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アプリケーション集(スマートグリッド編)

事例紹介

当社製品を利用したアプリケーションをまとめたカタログです。

スマートグリッドシーンで想定される各種試験を中心にご紹介しております。
掲載のない試験でも、ご検討案件がございましたらぜひご相談ください。

このカタログについて

ドキュメント名 アプリケーション集(スマートグリッド編)
ドキュメント種別 事例紹介
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取り扱い企業 株式会社計測技術研究所 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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アプリケーション集 スマートグリッド編 A p p l i c a t i o n S e e t
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スマートグリッド アプリケーション集 パワエレ事業概要 エレクトロルミネッセンス法を Power Electronics Overview 263 使用した太陽電池の劣化判断 電動化、HVDC化、インバータ化の「3化」を今後のパワエレの主要テーマとして捉え、「試 www.keisoku.co.jp/pw/app 験&計測」で永年培ってきた当社の「コア技術」やノウハウに加えて最先端技術やデバイスを積 極的に取り入れた製品開発設計を進めて「CreativeLab.」の深化を目指していきます。 赤外線温度計  赤外線を観測して 劣化パネルを判断 計測 試験システム 電源自動 高周波測定 試験システム 太陽電池と逆接続に   計 測 GENESYS+シリーズ 接続し、逆電流を流す & 測 計測ソフト 例)40V / 10Aのパネル×12枚 直列電圧480V 計測 制御 定 治具 システム構築 ソフトウェア センシング 系統 技術 連系 電子計測器 概 要 製品の特長 高確度 (プローブ) 高周波 計測 スイッチング エレクトロルミネッセンス(EL)法は、太陽電池(結 ● TDKラムダ製の可変直流電源Genesys+ コア技術 晶シリコン) に強制的に電流を流すと赤外線を発 も販売可能。1kW~15kW、最大1500V、 回生型 ハイブリッド 光する仕組みを利用した品質評価方法です。 1500Aまで 電子負荷 大電力 制御 EL 光を観測しホットスポットの故障原因となる、 ● 業界最小サイズ(5kW電源:高さ1U・ 変換 シリコン結晶中の欠陥や不純物の発見が可能で 44mm※1.5kWは横のサイズがハーフサ 高速電子負荷 す。 夜間発電しない状態 EL法による赤外線観測 イズ) PWM ● インターフェース:LAN・USB・RS232C・ デジタル することで、 施工後においても太陽電池の劣化パ 制御 RS485標準搭載、アナログコントロー ネルの判断が可能です。 ルボードは絶縁型標準搭載、GPIB、 回生型電源 パ 制御 リニアアンプ アナログ (双方向) ー Modbus-TCP,EtherCATの工場出荷オ   制御 回路 擬 プション可能   模 流安定化電源    ョン 交 シス 直流安定化電源 テ レーシ 「GENESYS+シリーズ」 電子負荷 ムインテグ カスタム電源 2 3 3 動 作   ス ロ ッ イッチング&ド
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スマートグリッド スマートグリッド アプリケーション集 アプリケーション集 HVDC 自然エネルギー(PV、WT)を 271 (High Voltage DC Network) 276 模した 検証テスト方法 発電模擬エミュレータ www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 系統電力値を取得し、補正の上 従来のAC給電 HVDC給電 発電シミュレータとして動作します。 UPS 電子機器 HDVC 電子機器 発電模擬シミュレータ部分 発電シミュレータソフト AC 1 2 3 4 AC 1 2 Grid Grid AC DC AC DC L O AC DC L 交直両用回生電子負荷 O DC AC AC DC DC A NT-AA-10kE-L PC DC 100V/ D DC DC A 380V D 系統:単相200V 200V LAN SW電源 SW電源 負荷モード L Battery Battery CC,CR,CP AC R Grid 系統 電力変換=4回 電力変換=2回 N 電力変換が多い。そのため効率が悪い。 S 電力変換が少なく、高効率な給電。 三相3線 T 200V 回生効率 CPモードを標準装備 バッテリー放電模擬に 双方向モードで 負荷電力を系統へ回生 約90% 充電・放電を模擬 電力を再利用してエコ試験 単相200Vの系統電圧の電力をNT-AA-10kE-Lで可変させ、系統 系統側単相3線200Vオプション 側へ流れる電力を制御します。系統へ流入する電力をシミュ にて、単相200Vへ発電模擬シ レーションでき、発電模擬シミュレータとして使用可能です。 ミュレータとして使用できます。 回生型直流電源(双方向) GENESYS+シリーズ Ene-phantシリーズ ・別途模擬システムを構築することなく、本器 1台で10kWの発電模擬(発電部とPCS)が可能 ・発電シミュレータソフトで、朝から晩や雨天時・晴天時など発電模擬を時間軸で設定が可能 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 従来の AC 給電方式では変換効率に無駄があ ● 350V・750V・1500V、50k~250kWの スマートグリッドの実証実験や開発では、 様々な ● MPPTモードを内蔵。直接PVパネルと接続 る為、 省エネの観点から新しい給電方式である   回生型直流電源(双方向)をラインナップ 自然エネルギーを使った PCS を制御し最適な し、PV用PCSとしても動作可能 HVDC(HighVoltageDCNetwork) 方式による   (Ene-phantシリーズ) EMS (エネルギーマネージメントシステム) を構 ● 発電模擬としての入力電力(1次側)は直 実証実験が行われております。 ● 充電から放電時間が10msec以内(-90% 築することを目的としております。 流・交流どちらも併用な交直両用モデル 自然エネルギーの発電は、 環境要因に起因する ● 50kWモデルまで準備。メガソーラーやバ HVDC は 320V~380V の直流電圧をベースにし ~+90%)(Ene-phantシリーズ) た給電方式で、 多くは消費電力が大きいデータセ 為、 ほしい発電量や動作ができず、 実験がなか イオマス発電などコジョネの再現も可能 ンターで使用されている方法で、 実現可能な直流 なか進まないケースが発生します。 よってマルチ 給電の方式として注目されております。 に自然エネルギーの模擬可能な発電エミュレータ 装置が必要となることが多くなっております。 回生型直流電源(双方向) 直流安定化電源 「Ene-phantシリーズ」 「GENESYS+シリーズ」 交直両用回生電子負荷 「Ene-phantシリーズ」 NT-AA-10KE-L 4 5
