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【耐クーラント仕様、フッ素パッキン仕様】ソフトアブソーバー「FA-F/FWM-Fシリーズ」

製品カタログ

切削油が飛散する環境下で使用可能!各種サイズ、豊富に取り揃えております。

「ソフトアブソーバーとは?」や構造、選定手順、選定計算例などわかりやすくご紹介しています。
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このカタログについて

ドキュメント名 【耐クーラント仕様、フッ素パッキン仕様】ソフトアブソーバー「FA-F/FWM-Fシリーズ」
ドキュメント種別 製品カタログ
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取り扱い企業 不二ラテックス株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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新 製 品 FA-F/FWM-Fシリーズ 覧一 切削油が飛散する環境下で使用できる、耐クーラント仕様 フッ素パッキン仕様 1 ソ フ ト ア ブ ソ キャップ無し(-S) キャップ付き(-C) ー バ φD ー 耐クーラント仕様 2 ロ ー φE φE タ リ ー ダ ン パ ー 標準品 3 ヘ リ カ ル F F 防 振 器 寸法表 4 ガ 型式 A B C D E F 製品質量 g 仕様ページ 定価(税抜) ス ス FA-F0806-S - - ¥12,400 プ M8×0.75 リ FA-F0806-C 5 6 ¥12,900 ン 59 6 2.5 14 P60FA-F0806-S-P1.0 - - ¥12,400 グ M8×1FA-F0806-C-P1.0 5 6 ¥12,900 FA-F1008V□-S - - 31 ¥8,900 5 FA-F1008V□-C 6.3 6 32 ¥9,10073.2 8 2.4 M10×1 P62 ス FWM-F1008VBD-S - - 31 ¥8,900 ピ ー FWM-F1008VBD-C 6.3 6 32 ¥9,100 ド FA-F1210M□-S - - 48 ¥10,300 コ ン FA-F1210M□-C 8 8 51 ¥10,900 ト 82.6 10 3.5 M12×1 P64 ロ FWM-F1210MBD-S - - 48 ¥10,300 ー ラ FWM-F1210MBD-C 8 8 51 ¥10,900 FA-F1410RB-S - - 84 ¥12,000 FA-F1410RB-C 10 10 87 ¥12,800 6 FA-F1410RD-S - - 84 ¥12,100 マ 98.2 10 4 M14×1.5 P66 グ FA-F1410RD-C 10 10 87 ¥12,900 ナ ム FWM-F1410RBD-S - - 84 ¥12,000 シ FWM-F1410RBD-C 10 10 87 ¥12,800 リ ー FA-F1612XB-S - - 111 ¥12,200 ズ FA-F1612XB-C 15 13.5 120 ¥13,000 FA-F1612XD-S - - 111 ¥12,600 107.7 12 5 M16×1.5 P68 FA-F1612XD-C 15 13.5 120 ¥13,300 7 FWM-F1612XBD-S - - 111 ¥12,500 機 種 FWM-F1612XBD-C 15 13.5 120 ¥13,200 選 FA-F2016E□-S - - 195 ¥12,600 定 用 FA-F2016E□-C 17 18 218 ¥13,500 シ 120 16 6 M20×1.5 P72 ー FWM-F2016EBD-S - - 195 ¥12,600 ト FWM-F2016EBD-C 17 18 218 ¥13,500 FA-F2530G□-S - - 441 ¥20,000 FA-F2530G□-C 18 22 471 ¥20,800 168 30 8 M25×1.5 P76 FWM-F2530GBD-S - - 441 ¥20,000 8 FWM-F2530GBD-C 18 22 471 ¥20,800 価 FA-F2725F□-S - - 455 ¥22,000 格 表 FA-F2725F□-C 20 23 504 ¥22,800148.2 25 8 M27×1.5 P82 FWM-F2725FBD-S - - 455 ¥22,000 FWM-F2725FBD-C 20 23 504 ¥22,800 注)□内にはBまたはDの記号が入ります。単孔オリフィスタイプの場合はB、多孔オリフィスタイプの場合はDを入れてください。 FUJI LATEX C A C A B
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NEW 新 固定式 調整式 自己調整式 製 一品覧 切削油が飛散する環境下で使用できる、耐クーラント仕様 フッ素パッキン仕様 RoHS対応品 1 ソ ●製品の仕様は予告なく変更することがあります。 フ ト ア ブ 概要 ソー バ ー 調整式 通常のアブソーバの場合、付着した液体がスト Uパッキン ロークする際に内部へと浸入してしまいます。 2ロ 本来であれば内部のアキュムレータが圧縮さ ータ れることで、押し込まれたピストンロッド分の体 リ 積を吸収する仕組みになっていますが、外部か ーダ ら液体が浸入してしまうことによって、アキュム ンパ レータが常に圧縮された状態になってしまい ー ます。すると、ピストンロッドの体積吸収が行え ず、ピストンロッドが押し込めなくなってしまう 3 といった不具合に繋がります。 ヘ リ カ ル 耐クーラント仕様(調整式) 防振 器 耐クーラント仕様の場合、内部Uパッキンを二 重にしている為、付着した液体が内部に浸入し 4 ない構造になっています。 ガ ス ス プ リ ン 当社独自の グ ダブルパッキン構造 5 ス 仕様 ピー ド コ * 仕様については各型式の標準品と同じです(前ページ寸法表の「仕様ページ」をご参照ください)。 ント ロ 型式記号の表示方法 ーラ FA - F 25 30 GB - S 6マ グ ナ ム キャップの有無 S :キャップ無し シリ C :キャップ付き ーズ R :ウレタンキャップ付き オリフィス方式 □ B :単孔式(低速用) □ BD :多孔変則式(中速用) 7 ストローク (mm単位で表示) 機種 外径ネジサイズ (mm単位で表示) 選 定 仕様 F :耐クーラント仕様(フッ素パッキン仕様) 用 シリーズ名 FA :単孔式・多孔式 シー FWM :多孔変則式 ト 使用上の注意 * 本製品は、お客様のご使用になる液体や量により、充分な耐久効 * 本製品はパッキン構成が特殊である為、ピストンロッドに液体のか 果が得られない場合がございます。あらかじめ適性の確認の為、 からない環境下で使用された場合、早期に内部オイルが流出する 8価 テスト等を実施されることを推奨致します。 恐れがあります。 格 表 * 使用中に、ピストンロッドがストロークエンドまで押し込めない状 * オプショナルパーツをご使用になる際は、弊社営業までご相談く 態になった際は、寿命に達している為、使用を中止し製品を交換し ださい。 てください。そのまま使用を続けますと、製品の破損に繋がります。 FUJI LATEX
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014_SA注意事項1

