断熱材 製品カタログ

断熱材 製品カタログ https://www.almedio.co.jp/enterprise/material/

Prologue 次のフィールドへ Advance to the next field ものづくりのあらゆる場⾯において重要な基盤技術となる「熱処理」。 この産業の根幹とも⾔える熱処理の分野において⽋かせない要素が、耐火・断熱材です。 私たちアルメディオは、2005年 中国に子会社・阿爾賽(アルセラ)(蘇州)無機材料有限公司を設⽴し 耐火・断熱材分野に事業参⼊して以来、中国および⽇本を中⼼に各種耐火材料及び関連製品をご提供 しており、ご要望に適したご提案、柔軟な対応から多くのお客様にご好評をいただいております。 今後私たちは、断熱材事業の拡⼤を成⻑ドライバーのひとつとして、 企業グループ全体のさらなる発展を目指します。 会社概要 Company Profile 商号 株式会社アルメディオ / ALMEDIO INC. 設⽴ 昭和56年5⽉ 本社 資本⾦ 21億1138万円 （2025年3⽉31⽇現在）  東京都国⽴市東1-4-12 KS国⽴ビル7F 東京証券取引所スタンダード市場 東村山事業所 上場 （証券コード︓7859）  東京都東村山市恩多町5丁目43-17 代表者 代表取締役社⻑ 髙橋 靖 所在地 福島双葉⼯場 社員数 261名（連結） （2025年3⽉31⽇現在）  福島県双葉郡双葉町⼤字中野字⽵ノ花33番地 ・断熱材及び耐火材料  （関連製品の開発・製造・販売・電子部品用副資材） 業務内容 ・ナノマテリアルの研究開発・製造及び販売 ・資源および材料の販売 1

グループ会社 Consolidated Subsidiary 商号 阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司 / 阿爾美(蘇州)料技有限公司 / ALCERA(SUZHOU)Co., Ltd. ALMETEC(SUZHOU)Co., Ltd. 設⽴ 2005年10⽉ 2023年10⽉ 資本⾦ 2,640,000 USD 7,000,000 USD 代表者 董事⻑ 髙橋 靖 董事⻑ 髙橋 靖 社員数 230名（2025年3⽉31⽇現在） 業務内容 電子部品用副資材、耐火材料及び関連製品の開発・製造・販売 断熱材事業、加熱炉設備事業他 中華⼈⺠共和国江蘇省呉江経済技術開発区 中華⼈⺠共和国江蘇省蘇州市呉江区鎮沢鎮朱家浜村 所在地 ISO認証 ISO9001 （2010年6⽉取得） 特徴 Features ■当社ファイバー製品は⽇本⼈による管理体制の下、中国で⽣産を⾏うことで、品質レベルを維持しつつ、 低価格を実現しています。また、真空成型異型品及び加⼯（NC旋盤・フライス盤等）を得意としています。 ■当社では⼯業炉用耐火材の施⼯設計も⾏っておりますので、用途に応じ、リーズナブルな施⼯⽅法およ び製品をご提案いたします。 ＜品質＞ ■当社⼯場ではISO9001を取得し、⽇本向け商品としての品質に⼗分お応えできるよう、徹底した原材料 管理に努めています。なお、1500℃以上の⾼温向け製品の主原料には、⽇本製※1を採用しています。 ■当社ファイバー製品は、ラインナップによりアルミナ(Al2O3) 35〜75%、シリカ(SiO2) 30〜60%の範 囲で構成されており、耐熱性を⽰す加熱線収縮率※2は2〜3%以内（JIS規格3%以下@1260℃）で管理、 ショット含有率※3は、およそ8%（JIS規格25%以下@1260℃）と非常に低く管理されています。 ※１︓マフテック株式会社製 結晶質アルミナ繊維 「MAFTECⓇ」を使用。 ※２︓⼤気圧下の空気雰囲気中で均⼀加熱される際に⽣じる⾯⽅向の収縮率。当社では JIS規格に準じて「最⾼使用温度－100℃、8時間」で測定しています。 ※３︓繊維になりきれず粒子のまま残るものをショット（非繊維状粒子）と呼び、 製品中の重量百分率をショット含有率と呼びます。 2

