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Fastlabel株式会社 HPワークステーション導入事例

事例紹介

NVIDIA RTXTM Aシリーズ搭載のHP Workstationに AIアノテーションツールを実装! 導入した瞬間からAI開発が可能に

FastLabel株式会社は「AI開発を10倍速くする」をミッションとするAI開発事業者だ。アノテーションツールの開発やアノテーションサービスなどのAIデータプラットフォームに強みを持ち、市場では機械学習用データに関するソリューションを包括したAIデータプラットフォーム「FastLabel」をリリース。特にクラウド環境でのAIアノテーション活用で多くの実績を持っている。今回、菱洋エレクトロと協業することで新たなソリューションを発表したので、その内容を紹介しよう。

#AI #学習機 #HP #ワークステーション #アノテーション #クラウド管理 #オンプレミス #開発 #NVIDA #RTX #PDCA #検証 #すぐに使える

このカタログについて

ドキュメント名 Fastlabel株式会社 HPワークステーション導入事例
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 1.2Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 菱洋エレクトロ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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NVIDIA Jetson AGX Orin シリーズ
製品カタログ

菱洋エレクトロ株式会社

このカタログの内容

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NVIDIA RTXTM Aシリーズ搭載のHP Workstationに AIアノテーションツールを実装! 導入した瞬間からAI開発が可能に FastLabel株式会社は「AI開発を10倍速くする」をミッションとするAI開発事 業者だ。アノテーションツールの開発やアノテーションサービスなどのAI データプラットフォームに強みを持ち、市場では機械学習用データに関する ソリューションを包括したAIデータプラットフォーム「FastLabel」をリリー ス。特にクラウド環境でのAIアノテーション活用で多くの実績を持っている。 今回、菱洋エレクトロと協業することで新たなソリューションを発表したの で、その内容を紹介しよう。 代表取締役 上田 英介氏 ❖ニーズに合わせたサービス提供 要です」と上田氏が説明する。事前準備が簡略化できるというメ リットもある今回のソリューションは、想像以上に管理負荷軽減 「もともと『FastLabel』はクラウドにて提供しているものがす 効果が大きいといえるだろう。 でに存在していました。しかし、企業の方々の中にはより高いパ この際に菱洋エレクトロが提供する基本モデルはNVIDIA フォーマンスが必要となるケースやセキュリティの観点などから、 RTXTM A5000を搭載したHP Workstation Z4 G4となる。これに オンプレミス環境でこれを活用したいというニーズも高かったの 「FastLabel Desktop」をプリインストールした状態にキッティ です」と今回のサービスが誕生した背景を語る上田氏。 ングをしたのち、顧客企業に導入されるという流れだ。 AI開発には膨大なデータが必要となるため、その扱いをクラウ AI開発環境としては比較的ハイエンドのグラフィックスと、 ドに依存するか、自社で運用するかの判断が難しい側面がある。 ワークステーションが基本モデルに選ばれているが、このライン 「データの機密度、あるいは個人情報保護法など、日本の場合は アップに決めた理由も伺ってみた。「パフォーマンスを重視した データの取り扱いに気を使うシーンは多いと思います」と上田氏 選択です。例えば、これまでのクラウド経由のサービスである も市場でのニーズに納得する。 処理をさせたところ結果が出るまで6時間かかりました。今回の そういった懸念を背景に、自社内のオンプレミス環境でAI開発 ワークステーションの仕様で同等の処理をさせてみたところ、時 をしたいという企業も多く存在している。また、AI開発を始めて 間換算にして約3時間で済んだのです。もちろん処理の内容に いる、あるいはこれから始めたいと考えている企業の業種も幅広 よって時間的な削減効果の幅はありますが、ハイパフォーマンス く、製造、医療、建設、不動産など、様々なジャンルに及んでお 環境を手に入れるアドバンテージはまさにこの点にあると言えま り、オンプレミス環境で「FastLabel」が活用できるというニュー す」と上田氏は語る。 スは日本のすべての業界にとって追い風となることは確実と言え ❖「やってみなければ分からない」 る。 AI開発を最適化 ハイパフォーマンスと高い信頼性を持つHP Workstationに 時短効果による業務効率化的にも大きな意味を持つコンピュー 「FastLabel Desktop」をプリインストールした特別仕様のモデ ターのパフォーマンス向上だが、結果的にトライ&エラーの回数 ルを提供するという今回のサービスは、FastLabelと菱洋エレク を増やすことができる意義は非常に大きいと同氏は言う。「AIの トロのお互いの強みを活かしたシナジー効果の高いソリューショ 開発はとにかくやってみないと分からない側面もあります。特に ンだ。 開発の初期段階ではできるだけ早くPDCAを回していきたいと誰 ❖自社でのAI開発を促進 もが思うでしょうから、ハイパフォーマンスなコンピューターを 使って、より効率よく試行していくことが結果の精度を高めるこ 今回、菱洋エレクトロと協業するきっかけにはどのようなもの とにも繋がります」(上田氏) があったのだろう。「『FastLabel』によってAI開発の自動化と効 今回はZ4クラスを基本モデルとして用意しているが、もちろ 率化が促進されますが、それを動かすにはどうしてもGPU環境 んHP製品の為、各パーツのCTOも可能だ。例えばZ8クラスをベー が必須となります。今、AI開発環境が欲しいと思っている企業の スにすれば最大でNVIDIA RTXTM A6000のデュアル構成まで視野 皆様が必ずしも、AI開発向けのGPUを持っているとは限りません。 に入れることができる。AI開発のニーズがより高ければそういっ 最初から高性能GPUを搭載したコンピューターに『FastLabel』 たモデルの手配まで依頼できるのは心強いはずだ。調達能力と がプリインストールされた形としてワンストップで手に入るので キッティングサービスに優れた菱洋エレクトロとの協業によるメ あれば、その利便性は非常に高いと思うのです」と上田氏は語る。 リットはこういったところにも出ていると言える。 また、同氏はすでにコンピューターは所有しているというケー 「HPを選んだ理由にはもうひとつあります。このクラスのワー スでも「FastLabel」を入手しただけではすぐに使い始めること クステーションは世の中にいくつもありますが、HPの場合はサ は難しいとも付け加える。「実は環境のセットアップが大変なの ポートの面で安心できるのです。そもそもしっかりした作りなの です。GPU環境をツールに合わせていく作業には時間と手間が必 で壊れにくいですし、3年間のオンサイトサポートもついてきま