新 製 品 使用前に必ずお読みください 覧一 この取扱説明には、製品を安全に正しくお使いいただき、作業者への危害やプラント・機械への損害を未然に防止するために、いろいろな注意事 1 ソ 項を掲げてあります。製品をお使いになる前に内容を充分にお読みください。 フ ト ア ブ ソ ー バ  警告 定義 製品に潜在する危険を回避しなかった場合、製品の使用者等が死亡、ー または重傷を負う可能性がある状況になる場合の警告に使う語。 2 ソフトアブソーバーの適合性の決定は、装置の設計者または仕様を決定する人が判断してください。 ロ ●ソフトアブソーバーは、使用される条件が多様なため、その装置への適合性の決定は、装置の設計者または仕様を決定する人が必要に応 ー タ じて、性能検証及びライフテストを行ってから決定してください。 リ ー ダ ソフトアブソーバーの仕様範囲外では使用しないでください。 ン パ ●仕様範囲外で使用されますと、製品の故障、破損の原因となります。 ー 次で使用する場合での安全対策の実施 ●次に示す条件や環境で使用する場合の安全対策の実施、並びにあらかじめ当社へ相談を行い使用可否の判断を受けてください。 3 1)カタログや取扱説明書に明記されている標準仕様以外の環境、屋外、直射日光が当たる場所での使用。 ヘ リ 2)原子力に関わる機器、鉄道や船舶の運行および車両の走行に直接または間接的に関わる機器、航空や宇宙に関わる機器、軍用に関わる カ ル 機器、医療に関わる機器、飲料や食料に触れる機器、燃焼装置、娯楽機器で人や財産に影響の関わる機器、緊急遮断回路、プレス機器、そ 防 振 の他、人や財産に大きな影響をおよぼすことが予想され、特に安全が要求される機器や用途への使用。 器 火の中に投げ捨てないでください。 ●オイルが封入されていますので火中に投げ捨てると、爆発・発火等で怪我をする危険性があります。 4 ガ ス ス プ 定義 操作手順、保守作業手順に厳密に従わない不適切な行為が、 リ  注意 軽い怪我もしくは物的損害がありうる場合の警告に使う語。 ン グ 取付強度不足での作動禁止 ●取付強度不足の状態で作動させますと、母機を破損し怪我をする危険があります。 5 ●取付部強度は、最大抗力値×安全率(2〜3倍程度)を確保してください。 負荷 ス ピ 外部ストッパーなしでの作動禁止 ※FSBシリーズ及び一部のFKシリーズは除く。 強度不足による破断 ー もしくは、曲がり ド ●外部ストッパーなしで作動させると、ボトミングによる母機破損の可能性があります。 コ ン 外部ストッパーをストロークエンド手前に設置の上作動させてください。 ト ロ ー 取付ナット締付トルク値外での取付禁止 ラ ●締付トルク値外での取付は、作動不良・母機破損の可能性があります。 ●取付ナットは下記の締付トルクにて締め付けてください。 6 相手材の状態によってはナットが緩む可能性があります。必要に応じて接着剤等を併用してください。 マ グ ねじ外径(mm) M4×0.5 M6×0.75 M8×0.75 M12×1 M14×1.5 M16×1.5 M25×1.5 M27×1.5 ナ M8×1 M10×1 M12×1.75 M14×2.0 M16×2.0 M20×1.5 M25×2.0 M27×3.0 M30×1.5 M36×1.5 M42×1.5 M64×2 ム シ ナット締付トルク(N・m) 0.35 0.85 3.9 7.8 ※1 7.8 9.8 14.7 ※2 29.4 49 58.8 ※3 78.4 98 392 420 リ ー ※1 FA-1212シリーズの締付トルクは1.5N・m 但し、φ14.6部に突き当てて固定する場合は、締付トルク1N・mにて締め付けてください。 ズ ※2 FED-2010M-Cの締付トルクは15N・m ※3 FED-3020M-Cの締付トルクは30N・m 調整式ソフトアブソーバーは必ず調整を行ってください。 7 機 ●調整タイプは必ず調整を行い、最適な位置でご使用ください。調整位置が不適切な場合、仕様範囲内でも製品が破損する可能性があります。 種 選 オイル 定 用 ●ソフトアブソーバーは、内部にオイルを使用しておりシール等で外部への漏れを防止しておりますが、完全シールを期待するものではあり シ ー ません。よって、オイルを嫌う環境での使用はできません。 ト 機種選定 ●最新の製品カタログにて、仕様の全ての内容を確認し、機種選定を行ってください。 ●使用回数に伴い、内部オイルの減少、部品の摩耗によって、エネルギー吸収能力が低下いたします。 8 これを考慮して、最大吸収エネルギーに対して20〜40%以上余裕のあるサイズ選定を推奨します。 価 ●調整式ソフトアブソーバーの並列使用は、吸収特性の同調が困難なためご遠慮ください。 格 表 並列使用には固定式ソフトアブソーバーをご使用ください。 ●FEDシリーズをご使用の場合、使用回数は100回までとしてください。  FUJI LATEX
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キャップ破損による飛散に注意 新 ●仕様外で使用するとキャップが破損し、飛散により怪我をする可能性があります。 製品 ●飛散防止のカバーを設置するか、ワーク作動中は周辺より安全が確認できる位置まで離れてください。 覧一 止め輪の外れに注意 1 ●仕様外で使用するとソフトアブソーバーの内部圧力が異常に上昇し、止め輪が外れ内部部品が飛び出し怪我をする可能性があります。 ソ よって、仕様範囲内でご使用頂くと共に、作動中は周辺より安全が確認できる位置まで離れてください。 フト 製品本体 アブ ●ピストンロッドに傷、潤滑油をつけないように注意してください。耐久性の低下、復帰不良の原因となります。 ソー ●外部スプリングタイプのスプリングに傷等をつけないように注意してください。スプリング折損の原因となります。 バー ●ソフトアブソーバー底部にあるオイル注入口のネジを回さないでください。オイル漏れによる動作不良、オイル飛散の原因となります。 ●ベローフラムシール方式を採用している製品については、ピストンロッドを絶対に回さないでください。オイル漏れの原因となります。 2 偏心荷重・偏心角度 ロー ●負荷を±2.5°以上の偏角度で衝突させると、ピストンロッド曲がりによる復帰不良、摺動部の偏摩擦による性能劣化が起こり、母機破損の タ 原因となります。※FK-2050・FK-2550・FA/FK-64100・FA/FK-64150・FK-64200タイプは偏角度±1°以内でご使用ください。 リー ●ピストンロッドの中心線に衝突するようにしてください。偏角度が±2.5°以上の場合は偏角度アダプターを併用してください。 ダン ±10°まで対応可能です。 パー ※カタログ34ページ「ソフトアブソーバーの選定計算資料2 偏角度衝突の考え方」をご参照ください。 ※一部例外アリ 使用環境 3 ●使用温度範囲内(-5℃〜+70℃)でご使用ください。範囲外で使用すると寿命の低下に繋がります。 ヘリ ※但し、一部温度範囲が異なる機種もありますので、各機種の仕様欄をご確認ください。保存温度は、-10℃〜+80℃の場所で保存してください。 カ ※但し、FA-1212/1010/1215は-20℃〜+50℃、FPD/FPRシリーズは-10℃〜+60℃になります。 ル防 ●大気圧の環境下で使用してください。真空中や高圧下での使用はオイル漏れ、破損の原因となります。 振器 ●海浜の直射日光下や水銀灯付近やオゾンの発生する装置近くで使用しないでください。オゾンによるゴム部品の劣化により、性能・機能 の低下や機能停止の原因になります。 ●切粉、切削油、水等がピストンロッドに付着するような環境で使用しないでください。パッキン破損により油漏れによる作動不良、母機破損 の原因となります。 4 ※切削油のかかる一部の環境下で、耐クーラント仕様が使用できる可能性があります(詳細はカタログをご参照ください)。 ガス ス 日常点検・メンテナンスについて プリ ●製品は寿命による性能・機能の低下があります。日常点検を実施し、必要な機能を満たしていることを確認し、事故の発生を防いでください。 ング ●取付ナットの緩みがないか確認してください。緩んだまま使用しますと破損や事故の原因になります。 ●異常な振動音や振動には注意してください。衝突音や振動が異常に高くなった場合は、寿命限界となっている可能性がありますので交換 してください。このまま使用されますと取り付けている機器を破損させる原因となります。 5 ●油漏れ、ピストンロッドの復帰状態を確認してください。多量の油漏れ、ピストンロッドの復帰状態が悪い場合は、何らかの異常が起きてい スピ る可能性がありますので交換してください。このまま使用されますと取り付けている機器を破損させる原因となります。 ード ●ソフトアブソーバーは、構造上分解・再組立・オイル注入のメンテナンスはできません。 コ ン 製品改造禁止 トロ ●製品に改造(追加工・塗装・溶接・焼入れ等)が施された場合、弊社では一切の保証は致しません。 ーラ 調整式ソフトアブソーバーの調整方法 調整目盛 1~3タイプ 調整目盛 1~7タイプ 使用禁止範囲 ●ソフトアブソーバーの調整は本体底面についている『調整軸』を回すことに ロックネジ ロックネジ 6 よって行います(調整軸を回す場合はロックネジを緩めてください)。調整メ 調整確認 調整確認 マ ポイント ポイント グ モリの表示は機種により、1〜3と1〜7の2種類あります。 ナ 目盛 目盛 ム 注)調整は必ず外部ストッパーかストッパーナットにてソフトアブソーバーの保護を行ってくだ シリ さい。調整が完了したら必ずロックネジを締めてください。ロックせずに使用すると調整軸 調整軸 調整軸 ー が回転し、特性が変化します。但し、ロックネジ機構のない機種もあります。ロックネジ機構 ●初め調整軸を“1〜2の中間”程度にセット ●初め調整軸を“2”程度にセットし、衝突の ズ のない機種をご使用の場合、通常のご使用で調整軸が回転してしまうことはありませんが、 し、衝突の様子を見てください。強く感じ 様子を見てください。強く感じるようであるようであれば目盛“1”方向、弱く感じる れば目盛“1”方向、弱く感じるようであれ 振動が発生する箇所で使用された場合、調整軸が回転してしまう可能性がございます。実 ようであれば目盛“3”方向に回してくだ ば目盛“7”方向に回してください。(特性 機にてご確認頂きました上で、ご使用の可否をご判断願います。 さい。(特性弱)1←2→3(特性強) 弱)1←2→7(特性強) ●調整軸は360°回転し、どの位置でもロッ ●調整軸は360°回転し、どの位置でもロッ 7 廃棄 クすることができます。 クすることが出来ますが使用禁止範囲内 機でのロック及び使用はおやめください。 種 ●ソフトアブソーバーが不要になった場合は、産業廃棄物として地方自治体等の条例、規則等に従って適切な廃棄処理を行ってください。 選定 用 ソフトアブソーバーの選定 シー ●ソフトアブソーバー選定に関しては、カタログ「ソフトアブソーバーの選定方法」の項をご覧ください。 ト ●「ソフトアブソーバー選定ソフト」のご用意もありますので弊社営業までお問い合わせください。 ※WEBサイト上で選定することも可能です。 URL http://www.fujilatex.co.jp/sentei_agreement/ オプショナルパーツ一覧 下記の通りオプショナルパーツが取り揃えてあります。カタログをご参照の上ご利用ください。 ・偏角度アダプター・ストッパーナット・ウレタンキャップ・ナット・防滴キャップ・スイッチ付きホルダー・フランジ・サイドマウント 8 注意)全ての機種に全てのオプショナルパーツは取り揃えておりませんので、該当するオプショナルパーツが無い場合はご容赦ください。 価格 表 ソフトアブソーバーが原因で発生した二次災害については、不二ラテックス(株)は責任を負いかねます。 二次災害の起こらないよう対策を行ってください。 FUJI LATEX 
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016_SA注意事項3

