07) 対話式 ファンクション(ヘルプ)機能による操作ガイド ガイダンス 過電流、過電圧、高力率コンバータ保護サーマル、フィン過熱、瞬時停電発生、不足電圧、 入力欠相、HC2専用基板抜け、入力電源異常、外部サーマル動作、パラメータエラー、 保護機能 PU抜け発生、リトライ回数オーバー 、高力率コンバータCPU異常、操作パネル用電源短絡、 DC24V電源出力短絡、入力電流検出値オーバー 、突入電流抑制回路異常、内部回路異常、オプ 保護・警報機能 ション異常、通信オプション異常 ファン故障、過負荷信号検出、電子サーマルプリアラーム、PU停止、メンテナンスタイマ警報、 警報機能 パラメータ書込みエラー、コピー操作エラー、操作パネルロック、パラメータコピー警報、位相未 検出状態 周囲温度 -10℃~+50℃(凍結のないこと) 周囲湿度 90%RH以下(結露のないこと) 環 保存温度 -20℃~+65℃ 境 雰囲気 屋内(腐食性ガス・引火性ガス・オイルミスト・じんあいのないこと) 標高・振動 1000m以下・5.9m/s2以下、10~55Hz(X、Y、Z各方向)  操作パネル(FR-DU07-CNV)のみ表示可能です。  オプションのパラメータユニット(FR-PU07)のみ表示可能です。  輸送時などの短期間に適用できる温度です。  初期状態の場合、この保護機能は機能しません。  FR-A7NC装着時のみ、この保護機能は機能します。  160K以上は、2.9m/s2以下です。共通仕様
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標準付属品の確認

 特 長 接 続 例 標 準 仕 様 外 形 寸 法 図 端端 子子 仕結 様線 説図 明 リパ スラ トメ ー タ 保 護 機 能 オ プ シ ョ ン 注 意 事 項 保価 証格標準付属品の確認 ・ 周辺機器 付属する周辺機器は必ず設置してください。各周辺機器の形名を確認してください。 400Vクラスの機器には、形名の容量の前にHがつきます。 ・ FR-HC2-7.5K~75K、FR-HC2-H7.5K~H220K 付属品形名 説明 個数 FR-HC2-(H)□K 高力率コンバータ本体 1 FR-HCL21-(H)□K フィルタリアクトル1 1 FR-HCL22-(H)□K フィルタリアクトル2 1 FR-HCB2-(H)□K 外置きボックス* 1  FR-HCB2-7.5K、15K、FR-HCB2-H7.5K~H30Kには端子ねじが同梱されます。(M5×6) ・ FR-HC2-H280K~H560K 個数 付属品形名 構成部品形名 説明 280K 400K 560K FR-HC2-H□K FR-HC2-H□K 高力率コンバータ本体 1 1 1 FR-HCL21-H□K FR-HCL21-H□K フィルタリアクトル1 1 1 1 FR-HCL22-H□K FR-HCL22-H□K フィルタリアクトル2 1 1 1 FR-HCC2-H□K フィルタコンデンサ 1 2 3 FR-HCC2-H□K MDA-1 フィルタコンデンサ保護検出器 ― 2 3 0.96OHM BKO-CA1996H21 突入電流抑制抵抗(サーモスタットなし) 8 15 15 FR-HCR2-H□K 0.96OHM BKO-CA1996H31 突入電流抑制抵抗(サーモスタット付き) 1 3 3 1PH 630VA BKO-CA2001H06 MC電源用降圧トランス(400V-200V) 1 1 1 S-N400FXYS AC200V 2A2B 突入電流抑制用MC ― 3 3 S-N600FXYS AC210V 2A2B 突入電流抑制用MC 1 ― ― SR-T5FX AC190V 5A バッファリレー 1 2 2 TS-807BXC-5P 端子台 6 ― ― C152C481H21 端子台短絡導体 6 ― ― C152C423H21 MC短絡導体 ― 6 6 FR-HCM2-H□K MYQ4Z AC200/220 フィルタコンデンサ保護検出器用微小接点リレー ― 1 1 PYF14T 微小接点リレー用端子台 ― 1 1 PYC-A1 微小接点リレー用止め金具 ― 2 2 M12×50 ZENNEJI MC短絡導体用ボルト(M12×50) ― 24 24 M12 MC短絡導体用ナット(M12) ― 24 24 MIGAKI 12 MC短絡導体用ワッシャ(平ワッシャ) ― 48 48 BANE 12 MC短絡導体用ワッシャ(スプリングワッシャ) ― 24 24 SW-PW-P-NA M5×12 突入電流抑制抵抗用ねじ(M5×12) ― 54 549
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高力率コンバータとインバータの選定

10高力率コンバータとインバータの選定 インバータの多重定格選択の設定により選定方法が異なります。 高力率コンバータに接続可能なインバータ容量は,接続インバータ台数が1台の場合、各選定表のようになります。 (各表にない組み合わせは適用範囲外です。) ○:組み合わせ可能です。 -:共通コンバータおよび回生コンバータとしては使用可能ですが、電源高調波抑制効果としての能力は、低減します。 ×:組み合わせ不可(適用範囲外)です。 ●インバータ容量と適用モータ容量が等しい場合(FR-A800(ND定格)、FR-F800(LD定格)、700シリーズ) インバータ容量 2.2K以下 3.7K 5.5K 7.5K 11K 15K 18.5K 22K 30K 37K 45K 55K 75K FR-HC2-7.5K ー ○ ○ ○ × × × × × × × × × 2 FR-HC2-15K ー ー ー ○ ○ ○ × × × × × × × 0 0 FR-HC2-30K ー ー ー ー ー ○ ○ ○ ○ × × × × V FR-HC2-55K ー ー ー ー ー ー ー ー ○ ○ ○ ○ × FR-HC2-75K ー ー ー ー ー ー ー ー ー ○ ○ ○ ○ FR-HC2-H7.5K ー ○ ○ ○ × × × × × × × × × 4 FR-HC2-H15K ー ー ー ○ ○ ○ × × × × × × × 0 0 FR-HC2-H30K ー ー ー ー ー ○ ○ ○ ○ × × × × V FR-HC2-H55K ー ー ー ー ー ー ー ー ○ ○ ○ ○ × FR-HC2-H75K ー ー ー ー ー ー ー ー ー ○ ○ ○ ○ インバータ容量 45K以下 55K 75K 90K 110K 132K 160K 185K 200K 220K 250K FR-HC2-H110K ー ○ ○ ○ ○ × × × × × × 4 FR-HC2-H160K ー ー ー ○ ○ ○ ○ × × × × 0 FR-HC2-H220K ー ー ー ー ○ ○ ○ ○ ○ ○ × 0 FR-HC2-H280K ー ー ー ー ー ー ○ ○ ○ ○ ○ V FR-HC2-H400K ー ー ー ー ー ー ー ー ○ ○ ○ FR-HC2-H560K ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー インバータ容量 280K 315K 355K 375K 400K 450K 500K 530K 560K 4 FR-HC2-H280K ○ × × × × × × × × 0 FR-HC2-H400K ○ ○ ○ ○ ○ × × × × 0 V FR-HC2-H560K ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ●インバータ容量より適用モータ容量が大きい場合(FR-A800(LD定格)、FR-A800(SLD定格)、FR-F800(SLD定格)) 上表で選定した高力率コンバータ容量、または適用モータ容量のいずれか大きい容量で高力率コンバータを選定してくださ い。
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インバータのパラメータ設定

 特 長 接 続 例 標 準 仕 様 外 形 寸 法 図 端端 子子 仕結 様線 説図 明 リパ スラ トメ ー タ 保 護 機 能 オ プ シ ョ ン 注 意 事 項 保価 証格●インバータ容量より適用モータ容量が小さい場合(FR-A800(HD定格)) インバータ容量 2.2K以下 3.7K 5.5K 7.5K 11K 15K 18.5K 22K 30K 37K 45K 55K FR-HC2-7.5K ー ○ ○ × × × × × × × × × 2 FR-HC2-15K ー ー ー ○ ○ × × × × × × × 0 0 FR-HC2-30K ー ー ー ー ー ○ ○ ○ × × × × V FR-HC2-55K ー ー ー ー ー ー ー ー ○ ○ ○ × FR-HC2-75K ー ー ー ー ー ー ー ー ー ○ ○ ○ FR-HC2-H7.5K ー ○ ○ × × × × × × × × × 4 FR-HC2-H15K ー ー ー ○ ○ × × × × × × × 0 0 FR-HC2-H30K ー ー ー ー ー ○ ○ ○ × × × × V FR-HC2-H55K ー ー ー ー ー ー ー ー ○ ○ ○ × FR-HC2-H75K ー ー ー ー ー ー ー ー ー ○ ○ ○ インバータ容量 45K以下 55K 75K 90K 110K 132K 160K 185K 220K FR-HC2-H110K ー ○ ○ × × × × × × 4 FR-HC2-H160K ー ー ー ○ ○ × × × × 0 FR-HC2-H220K ー ー ー ー ○ ○ ○ × × 0 FR-HC2-H280K ー ー ー ー ー ー ○ ○ ○ V FR-HC2-H400K ー ー ー ー ー ー ー ー ○ FR-HC2-H560K ー ー ー ー ー ー ー ー ー インバータ容量 250K 280K 315K 355K 400K 4 FR-HC2-H400K ○ ○ ○ × × 0 0 V FR-HC2-H560K ー ○ ○ ○ ○ インバータのパラメータ設定 高力率コンバータとインバータを組み合わせる場合、インバータのパラメータ設定が必要です。パラメータの設定は、イン バータシリーズによって異なります。 下表以外のインバータやパラメータの詳細については、各インバータの取扱説明書を参照してください。 インバータシリーズ Pr.30 回生機能選択 V/F制御時 V/F制御以外 Pr.19 基底周波数電圧 Pr.83 モータ定格電圧 FR-A800、FR-F800 2、102 FR-E700、FR-F700PJ、 0(初期値)、 モータ定格電圧 FR-D700 2(瞬停再始動選択時)11
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高力率コンバータからインバータへの複数台接続

