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放電検出ユニット(スパーテクト)感震ブレーカ導入事例集

事例紹介

電気火災から文化財を守り、次世代へ

久能山東照宮(国宝)、富士山本宮浅間大社(世界文化遺産)、善光寺(国宝)、松本城(国宝)、札幌市時計台(国指定重要文化財)への導入事例です。

このカタログについて

ドキュメント名 放電検出ユニット(スパーテクト)感震ブレーカ導入事例集
ドキュメント種別 事例紹介
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取り扱い企業 日東工業株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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事例 05 国指定重要文化財 札幌市時計台 放電検出ユニット(スパーテクト)+感震ブレーカー (旧札幌農学校演武場) 導入事例集 電 気 木造2階建(時計塔部分は5層構造):重要文化財 管理事務所に設置 火 札幌市のシンボルを電気火災から守る万全の準備。 札幌市時計台(正式名称:旧札幌農学校演武場)は、クラーク博士の提言により中央講堂として1878年(明治11年)に建設され、1970年(昭和45年)に国の 災 重要文化財に指定されました。北海道の明治洋風木造建築の代表的なものであり、長年、札幌の街と市民を見守ってきました。近年、文化財の火災報道が 続く中「、文化庁管轄の重要施設への防災対策として、新しい技術を取り入れていきたい」という札幌市市民文化局のご期待に応えるべく「、放電検出ユニット か (スパーテクト)」を設置。コンセントや盤内配線だけでなく、視認できない壁内配線を含む建物全体の火花放電を検出し、電気火災の未然防止に貢献します。 札幌市時計台 北海道札幌市中央区北1西2 [2022年12月設置] ら DATA 【設置機器】 ●放電検出ユニット(スパーテクト)×1台 【設置場所】 管理事務所 文 放電検出ユニット(スパーテクト)+感震ブレーカーで電気火災を未然に防止。 化 施設の“安全・安心”がさらにレベルアップ! 財 放電検出ユニット 感震ブレーカー を 家屋内の火花放電を検出してお知らせ 地震の揺れを感知し、ブレーカを自動でOFF 守 コンセント部だけでなく、家屋内の配線をまるごと監視します。 不在時や、ブレーカを切って避難する余裕のない場合にも安心です。 り 動画でチェック! 動画でチェック! 、 放電検出ユニット 次 感震ブレーカー 家屋内の火花放電を検出して 世 地震の揺れを感知し、 お知らせ 代 ブレーカを自動でOFF 2023年8月発行 ●本書からの無断転載は固くお断りいたします。 ●仕様などお断りなしに変更する場合もありますのでご了承ください。 ●本製品の故障や瑕疵により、弊社の予見の有無を問わず生じた二次損害につきましては、弊社は一切の責任を負いかねます。 へ ●記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。 〒480-1189 愛知県長久手市蟹原2201番地 。 TEL(0561)62-3111(大代) お客様相談室/TEL(0561)64-0152 工場/名古屋・菊川・掛川・磐田・中津川・唐津・花巻・栃木野木 K-466B 4200083 WVM K-466B OM10ILCC20 2023.8
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事例 事例 01 国宝 久能山東照宮 03 国宝 善光寺 [写真提供:善光寺] 山門(重要文化財) 四国八十八ヶ所霊場分身仏 御社殿(本殿、石の間、拝殿が国宝) 御社殿(国宝)の照明設備 御社殿(国宝)に電気を供給する分電盤の横に機器設置(渡廊) 本堂(国宝) 本堂(国宝) 内陣 本堂(国宝)の分電盤の中に設置 400年超の歴史的な建造物ならではの準備と工夫。 現代ならではの電気火災から文化財を守る2つの技術。 貴重な文化財のため、市・県・文化庁から設置承認を得る必要があり、時間をかけて準備を行いました。 善光寺は約1400年の歴史の中で十数度の大火に遭い、現在の本堂(国宝)は江戸時代中期に再建された東日本最大級の国宝木造建築です。 現地での調査も重ね、久能山東照宮全体を電気火災から守るためにはどの分電盤にスパーテクトを設置すればよいか等、現代の施設とは異なる特殊性を それだけに火災に対する予防には万全を期し、地震時における電気火災防止対策として当社の「感震ブレーカー」が設置されました。