ブランケット Fiber Blanket ブランケットは、⾼純度な原料をおよそ2300℃で溶融し、 遠⼼⼒により繊維化された原料を連続的に積層後、ニードル 加⼯を施したブランケット状の製品です。 ⾼い断熱性と引っ張り強度、吸⾳性、耐浸⾷性、軽量かつ ショットの少ない滑らかな表⾯を持ち合わせており、ニーズ に応じて最⾼使用温度1260℃〜1600℃までの製品を取り揃 えております。 規制対象 材料 RCF 最高使用温度（℃） 1260 1400 3 密度（kg/m ） 128 128 1.6 1.8 加熱線収縮率（%） 1100℃×8h 1300℃×8h at 600℃ 0.13 0.13 熱伝導率 at 800℃ 0.18 0.18 （ W/m・K ） at 1000℃ 0.25 0.25 at 1200℃ － － Al2O3 45 37 Al2O3+SiO2 98 － 化学成分（%） Fe2O3 0.3 0.1 ZrO2 － 13 ZrO2+Al2O3+SiO2 － 97 T：12.5 0.082 0.118 引張強度 代表特性 T：25 0.09 0.143 （MPa） T：50 >0.098 >0.098 標準寸法 7200×610×12.5 ： 2ロール/箱 L×W×T（mm） 7200×610×25 ： 1ロール/箱 入数 3600×610×50 ： 1ロール/箱 梱包寸法 T12.5 650×350×620 L×W×T（mm） T25, 50 460×460×620 3

アルミナファイバーブランケット(AF)は、マフテック株式 会社製「MAFTECⓇ」となります。 アルカリアースシリケート（AES）ウールは、⽣体溶解性 繊維を使用した製品です。※1 ※1 AES品については従来の商品(RCF/AF)と比較して厚み⽅向の収縮 率が⾼いため、用途などご相談の上お買い求め下さい。 規制対象外 材料 AF(MAFTECⓇ ) AES 最高使用/分類温度（℃） 1600 1200 1300 密度（kg/m3） 130 ※2 128 ※3 0.7 <4.0 <4.0 加熱線収縮率（%） 1400℃×8h 1200℃×8h 1300℃×8h at 200℃ － 0.05 0.04 at 400℃ － 0.08 0.08 熱伝導率 at 600℃ 0.16 0.12 0.14 （ W/m・K ） at 800℃ － 0.18 0.23 at 1000℃ 0.33 0.25 0.34 at 1200℃ 0.48 － 0.48 Al2O3 72 － － 化学成分 SiO2 28 62-68 70-75 （%） CaO + MgO － 33-38 23-28 Others － <1.0 1-3 引張強度（MPa） 代表特性 ： 0.507 >0.05 >0.05 3600×610×12.5：1ロール/箱 14400×610×12.5：1ロール/箱 7200×610×12.5：1ロール/箱 標準寸法 7200×610×25 ：1ロール/箱 3600×610×25 ：1ロール/箱 3600×610×50 ：1ロール/箱 7200×610×25 ：1ロール/箱 梱包寸法 製品による 460×460×620 L×W×T（mm） ※2 100kg/m3品、150kg/m3品もございます。150kg/m3品につきましては上記と寸法が異なります。お問合せ下さい ※3 96kg/m3品もございます。受注⽣産品のため、お問合せ下さい 4

