InertSep HLB

2020年11月発行 固相抽出用カラム InertSep HLB InertSep HLB FF

InertSep HLB / InertSep HLB FF InertSep HLB, InertSep HLB FFは、無極性から高極性まで幅広い物性をもつ 化合物を効果的に抽出できる固相抽出カラムです。 ラインアップ ・医薬品分析用の前処理を前提として設計されたInertSep HLB（粒子径30 µm） 目的に合わせた充填容器が選択可能、多検体処理が可能な96ウェルプレートタイプもあります。 ・食品分析用の前処理用途として通液性に配慮したInertSep HLB FF（粒子径60 µm） 通液性を劇的に改善できる20 mLリザーバーをご用意しています。 充填剤仕様 ゲルの構造 物性値 InertSep HLB InertSep HLB FF 平均粒子径 (µm) 30 60 表面積 (m2/g) 720 細孔容積 (mL/g) 1.5 N含有ビニルポリマー含有 細孔径 (nm) 7 スチレンジビニルベンゼン 複合ポリマー pH使用範囲 1-14 目詰まりしやすい試料の前処理に 食品抽出液を取り扱う場合、粘性や残渣による「目詰まり」が問題となります。20 mLリザー バーは、コマ型や6 mLリザーバーを使用した際に生じる「目詰まり」の悩みを解消することがで き、作業効率を向上できます。 6 mLリザーバー 20 mLリザーバー 操作が簡単 口径が広いため溶液が入れやすくなります。 圧倒的なスペース 容器を変更 （充填量は同じ） 大容量！液の継ぎ足し回数が少なくなります。 目詰まりしにくい 通液性が改善され、作業時間が減少します。

高極性化合物に対しての保持比較 高極性化合物に対する保持の強さは、医薬品及び、医薬品の代謝物分析を行う上で非常に重 要です。InertSep HLBは、他社HLB固相と同等の保持挙動を示し、保持が難しい高極性化合 物に対しても優れた保持を示しました。酸性・塩基性化合物に対しての保持挙動についても 同様の結果が得られました。 InertSep HLB 他社HLB固相 他社 固相と Recovery[%] 同等の性能 MeOH conc.[%] 実サンプル中の医薬品成分に対する保持比較 固相抽出カラムは多様なマトリックス条件下においての堅牢性も重要です。 InertSep HLBは、血清試料に対する医薬品成分の保持挙動も、他社HLB固相カラムと同等の 挙動を示すため、さまざまなマトリックスに対して安定した結果が期待できます。 InertSep HLB 他社HLB固相 他社 固相と 同等の性能

価格表 品名 カラムサイズ 入数 Cat.No. 価格 10 mg/1 mL 100本 5010-27520 24,000 30 mg/1 mL 100本 5010-27521 24,000 60 mg/3 mL 50本 5010-27522 17,000 InertSep HLB 200 mg/6 mL 30本 5010-27523 24,000 500 mg/6 mL 30本 5010-27524 28,000 96WP 10 mg 1枚 5010-66440 29,000 96WP 30 mg 1枚 5010-66441 29,000 60 mg/3 mL 50本 5010-27532 17,000 200 mg/6 mL 30本 5010-27533 24,000 InertSep HLB FF 500 mg/6 mL 30本 5010-27534 28,000 200 mg/20 mL 20本 5010-27535 17,000 500 mg/20 mL 20本 5010-27536 20,000 ※充填剤のみの販売もしています。詳細は、当社営業員までお問い合わせください。 本カタログの内容は、2020年11月時点のものです。 AA0983-20201102PDF