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スマートグリッド スマートグリッド アプリケーション集 アプリケーション集 双方向電源の評価方法 直流バスの電圧抑制 277 280 (負荷吸収)方法 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 模擬直流バス部分 模擬バッテリー部分 余剰発電分 CV設定 330W 1次側 2次側 DC/AC 絶縁 AC/DC DCバス 電圧 模擬電圧範囲 逆潮流保護用 電圧範囲 電子負荷 抵抗負荷 200V 48V Load Sta�onシリーズ DC 定電圧源 定電流源 入力 120V 300W INVERTER INVERTER 電子負荷 小容量 負荷モーター 発電モーター 保護用ダイオード 双方向電源 保護用ダイオード DCバス 直流電源 Z+シリーズ 直流電源 Z+ Load Sta�on 双方向電源 シリーズ 絶縁 シリーズ 320V/800W 300W程度 60V/400W QL-Dシリーズ DC 出力 電圧 動作原理 動作原理 電流リミット INVERTER INVERTER 直流電源を200V出力 模擬電圧(充電時) CV設定 常に300Wで抵抗負荷で消費 電子負荷のCVモードで動作 DC/AC 発電モーター 負荷モーター AC/DC 力行時 充電電流はCC limitで制御 電流 DUTに供給と抵抗負荷の消費で最大600W 模擬電圧(放電時) CV+Climitモードと搭載 回生時 電源のCVモードで動作 CV動作時に負荷電流も 抵抗負荷へDUTの電力が流れ消費 放電電流は、CCリミットで制御 任意に設定可能 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 放電と充電の双方向に電力変換が可能な電源を ● MPPTモードもオプションとして準備。PCS 発電機、 モータ間のインバータの電力供給方法 ● CV+Climitモードにて、CV動作時でも 双方向電源といい、 バッテリーの充放電電源や直 動作を模擬し太陽電池パネルの評価が可 は、 主に直流バス (高電圧) を利用し、 電力を DUTの最大電流ではなく、負荷電流値の 流給電 (HVDC) のネットワークに利用されてお 能 供給させます。 直流バスは電圧を基準に設定電 制限が可能 ります。 ● オシロライクな操作性。抵抗負荷と同様の 圧になるまで、 電力を供給させますが、 設定電圧 ● 太陽電池パネルの評価に最適なMPPT 双方向で動作する為、評価に関して、充電 (電源) 特性をもち電流遅れのない立ち上がりを 以上になった場合、 逆流してしまいますので、 直 モードをオプションで準備 流バスに発生した余分の電圧 ( 電力 ) を吸収させ ● LoadStationシリーズは~10kW、QL-D と放電 (負荷) を兼ね備えた機器が必要となりま 実現 ● TDKラムダ製の可変直流電源Z+Series   シリーズは~150kWまで拡張 すが、 小容量の場合には対応した機器がない為、 る必要があります。 余剰した電圧を電子負荷の も販売可能。10~650V、200~800Wをラ 電源と負荷を組合せた構成で試験 ・ 評価をおこ インナップ CV モードを使い指定電圧でクランプさせること ないます で、 この余剰電力を消費させることが可能です。 また CV+Climit モードにより、 負荷電流の設定 ハイエンド大容量直流電子負荷 ハイエンド多機能電子負荷 直流安定化電源(CVCC) が可能で任意の消費電力で負荷吸収させること QUAD Ene-phant® ハイエンド多機能電子負荷 「Load Stationシリーズ」 「Z+シリーズ」 「QL-Dシリーズ」 ができます。 「Load Stationシリーズ」 6 7
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スマートグリッド スマートグリッド アプリケーション集 アプリケーション集 直流電源による燃料電池 力率改善機能を有した 284 システム(蓄電池内蔵)の検証 285 EVパワーステーション評価方法 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app それぞれを異なる発電 複数台の燃料電池を模擬 電子負荷の消費電力と、 (定電流源)をPCで制御 別々の指令で任意の電流を 燃料電池群の供給側との差分は、 系統電源動作を交流電源 EV(Electric Vehicle) 力率を可変し無効電力を発生 模擬電源から供給 バッテリーが吸収・放出(充放電動作) と抵抗負荷で模擬 (単相200V系統も模擬) -90deg~+90deg Diode QL-D-15K-1 150V 1500A 15kW CC充電 の範囲で可変可能 LAN 系統模擬部分 Diode L Diode N EVPS 大容量直流電子負荷 蓄電池 QL-Dシリーズ GENESYS+シリーズ 負荷モード 抵抗 EVPSの力率改善機能により 模擬を含めた燃料電池群が、 PFモード 無効電力を改善し省エネ化 バッテリーと協調して 負荷 負荷へ電力供給する状態を模擬 大容量 プログラマブル 交流電源 交直両用回生電子負荷 QA-S2シリーズ 燃料電池 Ene-phantシリーズ NT-AA-10kE-L 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 燃料電池はガス供給システムがないと発電しない ● TDKラムダ製の可変直流電源 従来の EV パワーステーション (EVPS) は V2H ● 進み遅れの位相設定により、容量性負 為、 複数台の電力システム検証の場合、 その台 Genesys+も販売可能。1kW~15kW、 の機能のみで、 車から系統へ電力の供給もしくは 荷・誘導性負荷・抵抗負荷の再現可能 数分のガス供給が必要で、 複雑な制御、 安全の 最大1500V、1500Aまで 自立発電するだけでしたが、 今後、 系統連系時 (Ene-Phantシリーズ) 担保など高額なシステムとなります。 発電後の電 ● 150V/600V/1000V、5kw~25kWをラ に積極的に力率改善をさせ、 電力品質の向上な ● シンプルなVVVF単相モデル。10kVA~ 力融通のシステム検証においては、 燃料電池自 インナップ。