スムーズフローポンプ XPL

Page 1:XPL直 動 式定 量 供 給微 量 供 給

Page 2:精密ポンプ技 術を小さなボディに凝 縮したスマートなポンプの誕 生 。半世紀以上にわたる精密ポンプ技術の追求と、常にお客様のご要望・お困りごとに耳を傾け、製品開発・改良を積み重ねることで誕生した「XPLシリーズ」。精度・能力といった基本性能の向上をはじめ、使い勝手やメンテナンス性、コストパフォーマンスまで、ポンプに要求されるあらゆる要素を小さなボディに凝縮したスマートなポンプ。今まで“仕方ない”と諦めていた従来ポンプのお困りごとを、XPLがスマートに解決します。1精密ポ プ技 術を小さなボデ 凝 縮した

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Page 4:P注入ムラ 均一精度の高い薬品供給で品質の向上に貢献従来ポンプ XPL従来ポンプ XPLエア混入や液漏れがないP Pエア混入 or 液漏れポンプ本体で脈動を解消。連続流で精密な薬品供給で、常に安定した薬品濃度が維持できます。完全密閉構造なので、エア混入による液質変化、液漏れによる現場環境の悪化の心配もありません。エアチャンバーの応答遅れエアチャンバーは、ポンプ起動時に実流量が設定流量で安定するまでタイムラグが発生する『吐出遅れ』や、ポンプ停止時にエアチャンバー内の液が流れ続ける『液ダレ』が発生します。また、圧力が変動するとエアチャンバー内の圧力が安定するまで流量が不安定になり、品質の低下に繋がります。XPLなら実流量が設定流量にタイムラグなく追従。常に安定した薬品供給で品質の維持に貢献します。エア混入なし流量時間ポンプ起動実流量設置値吐出遅れ流量時間ポンプ停止実流量液ダレ完全密閉3

Page 5:P P摺動部がなく、摩耗に強い塗工プロセスの品質向上にもさらにワンランク上の制御をお求めの方に・・・塗りムラなし吐出側配管に取り付けるだけポンプ直結もOK！横ダンなしスポット抜けなしポンプの摩耗・故障 or スラリーの破損従来ポンプ設置方法XPL接液部に摺動部がないため、スラリー液の移送でもポンプの摩耗による故障や異物混入、スラリー液を傷める心配がありません。脈動による塗りムラや横ダン、送液時の発泡・エア混入によるスポット抜けがなく、高品質な塗工を実現します。往復動ポンプは、その特性上、送液時にわずかながら機械的な振動が発生します。リファイナーは、その振動による微細な変動をも制御し、より高精度で安定した薬品供給を実現します。潰さない摩耗に強いリファイナーNRFシリーズ4

Page 6:PPP従来ポンプ XPL従来ポンプ XPLスマートな装置設計で、設置スペース・コストを軽減混合・希釈工程のインライン化により、混合槽や撹拌機、移送ポンプなどの付帯設備が不要。コンパクトでシンプルなシステム設計が可能になります。2液混合システムの場合100：1のワイドレンジもインバータとコントローラだけで制御可能です。ワイドレンジ制御の場合Pコントローラコントローラ電源供給信号変換器乗算器V/Iコンバータデジタルサーボコントローラ回転数制御システムモジュール回転数制御オペレータ回転数制御コントローラ4−20mAインバータ4−20mA4−20mA4−20mA4−20mA4−20mA4−20mAAC 0∼30V∼ 電源5

Page 7:BPL XPL自動制御システムで管理の手間を削減装置組み込みにもスマートに対応流量計で計測できるので、リアルタイムな送液量の管理とインバータによる瞬時の流量変更が可能です。計測器などと組み合わせることで、自動制御システムが簡単に構築できます。同等スペックの従来品と比べ、体積が約20％、質量が約30％もダウン。また、架台なしで装置に直接組み込めば、さらにコンパクトに収まります。INVコントローラ架台を取るとさらにコンパクトに6