12高力率コンバータからインバータへの複数台接続 1台の高力率コンバータに最大10台のインバータを接続することができます。高力率コンバータの容量は、必ず接続するイ ンバータ容量またはモータ容量の合計以上にしてください。また、接続するインバータ容量またはモータ容量の合計は、高 力率コンバータの容量の半分以上となるようにする必要があります。(高力率コンバータ容量×1/2≦接続インバータ容量ま たはモータ容量の合計≦高力率コンバータ容量) 接続されるインバータの容量またはモータ容量の合計が高力率コンバータの半分以下の場合、共通コンバータおよび回生コ ンバータとしては使用可能ですが、電源高調波抑制効果としての能力は、低減します。 (1) インバータを複数台接続する場合、インバータの端子P/+、N/-の配線方法は、中継端子を用いるか、わたり配線とな るため、電線サイズの選択には注意してください。一番遠くなるインバータ容量から順に加算されるように選択してく ださい。 (2) インバータを複数台接続する場合は、容量の大きなインバータから順次接続してください。 (3) 複数台接続するインバータそれぞれに下図に示すように各モータ容量に対応したヒューズの設置を推奨します。ヒュー ズはモータ容量に合わせて選定してください。 接続するモータのモータ容量がインバータよりも2ランク以上小さい場合は、インバータ容量の1ランク下を選定して ください。(28ページ参照) (4) 配線長は総配線長50m以内としてください。 ●主回路配線の具体例 FR-HC2-55KにインバータFR-A820-30K、15K、5.5K、2.2K、1.5K、0.75Kの計6台(合計容量54.95kW)を接続する 場合を示します。 中継端子1 INV1 ヒューズ ① P/+ 30kW P/+ FR-HC2 ② A820 モータ -55K N/- N/- 30K ③ 1台目:①FR-HC2と中継端子1間の電線サイズは、FR-HC2の容量より、100mm2 ②中継端子1とインバータ間の電線サイズはインバータ容量30Kより、60mm2 中継端子2 INV2 P/+ 15kW ④ A820 モータ N/- 15K ⑤ 2台目:③中継端子1と中継端子2間の電線サイズは、15+5.5+2.2+1.5+0.75=24.95K だからインバータ容量30Kとして、60mm2 中継端子3 INV3 ④中継端子2とインバータ間の電線サイズはインバータ容量15Kより、22mm2 P/+ 5.5kW ⑥ A820 モータ N/- 5.5K ⑦ 3台目:⑤中継端子2と中継端子3間の電線サイズは、5.5+2.2+1.5+0.75=9.95K だからインバータ容量11Kとして、14mm2 中継端子4 INV4 ⑥中継端子3とインバータ間の電線サイズはインバータ容量5.5Kより、14mm2 P/+ 2.2kW ⑧ A820 モータ N/- 2.2K ⑨ 4台目:⑦中継端子3と中継端子4間の電線サイズは、2.2+1.5+0.75=4.45K だからインバータ容量5.5Kとして、5.5mm2 中継端子5 INV5 ⑧中継端子4とインバータ間の電線サイズはインバータ容量2.2Kより、2mm2 P/+ 1.5kW ⑩ A820 モータ N/- 1.5K 5台目:⑨中継端子4と中継端子5間の電線サイズは、1.5+0.75=2.25K ⑪ だからインバータ容量2.2Kとして、2mm2 中継端子6 ⑩中継端子5とインバータ間の電線サイズはインバータ容量1.5Kより、2mm2 INV6 P/+ 0.75kW ⑫ A820 モータ N/- 0.75K 6台目:⑪中継端子5と中継端子6間の電線サイズは、インバータ容量0.75Kより、2mm2 ⑫中継端子6とインバータ間の電線サイズはインバータ容量0.75Kより、2mm2
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外形寸法図

 特 長 接 続 例 標 準 仕 様 外 形 寸 法 図 端端 子子 仕結 様線 説図 明 リパ スラ トメ ー タ 保 護 機 能 オ プ シ ョ ン 注 意 事 項 保価 証格●高力率コンバータ(FR-HC2) FR-HC2-75K以下 FR-HC2-H160K~H560K FR-HC2-H110K以下 (外形図例:FR-HC2-H560K) (外形図例:FR-HC2-7.5K) P.CPY PWR REGEN .....D.R.IVE 2-φd穴 PSCLR 3-φd穴 FAN W1 D W W1 W1 W 200Vクラス 400Vクラス 形名 W W1 H H1 D d 形名 W W1 H H1 D d FR-HC2-7.5K 220 195 260 245 170 6 FR-HC2-H7.5K、H15K 220 195 300 285 190 6 FR-HC2-15K 250 230 400 380 190 10 FR-HC2-H30K 325 270 550 530 195 10 FR-HC2-30K 325 270 550 530 195 10 FR-HC2-H55K 370 300 670 645 250 10 FR-HC2-55K 370 300 620 595 250 10 FR-HC2-H75K 325 270 620 595 250 10 FR-HC2-75K 465 400 620 595 300 12 FR-HC2-H110K 465 400 620 595 300 12 FR-HC2-H160K、H220K 498 200 1010 985 380 12 FR-HC2-H280K 680 300 1010 984 380 12 FR-HC2-H400K、H560K 790 315 1330 1300 440 12 (単位:mm) ●リアクトル1(FR-HCL21)(外形図例:FR-HCL21-7.5K) 4-d穴 W1 D1 MAX W MAX D 200Vクラス 400Vクラス 形名 W W1 H D D1 d 形名 W W1 H D D1 d FR-HCL21-7.5K 132 50 ±0.5 150 100 86 +0 +0 -2.5 M6 FR-HCL21-H7.5K 132 50 ±0.5 140 105 90 -1 M6 FR-HCL21-15K 162 75 ±0.5 172 126 107 +0-2.5 