新 製 品 ソフトアブソーバーの使用上の注意1 覧一 1 ソ フ ト ア ブ ソ ー 1.ソフトアブソーバーの並列使用について バ ー 1-1. 固定式ソフトアブソーバー 固定式ソフトアブソーバーの並列使用は、性能のバラツキが少ないため特に問題ありません。 2 ロ 1-2. 調整式ソフトアブソーバー ー 調整式ソフトアブソーバーは、均一に調整できない場合もあるので基本的には並列使用は推奨しません。 タ リ 但し、下記の条件の場合は弊社営業部へご相談ください。 ー ダ ①衝突するワークがガイドされており偏荷重のかかる恐れがないこと。 ン パ ②受け本数をN、必要な吸収エネルギー容量をEとした場合、E/N(一本当たりの吸収エネルギー容量)が使用するソフトアブソーバーの吸収 ー 容量を十分に下回っていること。 3 2.ソフトアブソーバーの使用環境について ヘ リ カ 2-1. オイルミスト、切削油等がソフトアブソーバーにかかるような環境では、使用できません。ピストンロッドを経由してオイルが浸入し、スト ル 防 ロークできなくなります。このような場合は、防滴対策を取る必要があります。 振 器 ①耐クーラント仕様アブソーバーの検討 パッキン構成を変更して対応している機種があります。 (万全の対策ではありません) ②偏角度アダプター等でピストンロッドをカバー 4 ガ 直接オイルがかかることはありませんが、偏角度ガイドとキャップの間からはオイルが ス ス 浸入してしまう場合があります。(万全の対策ではありません) 偏角度アダプター プ リ ③防滴キャップ仕様のアブソーバーの検討 ン ロッド上向きでは効果を発揮しますが、横向きやロッド下向きでは使用できません。 グ また、ミスト状のものは浸入してしまう場合があります。 2-2. 真空中でのソフトアブソーバーの使用 防滴キャップ 5 真空中ではソフトアブソーバーの使用はできません。アブソーバー自体を真空の環境から外す工夫が必要です。 ス ピ 2-3. 粉塵の多い環境でのソフトアブソーバーの使用 ー ド ダストシール仕様のものをご使用ください。 コ ン ( 但し、ご使用になる環境によりましては、十分な耐久効果が得られない場合もございます) ト ロ ダストシール ー ラ 3.ソフトアブソーバーの偏荷重対策について ソフトアブソーバーへの衝突角度は2.5°以内としてください。それ以上の偏荷重については、偏角度アダプター 6 のようなロッドガイドが必要です。基本的には回転運動を受けるアブソーバーの取り付け位置は、ワークの回転 2.5°2.5° マ グ 中心からストロークの12倍以上離れた位置でなおかつストロークの半分の位置で直角に当たるように取り付け ナ ム る必要があります。 90° シ リ ストロークエンドで直角になる場合は、ワークの回転中心からストロークの24倍以上離してください。 ー ストロークの12倍以上 ストロークの1/2 ズ 4.ソフトアブソーバーの取り付け強度について 7 ソフトアブソーバーでの衝撃吸収に際しては、取り付け部の強度を十分に確保する必要があります。目安として 機 種 は、アブソーバー仕様欄の最大抗力値の2倍から3倍程度の強度が取り付け部には必要となります。 選 負荷 定 用 シ 強度不足による破断 ー もしくは、曲がり ト 5.ソフトアブソーバーの調整方法について 調整式ソフトアブソーバーは、本体底面に付いている調整ツマミを回転させ、適切な位置に調整 8 の上ご使用ください。 目盛 調整確認ポイント 価 格 ● 調整目盛り1~3タイプ   (特性 弱) 1←2→3 (特性 強) 調整ツマミ 表  初めに調整目盛り“1~2の中間”程度にセットし、強く感じるようであれば目盛り“1”の方向に、 弱く感じるようであれば“3”の方向に回転させ、ロックネジにて固定を行った上でご使用くだ さい。(但し、ロックネジのない機種もあります)  FUJI LATEX 2 3
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ソフトアブソーバーの使用上の注意2 新製品 覧一 1 ソ フ ト ア ブ ● 調整目盛り1~7タイプ   (特性 弱) 1←2←3←4→5→6→7 (特性 強) ソ ー 始めに調整目盛り“2”程度にセットし、強く感じるようであれば目盛り“1”の方向に、弱く感じるようであれば“7”の方向に回転させ、ロックネジにて バ 固定を行った上でご使用ください。(但し、赤色範囲は使用禁止範囲です) ー 6.スイッチ付きホルダーの取り付け上の注意事項 2ロ ー タ 1) スイッチの先端とロッドキャップの金属リングの一端が0.5mm以上離れた状態となるようにホルダー位 オプショナルパーツ リ 置を決めてください。誤動作の原因になります。 OP-032シリーズ ーダ 2) スイッチ付きホルダーをアブソーバーへ取り付ける際には、誤ってアブソーバーをねじ込み過ぎないよう ンパ に十分注意してくださるようお願いします。アブソーバーの側面がスイッチのセンサー部を押しつけてし ー まい、スイッチが破損する原因となります。 ( アブソーバーの端面がスイッチ付きホルダーの端面よりも飛び出さないように取り付けを行ってください) 標準ナット キャップ 3 ヘ リ 7.スイッチ使用上の注意点 型式 GX-F8A仕様 Panasonic製 カル 防 1) 電源投入時の過渡的な状態(約10ms)を避けてご使用ください。 振項目 摘要 規格 器 2) ノイズの多い場所でご使用される場合は、ケーブルはできる限り短く配線してくだ 検出距離 標準検出物体 15×15×1(鉄) 0~2.1mm さい。また電力線や動力線との平行配線、同一電線管内の配線を避けるなど充分 電源電圧 12~24VDC±10% なご配慮をお願いします。 消費電流 15mA以下 3) シンナー系の薬品は直接触れないようにご注意ください。 動作形態 NOタイプ 4 ガ 4) 短絡保護回路はついていませんので配線は確実にお願いします。 出力形態 NPNオープンコレクタ ス 出力容量(電源電圧24VDCの時) 100mA以下 ス 5) ケーブル内には銅線を使用しておりますので、銅系不使用環境でのご使用にはご プ保護機能 サージ吸収回路付 リ 注意ください。 ン残留電圧 流入電流100mA 2V以下 グ 入・出力回路図 動作表示灯 8.ソフトアブソーバーの等価質量について +V(茶) 赤色LED 5 負荷 ( 出力ON時に主回路 12~24V ) ス ソフトアブソーバーの選定において、吸収エネルギーのみに着目し、等価質量の確認が 出力(黒) DC±10% 点灯   ピ 0(青)   ー おろそかになったり、衝突物の最大質量を等価質量と誤解しているケースが見受けられ ドコ ます。最適なソフトアブソーバーの選定では、必ず等価質量の条件を満たす必要があり 応答周波数 500Hz ン ト ます。では何故、等価質量の条件が、最適な衝撃吸収に必要なのでしょうか? 使用周囲温度 -25~70℃ ロ 最適なソフトアブソーバーの選定とは、最適な抗力を発生させられるアブソーバーの選 保存周囲温度 -40~85℃ ーラ 定に他なりません。では最適な抗力を決定する要因として何があるでしょうか? ここで、 使用周囲湿度 35~85%RH 保存周囲湿度 35~95%RH ソフトアブソーバーの原理を再確認してみたいと思います。 リード線の長さ 約1m 6 F=P×A( P:アブソーバーの発生内圧、A:ピストン受圧面積) 質  量 ケーブル含む 約15g マグ 上の式より、適切な抗力Fは適切なP(圧力)が発生すれば得られることがわかります。こ ナ こでは圧力Pを決定する要因の一つがオリフィス面積なのです。オリフィス面積と等価 ムシ 荷重と内圧の関係は次のようになります。 リー 衝突速度とオリフィス面積との関係を考えると、高速で衝突するワークを小 ズオリフィス面積 等価質量Me 発生内圧P さなオリフィス面積のアブソーバーで受けると内圧が上がりすぎて衝撃が オリフィス(大) 発生し、逆に低速でぶつかるワークをオリフィス面積の大きなアブソーバー 大 小 小 F P 7 で受けると内圧が上がらず、適切な抵抗が発生しないこともわかります。 機 調整式アブソーバーは、オリフィス面積を調整することにより、衝突速度に オリフィス(小) 種選 応じたアブソーバーの硬さ、つまり適切な抗力を発生させることができるの 小 大 大 F P 定用 です。従って、最大等価質量とは、オリフィス面積と、等価質量と衝突速度の シー 関係から、調整式アブソーバーで調整できる一番小さなオリフィス面積、つ ト まり使用条件としての一番遅い衝突速度に対応できる調整状態を意味して います。よって使用条件からエネルギー計算を行い、等価質量の計算をした結果、その値が、最大等価質量をオーバーしているということは、適切な オリフィス面積に設定できない、つまり衝突速度をうまく減速できないということになります。ソフトアブソーバーの最大吸収エネルギー容量は、アブ ソーバーが破壊されないための必要条件であり、等価質量の確認が衝撃吸収のための速度コントロールがうまく行えるための必要条件と言えます。 8 価 つまり、どちらも満足しないとうまく機能しないということが言えます。 格 表 FUJI LATEX 
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018_SA原理