また、「放電検出 考慮してプランニング・設置に臨みました。機器を建物に固定する際に極力ねじを使用しない工夫も、今回の事例で得たノウハウです。 ユニット(スパーテクト)」の“配線の経年劣化などを監視する”という役割も注目され、2つの技術の組み合わせでより強力な対策が実現しました。 久能山東照宮 静岡県静岡市駿河区根古屋390 [2020年8月設置] 善光寺 長野県長野市大字長野元善町491-イ [2022年10月設置] DATA 【設置機器】 ●放電検出ユニット(スパーテクト)×9台 ●感震ブレーカー×4台 DATA 【設置機器】 ●放電検出ユニット(スパーテクト)×3台 ●感震ブレーカー×3台 【設置場所】 渡廊(重要文化財)、神楽殿(重要文化財)、神饌所(重要文化財)など 【設置場所】 本堂(国宝)、山門(重要文化財)、経蔵(重要文化財) 事例 02 世界文化遺産 富士山本宮浅間大社 事例 04 国宝 松本城 本殿:国指定重要文化財 社務所 新たに機器を搭載した電灯分電盤を設置(社務所) 天守群(大天守・乾小天守・渡櫓・辰巳附櫓・月見櫓):国宝 天守に電気を供給する分電盤の中に設置 写真下は改修前の分電盤 歴史的建造物を守る当社独自の技術。 “現存天守”を守る災害対策を2つの技術でサポート。 富士山本宮浅間大社は、世界文化遺産である「富士山-信仰の対象と芸術の源泉-」の構成資産の一つです。近年、文化財の火災報道が続く中、「大社 五重6階の天守としては最古の大天守をはじめ、国宝の現存天守群が人気の高い松本城。しかし松本地方には活断層があり、大規模地震が発生する心配 を保全・継承するために新しい技術も取り入れていきたい」というご期待に応えるべく、「放電検出ユニット(スパーテクト)」と「感震ブレーカー」を設置しました。 があります。2011年6月の松本地震(震度5強)で天守の壁面や石垣に被害が出たため、松本城では様々な面から災害対策が見直され、今回、地震時に スパーテクトは当社独自の技術で、コンセントだけでなく、壁内配線を含む建物全体の火花放電を検出し、電気火災の未然防止に貢献します。 ブレーカを自動遮断する「感震ブレーカー」と、電気火災の引き金となる火花放電を検出する「放電検出ユニット(スパーテクト)」が採用されました。 ふじさん ほんぐう せんげんたいしゃ 富士山本宮浅間大社 静岡県富士宮市宮町1-1 [ 2020年10月設置] 松本城 長野県松本市丸の内4番1号 [2023年4月設置] DATA 【設置機器】 放電検出ユニット(スパーテクト)と感震ブレーカーを搭載した電灯分電盤 DATA 【設置機器】 ●放電検出ユニット(スパーテクト)×1台 ●感震ブレーカー×1台 【設置場所】 社務所 【設置場所】 天守(国宝)入口付近
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事例 事例 01 国宝 久能山東照宮 03 国宝 善光寺 [写真提供:善光寺] 山門(重要文化財) 四国八十八ヶ所霊場分身仏 御社殿(本殿、石の間、拝殿が国宝) 御社殿(国宝)の照明設備 御社殿(国宝)に電気を供給する分電盤の横に機器設置(渡廊) 本堂(国宝) 本堂(国宝) 内陣 本堂(国宝)の分電盤の中に設置 400年超の歴史的な建造物ならではの準備と工夫。 現代ならではの電気火災から文化財を守る2つの技術。 貴重な文化財のため、市・県・文化庁から設置承認を得る必要があり、時間をかけて準備を行いました。 善光寺は約1400年の歴史の中で十数度の大火に遭い、現在の本堂(国宝)は江戸時代中期に再建された東日本最大級の国宝木造建築です。 現地での調査も重ね、久能山東照宮全体を電気火災から守るためにはどの分電盤にスパーテクトを設置すればよいか等、現代の施設とは異なる特殊性を それだけに火災に対する予防には万全を期し、地震時における電気火災防止対策として当社の「感震ブレーカー」が設置されました。また、「放電検出 考慮してプランニング・設置に臨みました。機器を建物に固定する際に極力ねじを使用しない工夫も、今回の事例で得たノウハウです。 ユニット(スパーテクト)」の“配線の経年劣化などを監視する”という役割も注目され、2つの技術の組み合わせでより強力な対策が実現しました。 