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【キムデン】ケーブルコストや設置作業の負荷を軽減!省配線モジュール WS-TD16 MC形 / WS-TD32 MA/MB形

製品カタログ

複数の信号端子間と電源端子間を一対のVCTFケーブルで伝送

端子台間接続においては、信号端子ごとに1本の電線を要し、さらに電源端子間の接続についても電源線が必要になります。
そのため信号端子が増えるたびに電線を追加しなければならず、どうしてもケーブルコストがかさみます。

キムラ電機の省配線ターミナル『WS-TD16 MC形』『WS-TD32 MA/MB形』は、複数の信号端子間と電源端子間を一対のVCTFケーブルで伝送できる省配線モジュールです。
ケーブルコストを削減するだけでなく、ケーブルの芯数が減るので軽量化を実現。また複雑な配線や引き回し、大量の設置作業といった負荷もなくなります。

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このカタログについて

ドキュメント名 【キムデン】ケーブルコストや設置作業の負荷を軽減!省配線モジュール WS-TD16 MC形 / WS-TD32 MA/MB形
ドキュメント種別 製品カタログ
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登録カテゴリ
取り扱い企業 キムラ電機株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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もっと便利、もっと使い易く、もっと安全に。
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   低価格 本機2台構成から省配線化が可能。   本機以外は、必要有りません 接続デバイスの入力/出力及び端子台間の 通信によるマスター/スレーブなど、全て 1機種で対応します。この為、機種の 選定や在庫管理の手間を軽減できます。    入出力フリー機能 入出力フリー機能は、接続するデバイスの 入力/出力を気にすることなく接続が可能な 機能です(。※) 本機では、この入出力フリー 機能を持った端子を16/32点装備しています。 ※インターロック機能とも連携しているので、安全にお使いいただけます。   端子台間で電源の供給が可能 3芯のケーブルを使用することで   スイッチにて送受信ペアの組合せが可能 「信号伝送」と「給電」の両方が可能。 本機器のスロット番号を切り換えることで、 ケーブルの結線順に影響なく送受信    材料費のコストダウン ペアの構成が可能。また増設時のケーブル引き回し作業を軽減します。 VCTFケーブルが使用できるので、  高価な専用ケーブルが不要。   リスナーモード    総線長 最大500mの通信が可能 1端子台の「入力」に対し、 端子台毎に直接、電源を接続すれば、 複数端子台の同時出力が可能。 最大500mまで通信が可能。 (動作モード設定) WS-TD16MC形対応     WS-TD32MA/MB形対応 1
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端子台間接続では、信号端子毎に1本の電線を必要とし、さらに電源端子間の 接続についても電源線を必要としました。 この接続方法では、信号端子が増える度に電線を追加しなければならず、ケー ブルコストが嵩みます。 省配線ターミナルは、複数の信号端子間と電源端子間を、一対のVCTFケーブル で伝送を可能とする省配線モジュールです。  最大128点の通信が可能 ケーブル を渡り配線することにより、 最大16台(8対)接続、合計128点の 通信が可能。接続する機器・既存 ケーブルが多い程、ケーブルの 引回し作業に効果が出ます。    送受信状態が確認できる2色発光LED    DINレール、直付け兼用タイプ 入力(送信)には緑点灯、出力(受信) DIN規格レールでの連結、直付け設置が可能。 には赤色点灯を行います。 2
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省 配 線 タ ー ミ ナ ル WS-TD16MC形 ● センサ、表示盤、操作盤、制御盤間の省配線化 ● 病院のインターフォン、空調機等の設置 ● シングルボードコンピューターとI/O機器の接続 ● 工業用ロボット、エレベーター、反復可動部への省配線化 省配線ターミナルは、ケーブルの芯数が軽減するので、重量を軽減させます。 複雑な配線、引き回し、大量の設置作業等も軽減します。 …etc. ■ WS-TD16MC形使用例 ● パーキングの空車表示使用例 ● エレベーターのフロア表示使用例 ※MCモード ・ T/Lモード ・ リスナーモードは  内蔵スイッチで切替ができます。 3