新 製 品 ソフトアブソーバーの原理 覧一 1 ソ フ ト ア ブ ソ ー ソフトアブソーバーとは バ ー 自動組み立て機械、各種搬送機械、工作機械、etc...産業機械においては、生産性の向上を目指した結果、機械の可動部が高速化され、その結果発生 する、衝撃、振動、騒音等が機械の性能に影響を与えたり、作業環境を悪化させたりしています。ソフトアブソーバーとは、そのような問題を解決して 2 ロ くれる非常に手軽な油圧式緩衝器です。同じような機能を持つ部品として、ゴムやスプリングあるいは空気圧等を利用したものがあります。 ー タ リ ー ゴムの弾性変形により衝撃エネルギーを受け止め、そのエネル ダ ン ギーはゴムに蓄積されます。結果的には蓄積されたエネルギーが パ ゴム 反発力となって作用するためバウンドを発生する可能性が高いー ので効率のよい衝撃吸収はできません。一方、コスト的には、非常 抵抗 に安価で取り付けも容易です。 力 B 空気圧 3 ヘ ゴム同様に弾性変形により衝撃を受け止め、弾性エネルギーとし A スプリング リ カ スプリング て蓄えます。推進力が無くなると蓄えられたエネルギーが反発力 D C ル 防 (A) として作用するためゴム同様にバウンド現象が起こりやすくな 油圧 振 ります。 器 E 空気の圧縮によりゴムやバネと同様に衝撃を受け止め、圧縮され た空気は、オリフィスを通じて大気へ放出されるためエネルギー 空気圧 4 の蓄積は行われません。しかし、急激な圧縮とオリフィスを通じ ガ (B) ス ての大気への放出がうまくバランスしないと、スプリング同様バ ス ウンド現象が発生します。 プ リ ン ストローク グ 油圧 オイルの速度二乗抵抗、及び粘性抵抗により衝撃を吸収し熱エネ C ルギーに変換して大気へ放出するため非常に効率のよい衝撃吸 D 収が可能になります。比較的小型で大きな衝撃吸収ができ、設計 5 ス E により衝撃吸収特性を変化させることも可能です。 ピ 緩衝材による特性比較 ー ド コ ン ト ロ ー ラ エネルギー吸収の原理 6 下図において、ピストンロッドに物体が衝突すると、その動きはピストンにより圧力室内のオイルに伝えられます。その結果、圧力室内のオイルはイ マ ンナーチューブに設けられたオリフィスから流出し、その際に圧力室内に圧力が発生します。この油圧にピストンの受圧面積をかけた値が抵抗力とし グ ナ て、衝突する物体に作用します。この抵抗力を利用して衝突してくる物体にブレーキをかけ、速度を減速させるのがソフトアブソーバーです。圧力室 ム シ 内に発生する油圧は、オリフィスの大きさ、オイルの粘度等が一定であれば、衝突する速度の二乗に比例して大きくなります。これを速度二乗抵抗と リ ー 呼びます。 ズ ピストンロッド ピストン 圧力室オイル 7 機 種 選 定 衝突物 用 シ ー ト オリフィス インナーチューブ 8 価 格 表  FUJI LATEX
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019_SA構造別吸収特性

ソフトアブソーバーの構造別吸収特性 新製品一覧 1 ソ フ ト ア ブ ソフトアブソーバーはオリフィス面積の変化の仕方により2つに大別され、さらに吸収特性別に4つに分かれます。下の表にてそれぞれの吸収 ソ ー 特性について説明します。 バ ー 単孔オリフィスタイプにはピストンとシリンダチューブの隙 2 間を利用したダッシュポット構造とピストンにオリフィスを設 ロ 一 単 けた単一チューブ構造、2重チューブタイプの単孔オリフィ 抗 ー 力 孔 タ定 オ ス構造(調整式)があり、抗力特性は、右図のようになりま リ ー オ リ す。シリンダチューブ内をピストンが移動する際にインナー ダ リ ンフ チューブ内に発生する圧力にピストン面積をかけた値が抗 パフ ーィ 力となります。全ストロークに渡り、オリフィス面積は一定とィ ス ス なり、衝突直後に抗力が高くなり、ストロークが進むにつれ式 て速度が小さくなるに従って抗力も小さくなります。 ストローク 3 ヘ リ カ ル アウターチューブとインナーチューブの二重構造となってお 防振 り、単孔式同様にインナーチューブ内をピストンがストロー 器 多 クする際にインナーチューブ内に発生する圧力にピストン 孔 抗面積をかけた値が抗力となります。衝突時のオリフィス面積 力 オ リ は単孔式に比べ大きく、ストロークするにつれて徐々に小さ 4 フ くなるため、全体的に抗力を低く抑えることができ、ストロー ガ ス ィ ク中の抗力は理論的には一定となります。オリフィスの設計 ス プ ス により抗力特性を衝突条件に合わせることが可能です。 リン 式 グストローク 5 ス 構造的には多孔オリフィス式と同じですが、オリフィス設計 スピ ト 多 を変えることにより、一定減衰力ではなく、目的に応じた抗 ー ロ 孔 ド 変 力特性が得られます。FWMシリーズはストロークの前半で コ ー 抗 ン ク 則 運動エネルギーの吸収を行い、後半では速度コントロール 力 ト ロ 依 オ を行えるように設計されているため、エアシリンダ推力に対 ーラ 存 リ して理想的なエネルギー吸収を実現できます。 オ フ リ ィ 6マ フ ス グ 式 ストロークィ ナム ス シリ ー 単一チューブ方式にて、チューブ内壁に設けられたテー ズ テ パーオリフィスがストロークするに従って変化します。多孔 ー パ 式同様にストローク初期は大きなオリフィス面積を有し、ス 抗 7 ー トロークするに従ってオリフィス面積が小さくなるため、抗 力 機 オ 力を低く抑える事が可能です。又、多孔式と比較するとオリ 種 選 リ フィス面積の変化は連続的に行えるので抗力変化の少ない 定 用 フ エネルギー吸収が行えます。 シー ィ ト ス ストローク 式 8 価 格 表 FUJI LATEX 
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020_SA構造1

