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デバイスブレイン 製品カタログ

製品カタログ

デバイスブレインは、製造業の技術者が簡単にAIを活用出来ることを目指したソフトウェア。三菱電機製 MELSEC iQ-Rシリーズのシーケンサ内でAIを実行!

デバイスブレインは、製造業の技術者が簡単にAIを活用出来ることを目指したパッケージ製品です。三菱電機製 MELSEC iQ-Rシリーズのシーケンサ内でAIを実行できるため、クラウドやサーバーを用意する必要がなく、製造設備や装置製品へのAI組み込みを可能とします。

このカタログについて

ドキュメント名 デバイスブレイン 製品カタログ
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 7.8Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社たけびし (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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スライド番号 1

MELSEC iQ-R用 組込AIソフトウェア デバイスブレイン より現場に近く、より手軽に。 たけびしが提案する新しいAI活用のカタチ
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スライド番号 2

概要 デバイスブレインとは 品質予測 故障予知 消耗予測 製造現場でAI活用を行う場合、 クラウドとのデータ連携が必要であったり、 高性能なサーバーを置く必要があったりと、 コストがかかり、システム構成も 大掛かりになりがちです。 たけびしのデバイスブレインを使えば 現場のシーケンサ内でAIを実行でき、 生産設備や装置部品へのAI組込が可能! AI活用の新しいカタチを提供します。  MELSEC iQ-RのC言語インテリジェント機能ユニットでAIを実行できるようにするためのソフトウェア  ラダープログラムから簡単にAIを利用可能(ファンクションブロックを提供)  機械学習機能を搭載。データの分析や前処理、多変量での予測・分類機能を提供  ノーコードでモデル作成可能。AI導入の開発工数を削減 製造現場で利用されるAIの構成とデバイスブレインの位置付け 製造現場でAIを利用する際の一般的な構成と、それぞれの特徴についてご紹介いたします。 ・データをクラウドに送信する必要があるため、 通信障害や情報漏洩などのリスクが考えられる 処理 通信障害 情報漏洩 通信 HW 組込み 性能 リスク リスク コスト コスト やすさ クラウドシステム クラウド ◎ △ △ △ ◎ △ Cloud ・高性能なサーバーを 高性能な サーバー ◎ ○ ○ なし ◎ △ △ 資産として持つ必要がある 高性能なサーバー エッジ デバイス ○ ◎ ○ なし ◎ ○ ○ センサデータ デバイス ブレイン △ ◎ ◎ なし ◎ ○ ◎ ・設備の近くで推論を実行するため、 リアルタイム性が高い シーケンサ ・上の二つに比べて処理性能は劣る エッジデバイス デバイスブレイン 2
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スライド番号 3

例えばこんなシーンで 品質予測 故障予知 摩耗予測 生産品の品質をAIが予測。 「いつもと違う」を検知。 装置部品の消耗度を予測。 不良品の出荷を防止し、 ドカ停を回避し、 適切な交換時期を判断し、 出荷品質を向上。 生産の安定化に貢献。 運用コストを削減。 ※抜き打ちでの傾向予測(故障予知や摩耗予測)や、低速な装置の品質予測に適用可能です。 (タクトが高速な装置の全数予測などの用途にはご利用になれません) デバイスブレインの構成と利用イメージ 推論 ② 学習 ① ⑤ ③ 学習したAIを ノーコードで ユニットに 開発可能 ダウンロード ラダープログラムから AIへ推論指示 デバイスブレイン AIを利用 推論結果 学習したAI 設定ソフトウェア MELSEC iQ-R 学習用PC ④ 波形入力 結果出力 ⑥ 各種センサ 表示器など (フォースセンサなど) 製造現場の生産ラインや 生産ライン、装置 シーケンサが搭載された装置など、 設備組込でAIを実行可能! <利用イメージ> ①デバイスブレイン設定ソフトウェアにて、予め用意されている機能ブロックを用いてAIの推論モデルを作成 ②C言語インテリジェント機能ユニットにデバイスブレインのSDカードを挿入 ③作成したAIの推論モデルを②のC言語インテリジェント機能ユニットにダウンロード ④センサ等からデータを取得 ⑤ラダープログラムのファンクションブロックから推論を実行 ⑥推論した結果を設備にフィードバック 3
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スライド番号 4

機能/他社製品連携 機能 ノーコードでモデデルル作作成成 データの前処理や機械学習などのアルゴリズムを機能ブロックとして提供。 ドラッグ&ドロップで機能ブロックを配置して線で繋げるだけで、 簡単にモデルを作成することができます。 前処理 ・正規化 ・相関分析 ・主成分分析 など 回帰・分類 ・ランダムフォレスト ・K-平均法 ・サポートベクターマシン など Pythonによる拡張 標準機能だけでは機能が不足している場合、 Pythonのコードを作成することで、 独自の前処理や判定処理の組込が可能。 Python ブロック 他社製品連携 ●振動センサやAEセンサの波形データからモデルを自動作成し、簡単に異常を検知 MANUFACIA 株式会社クロスコンパス 製造業の課題を解決するかんたんAI開発ツール ブロック 「MANUFACIA」 モデル自動生成 電流 電圧 モデル 受け渡し 湿度 温度 振動 圧力 トルク MANUFACIA デバイスブレイン  クロスコンパス社が製造現場で蓄積してきた、深層学習ベースのAIモデルを多数内蔵。  振動や温度などの波形データに対して、教師あり・教師なし学習が可能 学習用PC  AIがどのような判断を行ったかを可視化する「smooth grad」機能を搭載 4 「MANUFACIA」は、株式会社クロスコンパスの商標または登録商標です。
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スライド番号 5

