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【Luci】自動車検査カタログ

製品カタログ

商品情報だけでなく、各検査への提案や実績も詰まった総合カタログ

自動車業界では、多くの「目視検査」が実施されています。
「目視検査」の効率・精度を高めるためにLuciでは高演色のLED面発光の照明器具をご提案します。
アプリケーションと絡めたご提案パンフレットなので、ぜひご覧ください!

【掲載内容】
・About us
・検査
・商品
・納品実績
・製品保証
・用語集

このカタログについて

ドキュメント名 【Luci】自動車検査カタログ
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 17.1Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社Luci (この企業の取り扱いカタログ一覧)

この企業の関連カタログ

このカタログの内容

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00_表紙まわり_sp_220819-ページ2.pdf

【GENBA SHIKO】は常に現場を考える 自動車業界 専用カタログ
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01_about_240417.pdf

Introduction 現場を見て初めて、 本当に必要なソリューションがわかる 照明環境は、さまざまな検査工程の生産性を左右する重要なファクターです。 光源の形状の影響でキズや色ムラが判別しにくい。 眩しさで作業者の眼が疲れやすい。 そうした照明に関する課題を解決することで、生産性や作業効率の大幅な改善も可能になります。 検査照明における課題は現場に行かなければわかりません。 【GENBA SHIKO】は自動車製造ラインの検査の現場に特化して、 オリジナルの照明装置の開発製造や、自動化する工程の照明による改善を実施します。 検査照明のプロフェッショナルの視点から現場で課題を発見し、 コンサルティングを通じて、本当に必要なソリューションを提供しています。 https://genbashiko.luci.co.jp/ Index 2 About us 6 検査 32 商品 68 納品実績 70 製品保証 73 用語集 1
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About us 株式会社Luciについて 株式会社Luciは、2004年にLuciブランドを立上げ、2005 2009年中国現地法人 露琪(上海)電子科技有限公司を設立 年に空間プロデュース事業からLED照明事業を独立後、 (営業拠点:上海・香港)、2011年シンガポール駐在員事務 2015年に分社新設いたしました。空間プロデュースのノウ 所を開設、2012年シンガポール法人Luci Pte. LTD.を設立 ハウを活かし、LEDを起用したサイン・ディスプレイ・演出 (営業拠点:シンガポール・香港)と、グローバルブランドを など、空間作りの様々な用途に対して、豊富なラインアッ 目指して海外市場へも展開しております。 プでお客様のニーズに応えています。おかげさまで、オリジ ナリティ溢れる商品、国内外約100,000件を超える豊富な 納品事例によって、昨今「Luci」ブランドの名も浸透し始め、 韓國三昌商事株式會社 日々多くの引き合いをいただくまでに成長いたしました。 提携会社:韓国 北京事務所 東京本社 上海本社 ショールーム 大阪支社 香港事務所 シンガポール本社 Luciの商品作り Luciの安全・品質管理について 当初は空間プロデュース事業の中で始まったLED照明器具 社内技術・品質管理スタッフによる、定期的な工場監査や生 の取り扱いですが、空間プロデュースの経験のあるディレク 産工程を通じて、徹底した品質管理を行っています。 ターやデザイナー、さらに開発・品質管理専任のスタッフに また、屋外設置の商品に関しては社外の第三者検査機関に よって、その商品群はどんどん拡がっています。商品に関 て、防水試験・耐候試験を行っています。 する会議では、様々な役割のメンバーから、多くの意見が 上がり、多角的に協議しています。プロダクトの外観デザ インに関しても、自社内で企画設計し、価格と機能を両立 Luciのプロモーションさせ、Simple & Minimumなデザインを追求します。 また、実際に使用されるお客様(エンドユーザー)、採用を Luciでは、HPやfacebook、メールマガジンを通じて、お客 検討していただくお客様(設計)、実際に製作されるお客様 様が必要とする情報をタイムリーにお届けすることを心が (施工業者)のご要望を参考に、設計・制作・施工・修正・ユー けています。また、総合カタログには、商品情報の他に光学 ザビリティなどを想定しながら、より安全、より実用的に、 データや納入事例の施工詳細スペックも記載し、お客様に お役に立てる商品を創る努力を重ねています。  とって、より実用的な提案ツールとなるよう企画構成をし ています。さらに商品別・市場別・用途別のパンフレットも 随時作成し、公開しています。 Luciの特注サービスポリシー LuciのLED照明器具は、シンプルな構造設計を基本として いるため、汎用性に優れており、様々な市場ニーズに適応 可能なカスタム対応を強みとしています。 クイックカスタマーサービス / 見積サポート サイズや色味のカスタマイズはもちろん、施工性の向上や 日本では営業担当とあわせて、見積カスタマーサービス専 使用環境に適応する特殊加工などお客様の求める機能を体 任のスタッフが常駐し、積算や在庫確認などにスピーディー 現する仕様提案をします。 に対応できる体制を取っています。 2