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す。実際にワークステーションで Annotator AI開発を続けていくということは、 ✔ ⽇本語で使いやすいUI ✔ Webブラウザベースで動作が速い ✔ 豊富なユーザー向けドキュメント コンピューターを酷使し続けると いうことです。コストを考えるこ AIデータプラットフォーム “FastLabel” とも大切ですが、長い目でみてな GUI るべく安心できる環境を持ってい アノテーション Data Conn ect AIモデル開発 代⾏サービス Storage ただきたいと考えています」と上 (オプション) アノテーション (オプション) (画像/動画/⾳声/テキスト/3D) アクティブ ラーニング 田氏は語る。 データ ダッシュ イシュー ⾃動 ボード 管理 アノテー データ AIモデル/ Conn ション 品質管理 ect アプリ開発 収集・⽣成サービス (AIベンダー/SIer様) ❖シナジー効果を最大に (オプション) 学習済AIモデル AI開発を促進 Project Owner/Manager Non-AI Engineer AI Engineer シームレスな進捗・品質確認 ✔ ノーコードでAI開発 アクティブラーニングによる効率化 FastLabelは「NVIDIA DX アク チーム・個⼈レベルでの実績分析 ✔ 充実した開発・CSサポート体制 SDK/APIの解放 堅牢なセキュリティ構造・体制 ✔ オールインワンパッケージ モデルインポート・エクスポート セラレーションプログラム」に パートナーとして参画している。 © 2023 FastLabel Inc. All Rights Reserved. 1 同じく、NVIDIAと強いパートナーシップを築いている菱洋エレ 会いだったと思っています」と上田氏は言う。 クトロとは相性の良い相手だったこともあり、両者の得意分野を 今回提供される「FastLabel Desktop」は都度のアップデート 分け合う形で決まった今回のサービス提供への道のりは非常にス により、機能の追加や向上も用意されている。「このソリューショ ムーズだったという。「私たちもハードウェアに強いわけではあ ンを手に入れていただき、AI開発をスムーズに、自動化できると りません。そういう意味では菱洋エレクトロ様とはとても良い出 ころを増やしていただき、空いたリソースで人間はさらなる価値 を生み出す本来の仕事に時間を費やしていただけるとうれしいで すね」と上田氏は笑顔で語る。 FastLabelが今回のサービスを提供するもうひとつのメリット として、同社が機械学習用データセットの取り扱いに関するプロ フェッショナルである点が挙げられる。例えば現在はデータを 持っていないがAIに興味を感じているといった企業の場合、デー タを生成するところから依頼することも可能なのだ。「AI開発の ためのデータを作ることに長い時間や多くの人材を割いてきた 方も大勢いらっしゃると思います。弊社はそうした権利クリア ランスなデータの取り扱いや、自動生成技術に、データの取集 FastLabel株式会社 技術なども持っています。これをご覧になっている皆様もAI開発 本社所在地:東京都品川区北品川5-5-27 201号 に関してお悩みのことがあれば、ぜひ菱洋エレクトロならびに 代 表 者:代表取締役CEO 上田 英介 FastLabelにご相談いただければと思います」と最後に上田氏は設 立:2020年1月23日 事業内容:AIデータプラットフォームの開発・提供、アノテーションサービスの提供 語ってくれた。今後も「FastLabel Desktop」の動向に注目して Webサイト:https://fastlabel.ai/ いきたい。 HP Workstation Z4 G4 FastLabel Desktop APPインストールモデル <特長> NVIDIA RTX A5000 ◇『FastLabel』をすぐご利用いただけます。  ・何日もかかる設定時間を削減 NVIDIA RTXTM A5000 グラフィックス カードはパワー、パ フォーマンス、信頼性のバランスが完璧にとれており、複雑な  ・検証済の為、動作も安定! ワークフローに対応できます。最新の NVIDIA Ampere アーキ ◇クラウドとの連携運用でワークフローを簡単構築 テクチャに基づいて構築され、24 ギガバイト (GB) の GPU メ ◇データサイエンスに最適化されたハードウェアスペック モリを搭載したこのカードは、エ  ・NVIDIA RTX A5000 搭載 ンジニアが未来のビジョンを今、  ・HP Z Turboドライブ搭載で快適なOS動作 実現するために必要なものをすべ  ・3年間のオンサイト保守でサポートも万全 て備えています。 製品の詳細、価格はお問い合わせ下さい。 【製品・サービスに関するお問い合わせ】 菱洋エレクトロ株式会社 〒104-8408 ソリューション事業本部 東京都中央区築地1丁目12番22号(コンワビル) ソリューション第五ビジネスユニット TEL:03-3546-6211 FAX:03-3543-2212 E-mail:nvidia_ws_info@ryoyo.co.jp URL:http://www.ryoyo.co.jp/ © Copyright 2023 Ryoyo Electro Corporation. 記載されている情報は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。 本書に含まれる技術情報は、予告なく変更されることがあります。 記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 記事事項は2023年1月現在のものです。