6Watt BLC12 Series

Page 1:DC-DCb 6Watt BLC12 Series1DC-DC Converter BDD20130731BLC 23.2 21.1 9.7mm5.4g 6W DC DCON/OFFAC500V-40 85RoHS1ModelsBLC SeriesInput VVdcOutput VVdcOutput ImALine Reg.mV(max.)Load Reg.mV(max.)ﾘｯﾌﾟ ﾙﾉｲｽﾞNoisemVpp(typ.)Efficiency%(typ.)BLC12-05S1209 185 0 1200 20 40 8 80BLC12-12S50 12(15) 0 500(400) 40 100 8 83BLC12-12W25 ±12(±15) 0 250(200) 80 600 8 831 Vadj -Vout23 12V4 10 F 0.47 FBW=20MHz215.0V 3% , 12V 3% , 12V 5% Vadj4.75 6.0V 5.0V , 11.4 15V 12V , 11.4 15V 12V1 11 0 100%40mV typ. 5V , 100mV typ. 12V , 150mV typ. 12V100%1 20MHz80% 83% typ.1105%p.9p.9ON/OFF 2Pin -Vin 3Pin ON/OFF ON OFF4mA max.AC500V 150M DC500VP S 40 90pF40 8540 8520 95%R.H. 35°C30°C/60%R.H.10 55Hz 1.52mmp-p 3 2 15100G 6 3 18 6ms5.4g typ.W=23.2 L=21.1 H=9.7 typ. mm25 5

Page 2:DC-DCb 6Watt BLC12 Series2DC-DC Converter BDD201307311. 適用範囲本仕様書は直流入力、絶縁型ＤＣ／ＤＣコンバータ BLC12 シリーズ に適用致します。2. 形名・定格形名 定格入力電圧 定格出力 形状 備考BLC12-05S120DC12.0V5.0V、1200mASMDBLC12-12S50 12.0V、500mABLC12-12W25 ±12V、各 250mA本仕様書中で条件の記載がない場合、入力は定格入力、出力は定格出力、周囲温度は 25℃±5℃と致します。3. 環境条件3-1 温度範囲動作時 −40℃ ～ 85℃（ディレーティング要）保存時 −40℃ ～ 85℃3-2 湿度範囲動作時 20～95%R.H.（ただし、最高湿球温度 35℃、結露なきこと）保存時 20～95%R.H.（ただし、最高湿球温度 35℃、結露なきこと）注）実装前の保管時は 30℃/60%R.H.以内で保管して下さい。

Page 3:DC-DCb 6Watt BLC12 Series3DC-DC Converter BDD201307314. 仕様・規格本製品は RoHS 指令及びベルニクス環境管理規定に則った製品です。4-1 入力条件・出力特性*1形名入力電圧V出力電圧V出力電流mA出力電圧安定度*2出力リップル・ノイズ *3mVp-ptyp. / max.効率%typ.入力mV max.負荷mV max.温度mV typ.BLC12-05S120 9.0～18.0 5±3% 0～1200 20 40 40 8/ 20 80BLC12-12S50 9.0～18.0 12±3% 0～500 40 100 100 8/ 20 83BLC12-12W25 9.0～18.0 ±12±5% 0～250×2 80 600 150 8/ 20 83*1 4-4 項の測定回路において。特に記載のない場合、入出力定格、周囲温度は 25±5℃とします。*2 入力：入力電圧=min.～max.の変動に対して。負荷：出力電流=0～定格の変動に対して。温度：周囲温度=-40～Tamax.の変動に対して。4-3 項の温度ディレーティングにおける負荷 100%での周囲温度範囲内に対して。2 出力製品は＋出力と－出力の出力電流が等しい時。*3 測定周波数帯域 20MHz。外付けコンデンサ(C2,又は C4,C5)の両端にて。4-2 外付けコンデンサ容量本製品は、出力外付けコンデンサの容量に制限があります。外付けするコンデンサの容量は、下記表の範囲内として下さい。出力外付けコンデンサ形名容量値プラス出力側 マイナス出力側BLC12-05S120 0～220μF *1—BLC12-12S50 0～100μF *1—BLC12-12W25 0～100μF *20～100μF *3*1 6-1 項の標準接続回路における C2 と C3 の和*2 6-2 項の標準接続回路における C2 と C4 の和*3 6-2 項の標準接続回路における C3 と C5 の和

