種口弁に最適な高性能電動アクチュエータ PRPシリーズ

サーボトップ®2　PRPシリーズ 主な仕様 アプリケーション事例集 株式会社エムジー （旧社名：株式会社エム･システム技研） ヨコテンマップ ■ 共通仕様 入 力 信 号 ： 4～20ｍA DC または 駆 動 モ ータ ： ステッピングモータ サーボトップ R2　PRP-2 　1～5V DC 角 度 検 出 ： ポテンショメータ 4-2009 供 給 電 源 ： 100～120V AC（CE対象外） 手動操作機能 ： あり 2024-　200～240V AC 開 度 出 力 ： 4～20ｍA DC 01 改4 保 護 等 級 ： IP66 使用温度範囲 ： －20～＋55℃（標準品）、 最大トルク NC-4823-A 500478 1刷発行 配 線 口 ： 2ーG1/2 5～70℃（ロイド船級認定品） 600N・m 振動試験条件 ・加 速 度 ： 19.6ｍ/ｓ（2 2G）（標準品）、 　0.7G（6.9ｍ/ｓ2）（ロイド船級認定品） 形 式 標 準 品 形　　式：PRP-0□ IP66 形　　式：PRP-1□ IP66 と 基 本 価 ロイド船級認定品 格 形　　式：PRP-0□□-□/LR 形　　式：PRP-1□□-□/LR 高性能電動アクチュエータ （カテゴリ3） 基 本 納 期 5日（ロイド船級認定品についてはお問合せください。） サーボトップ® 回 転 角 度 90° 最 大トルク 100 N・ｍ 200 N・ｍ 2 PRPシリーズ 開 閉 時 間 12秒（PRP-01） 16秒（PRP-11） （90°） 24秒（PRP-03） 24秒（PRP-13） 8.5～125秒（PRP-00） 16～125秒（PRP-10） 質　　　量 約10.8kg（停電緊急作動機能付の場合：約12.1kg） 分 解 能 1/200（不感帯幅設定値0.5％時）、1/1000（不感帯幅設定値0.1％時） ・仕様により加算価格があります。詳しくは仕様書をご覧ください。 ・ネットワーク対応についてはご相談ください。 ■ 外形寸法図（ 単位：mm） 312 （171） 141 174 50.1 （75） （257） バッテリ・メンテナンススペース 312 （171） 141 50.1 バッテリ （162） ボックス カバー 93 停電緊急作動機能付 ロータリ式 電動アクチュエータ ●記載内容はお断りなしに変更することがありますのでご了承ください。 サーボトップ®2　PRP ●ご注文・ご使用に際しては、最新の「仕様書」および下記URLより「ご注文に際して」を必ずご確認ください。 最大トルク 種口弁 www.mgco.jp/info_order/index.html このマークは、RoHS 指令で制限さ れている特定有害物質（10 物質） 100N・m 形　式：PRP-0□ ●本製品のうち、外国為替および外国貿易法に定める輸出許可、承認対象貨物（又は技術）に該当するものの輸出 が規制値以下の製品であることを 最大トルク 　（又は非居住者に提供）にあたっては、同法に基づく輸出許可、承認（又は役務取引許可）が必要になります。 示しています。 200N・m 形　式：PRP-1□ 詳しくは当社Webサイトをご覧ください。 株式会社エムジー 代理店 https://www.mgco.jp/products/actuator/actuator02.html （旧社名：株式会社エム･システム技研） 当社製品のご注文や価格につきましては、下記までご連絡ください。 ホットライン カスタマセンター 0120-18-6321 TEL 06-7525-8800 はい がた 電子パーツが廃止になった場合などでも、設計変更で対応いたします。 E-mail hotline@mgco.jp FAX 06-7525-8810 廃形しません！ ただし、代替の電子パーツを入手できない、あるいはリピートオーダが Make Greener automation 見込めない場合などは廃形にすることがあります。 Webサイト 拠点一覧はこちら www.mgco.jp www.mgco.jp/cover/ kaisha10.html 156 146 61 （196） 156 146 61 39 44 55 1 122 61 134 高性能電動アクチュエータ サーボトップ ®2　PRPシリーズ

●目●標●値●で●ピ●タ●リ●と●止●ま●る●！ 高分解能・高精度の決め手！ マイコン搭載 モータ駆動用電子制御回路 フィードバック制御と予測制御の 組合せにより、開度は高精度で 目標値に追従します 高精度開度センサ 高トルクの決め手！ バックアップ用バッテリ マイコン搭載 高分解能1/1000の決め手！インジケータ （オプション） コントロール基板 ステッピングモータ 1パルスあたり1.8°でモータの 回転を制御できます。 詳しくは7ページ 高トルクを精度高く伝達！ 3連減速ギア バックラッシュの少ない高精度な ギアシステムです すべての軸受けに ボールベアリングを設置 ウォーム ウォーム ホイール 手動操作部 ターミナルカバー コンパクト設計の決め手！ ＊写真は停電緊急作動機能付です。 ウォームギア ロータリ式 電動アクチュエータ 最大トルク 最大トルク 出力シャフト 非常に高い減速比を サーボトップ®2 PRP 100N・m 形 式：PRP-0□ 200N・m 形 式：PRP-1□ コンパクトに得られます 種口弁に最適な4つの理由 ● 1/1000の高分解能で開度を設定できます。 種 口 弁 ● 設定信号に対する開度の再現性・直線性が優れています。 多くの場合 Vボール弁が使われます ● ＢＭ計との連携で抄速に応じて開閉速度を変えられます。 詳しくは当社Webサイトをご覧ください。 （全閉⇔全開 ／ 16～999秒） https://www.mgco.jp/products/ actuator/actuator02.html ● 高トルクなので従来型に較べて劇的に小形化できるため、 リプレース工事にも向いています。 2 3