一体型で負荷配線が簡単 らびに無効電力削減による省エネ化を目指した機 30kVAをラインナップ(QA-S2シリーズ) 体の特性評価は必要ではない為、 複数台準備せ (QL-Dシリーズ) 能を有する EV パワーステーション (EVPS) の開 ● 10kW/50kWモデルを標準品ライン ● 充実なI/FでPC制御や検証ソフトウェ ナップ。最大150kWの三相交流負荷の ず、 直流電源を使った模擬動作を行い、 システム ア構築も簡単(Genesys+/QL-Dシリー 発が今後のテーマとなっております。 構築が可能(Ene-Phantシリーズ) 検証を簡単に効率よくリーズナブルに実施するこ ズ) 交直両用回生電子負荷 Ene-phant は力率可変 とが可能です。 機能をもった交流電子負荷で、 今後開発が加速 大容量プログラマブル交流電源 ハイエンド大容量直流電子負荷 化する EV パワーステーション (EVPS) の評価装 QUAD Ene-phant® QUAD Ene-phant® 直流安定化電源 置として最適な電子負荷です。 「QA-S2シリーズ」単相出力 交直両用回生電子負荷 「QL-Dシリーズ」 「GENESYS+シリーズ」 「Ene-phantシリーズ」 8 9
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スマートグリッド スマートグリッド アプリケーション集 アプリケーション集 系統連系インバータの 出力値のPおよびQ制御が 286 評価エミュレーションシステム 298 可能な単相PCSエミュレータ www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 系統模擬部分 系統電源動作を交流電源 と抵抗負荷で模擬 (単相200V系統を模擬) 系統連系 無効電力または電力リミットを ±10Vアナログ制御も可能 設定し、PQ制御動作 遅れ Q制御 L L インバータ +100% 力率を可変し無効電力を発生 N N -10V 10V LAN -100% 抵抗 PCS発電/需要模擬 蓄電池模擬部 進み 負荷 制御シュミレータ 双方向電源NTシリーズ 進み位相 遅れ位相 大容量プログラマブル交流電源 1次側 2次側 需要負荷模擬部  「QA-S2シリーズ」 L PCS模擬部 単相200V LAN N L 系統電源 N 制御PC LAN 交直両用回生電子負荷 P制御 Ene-phantシリーズ GENESYS+シリーズ Ene-phantシリーズ 1次側からの変換電力を、電力リミット NT-AA-10KE-L 制御を用いてP制御 交直両用回生電子負荷 (単相3線オプション) 電力リミット値 Ene-phantシリーズ 力率変動を含む 発電と需要電力をシーケンス 需要電力を模擬 系統電力を測定し、補正し 動作にて各Ene-phantを制御 模擬PCSして動作します。 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 系統連系インバータの評価では、 PCS 並列運転 ● 進み遅れの位相設定により、容量性負 家庭用からメガソーラーまで PV を中心に PCS ● 回生電力ノイズCISPRのClassAに準拠。 や蓄電池と連携、 需要負荷に対する最適なエネ 荷・誘導性負荷・抵抗負荷の再現可能 がインフラに採用されております。 PCS から発電 他機器への動作不良が発生させない低ノ ルギーマネージメントシステムを構築する上で、 (Ene-Phantシリーズ) したエネルギーは系統電力へ回生し需要家へ送 イズ 各種模擬が可能なエミュレーションシステムが必 ● 系統が独立したシステム構成となってお 電されますが、 負荷が少ない場合、 系統電圧が ● MPPTモードを内蔵。直接PVパネルと接 要です。 従来、 実証実験で実施しておりましたが り、系統に影響を与えません 上昇し基幹送電ラインが停電する可能性があり 続し、PV用PCSとしても動作可能 環境に依然する為、 再現性のあるシステム検証は ● 各種自然エネルギーの発電模擬でき、天 ます。 このため PCS において発電時に系統電圧 ● 発電模擬としての入力電力(1次側)は直 候に左右されないエミュレーション環境を 流・交流どちらも併用な交直両用モデル できませんでした。 提供 が上がらないように任意の値で PQ制御可能な 本システムは各種模擬を行い再現性のある環境 PCS の開発が今後のテーマとなっております。 単 をエミュレーションすることが可能です。 系統連 大容量プログラマブル交流電源 相回生で PQ制御可能な交直両用回生電子負荷 系インバータを使ったマイクログリッドシステムの QUAD Ene-phant® は、 今後開発が加速化する PCS システムのエミュ 「QA-S2シリーズ」単相出力 評価に最適なシステム構成です。 交直両用回生電子負荷 レータとして最適です。 直流安定化電源 交直両用回生電子負荷 「Ene-phantシリーズ」 「GENESYS+シリーズ」 「Ene-phantシリーズ」 10 11
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スマートグリッド スマートグリッド アプリケーション集 アプリケーション集 出力値のPおよびQ制御が 構内回生を利用したパワエレ 299 可能な三相PCSエミュレータ 321 機器試験時のCO2削減方法 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 無効電力または電力リミットを ±10Vアナログ制御も可能 T(パワエレ機器) 動力電源である三相200Vへ回 系統 設定し、PQ制御動作 遅れ Q制御 DU 生。動力電源は消費電力の多 三相3線 +100% 力率を可変し無効電力を発生 AC出力 い大型機器で使用されているの 200V で構内回生として使用可能 -10V 10V UPS 負荷モード LAN -100% CC,CR,CP,CV 進み 進み位相 遅れ位相 DC出力 L(+) 逆潮流無し 1次側 2次側 Ba�ery N(-) R R S S T T DC/DC 回生効率構内回生 Converter 交直両用回生電子負荷 約90% 系統電源 御 NT-AA-10kE-L エアコン P制 GENESYS+シリーズ Ene-phantシリーズ 1次側からの変換電力を、電力リミット NT-AA-50KE-L 制御を用いてP制御 ※構内回生について 構内(電力会社の配電網以外の自社配電設備内を指す)へ電力を回生 エレベーター 電力リミット値 (供給)させることを構内回生と呼びます。 構内系統 > 回生電力の関係であれば必ず構内回生動作となります。 ※NT-AA-10KE-Lに関して 系統連系規定に準拠しております。電力会社へ申請することで逆潮流 可能な系統連系装置としても使用可能です。 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 家庭用からメガソーラーまで PV を中心に PCS ● 回生電力ノイズCISPRのClassAに準拠。 