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Luciのこだわり「 色」 当社では、色度座標によって選別されたLEDパッケージをラ さらに、お客様のニーズにお応えすべく、Luciが販売してい ンクごとに調達して、基板に実装する際には、異なるラン る商品の色温度の中には、業界基準外の色もございます。 クを混在させず、1ランクからのみ実装し、完成品はランク これらには、全面的(色名称・色型番・色温度)にLuciオリジ ごとに在庫・出荷管理を行っています。(図1参照) ナルルールが設定されています。多くの色をご用意するこ とで、イメージをより表現しやすくなっています。例えば、 また、現在の照明業界ではJIS規格に基づいた色名称・色温 こだわり抜いた電球色ラインアップ。ホテルやバーなど、高 度を設定しており(表1参照)、多くの照明メーカーがこれ 級感のある空間に低い色温度が多用されており、これらを に基づいた設定を行っています。今後、お客様とのやりと 住空間に用いる事で、ホテルライクなくつろぎ空間を演出 りの効率化や、商品レベルの統一化を想定し、LuciもLED できます。 照明メーカーとしてこれらの基準を満たした設定が必要に なると考え、下記表のような色温度の設定をいたしました また、業界基準外の色温度を製造する技術を応用し、目 (表2参照)。 的に応じた光源色を作る事も可能です。特定の対象物(人 間の肌、食材、緑葉など)を効果的に美しく見せるために、 LEDをカスタマイズします。 色温度管理[ 図1] CIE色度座標 CIE色度座標 購入ランク拡大[イメージ] 完成品 在庫・出庫管理 0.9 0.46 520 ランクごとに 0.8 510 拡大 0.44 管理 2700K Rank 1 0.7 RANK 1搭載 550 0.6 0.42 WY5a RANK 2搭載 500 570 2700K Rank 2 0.5 RANK 3搭載 590 0.40 0.4 610 2700K RANK 4搭載 2700K Rank 3 0.3 490 0.38 0.2 700 0.36 0.1 2700K Rank 4 470 0.0 450 0.34 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.40 0.42 0.44 0.46 0.48 0.50 JIS色温度一覧表[ 表1] 色名称 ー 電球色 温白色 白色 昼白色 昼光色 ー 色型番 ー L WW W N D ー 色温度 ー 2600~ 3250K 3250~ 3800K 3800~ 4500K 4650~ 5500K 5700~ 7100K ー Luci色温度一覧表[ 表2] Original Original Original Original Original Original 色名称 電球色 1900K 電球色 2100K 電球色 2400K 電球色 2700K 電球色 3000K 温白色 白色 昼白色 昼光色 青白色 色型番 L19 L21 L24 L27 L30 WW W N D CW 色温度 1900K 2100K 2400K 2700K 3000K 3500K 4200K 5300K 7100K 11600K (1900~ 2100K)(2100~ 2240K)(2240~ 2400K)(2580~ 2900K)(2870~ 3250K)(3250~ 3800K)(3800~ 4500K)(4650~ 5500K)(5700~ 7100K)(8200~15000K) 色温度の表記 LEDパッケージの色温度範囲をカッコ内に記載しています。LEDの特性上、色味・値のばらつきが生じることをご了承ください。 3 About us
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About us Luciの強み 現場主義 Luciは現場を何よりも重視します。検査ラインを訪問して、自 らの眼で検査環境、作業内容、ワークの形状や特性、照明器具 と影の位置関係、作業者の動きなどを詳細に観察。各種デー タを測定し、現場の方々からヒアリングを重ねて、問題点や 課題を把握していきます。そして、光の原理まで掘り下げて 解決策を考えて提案を行っています。大きな生産性向上につ ながるソリューションは、多くのお客様から高い評価をいた だいています。 用途提案 ひと口に検査照明といっても、工程によって照明に求められ る機能や性能が大きく異なります。たとえば、エンジンやパ ワートレインなどの、形状が複雑な鋳造・鍛造品の検査工程 の場合には、影の影響で不良の見落としが発生しやすくなる ため、その影響を最小限に抑えられるような解決策が求めら れます。Luciでは豊富な知見や経験にもとづいて、最適な解決 方法を検討し、現場の用途に合った機能と性能を持つプロダ クトをご提案します。 用途開発 検査工程に合わせて照明器具をどのように使うかによって も、課題の改善度合いが異なってきます。Luciでは使う用途に 合わせた製品提案を行っています。定番製品であっても、現 場に合わせてサイズ、形状、取り付け方法などを変える。設置 場所によって必要なアタッチメントを考案する。また、光の 当て方や強度を変えるなど、専門的な視点からアドバイスを 行います。課題解決のために新たな製品や技術を開発するこ ともあります。 4
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Luciのサービス 最適な光環境で目視検査の課題を解決 経験豊かなスタッフが現状を把握し、最善策を提案します 現場調査 約3時間 特殊な専用器具を用いて 検査環境の光の状況を調査します。 課題ヒアリング 調査項目: 各所照度、演色性、色温度、分光分布特性など 既存光源調査 検査対象確認 光学測定 分析 照明のプロフェッショナルによる調査によって 1.0 検査の光環境の状態を見える化。 0.8 0.6 改善策のヒントとなるような視点も提示。 0.4 0.2 さらに、異なる工場や工程でも応用が可能な 改善前 0.0 情報共有データとして活用できます。 改善後 420 440 460 480 500 520 540 560 580 報告と対策提案 科学的に分析された現状を元に、 改善の提案を行います。 5 About us
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02_検査部分_240430.pdf

