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無料進呈!基礎知識や用途例が満載『加速度計ハンドブック』

製品カタログ

「MEMSブリッジタイプ」や「圧電タイプ」など、加速度計の種類が良く分かる!

衝突実験用加速度計や各種センサー、データ収録装置など、
自動車の安全性向上に役立つ製品を多数手がける当社から
『加速度計ハンドブック』(抜粋版)をプレゼント!

「MEMSブリッジタイプ」「圧電タイプ」「アンプ内蔵圧電タイプ」といった
一般的に使用される3種の加速度計のメリット・デメリットや
最適な用途例など、基礎知識から実践的な内容までを網羅!

一読すれば、用途にぴったりな加速度センサが分かります。

【掲載内容】
■加速度計の種類と特徴
■MEMSブリッジタイプの特徴と使用環境
■圧電タイプの特徴と使用環境
■アンプ内蔵圧電タイプ(IEPE)の特徴と使用環境
■用途例その1~乗り心地振動試験~
※詳しくはカタログダウンロード、もしくはお問い合わせください。

このカタログについて

ドキュメント名 無料進呈!基礎知識や用途例が満載『加速度計ハンドブック』
ドキュメント種別 製品カタログ
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取り扱い企業 エフ・アイ・ティー・パシフィック株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログ(無料進呈!基礎知識や用途例が満載『加速度計ハンドブック』 )の内容


Page 1:エフ・アイ・ティー・パシフィック株式会社 AS 事業部〒111-0053 東京都台東区浅草橋 3-20-15 浅草橋ミハマビル 4FTel:052-788-2701 Fax:029-848-0331 http://www.fitpacific.comNo.1 加速度計の種類と特徴ここでは加速度計の種類と特徴について、一般的に広く使用されている 3 タイプの加速度計について簡単にまとめています。MEMS ブリッジタイプアンプ内蔵圧電タイプ圧電タイプ・DC(0Hz)から応答・静的/動的どちらの試験でも使用できる・加速度から速度や変位が求められる・10KHz 以上の高周波数には対応できる製品が少ない・高温部での計測が可能 ・計測に必要なチャージアンプが高価・速度や変位は積分値がズレてしまう・ケーブル長に制限がある・高価なチャージアンプが不要(IEPE 用のシグナルコンディショナーは必要)・同軸ケーブルが使用できる・速度や変位は積分値がズレてしまう

Page 2:センサー種類 ブリッジ 圧電(PE)アンプ内蔵圧電(IEPE)出力タイプ 電圧出力 電荷(チャージ)出力 電圧出力電源供給 ブリッジアンプ チャージアンプ 定電流静的計測 ○ × ×動的計測 ○ ○ ○速度算出 ○ × ×変位算出 ○ × ×周波数応答 DC(0Hz)~中周波数 低~高周波数 低~高周波数温度範囲 ~125℃ ~400℃ ~150℃消費電力 高 ゼロ(自己生成) 低エフ・アイ・ティー・パシフィック株式会社 AS 事業部〒111-0053 東京都台東区浅草橋 3-20-15 浅草橋ミハマビル 4FTel:052-788-2701 Fax:029-848-0331 http://www.fitpacific.comNo.2 加速度計の種類と特徴(一覧)加速度計の種類と特徴について、一般的に広く使用されている 3 タイプの加速度計について一覧でまとめています。

Page 3:エフ・アイ・ティー・パシフィック株式会社 AS 事業部〒111-0053 東京都台東区浅草橋 3-20-15 浅草橋ミハマビル 4FTel:052-788-2701 Fax:029-848-0331 http://www.fitpacific.comNo.3 MEMS ブリッジタイプの特徴と使用環境MEMSブリッジタイプの特徴と使用するために必要な機器を紹介しています。特徴使用環境加速度計ブリッジアンプを兼ねたデータ収録装置インラインアンプ(定電圧電源が別途必要)ブリッジアンプ4 芯シールドケーブルデータ収録装置・DC(0Hz)応答なので静的/動的どちらの試験も OK・計測した加速度データを積分して速度や変位を算出できる・オイルダンプ式共振の発生するような計測に合わせてセンサー内部に液体を封入したタイプ・電圧モードアンプが内蔵されており出力の信号線を 1 本で計測できるタイプのものセンサーの駆動には定電圧電源を使用します。アンプでブリッジからの作動電圧を電圧出力に変換します。ブリッジタイプいろいろ