モーター試験やモーターインバータの検証におい ● MPPT モードを内蔵。直接PV パネルと接 がインフラに採用されております。 PCS から発電 他機器への動作不良が発生させない低ノ て、 駆動用の電源はモーター駆動用の電力 (力 続し、PV 用PCS としても動作可能 したエネルギーは系統電力へ回生し需要家へ送 イズ 行)と、停止時にモーターから発生する逆電力 (回 ● 負荷は直流 ・交流どちらでも使用でき、熱 電されますが、 負荷が少ない場合、 系統電圧が ● MPPTモードを内蔵。直接PVパネルと接 生) を吸収できる双方向 (力行 ・回生) タイプの が発生しない抵抗負荷としてCO2 削減に 上昇し基幹送電ラインが停電する可能性があり 続し、PV用PCSとしても動作可能 電源装置が必要です。 また供試モーターへのトル 貢献 ます。 このため PCS において発電時に系統電圧 ● 発電模擬としての入力電力(1次側)は直 備。メガソーラーやバ 流・交流どちらも併用な交直両用モデル クを発生させるために別途負荷モーターが必要と ● 50kWモデルまで準 が上がらないように任意の値で PQ制御可能な イオマス発電などコジョネの評価にも最 なり、 負荷モーターから発生する電力を吸い込む 適 PCS の開発が今後のテーマとなっております。 三 負荷機能 (回生) も必要となります。 相回生で PQ制御可能な交直両用回生電子負荷 は、 今後開発が加速化する PCS システムのエミュ 交直両用回生電子負荷 レータとして最適です。 直流安定化電源 「Ene-phantシリーズ」 「GENESYS+シリーズ」 NT-AA-50KE-L 交直両用回生電子負荷 「Ene-phantシリーズ」 NT-AA-10KE-L 12 13
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スマートグリッド スマートグリッド アプリケーション集 アプリケーション集 交直両用回生電子負荷による 直流出力(DC)に対応した 323 脱炭素(カーボンニュートラル)の 336 AC/DCアース導通試験器 実現効果 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 3つの削減効果(抵抗負荷比較) 測定機器などが3台必要 1台で測定可能! 小型・軽量で簡単に可搬可能 電力費削減※3 CO2削減※3 CVCC直流電源 項目 回生 抵抗負荷 項目 回生 抵抗負荷 回生電力 92.5kW 0kW + 回生電力(kW) 92.5kW 100kW 構内回生による電力削減費 CO2排出係数※2 0.445(kg-CO2/kWh) 1 デジタルボルトメーター ヶ月(8hx20d) ※1 ¥192,400 - 構内回生によるCO2排出量 1 (校正済み) 年間(8hx240d) ※1 ¥2,308,800 - 1ヶ月(8Hx20d) 14800kWh 16000kWh 空調費用削減※3 CO2量 6.58t削減 7.12t排出 + 項目 回生 抵抗負荷 1年間(8Hx240d) 177600kWh 192000kWh 小型・軽量AC/DCアース導通試験器 負荷発熱量(kW) 7.5kW 100kW CO2量 79.03t削減 85.44t排出 シャント抵抗(校正済み) 3240シリーズ 40A/8V/600mΩ 冷却能力裕度 1.1 - 力率 0.9 - 必要冷却能力(kW) 9.17kW 100kW 回生電子負荷を採用した場合 IEC62196-1 規格 UL1703 IEC61730-2 IEC61851-21 IEC61851-22 COP 5 年間最大79.03tのCO2₂削減が可能 GBT18487.2 GBT18487.3 GBT20234.1 フラットプレート太陽光 EV接触充電器-AC/DC EV導電充電システム- プラグ,ソケット-アウト 空調消費電力(kW) 1.834kW 20kW 概要 太陽電池モジュール モジュールとパネルの V用充電ステー レット,自動車用カプラと 空調電力費用 回生電子負荷条件 の安全適格性確認 電源への導通接続の ACのE 安全性認証規格 為の要求 ション インレット-EV用充電器 1ヶ月(8hx20d) ※1 ¥3,800 ¥41,600 試験電流 定格保護電流 モジュールの過電流 1 定格電力 100kW 16A 16A 25A 年間(8hx240d) ※1 ¥45,600 ¥499,200 アース導通 (DC指定) (FUSE定格)の2倍 保護定格の2.5倍 回生効率(最大) 92.5% 試験内容 電圧リミット - - 12Vdc以下 12Vdc以下 12Vdc以下 ※型式試験 年間最大¥2,762,400 消費電力/発熱量(kW) 7.5kW 最大抵抗 0.1Ω以下 0.1Ω以下 0.1Ω以下 0.1Ω以下 0.05Ω以下 (¥2,308,800+(¥499,200-¥45,600) 試験時間 - 120秒 60秒以下 60秒 60秒 ※1 基本使用料は除く。弊社電気代(1kW/h を参考) ルーチン試験の有無 有り(連続性の確認) 無し 無し 無し 無し の電気料金削減が可能 ※2 CO2排出係数は東京電力パワーグリッドの係数 ※3 100kWを定格運転時を条件で算出 DCアース導通安全規格リファレンスガイド 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 2020 年 10 月 26 日、 菅義偉内閣総理大臣は第 ● 回生電力ノイズCISPRのClassAに準 一般的にアース導通試験は、 接地環境時のアー ● クラス最軽量 5kgA4 用紙サイズを実 203 回臨時国会の所信表明演説において、「2050 拠。他機器への動作不良が発生させな ス線や機器のグランド端子に交流電流を流し、 抵 現。 コンパクトながらAC/DC兼用アー 年までに、 温室効果ガスの排出を全体としてゼロ い低ノイズ 抗を測定し安全性を確認する試験です。 最近では ス導通モデル にする。 2050 年カーボンニュートラル、 脱炭素 ● 直流・交流どちらも併用な交直両用モ 直流出力機器 (EV 向け充電器や PV パネル) が ● 4.3 インチTFT カラー液晶 ・ タッチパ 社会の実現を目指す」 ことを宣言されました。 こ デル。交流負荷として3相結線構築も可 インフラに採用されており、 直流電流による接地 ネル採用。 スマホライクな簡単操作! の宣言により今後パワエレ機器における評価 ・試 能 抵抗の確認が必要となってきました。 直流電源と ● 3800 シ リ ー ズ と 接 続 し て 5-IN- ● 容量性・誘導性(位相制御)の再現が可 1(ACW/DCW/IR/ACGB/DCGB) テ 験では回生タイプの負荷装置の検討が必須となり デジタルボルトメータ、 電流測定用シャント抵抗 能。商用周波数以外に40~440HZオプ ストを実現 ます。 当社回生電子負荷は直流および交流でも ションを準備 を使うことで測定することは可能ですが、 都度、 使用可能な交直両用タイプをラインナップしてお 電流 ・ 電圧測定から抵抗値換算と校正された電 り、 従来の抵抗負荷との切替が簡単に可能です。 圧 ・ 電流測定器が必要となります。 専用器であ 100kW クラスの交直両用回生電子負荷を導入し る 3240 を使うことで、 1 台で校正された抵抗測 た場合、 年間最大 79.03t の Co2 削減効果に期 交直両用回生電子負荷 定が可能です。 小型 ・ 軽量である為、 可搬性に 小型・軽量AC/DCアース導通試験器 待できます。 「Ene-phantシリーズ」 優れ現場環境化でも移動してお使い頂けます。 「3240」 NT-AA-50KE-L 14 15
