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電気設計の「2度書き」をなくす!専用CADとWebシステムのデータ連携で実現する、盤製造プロセスの効率化と品質向上
日々納期に追われながら、複雑な回路図や外形図と向き合う電気設計の現場。
働き方改革が叫ばれ、生産性向上が急務とされる中「図面を描く時間」以上に、「その後のチェックや手配にかかる時間」に頭を抱えている設計者は少なくありません。
本レポートでは、盤製造における上流工程である「設計」「電気設計」の基礎知識から、設計後の調達・製造プロセスに潜む落とし穴、そしてそれらを劇的に改善する最新のデータ連携ソリューションまでを詳しく解説します。
このカタログについて
| ドキュメント名 | CADの基礎知識~現場を悩ませる電気設計の「2度書き」 をなくすには?~ |
|---|---|
| ドキュメント種別 | 製品カタログ |
| ファイルサイズ | 1.8Mb |
| 登録カテゴリ | |
| 取り扱い企業 | 日東工業株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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よくわかる!
CADの基礎知識
現場を悩ませる電気設計の
「2度書き」
をなくすには?
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【CADの基本】現場を悩ませる電気設計の「2度書き」をなくすには?
日々納期に追われながら、複雑な回路図や外形図と向き合う電気設計の現場。
働き方改革が叫ばれ、生産性向上が急務とされる中「図面を描く時間」以上に、「その後のチェックや手配にかかる時間」に
頭を抱えている設計者は少なくありません。
本レポートでは、盤製造における上流工程である「設計」「電気設計」の基礎知識から、設計後の調達・製造プロセスに潜む
落とし穴、そしてそれらを劇的に改善する最新のデータ連携ソリューションまでを詳しく解説します。
今さら聞けない?「汎用CAD」と「専用CAD」の決定的な違い
図面を描くだけじゃない!進化するCADの役割
CAD(Computer Aided Design)は、かつて「紙とドラフター(製図台)」で行われていた手描きの製図作業を、パソコン
の画面上に置き換える画期的なツールとして普及しました。
しかし、現在のCADに求められている役割は「ただ綺麗な図面を描くこと」だけではありません。CADで作成されたデータ
は、単なる線の集合体ではなく、設計から調達、製造、そして保守に至るまでの「ものづくり全体を支えるエンジニアリング
データ」の源泉としての役割を担っています。
現在、設計現場で使われているCADは大きく「汎用CAD」と「専用CAD」の2つに分類されます。
● 汎用CADは、さまざまな分野で汎用的に使えるように設計されたソフトです。自由度が高く、あらゆる形状を作図できる
メリットがありますが、そこに描かれたものは意味を持たない「ただの線や円の集まり」に過ぎません。
● 専用CADは、特定の分野(電気設計、建築設備、アパレルなど)に特化して開発されたソフトです。たとえば電気設計専
用CADの場合、画面上に配置したシンボル(図記号)は「部品としての属性情報」を持ち、引かれた線は としての意味を
持ちます。
この「データに情報を持たせられるかどうか」が、設計業務の効率を左右する決定的な違いとなります。
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電気設計において「専用CAD」が力を発揮する理由
盤の設計・製造においては、汎用CADではなく「電気設計専用CAD」を使用することで、圧倒的な生産性向上を実現できま
す。なぜなら、電気設計は一つの製品に対して「目次」「回路図」「外形図」「部品表」「布線表」など、複数の図面や帳票
が複雑に連動しているからです。
汎用CADで設計を行っている場合、設計者は図面を描いた後、その図面を人が目で読み解き、チェックを全て人が行い、部
品拾いや帳票の作成も人の手で集計・転記を行わなければなりません。これでは多大な労力がかかるだけでなく、必ずどこか