Page 4:エフ・アイ・ティー・パシフィック株式会社 AS 事業部〒111-0053 東京都台東区浅草橋 3-20-15 浅草橋ミハマビル 4FTel:052-788-2701 Fax:029-848-0331 http://www.fitpacific.comNo.4 圧電タイプの特徴と使用環境圧電タイプの特徴と使用するために必要な機器を紹介しています。特徴使用環境加速度計定電流電源インラインアンプチャージアンプローノイズケーブルデータ収録装置・高温部まで計測が可能・エンジンベンチなど高温になる箇所での計測に最適・チャージアンプが高価・計測した加速度データを積分して速度や変位を算出すると値がズレてしまうため、動的な計測のみ圧電素子から出る出力は pC で表される非常に微小な電荷です。そのため、チャージアンプで電圧出力に変換するまでは専用のローノイズケーブルが必要です。

Page 5:エフ・アイ・ティー・パシフィック株式会社 AS 事業部〒111-0053 東京都台東区浅草橋 3-20-15 浅草橋ミハマビル 4FTel:052-788-2701 Fax:029-848-0331 http://www.fitpacific.comNo.5 アンプ内蔵圧電タイプ(IEPE)の特徴と使用環境アンプ内蔵圧電タイプの特徴と使用するために必要な機器を紹介しています。特徴使用環境加速度計IEPE アンプを兼ねたデータ収録装置IEPE 用アンプ同軸ケーブルデータ収録装置・圧電タイプに比べて周辺機器が安価・圧電タイプと違い専用のローノイズケーブルが要らず同軸ケーブルが使用可能・計測した加速度データを積分して速度や変位を算出すると値がズレてしまうため、動的な計測のみ圧電素子の電荷出力をセンサー内部のアンプにより電圧出力に変換しているためローノイズケーブルは必要なく、同軸ケーブルが使用可能。

Page 6:エフ・アイ・ティー・パシフィック株式会社 AS 事業部〒111-0053 東京都台東区浅草橋 3-20-15 浅草橋ミハマビル 4FTel:052-788-2701 Fax:029-848-0331 Mail:asdummy@fitpacific.comNo.7 用途例その1 ~乗り心地振動試験~自動車などの人がどの程度の振動を受けるかの評価・開発試験などでの使用例です。背景座席などの評価試験には 1000g などの高い計測レンジの加速度計を使用するよりも2g などの低い g レンジ品を使用した方が SN 比がよくなり、高精度に計測することができます。取り付け位置などにより小型のものや軽量なもの、3 軸で計測をしたい場合など、用途に合わせて加速度計を選定します。計測・数 g 程度の加速度を計測・数 Hz の低周波数域○こんな加速度計がオススメ○自動車などの乗り物では座席などに乗っている人がどれだけの振動を受けるかの評価を行ないます。人の座る場所では加速度や周波数は数 g・数 Hz の微小なレベルです。この帯域の計測には DC 応答のブリッジタイプが適している場合が多いです。・計測レンジ±2g~・感度 1000mV/g@±2g レンジ品・応答周波数 0~150Hz(±5%)・計測軸 1 軸/3 軸計 測 レ ン ジ が±2g から選べ、低 g 域を高いSN 比で計測する こ と が で きます。DC 応答なので 0Hz から計測可能。3軸一体型も有。り。小 型 軽 量 低 価格の3軸加速度計です。振動の加 わ る 場 所 により3軸を取り付 け た い 場 合で も 小 型 軽 量の た め 場 所 を選びません。・計測レンジ±50g~・応答周波数(±1dB)Z 軸 0~1kHzX,Y 軸 0~500Hz・計測軸 3 軸加速度計座席シートなど試験品 アンプ データ収録装置DC 応答のブリッジタイプなら DC 成分から計測できるので、低周波数域の試験にも最適です。Model 4623 Model 53A