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検査 8 検査と光 10 塗装完成車目視検査 12 ユニット部品目視検査 16 塗装前車体目視検査 18 自動検査 22 不良検知Aシステム 24 穴数 / 計上検知システム 26 自動化における照明 7
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検査と光 目視と光の原理 検査環境での専用照明の必要性 昨今、様々な検査の自動化に関する研究・開発が展開されていますが、 未だ運用が難しいものが数多くあります。 例えば塗装面の不良検査においては、その不良の多様さから全てを自 動で検出することは難しく、人による目視検査が必要とされています。 また、目視による検査の環境では、検査対象物の品質確認の精度を高め るために、その対象物を照らす光を生み出す照明器具に対して、単に空 間に明るさをとるだけの照明とは異なる配慮が必要となります。配慮 する内容としては、  ① 対象とする不良が、速く、高い精度で発見できる光環境か?  ② 検査員にとって、照明による疲労、健康被害が    発生しにくい光環境か? どちらも、スピードと適切な品質精度の向上をはかるためには重要な 要素となります。 目視検査の原理 人が広い面のどこかにある異常を探し出すには、「周辺視」が重要とな ります。周辺視とは、視野全体でものを見る見方のことです。 中心視 色や形だけでなく文字の認識までできる中心視(視界中心5°程度)に対 有効視野 して、130°以上の範囲をもつ周辺視野を使います。 周辺視 特に、周辺視野の中でも中心30°程度の範囲を有効視野といい、中心視 ほど明瞭ではありませんが、ものの形や色まで把握することができま す。検査対象に光を当てた際、ブツなどの異常があれば正常な面とは異 周辺視 なる反射光が目に入ります。これを有効視野を含む周辺視野で察知し、 検査照明の光 有効視野 中心視により不良を見つけ出すことができるのです。 中心視 目視検査の精度は、検査員の訓練により向上させることができますが、 不良による反射光 それには時間がかかります。また、個人差もあればミスも発生します。 正常面の反射光 しかし検査に適した専用照明であれば、それらの問題を最小限にする 異常が ことができます。 ある そして何よりも、検査の精度を大きく上げることができます。 まずは照明を改善すること。 精度の高い検査の実現には、それが何よりも重要です。 周辺視 有効視野 中心視 不良を 確認 8
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LuciのLEDの特徴 自然光(太陽光)波長のLED照明は、 色・キズなど目視検査の現場の照明を改善し、 不良を低減、品質向上につなげます。 光源色D50・D65とは? JISにて規定されている常用光源。 常用光源(%)色度範囲 D50とは真昼の太陽光、 0.4 0.4 D65とは北側採光の正午の太陽光に近い人工光源 JIS規格 0.38 D50の範囲 0.38 のことを言います。 JIS規格 0.36 0.36 D65の範囲 光学的な色度分布表では、右図の範囲になります。 0.34 0.34 ルーチ・スぺクトCシリーズは、独自のLED色味コ Luci LED 0.32 D50の範囲 0.32 ントロール技術で、JISに規定されている色度範囲 Luci LED 0.3 0.3 D65の範囲 よりも、さらに限定された高い精度での人工太陽 0.28 0.28 光LED照明を実現しました。 0.26 0.26 0.24 0.24 0.24 0.26 0.28 0.3 0.32 0.34 0.36 0.38 0.4 0.24 0.26 0.28 0.3 0.32 0.34 0.36 0.38 0.4 Ra 96 演色性とは? 太陽光と比較して物を見たときに、色の見え方を 演色性グラフ 表現する言葉が「演色性」であり、太陽光に似た色 Luci レクタ スペクトCの場合 の見え方をする照明器具を「演色性の良い(高い) 器具」と言います。 演色性を数値として評価する演色評価数(Ra)は 100に近いほど、太陽光に近い光という意味になり ます。 ルーチ・スペクトCシリーズでは、Ra 96以上の商品 を取り揃えております。 演色性による色の見え方の違い 一般的な照明器具 ルーチ・スペクトCシリーズ 9 検査と光