Page 8:分解・メンテナンスがカンタンサニタリー仕様にも対応無電解ニッケルメッキ仕様で有機溶剤にも対応食品や医薬品、ファインケミカルなど、ご要望に応じて、サニタリー仕様にも対応可能です。有機溶剤系薬品の送液にも無電解ニッケルメッキ仕様で対応。クリーンなプロセスの維持にも貢献します。配管を接続したままでも、接液部の分解が可能なので、作業時間の短縮に貢献します。配管は接続したままで、分解可能2つのポンプヘッドが前方向に並んで配置されているポンプヘッド前面レイアウト設計。少しのスペースで、カンタンにメンテナンスが行えます。接液部のメンテナンスがカンタン7

Page 9:用途・要望にあわせ、カスタマイズが可能移送液の特性や用途、設置現場の環境にあわせて、柔軟な仕様変更に対応可能です。標準モータ 汎用モータ*1 耐圧防爆モータ*1（d2G4）コントローラ付モータSUSＳＵＳ（サニタリー）PVCPTFE標準 無電解ニッケルメッキ仕様モータ接液部駆動部*1 専用アダプタが別途必要となります。＊接液部は一例です。機種により形状が異なります。＊その他、お客様ご指定の塗装仕様に対応いたします。＊チタン、ハステロイC、PVDFなど、上記以外の材質も対応可能です。8

Page 10:一般的な薬品注入分 散フィルトレーションスプレードライ（造粒） コーティング薄膜塗工混合・調合ラボスケールでの微量送液分散機フィルタースプレーエア主剤 添加剤ラボスケールでの微量送液9

Page 11:VTCE VTCF VT6E VT6FPVCPTFEセラミック SUS316PVCEPDM フッ素ゴム EPDM フッ素ゴムPVC - -EPDM*4 フッ素ゴム*4 - -PE*2 PE*5PVC*3 PVC*2STSTSUS304SUS304SUS304PTFE*1--PTFE*2SUS316*3- - - SUS304WPBポンプヘッドダイヤフラムチャッキボール継手Oリングボールストッパ弁座バルブストッパボールガイド圧縮コイルばね*1 XPL-3はPTFE、PFA/シリコンゴムです。*2 XPL-1/3に付属。*3 XPL-3に付属。*4 XPL-001/003/01/03に付属。*5 XPL-01/03に付属。XPL STST001− −シリーズ名称XPLXPLS標準サニタリー*1：：弁座構造WWWVW標準標準標準高粘度標準：：：：：接続形式MMFMFHFHMFメネジメネジフランジメネジフランジホースフランジホースメネジフランジ：：：：：：：：：：接液部材質STSTVTCEVTCFSTSTVTCEVTCFVT6EVT6FSTSTVTCEVTCF機種001003010313全般仕様SX標準特殊：：0011-----Rc 1/4Rc 1/410.326∼60SUSタイプ：0∼60/PVCタイプ：0∼40（凍結なきこと）0∼4050以下φ6×φ11*5φ12×φ18JIS10K15AJIS10K15A60.009*3（0.01）0.54*3（0.6）1.52000以下全閉自冷屋外形三相 200V（50Hz）/200・220V（60Hz）0.1kW/4PE / PF 1/20.69A/2.1A0.60A/1.9A0.60A/2.1A10.412.30.025（0.028）1.5（1.68）1.57∼61最大吐出量*1L/minL/hMPastrokes/minmmHz℃mPa・s吐出側吸込側吐出側吸込側吐出側吸込側200V/50Hz200V/60Hz220V/60Hzkg最高吐出圧力ストローク数ストローク長周波数設定範囲使用可能温度移送液温度周囲温度標準仕様高粘度仕様ホースフランジネジ機種電源/周波数出力/極数絶縁等級/電線管接続口径定格電流値/最大始動電流値SUSタイプPVCタイプ移送可能粘度接続モータ質量*2003Rc 3/8Rc 3/80.1*46*4010.318031.0 0.5φ12×φ18*6φ12×φ18*6JIS10K15A*7JIS10K15A*7Rc 1/2Rc 1/216.412.21601318040∼16015∼60*8---JIS10K15AJIS10K20ARc 3/417.412.43＊最大吐出量は清水・室温の場合です。*1 サニタリーの場合、『 接液部材質』は『STST』、 『 接続形式』は『C：クランプ』になります。材質表仕様能力型式コード外形寸法図M W− S2252.3394GFDCEB205A125001003010313A250.5250.5263267238245B106.5106.5107.5107.5114.5114.5C140140175175171171D91.591.5108108125121E73.573.557574044F48.548.560602835G444445495252＊イラストはXPL-001-STST-MWSです。機種により形状は異なります。＊寸法表はSTSTタイプのメネジ接続の場合です。他機種・他接続についてはお問い合わせください。*1（ ）は1.0MPa時の値です。 *2 標準仕様ネジ接続の場合です。 *3 VTCE・VTCFは、0.008L/min（0.48L/h）です。 *4 高粘度仕様は、0.09L/min（5.4L/h）です。*5 高粘度仕様はφ12×φ18です。 *6 高粘度仕様はφ19×φ26です。 *7 高粘度仕様はJIS10K20Aです。 *8 吐出圧力が0.3MPa以下で使用する場合、6∼60Hzの設定が可能です。＊他材質（PTFE、PVDF、チタン、ハステロイCなど）での製作も可能です。詳しくはお問合せください。273XPL-01・03-STSTの場合10

