分離分析装置に戻る

超臨界流体クロマトグラフ

0件の登録があります。

超臨界流体クロマトグラフィー(ちょうりんかいりゅうたいクロマトグラフィー、英語:supercritical fluid chromatography)はカラムクロマトグラフィーの一種。移動相として超臨界流体を用いることが特徴。しばしば SFC と略される。ここでも以降は SFC と表記する。基本的には高速液体クロマトグラフィー(以降、HPLC)と同様のシステムで行われるが、移動相として各種液体を用いる HPLC に対し、SFC では主な移動相に超臨界流体を用いる。超臨界流体として用いられる物質としては二酸化炭素が一般的。SFC においては超臨界流体が持つ低粘度かつ高い拡散性であるという特長により分離(他の物質のピークと明確に分けられる)および検出(鋭いピークにより高い感度が得られる)の能力が従来の HPLC よりさらに良くなる傾向が見られる。測定時間は測定パラメータによって大きく変動するが、一般的には数分~十数分/回程度である。

もっと見る 閉じる

超臨界流体クロマトグラフィーhttp://ja.wikipedia.org/)より引用

公開中の特集