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スマートグリッド スマートグリッド アプリケーション集 アプリケーション集 簡単な三相3線式系統模擬電 回生型直流電源・電子負荷に 339 源(大容量)の構築方法 340 おける停電時の注意点 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app DUT 系統 停電時も電力変換(逆潮流)して 過電流保護オプション(AX-OP15)を実装することで 三相3線 AC しまうと、受電設備の機器損傷の 逆電流(逆潮流)検出時に即座にゲートブロックし 出力 交流電源を保護します。 発生や感電事故につながります。 200V UPS 負荷モード 停電時 CC,CR,CP,CV DC出力 逆潮流せず 動作停止 Ba�ery L(+) R S N(-) T 「大容量プログラマブル交流電源 PVパネル 「QA-30K-T4」 310V/100A/30kVA QAシリーズ 交直両用回生電子負荷 駆動用電源が必要としないDUT Ene-phantシリーズ 能動的方式(周波数シフト) の 評価・試験の際、停電時でも動作 NT-AA-10kE-L 受動的方式(電圧位相跳躍法) の2つの単独運転検出機能を装備 しつづける為、注意が必要です。 単独運転防止の必要性 単独運転になった場合には、人身及び設備の安全に対して以下のような大きな影響を与える恐れがあるとと もに、事故点の被害拡大や復旧遅れなどにより供給信頼度の低下を招く可能性があることから、保護リレー などを用いて単独運転を直接または間接に検出して当該発電設備を当該系統から解列できるような単独運 転防止対策を採ることが義務付けられています。 (1)公衆感電 、(2)機器損傷の発生、(3)消防活動への影響、(4)事故点探査、除去作業員の感電 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 大容量 PCS の認証前や評価の際に三相 3線また ● 三相で 15kVA ~ 90kVA をラインナップ。 回生型直流電源 ・ 電子負荷は、 負荷エネルギー ● 単独運転検出機能(能動・受動)を標準搭 は三相 4線の結線が必要な場合、 交流電源を用 三相 4線出力なので三相 3線としても使 を電力系統に逆潮流させる PCS (パワコン) と 載。停電時でも安全に動作を停止 いて系統結線を模擬する方法が一般的です。 た 用可能 同じ電力変換を行っております。 PCS は単独運 ● 負荷は直流・交流どちらでも使用でき、熱 だし PCS からの逆潮流 (逆電流) が発生する為、 ● 世界各国の系統模擬に最適な線間電圧 転検出機能が内蔵され停電時、 電力変換を停止 が発生しない抵抗負荷としてCO2削減に 使用する交流電源は逆潮流に対応 (吸い込みが 606Vrms または 1040Vrms のオプション させる保護機能が備わっておりますが、 この検出 貢献 可能) したリニア方式か逆潮流応の交流電源が ● 逆電流保護オプションにより、 本体へ逆 機能が無い回生型直流電源 ・ 電子負荷を使用し ● 50kWモデルまで準備。メガソーラーやバ 電流 (逆潮流) を検知し安全に出力停止 イオマス発電など、コジェネの評価にも最 必要です。 ただし試験用途が結線模擬のみであ た場合、 停電時でも運転継続してしまい受電設 適 れば抵抗負荷と安価な交流電源を組み合わせる 備の機器損傷の発生や感電事故につながる可能 ことで、 簡単に逆潮流に対応した系統模擬電源 性があります。 機器損傷や感電事故につながらな を構築することが可能です。 いよう、 回生型の直流電源 ・ 電子負荷を選定す 大容量プログラマブル交流電源 る際には、 単独運転検出機能の有無の確認が必 QUAD Ene-phant® 要です。 交直両用回生電子負荷  「QA-T4シリーズ」 三相出力タイプ 「Ene-phantシリーズ」 NT-AA-10KE-L 16 17
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スマートグリッド スマートグリッド アプリケーション集 アプリケーション集 交流電源の単相2線出力を 異なる系統間の電力変換方法 342 単相3線式に模擬する方法 363 (電灯系統①-電灯系統②) www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 単相3線のN(中点)はGND設置である為、 1φ3W(電灯系統)① 単相発電シミュレータソフト 1φ3W(電灯系統)② 交流電源やインバータの 単相2線と接続する場合、以下の接続を用 PCSなど系統電源 単相2線出力方式 いる事がありますが、PCSでは系統判定機 機器の単相3線出力 能がある為本接続では認識でいません。 単相3線入力オプション L L1 系統電力測定オプション 170Vrms 異なる系統間の電力を 170Vrms 任意の値で相互電力変換 N N 30Vrms 30Vrms 系統側 負荷側 電力変換 G L2 L1 N L1 L2 L1 単相2線↔単相3線 N 単相2線出力(L-N間)はフローティング出力。 L2 単相3線で接続されているか?R-N、S-N間 変換トランス L2 電位を安定させる為に、コンデンサで接地。 が中間電圧か測定して判定する機能を内蔵。 交直両用回生電子負荷 解決方法 単相3線入力オプション Ene-phantシリーズ 系統電力測定オプション コンデンサ分圧方式 抵抗分圧方式 NT-AA-10kE-L 単巻トランス方式 L L L1 電力変換 負荷側 系統側 100Vrms 100Vrms 170Vrms 100Vrms N N N L1 100Vrms 100Vrms 30Vrms 100Vrms N 単相2線↔単相3線 L1 L1 G G G L2 L2 変換トランス L2 N L2 単巻トランス 交直両用回生電子負荷 対策コスト小。電圧バラツキ10% 対策コスト小。電圧バラツキ1% コスト大。ただし一番電圧が安定 Ene-phantシリーズ 抵抗選定で数十W程度が必須 NT-AA-10kE-L 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 単相 3線式の PCS など系統電源機器の評価に ● 単相で 500VA ~ 30kVA をラインナップ。 