M6 FR-HCL21-H15K 162 75 ±0.5 170 128 105 +0-1 M6 FR-HCL21-30K 195 75 ±0.5 210 150 87 +0-2.5 M6 FR-HCL21-H30K 182 75 ±0.5 195 145.5 90 +0-1 M6 FR-HCL21-55K 210 75 ±0.5 180 200.5 97 +0-2.5 M6 FR-HCL21-H55K 282.5 255 ±1.5 245 165 112 ±1.5 M6 FR-HCL21-75K 240 150 ±1 215 215.5 109 +0-2.5 M8 FR-HCL21-H75K 210 75 ±1 175 210.5 105 +0-2.5 M6 FR-HCL21-H110K 240 150 ±1 230 220 99 +0-5 M8 FR-HCL21-H160K 280 150 ±1 295 274.5 150 +0-5 M8 FR-HCL21-H220K 330 170 ±1 335 289.5 150 +0-5 M10 FR-HCL21-H280K 330 170 ±1 335 321 203 +0-5 M10 FR-HCL21-H400K 402 250 ±1 460 550 305 ±10 M10  W寸、D寸は脚部の寸法ではなくリアクトル全体の最大寸法を示します。FR-HCL21-H560K 452 300 ±1 545 645 355 ±10 M12 (単位:mm) H1 H H1 MAX H H 外形寸法図13
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14●リアクトル2(FR-HCL22)(外形図例:FR-HCL22-7.5K) MAX D W1 D1 MAX W 4-d穴 200Vクラス 400Vクラス 形名 W W1 H D D1 d 形名 W W1 H D D1 d FR-HCL22-7.5K 237.5 210 ±1.5 230 140 110 ±1.5 M6 FR-HCL22-H7.5K 237.5 210 ±1.5 220 140 110 ±1.5 M6 FR-HCL22-15K 257.5 230 ±1.5 260 165 120 ±1.5 M6 FR-HCL22-H15K 257.5 230 ±1.5 260 165 120 ±1.5 M6 FR-HCL22-30K 342.5 310 ±1.5 305 180 130 ±1.5 M8 FR-HCL22-H30K 342.5 310 ±1.5 300 180 130 ±1.5 M8 FR-HCL22-55K 432.5 270 ±1.5 380 280 240 ±1.5 M8 FR-HCL22-H55K 392.5 360 ±1.5 365 200 130 ±1.5 M8 FR-HCL22-75K 474 430 ±2 460 280 128 ±2 M12 FR-HCL22-H75K 430 265 ±1.5 395 280 200 ±1.5 M10 FR-HCL22-H110K 500 350 ±1.5 440 370 260 ±1.5 M10 FR-HCL22-H160K 560 400 ±1.5 520 430 290 ±1.5 M12 FR-HCL22-H220K 620 400 ±1.5 620 480 320 ±1.5 M12 FR-HCL22-H280K 690 500 ±2 700 560 350 ±2 M12 FR-HCL22-H400K 632 400 ±2 675 705 435 ±10 M12  W寸、D寸は脚部の寸法ではなくリアクトル全体の最大寸法を示します。 FR-HCL22-H560K 632 400 ±2 720 745 475 ±10 M12 (単位:mm) ●外置きボックス(FR-HCB2) FR-HCB2-55K以下 FR-HCB2-75K FR-HCB2-H75K以下 FR-HCB2-H110K、H160K、H220K (外形図例:FR-HCB2-7.5K) (外形図例:FR-HCB2-75K) 2-A穴 3-A穴 D W1 W A穴寸法 7 W1 W1 W 13 200Vクラス 400Vクラス 形名 W W1 H H1 D 形名 W W1 H H1 D FR-HCB2-7.5K/15K 190 130 320 305 165 FR-HCB2-H7.5K~H30K 190 130 320 305 165 FR-HCB2-30K/55K 270 200 450 435 203 FR-HCB2-H55K 270 200 450 435 203 FR-HCB2-75K 400 175 450 428 250 FR-HCB2-H75K 300 250 350 328 250 FR-HCB2-H110K 350 125 450 428 380 FR-HCB2-H160K、H220K 400 175 450 428 440  FR-HC2-H280K以上は、外置きボックスではなく周辺機器を別々に提供します。 (単位:mm) 10 H1 H MAX H H1 H