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省 配 線 タ ー ミ ナ ル WS-TD16MC形 ● 増設使用例 4
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省 配 線 タ ー ミ ナ ル WS-TD32MA/MB形 ■ WS-TD32MA/MB形使用例 ● エレベーターのフロア表示使用例 ● 操作盤と制御盤間例 操作盤と制御盤が離れた場所にあり、 配線が30本程度存在する場合。 省配線化: VCTF線(0.5Sq 30芯) ↓ VCTF線(0.75Sq 3芯) ケーブル距離: 100m ● 立体駐車場(センサと制御盤間)例 各センサと制御盤が離れた場所にあり、 配線が30本程度存在する場合。 省配線化: VCTF線(0.5Sq 30芯) ↓ VCTF線(0.75Sq 3芯) ケーブル距離: 80m 5
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省 配 線 タ ー ミ ナ ル WS-TD32MA/MB形 ● 増設使用例 6
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省 配 線 タ ー ミ ナ ル WS-TD16MC形 WS-TD16 MC形 ■ 形式の構成 WS‐ T D 16 MC 基本形式 信号方式 双方向ユニット デジタル ※この製品は MC 1種類で相互に伝送できます。 信号 接続方式 接点数 端子台 ■ ご使用上の留意点 ● 配線時には必ず電源を落として行って下さい。 ● 信号端子と電源端子を接触させないで下さい。故障し、伝送できなくなります。 ● 配線時には、電源の極性にご注意願います。 ● 誤ってAC100V等の過電圧を印加しないで下さい。故障し、伝送できなくなります。 ● 伝送線に対し、高電圧や高電流のノイズや強磁界の発生する電線等との平衝および近接はお控え下さい。   やむを得ずノイズ源等に近接する場合は、シールド線等を用いて十分に対策を行い、誤動作が無いことをご確認の上、 ご使用下さい。 ● 伝送線はVCTF 0.75mm2以上をご使用願います。 ● 各デバイスI/O端子については、出力時の最大負荷電流(1端子当たり500mA)を超えないようにご注意願います。 ● 腐食性ガスの発生する場所、振動衝撃が加わる場所でのご使用はできません。 ● 多量の静電気が発生する環境でのご使用の場合は、対策を行い、誤動作が無いことをご確認の上、ご使用下さい。 ● 有接点入力の場合、入力電流が1.8~3.6mAと小さいため微小負荷タイプのスイッチ等を推奨致します。 ● 本書内の電源接続と総伝送距離をご確認の上、既定の電源電圧範囲内でご使用下さい。 7
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省 配 線 タ ー ミ ナ ル WS-TD16MC形 ■ 定格・性能 電源電圧(範囲) DC24V±10% 絶縁抵抗 DC500Vメガにて100MΩ以上(充電部一括と接地間) 耐電圧 AC2500V 1分間(充電部一括と接地間) 耐ノイズ性 ノイズレベル1.5kV 、パルス幅100ns 、1㎲ 耐振動 10~55Hz 複振幅1.5mm 耐衝撃 300m/s2 使用周囲温度 −10~55℃ (但し氷結又は結露しないこと) 使用周囲湿度 35~85%RH (但し氷結又は結露しないこと) 保存周囲温度 −25~65℃ (但し氷結又は結露しないこと) 保護構造 IP00 端子ねじ M3.5×8 角座セルフアップねじ 端子ねじ締付トルク 1.0~1.3N・m レール取付時の締付トルク 0.5~0.7N・m パネル直取付時の締付トルク 0.8~1.0N・m ● 入出力仕様 入力方式 無電圧入力 (直流2線式センサ、NPN3 線式センサ、有接点(無電圧接点) )※1 入力論理 アクティブL 入力供給電圧 0~使用電源電圧 入力オン判定値 無接点: 3V以下 有接点 : 660Ω以下 入力オフ判定値 無接点: 5V以上 有接点 : 2kΩ以上 出力方式 N−MOSFETオープンドレイン出力 出力最大負荷電流 シンク電流 : 500mA max※2 エラー時処理 「HOLD」 ( 保持) : エラー発生時は、エラー直前の値を保持し、エラーが解消すると自動で復帰します。 ※1 回路内部は、電源電圧を6.8kΩでプルアップしています。 ※2 負荷電流による電圧降下の影響で、電源電圧が10%より   大きく低下する恐れのある端子台については、専用に電源を   配置・接続すること。 ● 伝送仕様 システム形態 1:1 ( 双方向)、ネットワーク、1対多 ※1 負荷電流による電圧降下が定格の10%以内であること。 伝送方式 双方向時分割多重伝送 ※2 伝送ケーブルの給電ラインが総線長100mを超える端子台に ついては、直接、電源から給電すること。 ※1伝送距離 複数電源投入時 ※2 500m max. (総線長) ※3 伝送ケーブルの給電ラインの総線長が100m以内の場合は、       単電源投入時※3  100m max. (総線長) 電源1台からの給電が可能。 送電可能電流 システム構成により変わりますのでお問合せください。 更新周期 4スロット : 16ms 8スロット : 32ms 16スロット : 64ms 32スロット : 128ms ■ 材質 端子台本体材質 PBT樹脂 UL94V-0 支持台 変性PPE樹脂 UL94V-0 端末 変性PPE樹脂 UL94V-0 端子ねじ 炭素鋼 亜鉛めっき (クロメート処理) 端子金具 黄銅鋼 (錫めっき) 端子カバー ポリカーボネート樹脂 UL94V-0 8
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省 配 線 タ ー ミ ナ ル WS-TD16MC形 ■ 外形図 ▼ WS-TD16MC形 ・ 適合圧着端子 ●  電源接続形態 ● 入出力信号接続形態 ※伝送ケーブルに1.5Aを超える電流供給を行う場合:  端子台に供給する電源ライン及び端子台間を接続する電源ラインは、  同一の端子で共締めする様、心掛けて下さい。 ●  CADデータは下記URLのダウンロードページよりお願い致します。  また、パスワードをお持ちでない方は「必要事項」の記入が必要となります。 http://www.kimden.co.jp/cad/cad.html 9
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省 配 線 タ ー ミ ナ ル WS-TD16MC形 ● デジタル入出力モジュール (接点数16点例) 従来の端子台接続 最大16点の端子情報を2芯もしくは、3芯ケーブルで伝送可能 (電源の配置条件により、ケーブルの芯数が変わります) VCTFケーブル ● デバイスの接続 例: A端子台の0番に接続されたデバイスから入力を受けるとB端子台の0番から出力   B端子台の15番に接続されたデバイスから入力を受けるとA端子台の15番から出力 + + ー SIG VCTFケーブル SIG ー + SIG SIG + ー + + ー 0 ー ー 0 2 1 1 2 4 3 3 4 6 5 5 6 8 7 7 8 10 9 9 10 12 11 11 12 14 13 13 14 15 15 10
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省 配 線 タ ー ミ ナ ル WS-TD32MA/MB形 WS-TD32 MA/MB形 ■ 形式の構成 WS‐ T D 32 ※1 ※ 1 略 号     仕様 基本形式 信号方式 ユニット MA   マスターユニットデジタル 信号 MB   スレーブユニット 接続方式 接点数 ※この製品はMAとMBのセットで 端子台  ご使用ください。 ■ ご使用上の留意点 ● 必ずWS-TD32MAとWS-TD32MBを一対としてご使用ください。同じ形式同士では伝送できません。 ● 配線時には必ず電源を落として行ってください。 ● SIG端子と電源端子を接触させないでください。故障し、伝送できなくなります。 ● 配線時には、電源の極性にご注意願います。 ● 誤ってAC100V等の過電圧を印加しないでください。故障し、伝送できなくなります。 ● 伝送線に対し、高電圧や高電流のノイズや強磁界の発生する電線等との平衝および近接はお控えください。 やむを得ずノイズ源等に接近する場合は、シールド線等を用いて十分に対策を行い、誤動作が無いことを ご確認の上、ご使用ください。 ● I/O各端子と+端子間を伝送中に短絡(無負荷状態)しないでください。故障し、伝送できなくなります。 ● 各接続方法に対し、送電距離を超えないようにご注意願います。 ● 最大送電可能電流(1.5A)を超えて使用したい場合は、両側に電源を設置してご使用願います。 ● 腐食性ガスの発生する場所、振動衝撃が加わる場所でのご使用はできません。 ● 多量の静電気が発生する環境でのご使用の場合は、対策を行い、発生源から十分に誤動作が無いことを 確認ください。 ● 有接点入力の場合、入力電流が1.8~3.6mAと小さいため微小負荷タイプのスイッチ等を推奨致します。 11
