各種回路方式に合ったトランスを最適設計し製作を致します。
このカタログについて
ドキュメント名 | スイッチングトランス |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 210.5Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 東京精電株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログ(スイッチングトランス)の内容
Page 1:東京精電株式会社 URL : http://www.tokyo-seiden.co.jp東京営業所 〒168-0081 東京都杉並区宮前 4 丁⽬ 28 番 21 号 TEL. 03-3332-6666 FAX. 03-3332-6672⻑野営業所 〒386-0155 ⻑野県上⽥市蒼久保 1216 番地 TEL. 0268-35-0555 FAX. 0268-35-2895名古屋営業所 〒462-0841 名古屋市北区⿊川本通 4 丁⽬ 36 番地 ⿊川籏ビル 8F TEL. 052-991-9351 FAX. 052-991-9350※本カタログの内容は 2013 年 11 ⽉現在のものです。※カタログ記載の内容はお断り無く変更することがあります。2013 年 11 ⽉ 14 ⽇ SAL-0007スイッチングトランス◆概要各種回路方式に合ったトランスを最適設計し製作を致します。◆用途・各種回路の 1 次側と2次側の絶縁(高耐圧にも対応致します。)・ドライブ回路用の他出力化 ・モールドが必要な場合も対応致します。・基板取付タイプでは容量は単体で 1kVA 程度まで対応可能です。※※(周波数に依存致しますのでお問い合わせください)◆使用回路回路方式 特徴 回路図フライバック方式スイッチング素子がオンの期間にインダクタに電力を蓄え,この電力をオフの期間に出力する回路方式です。小容量の機種に使われています。(目安100W程度まで)フライバック方式ではRCC方式を主に使用しております。出力は多出力が可能です。設計はベース巻線基準に巻き数を選定します。出力のダイオードの電圧降下を考慮する必要があります。フォワード方式スイッチング素子がオンの期間に,電力を一次側から二次側へと伝達させる回路方式。回路構成が単純で,安定な制御を実現できるため,多くのスイッチング電源に採用されています。出力電力容量が小さな機種はもちろん,比較的大きな機種にも使われています。(目安300W程度まで)基本的には最低電圧・最大デューティー時に仕様を満足出来る様巻き数を設定します。フルブリッジ方式ハーフブリッジ方式と同様に,耐圧が低いスイッチング素子が使えるというメリットがありますが,ハーフブリッジ方式に比べて回路構成や制御が複雑になるというデメリットがあります。出力電力容量が大きな電源に適用されています。(目安数kW)最低電圧・最大デューティー時に仕様を満足出来る様巻き数を設定します。プッシュプル方式スイッチング素子を二つ使用し,二つのトランスを交互に使用する回路方式。トランスの利用効率が高まるため,出力電力容量が比較的大きな機種に適用可能です。トランスの偏磁に注意する必要があります。トランスの巻き数が多くなってしまう傾向にあります。スイッチングトランスは特殊な巻線方法があり、仕様に応じて対応しています。サンドイッチ巻:1 次側の巻線を 2 分割し、2 次側の巻線を挟みます。こうする事により結合が良くなり負荷時の変動率を下げる事が出来ます。スペース巻:スイッチングトランスでは数ターンしか巻かない回路が多数存在しますが、密巻してしまうとボビンの端に寄ってしまい結合が悪くなってしまいます。よって 1 ターンづつの間隔を広げボビンの端から端まで巻線する方法です。