周波数可変の交流定電流電源で、出力電流が正弦波になるように瞬時波形を制御します。
このカタログについて
ドキュメント名 | 交流定電流電源 CCFTシリーズ |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 176.4Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 東京精電株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログ(交流定電流電源 CCFTシリーズ)の内容
Page 1:交流定電流電源 CCFT シリーズ◆概要本装置は、周波数可変の交流定電流電源です。2kVA 以上、その他仕様変更についてもカスタマイズ可能ですのでお問い合わせ下さい。*受注生産対応品です。◆特徴・回路⽅式はリニアアンプ⽅式を採用し、出⼒電流が正弦波になるように瞬時波形を制御しますので、低歪です。・⽴ち上がりが早いため、ブレーカ等に電流を流し、遮断するまでの時間を正確に測定することができます。・トランスを別置きにすることで、ワークとの接続インピーダンスを減らし電源容量を抑えて安価な提案が可能です。・出⼒通電中信号を外部接点に出⼒します。(オプション)・外部電圧を⼊⼒することで、外部電圧の位相に同期した電流を出⼒する事が可能です。(オプション)・ブレーカの遮断試験(JIS C8201-2-1) ・漏電ブレーカの遮断試験(JIS C8201-2-2)・電流センサ(CT)の特性試験 ・ヒューズの溶断試験 ・バイメタル型サーモスタットの試験・圧着端⼦の温度試験(JIS C2805)など*本電源の回路⽅式では、電⼒損失が⼤きく効率が悪いため、発熱が⼤きいのも特徴です。電源にはFANを内蔵しており、温度試験などに使用する際には、電源を離して使用する事をお勧めいたします。◆用途◆製品仕様■基本仕様出⼒電流 0〜(容量/最⼤出⼒電圧)A 電流安定度 ±0.5%以下(抵抗負荷変動に対して)最⼤出⼒電圧 2.5〜100V 電流波形歪率 1%以下(抵抗負荷)出⼒周波数 45.0~99.9Hz 周波数安定度 ±0.01%以下⼊⼒電源 単相 100V±10% / 45〜65Hz インターフェース GP-IB、RS-232C冷却⽅式 強制空冷 保護機能⼊⼒過電圧、⼊⼒不⾜電圧、⼊⼒過電流、出⼒過電圧、過温度型名出⼒仕様 寸法(W)×(H)×(D) mm質量 定価(税抜)容量 電流範囲CCFT1-250 250VA 〜100A 430×220×405 27kg \700,000CCFT1-500 500VA 〜200A ※1 430×220×405 ※2 30kg \800,000CCFT1-1K 1kVA 〜400A ※1 430×220×485 ※3 40kg \1,200,000※1 100A 以上はトランスが外置きになります。標準はケースなしですが、ケース⼊りも対応可能です。寸法 (W)×(H)×(D) mm 質量CCFT1-500 用トランス 310×220×150 10kgCCFT1-1K 用トランス 320×220×220 20kg※2 ラックマウントアダプタ(OP4)取付可能 \15,000 (税抜) ※3 ラックマウントアダプタ(OP5)取付可能 \18,000 (税抜)出⼒電流⽴ち上がり波形例 (10ms / div)外観(CCFT1-1K)
Page 2:東京精電株式会社東京精電株式会社東京精電株式会社東京精電株式会社 URL : http://www.tokyo-seiden.co.jp東京営業所 〒168-0081 東京都杉並区宮前 4 丁目 28 番 21 号 TEL. 03-3332-6666 FAX. 03-3332-6672⻑野営業所 〒386-0155 ⻑野県上⽥市蒼久保 1216 番地 TEL. 0268-35-0555 FAX. 0268-35-2895名古屋営業所 〒462-0841 名古屋市北区⿊川本通 4 丁目 36 番地⿊川籏ビル 8F TEL. 052-991-9351 FAX. 052-991-9350※本カタログの内容は 2014 年 4 月 21 日現在のものです。※カタログ記載の内容はお断り無く変更することがあります。CAT-0013B■連続試験用*連続試験用では、出⼒電流の⽴ち上がり時間を緩やかにし電流のオーバーシュートや波形歪を抑えております。出⼒電流 100〜1500Arms最⼤出⼒電圧 3.3Vmax出⼒周波数 45.0~65Hz出⼒容量 5kVA⼊⼒電源 3Φ200V±10% / 50/60Hz冷却⽅式 強制空冷保護機能⼊⼒過電圧、⼊⼒不⾜電圧、⼊⼒過電流、出⼒過電圧、過温度電流安定度 1%fs電流波形歪率 2%以下周波数安定度 ±0.01%以下応答速度5 秒以下(設定確度に⼊るまでの時間)■注意事項※負荷⼒率 100%未満の場合、定格電流に制限がございます。試験物が抵抗負荷であっても、配線にインピーダンスがあり、負荷⼒率が 100%未満になることがございます。配線が⻑い場合や、配線⽅法によってもインピーダンスが増加いたします。*配線を渦巻状に引き回している場合など増加します。配線は沿わせることで、インピーダンスを減らせます。負荷⼒率が悪いと発熱も⼤きくなります。また誘導、容量成分により共振し、出⼒オフでも電流が発生することがあります。■確認させていただく内容について1.被試験物・具体的な負荷・容量性、誘導性、抵抗性負荷の値2.使用条件・試験時間(連続/短時間/ ON 時間、OFF 時間、繰返し回数、休止時間)・出⼒電流⽴ち上がり特性3.使用⽅法・使用環境・具体例1. 定電流(⼤電流)を流して温度上昇をみる2. 電流を⼀定時間流してブレーカの遮断動作の確認、また遮断するまでの時間の確認用3. 電流を徐々に昇圧させ、遮断する電流値の確認用4. トランスを別置きにしてのブレーカ遮断確認の試験システムトランスをワークの近くに別置きにすることで、電源から⾒たインピーダンスを⼩さくでき、電源本体の発生電圧、出⼒容量を⼩さく出来ます。*本装置の選定時には、配線インピーダンスに十分に注意をしてください。出⼒電流⽴ち上がり参考波形 (100ms / div)