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 特 長 接 続 例 標 準 仕 様 外 形 寸 法 図 端端 子子 仕結 様線 説図 明 リパ スラ トメ ー タ 保 護 機 能 オ プ シ ョ ン 注 意 事 項 保価 証格●フィルタコンデンサ(FR-HCC2) FR-HCC2-H280K FR-HCC2-H400K 400±3 2-15×20長穴 取付脚詳細図 (推奨ボルトサイズ M12) 365±3 取付脚詳細図(推奨ボルトサイズ M12) .5 R7.5 R7 300 370±3 370±3 394±3 102.5 90±5 90±5 52.5 300 394±3 90±5 90±5 M12ボルト 2-15×20長穴 接地端子M8ボルト 365±3 400±3 (25) 370±3 370±3 394±3 80±2 (単位:mm) (単位:mm) 質量:17kg 394±3 80±2 取付脚 接地端子 M8ボルト 質量:15kg FR-HCC2-H560K フィルタコンデンサ保護検出器(MDA-1) (FR-HCC2-H400K、H560K) 150±3 500±3 取付脚詳細図 (推奨ボルトサイズ M12) R7.5 ケース プランジャ 400 470±2 140±5 140±5 M12ボルト 494±3 アーム アームに遊びを設けているため参考値となります マイクロ スイッチ 2-15×20長穴 4 3 保護検出器スイッチ端子・接点記号 ねじ(M4) 接地端子 M8ボルト 1 2 コネクタ 470±2 80±2 NO4 NO3 4-M4×5.6 494±3 NC2 歯付座金付端子ネジ 15±1 NC1 53±2 40±2 回路図 65 MAX (単位:mm) (単位:mm) 質量:21kg 質量:0.3kg ●FR-HCM2 コンタクタ(S-N600FXYS AC210V 2A2B) コンタクタ(S-N400FXYS AC200V 2A2B) (FR-HCM2-H280K) (FR-HCM2-H400K、H560K) M16ねじ(座金、ばね座金付) (4-M8穴) M4ねじ(セルフアップ) 13.5 263 145 136 20 250 (60) 4-M8穴 156 M4ねじ (セルフアップ) 80 40 10.5 M12ねじ(座金、ばね座金付) 30 55 M4ねじ 3.2 4-M10ねじ 70 163 (セルフアップ) 195 φ12穴 10 235 1 用取付け穴 290 (単位:mm) (単位:mm) 質量:24kg 質量:9.5kg MC電源用降圧トランス(BKO-CA2001H06) 端子台(TS-807BXC-5P)(FR-HCM2-H280K) (FR-HCM2-H280K~H560K) タップ切替用端子台 128 1次端子台 M4ネジ 取付穴詳細図 116 M4ネジ V3 V3 V2 V2 V1 V1 7 18以上 R/L1 S/L2 E 2次端子台 M4ネジ 5±2 ワニス除去部 100±1 8±1 R5/L15 S5/L25 2次側 1次側 12 20 37 3 17.5 2.5 26 X→ (30) 100±1 4-φ8カケ穴 81±2 (単位:mm) X→ X-X断面 (単位:mm) 153±2 M6ボルト用 115±2 180以内 質量:10kg 質量:0.3kg 165±2 115 200±3 275 17.5 38 250 30 2.3 132±2 166±3 250±3 340 MAX 300±5 130 (21) 270 365 MAX8 310 4.5 81±2 t4.5 24以上 (70) (55) (49) 150±3 38 22.5 130 225 9 (220) (11.5) 9.5±115.9±1 51±2 250±5 88 5.4 315 max 28 190 26.5 39 243 4.5 20 52 125±3 4 3 NO NO NC NC 1 2 銘 板15
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16端子台短絡導体(C152C481H21)(FR-HCM2-H280K) MC短絡導体(C152C423H21) (FR-HCM2-H400K、H560K) 8 80±0.4 (8) 60±0.4 40±0.4 5-長円7×8 20±0.3 (4) 16 (4) (2.3) 2.8 2 A -C 10 突入抵抗取付用 57.5 65 (57.5) 8 9-M5ねじ A 180 96 30° A-A断面 4-φ14穴(M12) 7.9 28 40 2 (単位:mm) C 2- (単位:mm) 質量:1.6kg 質量:0.1kg MC駆動用バッファリレー(SR-T5FX AC190V 5A) フィルタコンデンサ保護検出器用微小接点リレー (FR-HCM2-H280K~H560K) (MYQ4Z AC200/220)(FR-HCM2-H400K、H560K) 2-M4ねじ用 4.2 35(取付寸法) M3.5ねじ 取付穴 30(取付寸法) (セルフアップ) 59 2.6 A2 A1 21.5以下 14-φ1.2×2.2長円穴 6.4 13 23 33 43 53 IEC 35mm幅レール 28以下 28以下 14 24 34 44 54 35.5以下 21.5以下 8.5 7.5 10 5 78 3.9 44 (レール高さ 7.5mmの場合) (単位:mm) (単位:mm) 質量:0.27kg 質量:35g 微小接点リレー用端子台(PYF14T) (FR-HCM2-H400K、H560K) 30 MAX 33 23.5 2-φ4.2x5穴 7±0.2 11.5 11 (単位:mm) 14-M3.5×8 17.4 10 質量:53g ●突入電流抑制抵抗(FR-HCR2) サーモスタット付き(BKO-CA1996H31) サーモスタットなし(BKO-CA1996H21) (FR-HCR2-H280K~H560K) (FR-HCR2-H280K~H560K) 2-(17) 2-(17) 215±2 2-500±10 200±1.2 325±15 215±2 2-500±10 175±2 200±1.2 2-6±1 2-6±1 2-6±1 175±2 60±1.5 60±1.5 板厚2.5 (30) 板厚2.5 (30) (単位:mm) (単位:mm) 質量:0.8kg 質量:0.8kg 60(取付寸法) 10.5 50(取付寸法) 44.5 5 0.5 2-5.3±0.3 4 MAX 70 13±0.5 41.6 23.7 75 8 30 17.8 35.5 8.5±0.5 16.5 30±1 7.9 2-5.3±0.3 13±0.5 125 30 40 (55) 8.5±0.5 30±1