実例でわかった導入効果 アプリケーション実例 多層抄きマシンへの設置例 種口弁用電動アクチュエータを「サーボトップ® 2 PRP」に リプレースすると❶～❸の効果が得られました。 サーボトップ® 2　PRP 電磁流量計 ❶コストは約1/3になりました！ 従来機種と同じものにリプレースした場合の価格比です。 単体価格、工事費、操作盤価格を含み、実際の案件で計算した値です。 詳しくは当社ホットラインまでお問合せください。 パル プ液 の流 れ方 向 ❷納期は約1/9になりました！ 既設種口弁用アクチュエータの納期は9か月です。 ロータリ式 電動アクチュエータ「サーボトップ® 2　PRP」の標準納期は 5日ですが、ヨークやカップリング部などを合わせても1か月あれば十分です。 ヨーク 種口弁本体 写真1 ❸質量は約1/10になりました！ ボトム層用種口弁に取付けられた電動アクチュエータ「サーボトップ® 2 PRPシリーズ」と種流量測定用電 磁流量計 サイズも劇的に小さくなりました。 （本例では種口弁本体も含めて一式リプレースしました） サーボトップ® 2　PRP サーボトップ® 2　PRP スペース効率も こんなに違う！ 電磁流量計 ヨーク 種口弁本体 カップリング 写真3 種口弁本体 BEFORE AFTER トップ層用種口弁に取付けられた 写真2 電動アクチュエータ「サーボトップ® 2 PRPシリーズ」 既設のアクチュエータと同じような縮尺で写真を並べてみました。 開閉速度が変えられるため、将来抄速が大幅に変わってもBM計との連携で最適な坪量制御が行えます。 写真1の「サーボトップ® 2 PRPシリーズ」のクローズアップ 4 5 パルプ液の流れ方向 パル プ液 の流 れ方 向 ！ 小さ い 大き い！

種口弁操作システム ステッピングモータとは 同じ体積のインダクションモータに比べ約10倍のトルクが出ます。 システム構成図 高分解能とリニアリティ、高トルクが要求される種口弁の操作にはステッピングモータ駆動の「サーボ トップ®2 PRPシリーズ」が最適です。また、従来のインダクションモータ駆動の種口弁用アクチュ 現場操作盤 エータに比べ、同じトルクでも極めて小形化されます。 ロータリ式 開/閉手動操作器 電動アクチュエータ （ソフトターミナル STL） サーボトップ® 2 PRP ステッピングモータの構造 同容積のモータでのトルク比較 開信号（無電圧接点） 開度設定信号 1.2 4～20mA DC ステータ A相 1.0 ステッピングモータ 閉信号（無電圧接点） BM計 ロータ B相 0.8 開度設定器 0.6 約 開度アンサバック信号 （コンピュータバックアップ MXCB） 十 4～20mA DC 0.4 倍 A相 0.2 インダクションモータ 種口弁 坪量センサ （Vボール弁） シャフト B相 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 2相8極モータの場合 回転速度［rpm］ 開度設定器の接点入力とアナログ出力との関係 開信号が 閉信号が 電動アクチュエータの駆動部にステッピングモータを ONのとき増加 ONのとき減少 開度設定信号 採用したのは当社が初めてです。 アナログ出力 時間 ワンパルスで ワンステップ回転するステッピングモータ ON ON 開信号 OFF 接点入力 ステッピングモータは、指令されるパルス信号に同期して回転するモータであり、別名パルスモータとも呼ばれ ON ています。まず、ステッピングモータの回転原理を、簡略化した2相8極モデルで下図に示します。 閉信号 OFF ステッピングモータは、巻線を施されたステータ（固定子）と、強力なネオジム磁石を使用したロータ（回転子）で 接点入力 構成されます。ステータの巻線に通電し磁力を 発生させることを励磁と呼び、指令パルスに基 N S 上図は種口弁操作システムの動作説明図です。PRPの開度は、4～20mA DCのアナログ信号により設定されま づき、複数のステータ巻線を順次励磁すること ステータ ステータ S N す。開度設定器（製品名「 コンピュータバックアップ」代表形式：MXCB）は、PRPの設定値として、0.1％程度の により、ステータとロータの磁極同士の吸引・反 S S 高い分解能をもつアナログ信号を出力します。開度設定器の出力は、開・閉2系統の接点信号の状態に従って操作 発の作用を利用してステップ状に回動（回転）し ロータ ロータ され、それぞれの接点が閉じている時間に比例して出力が変化します。接点信号は、自動モード時はBM計から、ま ます。ステッピングモータの回動角度は、指令さ （永久磁石） （永久磁石） た手動モード時は開/閉手動操作器（ソフトターミナル）から与えられ、1/1000の分解能で種口弁の開度が操作さ れるパルス信号ごとに、常に一定の機械的精度 れることにより精密な坪量制御が行われます。また、PRPの開度アンサバック信号（＝種口弁開度）がBM計へフィー （モータの構造と加工精度）で決まるため、精度 ドバックされます。開閉速度はPRPと開度設定器のパラメータの組合せにより全開・全閉/16～999秒まで設定で の高い位置決め制御が行えます。 きます。 6 7 トルク［N・m］