ボード Fiber Board ボードは、各種ファイバーに無機バインダーと少 量の有機バインダーを加え、板状に真空成型した 製品です。 ⾼温安定性と耐熱衝撃性・耐腐⾷性に優れ、低蓄 熱性・低熱伝導性を持ち合わせており、また、適 度な硬度と内部の強粘性を有しカット加⼯等の取 り扱いに優れています。 ニーズに応じて最⾼使用温度1260℃〜1800℃ま での製品を取り揃えております。 また、焼成(無煙)ボードのご要望も承ります。 規制対象 材料 RCF 最高使用温度（℃） 1260 1400 1500 ※1 密度（kg/m3） 300 300 300/400 1.8 1.6 0.5 加熱線収縮率（%） 1100℃×8h 1200℃×8h 1400℃×8h 熱伝導率 at 400℃ 0.13 － － （ W/m・K ） at 600℃ 0.14 0.12 0.12 at 800℃ 0.2 0.15 0.16 at 1000℃ － 0.23 0.24 at 1200℃ － － － Al2O3 37 45 62 化学成分 Al2O3+SiO2 98 98 98 （%） Fe2O3 － － － 曲げ強度 代表特性（MPa） 0.566 1.238 1.151 焼成処理 対応可能 表面硬化処理 対応可能（焼成を含みます） 標準寸法 1000×600×25：4枚/箱 L×W×T（mm） 1000×600×50：2枚/箱 入数 梱包寸法 L×W×T（mm） 1020×620×120 ※1 1500℃品に関しては、受注⽣産のため、お問合せ下さい 5

アルミナファイバーボード(AF)は、マフテック 株式会社製「MAFTECⓇ」を主原料として使用 した製品です。 アルカリアースシリケート（AES）ウールは、 ⽣体溶解性繊維を使用した製品です。※2 各種成型品や、厚みは特注サイズも可能です。 お問い合わせください。 ※2 AES品については従来の商品(RCF/AF)と比較して 厚み⽅向の収縮率が⾼いため、用途などご相談の上、お 買い求め下さい。 規制対象外 材料 AF AES 最高使用/分類温度（℃） 1600 1700 1800 1300 密度（kg/m3） 300 350 400 300 0.2 0.2 0.1 1.5 加熱線収縮率（%） 1500℃×8h 1600℃×8h 1700℃×8h 1000℃×8h at 600℃ － － － 0.12 熱伝導率 at 800℃ 0.15 0.15 0.2 － （ W/m・K ） at 1000℃ 0.19 0.19 0.23 － at 1200℃ 0.25 0.25 0.29 － Al2O3 75 75 75 － Al2O3+SiO2 99 99 99 － 化学成分 CaO+MgO － － － 17 （%） SiO2 － － － 79 その他 － － － 4 曲げ強度 代表特性（MPa） 1.287 1.388 1.606 － 焼成処理 対応可能 対応不可 表面硬化処理 対応不可 対応不可 900×600× 6 ：20枚/箱 標準寸法 1000×600×25：2枚/箱 900×600×12.5：10枚/箱 L×W×T（mm） 1000×600×50：1枚/箱 900×600×25 ： 5枚/箱 入数 900×600×50 ： 2枚/箱 梱包寸法 L×W×T（mm） 1020×620×70 製品による 6

ブロック（Ｈ型/Ｚ型チャンネル） Fiber Block ブロックは、各種ファイバーブランケットを積層もしくは折り畳み、施⼯しやすいブロック状に加⼯し た製品です。 表層部分のみをアルミナファイバー(AF)とすることでコストを抑えたハイブリッドブロックもご用意で きます。また炉殻に合わせた特殊形状のブロックの⽣産も可能ですので、お問合わせ下さい。 Ｈ型ハイブリッド Ｚ型ハイブリッド Ｌ字形状 7

ブロックライニング Block Lining 当社では築炉・炉修における断熱材の設計から施⼯まで取り扱っており、例えばブロックライニング、 ペーパーライニング等の施⼯も請け負っております。 用途に適したご提案を⾏うことで施⼯に掛かるコストを抑えることができます。 当社のブロックは、火葬⾞など限られた狭いスペースにも施⼯することができます。 また、アルミナファイバーブロックなど反発が⾼く、両端のべニア板が抜けにくい製品については、 PPシートを覆うことで抜けやすくすることも可能です。 8