Page 4:DC-DCb 6Watt BLC12 Series4DC-DC Converter BDD201307314-3 温度ディレーティング-30 -20 -10 0 10 20 30 40 50 60 70 80200-40406080100周囲温度（℃）負荷率（％）自然空冷注）定格出力時4-4 測定回路 Vin1SW1Open:出力=ONShrt:出力=OFFSW2Open:Vout=5VShrt:Vout=5V→6VC1=10μF(積層セラミック)C2=0.47μF(積層セラミック）C1BLC-S Series Vin-Vin2ON/OFF3SW1 Vout-VoutNCVadjSW254C2Load67VAVA Vin1オシロスコープ（リップル･ノイズの測定）CxRx同軸ケーブル:50Ω 1.5mRx:51ΩCx:0.1μFSW1Open:出力=ONShrt:出力=OFFSW2Open:Vout=±12VShrt:Vout=±12V→±15VC3=10μF(積層セラミック)C4,C5=0.47μF（積層セラミック）C3BLC-W Series Vin-Vin2ON/OFF3SW1 VoutCommon-VoutVadjSW254C4Load67OSC Vout-VoutGNDC5LoadAAAVVV

Page 5:DC-DCb 6Watt BLC12 Series5DC-DC Converter BDD201307314-5 付属機能項目 仕様・規格 条件過電流保護回路 105%以上にて動作、自動復帰過電圧保護回路 なし出力電圧可変範囲 4.75 ～6.0V (BLC12-05S120)11.4～15V (BLC12-12S50)±11.4～±15V (BLC12-12W25)外付け抵抗による7-3 項参照ON/OFF 制御 オープンで出力 ONLow(0～0.5V、4mA max.)で出力 OFF7-1 項参照4-6 絶縁耐圧・絶縁抵抗1) 絶縁耐圧入力－出力，入力－ケース，出力－ケース間： AC500V，1 分間2) 絶縁抵抗入力－出力，入力－ケース，出力－ケース間： 50MΩ以上（DC500V 時）5. 外形寸法及び端子説明5-1 形状・寸法Side ViewBottom View12456710max.CL1.5±0.11.8±0.25.08CL10.1620.15.085.085.083BellnixISOLATEDDC-DC CONVERTERBLC12-05S1203323.2±0.521.1±0.50.25min.Top View1ピンマーク会社ロゴ製品型名Lot No.PinFunctionBLC-S BLC-W1 Vin Vin2 -Vin -Vin3 ON/OFF ON/OFF4 Vadj Vadj5 NC -Vout6 -Vout Common7 Vout Vout端子、及びケースの材質端子 ・・・ 材質：銅処理：ニッケルメッキ後、金メッキケース・・・ 材質：洋白・単位 mm・指定なき寸法公差±0.3・重量＝5.4g typ.・端子のばたつき 0.2mm max.（水平面に置いたときの端子部の浮き）

Page 6:DC-DCb 6Watt BLC12 Series6DC-DC Converter BDD201307315-2 推奨フットプリント寸法12.110.165.085.085.0820.1232.65.08CLCL4567注）上記寸法は推奨値です。設計時にはお客様の設計基準を考慮の上、設計して下さい。5-3 Lot No.表示33 Ｄ ２製造管理密番（無表示の場合もあり。)製造月（1～9月=1～9、10月=O、11月=N、12月=D)製造年（西暦末尾1桁）(2013年 1月製造)(2013年12月製造)16. 標準接続回路6-1 BLC-S シリーズ Vin1 SW1Open:出力=ONShort:出力=OFFSW2Open:Vout=5V,12VShort:Vout=5V→6V=12V→15VC1=22μFC2=22μFC3=0.47μFC1BLC-S Series Vin-Vin2ON/OFF3SW1 Vout-VoutNCVadjSW254C3Load67C26-2 BLC-W シリーズ Vin1 SW1Open:出力=ONShort:出力=OFFSW2Open:Vout=±12VShort:Vout=±12V→±15VC1=22μFC2,C3=22μFC4,C5=0.47μFBLC-W Series Vin-Vin2ON/OFF3 VoutCommon-VoutVadj SW254C2Load67C3LoadC1C5C4SW1