久能山東照宮 静岡県静岡市駿河区根古屋390 [2020年8月設置] 善光寺 長野県長野市大字長野元善町491-イ [2022年10月設置] DATA 【設置機器】 ●放電検出ユニット(スパーテクト)×9台 ●感震ブレーカー×4台 DATA 【設置機器】 ●放電検出ユニット(スパーテクト)×3台 ●感震ブレーカー×3台 【設置場所】 渡廊(重要文化財)、神楽殿(重要文化財)、神饌所(重要文化財)など 【設置場所】 本堂(国宝)、山門(重要文化財)、経蔵(重要文化財) 事例 02 世界文化遺産 富士山本宮浅間大社 事例 04 国宝 松本城 本殿:国指定重要文化財 社務所 新たに機器を搭載した電灯分電盤を設置(社務所) 天守群(大天守・乾小天守・渡櫓・辰巳附櫓・月見櫓):国宝 天守に電気を供給する分電盤の中に設置 写真下は改修前の分電盤 歴史的建造物を守る当社独自の技術。 “現存天守”を守る災害対策を2つの技術でサポート。 富士山本宮浅間大社は、世界文化遺産である「富士山-信仰の対象と芸術の源泉-」の構成資産の一つです。近年、文化財の火災報道が続く中、「大社 五重6階の天守としては最古の大天守をはじめ、国宝の現存天守群が人気の高い松本城。しかし松本地方には活断層があり、大規模地震が発生する心配 を保全・継承するために新しい技術も取り入れていきたい」というご期待に応えるべく、「放電検出ユニット(スパーテクト)」と「感震ブレーカー」を設置しました。 があります。2011年6月の松本地震(震度5強)で天守の壁面や石垣に被害が出たため、松本城では様々な面から災害対策が見直され、今回、地震時に スパーテクトは当社独自の技術で、コンセントだけでなく、壁内配線を含む建物全体の火花放電を検出し、電気火災の未然防止に貢献します。 ブレーカを自動遮断する「感震ブレーカー」と、電気火災の引き金となる火花放電を検出する「放電検出ユニット(スパーテクト)」が採用されました。 ふじさん ほんぐう せんげんたいしゃ 富士山本宮浅間大社 静岡県富士宮市宮町1-1 [ 2020年10月設置] 松本城 長野県松本市丸の内4番1号 [2023年4月設置] DATA 【設置機器】 放電検出ユニット(スパーテクト)と感震ブレーカーを搭載した電灯分電盤 DATA 【設置機器】 ●放電検出ユニット(スパーテクト)×1台 ●感震ブレーカー×1台 【設置場所】 社務所 【設置場所】 天守(国宝)入口付近
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事例 05 国指定重要文化財 札幌市時計台 放電検出ユニット(スパーテクト)+感震ブレーカー (旧札幌農学校演武場) 導入事例集 電 気 木造2階建(時計塔部分は5層構造):重要文化財 管理事務所に設置 火 札幌市のシンボルを電気火災から守る万全の準備。 札幌市時計台(正式名称:旧札幌農学校演武場)は、クラーク博士の提言により中央講堂として1878年(明治11年)に建設され、1970年(昭和45年)に国の 災 重要文化財に指定されました。北海道の明治洋風木造建築の代表的なものであり、長年、札幌の街と市民を見守ってきました。近年、文化財の火災報道が 続く中「、文化庁管轄の重要施設への防災対策として、新しい技術を取り入れていきたい」という札幌市市民文化局のご期待に応えるべく「、放電検出ユニット か (スパーテクト)」を設置。コンセントや盤内配線だけでなく、視認できない壁内配線を含む建物全体の火花放電を検出し、電気火災の未然防止に貢献します。 札幌市時計台 北海道札幌市中央区北1西2 [2022年12月設置] ら DATA 【設置機器】 ●放電検出ユニット(スパーテクト)×1台 【設置場所】 管理事務所 文 放電検出ユニット(スパーテクト)+感震ブレーカーで電気火災を未然に防止。 化 施設の“安全・安心”がさらにレベルアップ! 財 放電検出ユニット 感震ブレーカー を 家屋内の火花放電を検出してお知らせ 地震の揺れを感知し、ブレーカを自動でOFF 守 コンセント部だけでなく、家屋内の配線をまるごと監視します。 不在時や、ブレーカを切って避難する余裕のない場合にも安心です。 り 動画でチェック! 動画でチェック! 、 放電検出ユニット 次 感震ブレーカー 家屋内の火花放電を検出して 世 地震の揺れを感知し、 お知らせ 代 ブレーカを自動でOFF 2023年8月発行 ●本書からの無断転載は固くお断りいたします。 ●仕様などお断りなしに変更する場合もありますのでご了承ください。 ●本製品の故障や瑕疵により、弊社の予見の有無を問わず生じた二次損害につきましては、弊社は一切の責任を負いかねます。 へ ●記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。 〒480-1189 愛知県長久手市蟹原2201番地 。 TEL(0561)62-3111(大代) お客様相談室/TEL(0561)64-0152 工場/名古屋・菊川・掛川・磐田・中津川・唐津・花巻・栃木野木 K-466B 4200083 WVM K-466B OM10ILCC20 2023.8