パワーコンディショナーな V2Hなどに代表される ● 回生電力ノイズCISPRのClassAに準拠。 おいて、 準備する系統模擬電源は同じ単相 3線 スイッチング式とリニア式をローコストに 電力変換装置は直流電圧源を系統電力に変換が 他機器への動作不良が発生させない低ノ 式の交流電源でなくてはなりません。 これは PCS 展開 可能ですが、 交流電圧源を系統電力に変換する イズ の内部に正しく系統に接続されているか?判定す ● 電圧 ・ 周波数可変に特化したシンプルタ 装置は汎用装置としては無く、 系統電力同士の電 ● 直流・交流どちらも併用な交直両用モデ る機能が内蔵されている為です。 ただし単相 3線 イプとシミュレーション可能な多機能タイ 力融通などの実験において、 一度直流に変換し ル。交流負荷として3相結線構築も可能 式の交流電源は種類が少ない為、 ラインナップ プを準備 パワコンなどを用いて電力変換する必要がありま ● 特注にて系統電力変換時にPQ制御や任 ● 逆電流保護機能を装備したモデルでは、 意の無効電力で系統連系が可能 が多い単相 2線式の交流電源を使いたいご要望 逆電流 (逆潮流) を検知し安全に出力停 す。 当社交直両用回生電子負荷では交流電圧源 が多くあります。 今回単相 2線式の交流電源を 止可能 (QA-S2 シリ―ズ ) から直接系統へ電力変換が可能であり、 さらに電 PCS 側では単相 3線式として認識できる模擬の 大容量プログラマブル交流電源 子負荷の機能を用いることで変換する電力値を任 方法についてご紹介します。 QUAD Ene-phant® 意に可変することが可能です。 シミュレーションソ プログラマブルリニア交流電源 「QA-S2シリーズ」単相出力 フトを使い電力変換をトレンドに合わせて可変す 「6700シリーズ」 ることができる為、 異なる系統間の電力融通の実 交直両用回生電子負荷 験として最適です。 「Ene-phantシリーズ」 NT-AA-10KE-L 18 19
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スマートグリッド スマートグリッド アプリケーション集 アプリケーション集 異なる系統間の電力変換方法 異なる系統間の電力変換方法 364 (単相電灯系統-三相動力系統) 365 (三相動力系統①-三相動力系統②) www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 3φ3W(三相動力系統 ) 1φ3W(単相電灯系統) 発電シミュレータソフト 3φ3W200V 3φ3W400V 発電シミュレータソフト (三相動力系統①) (三相動力系統②) 系統電力測定オプション 系統電力測定オプション 異なる系統間の電力を 系統側 負荷側 異なる電圧間の電力を 任意の値で相互電力変換 任意の値で相互電力変換 系統側 負荷側 R 電力変換 電力変換 R R S L1 S L N T N1 R 単相2線↔単相3 単相2線↔三相3線x2 線 S T N T 変換トランス R スコットトランス T S L2 交直両用回生電子負荷 単相3線入力オプション Ene-phantシリーズ 系統電力測定オプション 負荷側 系統側 T N2 負荷側 系統側 NT-AA-10kE-L R 三相3線400V系統入力(特注) 電力変換 交直両用回生電子負荷 R L1 N 系統電力測定オプション R Ene-phantシリーズ NT-AA-10kE-L S N1 T S 三相3線↔単相2線x2 T L2 T 電力変換 スコットトランス N2 R R L1 S 三相3線↔単相2線x2 N1 R N T L2 S T スコットトランス N2 T 交直両用回生電子負荷 交直両用回生電子負荷 Ene-phantシリーズ Ene-phantシリーズ NT-AA-10kE-L NT-AA-10kE-L 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 動力系統 (三相) と電灯系統 (単相) 間の異な ● 回生電力ノイズCISPRのClassAに準拠。 動力系統 (三相 200V) と動力系統 (三相 ● 回生電力ノイズCISPRのClassAに準拠。 る電力系統同士による電力融通などのスマートグ 他機器への動作不良が発生させない低ノ 400V) で同じ動力系統で異なる電圧間の電力融 他機器への動作不良が発生させない低ノ リッド検証実験において、 電力系統間を直接変換 イズ 通などのスマートグリッド検証実験において、 電 イズ 可能な装置がない為、 複数のパワコンや V2H な ● 直流 ・ 交流どちらも併用な交直両用モデ 力系統間を直接変換可能な装置がない為、 複数 ● 直流・交流どちらも併用な交直両用モデ どを用いて一度直流変換してから電力変換する ル。 交流負荷として 3相結線構築も可能 のパワコンや V2H などを用いて一度直流変換し ル。交流負荷として3相結線構築も可能 必要があり、 システム動作が不安定になるケース ● 特注にて系統電力変換時に PQ制御や任 意の無効電力で系統連系が可能 てから電力変換する必要があり、 システム動作が ● 特注にて系統電力変換時にPQ制御や任 意の無効電力で系統連系が可能 があります。 当社交直両用回生電子負荷では交 不安定になるケースがあります。 当社交直両用回 流電圧源から直接系統へ電力変換が可能であり、 生電子負荷では交流電圧源から直接系統へ電力 さらに電子負荷の機能を用いることで変換する電 変換が可能であり、 さらに電子負荷の機能を用 力値を任意に可変することが可能です。シミュレー いることで変換する電力値を任意に可変すること ションソフトを使い電力変換をトレンドに合わせて が可能です。 シミュレーションソフトを使い電力変 可変することができる為、 系統間の電力融通の検 交直両用回生電子負荷 換をトレンドに合わせて可変することができる為、 交直両用回生電子負荷 証実験として最適です。 「Ene-phantシリーズ」 系統間の電力融通の検証実験として最適です。 「Ene-phantシリーズ」 NT-AA-10KE-L NT-AA-10KE-L 20 21