バルク/接着剤 Fiber Bulk / Adhesive ■ バルク 耐熱施⼯時の充填材やブランケット・ボードなどの各種 加⼯品の原料として用いられます。 アルミナ(Al2O3) 35〜75%、シリカ(SiO2) 30〜60%の 範囲で構成された従来品（RCF/AF）に加え、作業環境の 改善要求に対応した⽣体溶解性繊維（AES）品も用意い たしました。※1 標準品以外に粉砕バルクや、潤滑油の有/無指定などにつ いても対応可能ですので、ご相談下さい。 ※1. AES品については従来品に比べ収縮率が⾼い為、 用途などご相談の上お買い求め下さい。 規制対象 規制対象外 材料 RCF AF AES 最高使用温度（℃） 1000 1260 1400 1600 1260 10kg、20kg/箱 入数 ※製品によって入数(重量)が異なります。袋のみの梱包も対応可能 ■ 補修材 / 高温用接着剤 リフラクトリーセラミックファイバー(RCF)、 アルミナ ファイバー(AF)を原料として、⽔を加えるだけでペース ト状になるように調整した粉末製品です。 ペースト状にすることで補修や耐火材製品同士の接着剤 として使用できます。 規制対象 規制対象外 用途（材料） 補修材(RCF) 高温用接着剤(AF) 最高使用温度（℃） 1200 1600 (1800断熱材対応) 梱包形態 樹脂製容器 入数 5kg×3袋/缶 5kg×3袋/缶 9

ペーパー/高密度ボード Fiber Paper / HS Board ■ ペーパー ファイバーバルクに有機バインダーを加え、紙状に加⼯した製品です。 柔軟性があり、簡単に加⼯できます。 ＜用途＞ ・離型しやすいことを目的とした焼成物の下敷き ・加⼯してパッキンとして使用 規制対象 規制対象外 材料 RCF AF AES 最高使用温度（℃） 1260 1500 1260 110(2,3mm) 密度（kg/m3） 170 200 105(4mm) 60000×610×1 1200Ｘ600Ｘ1 30000×610×2 1200× 600×2 1200Ｘ600Ｘ2 20000×610×3 標準寸法 L×W×T （mm） 1200× 600×3 1200Ｘ600Ｘ3 15000×610×4 1200×1000×4 1200Ｘ600Ｘ4 12000×610×5 1200Ｘ600Ｘ5 1200×600×T(※1) 入数 2ロール/箱 25枚/箱 ※1 各厚みでロールからカットしてご提供も可能です。数量はサイズにより異なりますので、お問合せ下さい ■ 1300HSボード ※リフラクトリーセラミックファイバー(RCF) 1300HSボードは、コランダムムライトと同じ⾼い強度と硬度を持ち、⼀般的なファイバーボードと比べ て加⼯性に優れ、研磨、フライス、旋削により各種の形状に加⼯できます。 ＜特性＞ ・耐摩耗性、滑らかで⾼光沢、粉なし、粒子なし、残留物なし。 ・強度を確保しながら断熱性と加⼯性が良好。 ・⾦型を作る必要がないため、製造コストと製造サイクルが 削減されます。 規制対象 密度 熱伝導率（W/m・K） 曲げ強度 最高使用温度（℃） L×W× T（mm） （kg/m3） at 600℃ （MPa） 1200 600 0.25 10 970*570*25, 30, 40, 50, 60, 80 10

ヒーター関連品 Heater Module (Tube furnace) / Heater Holder ■ ヒーターモジュール用溝加工/管状炉 当社にて半円筒状、板状の断熱材にあらかじめ溝加⼯を施し、 お客様にてヒーター線を埋め込む製品です。 ⼀体成形品と異なり、成形時の⻑さの制限を受けないメリット がございます。 ご希望の仕様に合わせて加⼯・成型いたします。 ■ 対応素材 ・ リフラクトリーセラミックファイバー(RCF) ・ アルミナファイバー(AF) 溝加⼯後にヒーターを埋め込んだモジュールや、制御盤込みの管状炉など、完成品も承ります。 当社 担当者にご相談ください。 ■ ヒーターホルダー 多孔質アルミナレンガによる軽量かつ、熱伝導率が⼩さいヒーターホルダーとなります。 ご希望の仕様に合わせて加⼯・成型いたします。当社 担当者にご相談ください。 11

