無電解ニッケルボロンめっきにフッ素樹脂を含浸した処理です
◆無電解ニッケルボロンめっきと比較して、非粘着性、撥水性、摺動性に優れています。
◆複雑な形状に対しても均一な膜厚で処理が可能です。
◆めっき膜が硬く、耐摩耗性・耐熱性・耐焼き付き性に優れています。
◆食品衛生法の「食品、添加物等の規格基準」に合格しています。
◆詳細はカタログをダウンロードしご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
このカタログについて
| ドキュメント名 | Ni-Bめっき＋フッ素樹脂 テクノボロン |
|---|---|
| ドキュメント種別 | 製品カタログ |
| ファイルサイズ | 334.7Kb |
| 登録カテゴリ | |
| 取り扱い企業 | 株式会社旭プレシジョン (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
Page1
テクノボロン
《特徴》
・無電解ニッケルボロンめっきにフッ素樹脂を含浸した処理です。
・無電解ニッケルボロンめっきと比較して、非粘着性、撥水性、摺動性に優れています。
・複雑な形状に対しても均一な膜厚で処理が可能です。
・めっき膜が硬く、耐摩耗性・耐熱性・耐焼き付き性に優れています。
・食品衛生法の「食品、添加物等の規格基準」に合格しています。
断面観察
熱処理によって再結晶化が生じると同時に内部にもフッ素樹脂が入り込んでいる。
フッ素樹脂塗布後、
ベーキング フッ素樹脂
ニッケルボロン
0.1 μm 1 μm
（SEM 50000 倍） （SEM 7500 倍）
6
耐摩耗試験 無電解Ni-P
テクノフォス
スガ摩耗試験機を使用し、耐摩耗性を測定した。 無電解Ni-B4
テクノボロン
（接触荷重1.5 Kgf ・往復回数750回までの重量を測定し
それより被膜減少量を算出した。）
2
0
0 200 400 600 800
摩耗回数 [DS]
硬度・非粘着性・撥水性
硬度 ：ビッカーズ硬さ試験機（荷重0.25N）を使用し、硬度を測定
非粘着性 ：アクリル系接着剤テープとの引剥時の荷重を測定
接触角 ：水滴を 2 µL滴下し、表面との接触角度を測定
硬度 [HV] 引き剥がし荷重 [N/cm] 接触角
テクノボロン 883 0.27 108.5o
無電解Ni-B 842 1.05 87.9o
テクノフォス 853 0.70 108.4o
無電解Ni-P 606 1.41 89.6o
フッ素樹脂塗装 - 0.43 111.1o
※ ステンレスとの非粘着性試験 メーカー表示値 6.84 N/cm
株式 〒617-0004 京都府向日市鶏冠井町十相30-5
会社旭プレシジョン
TEL :075-925-1251 E-mail :asapre@akg.jp
2018.7 改訂
被膜減少量 [mg]