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冷却フィンの外出し要領

 特 長 接 続 例 標 準 仕 様 外 形 寸 法 図 端端 子子 仕結 様線 説図 明 リパ スラ トメ ー タ 保 護 機 能 オ プ シ ョ ン 注 意 事 項 保価 証格冷却フィンの外出し要領 高力率コンバータを盤内に収納する場合、高力率コンバータの冷却フィン部分を盤外に出すことで、盤内部の発生熱量を大 幅に低減させることができます。収納盤などの小型化を図るときには、この取付け方法をお奨めします。 ●冷却フィン外出しアタッチメント(FR-A7CN)を使用する場合 FR-HC2-7.5K~30K、75K、FR-HC2-H7.5K~H30K、H110Kは、冷却フィン外出しアタッチメント(FR-A7CN)を使 用することで冷却フィンを盤外に出すことができます。(160K以上で冷却フィンを外出しにする場合、アタッチメントは必 要ありません。)対応する冷却フィン外出しアタッチメントは下表を参照してください。(冷却フィン外出しアタッチメント (FR-A7CN)の詳細についてはオプションの取扱説明書を参照してください。) (1) 冷却フィン外出しアタッチメント適合表 形名 適用高力率コンバータ FR-A7CN02 FR-HC2-7.5K FR-A7CN03 FR-HC2-H7.5K、H15K FR-A7CN04 FR-HC2-15K FR-A7CN05 FR-HC2-30K FR-HC2-H30K FR-A7CN09 FR-HC2-75K FR-HC2-H110K  上記以外の組み合わせに関しては、お買上店または当社営業所までお問い合わせください。 (2) アタッチメント取付け後の寸法図(FR-A7CN使用時) アタッチ Sネジ W メント D2 パネル 形名 W H H1 H2 H3 D D1 D2 S FR-A7CN02 245 408.5 260 116.5 32 86 89.4 12.3 M5 FR-A7CN03 245 448.5 300 116.5 32 89 106.4 20 M5 FR-A7CN04 280 554 400 122 32 88.5 110.6 45.3 M8 FR-A7CN05 338 645 480 130 35 123.5 71.5 105 M8 パネル FR-A7CN09 510 725 535 150 40 116.5 183.5 45 M10 アタッチメント D D1 (単位:mm) (3) パネルカット寸法図(FR-A7CN使用時) FR-A7CN02 FR-A7CN03 FR-A7CN04 175 175 200 244 6-M5ネジ 6-M5ネジ 6-M8ネジ 195 195 230 212 212 260 FR-A7CN05 FR-A7CN09 298 470 279 440 4-M8ネジ 4-M10ネジ 270 400 330 477 (単位:mm) 586 516 70 367 265 102 7.5 12 280 90 H 600 H3 H1 H2 690 582 108 407 305 102 7.5 320 90 13 660 517 40 335 40 102 12.5 440 9017
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18●160K以上の冷却フィン外出しについて (1) パネルカット加工 高力率コンバータの容量に合わせて、収納盤にパネルカット加工を行ってください。 ●FR-HC2-H160K、H220K ●FR-HC2-H280K ●FR-HC2-H400K、H560K 6-M10 ネジ 6-M10 ネジ 771 6-M10 ネジ 484 662 200 200 300 300 315 315 ヌキ穴 ヌキ穴 ヌキ穴 (単位:mm) (単位:mm) (単位:mm) (2) 後部取付け枠の移動と取外し ●FR-HC2-H160K~H280Kの場合 ●FR-HC2-H400K、H560Kの場合 高力率コンバータ本体の上部、下部に取付け枠が各1つ付いてい 高力率コンバータ本体の上部、下部に取付け枠が各 ます。下図のように、高力率コンバータ本体の上部、下部の後部 2つ付いています。下図のように、高力率コンバータ 取付け枠の位置を前部に付け換えてください。取付け枠を付け換 本体の上下の後部取付け枠を外してください。 える際には、取付け方向を間違えないように注意してください。 取外し 付換え 上部取付け枠 上部取付け枠 (後部) 下部取付け枠 下部取付け枠 取外し (後部) 付換え (3) 高力率コンバータの収納盤への取付け 高力率コンバータの冷却フィン部分を収納盤の外に押し出し、上部、下部の取付け枠で収納盤と高力率コンバータ本体を固 定します。 収納盤 収納盤内 排気風 *FR-HC2-H160K以上は、収納盤の裏面に突起形状(フィ ンガーガード)がありますので収納盤板厚は10mm(※) * 以内とし、その周辺には構造物を配置しないでください。 収納盤 高力率 コンバータ 10※ 140 取付け枠 フィンガーガード (単位:mm) 高力率コンバータ形名 D1 冷却風 FR-HC2-H160K、H220K 185 盤外寸法 D1 FR-HC2-H280K~H560K 184 注 記 ・ 盤外に出る冷却部には冷却ファンがありますので水滴、オイルミスト、粉塵などの環境には使用できません。 ・ 高力率コンバータ内部、冷却ファン部にねじやごみなどを落とさないように注意してください。 985 18 954 13 984 15 954 15 1300 6 21 1258 21