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省 配 線 タ ー ミ ナ ル WS-TD32MA/MB形 ■ 定格・性能 電源電圧(範囲) 両電源接続時 : DC12V /24V±10% 片電源接続時 : DC24V±10% 絶縁抵抗 DC500Vメガにて100MΩ以上(充電部一括と接地間) 耐電圧 AC2500V 1分間(充電部一括と接地間) 耐ノイズ性 ノイズレベル1.5kV 、パルス幅100ns 、1㎲ 耐振動 10~55Hz 複振幅1.5mm 耐衝撃 300m/s2 使用周囲温度 −10~55℃ (但し氷結又は結露しないこと) 使用周囲湿度 35~85%RH (但し氷結又は結露しないこと) 保存周囲温度 −25~65℃ (但し氷結又は結露しないこと) 保護構造 IP00 端子ねじ M3.5×8 角座セルフアップねじ 端子ねじ締付トルク 1.0~1.3N・m レール取付時の締付トルク 0.5~0.7N・m パネル直取付時の締付トルク 0.8~1.0N・m ● 入出力仕様 入力方式 無電圧入力 (直流2線式センサ、NPN3 線式センサ、有接点(無電圧接点) )※1 入力論理 アクティブL 入力供給電圧 0~使用電源電圧 入力オン判定値 無接点: 3V以下 有接点 : 660Ω以下 入力オフ判定値 無接点: 5V以上 有接点 : 2kΩ以上 出力方式 N−MOSFETオープンドレイン出力 出力最大負荷電流 シンク電流 : 500mA max/1点当たり(但し3A max/1台当たり) エラー時処理 「HOLD」 ( 保持) : エラー発生時は、エラー直前の値を保持し、エラーが解消すると自動で復帰します。 ● 伝送仕様 ※1 回路内部は、電源電圧を6.8kΩでプルアップしています。 システム形態 ※1 1: 1 ( 双方向) 伝送方式 双方向時分割多重伝送 A 、Bユニット 伝送距離 両側電源投入時 ※2 500m max. A 、Bユニット      片側電源投入時 ※3 100m max. 2 ※1 WSーTD32MAとWSーTD32MBを一対として使用。 送電可能電流 1.5A max (VCTF 0.75mm 使用の場合) ※2 信ケーブルに「VCTF 0.75mm2 2芯」を使用します。 更新周期 16ms ※3 信ケーブルに「VCTF 0.75mm2 3芯」を使用します。 ■ 材質 端子台本体材質 PBT樹脂 UL94V-0 支持台 変性PPE樹脂 UL94V-0 端末 変性PPE樹脂 UL94V-0 端子ねじ 炭素鋼 亜鉛めっき (クロメート処理) 端子金具 黄銅鋼 (錫めっき) 端子カバー ポリカーボネート樹脂 UL94V-0 12
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省 配 線 タ ー ミ ナ ル WS-TD32MA/MB形 ■ 外形図 ▼ WS-TD-32MA/MB形 ・ 適合圧着端子 ●  電源接続形態 ● 入出力信号接続形態 ※(A)、(B)双方の端子台で消費電流が3Aを超える場合、「電源入力用の+,−端子」と  「ケーブル伝送用の+,−端子」は、同一の端子に接続してご使用ください。 ●  CADデータは下記URLのダウンロードページよりお願い致します。  また、パスワードをお持ちでない方は「必要事項」の記入が必要となります。 http://www.kimden.co.jp/cad/cad.html 13
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省 配 線 タ ー ミ ナ ル WS-TD32MA/MB形 ● デジタル入出力モジュール (接点数32点例) 従来の端子台接続 最大32点の端子情報を2芯もしくは、3芯ケーブルで伝送可能 (電源の配置条件により、ケーブルの芯数が変わります) VCTFケーブル ● デバイスの接続 例: A端子台の0番に接続されたデバイスから入力を受けるとB端子台の0番から出力   B端子台の31番に接続されたデバイスから入力を受けるとA端子台の31番から出力 VCTFケーブル 14
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端子台間での電源供給可能 材料費のコストダウン 入出力フリー機能 最大128点の通信が可能 (WS-TD16MC形のみ) スイッチによる送受信ペアの変更 (WS-TD16MC形のみ) リスナーモード (WS-TD16MC形のみ) 総線長 500mの通信が可能 送受信状態が確認できる2色発光LED DINレール、直付け兼用タイプ キムデンでは、省配線ターミナル以外にも機能付端子台を多数取り揃えています。 — キムデン製インターフェース端子台のご紹介 — ■ リレー端子台 TSD-80形 ■ 特 長 ● DO/DI用に最適なリレー付インターフェース端子台。 ● 端子台にI/Oリレーが内蔵されたTSD-80L16形は、PC(プログラマブル・コントローラ) との接続が容易で、パネル内配線の省力化に最適。 ● 16点の入出力リレー端子台で、W186×D80×H45mmの小形ユニット。 ● サージ吸収回路と誘導対策回路を採用。 ● リレーは交換可能。 ● リレーON時に点灯するLED内蔵タイプ。 ● パネル取付けとDINレール取付けの共通構造。 ● リレーコイル駆動は外部からN・O接点またはオープンコレクタ入力が可能。 ■ コネクタ端子台 TS-312/314形 ・ TS-313形 ■ デバイス端子台 TSD-58形 ※スペックや詳細については、お問い合わせください。 1507-2000