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スマートグリッド スマートグリッド アプリケーション集 アプリケーション集 電子負荷の 水電解による 375 MPPT機能を使った 379 水素製造試験に対応した 太陽電池パネルの評価方法 フレキシブル直流電源 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app MPPT(最大電力点追従)動作について マスタースレーブ動作で最大3台まで拡張し、 電流/電力 最大電力点 MPPT(Maximum Power Point Tracking)とは、太 最大7500Aの定電流源として使用可能です。 陽電池の発電状態において、出力電力を最大化 水 電流を増やす 電流を減らす Isc P1 できる最適な電流(Ipm)×電圧(Vpm)の値(最大 P2 Ipm 電力点)を自動的に制御するモードです。 PCS(パワコン)に内蔵されております。 シンプルな動作方式として、山登り法があり、左 H2 のI-V曲線で電流を一方向(増加または減少)さ 電圧: せ、電力が増加から減少に変化した際に電流を 電力: 変化させていた方向の逆方向にする。これを繰 Vpm Voc 電圧 0 り返すことにより、常に電力が最大電力点になる O2 太陽電池のI-V/P-V特性 ように制御します。 DUT 項目 仕様 電解槽 大容量プログラマブル直流電源 MPPTモード 山登り法 ADG-PLUSシリーズ スキャン方法 全体とMPPT PVパネル 型名 30kWモデル 50kWモデル 75kWモデル 100kWモデル データ保存 1024ステップ 型式 ADG-PLUS-40-750 ADG-PLUS-40-1250 ADG-PLUS-40-1875 ADG-PLUS-40-2500 設定値と電力をリアル グラフ機能 タイムで表示 電圧 40V 電子負荷 MPPTモード実行画面 電流 750A 1250A 1875A 2500A Load Sta�on 本MPPT機能を用いることで、パネル1枚から複数 シリーズ モジュールまで汎用電子負荷で評価可能です。 マスタースレーブ (MPPTオプション) 3 2250A 3750A 5625A 7500A わざわざ専用器を準備する必要はありません。 台時の最大電流 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 PV パネルの評価では、 最大電力点の確認や I-V ● スイープモードを用いて、 PV パネルの劣 脱炭素社会の実現のために、 二酸化炭素を大量 ● 非常停止 ・ インターロック機能を標準搭 カーブ取得など、 一般的に専用計測器を用いて 化確認ができる I-V カーブの取得が可能。 に排出する化石燃料の 「代替エネルギー」 として   載。 安全に大電流の取り扱い操作が可能 試験している為、 未使用時は有休設備なってしま ● 全体スキャンモードを搭載。 複数の山の 水素の利用が注目されています。 水素の製造に です。 います。 汎用電子負荷のMPPT 機能を用いるこ ような電力点が発生しても最大電力点で はさまざまな方法がありますが、 電解槽を用いた ● 入力電圧は標準で三相 400V。 設備に合 とで、 専用器を準備することなく試験が可能で、 追従 水の電気分解による製造において直流電源が使   わせて三相 200V又は 480V のオプション PV パネル試験未使用期間は、 電子負荷として利 ● 暴露試験時の連続データ取得や多品種の 用されます。 ADG-PLUS シリーズは電解槽のサ   を準備。 PV パネル評価に便利な特注ソフトウェア ● 外部制御可能なアナログ制御およびシリ 用することができます。 また専用器ではコンデン を準備 イズに応じて、 カスタムで準備する専用電源とは   アル通信 (RS-232C/RS-485/USB/LAN) サ負荷方式である為、 最大電力での連続運転が 違い、 標準品で必要な電流をフレキシブルに構成   を搭載。 できませんが、 電子負荷ではリニア (熱変換) 方 することが可能で、 試験や実験に合わせて拡張す 式となり、 最大電力での連続運転可能な為、 PV ることが可能です。 また水素製造試験以外にも、 パネルの暴露試験などの長期間試験に最適です。 直流電源として使用することができ、 遊休設備と ハイエンド多機能電子負荷 大容量プログラマブル せず必要時期に応じて使用することができます。 「Load Stationシリーズ」 直流電源 「ADG-PLUSシリーズ」 22 23
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スマートグリッド スマートグリッド アプリケーション集 アプリケーション集 大規模PV模擬に適した 大容量電子負荷のMPPT機能 393 大容量プログラマブル 410 を用いた高電圧・大容量 直流電源 PVパネルの評価方法 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 最大1600Vで100kWまで 図1 SASモードの出力波形 電流/電力 最大電力点 PV模擬が可能です。 シンプルな動作方式として、山登り法 Isc P1 があり、左のI-V曲線で電流を一方向 Ipm P2 (増加または減少)させ、電力が増加 から減少に変化した際に電流を変化 させていた方向の逆方向にする。こ 電圧: 電力: れを繰り返すことにより、常に電力が 電圧 0 Vpm Voc 最大電力点になるように制御します。 PCS 電子負荷のMPPT動作について DUT 大容量プログラマブル直流電源 (パワコン) ADG-PLUSシリーズ 太陽電池模擬モード(オプション:ADG-007実装時) 設定可能パラメータ: Voc,Vmpp,Isc,Impp SAS モード Voc、Isc、VmppおよびImppを設定し、IV(PV)カーブ出力します。図1のようなカーブを 再現します。 PVパネル 大容量直流電子負荷 QL-Dシリーズ 設定可能パラメータ:Pmpp,Vmpp,C-SI or thin EN50530 ヨーロッパのパワコン評価方法のスタンダードである EN50530 の計算方法で、IV(PV) モード カーブを作成する方法となります。PV 種別(C-SI:結晶系、Thin Film 最大1000V、25kWのPVパネルをMPPTモード :薄膜系)と Pmpp およびVmpp を入力すれば、パラメータが決定して、IV(PV)カーブを再現します。 を用いて発電評価が可能! 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 パワーコンディショナー (PCS) の評価試験やス ● 非常停止 ・ インターロック機能を標準搭 当社ハイエンド多機能電子負荷 LoadStation ● 5kkW で単位で最大 25kW。 定格電圧 マートグリッドの試験では、 PV 特性の模擬可能 載。 安全に大電流の取り扱い操作が可能 Series の MPTT 機能 (オプション) では最大定   150V、 600V、 1000V を 準 備。 最 大 な専用の直流電源 ( ソーラーアレイシミュレータ ) です。 格が 500V、 1kW である為、 PV パネルの評価で   2000A に対応 を用います。 シミュレータ電源である為、 あらゆ ● 入力電圧は標準で三相 400V。 設備に合 はセル単位の評価しかできませんでした。 新たに ● 電流ステップなど詳細設定可能なMPPT る模擬が可能ですが、導入において高額となる為、   わせて三相 200V又は 480V のオプション リリースした大容量直流電子負荷 QL-DSeries   モード (CC モード ・ 山登り法 ) をオプショ 大規模 PV の模擬には不向きです。 