Page 7:DC-DCb 6Watt BLC12 Series7DC-DC Converter BDD201307317. 各種機能7-1 ON/OFF 制御ON/OFF コントロール機能を使用することにより入力を投入、切断せずに出力電圧を ON/OFF 制御する事ができます。−Vin(2 番ピン)と ON/OFF(3 番ピン)間・オープン（6V max.） ： 出力 ON・ショート（0～0.5V、4mA max.）： 出力 OFF7-2 出力過電流保護機能出力電流が過電流状態となった時は出力電圧を低下させ、過電流保護回路の動作を開始します。（過電流保護回路動作電流：定格電流値の 105%以上）過電流状態が解除された時は、通常自動復帰します。但し、30 秒以上過電流状態が保持された場合は、破損する可能性があるため、30 秒以内に過電流状態を解除して下さい。また、何らかの理由により過電流状態を解除しても自動復帰しない場合は、一度電源を切るか、ON/OFF 制御にて出力を OFF してから再起動して下さい。過電流動作時の特性7-3注）過電流保護特性はフの字状に戻る垂下特性になる場合があります。ランプ、モーター等の非線形負荷や定電流負荷に接続されますと、起動時に出力電圧が立ち上がらないことがありますので御注意ください。or1ON/OFF-Vin Vin23Output Current[%]OutputVoltage[%]1001000050

Page 8:DC-DCb 6Watt BLC12 Series8DC-DC Converter BDD20130731出力電圧可変7-3-1 Vadj と−Vout 端子をショートVadj 端子と−Vout 端子間をショートすると、下記表のように出力電圧を最大に設定できます。出力電圧を可変しない場合、Vadj 端子はオープンにして下さい。Vadj 端子の接続に対する出力電圧形名Vadj 対-Vout 端子間オープン ショートBLC12-05S120 5.0V 6.0VBLC12-12S50 12.0V 15.0VBLC12-12W25 ±12.0V ±15.0V7-3-2 抵抗可変制御Vadj 端子と Vout 端子間または−Vout 端子間に抵抗を接続することにより、出力電圧を可変することができます。出力電圧を下げる場合 出力電圧を上げる場合※ 1 -Vout 端子：BLC-S は 6 ピン、BLC-W は 5 ピン型名出力電圧を下げる場合出力電圧：Vo[V]，接続抵抗：Rb[kΩ]出力電圧を上げる場合出力電圧：Vo[V]，接続抵抗：Ra[kΩ]BLC12-05S120Vo=(49.94Rb 1448.94)/(340.56 10Rb)Rb=(340.56Vo-1448.94)/(49.94-10Vo)可変範囲：Vo=4.75V min.Vo=(1448.94 49.94Ra)/(10Ra 240)Ra=(1448.94-240Vo)/(10Vo-49.94)可変範囲：Vo=6.0V max.BLC12-12S50Vo=(17.98Rb 105.86)/(15.63 1.5Rb)Rb=(15.63Vo-105.86)/(17.98-1.5Vo)可変範囲：Vo=11.4V min.Vo=(105.86 17.98Ra)/(1.5Ra 7.05)Ra=(105.86-7.05Vo)/(1.5Vo-17.98)可変範囲：Vo=15.0V max.BLC12-12W25Vo=(53.04Rb 539.53)/(60.06 2.2Rb)Rb=(60.06Vo-539.53)/(53.04-2.2Vo)可変範囲：Vo=±11.4V min.Vo=(539.53 53.04Ra)/(2.2Ra 18.04)Ra=(539.53-18.04Vo)/(2.2Vo-53.04)可変範囲：Vo=±15.0V max.注）出力電圧を可変した場合は、最大電力以下で使用して下さい。出力電圧 Down 可変の場合、Rb は Vo min.設定抵抗値以下の抵抗を接続しないで下さい。7 Vout4Vadj-VoutRaLoad5 or 6※17 Vout4Vadj5 or 6-VoutRbLoad※1

Page 9:DC-DCb 6Watt BLC12 Series9DC-DC Converter BDD201307317-4 起動・停止電圧本製品は、低入力電圧時の誤作動防止の為に低入力電圧保護機能を内蔵しています。動作開始、及び停止電圧は下記表の範囲内にあります。起動・停止電圧範囲 7.0～8.6V7-5 入力回路保護機能何らかの異常により入力に過電流が流れた際、二次側の回路を保護する為、入力にヒューズを内蔵しています。本製品に内蔵されているヒューズの定格電流、溶断電流は下記表の通りです。異常時に確実に溶断させる為に、供給電源の電流容量は、下記溶断電流以上としてください。定格電流 2.5A溶断電流 5A 以上8. 入力電源の逆接続防止方法（例）本製品は、誤って入力の極性を逆に接続しますと破損する可能性があります。逆接続の恐れがある場合は、下記の図のように保護回路を付加して下さい。下記図はヒューズとダイオードを用いた例です。9. コモンモードノイズ低減方法（例）本製品のコモンモードノイズを低減する場合、下図のように 1 次-2 次間に 1000pF 程度のコンデンサ（C4）を接続してください。この際、あまり大きな容量のコンデンサを接続しますと、1 次-2 次間の結合容量が大きくなりますので御注意ください。また、コンデンサの耐圧は必要とされる絶縁耐圧を考慮したうえで選定してください。(条件によっては 1 次側のノイズが C4 を通して 2 次側に伝わる場合がありますので、実使用条件にてご確認をお願いいたします。)10. 入力帰還ノイズ低減方法（例）入力に下図のようなフィルターを構成する事により、コンバータからの入力帰還ノイズを低減する事が出来ます。必要に応じて取り付けてください。12 67 Vin-Vin Vin Load-Vout VoutBLC-SSeriesFuseC1 C2 C3D112 67 Vin-Vin Vin Load-Vout VoutBLC-SSeriesFuseC1 C2 C3D1C412 67 Vin-Vin VinBLC-SSeriesC2C1L1