でヒューマンエラーが発生します。
日本国内で豊富な実績を持つ電気設計専用CADソリューション「ECAD DCX」などを導入すると、こうした設計業務のあり
方が一変します。
電気設計専用CADの最大の強みは、部品情報のデータベース化と一元管理です。図面上の部品情報とデータベースが連動す
るため、設計の段階で配置した電気シンボルにデータベースから部品情報を割り当てることにより、様々に自動化を図ること
ができます。
さらに、「自動エラーチェック機能」が備わっている専用CADでは、機器番号や線番などの未入力や重複、渡り線番の不一
致などをシステムが自動検出し、リアルタイムに通知してくれます。
エラーリストをクリックするだけで該当箇所にジャンプできるため、回路入力に関わるミスを素早く把握でき、汎用CAD時
代には膨大な時間を費やしていた「図面に抜けや漏れがなく、正しく描けているか」というチェックに費やす時間を大幅に削
減し、本来やるべき「検図」を行うことができます。
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設計が終わっても安心できない?キャビネット手配の「落とし穴」
専用CADの導入によって、あるいは設計者の頑張りによって、無事に図面が完成したとしましょう。
しかし、盤製造の現場では「図面が描けたら設計者の仕事は終わり」ではありません。むしろ、ここから下流工程(調達・製
造)へいかにスムーズにバトンタッチできるかが、全体のリードタイムと品質を決定づけます。
出図(設計完了・図面発行)後には、必要な部品をリストアップして発注する「部品手配」、盤の筐体となる「キャビネット
(筐体)の手配(穴加工指示を含む)」、そして実際の「組み立て・配線」という工程が待っています。
配線を担当する製造現場でも図面から「電線の長さを手計算で割り出す」「配線ルートを熟練者が頭の中でシミュレーション
する」といった、属人的でアナログな作業が発生しがちです。「設計まではデジタル化されているのに、図面を出図した途端
にアナログな手作業に戻ってしまう」。
これこそが、多くの盤メーカーが抱えるボトルネックであり、製造リードタイムが長引く最大の原因です。
多くの現場を悩ませる「2度書き」の手間と入力ミス
設計後のプロセスにおいて、特に設計者の頭を悩ませるのが「キャビネット(筐体)の穴加工手配」に関する業務です。
盤の表面にスイッチやメーターを取り付けるため、あるいは側面からケーブルを引き込むために、キャビネットには正確な穴
加工を施す必要があります。
設計者はCAD上で、どこに・どのサイズの穴を開けるかを示す「外形図(穴加工図)」を苦労して作成します。
しかし、いざ筐体メーカーへ加工を依頼する段階になると、図面をそのまま渡すだけでは済まないケースが多々あります。発
注先の指定するフォーマットや、Web上のオーダーシステムに対して、CADで描いた穴の座標(X・Y)や寸法を、もう一
度手作業で入力し直さなければならないのです。
これが、現場で忌み嫌われる「2度書き(二重入力)」問題です。
「さっきCADで座標を指定して図面を描いたばかりなのに、なぜまた発注画面で同じ数値を打ち込まなければならないのか
?」と、設計者が自ら入力するにせよ、出図された図面をもとに調達担当者が入力するにせよ、徒労感は共通しています。
さらに深刻なのは、手入力による「ミス」の誘発です。10個、20個と座標を手打ちしていく中で、たった1桁の入力ミスやプ
ラスマイナスの勘違いが起こる可能性は十分にあります。そのミスに気付かないまま発注・製造が進み、納品されたキャビネ
ットにいざ部品を取り付けようとした瞬間、「穴の位置がずれていて部品が入らない!」という致命的な事態が発覚します。
こうなると、キャビネットの再製作(調達コストの増大)、それに伴う納期遅れ(製造工程の停滞)など、調達・製造の両面
でロスに繋がってしまいます。板金加工情報の再入力(手入力)は、工数の無駄だけでなく、品質リスクという大きな落とし
穴を孕んでいます。
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データ連動で劇的改善!「ECAD×キャビスタ連携」という最適解
穴加工図面Webシステム「キャビスタ」とは?