新 製 品 ソフトアブソーバーの構造(1)一覧 1 ソ フ ト ア ブ ソ ソフトアブソーバ-の構造は吸収特性の調整ができる調整式と調整ができない固定式と2種類あります。 ー バ それぞれの構造は下記の通りです。 ー 2 ロ 調整式 ー タ リ ー ダ ン パ ー 調整軸 調整オリフィス アウターチューブ チェック弁 Uパッキン 樹脂キャップ 3 ヘ リ カ ル 防 振 器 調整ツマミ オイル 圧力室 ピストン O -リング ピストンロッド O -リング アキュムレータ 復帰用スプリング インナーチューブ ガイド 4 ガ ス ス プ リ ン グ 本体後部の調整ツマミ(調整軸)を回転させ、圧力室から流出するオイルの流量を調整することにより吸収特性を調整します。 多孔式の場合は、最終オリフィスのみの調整となり、調整範囲は大きくありません。単孔式の場合は、調整範囲が広くなります。 オリフィス面積はアナログ的に変化しますので吸収特性の微調整が可能です。 5 ス ピ ー ド 固定式 コ ン ト ロ ー ラ 6 マ アウターチューブ オリフィス チェック弁 Uパッキン 樹脂キャップ グ ナ ム シ リ ー ズ 7 オイル 圧力室 ピストン O-リング ピストンロッド 機 種 アキュムレータ 復帰用スプリング インナーチューブ ガイド 選 定 用 シ ー ト 調整機構がないので、全長寸法は調整式より短くなります。オリフィス設計を特注対応することにより、最適な吸収特性を得ることが可能です。 また、特性のばらつきが少ないため2本以上の並列使用も可能です。 8 価 基本的には固定式FKシリーズは速度対応として高速用、中速用、低速用の3種類を準備してあります。 格 表  FUJI LATEX
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021_SA構造2

ソフトアブソーバーの構造(2) 新製品一覧 1 ソ フ ト ア ブ ベローフラムシール方式 ソー バ 従来のUパッキン方式とは異なり、下図のようなベローフラム(薄いゴム膜)によるシールを採用しています。 ー ピストンロッドとパッキンによる摺動抵抗が無いため、ピストンロッドを復帰させるバネ力を小さくできます。 また、ベローフラムの変形を利用してアキュムレータを兼用しています。 2ロ 基本的にはベローフラムが破損しない限り、外部へのオイル漏れは一切ありません。 ー タ リ ー オイル ベローフラム エアー ダ ン パ ー 3 ヘ リ カ ル 防 振 器 4 ガ ス ス プ リ ン グ ソフトアブソーバーのキャップ固定方法及び材質について 5ス ピ ー ド コ キャップ キャップ ンキャップ (樹脂) キャップ(樹脂) キャップ キャップ スナップ (金属) (金属) ト ロ (樹脂) (ウレタンゴム) フィット ーラ キャップ 圧入 圧入 取付図 圧入 ホルダー ホルダー ホルダー 6 (金属) マ(金属) (金属) グ ナ ム シ リ ー ズ FA-1212 FA-0805 FA/FWM-1210 FA/FWM-2540 FA/FWM-4250 FA/FK- 3625A FA-1010 FA-0806 FA/FWM-1410 FK-2540 FA/FWM-4280 FA/FK- 3650A FA-1215 FA-1005 FA/FWM-1612 FA/FWM-3035 FA/FK- 4225B 7 FK-0404 FA-1008 FA/FWM-2016 FK-3035 4250B 機 FK-0604 FWM-1008 FA/FWM-2530 FA/FWM-3650 4275B 種選 対象機種 FK-1008 FA/FWM-2725 FA/FK- 6450 定FK-1417 FK-1210 64100 用シ FK-1412 64150 ート FK-1612 FK- 64200 FK-2016 FK- 80200 FK-2530 80300 FK-2725 80400 8 価 格 表 FUJI LATEX 
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022_SA選定手順

新 製 品 ソフトアブソーバーの選定手順 覧一 ※WEBサイト上に選定ツールもご用意しております 不二ラテ選定 検索 1 ソ フ ト ア ブ ソ ー 選定手順 バ ー 2 項目 内容 ロ ー タ リ 1 使用条件の確認 運動形態の確認:直線運動、回転運動の確認、推進力の有無の確認等を実施し、選定に必要な    ー ダ 仕様を明確にする。 ン パ ー 衝突物質量の確認 : 衝突物の最大質量M(kg)を求める。 3 衝突速度の確認:アブソーバーへの衝突直前の速度V(m/s)を求める。シリンダ等による衝突で   ヘ リ 速度が明確でない場合は平均速度の 2 倍を衝突速度とする。 カ ル 防 1 振 2 衝突物の運動エネルギーの算出 計算式に従って運動エネルギー E1を計算する。 E1 = 2 × M × V 2 器 4 3 推進力の確認 推進力 Fの有無を確認し、推進力がある場合は選定計算式の例を参照し推進力を求める。 ガ 以上により使用するソフトアブソーバーを仮選定する。 ス ス プ リ ン 4 アブソーバーのストロークを仮決定 仮選定したソフトアブソーバーよりストローク St が仮決定される。 グ 5 ス 5 推進力エネルギーの算出 推進力によるエネルギー E2を求める。 E2 = F × St ピ ー ド コ ン ト 6 総エネルギー E の算出及び 総エネルギー Eを求める。 E = E1 + E2ロ ソフトアブソーバーの選定 ー ラ 6 マ 7 毎分最大吸収エネルギーのチェック 使用サイクルC(回/min)と総エネルギーから毎分エネルギーを求め、各製品仕様の範囲内であるこ グ ナ とを確認。 ム E3 ≧ E × C シ リ ー 8 等価質量のチェック 推進力を伴う衝突の場合は、必ず等価質量Meの確認をしてください。特に低速(0.3m/s 以下)での ズ 衝突の場合は必ず確認してください。 2×E Me = 2 7 VMe がカタログスペックより小さいこと。 機 種 選 定 純慣性衝突の場合は Me = M(衝突物質量)になります。 用 シ ー 9 使用温度範囲のチェック 使用温度範囲内であること。 ト その他 機種選定は WEB サイトに選定ツールがありますのでご使用ください。また、必要な方は弊社営業部 8 までご連絡ください。URL http://www.fujilatex.co.jp/sentei_agreement/ 価 格 表  FUJI LATEX ➡ ➡ ➡ ➡ ➡ ➡ ➡ ➡ ➡ ➡ ➡ ➡ ➡
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023_SA選定方法

ソフトアブソーバーの選定方法 新製 覧一 品 ※WEBサイト上に選定ツールもご用意しております 不二ラテ選定 検索 1 ソ フ ト ア ブ 1. 運動形態の確認 ソー バ 衝突条件を分類すると下記の通りです。選定においてはその分類に応じてエネルギー計算を行い、取り付け方法を検討する必要があります。 ー 2 ロ M ω ータ V V リH ー S t ダθ St ン M M パー ①純慣性運動 ②推進力運動 ③落下運動 ④回転運動 3 ヘ リ 2. エネルギー計算 カル 防 振 2-1. 直線運動 器 〈確認仕様〉  □ 衝突物質量 : M(kg) 4  □ 衝突速度 : V(m/s) ガ ス  □ 推進力 : F(N()エアーシリンダ、モーターの推力、摩擦力、重力、etc...) スプ リ  □ ソフトアブソーバー受け本数 : N ン グ  □ 落下高さ : H(m()落下運動の場合必要。ソフトアブソーバーのストロークは含まない)  □ ソフトアブソーバーストローク : S(t m) 5 〈計算式〉 スピ ー  ①純慣性運動時の総エネルギー E= 12 ×M×V 2 ドコ ン ト  ②推進力運動時の総エネルギー E= 1 22 ×M×V +F×St ロ ー ラ  ③落下運動時の総エネルギー E= M×g×(H+St)( g: 重力加速度=9.8m/s2) 2-2. 回転運動 6 〈確認仕様〉 マグ ナ  □ 衝突物質量 : M(kg) ム シ  □ 衝突角速度 : ω(rad/s) リー ズ  □ トルク : T(N・m)  □ 慣性モーメント : (I kg・m2) 7  □ 停止角度 : θ(rad) 機 種 〈計算式〉 選定 用  ④回転運動時の総エネルギー E= 1 2 シ2 × I ×ω +T×θ ー ト 2-3. その他計算式(下記計算式は最小値を示し、実際の数値はこれよりも大きくなります) 1 ※  □ 減速G G= 0.051×V 2 衝突時の衝撃の度合いを示します。 ※0.051=      2×gSt (数字が低いほど衝撃は小さい)  (g:重力加速度=9.8m/s2)            8 E ソフトアブソーバーに発生する衝突時の抵抗力を示します。 価 □ 停止力(N) F = St   格取り付け部の強度の確認等で必要になります。 表  □ 停止時間(sec) t = 2×St V   ソフトアブソーバーに衝突後、停止するまでの時間を示します。 FUJI LATEX 
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024_SA選定計算公式1