大容量プログ   を準備。 では、 MPPT 機能 (オプション) を追加すること   ンで準備 ● 外部制御可能なアナログ制御およびシリ ● 高速電流制御テクノロジーを採用し、 外 ラマブル直流電源 ADG-PLUS シリーズでは、 簡   アル通信 (RS-232C/RS-485/USB/LAN) で最大定格 1000V、 25kW まで対応することがで   的要因に対して 「壊れずらい」 電子負荷 易的な SAS モードと EN50530 モードをオプショ   を搭載。 き、 今まで試験が出来なかったスタック単位の高   を実現! ンで追加実装することが出来、 模擬範囲は限定 電圧 PV パネルの評価が可能です。 山登り法を採 的となりますが安価に 30kW~ 100kW クラスの 用し、 細かい電流ステップなど任意に設定できる 大容量直流電子負荷 大規模 PV模擬の試験環境が構築することができ 大容量プログラマブル 為、 大容量 PV パネルの長時間評価や暴露試験 QUAD Ene-phant® ます。 直流電源 などをお使いいただけます。 「QL-Dシリーズ」 「ADG-PLUSシリーズ」 24 25
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スマートグリッド アプリケーション集 大容量 パワエレ事業 広報コンテンツ 413 パワーコンディショナー(PCS)の Public Relations Contents by PE 評価・試験方法について www.keisoku.co.jp/pw/app ホームページ https://www.keisoku.co.jp/pw/ 大容量交流電源 QA-T4シリーズ三相出力 ・製品FAQ ・各種資料・ソフトダウンロード PV入力1 系統 ・ソフトウェアのWindows11対応状況 PV入力2 入出力 ・パワエレ用語集 PV入力3 ・テクニカルレポート 直流電源 大容量 ・お役立ちポータルサイト Genesys+シリーズ パワーコンディショナー ・自動計測ポータルサイト (パワコン:PCS) 製品情報 サポート情報 MPPTモードは非搭載CPモード があり電力モードの動作。 交直両用回生電子負荷 NT-AA-10kE-Lx3 三相負荷 蓄電池入出力 電圧と周波数可変が可能なシンプル パワーメータ 系統模擬電源です。負荷は回生タイ プなので、実験時の電力損失やCO2 蓄電池 排出を抑えることができます。 各種入出力のデータ取得用 効率測定などに利用します。 ①汎用品の組み合わせで大容量のパワーコンディショナーの評価試験が可能です。 ②単相および三相も汎用品機器の組み合わせで評価試験の実施することができます ③工場内/家庭内負荷模擬を回生タイプで実施でき、電力損失やCo2排出を低減でき ソリューション 簡単ガイド 動画情報 環境負荷に優しく、再生エネルギー電源機器の評価試験が可能です。 概 要 製品の特長 ・カタログダウンロード ・お役立ち情報 ・アプリケーション集 ・パワエレ動画チャンネル パワーコンディショナーの評価 ・ 試験において、 ● Genesys+ は 30V~1500V、 1kW~15kW ・簡単ガイド PV 入力模擬用に直流電源、 系統模擬用に交流 と幅広い機種があり、 PV の仕様に合わ ・製品導入事例 電源、 工場内 / 店舗内負荷模擬用に交流電子負 せて選定可能 アプリケーション集 保守サービス 荷、 各種電圧 ・ 電流測定用にパワーメータを使 ● 専用器でなく汎用電源機器で構成でき、 用します。 専用の PV 模擬電源や系統模擬電源   必要な PCS 仕様に応じてフレキシブルに を用いて構築する場合、 特殊な専用器となる為、   構成 ● 交流電子負荷は、 非常用電源の評価に必 製品の種類が少なくパワコンの仕様に合わないな アプリケーション集   要な力率可変 (範囲 -1.0 ~ 1.0) を標準 ど評価 ・ 試験が限定的になる可能性があります。   装備 そこで電源機器の使い方を工夫することで、 製品 交直両用回生電子負荷 種類が多い汎用電源機器で構築することが可能 大容量プログラマブル交流電源 「Ene-phantシリーズ」 QUAD Ene-phant® です。効率測定や環境変化時(入力電圧変動など) NT-AA-10KE-L  「QA-T4シリーズ」 の動作確認など規格試験以外の評価 ・ 試験あれ 三相出力タイプ ば、 導入コストも抑えることができます。 オートモーティブ編 スマートグリッド編 産業用・民生用電子機器編 スイッチング電源 電子部品材料編 26 27
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お母さん フォーますくん® テスますくん® お父さん 各種サービス 試験(コト)・時短・製品に付随した各種サービスをご用意 試験サイト貸出サービスや絶縁耐試験受託サービスをはじめとして、試験の「コト」に関することを中心に各種サービスを有 償または無料にて展開しております。 試験サイト貸出サービス はやぶさ特急修理/校正サービス・ 絶縁耐電圧試験受託サービス つばめ準特急校正サービス パワエレ試験へ 対象製品を各約 絶縁防具(電気 の場所・機器貸 束期日内に作業 帽・ゴム手袋・ゴム 出(有償) (有償) 長靴)の受託試験 (有償) はやぶさ即納サービス ISO/IEC17025校正 無料製品お試しコーナー 大型/システム製 対象製品を3営 対象製品の当社 業日以内に出荷 品の供試体持ち込 点検+JQA校正 (無償) みでのお試し可能 (有償) (無料) 営業窓口 技術・保守サービス窓口 044-223-7950 044-223-7970 E-mail : PWsales@hq.keisoku.co.jp E-mail : PW-support@hq.keisoku.co.jp ●このカタログの記載内容は、2024年3月現在のものです。 ●ご購入につきましては、最新の仕様・価格・納期をご確認ください。 ●記載されている会 社名・製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。 ●記載の仕様・形状等は改良等により予告なしに変更されることがあります。 ●記載されている内 容は、 正確な情報であるよう努めておりますが、万が一誤り等お気づきの点ございましたら当社までお問い合わせください。 取扱代理店                 パワエレ営業部 日吉事業所 〒212-0055 神奈川県川崎市幸区南加瀬4-11-1 TEL 044-223-7950 FAX 044-223-7960 大阪オフィス 〒564-0052 大阪府吹田市広芝町10-8 江坂董友ビル2F TEL 06-6387-1039 E-mail : PWsales@hq.keisoku.co.jp https://www.keisoku.co.jp/pw/ ● CP-0188-2403