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端子結線図(FR-A800シリーズと組合わせた場合)

 特 長 接 続 例 標 準 仕 様 外 形 寸 法 図 端端 子子 仕結 様線 説図 明 リパ スラ トメ ー タ 保 護 機 能 オ プ シ ョ ン 注 意 事 項 保価 証格各機器との結線や電線サイズについては、取扱説明書を参照し、結線してください。 ●FR-HC2-7.5K~75K、FR-HC2-H7.5K~H220K 外置きボックス(FR-HCB2) 突入電流 抑制抵抗 高力率コンバータ ヒューズ リアクトル1 リアクトル2 (FR-HC2) NFB MC  インバータ (1) (FR-HCL21) R2/ R3/ (FR-HCL22) L12 R/ R2/ L13  R3/ R4/ R4/L14 R/L1 L1 L12 S2/ S3/ L13 L14 S/L2 U S/ S2/ L22 L23 S3/ S4/  T/L3 V モータ 電源 L2 L22 L23 L24 S4/L24 W T2/ T3/ R1/L11 T/ T2/ L32 L33 T3/ T4/  L3 L32 L33L34 T4/L34 S1/L21 突入電流 ヒューズ 接地 抑制用MC1 P/+ P/+  (2) N/- N/- C リレー フィルタコンデンサ ROH1 B 出力 突入電流 ROH A (異常出力) 補助接点 抑制抵抗 (a接点) 過熱保護 インバータ運転 RDY SD 許可信号 X10 ROH2 接点入力 コンバータ コモン RSO リセット RES MC1 88S 88S MC接続用 CVO コンバータ 端子 動作中 Y1 多目的   MC電源用 88R SD 降圧トランス  88R MC接続用 出力1 端子 Y2 多目的 出力2 リセット RES SE オープンコレクタ出力コモン 突入電流抑制抵抗 コンバータ停止 SOF 過熱検出サーモスタット(b接点) Y3 モニタ切換え X1 SE2 モニタ切換え X2 + - FM 接点入力コモン SD PU コネクタ DC24V電源 SD 表示計 (外部トランジスタ出力用コモン) PC AM R/L1 (+)  アナログ信号 S/L2 5 出力(DC0~10V) T/L3 (-) R1/L11 S1/L21  ●FR-HC2-H280K 突入電流 高力率コンバータ リアクトル1 抑制抵抗 リアクトル2 (FR-HC2) ヒューズ インバータ NFB MC  (1) (FR-HCL21) MC (FR-HCL22) R/ R2/ R3/R4/ R4/L14 R/L1 L1 L12 L13L14 S/L2  U 電源 S/ S2/ S3/ S4/  T/L3 V モータ L2 L22 L23 L24 S4/L24 W R1/L11 T/ T2/ T3/ T4/ L3 L32 L33 L34 T4/L34 S1/L21  ヒューズ  接地 突入電流抑制抵抗 (2) P/+ P/+   N/- N/- フィルタコンデンサ (サーモスタット付き) (b接点) (FR-HCC2) ROH C 突入電流 B リレー出力 突入電流抑制用MC (異常出力) 補助接点(a接点) 抑制抵抗 過熱保護 A SD 突入電流抑制用MC 接点 インバータ運転 MC 入力 RDY 許可信号 X10  コモン RSO コンバータ リセット RES MC MC接続用端子 88R CVO コンバータ Bu1 動作中 SD Y1 MC駆動用バッファリレー MC接続用端子 多目的出力1 88S Y2  MC電源用 多目的出力2 降圧トランス オープンコレクタ リセット RES SE 出力コモン コンバータ停止 SOF Y3 モニタ切換え X1 SE2 モニタ切換え X2 + - PU FM 接点入力コモン SD コネクタ DC24V電源 SD 表示計 (外部トランジスタ出力用コモン) PC R/L1 AM (+) S/L2  アナログ信号 T/L3 5 (-) 出力(DC0~10V) R1/L11  S1/L21  インバータの電源入力端子R/L1、S/L2、T/L3は、必ずオープンにしてください。誤って接続しますと、インバータが破損します。 また、端子P/+、N/-の極性を間違えると高力率コンバータおよびインバータが破損します。  X10信号に使用する端子は、入力端子機能選択にて割り付けてください。(インバータ本体の取扱説明書参照)  端子R4/L14、S4/L24、T4/L34と端子R/L1、S/L2、T/L3は電源の位相を合わせて配線してください。  端子P/+-N/-(P-P間、N-N間)には、NFBを入れないでください。  高力率コンバータの端子R/L1、S/L2、T/L3は必ず電源に接続してください。接続しないでインバータを運転すると高力率コンバータが破損します。  上記結線例の(1)(リアクトル1の端子R/L1、S/L2、T/L3の入力)から(2)(高力率コンバータの端子R4/L14、S4/L24、T4/L34の入力)の間にNFB、 MCを入れないでください。正常に動作しません。  確実に接地配線してください。  ヒューズの設置を推奨します。(28ページ参照)  400VクラスのみMC電源用降圧トランスがあります。  UL、cUL規格に適合するためには、UL認定ヒューズを入力側に設置してください。(取扱説明書参照)端子結線図(FR-A800シリーズと組合わせた場合)19