Page 12:定量ポンプの性能（定量性・吐出精度など）を十分に発揮させるためには、正しい配管設計・補器類の設置が必要です。また、適切な配管設計は配管・ポンプの事故やトラブルの防止に繋がり、生産ラインの安全と安心をお約束します。ポンプ機構別の推奨配管が、定量ポンプの性能を十分に引き出します。必要であれば、吸込側に排気管を設けてください。（例：次亜塩素酸ナトリウム等のガスを発生したり、揮発しやすい液体）。背圧弁用途注意配管条件によりオーバーフィード現象*1やサイホン現象*2、液だれが発生する場合に設置してください。背圧弁は吐出側配管の注入点近くに取り付けてください。＊ポンプの吐出側配管内で発生した過大圧を自動的に解放します。スラリー含有液を移送の際は使用できません。吐出側配管のポンプに近い位置にリリーフ弁1次側配管を接続してください。＊＊吐出工程の勢い（慣性）によって、ポンプが吐出していない状態でも液が流れ出る現象。ポンプ吐出側配管の先端位置が吸込み側タンクの液面より低いために、ポンプを止めても薬液が自然に吸い出されて流れ続ける現象。*1*2＊上図は配管の一例です。詳しくは営業担当者にご相談ください。＊スラリー含有液・高粘性流体の高精度移送・注入には、油圧ダブルダイヤフラムポンプが適しています。詳しい配管設計はお問合せください。＊保守点検のため、各機器の前後位置にバルブを設置してください。Point 1配管が長くなると配管抵抗が大きくなり、異常圧が発生し、ダイヤフラムや、エキセンシャフトが破損する恐れがあります。Point 2吐出側配管内のポンプに近い位置に必ずリリーフ弁を設置してください。異常圧によるポンプの故障等を防ぎます。Point 3吐出・吸込側の配管およびリリーフ弁・背圧弁は、配管事故防止のため、ポンプ口径以上の配管サイズをお選びください。Point 4ポンプの吸込側配管は短く、単純になるように計画してください。Point 5次工程へ洗浄ラインバルブエア抜き弁Y 字型ストレーナ用途ゴミなどの異物混入を防ぐため、吸込側には必ずストレーナを設けてください。バルブリリーフ弁用途注意圧力計XPL推奨配管例定量ポンプ配管上のポイントC-442 (3) 32016/2/ASS