新 製 品 ソフトアブソーバーの選定計算公式(1)一覧 ※WEBサイト上に選定ツールもご用意しております 不二ラテ選定 検索 1 ソ フ ト ア ブ ソ 慣性衝突(水平) シリンダ推力(水平) モーター駆動台車(水平) 摩擦駆動自走台車(水平) ー バ ー Kw : モーター出力 V P : 使用圧力 V n1 : 駆動輪数 2 St D: シリンダ内径 V n2 : 総車輪数 VSt ロ 衝突例 St ー M St M M タ M リ ー Kw : モーター出力 ダ ン パ ー 衝突物質量(kg) M M M M 衝突速度(m/s) V V V V 3 1 ヘ 運動エネルギー(J) E 21= M・V E1= 1 M・V2 E1= 1 M・V2 E 1 21= M・V リ 2 2 2 2 カ ル 2 n1防 振 推進力(N) πD kw×2 .5 F=0.25・M・g・ ――――――― F= 4 ×P× 10 6 F= V ×10 3 ( kw×2 .5 n2 器 F= 103 ※1 ※2 ※3 V × 推進力エネルギー(J) ――――――― E2=F ・St E2= F・St E2= F・St 4 ガ ス E= E1 E= E1+E2 E= E1+E2 E= E1+E2ス 総エネルギー(J) N N N N プ リ (N:ソフトアブソーバー受け本数) (N:ソフトアブソーバー受け本数) (N:ソフトアブソーバー受け本数) (N:ソフトアブソーバー受け本数) ン グ 等価質量(kg) Me= M Me= 2・E 2・E 2・EN V2 Me= V2 Me= V2 5 ス ピ 自由落下(垂直) シリンダ推力(上下) 自由落下(斜面) シリンダ推力(斜面;上下) ー ド コ V ン St M ト ロ M α ー V ラ St衝突例 D: シリンダ内径V M D: シリンダ内径 StL MH P : 使用圧力 StVP : 使用圧力 M V 6 St αSt M マ グ ナ α ム シ 衝突物質量(kg) M M M M リ ー 衝突速度(m/s) V= 19.6H V V= 19.6L・sinα V ズ 運動エネルギー(J) E =M ・g・H E = 1 M・V2 E =M ・g・L・sinα E = 1 21 1 2 1 1 2 M・V 7 機 F=F1+M・g( 下降時 ) F=F1+ M・g・sinα( 下 降時 ) 種 推進力(N) 選 F= M・g F=F1-M・g( 上昇時 ) F=M・g・sinα F=F1-M ・g・sinα( 上 昇時 ) 定 (F1:シリンダ推力 ) (F1:シリンダ推力 ) 用 シ ー ト 推進力エネルギー(J) E2= F・St E2=F ・St E2= F・St E2=F ・St E= E1+E2 E= E1+E2 E= E1+E2 E= E1+E2総エネルギー(J) N N N N (N:ソフトアブソーバー受け本数 )( N:ソフトアブソーバー受け本数 ) (N:ソフトアブソーバー受け本数 )( N:ソフトアブソーバー受け本数 ) 8 価 等価質量(kg) Me= 2・E Me= 2・E Me= 2・E Me= 2・E格 表 V 2 V2 V2 V2  FUJI LATEX
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025_SA選定計算公式2

ソフトアブソーバーの選定計算公式(2) 新製品 覧一 ※WEBサイト上に選定ツールもご用意しております 不二ラテ選定 検索 1 ソ フ ト ア ブ 自由落下(回転) シリンダ推力(回転) シリンダ推力(水平回転) ソ ー D: シリンダ内径 バ P : 使用圧力 R ー h ω ω G G 2 r r1 ロ 衝突例 h α ωV r2 ー H θ θ タ St α θ St リSt ー θ θ ダD: シリンダ内径 ン R P : 使用圧力 パ R ー 衝突物質量(kg) M M M 3 衝突速度(m/s) V= 2M・g・H・R2I V=R・ω V=R・ω ヘリ カ ル 防 運動エネルギー(J) E1=M・g・H E 1 2 11= 2 I・ω E1= 2 I・ω 2 振 器 2 推進力(N) F=M・g・hR F=(πD4 ×P×106+Mg)× r F= r1R R(πD 2 4 )×P× 106 4 ガ ス 推進力エネルギー(J) E2=F・St E2=F・St E2=F・St ス プ リ E= E1+E2 E=E1+E2 E=E ン 1+E2 グ 総エネルギー(J) N N N (N:ソフトアブソーバー受け本数) (N:ソフトアブソーバー受け本数) (N:ソフトアブソーバー受け本数) 5 等価質量(kg) Me= 2・E Me= 2・E Me= 2・E スV2 V2 V2 ピ ー ド コ ン 記号説明 ト ロ 記号 単位 説明 記号 単位 説明 ーラ E J 総エネルギー(ソフトアブソーバー 1 本当たり) α rad 斜面の角度 E1 J 運動エネルギー θ rad ソフトアブソーバーストローク中の揺動角度 6 E2 J 推力エネルギー R m 回転中心からソフトアブソーバーまでの距離 マグ P MPa 駆動シリンダ使用圧力 r1 m ピニオンギヤのピッチ円半径 ナム D m 駆動シリンダ内径 r2 m ターンテーブル半径 シリ M kg 衝突物質量 h m 回転中心から重心までの距離 ーズ V m/s 衝突速度 Tθ N・m 駆動トルク F N 推進力 ω rad/s 角速度 F 21 N エアーシリンダ推力 I kg・m 回転軸廻りの慣性モーメント 7 機 St m ソフトアブソーバーストローク N 本 ソフトアブソーバーの受け本数 種選 H m ソフトアブソーバーに衝突するまでの落下高さ kw kw モーター出力 定用 L m 斜面移動距離 n1 - 駆動車輪数 シー g m/s2 重力加速度 9.8m/s2 n2 - 総車輪数 ト G - 重心位置 ※ 1 シリンダ等の外力・自重を含む。 ※ 2 モータ等によるトルク・自重によるトルクを含む。 ※ 3 どちらか小さい方で計算。 8 価 格 表 FUJI LATEX 
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026_SA選定計算例1

新 製 品 ソフトアブソーバーの選定計算例1 覧一 ※WEBサイト上に選定ツールもご用意しております 不二ラテ選定 検索 1 ソ フ ト ア ブ ソ ー 1. 慣性衝突(水平) 2. シリンダ推力(水平) バ ー ソフトアブソーバー 2 V エアーシリンダ ロ ー St 内径φ63 圧力0.5MPa タ 事 V=0.7m/s リ ー 例 M ダ M=100Kg ン St パ ー 3 □衝突物質量 M : 150kg □衝突物質量 M : 100kg ヘ リ □衝突速度 V : 1.5 m/s □衝突速度 V : 0.7m/s カ ル □使用頻度 C : 1回/min □使用頻度 C : 1回 /min 防 仕 □周囲温度 t : 常温 □周囲温度 t : 常温振 器 様 □ソフトアブソーバ受け本数 N : 1本 □推力 F : エアーシリンダによる D : シリンダ内径 ・63mm P : エアー圧力 ・・0.5MPa □ソフトアブソーバー受け本数 N : 1本 4 ガ ス 1. 運動エネルギーの計算 1. 運動エネルギーの計算 ス プ   E = 1 1 M・V2 = 1 2 × 150 × 1.5 2 = 169(J)   E = 1 M・V2 = 11 × 100 × 0.72 = 24.5(J) リ 2 2 2 ン グ 2. 総エネルギーの計算 2. 推進力の計算 2   E = E1 = 169 = 169(J)   F =π・D × P N 1 4 5 P22 の選定手順 3・4 項に従って、 =3.14 × 0.063 2 ス × 0.5 × 10 6 ピ カタログより最大吸収能力 200(J)の 4 ー ド FA-3625A3-C を仮選定します。 = 1,557(N) コ 3. 推進力エネルギーの計算 ン ト 3. 使用可否の確認 ここで推進力エネルギーを求めるには、使用するソフトア ロ ー 3-1. 等価質量による確認 ブソーバーのストローク(St)を仮決定しなくてはなりませ ラ   Me = M = 150 = 150(kg) ん。1. で求めた運動エネルギーより大きい吸収エネルギー N 1 容量が必要ですので、カタログより最大吸収エネルギー 6 FA-3625A3-C の最大等価質量は 700(kg) 79.4(J)の FWM-2725FBD- *を仮選定します。推進力エ マ グ ですので問題ありません。 ネルギーは下記のようになります。 ナ 以上により、FA-3625A3-C が選定されます。 St = 25(mm)= 0.025(m) ム 計 シ 算   E2 = F × Stリ ー 例    = 1,557 × 0.025ズ    = 38.9(J) 4. 総エネルギーを求めます 7   E = E1 + E2 = 24.5 + 38.9 機 = 63.4(J) 種 選 定 5. 使用可否のチェック 用 シ 5-1. 吸収エネルギーによる確認 ー FWM-2725FBD- *の最大吸収エネルギーは 79.4(J) ト ですので問題ありません。 5-2. 等価質量による確認 Me = 2E = 2 × 63.4V2 0.72 8 = 259(kg) 価 格 FWM-2725FBD- *の最大等価質量は 450(kg)ですので 表 問題ありません。 以上により、FWM-2725FBD- *が選定されます。  FUJI LATEX
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027_SA選定計算例2

