【導入事例：カスタムメイドパックで理想のシステムを実現】FutureStage 製造業向け生産管理システム

FutureStage 製造業向け生産管理システム 株式会社コモダエンジニアリング 様 業務に合わせてパッケージソフトウェアを徹底的にカスタマイズ。 「FutureStage」のカスタムメイドパックで理想のシステムを実現。 千葉県柏市にある部品メーカー、株式会社コモダエンジニアリング様（以下、コモダエンジニアリング様） （写真右列 左から） 株式会社コモダエンジニアリング は、「FutureStage」を徹底的にカスタマイズし、自社の業務に高い適合性を持つ生産管理システムを構築し 大橋徹 氏 長野広志 氏 ている。パッケージのフレームワークをベースに、自由度の高いカスタマイズを可能にする導入モデル 「Custom-madePack（カスタムメイドパック）」を活用することで、理想とするシステムを低コストで構築 （写真左列 左から）株式会社日立システムズ し、さまざまな業務改革を実現している。 有本雅治、平尾大史、吉田菜々美 導入前の課題 導入後の効果 「FutureStage」のカスタムメイドパックを利用 自社独自システムの必要性を感じているが、 することで、オーダーメイドに近いシステムを低コ 完全な個別開発システムでは予算に合わない。 ストで構築。 業務の特殊性が高いため、一般的なパッケージ パッケージをベースに、極めて自由度の高いカスタ ソフトウェアでは自社の業務にフィットしない。 マイズを可能にすることで、高い業務適合を実現。 日立システムズ「 FutureStage 製造業向け生産管理システム」 ポータルサイトはこちら http://www.hitachi-systems.com/ind/fs/fabrication/

FutureStage 製造業向け生産管理システム 導入の目的 業務に合わせてカスタマイズを多く施した 旧システムを新システムにリプレイスしたい。 創 立 ： 1936年11月15日 コモダエンジニアリング様は、Windows XPのサポート終了を機に、10年以上利用して 資 本 金 ： 1,000万円 きた生産管理システムのリプレイスを検討していた。旧システムには、コモダエンジニ 従業員数 ： 245名（コモダインドネシア 118名含む） アリング様の業務に合わせて徹底的な機能カスタマイズが施されていたため、リプレイ （平成27年４月1日現在） スではこれまでの機能をある程度踏襲しながら、現在の業務ニーズに合わせた新機能の 代 表 者 ： 代表取締役会長　菰田 文子 追加も行うこととなった。 代表取締役社長　岡安 修哉 事業内容 ： 油圧製品、油圧部品、熱間鍛造ボルト、 機械加工の製造・加工 選考のPOINT コストを抑えながら独自の機能を多数追加。 低コストで理想とするシステムを構築。 システム選定のネックとなったのが、コモダエンジニアリング様固有の業務ニーズを満 たすさまざまな独自機能をいかに実現するかということだった。完全な個別開発システ 株式会社コモダエンジニアリング 株式会社コモダエンジニアリング ムでは予算の条件を満たせず、一方、パッケージソフトウェアでは高度な機能要件をク 取締役 管理部　次長 リアすることができない。そこで、パッケージソフトウェアにどれだけ独自機能を盛り 大橋徹 氏 長野広志 氏 込めるかという観点から選定を行った結果、日立システムズの「FutureStage」が採用さ れた。 依頼に対する素早いレスポンスと、 何でも相談できる安心感が嬉しい 「FutureStage」には、パッケージのフレームワークをベースに、カスタマイズやアドオ 日立システムズは、営業の方、SEの方を含め、関係するす ン開発を柔軟に行うことができる導入モデル「カスタムメイドパック」が用意されてい べての方が親身になって対応してくれるのでとても相談 る。これにより、コストを抑えながら独自性の高い機能開発を行うことが可能となった。 しやすいです。また、依頼ごとへのレスポンスも早く、IT ベンダー候補が数社ある中で、日立システムズがもっとも低コストでの開発が可能で やシステム全般に対応できる力があるので、何でも相談 あったことが最終的な選定の決め手となった。 できる安心感もありますね。カスタマイズの多い難しい プロジェクトだったと思いますが、想像以上のスムーズ さで導入できたのは、日立システムズだからこそだと思 導入の効果 います。今後も信頼のおけるパートナーとして、当社を支 援していただきたいと思います。 BOM※作成は「１日がかり」から「１分未満」に。 ものづくり品質の向上と競争力の強化を実現。 日立システムズのSEによる入念な業務ヒアリングと、製造業向けシステム開発の豊富 なノウハウが生かされることで、導入プロセスはスムーズに進行し新システムは無事稼 予算や要件にあわせた豊富な導入モデルで 働を迎えた。「難しいカスタマイズが多かったので、正直もっと苦労すると思っていまし 「FutureStage」の導入を支援します た」と管理部次長・長野氏は当時を振り返る。 今回のプロジェクトでは、お客さま取締役から現場の方 まで全社を挙げてプロジェクトにご参画いただいたた システム導入後はさまざまな効果があらわれており、特に劇的な業務改善となっている め、非常にスムーズに稼働することができました。多様な のがBOMを基にして作る部品構成別製造原価表の作成業務である。コモダエンジニア 改善要件の実装とパッケージの機能を生かすことで、今 リング様では1製品に100点以上の部品がひも付くケースもあり、BOM作成、および原 まで以上に強力な業務サポートのできるシステム基盤が 価計算には平均1日、製品によっては3日以上かかることもあった。「FutureStage」導入 構築できたと思います。今後もコモダエンジニアリング を機にこの作業を全面システム化した結果、作業時間は1分未満に短縮され、製造原価な 様の事業発展に貢献できるよう尽力していく所存です。 ど正確なデータのリアルタイム取得が実現している。「現在のような経営環境下では、正 ご協力ありがとうございました。 しいデータを基に実態を把握し、いち早くコスト削減につなげていくことが大事。シス テムによりそれが実現できる体制になったことは経営的に大きい」と取締役・大橋氏は プロジェクトを総括する。 「カスタムメイドパック」により、長年にわたり蓄積された、独自のものづくりノウハウ のシステム化に成功したコモダエンジニアリング様。「FutureStage」の活用により、今 後もさらなる品質の向上、競争力の強化をめざしていく。 株式会社日立システムズ ＊BOM：Bill of Materials（部品構成表） 有本雅治 平尾大史 吉田菜々美 ※FutureStageは、株式会社日立製作所の登録商標です。 HE-035-1.1 2015.10