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20●FR-HC2-H400K、H560K <400Kの配線例> 突入電流 高力率コンバータ  リアクトル2 (FR-HC2) ヒューズ リアクトル1 抑制抵抗 インバータ(FR-A842) (FR-HCL22) NFB MC  (1) (FR-HCL21) MC1 R/ R2/ R3/R4/ R4/L14 L1 L12 L13 L14 MC2 (2)  U S/ S2/ V モータ 電源 S3/S4/ L2 S4/L24  L22 L23 L24 W R1/L11 T/ T2/ MC3 T3/ T4/  S1/L21 L3 L32 L33 L34 T4/L34 ヒューズ 接地   P/+ P/+  突入電流抑制抵抗 N/- N/- (サーモスタット付き)(b接点)×3 フィルタコンデンサ×2 C リレー (FR-HCC2)  B 出力 A (異常出力)  フィルタコンデンサ 突入電流 フィルタコンデンサ 保護検出器用 インバータ運転  抑制抵抗 MRS 保護検出器(b接点)×2 微小接点リレー  RDY 許可信号 過熱保護  コンバータ (X10) MC ROH RSO リセット Bu2 MC RES MC1 MC2 MC3 コンバータ Small CVO 動作中 フィルタコンデンサ 突入電流抑制用MC SD Y1  保護検出器用 補助接点(a接点)×3 接点入力 多目的出力1 コモン X11  バッファリレー Y2 突入電流 リセット RES 多目的出力2 SD MC1  抑制用MC コンバータ停止 SOF SE MC2  オープンコレクタ モニタ切換え X1 出力コモン MC3 Y3 モニタ切換え X2 SE2 MC電源用 接点入力コモン SD 降圧トランス DC24V電源(外部 FM + - MC トランジスタ出力用コモン) PC PU 88R コネクタ Bu1 MC駆動用バッファリレー SD 表示計 88S R/L1 AM S/L2  (+) アナログ信号 5 T/L3 出力(DC0~10V) (-) R1/L11 S1/L21  電源入力端子R/L1、S/L2、T/L3を装備するインバータを接続する場合は、必ずオープンにしてください。誤って接続しますと、インバータが破損します。  X10信号に使用する端子は、入力端子機能選択にて割り付けてください。初期状態で端子MRSに割り付けられています。(インバータ本体の取扱説明書参 照)  端子R4/L14、S4/L24、T4/L34と端子R/L1、S/L2、T/L3は電源の位相を合わせて配線してください。  端子P/+-N/-(P-P間、N-N間)には、NFBを入れないでください。端子P、Nの極性を間違えると高力率コンバータおよびインバータが破損します。  高力率コンバータの端子R/L1、S/L2、T/L3は必ず電源に接続してください。接続しないでインバータを運転すると高力率コンバータが破損します。  上記結線例の(1)(リアクトル1の端子R/L1、S/L2、T/L3の入力)から(2)(高力率コンバータの端子R4/L14、S4/L24、T4/L34の入力)の間にNFB、 MCを入れないでください。正常に動作しません(突入電流抑制用MCを除く)。  接地端子を使って確実に接地配線してください。  インバータがFR-A842/FR-F842以外の場合はヒューズの設置を推奨します。(28ページ参照)  560Kはフィルタコンデンサとフィルタコンデンサ保護検出器のセット3台を接続してください。  560KはMC3個を各相にそれぞれ設置してください。  UL、cUL規格に適合するためには、UL認定ヒューズを入力側に設置してください。(取扱説明書参照)  IPF信号に使用する端子は、Pr.13~Pr.15(Y1~Y3端子機能選択)に割り付けてください。  X11信号に使用する端子は入力端子機能選択にて割り付けてください。RS-485通信運転時などの始動指令が1回しか送信されない通信運転で、瞬停前の モードを保持する設定の場合にはX11信号を使用します。  Pr.10 RDY信号論理選択 =“0”(正論理)に設定変更してください。(FR-A842/FR-F842コンバータ分離タイプのインバータを接続する場合は、こ の 設定変更を実施してください。)FR-A842/FR-F842コンバータ分離タイプのインバータとそれ以外のインバータを共通母線でFR-HC2に接続する場合、 RDY信号に対するX10信号のロジックを同じとする設定にしてください。(設定方法はインバータの取扱説明書を参照してください。)  FR-HC2の端子RDYとインバータの端子MRS(X10)、FR-HC2の端子SEとインバータの端子SDは必ず接続してください。接続しない場合、FR-HC2が 破損する恐れがあります。 注 記 ・ 高力率コンバータとインバータを接続する場合は、制御ロジック(シンクロジック(初期設定)/ソースロジック)を一致 させてください。制御ロジックが異なると正常に動作しません。(制御ロジックの切換えについては取扱説明書 を参照してく ださい。インバータの制御ロジック切換えについてはインバータ本体の取扱説明書を参照してください。) ・ 各端子間の配線長は、できるだけ短くなるように注意してください。 ・ 電源に急峻なひずみや陥没が発生するとりアクトルより異音が発生する場合があります。この現象は、電源異常により発生 する現象であり、高力率コンバータの破損ではありません。 ・高力率コンバータを使用する場合には、DCリアクトルをインバータに接続しないでください。 ・正弦波フィルタとFR-HC2(75K以上)を組み合わせて使用する場合、正弦波フィルタ用リアクトルは、MT-BSL-HCを選定 してください。