ラダープログラムから ノーコードでモデル作成 ファンクションブロックを用いてAIの推論を実行できるため、 AIを実行 推論結果を簡単にラダープログラムで扱うことができます。 推論 入力 出力 デバイス 値 項目 デバイス 値 項目 ZR0 12 温度 ZR100 1(異常) 推論結果 ZR1 26 圧力 ZR2 4 時間(秒) 表示器など ファンクションブロック ノーグコラフー・ドデでーモタデ表ル示作成 データグリッド、線グラフ、ヒストグラム、散布図、 ヒートマップなどを用いてデータを可視化することができます。 事前に教師データを俯瞰して傾向を把握したり、 AIの予測結果を分析することができます。 ●振動センサでは実現できない超早期の機械故障予兆検知を可能に 株式会社ジェイ・シー・シー 設備予兆・品管システム 推論 「Early Observer MEL-E」 入力 出力 ベアリング故障予兆 アーク溶接品質管理 Early Observer AEセンサ MEL-E ロボットギア/減速機故障予兆 切削刃具摩耗診断 AEセンサとは・・・  人の可聴領域を超える高周波を監視し、「揺れる・壊れる」前を見える化 物体の一部が変形・破損した際、  独自のAEセンサとパラメータ化技術でFFT解析不要のシステムを構築 もしくは衝撃が加わった際に固体から発せられる  「対象物質別AEセンサ」でターゲットの塑性変形を監視 弾性波を検出するセンサ 「Early Observer MEL-E」は、株式会社ジェイ・シー・シーの商標または登録商標です。 5
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スライド番号 6

ユースケース 故障検知 ●装置のモータに取り付けたセンサのデータから 「いつもと違う傾向」を装置故障前に検知 従来 デバイスブレインを活用すると 設備の劣化に気付かず、 モータに取り付けたセンサで取得した 装置が故障してしまった! AE波(弾性波)や振動データをAIが監視。 結果、作業に大幅な遅れが発生… 人間では検知できない微細な違いを捉え、 アラームを発報し、ドカ停を回避! AE波や振動データ 「いつもと違う」 状態を検知 品質予測/最適化 ●ソフトキャンディの製造ラインにおけるパラメータの自動最適化 従来 デバイスブレインを活用すると オペレーターの経験と勘で AIがパラメータを最適化。 材料の配合を設定。 経験の少ないオペレーターでも、 オペレーターの熟練度によって 安定した品質を保持できるように! 品質に差が出てしまう… <条件> 温度:XX℃ 湿度:XX% 材料Aを1として、 材料B、Cの 材料A:1 最適な割合は…? 材料B:1.24 材料C:1.85 6
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スライド番号 7

価格表・製品構成 価格表 製品名 型式 標準価格 備考 ・初年度のサポート保守サービス含む デバイスブレイン DBRMEL ¥348,000 <製品形態> ・組込AIソフトウェア(SDカード) ・設定ソフトウェア (当社WEBサイトよりダウンロード) 設定ソフトウェアメディア DBRMEL-MEDIA ¥10,000 <製品形態> ・CDで提供 サポート保守サービス更新 ・電話/メールでのサポート対応 (1年) DBRMEL-MNT1 ¥98,000 ・バージョンアップ対応 ・製品単位で購入が必要 ※ 本製品にはMELSEC iQ-R本体やC言語インテリジェント機能ユニットは含まれません。別途ご用意いただく必要がございます。 ※ 保守切れの状態で改めてサポート保守サービスを契約する場合は、保守切れから現在までの期間を含めた年数分の サポート保守サービスの契約が必要です。 ※ モデル生成の技術支援はサポート保守サービスの範囲外です。 製品構成 シーケンサ一式 デバイスブレイン 本製品 ※別途ご用意ください <製品構成> <基本セット> ・組込AIソフトウェア(SDカード) ・基本ベースユニット ※C言語インテリジェント機能ユニットに装着 ・電源ユニット ・CPUユニット ・設定ソフトウェア(Windowsアプリケーション) ・C言語インテリジェント機能ユニット 当社専用WEBサイトよりダウンロード 型式:RD55UP12-V ※C言語インテリジェント機能ユニット1台ごとにご購入 設定ソフトウェア動作環境 コンピュータ本体 Windowsが動作するコンピューター その他の情報は 基本OS Windows11,Windows10,日本語OS 製品WEBサイトをチェック! アプリケーションタイプ 32ビットアプリケーション(WIN32/x86) メモリ 1GB以上 ハードディスク 1GB以上 LANアダプター Windows上で動作可能なアダプター https://www.faweb.net/product/devicebrain フレームワーク .NET Framework 4.7.2以上 ※Windows UpdateによるOS更新に伴い、保証外のバージョンとなる可能性があります。 7
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スライド番号 8

Device Brain 〒615-8501 京都市右京区西京極豆田町29 技術サポートダイヤル 075-325-2261 受付時間 9:00~17:00 (土日祝除く弊社営業日) HP :https://www.faweb.net YouTube:https://www.youtube.com/@faweb 本書記載の会社名及び商標は、各社の商標または登録商標です。本書記載の内容は将来予告なく変更することがあります。 2023年7月