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企業経営の本質を考えると「企業の価値」と言う言葉に突き当たります。社長就任以来、自問自答している課題です。 企業は何らかの存在する価値があるからこそ存在しているのであって、 存在価値が無ければマーケットから既に淘汰させられているはずです。 それでは企業価値とはどういったものでしょうか? それは、市場や取引先様が求めているものと当社の特色と強みの接点に存在するもの、と考えております。 安定的な成長には数多くの取引先様の目に見えるニーズにとどまらず、 潜在的なニーズを引き出すレベルまでの弊社の営業力が必要です。そのためにはいかに「感動」を感じていただくか、心から「ありがとう」「またお願いします」といった 「おおっ」「これはすごいな」と気持ちを持っていただくことが必要になります。 これには仕事をするとき、期待に応えることは当たり前、というぐらいの感覚を持つことが必要であり、 このことは当社の目指すべきビジョンと位置付けております。
お客様に「感動」を感じていただき続ける企業価値を創造するためには、 今までの延長線上ではなく、時代の変化に対応した中長期的な戦略の改革が必要不可欠です。その前提となるのは、目標意識と使命感を持ち、高感度のアンテナを張り巡らせる社員の育成です。 また、取引先様の協力の下、ユーザー様のニーズまでを見据えた周辺分野である工具関連への事業領域の拡大も必要です。 更に、国内マーケットの縮小とグローバリゼーションの進展により、 レイバーコストのメリットにとどまらない中小企業の海外進出などに対応するための体制作りも必要でしょう。 当社は既に平成25年6月、シンガポールへ現地法人を立ち上げており、 先ずは周辺国を見据えた情宣活動を開始しております。利益計画が未整備で、 無謀であると社内からも揶揄する声もありましたが、内外要因の全体的なバランスの中で私自身が熟慮して決断しました。 取引先様に「感動」を感じていただくためのインフラ整備の観点からも将来の方向性は間違いないものと確信しております。「企業価値の追求」は永遠の命題ですが、「感動」を感じていただける体制作りこそ永遠の課題として 全社員一丸となってこれからも力を合わせて前進していきます。

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