高性能断熱材 Microporaous Insulation 非晶質シリカと⾚外線不透過材に補強材としてフィラメントを混合したマイクロポーラス状断熱材です。 断熱性能は、静⽌空気の熱伝導度を⼤きく下回り、超低熱伝導率を有します。 ＜用途＞ ・各種⼯業炉・窯業炉・電気炉などの断熱及び耐火材のバックアップ材 ・各種測定装置などの機器を⾼温から保護 ＜メリット＞ ・断熱改善によりCO2削減 ・軽量化による設備費削減 ・省エネ性向上による燃料費削減 ・コンパクト化による表⾯放散熱量の削減 ・熱効率の最適化による歩留まり改善 ・断熱材薄肉化による容積拡⼤ 12

シリカクロス/セッター(棚板、敷板) Silica Cloth / Setter ■ シリカクロス シリカ(SiO2)が96%の製品で、⾼い耐熱性と難燃性が特徴です。 また、柔軟性があり、様々な形状に加⼯できるため、当社ファイ バー製品と組み合わせるなど、幅広い用途に利用されています。 規制対象外 常用使用温度（℃） 900 質量（g/m2） 590 1250 密度 縦 100 100 （ 本/5cm ） 横 75 67.5 引張強度 縦 ≧550 ≧800 （ N/25*100mm ） 横 ≧450 ≧500 加熱線収縮率（%） at 1000℃ ≦5.0 ≦5.0 SiO2量 ≧97.0 ≧96.0 標準寸法 50000×860×0.65 50000×860×1.35 L×W×T（mm） ： 1ロール/箱 ： 1ロール/箱 入数 梱包寸法 L×W×T（mm） 970×250×280 970×300×310 ■ セッター(棚板、敷板) ⾼温での焼成や熱処理⼯程に使われるセラミック製品です。 電子部品や⾦属部品の焼成時に、製品を安定して⽀える用 途に利用されています。 薄型・軽量なセッターを使用することで、炉内のスペースを 有効活用でき、焼成段数を増やすことも可能です。 ご希望の寸法や膨張防⽌のスリットの加⼯も可能であり、 次項にある窯道具や再結晶SiCボードもございます。 当社 担当者にご相談ください。 13

その他製品 Other Products 様々な設備と⾃社製造の各種⾦型を用意しているため、多様な形状に対応可能です。 ご用命の際には当社 担当者にご相談ください。 窯用具 再結晶SiCボード アルミナレンガ 高強度絶縁碍⼦ B型熱電対 コーディライト 14

高温電気炉 Electric Furnace ⼩型⾼温電気炉 ⾼温電気炉はＵ型二珪化モリブデン発熱体を用いており、 酸化雰囲気中において最⾼1700℃での⻑期使用が 可能となっています。 炉体は省エネタイプのファイバーボード二層構造の採用により、 設備加熱効率と温度均⼀性において優れたパフォーマンスを 有しています。 また、Ｂ型熱電対(⽩⾦､ロジウム30%－⽩⾦､ロジウム6%)と ＰＩＤ制御により、温度測定及び温度制御の精度(±1℃)を 向上させ、所望温度到達までの安全性に考慮した製品となります。 SX－16－222820JP SX－17－222820JP SX－18－222820JP 常用温度（最高温度） 1000℃～1600℃（1650℃） 1000℃～1650℃（1700℃） 1000℃～1700℃（1750℃） 電源 AC200V　単相　50/60Hz　50A 最大消費電力 10kW 有効炉内寸法(mm) 220×280×200 W×D×H 外形寸法(mm) 650×750×1130 W×D×H 炉体重量 約260kg 約270kg 約300kg ■ 昇降式⾼温焼成炉 炉内寸法が広く試料の取り出しが容易な 昇降式の⾼温電気炉です。 ・型式︓RB-18-1505065 ・最⾼使用温度: 1650℃（常用1600℃） ・電源: 三相380V,50Hz,160kW ・外形寸法︓3700x3223x3361mm ・有効炉内寸法︓ 1500x500x650mm ・温度均⼀性: ±10℃ （温度均⼀領域1400x400x500） ■ 排ガス焼成炉 ・型式︓SK-08-φ4088 ・最⾼使用温度︓800℃（常用750℃） ・電源︓三相380V,50Hz,15kW ・排ガス処理量︓5~60㎥/hr ・外形寸法︓φ760x1245(H)mm 15