ソフトアブソーバーの選定計算例2 新製品 覧一 ※WEBサイト上に選定ツールもご用意しております 不二ラテ選定 検索 1 ソ フ ト ア ブ 3. モーター駆動台車(水平) 4. 摩擦駆動自走台車(水平) ソー バ ー ソフトアブソーバー V 2 St ロ 事 ー 例 M タ リ M=1,200kg ーダ Kw: モーター出力 ン パ ー □衝突物質量 M : 30kg □衝突物質量 M : 1,200kg 3 □衝突速度 V : 0.7m/s □衝突速度 V : 0.5m/s ヘリ □モーター出力 kw : 1kw □使用頻度 C : 1回 /min カル 仕 □使用頻度 C : 1回/min □周囲温度 t : 常温 防 様 □周囲温度 t : 常温 □モータ出力 Kw : 3.7kw 振器 □ソフトアブソーバ受け本数 N : 1本 □摩擦係数 μ : 0.25 □ソフトアブソーバー受け本数 N : 1本 4 1. 運動エネルギーの計算 1. 運動エネルギーの計算 ガス   E1= 1 M・V2= 1 ×30×0.72=7.35(J)   E 1 2 11 = M・V = × 1,200 × 0.52 = 150(J) ス2 2    2 2 プ リ 2. 推進力の計算 ング 2. 推進力の計算 モーター駆動台車の場合は、下記 (1)(2) の計算の内、   F= kw・2.5 ×103= 1×2.5 ×103=3,571(N) 小さい方を推進力とします。 V 0.7 (1)F=Kw × 2.5×103 =3.7 × 2.5 5 3 0.5 ×10 =18,500(N) スV ピ 3. 推進力エネルギーの計算 n1 ー P22 の選定手順 3・4 項に従って、 (2)F = M × g ×μ× n2 (n1:駆動輪数,n2:総車輪数) ド コ カタログより最大吸収能力 200(J)の    = 1,200 × 9.8 × 0.25 × 1 ント FA-3625A3-C を仮選定します。    = 1,470(N) 2 ロー 推進力エネルギーは下記のようになります。 以上により推進力は (2) の 1,470(N) となります。 ラ St=25(mm)=0.025(m) E2=F・St=3,571×0.025=89.3(J) 3. 推進力エネルギーの計算 カタログより最大吸収エネルギー 400(J) の 6 4. 総エネルギーを求めます マFA-3650A2-C を仮選定。 グ 計 ナ  E= E1+E2 =7.35+89.3=96.6(J) 推進力エネルギーは下記のようになります。 ム 算 N 1 St = 50(mm)= 0.05(m) シリ 例 E2 = F × St = 1,470 × 0.05 ー 5. 使用可否のチェック = 73.5(J) ズ 5-1. 吸収エネルギーによる確認 FA-3625A3-C の最大吸収エネルギーは 4. 総エネルギーを求めます 7 200(J)ですので問題ありません。   E = E1 + E2 = 150 + 73.5 = 223.5(J) 機 種 5-2. 等価質量による確認 5. 使用可否のチェック 選定   Me= 2・E = 2×96.6 =394(kg) 5-1. 吸収エネルギーによる確認 用 V2 0.72 シ FA-3650A2-C の最大吸収エネルギーは 400(J) ー FA-3625A3-C の最大等価質量は 700(kg) ですので問題ありません。 ト ですので問題ありません。 5-2. 等価質量による確認 以上により、FA-3625A3-C が選定されます。 Me = 2E =2 × 223.5 V2 0.52 8 = 1,788(kg) 価 FA-3650A2-C の最大等価質量は 2,700(kg)ですので問 格 題ありません。 表 以上により、FA-3650A2-C が選定されます。 FUJI LATEX 
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028_SA選定計算例3

新 製 品 ソフトアブソーバーの選定計算例3 覧一 ※WEBサイト上に選定ツールもご用意しております 不二ラテ選定 検索 1 ソ フ ト ア ブ ソ ー 5. 自由落下(垂直) 6. エアシリンダ推力による垂直上昇 バ ー St 2 M ロ ー タ 事 リ ー 例 H M V ダ ン パ St ー 3 □衝突物質量 M : 300kg □衝突物質量 M : 80kg ヘ リ □落下高さ H : 0.15m □衝突速度 V : 0.5m/s カ ル □使用頻度 C : 1回/min □使用頻度 C : 1回/min 防 仕 □周囲温度 t : 常温 □周囲温度 t : 常温振 器 様 □ソフトアブソーバ受け本数 N : 2本 □推進力 F : エアシリンダによる D : シリンダ径…80mm P : エアー圧力…0.5MPa □ソフトアブソーバ受け本数 N : 1本 4 ガ ス 1. 衝突速度の計算 1. 運動エネルギーの計算 ス プ   V= 2・g・H = 2×9.8×0.15 = 1.71(m/s)   E = 1 1 M・V2 = 1 × 80 × 0.52 = 10(J) リ 2 2 ン グ 2. 運動エネルギーの計算 2. 推進力の計算   E = 1・M・V2 = 1 2 1 × 300 × 1.712 = 439(J)   F =π・D × P - M・g 2 2 4 5 3. 推進力の計算 =π×80 2 ス × 0.5 - 80 × 9.8 = 1,729(N) ピ 3-1. 等価質量による確認 4 ー ド   F = M・g = 300 × 9.8 = 2,940(N) 3. 推進力エネルギーの計算 コ ン P22 の選定手順 3・4 項に従って、 ト 4. 推進力エネルギーの計算 カタログより最大吸収能力 79.3(J)の ロ ー P22 の選定手順 3・4 項に従って、 FWM-2725FBD- *を仮選定します。 ラ カタログより最大吸収能力 520(J)の 推進力エネルギーは下記のようになります。 FK-4250BH-C を仮選定します。 St = 25(mm)= 0.025(m) 6 ※複数本使用のため FK タイプ(固定式)を仮選定します。 E2 = F・St = 1,729 × 0.025 = 43.2(J) マ  推進力エネルギーは下記のようになります。 グ ナ St = 50(mm)= 0.05(m) 4. 総エネルギーを求めます ム 計 シ E2 = F・St = 2,940 × 0.05 = 147(J)算   E E1+E2 10+43.2 2 = = = 53.2(J) リ N 1 ー ズ 例 5. 総エネルギーを求めます 5. 使用可否のチェック   E =E1+E2=439+147= 293(J) 5-1. 吸収エネルギーによる確認 N 2 FWM-2725FBD- *の最大吸収エネルギーは 7 79.3(J)ですので問題ありません。 機 種 6. 使用可否のチェック 5-2. 等価質量による確認 選 6-1. 吸収エネルギーによる確認 定 2・E 2×53.2 用 FK-4250BH-C の最大吸収エネルギーは Me = = = 426(kg)V2 0.52 シ ー 520(J)ですので問題ありません。 6-2. 等価質量による確認 FWM-2725FBD- *の最大等価質量は 450(kg)ト ですので問題ありません。 Me = 2・E = 2×293 = 200(kg) 以上により、FWM-2725FBD- *が選定されます。 V2 1.712 FK-4250BH-C の最大等価質量は 450(kg) 8 ですので問題ありません。 価 格 以上により、FK-4250BH-C 2 本が選定されます。 表  FUJI LATEX
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029_SA選定計算例4

