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VaiNet RFL100 ワイヤレス CO2 データロガー

製品カタログ

ヴァイサラ独自のLoRa®ベースのVaiNet 無線技術を使用し、複雑で障害物のある屋内環境でも、屋内で約100 メートル1の電波性能を備えています。GxP 規制環境下はもちろんGxP 規制外のインキュベータのモニタリングにも最適な製品です。

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このカタログについて

ドキュメント名 VaiNet RFL100 ワイヤレス CO2 データロガー
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 300.4Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 ヴァイサラ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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アプリケーションノート www.vaisala.com インキュベータ内のCO2計測とモニタリング バイオ医薬品の生産と研究において 最も重要な機器の1つは、CO2イン キュベータです。インキュベータは、 抗体産出、組織工学、ウイルス性ワ クチン研究、生殖技術、細胞治療と 遺伝子治療、毒性研究といった多く の用途の細胞培養プロセスに使用 されます。インキュベータは、生体内 (インビボ)の細胞の環境条件を模 倣することで、チャンバー内の培地( インビトロ)での細胞増殖を実現し ます。細胞を培養するには、使用す る培地だけでなく、インキュベータ のチャンバー内でも理想的な条件が 必要です。さらに、バッチが管理さ れた条件下で培養されなければ、再 現性のない結果となってしまう恐れ があります。 最新のインキュベータは複雑 インビトロとインビボの一致 測の場合、GMP251 CO2プローブは理 なシステム 想的なソリューションです。このプローブ プロセスが異なれば、必要な培養条件 は、計測の安定性を保証するヴァイサラ 細胞培養で増殖に失敗した場合、検討す も異なります。ほとんどのヒト細胞で の CARBOCAP®技術に基づいていま べきいくつかのトラブルシューティング は、インキュベータは通常37°Cの温度 す。CARBOCAP®センサは、従来のフィ の方法があります。ただ、多くの場合、細 を維持し、二酸化炭素は5%で、相対湿度 ラメント光源の代わりに、新しいタイプ 胞培養に失敗する第一の原因はインキ (RH)は95%RHです。ストレス試験で の赤外線(IR)光源を備えています。こ ュベータ内の条件です。最新のインキュ は、より高い温度やより低い温度が必要 の改良により、プローブの予想耐用年数 ベータは、インキュベータ自体のセンサ になり、CO2以外のガスが特定の濃度に が大幅に延びています。GMP251プロー からの計測値に基づいて条件を自動的 維持される場合もあります。さまざまな ブは、あらゆるガス計測において重要と に調整できますが、これらの計測値は正 パラメータについて外部センサを追加す なる温度と圧力の補正も行います。さら 確でない場合があります。 るだけでなく、条件が許容範囲外になっ に、センサヘッドは、結露を防ぎ、精度を た際にアラームを送信できる、校正しや 維持するために加温されます。 CO2インキュベータを新たに設置して検 すい機器で冗長モニタリングを行うこと 証するか、最近保守が行われて再認定さ もできます。 れていない限り(保守に一体型センサの 校正と調整が含まれていると想定)、イ ンキュベータの計測機能のみに依存する 正確な計測によってプロセス ことはリスクを伴います。どのようなイン の再現が可能に キュベータにも、故障する可能性のあるシ ステムがいくつかあります。いずれかのパ ヴァイサラでは、インキュベータの用途 ラメータが許容範囲外になることのコス 向けに、条件の計測とモニタリングを行 トは高く、サンプルを失うことも可能性 うためのセンサをいくつかご提供してい の1つにすぎません。 ます。インキュベータ内の二酸化炭素計
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ワイヤレスモニタリングによる 設置の簡素化 最新のGMP251プローブ技術で調整され ているプローブは、ヴァイサラの RFL100 ワイヤレスデータロガーに接続 され、設置がこれまで以上に容易になり ます。また、ヴァイサラのviewLincモニ タリングシステムにリアルタイムデータ と履歴データが送信されます。このシス テムのソフトウェアコンポーネントである viewLincは、アラーム通知、リアルタイ ムのトレンドデータ、およびレポートを提 供し、適正規範(GxP)規制の法令順守( コンプライアンス)の役割を果たしま す。viewLincは、温度、相対湿度、CO2、 差圧、高低差、ドア接点などを含む複数 のパラメータをモニタリングし、SMS、 電子メールまたは電話発信によりリモー トアラームを送信します。 RFL100データロガーは、ヴァイサラ独 は、インキュベータ内に安全かつ柔軟にセ 自の無線技術であるVaiNetを使用し、 ンサを配置できるプローブ取り付けオプ 有線と同等の接続性と100mまでの優 ションが含まれています。オプションの れた信号強度を実現しています。VaiNet 耐熱ケーブルを使用することで、プロー RFL100 二酸化炭素データロガーでは、 ブのみを取り外せばよいため、加熱滅菌 パーセントレベルのCO2の計測か、パー プロセスが簡素化されます。GMP251プ セントレベルのCO の計測と温度、湿 ローブは簡単に取り外せるため、データ 2 度、またはその両方の計測が可能です。イ ロガーに左右されずに、プローブを簡単 ンキュベータ向けに設計され RFL100に に校正することもできます。 生殖技術、細胞治療と遺伝子治療、感染 症、ワクチン研究などの市場が成長する に伴い、インキュベータの用途の必要性 が高まっています。そのため、再現性の あるプロセスを可能にする正確な計測 は、バイオテクノロジーの研究と生産の 重要な特徴であるべきです。RFL100な どの無線技術の進歩や、GMP251などの スマートプローブの開発によって、研究者 やメーカーには、設置や導入、校正、デー タの完全性、GxP規制への準拠の点に おいて、競争上の優位性がもたらされる でしょう。 詳細は以下よりお問い合わせください。 Ref. B212303JA-A ©Vaisala 2021 本文書は著作権保護の対象となっており、すべての著作権はヴァイサラ www.vaisala.com/contactus と関連会社によって保有されています。無断複写・転載を禁じます。本 文書に掲載されているすべてのロゴおよび製品名は、ヴァイサラまたは 関連会社の商標です。私的使用その他法律によって明示的に認められる 範囲を超えて、これらの情報を使用(複製、送信、頒布、保管等を含 む)をすることは、事前に当社の文書による許諾がないかぎり、禁止し www.vaisala.com ます。技術的仕様を含め、すべての仕様は予告なく変更されることがあ ります。