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塗装完成車目視検査 課題 光の切れ目が生じるために、不良を見逃しやすい 提案 つなぎ目のない照明器具を導入 照明器具の両端まで発光しているタイプをオススメします。 照明器具を連結しても、光が途切れることありません。 ダークスポットによるキズやブツの見落としを低減します。 蛍光灯 ルーチ・レクタ AAA スペクトC 光が途切れる 連結しても 継ぎ目なし 検査対象に 光を当ててみると オススメ照明器具 ルーチ・トフ 特注品 / P.58 , ルーチ・トフタ / P.62 課題 部分的に照明を変えたいけど、コストがかかりすぎる 提案 台座関係の制作 検査の効率をあげる光環境を作るために、 対象物までの距離や、必要な長さ・数量などを調整して オリジナルの専用治具で検査環境を整備します。 10
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課題 何が映り込みにベストな照明器具かが分からない 提案 映り込みの境目がはっきりした照明器具を選定 蛍光灯のような曲面の発光面に比べて、 フラットで四角い発光面は 映り込む光のラインがハッキリしているので キズやブツの検査に適しています。 他社製品 ルーチ・レクタ AAA スペクトC 映り込みがぼやけてしまい、 映り込みの際の明暗を出す事が可能  傷やへこみやブツの見落としに繋がる オススメ照明器具 ルーチ・トフ 特注品 / P.58 , ルーチ・トフタ / P.62 課題 検査に適した推奨環境って? 提案 ポイントは3つあります 光源の色は昼白色(N 5000Kくらい) 照明器具のピッチ 300 mm 対象面照度 2,500 lx 昼白色 2,500 lx 300 mm 11 塗装完成車目視検査
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ユニット部品目視検査 強すぎる照明や反射によって 作業員の眼の疲れが生じやすい エンジンなどの検査ではワークに生じる影を解消するために、 対策として蛍光灯やLEDを増やす現場が少なくありません。と ころがその対策が、作業員にとっては眩しさの原因となってし まいがちです。さらに通常の蛍光灯やLEDなどの円柱型の照明 器具では、反射する際に光が線状に集約されて目に入ってきま す。円柱型の照明器具はもともと直接見ても光が強く見えます が、さらに眩しさが増幅して作業員の眼の疲労につながりま す。 課題 検査場が明るすぎて眩しい 反射光が眩しくて目が疲れる 提案 面発光の照明器具を導入する 面発光は、発光部で光を拡散させて均一にしているため、強い光が目に入ることはありません。 さらに、光の照射範囲も広いため、 作業面での明暗差もほとんどできません。 面発光は、検査において理想的な、明るさと見やすさを両立できる照明です。 眩しさを感じる光環境 強い光の直視 強い反射光 周囲との明暗差が大きい オススメ灯具 ルーチ・リタープ P.44 12
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課題 干渉縞・ハレーションが発生し、 キズ・打痕の検出率が低下している 提案 広い面発光で干渉縞を解消 何本も設置されているライン型の照明器具の光が、 つやのある素材に映り込むと、細い線状となって見えます。 これにより、映り込んでいる光に隙間(ダークスポット)ができ、 キズ・打痕の検出の精度が落ちていきます。 照明器具の形状による映り込みの違い ライン型の照明器具 面発光型の照明器具 オススメ灯具 ルーチ・リタープ P.44 13 ユニット部品目視検査