ソフトアブソーバーの選定計算例4 新製品一覧 ※WEBサイト上に選定ツールもご用意しております 不二ラテ選定 検索 1 ソ フ ト ア ブ 7. エアシリンダ推力による垂直下降 8. 自由落下(斜面) ソー バ ー V 2 V ロ 事 M ーL 例 St M タ リ ー α ダ ン St パー □衝突物質量 M : 80kg □衝突物質量 M : 70kg 3 □衝突速度 V : 0.5m/s □斜面移動距離 L : 0.7m ヘリ □使用頻度 C : 1回/min □斜面角度 α : 3° カル 仕 □周囲温度 t : 常温 □周囲温度 t : 常温 防 様 □推進力 F : エアシリンダによる □ソフトアブソーバ受け本数 N : 1本 振器 D : シリンダ径…80mm P : エアー圧力…0.5MPa □ソフトアブソーバ受け本数 N : 1本 4 1. 運動エネルギーの計算 1. 衝突速度の計算 ガ 1 1 ス  E1 = M・V2 = × 80 × 0.52 = 10(J) V = 2・g・L・sinα ス 2 2 プ = 2×9.8×0.7×sin3° = 0.85(m/s) リ 2. 推進力の計算 ング   F =π・D 2 × P + M・g 2. 運動エネルギーの計算 4 E1 = M・g・L・sin α =π×80 2 × 0.5+80 × 9.8 = 3,297(N)   = 70 × 9.8 × 0.7 × sin3°= 25.1(J) 5 4 スピ 3. 推進力エネルギーの計算 3. 推進力エネルギーの計算 ー P22 の選定手順 3・4 項に従って、 P22 の選定手順 3・4 に従って、 ド コ ン カタログより最大吸収能力 196(J)の カタログより最大吸収能力 35.7(J)の ト FWM-3035TBD- *を仮選定します。 FA-2016E3- *を仮選定します。 ロー 推進力エネルギーは下記のようになります。 推進力エネルギーは下記のようになります。 ラ St = 35(mm)= 0.035(m) St = 16(mm)= 0.016(m) E2 = F・St = 3,297 × 0.035 = 115(J) E2 = M・g・sin α・St = 70 × 9.8 × sin3°× 0.016 = 0.57(J) 6マ 4. 総エネルギーを求めます グ 計 ナ  E =E1+E2=10+115= 125(J) 4. 総エネルギーを求めます ム算 N 1   E = E1+E2 =25.1+0.57 シ 例 = 25.7(J) リ N 1 ーズ 5. 使用可否のチェック 5. 使用可否のチェック 5-1. 吸収エネルギーによる確認 5-1. 吸収エネルギーによる確認 FWM-3035TBD- *の最大吸収エネルギーは FA-2016E3- *の吸収エネルギーは 7 196(J)ですので問題ありません。 35(J)ですので問題ありません。 機種 5-2. 等価質量による確認 5-2. 等価質量による確認 選 定 Me = 2・E 2×1252 = 2 = 1,000(kg) Me = 2・E = 2×25.72 = 71.1(kg) 用 V 0.5 V 0.852 シー FWM-3035TBD- *の最大等価質量は 1,300(kg) FA-2016E3- *の最大等価質量は 120(kg) ト ですので問題ありません。 ですので問題ありません。 以上により、FWM-3035TBD- *が選定されます。 以上により、FA-2016E3- *が選定されます。 8 価 格 表 FUJI LATEX 
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030_SA選定計算例5

新 製 品 ソフトアブソーバーの選定計算例5 覧一 ※WEBサイト上に選定ツールもご用意しております 不二ラテ選定 検索 1 ソ フ ト ア ブ ソ ー 9. シリンダ推力(斜面:上昇) 10. シリンダ推力(斜面:下降) バ ー t 2 V S V ロ ー 事 Stタ M リ 例 Mー ダ ン α αパ ー 3 □衝突物質量 M : 70kg □衝突物質量 M : 70kg ヘ リ □衝突速度 V : 0.4m/s □衝突速度 V : 1m/s カ ル □推力 F : エアーシリンダによる □推力 F : エアーシリンダによる 防 仕 D : シリンダ径…80mm D : シリンダ径…80mm振 器 様 P : エアー圧力…0.4MPa P : エアー圧力…0.4MPa □斜面角度 α : 30° □斜面角度 α : 30° □周囲温度 t : 常温 □周囲温度 t : 常温 □ソフトアブソーバ受け本数 N : 1本 □ソフトアブソーバ受け本数 N : 1本 4 ガ ス 1. 運動エネルギーの計算 1. 運動エネルギーの計算 ス プ   E1 = 1・M・V2 = 1 × 70 × 0.42 = 5.6(J)   E = 1・M・V2 = 11 × 70 × 12 = 35(J) リ 2 2 2 2 ン グ 2. 推進力の計算 2. 推進力の計算   F =π・D 2 2 ・P - M・g・sin α   F =π・D ・P+M・g・sin α 4 4 5   =π×80 2 2 ス × 0.4 - 70 × 9.8 × sin30° = π×80 × 0.4+70 × 9.8 × sin30° ピ 4 4 ー ド   = 1,667(N) = 2,354(N) コ ン ト 3. 推進力エネルギーの計算 3. 推進力エネルギーの計算 ロ ー P22 の選定手順 3・4 に従って、 P22 の選定手順 3・4 に従って、 ラ カタログより最大吸収能力 79.3(J)の カタログより最大吸収能力 196(J)の FA-2725FB- *を仮選定します。 FK-3035M- *を仮選定します。 6 推進力エネルギーは下記のようになります。 推進力エネルギーは下記のようになります。 マ St = 25(mm)= 0.025(m) St = 35(mm)= 0.035(m) グ ナ E2 = F・St = 1,667 × 0.025 = 41.7(J) E2 = F・St = 2,354 × 0.035 = 82.4(J) ム 計 シ リ 算 4. 総エネルギーを求めます 4. 総エネルギーを求めます ー ズ 例   E =E1+E2= 5.6+41.7 = 47.3(J)   E = E1+E2 = 35+82.4 = 117.4(J) N 1 N 1 5. 使用可否のチェック 7 5. 使用可否のチェック 5-1. 吸収エネルギーによる確認 機 種 5-1. 吸収エネルギーによる確認 FK-3035M- *の吸収エネルギーは 選 FA-2725FB- *の吸収エネルギーは 196(J)ですので問題ありません。 定 用 79.3(J)ですので問題ありません。 5-2. 等価質量による確認 シ ー 5-2. 等価質量による確認 Me = 2・E = 2×117.4ト Me = 2・E =2×47.3 = 234.8(kg) = 591(kg) V 2 12 V2 0.42 FK-3035M- *の最大等価質量は 390(kg) FA-2725FB- *の最大等価質量は 650(kg) ですので問題ありません。 ですので問題ありません。 以上により、FK-3035M- *が選定されます。 8 以上により、FA-2725FB- *が選定されます。 価 格 表  FUJI LATEX
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031_SA選定計算例6

ソフトアブソーバーの選定計算例6 新製 一品覧 ※WEBサイト上に選定ツールもご用意しております 不二ラテ選定 検索 1 ソ フ ト ア ブ 11. 自由落下(回転) ソー バ ー 2 a ロ 事 G ω ータ 例 h リ H α ーダ θ ンパ θ ー St R □衝突物質量 M : 15kg 3 □衝突物の全長 a : 0.12m ヘリ □回転中心から重心位置までの距離 h : 0.06m カル 仕 □回転中心からアブソーバまでの距離 R : 0.1m 防 様 □衝突物の落下角度 α : 60° 振器 □ソフトアブソーバ受け本数 N : 1本 □使用頻度 C : 1回/min □周囲温度 t : 常温 4 1. 運動エネルギーの計算 5. 使用可否のチェック ガス 落下する角度より落下高さを求めます。 5-1. 吸収エネルギーによる確認 スプ H = h・sin α= 0.06 × sin60°= 0.051(m) FA-1612X3- *の最大吸収エネルギーは リ14.7(J)ですので問題ありません。 ン E1 = M・g・H = 15 × 9.8 × 0.051 = 7.5(J) グ 5-2. 等価質量による確認 2. 推進力の計算 慣性モーメントから衝突速度を求めます。 5 h 0.06 慣性モーメントを求める式は P32 の慣性モーメント ス  F = ・M・g = × 15 × 9.8 = 88.2(N) R 0.1 早見表を参照してください。 ピ ー a2 0.122 ドI = M・ = 15 × = 0.072(kg・m2) コ ン 3. 推進力エネルギーの計算 3 3 ト ここで P22 の選定手順 3・4 に従って、 V =  2・ M・ g・ H ・R2 ロー カタログより最大吸収能力 14.7(J)の I ラ FA-1612X3- *を仮選定します。 =  2× 1 5× 9  .8× 0 .0510.072   ・0.1 2 = 1.44(m/s) 推進力エネルギーは下記のようになります。 6 St = 12(mm)= 0.012(m) Me = 2・E3 = 2×8.56 = 8.26(kg) E = F・St = 88.2 × 0.012 = 1.06(J) V 2 1.442 マグ 2 計 FA-1612X3- *の最大等価質量は 35(kg) ナム 算 シ4. 総エネルギーを求めます ですので問題ありません。 リ 例 E ー  E = 1+E2= 7.5+1.06 = 8.56(J) ズ N 1 5-3. 偏角度による確認 θ= tan(-1 St)= tanR (-1 0.0120.1 )= 6.8(°) 7 FA-1612X3- *の偏角度は± 2.5(°)ですので、 機種 偏角度アダプタを使用する必要があります。 選 定 用 以上により、 シ FA-1612X3-S と ート 偏角度アダプタ OP-010XB が選定されます。 8 価 格 表 FUJI LATEX