Page 7:エフ・アイ・ティー・パシフィック株式会社 AS 事業部〒111-0053 東京都台東区浅草橋 3-20-15 浅草橋ミハマビル 4FTel:052-788-2701 Fax:029-848-0331 Mail:asdummy@fitpacific.comNo.8 用途例その 2 ~エンジン周辺(高温環境)~エンジンを始めとする燃焼機関付近で高温となる場合の使用例です。背景計測・100℃をゆうに超える・直接取り付けて計測○こんな加速度計がオススメ○エンジンやモーターの排気付近など 100℃をゆうに超える箇所に直接取り付けて計測を行なう場合です。センサーの内部に基盤の含まれるタイプのものでは百数十度程度までの耐熱性がほとんどのため、この場合は圧電タイプの加速度計を使用します。・計測レンジ±5000g・感度 1.8pC/g・応答周波数 0.1~14kHz(±2dB)・計測軸 1 軸・耐熱 260℃極めて小型・軽量(0.8 グラム)なため、試験品が 軽 い 場 合 でも 挙 動 に 影 響を与えにくく、狭 い 取 り 付 けス ペ ー ス に も適しています。小型3軸一体型加速度計です。絶 縁 ケ ー ス のオ プ シ ョ ン もあり、ノイズの多 い エ ン ジ ン周 辺 の 計 測 に特 に 適 し て います。・計測レンジ±5000g・感度 1.8pC/g・応答周波数0.2~10kHz(±2dB)・計測軸 3 軸 ・耐熱 260℃加速度計排気管など試験品チャージアンプ データ収録装置圧電タイプであれば 250℃程度まで耐熱があるものが多い。計測環境にチャージアンプが必要な事に注意。エンジンModel 7502A Model 7531A高温部での計測には基盤を含むタイプのセンサーでは 120℃程度が限界のものが多いため、圧電タイプの加速度計を使用することにより、250℃程度まで計測が可能です。取り付け方法・治具などにより接着/スルーホール/スタッドから取り付けスタイルを決め、用途に合わせて加速度計を選定します。

Page 8:エフ・アイ・ティー・パシフィック株式会社 AS 事業部〒111-0053 東京都台東区浅草橋 3-20-15 浅草橋ミハマビル 4FTel:052-788-2701 Fax:029-848-0331 Mail:asdummy@fitpacific.comNo.9 用途例その 3 ~自動車衝突実験(車体)~自動車の衝突実験で計測する場合の使用例です。背景計測・高周波数、高 g での計測・速度や変位も必要○こんな加速度計がオススメ○金属の車体が衝突する際の高周波数・高 g の加速度を計測します。金属の衝突による加速度では、共振によるデータ不良やケーブルの断線などが起きやすい環境にあります。・計測レンジ±25g~±2000g・感度 6.0~0.075mV/g・応答周波数@±2000g 品0~4.5kHz( 2.5%/-20%)・耐衝撃性 10000g@100g~品DC 応答のオイルダンプ式1 軸加速度計です。高 周 波 数 成 分の 影 響 を 抑 えられるため、硬い も の 同 士 の衝 撃 試 験 に 最適です。小型軽量の DC応答1軸加速度計です。小型のた め 狭 い 取 り付 け ス ペ ー スで も 計 測 が 可能です。また、コ ス ト も 低 いのが特徴です。・計測レンジ±50g~±6000g・感度 2.0~0.10mV/g・応答周波数@±6000g 品0~7kHz(±1dB)・耐衝撃性10000g@6000g品6000g加速度計車載データ収録装置オイルダンプ式のセンサーで共振の影響を軽減。速度や変位の算出も必要な事が多いので DC タイプを使用。金属など硬いもの同士がぶつかる際には、高い加速度だけでなく、高周波数の成分が含まれる可能性もあります。オイルダンプ式と呼ばれる、センサーの内部にオイルを封入した加速度計であればその影響を軽減できる為おすすめです。また、大きな衝撃の加わる試験では加速度計の耐衝撃性も大切です。選定の際にはセンサーの耐衝撃性・計測レンジ等の基本スペックも確認する事が重要です。Model 40A Model 52M30