こうした「手入力による手間とリスク」を解消するために、近年多くの企業で導入が進んでいる画期的なサービスがありま
す。それが、日東工業株式会社が提供する穴加工図面作成Webシステム「CABISTA(キャビスタ)」です。
キャビスタは、日東工業製のキャビネットやプラボックスに対する穴加工などの図面作成を、Web上で簡単に行えるシステ
ムです。
インターネット環境があれば24時間いつでも図面作成が可能で、作図から見積書の取得、納期確認までをWeb上で完結させ
ることができます。
正式版:https://just.nito.co.jp/JL/jl3_login.htm(登録が必要です)
簡易版:https://ntec.nito.co.jp/custom/index.html
登録は無料となっているのも大きな魅力です。
CADの経験や専用ソフトを持っていなくても、マウス操作を中心とした簡単な入力で加工図面データを作成できるため、
これまで多くの現場で重宝されてきました。
マシニング加工やレーザー加工などの高度な加工に対応し、多彩な穴形状から選択できるなど、多様なニーズに応える
システムです。
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ボタン1つでデータ転送!2度書き不要で正確な手配を実現
キャビスタ単体でも非常に便利なシステムですが、実は前述した電気設計専用CAD「ECAD DCX」と連携させることで、そ
の真価は高まります。
電気設計CADソリューション ECADシリーズの詳細はこちら→
https://www.ecad-sol.com/product/ecad-series/
「ECADキャビスタ連携システム」を活用すると、ECAD DCX上で作成した外形図から作成された穴加工図を、そのまま直
接キャビスタへと連携させることができます。
具体的な流れとしては、ECAD側から加工データファイルを出力し、それをキャビスタの画面上で出力ファイルをアップロー
ドするだけです。
この連携により、これまで設計現場や調達部門を悩ませていたキャビスタ側での「穴図形の手入力作業(2度書き)」が完全
に不要になります。
CADで設計した図面をそのまま利用できるため、人の手の介在による入力ミスや、図面と実際の加工指示との相違を防ぐこ
とができます。 さらに、1つの図面内で複数のキャビネットを扱っている場合でも、1回のオペレーション(一度の操作)で
複数キャビネットのデータ出力・連携が可能です。
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連携するだけで「無料の穴加工枠」がアップするお得なメリット
ECADとキャビスタのデータ連携がもたらす恩恵は、「工数の削減」や「ミスの防止」だけにとどまりません。実は、連携機
能を利用することで、キャビスタの利用条件において非常に有利なコストメリットを享受できるという特権があります。
キャビスタを利用して加工を依頼する際、通常はお客様自身で作図・手入力した場合、加工できる穴の数(無料範囲)に一定
の上限が設けられています。
例えば金属製キャビネットの場合、手入力では「本体穴加工は100パターンの穴まで」が無料の範囲です。
(※11個以上の加工は有料となるプラボックス等のルールとは異なります)
しかし、「ECADのCADデータ連携」を利用してデータをアップロードした場合、この上限枠が大幅に拡張されます。
本体穴加工においては、「400コの穴まで」入力可能になり、しかも全ての穴を1コとしてカウントしてくれます。さらに、
基板への穴加工についても、通常の手入力では「90コの穴まで」のところ、CADデータ連携を使えば「150コの穴まで」
入力可能となります。
このように、ECAD DCXとキャビスタを連携させることは、手間のかかる二重入力やミスの恐怖から設計者を解放するだけ
でなく、「より多くの加工でも、コストを抑えて依頼できる」という実利があります。
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ECAD以外のCADを利用している方へ
ECADのCADデータ連携以外にも使えるCABISTA
ECADのCADデータ連携以外にも、キャビスタ内では便利なツールがあります。
●DXFデータ取込み機能
穴加工図面のDXFデータがあれば、キャビスタにアップロードして
面を指定していただくと穴加工図面が簡単に作図できます。
● スマートオーダーキャビネット
穴加工以外にも標準メーカーサイズ以外の寸法、オプション実装など
カスタマイズできるメニューを取り揃えています。標準品に準じた納得価格で利用できるのも大きな魅力です。
まとめ
本レポートでは、CADの基礎知識から始まり、設計後の手配プロセスに潜む課題までを見てきました。
CADは単に「図面を描くためのツール」ではなく、製造全体を動かす「データの源泉」であること。そして、
汎用CADと電気設計専用CADの決定的な違いは、そのデータに意味を持たせ、後工程でいかに活用できるかにあります。
今回ご紹介した、株式会社ECADソリューションズの「ECAD DCX」、
日東工業株式会社のCABISTA(キャビスタ)をぜひ一度お試しください。
電気設計CADソリューション ECADシリーズの詳細はこちら→
https://www.ecad-sol.com/product/ecad-series/
CABISTA(キャビスタ)のご利用はこちら→
正式版:https://just.nito.co.jp/JL/jl3_login.htm(登録が必要です)
簡易版:https://ntec.nito.co.jp/custom/index.html
【お問い合わせ】 日東工業株式会社 カスタマーサポート部お客様相談センター
TEL:(0561)64-0152
受付時間:9:00~12:00、13:00~17:30(土・日・祝日は休み)
製品の仕様、価格、ラインナップ等は予告なく変更される場合がありますので、
ご検討・ご使用の際は必ず最新の公式カタログや窓口にて詳細をご確認ください。
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