Page 10:DC-DCb 6Watt BLC12 Series10DC-DC Converter BDD2013073111. 直列運転方法（例）本製品を下図のように配線することにより、直列運転が可能です。出力電流は直列接続している電源のいずれか小さい方の定格電流以下とし、電源内部に定格以上の電流が流れ込まないようにしてください。注）並列運転はできません。D1,D2:順方向電圧の低いショットキバリアダイオードを推奨12. ハンダ付け条件ハンダ付け温度及び時間は下記の条件で行って下さい。本コンバータはフローでの実装はできません。リフロー法リフロー温度プロファイルSn-3Ag-0.5Cu 系はんだの場合A A' B' CB半田付け時間(s)部品表面温度(℃)Ty1Ty2TP225CB'B1.0 ~ 5.0℃/sTy1 ~ Ty2:1.0 ~ 4.0℃/s225℃以上:TP:Ty2:Ty1:1.0 ~ 3.0℃/s40 ~ 100s170±10℃150±10℃245℃max.20 ~ 40sAA'リフロー中は製品に対して振動を加えないで下さい。リフロー回数は 1 回までとします（裏面搭載は不可）。※共晶半田を使用の場合、上記プロファイル条件以下であれば使用可能です。12 67 Vin-Vin Vin-Vout VoutBLC-SSeries D112 67 Vin-Vin -Vout VoutBLC-SSeries D2Load

Page 11:DC-DCb 6Watt BLC12 Series11DC-DC Converter BDD2013073113. 振動・衝撃試験振動 10 ～ 55Hz 全振幅 1.52mmp-p（3 方向各 2 時間）掃引時間 15 分衝撃 加速度 100G（6 方向各 3 回、計 18 回）持続時間 6ms14. 洗浄について本製品の丸洗い洗浄はできません。本製品は無洗浄フラックスを推奨いたします。15. 注意事項本製品を御使用の際にはお客様の安全を確保する為に仕様をご覧になり、下記の注意事項を必ず守って御使用下さい。 本製品は一般電子機器（事務機、通信機器、測定機器）に使用される事を意図としております。本製品の破損が直接人命・財産に影響を与える恐れの有る医療機器、原子力機器、列車などには使用しないで下さい。一般電子機器以外に使用される場合は弊社までご確認下さい。 本製品は特性改善及びその他の理由により、予告なく仕様の内容に大きな影響を及ぼさない範囲でのマイナー変更や構成部品の変更等を行う場合があります。 本製品は並列運転できません。 本製品の実装には、コネクタ、ソケットを使用しないで下さい。接触抵抗の影響で性能を満足できない場合があります。プリント基板への実装はハンダ付けにて実施下さい。 本製品には過電流保護回路が内蔵されておりますが、長時間の短絡は故障の原因になりますので避けて下さい。 本製品を規格外の電気的条件や、温度等の環境条件等で使用した場合には破損する事があります。必ず規格内で使用して下さい。 本製品は、腐食性ガスが発生する場所や塵埃の影響を受ける場所での使用は避けて下さい。 静電気により破損する恐れがあります。作業者に帯電した静電気は接地放電させる等、静電対策された環境で作業して下さい。 本製品は過電圧保護を内蔵しておりません。 本製品には試験成績書は添付されません。16. 保証本製品の保証期間は 1 年間となっております。保証期間中に弊社の設計､製造上の要因で不具合が生じた場合には無償にて修理、又は良品と交換させて頂きます。ただし､内部の改造等をされた場合には保証することができません。また本製品の保証範囲は当該製品の範囲となります。