製造設備 Manufacturing Equipment 16

製造風景 Manufacturing Scene 17

RCF規制 Legislation ＜安全性＞ ■アスベスト繊維は、1μm以下の極細繊維の束（幅 約0.02〜0.2μm、⻑さ 8μm ）から構成されてい ます。⼀般的に「直径(幅)3μm未満、アスペクト比（縦横比）3以上」が吸⼊性繊維と定義されており、 肺の奥まで吸⼊されやすく⽣体内で縦に割れて細くなり、最奥まで容易に進⼊し⽣体外に殆ど排出され ません。 ■当社ファイバーブランケットは、溶融した原料を遠⼼⼒により繊維化する、スピニング法を採用して おり、⾼圧空気を吹付けて繊維化を⾏うブローイング法に比べ、幅（繊維径）3〜5μmと比較的太い繊 維です。 ■当社ファイバー製品の特定化学物質障害予防規則への適用については当社までお問い合わせ下さい。 ＜関連法令＞ RCF(リフラクトリーセラミックファイバー)は、2015年11⽉1⽇から労働安全衛⽣法施⾏令、労働安全 衛⽣規則、特定化学物質障害予防規則(特化則)の施⾏・適用となり、「特定化学物質（第2類物質）」の 「管理第２類物質」に追加されました。 ＜適用範囲＞ 当社RCF製品において、切断、穿孔、研磨等、粉じんが発散するおそれのある作業が適用となります。 そのため、部材の製造および装置へ組み込む際の加⼯作業に対して、適切な対応措置を施すことが要求 されます。 ＜対応措置＞ 以下の適切な対応措置が必要です。 ① 発散抑制措置(局所排気装置の設置など) ② 特別管理物質としての措置 ③ 作業環境測定 ④ 作業主任者の選任 ⑤ 健康管理(特殊健康診断) ⑥ 容器・包装への表⽰ ⑦ 安全データシート(SDS)の交付 ＜関連資料＞ 詳細については厚⽣労働省発⾏の下記資料もご参考ください。 「特定化学物質障害予防規則等の改正(ナフタレンとリフラクトリーセラミックファイバーの追加)に係わるパンフレット」 https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000101692.pdf RCF製品は適切な対応措置を⾏って頂くことで使用することが可能です。 アルミナファイバー(AF)、⽣体溶解性繊維(AES)製品への置き換えを検討されているお客様は 当社までご連絡ください。当社 担当者がご要望に沿った提案をさせて頂きます。 18

製品のお取り扱い・保管上の注意事項 取り扱い上の注意 • 取り扱いに際しては防塵マスクを着用して下さい。必要に応じて局所排気装置・除塵装置を 設置してください。 • 必要に応じて、⻑袖の作業着及び保護⼿袋・保護メガネを使用してください。 • 取り扱い後は、うがい及び⼿洗いを⾏なってください。 • セラミックファイバー製品の取り扱いについては、特定化学物質障害予防規則の適用となり ますので、健康障害防⽌措置への対応が必要となります。詳細についてはお問い合わせくだ さい。 保管上の注意 • 常温の場所で屋内保管してください。 • 飛散や⽔濡れなどに注意してください。 廃棄上の注意 • 廃棄する場合は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき「ガラスくず・コンクリー トくず・陶磁器くず」として処理してください。  本カタログに記載の性能特性は評価試験による結果の代表値であり、製品規格ではありません。  販売は梱包単位を原則としますが、テスト用での少量サンプル等はご相談に応じます。  このカタログに記載された内容は予告なく変更することがあります。最新情報は当社までご確認ください。  その他、カタログに記載されていない関係商材も取り扱ってございますのでお問い合わせ下さい。 株式会社アルメディオ 営業本部 断熱材担当 国⽴オフィス︓〒186-0002 東京都国⽴市東1-4-12 KS国⽴ビル7F TEL 042-511-0485 FAX 042-511-0491 E-Mail: im-sales@almedio.co.jp https://www.almedio.co.jp/enterprise/material/ 販売店 使用欄 Copyright (C) 2014 ALMEDIO INC. All Rights Reserved. 2025年7月改定