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ユニット部品目視検査 エンジンなど 複雑な形状のワークで 影が発生して 不良の見落としが発生 エンジンやシリンダーヘッドのような凹凸が多く複雑な形状 のものを検査する工程では、通常のLEDや蛍光灯のように、点や 線で発光するタイプの照明器具を使用ると、どうしても影が発 生してしまうため、不良の見落としにつながります。また、影を 解消するためにワークを何度も動かす必要も生じて、時間と手 間がかかるだけではなく、作業者の疲労による作業効率の低下 などを招きます。 課題 検査に適した明るさはどれくらいですか? 提案 対象面照度 2000 lxを推奨します 年齢によって感じ方は様々ですが、 平均的に見やすい疲れにくい明るさです。 ワークから1m程度離すと大体2000 lxになります。 テーブル面からの高さ 1m 設置イメージ 照度分布 単位:lx 2100 2150 2200 2250 500mm 500mm 500mm 14 1000mm 500mm
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課題 影が出てしまい不良の見落としが発生 ワークの移動に手間と時間がかかる 提案 影が出ない無影灯を導入 点光源は放射状に光が照射されるため、対象物が光を遮る箇所ができてしまい、 影が発生します。 これに対し、面光源は面積の広い発光部からあらゆる方向に光が照射される ため、 対象物のほとんどの面に光があたり、影ができにくくなります。 これは、照射面の凹凸についても同じことが言えます。 オススメ灯具 ルーチ・リタープ P.44 15 ユニット部品目視検査
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塗装前車体・パネルの歪み・凹凸検査 目視検査のスタンダード ゼブラ照明をアレンジ ゼブラ照明は、主に塗装完成検査工程の中で用いられる 複数の照明器具を並べた検査照明です。 縞状の光の反射により、照射面の歪みや凹凸を 見つけやすくすることができます。 通常は、白色系の光源色でゼブラ照明を作成しますが Luciでは光の知見を応用し、電球色を使うことも提案いたします。 パネル検査の場合 設置レイアウト(横から見た図) 100~200mm程度 溶接後車体(ボデー)検査の場合 設置レイアウト(上から見た図) 200~300mm程度 16
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課題 照明の反射が眩しく不良が見えにくい 提案 塗装前ワークに最適な照明器具のご提案 白色の光は反射率が高く、それが眩しさの原因となり、凹凸などの不具合を見つけづらくなってしまいます。 これに対し、電球色の光は、白色よりも反射率が低いので、凹凸などの不具合部分が暗くなり、 不具合箇所を認識しやすくなるのが特徴です。 照射の様子 照射面 約10°からの見え方 照射面 10° 30° 60° ゼブラ照明 工程全体の環境を暗くすることで、他の光から受ける干渉 を減らし、対象をより鮮明に目視することが可能です オススメ照明器具 ルーチ・トフ 特注品 / P.58 , ルーチ・トフタ / P.62 / ルーチ・ゼブラスタンド P.66 17 塗装前車体目視検査
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塗装前パネルのキズ・ワレ検査 塗装前パネルの検査環境では、検査ワークが大きいため、照度 照明反射比較写真 を上げようとする場合照明が多く必要になります。 反射が少ないから、眩しさ低減、目に優しい しかし、照明を増やすほど反射が強く発生してしまい検査精度 点・線光源 に影響を及ぼし、疲労の繋がります。 このような場合、反射が発生しにくい、かつ広範囲を均一高照 射できる照明を用いることで、明るく反射の少ない検査環境を 実現することが出来ます。 リタープ 課題 明るくしたいが、強い反射が発生してしまう 提案 大光量×均一な配光で強い反射のない検査環境を 明るく均一な光を広範囲で照射可能 強い反射が発生しにくい為、キズ・ワレ検査に適している 反射による疲労の軽減効果が期待できる 実績ワーク 照度シミュレーション ■ 2台設置( テーブル面からの高さ 1.2 m) 設置イメージ 照度分布 インナードア 0.75 m スチール 0 lx 7 200 5 lx 0m 1050 mm 00 m 18 lx 1600 0.00 0.00 1.05 m 1600 1800 2000 lx アウタードア スチール・アルミ オススメ灯具 ルーチ・リタープ P.44 18 1200mm